JPS5921848A

JPS5921848A - セメントパネルの接合部

Info

Publication number: JPS5921848A
Application number: JP13058082A
Authority: JP
Inventors: 清田村
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-07-27
Filing date: 1982-07-27
Publication date: 1984-02-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明はセメントパネル特にセメントモルタルの肉厚
内に多数層の金網を埋蔵してなる７エロセメント構造の
薄肉強化セメントパネルの端部同志を強固に接合した接
合部の構造に関するものである。

この発明の発明者は先に第１図示の如く、バネル本体１
の端面２よシ、その肉厚内に埋蔵した金網３の一部をは
み出し形成し、該はみ出し部に別のパネル本体１′の端
面２′よりはみ出し形成した金網３′をオーバーラツプ
し、該部分に一面にワイヤー４を多数立設した帯状部材
５のワイヤー４を直交状に刺込み、該ワイヤー４の先端
を必要に応じて屈曲して金網３，３′に係止させた後、
該部分にセメントモルタル６を打設することを特徴とす
るセメントパネルの接合方法を開示した（特公昭５３−
１５９２９号）。

上記接合方法の場合、接合する二つのパネル本体の端部
間の間隔４が比較的ラフな場合にはすぐれていたが、こ
の間隔ｅの精度が厳しく要求される場合には問題があっ
た。また、回転胴を高速回転し、その遠心力を利用して
該回転胴の内面にて断面弧状のセメントパネルを成形す
る場合には、パネル本体の端面に埋蔵金網の一部３一部をはみ出し形成することが困難であシ、上記接合方法
をその壕ま適用することができ々いという問題があった
。

この発明は上記の問題を解消するだめのものである。

次に、この発明を第２図以下の図面に示す実施例にもと
づいて鼠１、明する。

１０　、１０’はパネル本体で、該パネル本体１０゜１
０′はセメントモルタルの肉厚内に多数層の金網（塘た
はワイヤー）を埋蔵したフェロセメント構造のものであ
ることが望ましいが、これに限定され々いし、図示の如
（平板状のものに限らず断面弧状のものであってもよい
。前記パネル本体１０．１０’はその端部１１，１１’
の上面に埋蔵した金網等の一部が絡合部材１２　、１２
’として立設されている。この絡合部材１２．１２’の
立設け、回転胴（図示せず）を高速回転し、＝　４− その遠心力を利用して回転胴の内面にて断面弧状のセメ
ントパネルを成形する場合でも、金網の一部を回転胴の
中心に向けて立上けておぐことによシ容易である。

２０は前記パネル本体１０　、１０’の端部１１゜１１
′を支持した断面逆Ｔ字状の支持部材で、該支持部材２
０もまた前記パネル本体１０　、１０’ト同様にフェロ
セメント構造のものであることが望ましい。２１は支持
部材２０の垂直部２２の上面に立設した絡合部材である
。

前記パネル本体１０　、１０’の端部１１　、１１’は
第２図示の如ぐ前記支持部材２０の水平部２３の上面に
載置しただけでもよいが、第３図示の如く、端部１１　
、１１’の下面に設けた保合突起１３　、１３’を支持
部材２０の水平部２３の上面に設けた係合凹部２４に係
合させるようにしてもよい。

５− ３０けパネル本体１０　、１０’の絡合部−材１２゜１
２′と支持部材２０の絡合部材２１とを絡合した絡合部
で、該絡合部３０は第２図、第３図示の如く、支持部材
２０の絡合部材２１を外側に折返してパネル本体１０．
１０’の絡合部材１２゜１２′に絡ませてもよい（この
逆でも可）シ、第４図、第５図示の如く、第３部材４０
を介して間接的に絡合させでもよい。

ここにいう第３部材４０としては第６図示の如く、−面
にワイヤー（または金網でもよい）４１を突設した枠体
４２を用い、この枠体４２のワイヤー４１をパネル本体
１．０．１０’の絡合部材１２　、１２’の外側よシ支
持部材２０の絡合部材２１を貫通ずる如く刺し通される
。このワイヤー４１と各絡合部材１２．１２’、２１と
は互に、纏絡していることが望ましいが、単に交叉して
いるだけでもよいし爆接してもよい。また、前記枠体４
２の一方または双方の外端部は第５図Ａ、Ｂの如くワイ
ヤー４１の突設方向に屈抽され、前記絡合部３ｏをボッ
クス状に被包していてもよい。

５０は前記絡合部３ｏに打設したセメントモルタルで、
該セメントモルタル５ｏの打設は絡合部３０か第２図、
第３図示の如く、絡合部材１２　、１２’および２１を
互に絡合させているときは第２図、第３図の二点鎖線に
示す如く仮枠６０を必要とするが、絡合部３ｏが一面に
ワイヤー４１を突設した枠体４２からなる第３部材４０
を介して絡合させているときは、枠体４２が型枠を兼ね
る。

なお、前記実施例ではパネル本体１０　、１０’は水平
状態で接合する場合について説明しているか、パネル本
体１０　、１０’は立てた状態で接合する場合でも全く
支障ない。

７− この発明”は以上の如く、端部上面に金網等の絡合部材
を立設したパネル本体の端部を垂直部上面に金網等′の
絡合部材を立設した断面−Ｔ字状の支持部材を介して突
き合せ、前記パネル本体の絡合部材と支持部材の絡合部
材を互に、あるいは第３部材を介して間接的に絡合し、
該絡合部にセメントモルタルを打設したことを特徴とし
ているから、接合しよ・うとする二つのパネル本体は支
持部材を介して突き合わされ、端部間の間隔ｅは常に一
定するとともに絡合部材同志の絡合とセメントモルタル
の打設とによシ、該部分がフェロセメント化するため、
強固に接合し得るものである。

また、パネル本体の端部下面に保合突起を設け、支持部
材の水平部上面に保合四部を設けてこれらを保合させる
ときは、両パネル本体の接合はよシ強固になる。さらに
、パネル本体の絡８− 合部材と支持部材の絡合部材との絡合に当シ、枠体の一
面にワ゛イヤーを突設した第３部材を使用するときは、
セメントモルタル打設に際して型枠を兼ねるので、接合
作業をよシ簡単かつ迅速になし得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す断面図、第２図ないし第６図はこ
の発明の実施例で、第２図は基本型の断面図、第３図は
パネル本体と支持部材とを互に係合した場合の断面図、
第４図は絡合部材を第３部材を介して絡合した場合の断
面図、第５図Ａ、Ｂは第３部材をボーックス型−にした
場合の断面図、第６図は第３部材の断′面斜視図である
。１０．１０’・・・パネル本体、　　１１　、１１’・
・・端部。１２　、１２’・・・絡合部材、　２２・・・垂直部。２３・・・水平部、　３０・・・絡合部、　　４０・・
・−９−八Ｐ喝１０−Ｌ第１図第３図第２図０５図　　＜Ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）端部上面に金網等の絡合部材を立設したパネル本
体の端部を、垂直部上面に金網等の絡合部材を立設した
断面逆Ｔ字状の支持部材を介して突き合せ、前記パネル
本体の絡合部材と支持部材の絡合部材を互に、あるいは
第３部材を介して間接的に絡合し、該絡合部にセメント
モルタルを打設したことを特徴とするセメントパネルの
接合部。
（２）前記パネル本体の端部下面に保合突起が設けられ
、かつ前記支持部材の水平部上面に係合凹部が設けられ
これらが互に係合している特許請求の範囲第１項記載の
セメントパネルの接合部。１−
（３）前記第３部材が一面にワイヤーまたは金網を立設
した枠体であって、該枠体のワイヤーが前記パネル本体
の絡合部材外側’、１：、９支持部材の絡合部材を貫通
する如く刺し通されている特許請求の範囲第１項または
第２項°記載のセメントパネルの接合部。
（４）　　前記枠体の一方または双一方の外端部がワイ
ヤーの突設方向に屈曲され、前記絡合部をボックス状に
被包している特許請求の範囲第３項記載のセメントパネ
ルの接合部。