JPS59220553A - 隙間密封材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は畳好ましくは柔道場に敷込んだ柔道用畳と畳
寄せ等の仕切材との間に発生する隙間に介挿する密封材
に関する。

柔道場に畳を新規に敷込む場合は、あらかじめ壁際等に
設置しである畳寄せ等で仕切った敷設区画内に定尺の畳
を多数敷込んだ後、最終列については寸法測定して製作
した寸法調整畳を適用せざるを得なく、依って完成迄に
工数を多大に費やす欠また、このように敷込んだ後でも
畳目体の収縮を含め激しい運動使用に伴い、畳が移動ズ
レを生じ、畳相互間に隙間が発生する場合が多く、安全
上支障をきたす問題があった。

上記の移動ズレは、一般の体育館や柔道場併用格技場等
で可般式の畳寄せ枠を用いて敷設区画を作り、畳を敷込
んで使用する場合特に大きく発生し、たとえ修正しても
再度発生してしまう欠点があった。

そこで、この発明は上記した通り、回避できない隙間の
発生に対し、簡便に対応でき、また新規に敷込む場合に
も適用すれば寸法調整畳を不要とし、短期間に敷設完了
できる等、多くの利点を備える隙間密封材を提案するも
のでその要旨とするところは、床面に敷込んだ柔道用等
の畳の縁辺と畳寄せ等の仕切材との間に発生する隙間に
そって介挿する弾性材料からなる伸縮目地部を本体とし
、該伸縮目地部の上面に、少なくとも畳の縁辺を覆うカ
バ一部を延出した形状からなる隙間密封以下図面につき
説明すると、第１図は柔道専用場の１例を部分平面図で
示し、建物躯体壁ｌの内側周囲に板畳部２を設け、この
板畳部２の内部に多数の柔道骨３を敷込んである。

柔道骨３を敷込む床の１例は、第２図に示すように床ベ
ースパネル４を柔道に適す衝撃吸収力及び減衰性能等柔
道競技特有の運動力学面を考慮して設計した防振ゴム付
支持脚５で弾性支持した構造がある。床ベースパネル４
の壁際には、上記した板畳部２を設け、そしてその内側
に畳寄せ等の仕切材６を設けるのが通例である。

一般体育館等に畳を敷込んで柔道競技に適用する場合は
、板畳部２が無い状態で仕切材６が可搬式になっている
ことで理解でき、柔道骨を敷込んで激しい運動競技した
後に発生する隙間はｌＯ〜２５ｍｍ程度にもなってしま
う。

そこで、この発明に依る隙間密封材１０を畳敷込みの際
あらかじめ、あるいは発生後の対応として行うことも可
能であるが、柔道用骨３の縁辺と畳寄せ等の仕切材１０
との間に介挿する、隙間密封材１０は、発泡ゴムスポン
ジや軟質ゴム等の弾性材料で構成し、第３図に示す例の
ように予測される隙間程度の厚みの伸ε縮目地部１０Ａ
を本体とし、該伸縮目地部１０Ａの上面に少なくとも柔
道用骨の縁辺を覆うカバ一部１０Ｂを延出した形状、こ
の例では左右対称両側に延出した形状からなる。

軟質ゴムで構成する場合は、図示の様に長手に沿って空
洞１１を設は伸縮がスムーズに行なわれるようにした方
が望ましい。

またカバ一部１０Ｂの付は根には肉ぬすみ部１２を設け
、カバ一部１０Ｂの先端部を得度αの下り勾配を与えて
おけば、伸縮目地部１０Ａの伸縮に一対し、よく追従し
、柔道骨及び仕切材表面に浮上りを生じることなく密着
して納まるので安全」二有効である。

以上の構成によるこの発明の隙間密封材は、伸縮目地部
１０Ａを圧縮した状態にて柔道用骨３と仕切材６との間
に介在しておけば使用後に畳が移動ズレを生じても伸縮
目地部１０Ａの復元作用に依り隙間の発生を防止できる
効果かある。

従って、柔道場に畳を新規に敷込む場合にも隙間密封材
ｌＯを用いれば、寸法調整畳の適用が不要となり、゛定
尺サイズ畳ばかりで敷込みが可能になる利点もある。ま
た、この発明の隙間密封材は、柔道用の畳ばかりでなく
一般の畳を敷き込む場合にも適用できることはいうまで
もない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、柔道専用場の一例を示す平面図第２図は、柔
道骨を敷込む床の一例を示す断面図第３図は、この発明
の隙間密封材の一例を示す断面図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 床面に敷込んだ柔道用等の畳の縁辺と畳寄せ等の仕切材
   との間に発生する隙間にそって介挿する弾性材料からな
   る伸縮目地部を本体とし、該伸縮目地部の上面に、少な
   くとも畳の縁辺を覆うカバ一部を延出した形状からなる
   隙間密封材。