JPS582B2 - 光海底中継器のフイ−ドスル - Google Patents
光海底中継器のフイ−ドスルInfo
- Publication number
- JPS582B2 JPS582B2 JP53036583A JP3658378A JPS582B2 JP S582 B2 JPS582 B2 JP S582B2 JP 53036583 A JP53036583 A JP 53036583A JP 3658378 A JP3658378 A JP 3658378A JP S582 B2 JPS582 B2 JP S582B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- pressure
- optical fiber
- feedthrough
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Optical Communication System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は低損失光ファイバを用いる光通信の分野におい
て特に長距離光フアイバ海底ケーブルを構成する光海底
中継器のフィードスルに関するものである。
て特に長距離光フアイバ海底ケーブルを構成する光海底
中継器のフィードスルに関するものである。
光海底中継器は、数1,000 mの深海に布設される
ので数100気圧の海水圧を受ける。
ので数100気圧の海水圧を受ける。
このため光海底中継器の光回路および電気回路は海水に
対する耐蝕性の強い材料を用いた耐高圧容器に収容され
る。
対する耐蝕性の強い材料を用いた耐高圧容器に収容され
る。
この圧力容器内の光あるいは電気回路と光フアイバ海底
ケーブルの素線とは圧力容器の例えば蓋に取付けられた
導入部(フィードスル)を通して接続される。
ケーブルの素線とは圧力容器の例えば蓋に取付けられた
導入部(フィードスル)を通して接続される。
圧力容器内の圧力は通常1〜2気圧であり圧力容器内外
の圧力差は非常に大きい。
の圧力差は非常に大きい。
このためフィードスルは高度の気密性を保持しつつ高水
圧に耐える構造が要求される。
圧に耐える構造が要求される。
本発明は、圧力容器内の光回路と外部の光フアイバケー
ブルとを圧力容器の例えば蓋に取付けたガラス系材料の
レンズを通して伝送信号を送受する光海底中継器のフィ
ードスルを提供するものである。
ブルとを圧力容器の例えば蓋に取付けたガラス系材料の
レンズを通して伝送信号を送受する光海底中継器のフィ
ードスルを提供するものである。
以下図面を用いて本発明の詳細な説明する。
本発明の実施例を図1に示す。
図1の1は圧力容器の蓋を示し、蓋の一部あるいは複数
部分の穴にレンズ3を取付ける。
部分の穴にレンズ3を取付ける。
ここでは外周をテーパ状とした集束形レンズを示してい
る。
る。
2は光フアイバ素線でレンズの光軸上に配置し、発光素
子4からの光をレンズ3を通して光フアイバ素線2に結
合する。
子4からの光をレンズ3を通して光フアイバ素線2に結
合する。
ここで6はレンズと光フアイバ端面の間に充填された液
状あるいはゼリー状の物質で、例えばグリセリン、流動
パラフィンなどの屈折率がガラスに近い整合オイルを用
いる。
状あるいはゼリー状の物質で、例えばグリセリン、流動
パラフィンなどの屈折率がガラスに近い整合オイルを用
いる。
この整合用オイルは流れ出さぬように例えばゴム、ポリ
エチレン等のカバで保護される。
エチレン等のカバで保護される。
図1の5は発光素子4の熱を圧力容器に逃がすための支
持体であり、絶縁性がよく熱伝導率のよい例えばベリリ
ア磁気などが使用される。
持体であり、絶縁性がよく熱伝導率のよい例えばベリリ
ア磁気などが使用される。
レンズ3と圧力容器の蓋1との間にはガラスと圧力容器
に使用される材料間の熱膨張係数の差を補正しかつレン
ズ3と蓋1の間の密着性を保持するための材料例えば接
着材などを使用する。
に使用される材料間の熱膨張係数の差を補正しかつレン
ズ3と蓋1の間の密着性を保持するための材料例えば接
着材などを使用する。
図1で圧力容器の蓋1の右側は容器の外部を示し、左側
は内部を示している。
は内部を示している。
数10気圧の海水圧は液状あるいはゼリ状物質6を通し
てレンズ3に加わる。
てレンズ3に加わる。
レンズ3はテーパ状となっており外圧が加わる程蓋1と
レンズ30間の密着性がよくなる。
レンズ30間の密着性がよくなる。
レンズ3は充分厚いガラスで作られており高水圧に耐え
ることができる。
ることができる。
図2も本発明の実施例であり、図1の集束レンズの代り
にガラス板8と凸レンズ3を組合せたものである。
にガラス板8と凸レンズ3を組合せたものである。
このように圧力容器に組込むレンズ部は組合せレンズの
使用も可能である。
使用も可能である。
図3の実施例は、光フアイバ海底ケーブルが異なる構造
の場合を示している。
の場合を示している。
すなわち光ファイバが耐高圧パイプ7で保護されている
場合を示している。
場合を示している。
耐高圧パイプ7に光ファイバ2が挿入されていても、万
一ケーブル障害が発生したとき海水が中継器内に入り込
まぬようにする必要があり、耐高圧、気密の対策は図1
、図2と全く同様に考えておく必要がある。
一ケーブル障害が発生したとき海水が中継器内に入り込
まぬようにする必要があり、耐高圧、気密の対策は図1
、図2と全く同様に考えておく必要がある。
図1〜図3の実施例は圧力容器内に発光素子を配置した
ものであるが、発光素子の代りに受光素子を配置する場
合においても全く同様に考えることができる。
ものであるが、発光素子の代りに受光素子を配置する場
合においても全く同様に考えることができる。
本発明の実施例の図1、図2、図3は圧力容器の一部に
取付ける図を示しているが、本発明によるフィードスル
をユニット化し、このユニットを圧力容器に取付ける構
造の場合も応用例として考えられる。
取付ける図を示しているが、本発明によるフィードスル
をユニット化し、このユニットを圧力容器に取付ける構
造の場合も応用例として考えられる。
このようなユニットを複数個取付ける場合もある。
図4のaには光ファイバを従来のフィードスルに通した
場合の光中継器構成を示し、bに本発明によるフィード
スルを用いた光中継器構成を示す。
場合の光中継器構成を示し、bに本発明によるフィード
スルを用いた光中継器構成を示す。
aの9は中継器回路、10は圧力容器、11は耐圧容器
内における光フアイバ接続点を示し、12は圧力容器1
0と光フアイバ海底ケーブル間における光ファイバの接
続点を示す。
内における光フアイバ接続点を示し、12は圧力容器1
0と光フアイバ海底ケーブル間における光ファイバの接
続点を示す。
13は光フアイバ海底ケーブルを圧力容器10に機械的
に結合するためのケーブル引留部を示す。
に結合するためのケーブル引留部を示す。
低損失光ファイバは小さい曲率半径で曲げるとその伝送
損失が増加する。
損失が増加する。
光ファイバの接続は特別な接続装置によって接続する必
要があり、この接続のための余長が必要となり、接続し
た光ファイバを可能な限り大きな曲率を保ちつつ収容す
ることが必要で、図4のaのようにそのファイバ接続部
は大きな空間を必要とする。
要があり、この接続のための余長が必要となり、接続し
た光ファイバを可能な限り大きな曲率を保ちつつ収容す
ることが必要で、図4のaのようにそのファイバ接続部
は大きな空間を必要とする。
本発明のフィードスルを使用することにより、光フアイ
バ間の接続が不要となり上記のような空間は不必要とな
り光海底中継器の小形化が可能となる。
バ間の接続が不要となり上記のような空間は不必要とな
り光海底中継器の小形化が可能となる。
これを第4図すに示す。光中継器回路9とフィードスル
の接続はフィードスルに発光又は受光素子が取付けられ
ているため、電気配線のみでよくここで扱う電圧は高々
数10ボルトでありこれらの配線は接続が容易でかつ曲
率も問題とならないため非常に小さな空間に収容するこ
とができる。
の接続はフィードスルに発光又は受光素子が取付けられ
ているため、電気配線のみでよくここで扱う電圧は高々
数10ボルトでありこれらの配線は接続が容易でかつ曲
率も問題とならないため非常に小さな空間に収容するこ
とができる。
本発明により次のような効果が得られる。
(1)耐高圧容器に光ファイバのような微細加工を要す
るものでなくファイバに比べると大形のレンズを取付け
るため耐高圧、高度の気密性を保つための機械加工が容
易となる。
るものでなくファイバに比べると大形のレンズを取付け
るため耐高圧、高度の気密性を保つための機械加工が容
易となる。
(2)光ファイバをフィードスルに通すと少くとも1中
継器当り4個所のファイバ接続が必要となるが、本発明
によればフィードスルの構造に起因する光ファイバの接
続は不必要となる。
継器当り4個所のファイバ接続が必要となるが、本発明
によればフィードスルの構造に起因する光ファイバの接
続は不必要となる。
光ファイバの中継器との接続に必要な光ファイバの余長
が不要となり圧力容器、ケーブル接続部の小形化が可能
となる。
が不要となり圧力容器、ケーブル接続部の小形化が可能
となる。
(3)圧力容器の外側ではレンズの光軸上に光ファイバ
が配置され光フアイバ端面とレンズの間にガラスとほぼ
同じ油接率をもった液状あるいはゼリー状の物質を充て
んするため、レンズとファイバ端面に海水が侵入するこ
とはなく、ファイバあるいはレンズの表面における不要
な反射を防ぐこともできる。
が配置され光フアイバ端面とレンズの間にガラスとほぼ
同じ油接率をもった液状あるいはゼリー状の物質を充て
んするため、レンズとファイバ端面に海水が侵入するこ
とはなく、ファイバあるいはレンズの表面における不要
な反射を防ぐこともできる。
(4)発光素子例えばレーザダイオードを圧力容器の近
傍に配置し、放熱効果を良好とする構造をとることが容
易となる。
傍に配置し、放熱効果を良好とする構造をとることが容
易となる。
図1、図2および図3は本発明の実施例を示す縦断面図
、図4aは従来のフィードスルを用いた中継器の縦断面
図、図4bは本発明のフィードスルを用いた中継器の縦
断面図である。 1・・・・・・圧力容器の蓋、2・・・・・・光フアイ
バ素線、3・・・・・・レンズ、4・・・・・・発光素
子、5・・・・・・支持体、6・・・・・・充填物質、
1・・・・・・耐高圧パイプ、8・・・・・・ガラス板
、9・・・・・中継器回路、10・・・・・・圧力容器
、11.12・・・・・・光フアイバ接続点、13・・
・・・・ケーブル引留部。
、図4aは従来のフィードスルを用いた中継器の縦断面
図、図4bは本発明のフィードスルを用いた中継器の縦
断面図である。 1・・・・・・圧力容器の蓋、2・・・・・・光フアイ
バ素線、3・・・・・・レンズ、4・・・・・・発光素
子、5・・・・・・支持体、6・・・・・・充填物質、
1・・・・・・耐高圧パイプ、8・・・・・・ガラス板
、9・・・・・中継器回路、10・・・・・・圧力容器
、11.12・・・・・・光フアイバ接続点、13・・
・・・・ケーブル引留部。
Claims (1)
- 1 光海底中継器の耐圧容器内に収容された中継回路と
光海底ケーブルの耐高圧パイプ内に収容された光ファイ
バとを光学的に結合するための光海底中継器のフィード
スルにおいて、前記耐圧容器の一部に外側から内側に向
けて傾斜を有する貫通穴に接着材を介してはめ込まれた
集光レンズを備え、前記光ファイバが前記耐圧容器に固
着された支持具によって支持されかつ前記集光レンズの
光軸と軸を合わされて配置されるとともに、前記集光レ
ンズと前記光ファイバの端面との間が前記光ファイバの
屈折率にほぼ等しい屈折率を有する液状又はゼリー状の
物質で充填され、かつ、前記耐高圧パイプが前記耐圧容
器に固着されるように構成されていることを特徴とする
光海底中継器のフィードスル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53036583A JPS582B2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 光海底中継器のフイ−ドスル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53036583A JPS582B2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 光海底中継器のフイ−ドスル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54130041A JPS54130041A (en) | 1979-10-09 |
JPS582B2 true JPS582B2 (ja) | 1983-01-05 |
Family
ID=12473784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53036583A Expired JPS582B2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 光海底中継器のフイ−ドスル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01282002A (ja) * | 1988-05-07 | 1989-11-13 | Kubota Ltd | トラクタの後車軸ケース構造 |
DE19926100B4 (de) * | 1998-06-09 | 2014-10-16 | Furuno Electric Co., Ltd. | Radar- und ähnliche Systeme sowie Verfahren zum Verbessern der Bildqualität |
US20200028061A1 (en) * | 2017-03-30 | 2020-01-23 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Connection structure |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5926927B2 (ja) * | 1980-08-19 | 1984-07-02 | 日本電信電話株式会社 | 海底光ケ−ブル接続装置 |
JP2565279B2 (ja) * | 1992-09-25 | 1996-12-18 | 日本電気株式会社 | 光結合構造 |
JP3087676B2 (ja) * | 1997-02-13 | 2000-09-11 | 日本電気株式会社 | ゲル状樹脂を用いた光結合系及び実装構造 |
-
1978
- 1978-03-31 JP JP53036583A patent/JPS582B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01282002A (ja) * | 1988-05-07 | 1989-11-13 | Kubota Ltd | トラクタの後車軸ケース構造 |
DE19926100B4 (de) * | 1998-06-09 | 2014-10-16 | Furuno Electric Co., Ltd. | Radar- und ähnliche Systeme sowie Verfahren zum Verbessern der Bildqualität |
US20200028061A1 (en) * | 2017-03-30 | 2020-01-23 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Connection structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54130041A (en) | 1979-10-09 |
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