JPH0612245Y2 - 仮止釘 - Google Patents

仮止釘

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JPH0612245Y2
JPH0612245Y2 JP1987009197U JP919787U JPH0612245Y2 JP H0612245 Y2 JPH0612245 Y2 JP H0612245Y2 JP 1987009197 U JP1987009197 U JP 1987009197U JP 919787 U JP919787 U JP 919787U JP H0612245 Y2 JPH0612245 Y2 JP H0612245Y2
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JP1987009197U
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Inventor
節子 大井手
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株式会社大築
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は弾力材に対して釘を挿通してなり、天井材や化
粧合板等の施工体接着用やその他の仮止めに用いて好適
な仮止釘の改良に関するものである。
【従来の技術】 化粧合板等を下地材に接着剤で貼設するために、接着剤
が固化するまでの間、仮止めする仮止釘が使用されてい
る。 ここにいう仮止めとは、実開昭54−133264号にみられる
ような釘自体を一時的に打ち込んで止めておくことを意
味するものではない。 また、接着剤が固化すると抜き取られてしまうものであ
るから、例えば実開昭57−190112号にみられるような打
込み対象の部材中へ残って強度メンバーとなるものでも
ない。 この仮止釘を用いて壁面や天井面等の下地へ化粧合板を
接着する施工法は、本出願人が先に開発し、特許第8706
27号(特公昭51−10416)として特許されたもので、そ
の仮止釘についても特公昭52−27308号(特許第898340
号)、実公昭52−32574号(実用新案登録第1222893号)
等の特許や実用新案登録を受け、その有用性が認識され
広く施工に供されている。 仮止釘の特徴はチップ状の弾力材に釘を挿通してなる点
にあり、そ弾力材は円柱状、皿(円板)状又はこま形
で、比較的硬質で均一な材料が使用されていた。そし
て、この弾力材が主に化粧合板等の施工体へ押圧力を付
与する機能を有するために、不必要に大きな押圧力を加
えた場合には化粧合板等に押し跡が残り、優美な仕上げ
に支障をきたす懸念があり、適度な押圧力で行うことが
必要とされていた。 このような押し跡が残り易いという問題点を解消するた
めに本出願人は、実公平2−36967号においては横断面を
花形にしたチップ状弾力材を、そして、実公平2−22492
号においては一端から他端へ連通した孔又は溝を設けた
形状の弾力材を、採用することにより弾力材の弾力性を
増大させて施工体への傷付きや凹みを防止する手段とし
て提案したのである。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のように弾力材の形状に工夫を加えること
でその弾力性を増大させたものも、施工体への傷付きや
凹みを完全に防止するにはいまひとつ不充分であること
や、弾力材が小さく短いために、つまみ難いという難点
があったのである。
【課題を解決するための手段】
そこで、上記問題点を解決するために、打込み時のつま
みとなる上方のつまみ部(12)と施工体への圧着面となる
下方の圧着部(13)を有する弾力材(2)に釘(1)を差し止め
てなる押え釘において、前記弾力材(2)の下方の圧着部
の圧着面積を、押圧力により押し跡が残らない程の大き
さにすると共に、上方のつまみ部(12)を下方の圧着部(1
3)より偏平にして薄くするか、又は小径にして小さく形
成してなることを特徴とする仮止釘を開発したのであ
る。
【作用】
上記のように、弾力材(2)下方の圧着部(13)を大きくし
たので、化粧合板等の施工体への弾力材(2)の圧着面積
が大となり圧着力が分散される。また、上方のつまみ部
(12)を下方の圧着部(13)より偏平にして薄くするか、又
は小さくしたので作業者が弾力材(2)をつまみ易く、作
業性を向上させる作用をする。
【実施例】
以下第1図から第19図までの図面によって本考案の実施
例を詳細に説明する。 これらの図に示す本考案の仮止釘の実施例はいずれも、
弾力材(2)に釘(1)を差し止めてなる押え釘において、前
記弾力材(2)下方の施工体圧着側を大きく、上方のつま
み側を小さく形成してなることを特徴とする。 第1図〜第4図は本考案の第一実施例を示す図で、第1
図は正面図、第2図は側面図、第3図は平面図、第4図
は第2図中A−A断面図である。 この第一実施例の弾力材(2)は、これらの図で明らかな
ようにその弾力材(2)下方の円板状の施工体圧着部(13)
から左右の二面を上方へ向けて相対して狭めた湾曲テー
パ面(3)(3)を延長させてつまみ部(12)を形成して本考案
の実施態様を構成したものである。第4図に示すように
弾力材(2)の中央の圧入穴(4)に対して釘(1)を圧入し、
弾力材(2)へ差し止めている。圧入穴(4)は以下説明する
いずれの実施例についても同様である。 第5図は第二実施例の平面図であり、この第二実施例は
第一実施例の態様をこのように変更することができると
いうことを示すもので、つまみ部(12)となる湾曲テーパ
面(3)を下方の円板状施工体圧着部(13)周縁から等間隔
の三個所に設けた例を示している。 第6図〜第9図は第三実施例を示す図で、第6図は正面
図、第7図は側面図、第8図は平面図、第9図は第7図
中B−B断面図であり、この第三実施例は、第一実施例
のテーパ面(3)(3)それぞれのほぼ中央部に指先が嵌まる
程度の円形凹部(5)を設けた例である。 第10図〜第12図は第四実施例を示す図で、第10図は正面
図、第11図は平面図、第12図は第10図中C−C断面図で
ある。 本例は、弾力材(2)がこの施工体圧着部(13)の施工体へ
の圧着面積が大きい円板部(6)と、つまみ部(12)がその
円板部(6)の中央からその約1/2の径の円柱部(7)とから
なる例であり、円柱部(7)の上部周縁を指先の当りが優
しいようにテーパ縁(8)としている。 第13図〜第15図は第五実施例を示す図で、第13図は正面
図、第14図は平面図、第15図は第13図中D−D断面図で
あり、この第五実施例は前記第四実施例における円柱部
(7)の上部を半球状部(9)とし、更に、下部を末広がり状
とした例である。 第16図〜第19図は第六実施例を示す図で、第16図は正面
図、第17図は側面図、第18図は平面図、第19図は第16図
中E−E断面図である。 第六実施例は施工体圧着部(13)を上部周縁をテーパ縁と
した円板体(10)と、この円板体(10)の中心線上に垂直に
立設された外径がその円板体(10)とほぼ等しいリング体
(11)のつまみ部(12)とからなる例である。 本考案においては、弾力材(2)の材質は限定されるもの
ではないが、分子量の低い又は高いポリエチレン、ポリ
プロピレン、可塑剤の多い又は少ないポリ塩化ビニル、
あるいはポリウレタンフォームのような発泡樹脂などを
組合せて使用することが望ましい。
【考案の効果】
以上説明したような本考案の仮止釘であると、化粧合板
等の表面が軟弱な施工体でも、その表面への傷付きや押
し跡等の凹みを生じる心配がないのと、弾力材がつまみ
易いのとで作業能率が極めて向上するという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第4図は本考案の第一実施例を示す図で、第1
図は正面図、第2図は側面図、第3図は平面図、第4図
は第2図中A−A断面図である。第5図は第二実施例の
平面図である。第6図〜第9図は第三実施例を示す図
で、第6図は正面図、第7図は側面図、第8図は平面
図、第9図は第7図中B−B断面図である。第10図〜第
12図は第四実施例を示す図で、第10図は正面図、第11図
は平面図、第12図は第10図中C−C断面図である。第13
図〜第15図は第五実施例を示す図で、第13図は正面図、
第14図は平面図、第15図は第13図中D−D断面図であ
る。第16図〜第19図は第六実施例を示す図で、第16は正
面図、第17図は側面図、第18図は平面図、第19図は第16
図中E−E断面図である。 (1)釘、(2)弾力材 (3)湾曲テーパ面、(4)圧入穴 (5)円形凹部、(6)円板部 (7)円柱部、(10)円板体 (11)リング体、(12)つまみ部 (13)圧着部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】打込み時のつまみとなる上方のつまみ部(1
    2)と施工体への圧着面となる下方の圧着部(13)を有する
    弾力材(2)に釘(1)を差し止めてなる押え釘において、前
    記弾力材(2)の下方の圧着部の圧着面積を押圧力により
    押し跡が残らない程の大きさにすると共に、上方のつま
    み部(12)を下方の圧着部(13)より偏平にして薄くする
    か、又は小径にして小さく形成してなることを特徴とす
    る仮止釘。
JP1987009197U 1987-01-24 1987-01-24 仮止釘 Expired - Lifetime JPH0612245Y2 (ja)

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JP1987009197U JPH0612245Y2 (ja) 1987-01-24 1987-01-24 仮止釘

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JPS63118410U JPS63118410U (ja) 1988-07-30
JPH0612245Y2 true JPH0612245Y2 (ja) 1994-03-30

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ID=30794284

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JPS54133264U (ja) * 1978-03-06 1979-09-14
JPS57190112U (ja) * 1981-05-28 1982-12-02

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