JPS5921896Y2 - 塗装用マスク装置 - Google Patents

塗装用マスク装置

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Publication number
JPS5921896Y2
JPS5921896Y2 JP8268781U JP8268781U JPS5921896Y2 JP S5921896 Y2 JPS5921896 Y2 JP S5921896Y2 JP 8268781 U JP8268781 U JP 8268781U JP 8268781 U JP8268781 U JP 8268781U JP S5921896 Y2 JPS5921896 Y2 JP S5921896Y2
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JP
Japan
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mask
tip
painting
mask body
suction device
Prior art date
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Expired
Application number
JP8268781U
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English (en)
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JPS57195484U (ja
Inventor
泰明 半田
Original Assignee
橋本フオ−ミング工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は塗装用マスク装置に関し、特に被塗装物として
、軟質の合成樹脂成形品の塗装に適したマスク装置に関
するものである。
従来、軟質成形品の一部分にスプレー塗装する場合、硬
質材料で製作したマスク装置を使用すると、成形品が変
形し易いため、マスク装置の先端と成形品との間に隙間
ができ、塗装部分の見切線を明確に出すことか゛できず
、また粘着テープを貼り、塗装後にテープを剥がすこと
も行われているが、工数がかかり作業能率を低下させる
などの問題点があった。
本考案はこのような従来の問題点に着目してなされたも
ので、被塗装物に吸着する吸着装置をマスク装置本体の
空間部に設置して、マスク装置の先端を被塗装物の表面
に強制的に密着させることにより前記従来の欠点を解決
することを目的としている。
本考案は、被塗装物の表面に密着させられる先端部を有
し、かつ内部に空間部が形成されたマスク本体と、前記
空間部に設けられ、かつ前記被塗装物に吸着してマスク
本体を圧着させる吸着装置とを備えたことを特徴とする
塗装用マスク装置である。
以下、本考案に係る塗装用マスク装置を図面に基いて説
明する。
第1図は被塗装物としての軟質合成樹脂成形品の一例で
ある車両用バンパーフェイスの斜視図、第2図はその一
部の平面図である。
図面において、バンパーフェイス1はポリウレタンによ
り、はぼ一定の肉厚で薄肉に成形されて、柔軟性を有し
、金属製のバンパ一本体(図示せず)に取付けて使用さ
れるもので、両端が同方向に折曲ったバンパーフェイス
本体1aの内側の折曲部付案に凸部2が溝3を介して形
成され、折曲った端部にバンパ一本体に係合する係止爪
4が形成されている。
このバンパーフェイス1は凸部2を残してバンパーフェ
イス本体1aを塗装するものであり、見切線を溝3内に
形成するものとされている。
第3図はこの考案の一実施例による塗装用マスク装置を
被塗装物たる前記バンパーフェイス1にセットした状態
を示す垂直断面図、第4図は第3図の支持台を省略した
IV−IV断面図、第5図は使用状態を示す第3図の部
分拡大図である。
図中、5はマスク本体で、その内部に形成された空間部
に吸着装置6が装備されている。
吸着装置6は吸盤7、この吸盤7をマスク本体5外に設
置された吸引装置9に連絡するパイプ8、およびこのパ
イプ8の途中に設けられたチェックバルブ10とから構
成されている。
マスク本体5は、内部に空間部を形成するように、ニッ
ケル電鋳て主体部5a、側部5b、先端部5Cが一体に
成形され、先端部5Cは前記バンパーフェイス1の溝3
に合致して嵌め込まれ、密着できるよう形成されている
−前型体部5aには長手方向中央に複数の穴11が穿た
れ、この穴11にパイプ8が摺動可能に挿通され、パイ
プ8の先端係止部8aにポリプロピレン樹脂で成形した
吸盤7が係止されている。
吸着装置6は、マスク本体5内においてパイプ8を介し
て案内部材12により保持され、マスク本体5の外側に
おいてパイプ8に巻付けたコンプレッションスプリング
13をつば14で受止めて、使用時以外はコンプレッシ
ョンスプリング13によって主体部5a側に持ちあげら
れている。
なお、パイプ8には複数の分岐管8bが設けられ、それ
ぞれの先端に吸着装置6が形成されているが、図示は省
略されている。
以上のように構成された塗装用マスク装置は塗装に際し
て、支持台15上に設置した被塗装物であるバンパーフ
ェイス1の上にセットし、マスク本体5の先端部5Cを
バンパーフェイス1の溝3に挿入して当接させ、同時に
吸引装置9を作動させる。
そしてつば14を押すと、吸盤7はバンパーフェイス1
の凸部2に密着して吸着し、つば14を解放すれは゛、
コンプレッションスプリング13の作用により吸着装置
6は凸部2を吸引した状態で持上げられ、マスク本体5
の先端部5Cはバンパーフェイス1の溝3に密着する。
この状態でスプレー塗装を行い、バンパーフェイス1の
バンパーフェイス本体1aの塗装を行う。
マスク装置を解除する場合は、チェックバルブ10を解
放すると、パイプ8内に空気が入り吸盤7を解放し、吸
着装置6はコンプレッションスプリング13により押上
げられて、被塗装物の表面がら離れ、マスク本体5も解
放される。
なお、以上の説明において、吸着装置6は図示のものに
限定されず、他の構造のものも使用できる。
また吸着装置6は摺動式でなく、マスク本体5に固定さ
れていてもよく、この場合、通常の吸盤のように、吸着
時に被塗装物を吸引できる構造のものが望ましく、吸盤
の先端が被塗装物に当接した位置で、マスク本体の先端
と被塗装物との間に僅少の間隔を形成するように配置し
、吸盤が吸着して被塗装物に圧着されることによりマス
ク本体の先端が被塗装物に密着するようにするのが望ま
しい。
さらにマスク本体5の構造、形状、材質等も限定されず
、被塗装物によって適宜変更可能である。
また本考案はバンパーフェイスに限らず、他の被塗装物
の塗装用マスク治具にも同様に適用可能である。
以上説明してきたように、本考案によれば吸着装置によ
って被塗装物を吸着しマスク装置の先端を被塗装物に密
着させるため、塗装部分の見切線を鮮明に出すことがで
き、その着脱の操作も簡単であるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のマスク装置による被塗装物としてのバ
ンパーフェイスの斜視図、第2図はその一部の平面図、
第3図は本考案の一実施例による塗装用マスク装置の垂
直断面図、第4図はそのIVIV断面図、第5図は使用
状態を示す第3図の部分拡大図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、1はバ
ンパーフェイス、2は凸部、3は溝、5はマスク本体、
6は吸着装置、7は吸盤、8はパイプ、9は吸引装置、
10はチェックバルブである。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)被塗装物の表面に密着させられる先端部を有し、
    かつ内部に空間部が形成されたマスク本体と、前記空間
    部に設けられ、がつ前記被塗装物に吸着してマスク本体
    を圧着させる吸着装置とを備えたことを特徴とする塗装
    用マスク装置。
  2. (2)吸着装置は空間部においてマスク本体に対して摺
    動可能に装着されている実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の塗装用マスク装置。
  3. (3)マスク本体の先端が被塗装物に接した位置で、吸
    着装置の先端は被塗装物との間に僅少の間隔が生じるよ
    うに配置された実用新案登録請求の範囲第1項または第
    2項記載の塗装用マスク装置。
  4. (4)吸着装置は空間部においてマスク本体に固定して
    装着されている実用新案登録請求の範囲第1項記載の塗
    装用マスク装置。
  5. (5)吸着装置の先端が被塗装物に接した位置で、マス
    ク本体の先端は被塗装物との間に僅少の間隔が生じるよ
    うに配置された実用新案登録請求の範囲第1項または第
    4項記載の塗装用マスク装置。
  6. (6)吸着装置は先端に被塗装物に吸着する吸盤と、こ
    の吸盤をマスク本体外の吸引装置に連絡するパイプを備
    えた実用新案登録請求の範囲第1項ないし第5項のいず
    れかに記載の塗装用マスク装置。
JP8268781U 1981-06-05 1981-06-05 塗装用マスク装置 Expired JPS5921896Y2 (ja)

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JP8268781U JPS5921896Y2 (ja) 1981-06-05 1981-06-05 塗装用マスク装置

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Publication Number Publication Date
JPS57195484U JPS57195484U (ja) 1982-12-11
JPS5921896Y2 true JPS5921896Y2 (ja) 1984-06-29

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ID=29878149

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