JPS59217901A - 油入電気機器の製造方法 - Google Patents
油入電気機器の製造方法Info
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- JPS59217901A JPS59217901A JP9318483A JP9318483A JPS59217901A JP S59217901 A JPS59217901 A JP S59217901A JP 9318483 A JP9318483 A JP 9318483A JP 9318483 A JP9318483 A JP 9318483A JP S59217901 A JPS59217901 A JP S59217901A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、油入電気機器の製イ５方法に閂する。
従来から絶縁油を、コンデンサ、リアクトル、変圧器等
の電気機器の電気要素に充填含浸してなる油入電気機器
が使用されている。 ９ｆｔ ＲＥ！絶縁油としては、
例えばアルキルナフタレン、ジアリルアルカン、アルキ
ルベンゼンなどの芳香族系絶縁油か、リン酸エーテル油
を含有する難燃性絶縁油などが用いられている。 しか
しこれらの絶縁油は電気特性の長期安定性が不充分な場
合がある。
の電気機器の電気要素に充填含浸してなる油入電気機器
が使用されている。 ９ｆｔ ＲＥ！絶縁油としては、
例えばアルキルナフタレン、ジアリルアルカン、アルキ
ルベンゼンなどの芳香族系絶縁油か、リン酸エーテル油
を含有する難燃性絶縁油などが用いられている。 しか
しこれらの絶縁油は電気特性の長期安定性が不充分な場
合がある。
この対策と、して絶縁油に安定剤を添加したり、あるい
は不純物を除去する前処理（例えば、白土吸着処理、静
電浄油処理、分留処理等）にｆ；１シ、次いで脱気処理
を経て電気要素に充填含浸する方法が通常行なわれてい
る。
は不純物を除去する前処理（例えば、白土吸着処理、静
電浄油処理、分留処理等）にｆ；１シ、次いで脱気処理
を経て電気要素に充填含浸する方法が通常行なわれてい
る。
しかし、安定剤としてエポキシ系安定剤を用い、かつ絶
縁油の不純物の除去処理として白土吸わ処理を含む前処
理を適用した際には、安定剤を含有させたにもかかわら
ず、電気機器に含浸された絶縁油の長期安定性が意図す
るほど改善されないという問題点があった。 この点に
関し、木発明者らはエポキシ系安定剤の添加量、添加方
法、添加時期などについて種々検討・研究を行なった結
果、篤くべきことにエポキシ系安定剤に限り、添加時期
を前記絶縁油の白土吸着処理後に行なうことにより、絶
縁油の長期安定性が顕著に改善され意図する絶縁特性が
得られる事実を見出し、この発明に到達した。
縁油の不純物の除去処理として白土吸わ処理を含む前処
理を適用した際には、安定剤を含有させたにもかかわら
ず、電気機器に含浸された絶縁油の長期安定性が意図す
るほど改善されないという問題点があった。 この点に
関し、木発明者らはエポキシ系安定剤の添加量、添加方
法、添加時期などについて種々検討・研究を行なった結
果、篤くべきことにエポキシ系安定剤に限り、添加時期
を前記絶縁油の白土吸着処理後に行なうことにより、絶
縁油の長期安定性が顕著に改善され意図する絶縁特性が
得られる事実を見出し、この発明に到達した。
かくしてこの発明によれば、絶縁油に安定剤を添加し、
これを容器内に収納された電気要素に充填含浸して油入
電気機器を製造するに際し、絶縁油を白土吸着処理を含
む前処理に１寸し、次いでエポキシ系安定剤を添加して
後脱気処理し、その後、前記電気豊素に充填含浸するこ
とを特徴とする油入電気機器の製造方法が提供される。
これを容器内に収納された電気要素に充填含浸して油入
電気機器を製造するに際し、絶縁油を白土吸着処理を含
む前処理に１寸し、次いでエポキシ系安定剤を添加して
後脱気処理し、その後、前記電気豊素に充填含浸するこ
とを特徴とする油入電気機器の製造方法が提供される。
この発明における絶縁油とは、トリオクチルホスフェー
ト、トリプトキシエチルホスフェート、トリクレジルホ
スフェート、クレジルフェニールホスフェート、トリキ
シレニルホスフェート、トリ（イソプロピルフェニル）
ホスフェート、ジクレジル（オルソビフェニル）ホスフ
ェート等のリン酸エステル油、アルキルナフタレン、ア
ルキルジフェニルエタン等の芳香族系絶縁油や鉱油、更
にはこれらを混合した絶縁油が適当であるが、これ以外
にも電気機器の絶縁油として知られたものも適用するこ
とができる。
ト、トリプトキシエチルホスフェート、トリクレジルホ
スフェート、クレジルフェニールホスフェート、トリキ
シレニルホスフェート、トリ（イソプロピルフェニル）
ホスフェート、ジクレジル（オルソビフェニル）ホスフ
ェート等のリン酸エステル油、アルキルナフタレン、ア
ルキルジフェニルエタン等の芳香族系絶縁油や鉱油、更
にはこれらを混合した絶縁油が適当であるが、これ以外
にも電気機器の絶縁油として知られたものも適用するこ
とができる。
この発明における白土吸着処理とは、上記絶縁油を酸性
白土や活性白土に接触させて絶縁油中の不純物を吸着除
去する処理を示す。 この処理は絶縁油を、白土の充填
塔に通ずるか又は絶縁油に白土を混入して攪拌すること
により行なわれその処理条件は公知のものを採用するこ
とができる。
白土や活性白土に接触させて絶縁油中の不純物を吸着除
去する処理を示す。 この処理は絶縁油を、白土の充填
塔に通ずるか又は絶縁油に白土を混入して攪拌すること
により行なわれその処理条件は公知のものを採用するこ
とができる。
なお、白土吸着処理を含む前処理とは、白土吸着処理の
みであってもよく、白土吸着処理と他の処理例えば、当
該分野で絶縁油の前処理として知られた静電浄油処理や
蒸留精製処理とを併用してもよく、少なくとも前記白土
吸着処理を含んでおればよい。 ことに静電浄油処理と
白土吸着処理を併用して行なう前処理が好ましい。
みであってもよく、白土吸着処理と他の処理例えば、当
該分野で絶縁油の前処理として知られた静電浄油処理や
蒸留精製処理とを併用してもよく、少なくとも前記白土
吸着処理を含んでおればよい。 ことに静電浄油処理と
白土吸着処理を併用して行なう前処理が好ましい。
上記前処理の後、絶縁油を真空脱気処理に何して種々の
電気機器の電気要素（ＩＩＰＩＩえば、コンデンサ素子
、変圧器やリアクトルなどのコイル）に充填、含浸する
ことにより油入電気機器が製造されるが、この発明にお
いては従来と異なシ、前記白土吸着処理の後でかつ脱気
処理の前に絶縁油へエポキシ系安定剤が添加される。
電気機器の電気要素（ＩＩＰＩＩえば、コンデンサ素子
、変圧器やリアクトルなどのコイル）に充填、含浸する
ことにより油入電気機器が製造されるが、この発明にお
いては従来と異なシ、前記白土吸着処理の後でかつ脱気
処理の前に絶縁油へエポキシ系安定剤が添加される。
上記エポキシ系安定剤としては、ブチルグリシジルエー
テル、フェニルグリシジルエーテル、タレジルグリシジ
ルエーテル、α、β−エポキシスチレン、アリルグリシ
ジルエーテル、２．８−エポキシオクタン、１．２−エ
ポキシドデカン、８゜４−エポキシシクロヘキシルメチ
ルＣＢ、４−エボキシシクロヘキザン）カルボキシレー
ト、ビニルシクロヘキセンジオキサイド、ジビニルベン
ゼンジオキサイド、ブタジェンジオキサイド、α−ピネ
ンオキサイド、ジメチルペンタンジオキサイド、２−グ
リシジルフェニルグリシジルエーテル等の当該分野で知
られた種々のエポキシ結合を有する化合物が挙けられ、
二押以上を糾合ぜて用いてもよく、他の安定剤を併用し
てもよい。 こｉｌらの添加量は通常、絶縁油１００１
ＪｊＪｉ部に対してｏ、 ｌ−Ｉ Ｍ置部が適当である
が、場合によっては増減してもよい。 なお、脱気処理
は、油入電気機器中の気泡の混入により絶縁性能が低下
することを防止することの点で必要である。
テル、フェニルグリシジルエーテル、タレジルグリシジ
ルエーテル、α、β−エポキシスチレン、アリルグリシ
ジルエーテル、２．８−エポキシオクタン、１．２−エ
ポキシドデカン、８゜４−エポキシシクロヘキシルメチ
ルＣＢ、４−エボキシシクロヘキザン）カルボキシレー
ト、ビニルシクロヘキセンジオキサイド、ジビニルベン
ゼンジオキサイド、ブタジェンジオキサイド、α−ピネ
ンオキサイド、ジメチルペンタンジオキサイド、２−グ
リシジルフェニルグリシジルエーテル等の当該分野で知
られた種々のエポキシ結合を有する化合物が挙けられ、
二押以上を糾合ぜて用いてもよく、他の安定剤を併用し
てもよい。 こｉｌらの添加量は通常、絶縁油１００１
ＪｊＪｉ部に対してｏ、 ｌ−Ｉ Ｍ置部が適当である
が、場合によっては増減してもよい。 なお、脱気処理
は、油入電気機器中の気泡の混入により絶縁性能が低下
することを防止することの点で必要である。
このようにして得られた油入電気機器にわける長期間の
ｔａｎδは安定したものであり、従来の方法で製造した
ものに比して顕著に絶縁特性が改善されたものである。
ｔａｎδは安定したものであり、従来の方法で製造した
ものに比して顕著に絶縁特性が改善されたものである。
なお、かかる効果が発揮される理由は、定かではない
がエポキシ系安定剤を従来法で用いた場合には、絶縁油
の白土吸着処理時に吸着除去され、これにより含浸され
る安定剤の量が減少してしまうためではないかと考えら
れる。
がエポキシ系安定剤を従来法で用いた場合には、絶縁油
の白土吸着処理時に吸着除去され、これにより含浸され
る安定剤の量が減少してしまうためではないかと考えら
れる。
一方、前記エポキシ系安定剤は市販品をそのまま用いて
もよいが、ことにその添加前に、高沸点及び低沸点成分
を除去したものを用いると絶１７性能の安定性のみなら
ず一δ値がより改善される事実も見出された。 上記高
沸点成分や低沸点成分はエポキシ結合を有する化合物の
ダイマー、トリマー、テトラマー等の重合成分や水分、
溶剤成分等からなるものであり、エポキシ系安定剤製造
時に混入が避は得ない成分であるが、これらの成分を除
去した後ｆ！縁油に添加した際には、除去しない場合、
すなわち直接用いた場合に比して均δが改侍される。
もよいが、ことにその添加前に、高沸点及び低沸点成分
を除去したものを用いると絶１７性能の安定性のみなら
ず一δ値がより改善される事実も見出された。 上記高
沸点成分や低沸点成分はエポキシ結合を有する化合物の
ダイマー、トリマー、テトラマー等の重合成分や水分、
溶剤成分等からなるものであり、エポキシ系安定剤製造
時に混入が避は得ない成分であるが、これらの成分を除
去した後ｆ！縁油に添加した際には、除去しない場合、
すなわち直接用いた場合に比して均δが改侍される。
上記除去処理は、減圧蒸留により行なわれる。
例えば、好ましいエポキシ系安定剤の一つである８、４
−エポキシシクロへキシルメｆｋ（８，４−エポキシシ
クロヘキサン）カルホキシレートラ用いる場合、０．５
１１ＷｆｆＨｇ以下の減圧蒸留を行ない低沸点成分を留
去した後沸点１２０〜１５０℃（真空度０．０５〜０．
５ｆｆ＠Ｈｇ）のものを回収することにより上記低、高
沸点成分の除去されたエポキシ系安定剤とすることがで
きる。 また他のエポキシ系安定剤についても同様であ
る。
−エポキシシクロへキシルメｆｋ（８，４−エポキシシ
クロヘキサン）カルホキシレートラ用いる場合、０．５
１１ＷｆｆＨｇ以下の減圧蒸留を行ない低沸点成分を留
去した後沸点１２０〜１５０℃（真空度０．０５〜０．
５ｆｆ＠Ｈｇ）のものを回収することにより上記低、高
沸点成分の除去されたエポキシ系安定剤とすることがで
きる。 また他のエポキシ系安定剤についても同様であ
る。
このようにして得られた油入電気機器は、前述した絶縁
性能の安定化に加え−δがより改善されたものである。
性能の安定化に加え−δがより改善されたものである。
以下、この発明を実施例により詳説するが、これにより
この発明は限定されるものではない。
この発明は限定されるものではない。
実施例１
リン酸エステルとしてトリクレジルフォスフニー）（Ｔ
ＣＰ）を使用し、これに芳香族系絶を吸油としてアルキ
ルナフタレン（ＡＮ）をイφ用してＴＯＰ：ＡＮが６＝
４のリン酸エステル系Ｉ￥″！縁油を調製した。
ＣＰ）を使用し、これに芳香族系絶を吸油としてアルキ
ルナフタレン（ＡＮ）をイφ用してＴＯＰ：ＡＮが６＝
４のリン酸エステル系Ｉ￥″！縁油を調製した。
この絶縁油を白土吸着処理塔を併設する静電浄油処理装
置により特製処理を行なった。 静電浄油処理条件は電
極間Ｂｇｍｇ＋、印加電圧直流１７ＫＶである。 また
白土吸着処理塔には粒状活性白土（商品名ニガレオナイ
ト、水沢化学制）を使用した。
置により特製処理を行なった。 静電浄油処理条件は電
極間Ｂｇｍｇ＋、印加電圧直流１７ＫＶである。 また
白土吸着処理塔には粒状活性白土（商品名ニガレオナイ
ト、水沢化学制）を使用した。
このようにして前処理を行なった絶れ油１００重量部に
８，４−エポキシシクロヘキシルメチル（８，４−エポ
キシシクロヘキサン）カルボキシレート（エポキシ系安
定剤： ０Ｙ−１７９チバガイギ一社製）を０．５重量
部とフェノール系安定剤である２、６−シーｔｅｒｔ−
ブチル−ｐ−クレゾール０．５重量部とを添加し、これ
を減圧下で充分に脱気したのちオールフィルムのコンデ
ンサ素子に減圧法により充填含浸させて油入コンデンサ
をｆＲｉＪした。 なおこのコンデンサ素子は７μｍの
アルミニウム箔間に１８ ｐｍのポリプロピレンフィル
ムを８枚精層して薄葉銹電体を形成したものを用いた。
８，４−エポキシシクロヘキシルメチル（８，４−エポ
キシシクロヘキサン）カルボキシレート（エポキシ系安
定剤： ０Ｙ−１７９チバガイギ一社製）を０．５重量
部とフェノール系安定剤である２、６−シーｔｅｒｔ−
ブチル−ｐ−クレゾール０．５重量部とを添加し、これ
を減圧下で充分に脱気したのちオールフィルムのコンデ
ンサ素子に減圧法により充填含浸させて油入コンデンサ
をｆＲｉＪした。 なおこのコンデンサ素子は７μｍの
アルミニウム箔間に１８ ｐｍのポリプロピレンフィル
ムを８枚精層して薄葉銹電体を形成したものを用いた。
このようにして？８た油入コンデンサの初期の−δは８
０℃において０．０９％であったが、加熱課電試験の結
果（図中、ｃ）ｔｏｏ日後においても絶縁性能の低下は
認められなかった。
０℃において０．０９％であったが、加熱課電試験の結
果（図中、ｃ）ｔｏｏ日後においても絶縁性能の低下は
認められなかった。
一方、比較例として、エポキシ系安定剤とフェノール系
安定剤の添加を、上記静電浄油処理及び白土吸着処理の
前に行なう以外同様にして油入コンデンサを製造して−
δを測定したところ初期のＬ＋＋＋＋ Ｊは８０℃にお
いて０．０８％で良好であったが、加熱課電試験の結果
（図中、Ｂ）、経口と共に絶縁性能の低下が認められ、
長期間での安定性が劣っていることが判った。 なお、
この際絶縁油中のエポキシ系安定剤の含有量を赤外吸光
分析（１７８ｏｃｍ−１）で測定したところほとんど検
出されず、これＫＪ：り初期の−２のみが良好であるこ
とが推量された。
安定剤の添加を、上記静電浄油処理及び白土吸着処理の
前に行なう以外同様にして油入コンデンサを製造して−
δを測定したところ初期のＬ＋＋＋＋ Ｊは８０℃にお
いて０．０８％で良好であったが、加熱課電試験の結果
（図中、Ｂ）、経口と共に絶縁性能の低下が認められ、
長期間での安定性が劣っていることが判った。 なお、
この際絶縁油中のエポキシ系安定剤の含有量を赤外吸光
分析（１７８ｏｃｍ−１）で測定したところほとんど検
出されず、これＫＪ：り初期の−２のみが良好であるこ
とが推量された。
なお、加熱課電試験（７０°Ｃ１定格市、圧の１．２倍
）の結果は合せて第１図に示した（図中、八は安定剤無
添加での結果を示す）。
）の結果は合せて第１図に示した（図中、八は安定剤無
添加での結果を示す）。
実施例２
エポキシ系安定剤０Ｙ−１７９を直接添加せず、減圧蒸
留で低沸点成分及び高沸点成分を１！″１′、去したの
ちフエノル系の安定剤と共に添加する以外実施例１と同
様にして油入コンデンサを製造した。
留で低沸点成分及び高沸点成分を１！″１′、去したの
ちフエノル系の安定剤と共に添加する以外実施例１と同
様にして油入コンデンサを製造した。
なお、減圧蒸留は、まずＱ、５ｆｆＷＨに以下の条１′
１；で行ない、初留分を除去したのち１８０〜１６０℃
の木１分８．４−エポキシシクロヘキシルメチル（８，
４−エポキシシクロヘキサン）カルボキシレートのモノ
マーに対応を回収して低沸点成分及び高沸点成分を実質
的に除去した。 各留分の分析値及び回収率を下表に示
す。
１；で行ない、初留分を除去したのち１８０〜１６０℃
の木１分８．４−エポキシシクロヘキシルメチル（８，
４−エポキシシクロヘキサン）カルボキシレートのモノ
マーに対応を回収して低沸点成分及び高沸点成分を実質
的に除去した。 各留分の分析値及び回収率を下表に示
す。
上記、低沸点成分及び高沸点成分が除去された木留分を
用い実施例１と同様にして得た油入コンデンサのｔａｎ
δは０．０８チと良好であり、さらに第１図、Ｄに示す
ように１００日後においても絶縁性能の低下は認められ
なかった。
用い実施例１と同様にして得た油入コンデンサのｔａｎ
δは０．０８チと良好であり、さらに第１図、Ｄに示す
ように１００日後においても絶縁性能の低下は認められ
なかった。
なお、参考のために前記各留分を各々絶縁油に添加した
際の絶縁油自体の論δを測定した結果はそれぞれ下表の
通りであった。
際の絶縁油自体の論δを測定した結果はそれぞれ下表の
通りであった。
木留分のみが一δが優れているがその理由については不
明である。 しかしモノマー（エボキザイドそのもの）
の純度を上けると電気特性も向上することも確認できた
。
明である。 しかしモノマー（エボキザイドそのもの）
の純度を上けると電気特性も向上することも確認できた
。
実施例８
リン酸エステルとしてトリ（イソプロピルフェニル）フ
ォスフェート（ＴＰＰＰ ）ヲｆ９１Ｊｉｌ、、、これ
に芳香族系絶縁油としてアルキルジフェニルエタン（Ａ
ＤＦｔ ）を使用し、ＴＰＰＰ ： ＡＤＦｉが６＝４
のリン酸エステル系絶縁油を調整した。
ォスフェート（ＴＰＰＰ ）ヲｆ９１Ｊｉｌ、、、これ
に芳香族系絶縁油としてアルキルジフェニルエタン（Ａ
ＤＦｔ ）を使用し、ＴＰＰＰ ： ＡＤＦｉが６＝４
のリン酸エステル系絶縁油を調整した。
この絶縁油を実施例１と同様に精製処理後、実施例２で
得られた０Ｙ−１７９蒸留品を０．５７Ｊｊ量部を添加
し、これを減圧下で充分に脱気したのち、オールフィル
ムのコンデンサ素子に減圧法により含浸させて油入コン
デンサを製造した。
得られた０Ｙ−１７９蒸留品を０．５７Ｊｊ量部を添加
し、これを減圧下で充分に脱気したのち、オールフィル
ムのコンデンサ素子に減圧法により含浸させて油入コン
デンサを製造した。
得られたコンデンサの加熱課電試験の結果（図中Ｅ）、
絶縁性能の低下は認められなかった。
絶縁性能の低下は認められなかった。
従ってエポキシ系安定剤のみを使用した場合も本発明に
よれば、長期安定性に優れたコンデンサを得ることがで
きる。
よれば、長期安定性に優れたコンデンサを得ることがで
きる。
実施例４
絶縁油としてＪ工Ｓ４種１号油（ＪＩＥ＋０２８２０゜
１９８２ ）であるアルキルナフタレンを使用し、実施
例１と同様に０ｙ−１７９，ＤＢＰＣをそれぞれ０．５
重量“部添加した油入コンデンサを２台製作した。
１９８２ ）であるアルキルナフタレンを使用し、実施
例１と同様に０ｙ−１７９，ＤＢＰＣをそれぞれ０．５
重量“部添加した油入コンデンサを２台製作した。
１台は白土処ｊ４ｕ前に添加、他の１台は、脱気処理前
に添加したものである。
に添加したものである。
この２台のコンデンサの加熱課電試験結果よシ、白土処
理前に添加されたものには（図中Ｆ）一部子安定なコン
デンサが含まれるに対し、脱気処理前に添加したイ、の
け（図中Ｇ）極めて長期安定性に優れることが確認され
た。
理前に添加されたものには（図中Ｆ）一部子安定なコン
デンサが含まれるに対し、脱気処理前に添加したイ、の
け（図中Ｇ）極めて長期安定性に優れることが確認され
た。
第１図は、この発明の方法によりｊｌｌＱ造された油入
コンデンサの加熱課電試験結果を比Ｉ咬例と共に示すグ
ラフである。 代理人 弁理士 野河信太部
コンデンサの加熱課電試験結果を比Ｉ咬例と共に示すグ
ラフである。 代理人 弁理士 野河信太部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、絶縁油に安定剤を添加し、これを容器内に収納され
た電気井素に充填含浸して油入電気機器を製造するに際
し、 絶縁油を白土吸着処理を含む前処理に付し、次いでエポ
キシ系安定剤を添加して後脱気処理し、その後、前記電
気要素に充填含浸することを特徴とする油入電気機器の
製造方法。 ２、絶縁油に安定剤を添加し、これを容器内に収納され
た電気要素に充填含浸して油入電気機器を製造するに際
し、 絶縁油を白土吸着処理を含む前処理に付し、次いでエポ
キシ系安定剤として予め減圧蒸留により高沸点成分及び
低沸点成分を除去したものを添加して後、脱気処理し、
その後前記電気要素に充填含浸することを特徴とする油
入電気機器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58093184A JPH0675362B2 (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 油入電気機器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58093184A JPH0675362B2 (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 油入電気機器の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59217901A true JPS59217901A (ja) | 1984-12-08 |
| JPH0675362B2 JPH0675362B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=14075486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58093184A Expired - Lifetime JPH0675362B2 (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 油入電気機器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0675362B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013115372A1 (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-08 | Ｊｘ日鉱日石エネルギー株式会社 | 広い温度領域での性能に優れた電気絶縁油組成物 |
| US9228992B2 (en) | 2010-12-13 | 2016-01-05 | Mitsubishi Electric Corporation | Electric insulating oil inspection method, electric insulating oil treatment method, and oil-filled electric device maintenance method |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5085900A (ja) * | 1973-12-04 | 1975-07-10 | ||
| JPS5335999A (en) * | 1976-09-16 | 1978-04-03 | Nissin Electric Co Ltd | Capacitor |
-
1983
- 1983-05-26 JP JP58093184A patent/JPH0675362B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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| JPS5085900A (ja) * | 1973-12-04 | 1975-07-10 | ||
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