JPS59220879A - デイジタル信号処理装置 - Google Patents

デイジタル信号処理装置

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JPS59220879A
JPS59220879A JP58095571A JP9557183A JPS59220879A JP S59220879 A JPS59220879 A JP S59220879A JP 58095571 A JP58095571 A JP 58095571A JP 9557183 A JP9557183 A JP 9557183A JP S59220879 A JPS59220879 A JP S59220879A
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JP
Japan
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data
memory
digital signal
address
signal processing
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JP58095571A
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Osamu Hamada
修 浜田
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタルオーディオ信号やディジクルビデ
オ信号のように、lワードのビット数が比較的多く、単
位時間当りのワードレートが高いディジクル信号を実時
間(リアルタイム)処理するためのディジクル信号処理
装置に関し、特に、フィルタ等のような時間遅延要素を
含む機能を実現する際のンステム全体の信号処理速度低
下を防止し得るようなディジタル信号処理装置に関する
し背景技術とその問題点〕 近年において、ディジクル変換された音響信号や映像信
号等のディジクル信号に対して、各種のディジクル信号
処理、たとえば、ディジクルフィルタ、F F T (
高速フーリエ変換)、相関関数計算等の数値計算等を実
時間(リアルタイム)で行なうことが一般的となり、こ
のようなリアルタイム処理用のティンクル信号処理装置
(1)igitalSignal Processor
、以下DSPという。)がいくつか提案されている。こ
れらのDSPの特徴は、比較的長語長のALU(論理演
算ユニット)や乗算器等のハードウェアを有し、マイク
ロプログラム制御されることである。そして、マイクロ
プロセッサ等を用いたホストコンピユークンステムによ
り、ディジタル信号処理動作が管理され得るような構成
を持つものが多い。さらに、汎用性を高めるために、マ
イクロプログラムメモリや係数メモリにR,AM (ラ
ンダムアクセスメモリ)を用い、これらのメモリのデー
タを」二記ホストコンビューク/ステムから転送し得る
ようにしたものも考えられている。
ところで、このような]) S Pを用いて例えば各種
ディジクルフィルタを構成する場合に、フィルタの一構
成要素となる遅延素子をR,AMにより実現するのが一
般的であるが、1ザンブリングクロソク毎の遅延動作を
実現するためには、次のデークザンプリング周期の計算
を実行する前に、RAM内の中間データ等の記憶内容を
順次シフトさせるデータ転送操作が必要とされる。
例えば、n次Ii”IRフィルタを実現するため(こは
、lザンブリングクロック分だけ遅延させる遅延素子が
n個必要となり、上記RAM内のn個のデータを順次例
えばそれぞれ次のアドレスに転送する1]ステツプのデ
ータ転送操作が必要となる。
また、例えは2次のIIRフィルタを111段縦続接続
した機能を実現するためには、2111個の遅延素子に
対応して21nステツプのデータ転送操作が必要となる
。従って、フィルタの次数あるいは段数が多い場合には
、■サンブリンク周期間でのデータ転送操作が増加し、
このデータ転送に要する時間のために、DSPシステム
全体の信号処理速度が制限を受け、速度低下の原因とな
っている。
〔発明の目的〕
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもの
てあり、フィルタ等のように内部に時間遅延要素を多数
個有する回路機能を実現する際に、上記多数個の時間遅
延要素を実質的なデータ転送を行なわすに実現すること
により、1ザンブリング周期内の処理ステップ数を低減
し、/ステム全体としての信号処理速度を高め得るよう
なディジクル信号処理装置の提供を目的とする。
し発明の概要〕 すなわち、本発明に係るディジクル信号処理装置の特徴
は、ディジクル信号処理手順を指示するマイクロ命令が
格納されたマイクロプログラムメモリと、ディジクル信
号データに対しての演算実行時の中間データ等を格納す
るスクラソヂバソドメモリとしてのデータメモリと、こ
のデータメモリをアクセスするための論理アドレスを生
成する手段と、]ザンブリング周期毎にインクリメンj
・又はデクリメントされるインデックスポインタと、こ
のインテックスポインタからの出力値と上記論理ア1−
1/ス値との和を求める加算器とを備え、この加算器か
らの和のデータを上記データメモリの物理的なアト”レ
スとして用いることである。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例となるディンタル信号処理
装置i (Digital Signal Proce
ssor、以下i) S l)という。)を用いた基本
システム構成例を示すフロック図である。この実施例に
おいて、たとえばI) 3 I) iと、メモリ制1a
41t = 7 ) 2 (Me−mOt’yCont
rol TJnit 1以下MCLIという。)は、そ
れぞれ少なくとも一部がLSI化された電子部品として
用いられている。ディジクル信号メモリ3は、たとえは
lワード24ビットのディジタル信号を16 Kワード
(16,384ワー1−゛)又は64にワード(65,
536ワード)程度記憶するものであり、I)−RA、
M(ダイナミック−ランダムアクセスメモリ)等が用い
られる。ホストコンピユークンステム4は、たとえはい
わゆるマイクロプロセッサ等を用いて構成されており、
上記1) SPlおよびM CtJ 2によるディジク
ル信号処理動作を管理する。また、本実施例においては
、ホスI・コンビュータンステム4から、D S I)
 1内のインターフェース回路5を介し、マイクロプロ
グラムメモリ6および係数メモリ7への書き込みが可能
となっている。
M CU 2内部には、上記ディジクル信号メモリ3の
各ワー1−をアクセスするためのア1−ルス制御部8が
設けられている。このアドレス制御部8は、インクリメ
ンクやコンパレーク等を含み、DSPlの7−ケンス制
御部9からの各種制御信号に応じて動作制御される。こ
の他、MC,U2内には、ポストコンピユークツステム
4との間で信号を送受するだめのインターフェース回路
10や、スクラッチパッドメモリ11等が設けられてい
る。
このような第1図に示すDSPIを用いたシステムにお
いて、信号処理の対象となるディジクル信号としては、
たとえばPCMオーディオ信号やティジクルビデオ信号
等が考えられており、アナログ信号の1サンプリング値
をディンクル信号の1ワードに対応させる際に、たとえ
ば14ビットあるいは16ヒソト程度で量子化している
。ところて、この1ワード“14ビットあるいは16ビ
・ノド程度のディジタル信号に対して、係数を乗算した
場合にビット数が増大しオーバーフローすること等を考
慮して、I) S P 1を用いたシステムでは、たと
えばlワーIJ24ビットのディジクル信号を取り扱い
得るように構成している。
次に、第2図はl) S P 1内部のより具体的な回
路構成例を示すフロック回路図である。これらの第1図
および第2図において、DSPi内部には、24ピツ(
・のテークバスDBが配設されている。
(カレジスク12は、データ入力端子16からのンリア
ルテークを24ヒットパラレルデークに変換してデータ
バスDBに乗せ、出力レジスフ13はデータバスDBか
らの24ビソトパラレルテータをンリアルデータに変換
してデータ出力端子17から出力するものてあり、この
データバスL)Bは、演算処理部20、入力レジスフ1
2、出力レジスフ13、およびディジタル信号入出力ポ
ート14に接続されている。演算処理部20内には、少
なくともALU(論理演算ユニソl−) 21および乗
算器22が設けられており、これらのALU21、乗算
器22に関連して、マルチプレクサ23が設けられてい
る。また、上記演算処理部20での処理動作の際の中間
データ等を一時的に格納するデータメモリ部30には、
いイっゆるスクラッチバットメモリとしてのデータメモ
リ31やテンポラリレジスタ32が設けられている。デ
ータメモリ31は、lワード24ビツトでたとえば51
2ワ一ド程度の記憶容量としている。次に、乗算器22
での乗数となる係数データはたとえば1ワード12ビッ
トであるが、この係数データを記憶格納する係数メモI
J 7は、たとえば1ワード16ビツトで構成され、5
12ワードを1ページとして2ペ一ジ分(16ビツ1−
X1024ワード)を記憶可能としている。この係数メ
モリ7の各ワードは、係数ポインタ72からのアドレス
信号によりアクセス可能である。この係数メモリ7の出
力端子は、乗算器22やマルチプレクサ23のそれぞれ
係数データXを入力するための端子に接続され、この接
続点は、両方向バッフアゲ−1・41を介し」二記24
ビットのデータバスD Bに接続されている。また、テ
ークバスl)Bは、両方向バッフアゲ−1・42を介し
、乗算器22の被乗数データYを入力するための端子、
データメモリ31の出力端子、およびテンポラリレジス
タ3°2の入力端子にそれぞれ接続されている。マルチ
プレクサ23には、上記係数データXの入力端子の他に
、テンポラリレジスタ32からの出力テークT Pの入
力端子、乗算器22からの乗算データPの入力端子、お
よびこの乗算データを右方向(下位方向)に12ビット
論理ンフト(,11ヒツト算術ンフト)したデータP 
Pの入力端子が設りられており、このマルチプレクサ2
3の出力がALU(論理演算ユニソ+−) 21に送ら
れている。A L [、J 21には、ビット/フト処
理用のンフトロジック25が設けられている。このA 
L U 21ての演算処理(こ応じて変化するフラグの
内容が、ステータスレシスク26に格納され、演算結果
としての24ヒントのディジクルデータは、バッフアゲ
−I・43を介してテークバスDBに、また、テークメ
モリ31に、それぞれ送られている。
次に、マイクロ命令メモリ6は、l) S P I内の
各部回路での処理手順を指示するいイつゆるマイクロプ
ログラムが格納されており、シーケンサ91からのアド
レス信号により」二記マイクロプロクラムのマイクロ命
令が順次読み出される。このマイクロ命令は、たとえば
32ビットのワード長を有し、パイプラインレジスタ6
2を介して命令テークバスIDBに送られる。ここで、
マイクロ命令の1ワード32ビツトは、いくつかのフィ
ールドに区分されており、たとえば直接(イミデイエイ
ト)データが配置されるフィールド、データメモリ31
を制御するフィールド、ALU21を制御するフィール
ド、シーケンサ91を制御するフィールド等が設けられ
ている。そして、マイクロ命令中のイミディエイトデー
タはバッファゲート44を介してデータバスDBに送ら
れる。シーケンサ91は、マイクロ命令中のシーケンサ
制御データおよびステータスレジスタ26からのステー
タステータ(フラグの状態等)によって、マイクロ命令
メモリ6中の次に読み出すべきアドレスが決定される。
出力制御ロジック92は、前記MCU2を制御するため
の回路部であり、マイクロ命令によって動作制御される
。この出力制御ロジック92とシーケンサ91とで第1
図のシーケンサ制御部9を構成している。マイクロ命令
中には、この他、上記係数ポインタ72をインクリメン
1−するビット等が含まれている。
次に、データメモリ31は、例えば第3図に示すように
、下位4ビツトアドレスにより指定される16ワードを
1ペ一ジ分として、上位5ピッl−アドレスにより32
ページのいずれかを指定可能に構成され、全体として5
12ワードの中間データ、すなわち論理演算ユニソI・
21よりの24ビツトテータを記憶可能となっている。
そして、デー  。
タメモリ31の上位5ピッ1−アドレスはデータポイン
タ33により、また下位4ピッ1−アドレスはインデッ
クスポインタ34及び上記マイクロ命令中のデータメモ
リ制御用論理アドレスにより、それぞれ決定される。デ
ータポインタ33は、上記マイクロ命令により、5ビツ
トアドレス値がロードされたり、インクリメン1〜(あ
るいはデクリメント)され、このデータポインタ33か
らの出力アドレスデータは、オアゲート35を介して、
データメモリ31の上位5ビツトアドレス入力端子に供
給される。インデックスポインタ34は、上記マイクロ
命令により、4ビツトアドレス値がロードされたり、イ
ンクリメント(あるいはデクリメント)される。このイ
ンデックスポインタ34からの4ビツトアドレスデータ
は、アンドゲート36を介し、4ビツト加算器37に供
給され、この加算器37において、命令データバスID
Eの上記マイクロ命令の例えばデータメモリ制御用フィ
ールド内に配される4ビツト論理アドレスと加算され、
この加算結果としての4ビツトデータが物理的な下位4
ビツトアドレスとして、データメモリ31の下位4ビツ
トアドレス入力端子に供給される。すなわち、データメ
モリ31の下位4ピッ1−アドレスにおいて、上記イン
デックスポインタ34からの4ビツトデータは、上記4
ビット論理アト゛レスに対するいわゆるオフセット分と
みなすことができる。
ここで、データメモリ31の全512ワードの物理アド
レス値ADは、0〜511のいずれかの値となり、上記
データポインタ33からの5ビットアドレス値をI)P
(Q≦DP≦31)、インデックスポインタ34からの
4ビツトアドレス値をIX(0≦IX≦15)、上記4
ビット論理アドレス値をn(Q≦n≦15)とするとき
、AD=DPX16+(IX+n)  ・・・・・・・
・・・・・・・・■となる。ただし、0式の(IX++
1 )は4ビツト加算により得られる16を法とする数
値であり、IX+nが16を超える場合には、I X 
+ 11−16の値となる。
これを第3図とともに説明すると、図中の枠外の数値が
データメモリ31固有の物理的なアドレスを示し、縦方
向に上記ページに相当する上記上位5ピッドアl−レス
値を、横方向に上記下位4ビットアドレス値をそれぞれ
示している。いま、データポインタ33からのアドレス
値DPが例えばlの場合には、上位5ピッ1−アドレス
値が1のべ一ノ内の16ワードが指定可能な状態となっ
ている。そして、インデックスポインタ34からのアド
レス値IXと上記4ビツト論理アドレス値1〕との和(
4ビツトデイジクル加算による法を16とする和)が、
データメモリ31の下位4ビツトの物理アドレス値とな
る。第3図においては、lX−2の例を示しており、こ
のとき論理アドレス値0〜15によって指定される各ワ
ードをそれぞれWO〜W15にて示している。才だ、I
Xの値が例えばインクリメントされて3となれは、下位
4ビツトの論理アドレスと物理アドレスとの対応関係が
1ワ一ド分ずれ、例えは論理アドレス値0のワードWO
は、物理アドレス値3の位置となる。
この位置には、元の(IX=2のときの)論理アドレス
値lで指定されていたワードW1の内容が存在するから
、論理アドレス側から見れば、上記IX値のインクリメ
ント操作によりワードW1の内容がワー1”WOにシフ
トされたことになる。他のワード′についても同様であ
る。
従って、テークメモリ31内の各ワード間て物理的なデ
ータ転送を行なうことなく、論理アト゛レス側から見た
ときにはワード間のデータ転送操作(特にシフト操作)
が行なえるため、ディジタルフィルタの構成要素となる
遅延素子の実現が極めて容易に行なえる。
この他、IX値をデクリメン1へすることにより論理ア
ドレス値の例えばワーIパWOのデータをワ1 一ド+にシフ1−することや、IX値に対して2以上の
値を加算あるいは減算することにより2ワ一ド以上のシ
フトを行なうこと等が容易に実現できる。また、第3図
の例では、IX値をインクリメントすること等により1
6ワードを同時にシフトできるが、さらに、2ペ一ジ以
上を使用することによりシフトするワード数を増やすこ
ともでき、この場合にはページ間での最低限度のデータ
転送を行なうことで実現できる。例えば、IX値のデク
リメン1へ操作により2ページ32ワードについてそれ
ぞれlツー1分のシフトを行なイっせる場合には、上記
デクリメント操作前における1ページ目のワードW15
の内容を2ページ目のアドレス15のワードW31に転
送するが、あるいはデクリメント操作後のワードWQの
内容をW16に転送すればよい。
また、第2図の回路構成において、オアゲート35及び
アントゲ−1・36は、端子38からのバッファイネー
ブル信号ENBFに応じて制御され、このイネ−フル信
号ENBFが”H“(ハイレヘル)のときには、オアゲ
ート35の5ビット出力の全ビットが′l°となってデ
ータメモリ31の所定のペーノ(例えば第32ページ目
)を指定するとと  ・もOこ、アント゛ゲート36の
4ビツト出力の全ヒラ1〜が“0“となって、いわゆる
オフセットゼロの状態となり、上記4ビツト論理アドレ
スがそのままデータメモリ31の下位4ビツト物理アド
レスとなる。
これは、データメモリ31をワーキングレジスフあるい
はバッファとして使用したい場合に便利であり、インデ
ックスポインタ34の内容にかかわらず、上記論理アド
レスにより上記所定ページの16ワードを直接アクセス
するモー1−が実現できる。
さらに、インテックスポインタ34とデータポインタ3
3とに、内部バス等を介して計9ヒツトの値をロードす
るようにして、データメモリ31内の512ワードのす
べてをランダムアクセスすることが可能であり、また、
データポインタ33とインデックスポインタ34とを結
合した9ヒツトのレジスタをインクリメントする機能を
設けて、データメモリ31内の512ワードをシーケン
ンャルアクセスすることも可能である。
次に、このような構成を有するl) S I)により、
例えは2次のI I n、フィルタ(の1段分)の回路
機能を実現するための動作について説明する。
先ず第4図は、2次II]%フィルタFIJの1段分の
基本的構成例を示すフロック図であり、一般に例えばこ
のようなフィルタFLが多段Oこ縦続接続されて、必要
な特性のティソクルフィルク回路が構成される。この第
4図の2次111(、フィルタP Lは、2個の遅延素
子])l、D2と、5個の係数乗算器KO〜に4と、4
個の加算器A1〜A4とにより構成されており、各係数
乗算器K Q〜1(4の係数をそれぞれkO〜1り4と
する。この回路を上記D S l) 1を用いて実現す
る場合には、遅延素子D2からの出力データ、遅延素子
DIからの出力データ、及び遅延素子D1への入カデー
タの各中間テークを、それぞれデータメモリ31内の所
定アドレスのワードに格納することが必要さなる。
これらのワードの上記論理アドレスをそれぞれMO,M
l、M2とする。また、次段以降の1.1 Rフィルタ
の上記各中間データを格納するワードの論理アト゛レス
を順次M3 、M4 、M5 、・・・とする。
このようなIIRフィルタをDSPを用いて実現する場
合に、従来においては、l→ノーンプリング周期内に、
アドレスM1のデータをアドレスMOに、アドレスM2
のデータをアドレスMlに、・・・と全段にわたってデ
ータ転送しなければならす、マイクロプログラムのステ
ップ数が増大し、処理時間もその分増加していた。
これに対し、本実施例のDSPによれば、次の第1表に
示すような簡単なプログラムにより上記IIRフィルタ
を実現でき、処理時間も少なくてすむ。
、/ 1./′ // /′ / 第1表 8101  MPY i(+、MOX 8102    MPY  K+、MIX8103  
ME)Y K+、MOX AD’D P、A、A310
4  TFRF、M2X  AI)D P、A、A31
05    MPY  K+、MIX8106    
MPY  K+、M2X   MOV  P、A310
7      ADD l)、A、、Aこの第1表は、
2次iIRフィルタli” l、の1段分に対応してお
り、左欄の5100〜SI Q8等はマイクロプログラ
ムの各ステップを示し、例えばマイクロ命令読み出しク
ロックに応じて上記マイクロ命令メモリ6から1ステツ
プずつ順次読み出されるものである。そして、このマイ
クロプログラムの1ステツプ間には、複数の処理が並列
的に、あるいは上記1クロック周期をさらζこ分割して
時分割的に、実行されるようになっており、例 。
えばステップ5103においては、ニモニックMPYで
示される乗算処理と、ニモニックADDで示される加算
処理とが実行される。また、ステップ5100のニモニ
ックINXは、インデックスボインク34をインクリメ
ントする操作を示し、ステップ5104のニモニックT
 F Rやステップ8106のニモニックMQVは、デ
ータ転送操作を示す。そして、ステップ5101の命令
J’MPYK+、MOXJは、係数ポインタ72により
指定される係数メモリ7のアドレスのデータと、インデ
ックスモードで論理アドレスMOのデータメモリ31の
データとを乗算する操作を示し、オペランド部のに十の
「+1は、上記操作の実行後(あるいは実行前)に係数
ポインタ72をインクリメントすることを、またオペラ
ンド部のMOXのrXJは、データメモリ31のアドレ
シングモードがインデックスモードであることを、それ
ぞれ示している。ステップ5103の命令rADD  
1)、A。
A」は、2ステツプ前のステップ8101の乗算結果P
とアキュームレータAの内容とを加算し、再びアキュー
ムレータAに格納することを示している。このように、
−のステップにて乗算処理がなされた場合の乗算結果は
、2ステツプ後に得られる。ステップ5104の命令[
TFRF1M2XJは、上記論理演算ユニット21から
の出力をデータメモリ31の論理アドレスM2のワード
に格納することを示している。また、ステップ8106
の命令「’MOV  P、AJ  は、2ステツプ前の
乗算結果PをアキュームレータAに転送することを示し
ている。このようにして、ステップ8101のr−MP
Y K+、MQXJから、ステップ5108の[ADD
)  P、A、AJまでの操作により、上記2次III
LフィルタFLの1段分の回路機能がソフトウェア的に
実現される。
さら(こ、多段の2次IIR,フィルクを実現する場合
には、上記ステップ5101から5108まてのプログ
ラムの論理アドレスを変更して各段のl1i(、フィル
タを構成することができる。この場合、ステップ810
7,8108に次段のiIR。
フィルタを構成するためのMPY命令をそれぞれ配する
ことができ、1段分のIIRフィルタは実質的に6ステ
ツプで実現できることになる。
ところで、上記ステップ8100のINX命令はlサン
プリング周期毎にl゛回実行され、このINX操作に応
じて、データメモリ31の各ワードの物理アドレスと論
理アドレスとの対応関係は、例えば第5図へから第5図
Bのように変化する。
これら第5図A、Bにおいて、物理アドレスをPO,P
I、・・・とし、論理アドレスをM(1、Ml 。
・・・とじており、上記インデックスポインタ34から
のいわゆるオフセット分のアドレスIXが第5図Aの状
態からインクリメントされることにより、第5図Bの状
態に変化する。
このようにして、■サンプリング周期内において、全段
のIIRフィルクについてのデータ処理を行ない、lサ
ンプリング周期毎に上記iNX命令を実行することによ
り、データメモリ31の各ワード間のデータ転送(シフ
ト操作)を現実に行うことなく、結果としてデータ転送
を行なったのと等価な処理が可能となる。
これに対して、従来のD S ’Pを用いる場合には、
2次l11(フィルタの1段分を実現するためのマイク
ロプロクラムは、例えば第2表のようになる。
第2表 8201  MPY K+、MQX S202   IVIPY  K+、MIX8203 
  MPY  K+、MOX   ADD  P、A、
A3204  TFRF、M2X  Al)D P、A
、A3205  MPY K+、MIX 8206  MPY K+、M2X  MOV P、A
S207  MVM Ml、MOADD P、A’、A
この第2表のステップ8201−8206は、上記第1
表の各ステップ8101−8106と同様であるが、ス
テップ8207.8208では加算命令A D I)の
他にデータ転送命令MVMがそれぞれ必要となり、2次
IiRフィルタ1段当りのステップ数は8ステツプとな
って2ステツプ増加してしまう。しかも、この第2表の
プログラム(こおいては、データメモリのアドレスMl
からMOへのデータ転送を1ステツプ内の1命令MVM
で行なえるとした例を示しているが、これはlステップ
間(lクロック周期間)がデータ読み出しサイクルとデ
ータ書き込みサイクルとに分割されているような特殊な
例であり、通常のDSPの場合には、1回のメモリ間デ
ータ転送に少なくとも2スデツブ゛扱し、2次111(
・フィルタ1段当りては4ステツプも増加することにな
る。すなわち、11段の2次ttrtフィルクの場合に
は、マイクロプロクラム上では211〜4nステップも
のステップ。
数洩加が生じ、このステップ数増加分だけクロック数が
増加するため、結果として処理速度が低下してしまう。
したがって、このような従来例に比べて、本発明の実施
例のDSPによりフィルタを実現する場あることは明ら
かである。
以上は、2次I i、 Rフィルタの多段結合回路機能
をソフトウェア的に実現する場合の一例であるが、高次
1” I Rフィルタの場合にも同様な効果が得られる
すなわち第6図は、15個の遅延素子及び15個の係数
乗算器を用いた15次F I Rフィルタの構成例を示
し、このようなフィルタ回路機能を実現するための本発
明実施例のDSPIのマイクロプログラムは、例えば次
の第3表のようになる。
第3表 5300 lNX 8301   MPY  K+、MOX8302   
MPY  K+、MIX83(13MPY K+、M2
X   Al)l)  P、A、A330d   MP
YK+、M3X    Al)D  P、A、A330
5  MPY K+、M4X   ADD  P、A、
A3306  へ11)X  K+、M5X    A
DD  ’P、A、A3307  Ml)YK+、M6
X   ADI)  P、A、AS308  MPY 
K+、IVI7X   ADD  P、A、AS3Q9
  MPY K+、MgX   Al)D  P、A、
A3310  MPYK+、M9X   ADI)  
P、A、A3311  MPYK+、MIOX  AT
)D  P、A、A3312     MPYK+、 
 ヘ411X     ADD    P、A、A33
13   MPY  K+、M12X   ADD  
P、A、A3314  MPY K+、M13X  A
I)D  P、A、AS315  MPYK+、M、1
4X  ADD  P、A、A3316  (q″FI
c MOX、T)   AI>D p、A、h oNc
Dr8317  (TFRT、M15X)  ADD 
 P、A、Aこの第3表において、各命令のニモニック
等の意味は前述した第1表の場合と同様であり、ステッ
プ5300の[INXJにより、インデックスポインタ
34の値IXがインクリメントされ、例えは第7図Aか
ら第7図Bのように論理アドレスMO〜M15と物理ア
ドレスPO〜P16(ただし上記1ページ内の4ヒツト
アドレスであるから、1) 16 =P O)との対応
関係が変化する。このインクリメイン操作は、■サンプ
リング周期ζこ1回行なえばよい。なお、第6図の入力
端子INから論理アドレスM15のメモリワードへのデ
ータ取り込みは、上記J−INXJ操作のステップ83
00より以前のステップにて、例えば[TRI”  I
N。
M15XJの命令を実行ずれはよく、このMl5に書き
込まれたデータは、上記「INXJNX後の)ステップ
5301以降では論理アドレスM14により指定される
ところで、16次以上のF I Rフィルタを構成した
い場合には、ステップ5316や8317の  ”括弧
0内の命令を追加し、ステップ5301以降と同様なプ
ロクラムをステップ8317に続ければよい。すなわち
、ステップ8316のしT I” 1七MOX 、 T
J命令ζこより、現在データポインタ33が指示してい
るページの論理アドレスMOで指定されるワードの内容
が、例えばテンポラリレジスフIIIに転送され、同ス
テップ8316の1iNC1)P」命令ζこよりデータ
ポインタ33のアドレス値がインクリメントされて次の
ページが指定される。そして、次のステップ8317の
命令I T F 1(1” 、 M 15 XJにより
、上記次ページの論理アドレスM、15て指定されるワ
ードζこ上記テンポラリレジスフ1゛の内容が転送され
る。
以」二のような高次]” J R,フィルタ、例えは1
5次のF I Rフィルタを、上記インデックスポイン
タを持たない従来0月)SPにより実現する場合には、
1ザンブリング周期毎のマイクロブ元グラム処理として
、 第4表 MVMM15MO MVM M2.Ml へ、iVM    ゛ へ415.Ml4の15ステツ
プが増加してしまう。
このような従来例との比較からも明らかなよう(こ、本
発明の実施例によれば、少ないスデソプ数のマイクロプ
ログラムにて、すなわち少ないクロソクザイクル数によ
る短かい時間で、多数の遅延要素をソフトウェア的に実
現できるため、データ処〕」速度が飛躍的に向上し、高
検能のテインクルイ言号処理装置を提供できる。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものではな
く、例えはDSPlを集積回路化する際(こ、マイクロ
命令メモリ6、係数メモリ7、乗算器22、テークメモ
リ31等を除いた部分を1チツプIcとして構成し、上
記メモリ6.7.31や乗算器22等を外利けするよう
にしてもよい。
また、データメモリ31のワード数、内部構成は任意に
設定できる。
〔発明の効果〕
本発明に係るディジタル信号処理装置によれば、インデ
ックスポインタのインクリメント操作等により、データ
メモリ内の谷ワード内容を実際に/フI・させることな
く、論理アドレス側から見てンフト操作が行なわれたと
等価な次態が実現できるため、フィルタ等の多数の遅延
要素を内部に有する回路機能の実現が少ないマイクロプ
ログラムのステップ数で可能となり、相対的にディジク
ル信号処理速度の向上が達成できる。
【図面の簡単な説明】
図はすべて本発明の一実施例を説明するための図であり
、第1図はDSP(ディジタル信号処理装置)を用いた
基本システム構成例を示すブロック図、第2図は第1図
のDSPの内部構成例を示すブロック図、第3図はデー
タメモリの内部構成例を示すメモリマツプ図、第4図は
2次iIRフィルタの一例を示すブロック図、第5図A
、Bはインデックスポインタのインクリメント操作によ
る物理アドレスと論理アドレスとの対応関係の変化を説
明するための図、第6図は15次1” i l(フィル
タの一例を示すブロック図、第7図A’、Bはインデッ
クスポインタのインクリメン]・操作を説明するための
図である。 1・・・・・・・・・・・・DSP(ディジタル信号処
理装置)2・・・・・・・・・・・・MCU(メモリ制
御ユ2ソ1゛)6・・・・・・・・・・・・マイクロ命
令メモリ7・・・・・・・・・・・・係数メモリ21・
・・・・・・・・A L U (論理演算ユニ・ント)
22・・・・・・・・・乗算器 31・・・・・・・・・データメモリ 32・・・・・・・・・テンポラリレジスフ33・・・
・・・・・・データポインタ34・・・・・・・・・イ
ンデックスポインタ35・・・・・・・・・オアゲー1
〜 36・・・・・・・・・アンドゲート 37・・・・・・・・・加算器 第7図(A) 第7 図(B)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ディジタル信号処理手順を指示するマイクロ合軸 令が格速されたマイクロプログラムメモリと、ディジタ
    ル信号データに対しての演算実行時の中間データ等を格
    納するスクラッチパット゛メモリとしてのデータメモリ
    と、このデータメモリをアクセスするための論理アドレ
    スを生成する手段と、■サンプリンク同期毎Oこインク
    リメント又はチクリメントされるインデックスポインタ
    と、このインデックスポインタからの出力値と上記論理
    アドレス値との和を求める加算器とを備え、この加算器
    からの和のデータを」二記デークメモリの物理的なアド
    レスとして用いることを特徴とするティンクル信号処理
    装置。
JP58095571A 1983-05-30 1983-05-30 デイジタル信号処理装置 Pending JPS59220879A (ja)

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