JPS59217756A - 飽和ポリエステルおよび別の熱可塑性またはエラストマ−樹脂を含む不飽和ポリエステル成形組成物 - Google Patents

飽和ポリエステルおよび別の熱可塑性またはエラストマ−樹脂を含む不飽和ポリエステル成形組成物

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JPS59217756A
JPS59217756A JP3971284A JP3971284A JPS59217756A JP S59217756 A JPS59217756 A JP S59217756A JP 3971284 A JP3971284 A JP 3971284A JP 3971284 A JP3971284 A JP 3971284A JP S59217756 A JPS59217756 A JP S59217756A
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unsaturated
polyester
molding
acid
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フランク・ウイリアム・ドハテイ
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Owens Corning Fiberglas Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は不飽和Iジエステル成形用組成物の分野および
上記組成物から成形したガラス繊維強化製品に関し、さ
らに詳しくは高温、高圧で成形に使うため上記組成物に
いわゆる低収縮および(または)低グロフイル特性を与
えるため熱可塑性樹脂またはニジストマー樹脂を含む上
記組成物に関する。
高温で加圧下の成形により物品の製造に使う不飽和、t
E’ IJエステル成形用組成物は古くから知られてお
り、特に最もふつうにはガラスおよび(または)他の繊
維である強化エレメントを成形前に該組成物に合体する
場合に、広く受入れられてきた。
このような成形用組成物は典型的にはエチレングリコー
ルまたはグロビレングリコールのような7種以上のグリ
コールによるマレイン酸またはフマル酸のような7種以
上のエチレン性不飽和ジカルざン酸またはその無水物お
よびときには少量割合の他の芳香族または脂肪族モノま
たはジカルゲン酸またはその無水物、および(または)
池のモノまたはポリヒドロキシル化合物のポリエステル
化生成物を含んでいる。該組成物はまた典型的には成形
用組成物の硬化のため不飽和、N IJエステルと共重
合性のスチレンのようなエチレン性不飽和単量体、およ
び成形中硬化反応を6起するために有機ペルオキシ化合
物または有機アト化合物のような熱で活性化される開始
剤を含んでいる。成形した物品の強度と剛さを増すため
にガラス繊維のような繊維状の強化エレメントも典型的
には上記成形用組成物に合体する。早期ダル化を抑制す
るための抑制剤、成形潤滑剤、増粘剤、粒吠充てん剤、
顔料などのような添加剤もしばしば含める。
不飽和ポリエステル成形用組成物に種々の熱可塑性樹脂
またはエラストマー樹脂を含めることも既知である。熱
可塑性樹脂またはエラストマー樹脂が成形用組成物の単
量体成分に可溶でありまたは単量体成分により少なくと
も膨潤され、ついで分離して成形用組成物の硬化におい
て樹脂マトリックス中に不均一混在物を形成するときは
、硬化中の単量体と不飽和ポリエステルの共重合に生来
関連する収縮が減少しまたは除かれ、目でみえる/ 効果を生じる最短波長から約4インチまでの「波長」に
よって特徴づけられる物品の成形されたままの表面の欠
陥に関しては少なくとも、成形物品の表面の組織は使っ
た成形型の表面の相当する区域の組織にほとんど順応す
る。このような樹脂を不飽和ハ?リエステル成形用組成
物に合体するとき、この樹脂をふつう低収縮または低プ
ロフイル添加剤と呼ぶ。特にカルシウムまたはマグネシ
ウムの酸化物または水酸化物のような填塞性増粘剤の合
体によって成形用組成物を増粘するときは、上記低収縮
または低プロフイル添加剤樹脂上の少量割合の遊離カル
メン酸基(約/〜約jO1好ましくは約3〜約ljの酸
価に相当する)が%に有利なことがわかっている。
繊維強化不飽和ポリエステル成形用組成物の処方におけ
る種々の進歩にもかかわらず、表面に対しほとんど接線
の方向の視線に沿って観察するときでさえ著しく滑らか
で波打ちなく見える表面を有することが要求される物品
、たとえばほろ、トランクのふた、ドア、または車体パ
ネルなどのような大きな外部自動車部品の製造に受入れ
られることに対する主な障害は、少なくとも成形用組成
物の取扱い特性の一般に受入れられない犠牲によること
なしには、上記物品の成形したままの表面/ に約7インチよりも大きい「波長」を特徴とする、波状
、波動または波打ちと同じ型の外見上の欠陥の発生を著
しく減少するために短かい「波長」を特徴とするごく浅
い波状、波動、または波打ちを抑制するためにとられる
工程は通常失敗することであった。本発明は本発明の改
良さitた不飽和Iジエステル成形用組成物から成形し
た繊維強化物品の実質上減少した長波長の表面波状、波
動、または波打ちを示し、一方向時に粘り強さ、たとえ
ば引張および(または)曲げ強さおよび(または)伸長
性を増強し、また成形用組成物の受入れられる取扱い特
性を保持する上記物品を製造できる主要な進歩を提供す
る。
一面においては、本発明はエチレン性不飽和ポリエステ
ルと、成形用組成物硬化のため上記テリエステルと共重
合性のエチレン性不飽和単量体と、飽和/!Iエステル
以外の熱可塑性またはエラストマー性の低グロフィル添
加剤樹脂約j〜約2j置部部と、脂肪族飽和、fE’l
Jエステル好ましくは?リアルキレングリコールとアル
キレンジカルがン酸の鱈?リエステル化生放物約/〜約
、、20重量部からなる成形組成物であり、上配両重量
部は該不飽和、19 リエステル、該彫社体、該低プロ
フイル添加剤樹脂、該飽和ポリエステルの合計1oov
量部当りである。
別の面においては、本発明は本発明の成形用組成物の硬
化生成物からなる成形樹脂物品である。
本発明の改良成形用組成物で使用に適する不飽和ポリエ
ステルは、通常の低収縮または低ゾロフィル繊維強化成
形用組成物で使用に適するどの不飽和d゛??リエステ
ルむ。これらは主としてマレイン酸またはその熱水物(
通常好ましくは?リエステル化中フマル酸中フマル酸形
も一部分異性化する)のようなエチレン性不飽和ジカル
?ン酸またはその無水物とエチレングリコールまたはプ
ロピレングリコールのようなグリコールまたは相当する
ニーキシドとのIリエステル化生成物である。
望むときは、一般に受入れられる実施法に従って、小モ
ル割合の他の酸および(または)ヒドロキシル反応物を
合体できる。たとえば、エチレン性不飽和ジカルゲン酸
またはその無水物の小モル割合の代りにエチレン性不飽
和をもたないジカルゲン酸またはその無水物で置き換え
′ることにより、硬化に伴なわれる付加共重合反応にお
けるポリエステルの反応性を減少できる。脂肪族または
芳香族の代替物を使用できるが、最もふつうのものは多
分インフタル酸である。小モル割合の/官能性カルゲン
酸またはアルコール反応物も合体でき、これらは生成ポ
リエステルの反応性と成形用組成物の他の成分との相容
性を変性するのに役立つだけでなく、その平均分子量に
独立にその酸価および(または)ヒドロキシル価を制御
するのに使用できる。ここで引用文献とするプラット、
ぎシエルトの米国特許第3.り33 、7!7号(/り
7乙年7月、20日付)に特゛に記載されているものの
ように、ノシクロベンタジエンに付加することKよりエ
ステル化したカルぎン酸基の構造をもつ末、端基の実質
1小割合を有する不飽和ポリエステルは、本発明の組成
物において特に有用なことがわかった。
本発明の成形用組成物の不飽和ポリエステル成分は中等
ないし高反応性、たとえばホリエステルステル化ジシク
ロにンタジエニル末端封鎖残基およびシクロぜンタジエ
ンとマレアートまたはフマラート残基とのディールス−
アルダ−付加物中の残存不飽和は、不飽和y71ノ工ス
テル樹脂組成物の成形中ふつう遭遇する条件下では反応
性とみなさない)。
通常の不飽和Iリエステル成形用組成物に使用できるこ
とが知られている多数のエチレン性不飽和単量体のどれ
も使用できる。スチレンが最もふつうに使われる単量体
であるが、成形用組成物および(または)その成分の前
駆物質部分組合せの溶解度、粘度、反応性、揮発度、お
よび(または)他の特性を調節するために望ましいとき
は、スチレンの全部または一部分の代りに使用できる多
くの他の単量体が既知である。
通常の低収縮および(または)低プロフィル不飽和ポリ
エステル成形用組成物で使うため、多種類の熱可塑性樹
脂またはニジストマー樹脂(飽和/I+エステル以外の
)が知られており、ここで主要な低収縮および(または
)低プロフイル添加剤として使用できる。一般に、上記
重合体は成形用組成物の液相に溶解しまたは少なくとも
多少均一に分散されるように成形用組成物の単量体成分
に溶解しまたは単量体成分により少なくともかなり膨潤
すべきであるが、成形用組成物、特に直接の目による観
察による検出から曇りまたは不透明度の評価をあいまい
にしないように充でん剤および(または)強化成分をは
ふいた組成物の硬化において曇りまたは不透明度の発達
により明らかなように、硬化で分離して不均一樹脂マト
リックスを形成すべきであると考えられる。通常の低収
縮および(または)低プロフイル成形用組成物における
ように、特にカルシウムまたはマグネシウムの酸化物ま
たは水酸化物のような塩基性増粘剤で増粘した成形用組
成物においては、好ましくは熱可塑性またはエラストマ
ー樹脂に対し約/−J’0゜さらに好ましくは約3〜約
73の酸価に相当する小割合の遊離カルざン酸官能基が
有利である。多くの応用に対しては、好ましい主要低収
縮または低プロフィル添加剤は、多重量割合の酢酸ビニ
ルと約し〜約−重tqbのアクリル酸またはメタクリコ ル酸と少重量#I合のメタクリル酸メチルのようなアク
リル酸エステルまたはメタクリル酸エステル単厨体の熱
可塑性インターポリマーであり、そのホモポリマーはポ
リ酢酸ビニルよりも高いガラス転移温度をもつ。
本発明で使う脂肪族飽和/ リエステルは、生成物飽和
/ +)エステル内に非環式構造のみを生成する限り、
7種以上の飽和ジカルボン酸と7種以上の飽和グリコー
ルとのyleリエステル化生化生成人い範囲のもののい
ずれかであることができる。小モル割合の適当なl官能
性反応物および(または)2より大きい官能度を有する
反応物を使用できるが、良好な結果を達成するのに必要
なことは見出されていない。シフ’oピレングリコール
のようなポリアルキレングリコールとアジピン酸のよう
なアルキレンシカルピン酸とのIリエステル化生成物が
好ましい。飽和ポリエステルの酸価は厳密に重要ではな
く、約l〜約乙の酸価をもつ飽和/9エステルが良好な
利点をもって使われてきたが、特に上で引用した米国特
許第3.り33,737号に記載の型のジシクロインタ
ジェンで末端封鎖した不飽和ポリエステルと共に使うた
めには、約10〜約グθの酸価が好ましく、約/J’〜
約30の酸価がさらに好ましいことがわかった。しかし
、脂肪族飽和ポリエステルおよび(または)低プロフイ
ル添加剤樹脂の少なくとも一部分を、カルシウムまたは
マグネシウムの酸化物または水酸化物のような塩基性増
粘剤のキャリヤーまたは分散剤の一部分として成形用組
成物に合体するときは、このようないわゆる3 −0I
J−<−スト混合物において過度の粘度を生じないよう
に低酸価、たとえば約O〜約tが上記の部分に対しては
望ましいことがわかる。
一般に、飽和ポリエステル以外の低プロフィル樹脂添加
剤約夕〜約25重量部と飽和ポリエステル約l〜約、2
0重量部とを、不飽和ポリエステル、単量体、低プロフ
イル添加剤樹脂、飽和ぼりエステル合計100重量部当
り使うべきである。
不飽和ぼりエステル、単量体、飽和ポリエステル以外の
低プロフィル添加剤、および飽和ポリエステルの好まし
いおよその相対割合および%に好ましいおよその相対割
合を次表に示す。
重量部 不飽和ポリエステル    、25N≠3 30〜μO
単愉体     3j〜1!;0  ≠0〜jj低プロ
フィル添加剤     5N20j〜/j脂肪族飽和4
リエステル     3〜lj   3〜75合   
計         100      /θ0低収縮
/低グロフィル不飽和ポリエステル成形用組成物の池の
通常の成分も本発明の成形用組成物に合体でき、大抵の
場合このような追加の成分の少なくとも若干の合体がふ
つう使う目的に対し必要であるかまたは少なくとも好ま
しい。このような既知の追加成分としては、反応性のエ
チレン性不飽和成分の早期rル化を抑制する抑制剤、制
御条件下に上記反応を誘起する開始剤、ガラス繊維のよ
うな繊維状強化エレメント、炭酸カルシウムまたはポリ
エチレンまたはポリエチレンのような不活性重合体のよ
うな粒状充てん剤、離型剤、カルシウムまたはマグネシ
ウムの酸化物または水酸化物のような増粘剤、高級脂肪
酸または低級脂肪酸アミドのような流れに影響を与える
試剤、顔料などがある。
不飽和ポリエステルおよび単量体の付加重合に適したど
の開始剤も硬化触媒として使用でき、特定の場合におけ
るその選択は主として成形を行なわりとする温度に依存
し、そこで低温では本質的に不活性であるが選んだ成形
温度に達するとき熱的に活性化される開始剤を選ぶこと
ができる。硬化工程の一層完全な制御を与えるため、お
よび(または)一層広い範囲の成形条件下で同一処方を
使えるように1開始剤の混合物を使用できる。
過安息香酸tert−ブチルは約、2fO〜約310〒
のふつう使われる成形温度範囲で活性化されるから、多
分岐もしばしば使われる開始剤であるが、アゾ化合物の
ような他の開始剤と同様に1多くの他の適当なペルオキ
シ開始剤が知られている〇繊維状強化エレメントはふつ
う好ましくはガラス繊維のマルチフィラメントストラン
ドからなり、その製造および加工生瓦のまたは種々のガ
イドによる摩耗による破損から繊維を保護するためにま
た強化物としてのガラス繊維と成形物品の樹脂マトリッ
クスとの相互作用を増強するために1著しく軽いサイズ
コーティングが与えられている。このようなサイズ組成
物はふつう塗膜形成重合体、潤滑剤、有機シランまたは
その加水分解物のようなガラス−有機物カッ/リング剤
を含んでいるが、ときKは/成分が多機能を果すことが
できる。
典型的には約A〜約2インチ長さの切断したストランド
として、または不定長さの本質的に連続ストランドとし
て、ガラス繊維を成形用組成物に合体でき、または画形
の組合せを使用できる。切断したストランドだけを使う
場合は、成形用組成物ハパルク成形コンノぐランド(B
MC)の旅をとることができ、この場合は成形用組成物
のコンノ4クトな片、典型的にはおよそ球状のぎ−ルを
所望の物品製造用の成形型に入れ、またはシート成形コ
ンノ譬つンド(SMC’)の形をとることができ、この
場合は典型的には切断したガラス繊維強化物をグラスチ
ックフィルム上にある他の全成分のペースト混合物から
なる秤量した層上に均一に散布し、ついで第2のグラス
チックフィルム上にあるイースト混合物の第2層を重ね
てサンドイッチ状シートを形成することによって成形用
組成物を平らなシートにつくり、これは繊維をぬらしこ
れをペースト混合物ぢゆうに分散するために加工または
こね、貯蔵および熟成のため巻き上げ、ついで成形型に
入れるため(7’ラスチツクフイルムを除いて)適当な
寸法に切断できる。さらに、強化物と樹脂の異なる組合
せを、同一成形型中に重ねた複数のSMC層で使用でき
る。特に多く、の応用においては、高い割合の一層長い
、たとえば7〜2インチの切断したガラス繊維を有する
SMCの最/   / 外側層を、主として短かい、たとえば7〜コイyチの切
断したガラス繊維を有する追加のSMC層と共に成形型
内で有利に重ねることができる。
カルシウムまたはマグネシウムの酸化物または水酸化物
のような塩基性増粘剤を成形用組成物中に合体しようと
するときは、これを乾燥粉末として強化繊維以外の残り
の成分と共に混合でき、または樹脂系成分の一部分、好
ましくは単量体の一部分に醇かした飽和ポリエステルの
一部分と予備混合していわゆる8−側ペースト組成物を
形成でき、ついでこれを強化繊維以外の残りの成分から
なるいわゆる八−側イースト組成物と混合する。
B−側イーストの混合中の単量体の蒸発を最小にするた
めに、B−側処方物中の一層通例のスチレンの代りにビ
ニルトルエンのような一層揮発性の小さい重合体を使う
ことが望ましいことがあり得る。どちらの場合も、全ペ
ースト組成物を強化繊維と混合し、適当な時間、典型的
には約、24t〜約72時間熟成させると、その間増粘
剤は成形用組成物の粘度を樹脂系が充てん剤および特に
強化繊維を成形型の全部分に入れる能力を増すのに望ま
しい水準まで上げる。ペースト組成物、すなわち強化繊
維以外の成形用組成物の全成分の混合物が強化繊維を効
率よくぬらすことが望ましいから、全イースト組成物の
初期粘度・を減らす物質小量割合を加えることがときに
役立つ。ステアリン酸のような長鎖脂肪酸またはホルム
アミドのような低級脂肪酸アミドが、成形用組成物の粘
度の増加において塩基性増粘剤の次の作用を著しく妨害
することなくこの目的にふつう有効であるが、特に物品
を塗装しようとする場合他の欠点を導入する傾向があり
、そこでこのような添加剤を使うことなく繊維の適当な
ぬれを達成できる場合にはふつうは避けるべきである。
本発明の特に重要な利点は高温、高圧下でこの成形用組
成物から成形した物品の成形したままの表面の外観にお
いて達成できる改良であり、また特に比較的長い波長、
たとえば約7〜′約10インチを特徴とする波打ちの減
少に関してである。成形物品の表面のこの様子は、表面
自体が実質上平面でないときは観察点からの視角は表面
の場所から場所で必ず変化するけれども、接線方向から
典型的には約70〜30度の小さな視角で表面で反射さ
れる平行な直定規のしまのノやターンをみることにより
評価し、比較できる。反射したしまが視11に大体交差
するときは、反射したしまのエツジに沿った不規則性を
反射表面の波状または波動の波長または多重波長によっ
て直接特徴づけることができる◇反射したパターンを次
の評価および(または)比較のための写真記録するとき
は、写真の縮小または拡大比だけを考慮する必要がある
しかし、しまがみる(または写真の)線に対しおよそ交
差する以外で配向するときは、反射表面の波状または波
動の一つ以上の波長によって反射したしまのエツジにお
ける不規則性を特徴づける場合に1短縮の効果も考慮す
る必要がある。ラッカーシーラーの軽いコーティングに
よる物品の成形されたままの表面の予備コーティング、
ついで黒ラッカーの軽いコーティングによる予備コーテ
ィングは、表面の長波長波形または波動の欠陥を示す忠
実さを著しく変えることなく(そう考えられているが)
、シばしば上記の反射されたノ9ターンを一層明白にす
る。このような反射・ぐターンをしらべることによる成
形されたままの表面の評価および(または)比較法は、
勿論少なくとも一つのかなり大きい曲率半径をもってい
ない表面のどの部分をも特徴づけるの忙十分には適合し
ていないが、上記の長波長表面外観欠陥は、上記表面の
感知される外観に対しほとんど影響をもたないだろうと
いう理由だけで、上記表面に関し最小の関心事のもので
ある。
本発明の別の利点は、成形用組成物またはそれから成形
される物品の池の重要な性質を著しく犠牲にすることな
く、長いたとえば約し〜約10イ弘 ンチの波長を特徴とする成形されたままの表面波打ちに
おける上記の改良を実現させることであり、また多くの
場合上記の池の特性の同時の改良さえ生じることである
。特に、本発明の組′放物から成形したガラス繊維強化
物品は典型的には、引張強さおよび(または)引張伸び
、および(または)特に曲げ強さおよび(または)曲げ
における伸びに丈って測定されるような改良された粘り
強さも示すが、上記物品においては切欠きアイゾツト衝
撃強さにおける改良はふつう殆ど認められない。
適当な変換器に連結した針状センサーで表面を横切らせ
、表面を横切る交差の単位長さ当りの針の垂直移動を電
子的に積分することにより測定した上記物品の短波長表
面プロフィルもしばしば改良され、すなわち減少する。
表面調製なしの成形した物品の塗装性も、特に成形され
たままの表面の多孔度の減少によってふつう増加する。
他方、繊維の突出、すなわち成形物品の表面直下の繊維
状強化エレメントの目にみえることおよび(または)下
にある繊維状強化エレメントによるその表面の実際のゆ
がみは、ときに本発明の成形用組成物の使用によりわず
かに誇張される傾向があり得るが、処方および(または
)製造における適当な調節により、明らかな欠点の効果
を満足に最小にしながら本発明の利点の全体としての有
利な実現をふつう達成できる。本発明の成形用組成物は
満足な取扱い特性も示し、また%に飽和Iリエステルの
受入れられないしみ出しがない。さらに、本発明の成形
用組成物から成形した繊維強化物品は、減少した表面多
孔度によって改良された塗装性を示す。
実施例 1 次のSMC処方物において、約30の酸価分有するジシ
クロペンタジェンで末端封鎖した−9(fロビレンマレ
アート/フマラート) 不fi!和、le替エステルお
よび米国特許第3.f33.、g/、2号(ここで引用
するプラット、はシエルトおよび訂正されたようにセレ
イに対する/り7j年j月13日付の特許)の相容性酢
酸ビニル/メタクリル酸メチル/アクリル酸ターポリマ
ー低グロフイル添加剤を使い、本発明の特に有利な成形
用組成物および成形物品を実現できることが見出された
重量部 八−側被一スト      上層 下層不飽和ポリエス
テル     、29.3 .25’、J−ス  テ 
 し  ン                  ≠乙
、タ   1ltA、り低プロフイル添加剤樹脂   
  io、o   io、。
ポリ(ノデロビレンアジパート)     ざ、≠  
 g、弘過安息香酸tert−ブチル(TBPB)  
  /、!    /、4tステアリン酸亜鉛    
    /、タ   /、タステアリン酸      
    /、タ   AりCaCO3/−2j、−2/
り1A0 A合81・     、2.23..2.2りlA0重
量部 B−側ペースト      上層  下層ポリ(ジデロ
ビレンアジノ#−4)      、2./    、
2./ビニルトルエン        3./   3
./顔料コンセントレート     0.7  0.7
Mg(OH)23.3  3.3 CaCO3/’ZO/9.O B 合計          2と、2 .2f、λ全
ペースト(A 十B )     2.!;/、lA 
 322.2これらの処方物を通常の方法により約/、
2オンス/平方フィートの重ざのSMCに製造し、約7
2時間熟成させ、3個の下層と1個の上層をはる成形型
内に重ね、成形型表面温度約3θθ下で約3分間ブレス
することにより、後部で約60インチ幅までテーノ4す
る前部で、その側面下に種々の一体となった強めリブを
有し、重さ約2′μポンドで約≠θインチ長さ×約jA
インチ幅の自動車はろに成形した。、上面で反射した真
直なしまパターンを有する成形したitろの写真(ラッ
カーシーラーの軽いコーティングついで光沢黒ラッカー
の軽いコーティングを表面に適用した後のもの)を第7
図に示す。飽和ポリエステルを八−側ペーストからはふ
き、不飽和ポリエステルおよび酢酸ビニルターポリマー
の量をそれに比例して増加させて、樹脂系成分の合計を
100重量部にした以外は、類似に製造したほろの写真
を第2図に示す。
実施例 コ 本発明の別のSMC処方物全9くり、長波長表面波打ち
、曲げ強さ、伸び、表面多孔度において改良を示す成形
物品に製造した。この処方物は約30の酸価を有する高
反応性ポリ(−1μピレンマレアート/フマラート/イ
ン7タラート)不飽和プリエステル、および約/2の酸
価を与えるのに十分な遊離カルざン酸基をもつアクリル
酸エステル重合体である低プロフイル添加剤樹脂を使っ
た。
A−ペースト         1量部不飽和ポリエス
テル         3と/3スチレン      
  4A/、7 j低fロフイル添加剤樹脂     
  io、≠過安息香酸tert−ブチ#(TBPB)
    /、2ホルムアミド            
 0.l/LPDO()、3 ステアリン酸亜鉛           lA、0Ca
C03/70J A合計      、2A&、7 B−側 ペースト Iす(ジグロピレンアジノ母−))        l
、、AJ−スチレン         3.OJ−ステ
アリン酸亜鉛            0.りMgOO
9t Mg(OH)2                  
   .2.7顔料コンセントレート        
 θ、38  合  計              
     /44弘全ペースト (A+8)     
        21/、1ガラx繊維−/ インfO
cF9jtC23To)      l4AO全SMC
31sよ/ 上記の実施例1のジシクロインタジエンで末端封鎖した
ポリエステルとの相容性に対比し、酸官能性熱可塑性ま
たはエラストマー低プロフイル樹脂添加剤ですら、通常
の不飽和、41Jエステルとはふつう十分には相容性で
ない。したがって、通常増粘剤および繊維状強化物を含
む完全な成形用組成物の製造前に1上記をごく短時間混
合する必要がある。本実施例の波−スト処方物では、約
30−までの一層高いガラス繊維添加を有利に利用もで
きた。約コタO〜約300”Fの成形温度を使った。
全実施例で使った飽和ポリエステルは約3〜jの酸価を
有していた。
記載した本発明の多くの変形や変更が当栗者には明らか
であり、これらは本発明の範囲内であることが意図され
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の成形用組成物から成形した自動車はる
の外面からの平行な直定規しまのパターンの反射の斜め
角度における写真であり、改良された成形されたままの
表面の滑らかさを示している。 第2図は一層低い割合の脂肪族飽和ポリエステルを有す
る成形組成物からつくったほろの類似の写真であり1表
面の滑らかさにおいて一層改良の小さいことを示してい
る。 図面の浄書(内容に変更なし) ζ 116、2 昭和  年  月  日 3.補正をする者 事件との関係  出願人 4、代理人 5、補正命令の日付   昭和59年5月29日7、補
正の内容 (1)  明細書に添付した図面に代る写真を別紙の通
り図面に訂正する。 (2)同書筒28頁末行の“斜め角度における写真”を
1斜視図」に訂正する。 (3)同書第29頁5行の“写真”を「斜視図」に訂正
する。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  次の成分 (a)  エチレン性不飽和ポリエステル、(b)  
    該yJ? +7エステルと共重合性のエチレン性不飽和
    単量体、 (c)  熱可塑性低プロフイル樹脂、及び(φ ジプ
    ロピレングリコールとアジピン酸とのヂリエステル化生
    成物からなる飽和ポリエステル からなることを特徴とする成形用組成物。
  2. (2)飽和ポリエステルが全成分700重量部当り約/
    〜約20重量部からなる特許請求の範囲第(1)項に記
    載の成形用組成物。
  3. (3)飽和ぼりエステルが全成分100重量部当り約3
    〜約/j′1!L量部からなる特許請求の範囲第(1)
    項に記載の成形用組成物。
  4. (4)  不飽和ポリ1ステルがジノクロインタジエン
    で末端封鎖した?す(プロピレンマtz7−)/フマラ
    ート)であり、低プロフイル樹脂が酢酸ビニル/メタク
    リル酸メチル/アクリル酸ター?リマーであり、飽和ポ
    リエステルがポリ(ジプロピレンアジパート)である特
    許請求の範囲第(1)項に記載の成形用組成物。
  5. (5)  不飽和、f? IJエステルがIす(プ四ピ
    レンマレアート/フマラート/イツフタラート)であり
    、低プロフイル樹脂がアクリル酸エステル重合体であり
    、飽和ポリエステルがIす(ジプロピレンアジパート)
    である特許請求の範囲第(1)項に記載の成形用組成物
  6. (6)  不飽和ポリエステルがエステル化ジシクロペ
    ンタジェン末端封鎖残基を含む特許請求の範囲第(1)
    項に記載の成形用組成物。
JP3971284A 1983-03-09 1984-03-01 飽和ポリエステルおよび別の熱可塑性またはエラストマ−樹脂を含む不飽和ポリエステル成形組成物 Pending JPS59217756A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012504699A (ja) * 2009-10-22 2012-02-23 シャンハイ ヒューダ インベストメント アンド ディベロップメント カンパニー リミテッド 樹脂ベースの複合材料製衛生陶器及び調製方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931791A (ja) * 1972-07-24 1974-03-22

Patent Citations (1)

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