JPS59216916A - モノフイラメントの製造方法 - Google Patents
モノフイラメントの製造方法Info
- Publication number
- JPS59216916A JPS59216916A JP9075183A JP9075183A JPS59216916A JP S59216916 A JPS59216916 A JP S59216916A JP 9075183 A JP9075183 A JP 9075183A JP 9075183 A JP9075183 A JP 9075183A JP S59216916 A JPS59216916 A JP S59216916A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- copolymer
- monofilaments
- propylene
- melt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はモノフィラメントの製造方法に関する。更に詳
しくは、ノズル切れ、延押切れ等の成形時のトラブルが
なく、高強力でかつ繰返し耐曲げ疲労性の改良されたモ
ノフィラメントの製造方法に関する。
しくは、ノズル切れ、延押切れ等の成形時のトラブルが
なく、高強力でかつ繰返し耐曲げ疲労性の改良されたモ
ノフィラメントの製造方法に関する。
従来、ポリエチレン樹脂、行に高密度ポリエチレンを溶
融紡糸して得られるモノフィラメントは、通電、溶融押
出物を冷却水僧中を通過させ原糸を作り、最適な温度で
6〜10倍の延伸を行なって、直a5眞度411/d〜
all/clの製品を得ている。又直線強度12 lI
/1以上の高強力糸を得る場合は多段延伸等で、11〜
20倍の高倍率延伸が一般に行なわれている。
融紡糸して得られるモノフィラメントは、通電、溶融押
出物を冷却水僧中を通過させ原糸を作り、最適な温度で
6〜10倍の延伸を行なって、直a5眞度411/d〜
all/clの製品を得ている。又直線強度12 lI
/1以上の高強力糸を得る場合は多段延伸等で、11〜
20倍の高倍率延伸が一般に行なわれている。
特にポリエチレン高強力糸は、最終製品であるロープ等
にした場合、ナイロンロープと同等の強度を有するよう
になり、又水に濡れても強度低下がな(、水に浮(為、
大型タンカーの曳航用ロープ、ホーナー等で使用されて
いる。この場合、ロープ本体に繰り返し荷重がかかり、
特に滑車部で曲げ疲労がかかる為、これらが原因で、ロ
ープ等が切、IMするという問題があった。
にした場合、ナイロンロープと同等の強度を有するよう
になり、又水に濡れても強度低下がな(、水に浮(為、
大型タンカーの曳航用ロープ、ホーナー等で使用されて
いる。この場合、ロープ本体に繰り返し荷重がかかり、
特に滑車部で曲げ疲労がかかる為、これらが原因で、ロ
ープ等が切、IMするという問題があった。
本発明者らは、前記欠点を克服する為、鋭意検討した結
果、繰り返し曲げ疲労に強く、かつ高強力なフィラメン
トの製造方法を見出し1本発明に到達した。
果、繰り返し曲げ疲労に強く、かつ高強力なフィラメン
トの製造方法を見出し1本発明に到達した。
即ち、本発明は、ポリエチレン樹脂に、特定量のエチレ
ンプロピレンブロック共重合体を配合した樹脂組成物を
溶融押出し、当該押出物を延伸することを特徴とするモ
ノフィラメントの製造方法に係るものである。
ンプロピレンブロック共重合体を配合した樹脂組成物を
溶融押出し、当該押出物を延伸することを特徴とするモ
ノフィラメントの製造方法に係るものである。
即ち、配合されるエチレンプロピレンブロック共重合体
は、ポリエチレン樹脂に対して0.5〜5.0JiJ1
%好ましくは1.0〜5.OJi量%の範囲であること
が必要である。o、s、1j11%に満たない配合割合
では、本発明の目的を達成することができず、一方5.
0重量%を超えて配合すると、高倍率延坪が得られにく
(なり高強度が達成できないし、糸表面が白化したりす
る。
は、ポリエチレン樹脂に対して0.5〜5.0JiJ1
%好ましくは1.0〜5.OJi量%の範囲であること
が必要である。o、s、1j11%に満たない配合割合
では、本発明の目的を達成することができず、一方5.
0重量%を超えて配合すると、高倍率延坪が得られにく
(なり高強度が達成できないし、糸表面が白化したりす
る。
前記ポリエチレン樹脂は、従来からよ(知られた重合体
であり、様々の種類の重合体が市販されている。本発明
忙おいては、このような従来公知の任意のポリエチレン
樹脂を使用することができるが、特にメルトインデック
スが0.1〜211710 minの範囲のものを好適
に使用することができる。
であり、様々の種類の重合体が市販されている。本発明
忙おいては、このような従来公知の任意のポリエチレン
樹脂を使用することができるが、特にメルトインデック
スが0.1〜211710 minの範囲のものを好適
に使用することができる。
又、エチレンプロピレンブロック共重合体は、例えば、
第一段階でプロピレンのホモポリマー又は少量のエチレ
ンを含むエチレンプロピレン共重合体を製造し、第二段
階でエチレンプロピレン共重合ゴム又は少量のプロピレ
ンな含むポリエチレンを重合する等の方法により製造さ
れる共重合体であり、そのMFRは特に限定されないが
、一般的には0.1〜100F/min好ましくは0,
5〜101 / 10 winのものを使用することが
できる。
第一段階でプロピレンのホモポリマー又は少量のエチレ
ンを含むエチレンプロピレン共重合体を製造し、第二段
階でエチレンプロピレン共重合ゴム又は少量のプロピレ
ンな含むポリエチレンを重合する等の方法により製造さ
れる共重合体であり、そのMFRは特に限定されないが
、一般的には0.1〜100F/min好ましくは0,
5〜101 / 10 winのものを使用することが
できる。
本発明において使用する、ポリエチレン樹脂とエチレン
プロピレンブロック共重合体との組成物には1例えば抗
酸化剤(例えば2,6−ジーt−ブチル−p−クレゾー
ルノ、紫外線劣化防止剤、滑剤、顔料等の従来からポリ
オレフィン組成物用として一般に使用されている任意の
添加剤を配合することができる。
プロピレンブロック共重合体との組成物には1例えば抗
酸化剤(例えば2,6−ジーt−ブチル−p−クレゾー
ルノ、紫外線劣化防止剤、滑剤、顔料等の従来からポリ
オレフィン組成物用として一般に使用されている任意の
添加剤を配合することができる。
このようkして、エチレンプロピレン共重合体を配合し
たポリエチレン樹脂を、溶融紡糸し。
たポリエチレン樹脂を、溶融紡糸し。
最適温度で°延伸を行なう。延伸は、一段で湿式であっ
ても良いし、多段延伸であっても良い。
ても良いし、多段延伸であっても良い。
延伸は従来方法でよいが特に11〜20倍の高倍率延伸
において改良効果を著しく発揮することができる。
において改良効果を著しく発揮することができる。
本発明によれば、フィラメントの強度が高いばかりでな
く、耐曲げ疲労性をはるかに向上させることができる。
く、耐曲げ疲労性をはるかに向上させることができる。
又、表面も透明で光沢があり、毛羽立ち等も少ない。
次に実施例について本発明を説明する。
実施例1〜5.比較例1〜5
高密度ポリエチレン(メルトインデックス0.4511
710 win、密度0.955 El / crl)
/(ウダーに、ステアリン酸亜鉛0.5%、2,6−
ジー第三級ブチル−4−メチルフェノール0.1%。
710 win、密度0.955 El / crl)
/(ウダーに、ステアリン酸亜鉛0.5%、2,6−
ジー第三級ブチル−4−メチルフェノール0.1%。
ステアリン酸カルシウム0.1%、ジミリスチルチオジ
グロピオネート0.05%及びエチレンプロピレンブロ
ック共重合体の所定割合を加え、瀞練機でメルトブレン
ドを行ない樹脂温度250Cでベレット状に造粒した・ このようkして得られたペレットを浴融押出し急冷後、
延伸してフィラメントを製造した。
グロピオネート0.05%及びエチレンプロピレンブロ
ック共重合体の所定割合を加え、瀞練機でメルトブレン
ドを行ない樹脂温度250Cでベレット状に造粒した・ このようkして得られたペレットを浴融押出し急冷後、
延伸してフィラメントを製造した。
得られた結果は第1表忙示す通りである。尚下記条件は
各実施例、各比較例とも共通である。
各実施例、各比較例とも共通である。
押出機 :40鳥φ、L/D=24スクリュウ
:圧縮比6.2 ブレーカ−プレート ; 2.0φX 86 HOIJ
スクリーンパック ; so、100,120,1so
、100メツシユ 計5枚 ノズルホール数 ; 40本取り 押出機温度(C) ; O,/200.02/2
50% Os/260、υ、/、250.D2/240
エアーギヤツプ 。
:圧縮比6.2 ブレーカ−プレート ; 2.0φX 86 HOIJ
スクリーンパック ; so、100,120,1so
、100メツシユ 計5枚 ノズルホール数 ; 40本取り 押出機温度(C) ; O,/200.02/2
50% Os/260、υ、/、250.D2/240
エアーギヤツプ 。
冷却水槽温度 ;17C
モノフィラメント物性測定方法;JI8L1070%1
075による。
075による。
但し チャック間 30鐸
引張速度 5.(3crn/ l1Iin室
温 20G 湿 度 60% 測定項目 ※リノズル下糸切れ本数 1.5時間紡糸中のノズル下での糸9J 、It 、i
、:数。
温 20G 湿 度 60% 測定項目 ※リノズル下糸切れ本数 1.5時間紡糸中のノズル下での糸9J 、It 、i
、:数。
※2)延伸性
1.5時間延伸ランニング中旬れた本数。
−※6)繰り返し耐曲げ疲労切断回数。
第1図に示す株に、モノフィラメントを目−ル1に2度
ターンさせ一定荷MC50Og)2を負荷し、矢標方向
に、繰り返し曲げを行ない切断に至る迄の回数を測定。
ターンさせ一定荷MC50Og)2を負荷し、矢標方向
に、繰り返し曲げを行ない切断に至る迄の回数を測定。
上記m1表に示すように、比較例1は、エチレンプロピ
レン共重合体の配合割合か0.5%より低いため、比較
例3の無配合のものと同様、延伸性、強度の点では問題
ないが、繰り返し耐曲げ疲労切断回数が低く改良が見ら
れない。比較例2では、エチレンプロピレン共重合体の
配合割合が5%を越えるため繰り返し耐曲げ疲労の向上
は見られるが、紡糸延伸性が急く、強度低下を招いてい
る。比較例4,5はエチレンプロピレン共重合ゴム、ポ
リプロピレンを各々配合した場合であるが、繰り返し耐
曲げ疲労の若干の改良は見られるが、強度低下か太きい
。比較例5は、ポリプロピレンホモポリマーを配合した
場合で、延伸性が不良で糸表向か白化、繰り返し耐曲げ
疲労の改良が見られない。
レン共重合体の配合割合か0.5%より低いため、比較
例3の無配合のものと同様、延伸性、強度の点では問題
ないが、繰り返し耐曲げ疲労切断回数が低く改良が見ら
れない。比較例2では、エチレンプロピレン共重合体の
配合割合が5%を越えるため繰り返し耐曲げ疲労の向上
は見られるが、紡糸延伸性が急く、強度低下を招いてい
る。比較例4,5はエチレンプロピレン共重合ゴム、ポ
リプロピレンを各々配合した場合であるが、繰り返し耐
曲げ疲労の若干の改良は見られるが、強度低下か太きい
。比較例5は、ポリプロピレンホモポリマーを配合した
場合で、延伸性が不良で糸表向か白化、繰り返し耐曲げ
疲労の改良が見られない。
実施例1〜3において、他の物性値を損うことなく高強
度かつ繰り返し耐曲げ疲労改良効果が著しい。
度かつ繰り返し耐曲げ疲労改良効果が著しい。
第1図は繰り返し耐曲げ鉄労性測定方法な説明する図で
ある。 1・・・ロール 2・・・荷重特許出願人
昭和電工株式会社 代理人弁理士 佐 藤 良 博第1 とl
ある。 1・・・ロール 2・・・荷重特許出願人
昭和電工株式会社 代理人弁理士 佐 藤 良 博第1 とl
Claims (1)
- ポリエチレン樹脂I/c対し0.5〜5.0重量%のエ
チレンプロピレンブロック共重合体を配合して成る樹脂
組成物を溶融押出し、当該押出物を延伸することを特徴
とするモノフィラメントの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9075183A JPS59216916A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | モノフイラメントの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9075183A JPS59216916A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | モノフイラメントの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59216916A true JPS59216916A (ja) | 1984-12-07 |
Family
ID=14007303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9075183A Pending JPS59216916A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | モノフイラメントの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59216916A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04119170A (ja) * | 1990-09-08 | 1992-04-20 | Nissan Maruzen Poriechiren Kk | モノフィラメント用高密度ポリエチレン樹脂組成物 |
CN108779582A (zh) * | 2016-03-03 | 2018-11-09 | 陶氏环球技术有限责任公司 | 人造草皮和其制造方法 |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP9075183A patent/JPS59216916A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04119170A (ja) * | 1990-09-08 | 1992-04-20 | Nissan Maruzen Poriechiren Kk | モノフィラメント用高密度ポリエチレン樹脂組成物 |
CN108779582A (zh) * | 2016-03-03 | 2018-11-09 | 陶氏环球技术有限责任公司 | 人造草皮和其制造方法 |
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