JPS59216830A - 放射性物質を含む化合物の小型自動合成装置 - Google Patents

放射性物質を含む化合物の小型自動合成装置

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JPS59216830A
JPS59216830A JP9325083A JP9325083A JPS59216830A JP S59216830 A JPS59216830 A JP S59216830A JP 9325083 A JP9325083 A JP 9325083A JP 9325083 A JP9325083 A JP 9325083A JP S59216830 A JPS59216830 A JP S59216830A
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/0046Sequential or parallel reactions, e.g. for the synthesis of polypeptides or polynucleotides; Apparatus and devices for combinatorial chemistry or for making molecular arrays

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は核医学、特にポジトロン・エミッション・トモ
グラフィ(positron emissi、on t
omography)等に用いられる超短半減期放射性
同位元素、例えば炭素−11(”C)を分子内に有する
C11C3H3)標識化合物を合成、単離、精製ならび
に反応系装置内の洗浄、乾燥までを一貫してプログラム
 コントロールにより自動化し核医学研究および核医学
診断機能の向上とルーチン化を計り得るようにした放射
性物質を含む化合物の小型携帯用自動合成装置に関した
ものである。
一般に、サイクロトロン核医学で陽電子放射立体画像法
に用いる超短半減期放射性同位元素、例えば半減期20
分の放射性炭素(110)は核崩壊により陽電子を放出
し、陽電子は終局的に物質中の陰電子と会合消滅すると
き180°角の方向−・05 ]、 I MeVのXa
を放出する。それ放生体内の代謝過程において、11C
−標識化合物の存在位置を生体外部から非破壊的に時間
関数としての立体像を測定することができるので、結果
として薬物の生体中における生化学的動態機能を知るこ
とが可能となる。本発明はこれら薬物代謝に用いる標識
化合物で特に放射性ハロゲン化メチルから放射性メチル
標識化合物を合成・精製・単離し、さらに反応系装置内
の洗浄・乾燥までを一貫しプログラム・コントロールに
より自動化することから核医学研究および核医学診断機
能の向上、ルーチン化ならびに省力化を計り得るように
した放射性メチル標識化合物の小型自動合成装置に関し
たものである。
従来技術 通常、11Cはサイクロトロンを用い例えば14N(p
、α)110等の原子核反応により造られる。サイクロ
トロンのターゲット部に導入するN2ガスに微量の02
ガスを混入させておくと原子核反応の結果1、IC02
ガスが得られる。11(X)2はLiA]J11で還元
し、さらに■で処理すると11C馬■ (沃化メチル)
を生成する。11CHコ■  を原料とし目的とする放
射性医薬品(有機標識化合物)が合成される。一般的に
サイクロトロンで一回当りに生産される放射能量は高レ
ベルであるだめ取扱いにさいしては放射線防護を必要と
する。IICは短寿命であるため短時間で合成を完遂し
なければならず、合成スケールはn % p mOコθ
と超微量で且つ反応濃度は10−4mol、/7以下の
低濃度であるため解決を要する大きな技術上の障害があ
った。
従来、lIC−標識化合物の合成はホット・セルあるい
はホット・ケープ等の放射線遮蔽設備の中で行われ、操
作は外部からトングやマニプレータ−を用いる手動遠隔
操作である。しかも超微量スケールであるため、その操
作は複雑、微妙且つ時間消費的であった。さらに合成時
担当者の注意力。
技能等の差から合成収率1品質等も一定せず放射性薬剤
としての品質管理に問題を生ずる。しかも11C−標識
化合物は品質管理をなしうる特定工場で生産したものを
購入し使用することは時間的に不可能であり、病院や研
究室において使用者自身が品質管理をなし得る状況下で
合成しなければならない。
1ICu 0.961 Me Vの陽電子(posit
ron)  を放出し、陽電子は終局的に物質中の陰電
子(elθctron)と結合し消滅するとき0.51
1 MeVのX線を放出する。それ放生体内の代謝過程
においてlIC−標識化合物の存在位置を生体外部から
非破壊的に時間関数としての立体像を測定することがで
きるので、結果として医薬品の生体中における生化学的
動態機能を知ることが可能となる。
11Cはサイクロトロン(cyclotron)を用い
例えばl0B(a 、 n) Ilc、 1ln(p、
 n) I IC,14N(p。
α)110等の原子核反応により造られる。14Nを目
的物に156Mθ■に加速したプロトン(proton
)50μAのビームで核反応させると一半減期反応で2
0iの11Cが生産されるが、化学量に換算するとn 
% p molθ量となる。生成する11Cの半減期は
20.38分と非常に短寿命であり、約1時間前後以内
で医薬品型となるIICIC着合化合物微量で合成、精
製、単離しなければならず、さらに合成者は過大の放射
線被曝を受ける。
通常11C(脆化合物の合成は放射線遮蔽下、ホットセ
ル中トングやマニプレータ−を用いる手動遠隔操作で行
うため、その操作は複雑、微妙且つ時間消費的であった
。そこで合成収率は一定でなく、合成時間にもバラツキ
を生ずるだめ核医薬品としての品質管理に問題がある。
以上のことから110−標識化合物の合成は短時間且つ
遠隔自動化が必然的に要求され、さらに純度の高いlI
C−標識化合物を造らなければならない。特に、医学の
分野で常用しうるためには、例えば、純度が良く、無菌
であり、しかも、パイロゼンを含まないなど、品質を保
証しうる、収率の大きい標識化組成物の高速合成方法を
実行可とする標識化組成物の自動合成装置の開発が必要
である。
発明の目的 上記の如く、lIC−標識化合物の合成には、超微量ス
ケール、低濃度且つ短時間で合成が完遂され、再現性と
信頼性のある遠隔自動化を必然的に要求する。特に医学
分野で常用しうるためには例えば、無菌、パイロジエン
を含まず高純度の生成物で、しかも品質を保証しうる、
高収率−微量合成スケール且つ迅速合成方法を実施可と
する自動合成装置の開発が必要である。
本発明は上記要望に答えるべく、マイクロ コンピュー
タ制御式小型携帯用自動合成装置を新規に創作したもの
で、一般的にはメチル化反応を用う微量合成の実施をす
ることができる。特に11C−メチル化反応、例えばl
IC−沃化メチルからClIC:II−メチオニンの合
成に好適で、最終的には純(14C)メチオニンの注射
溶液を得る。
本発明における小型自動合成装置は外部から放射性標識
原料(例えば11.CH3X、 14CI(3X、C3
馬X)の供給を受ける配管接続口、標識合成に必要な試
薬の注入口、前記原料と試薬を混合反応させるため所定
温度に急熱捷たは急冷しつる高温、低温熱媒体の循環が
できる外套管付反応フラスコ、反応液を気泡除去器へ移
送するポンプ、気泡除去器からその全量をHP T、 
Cカラムへ注入する装置、HPL Cカラム、生成物フ
ラクションを受器に導入する生成物単離ライン、原料か
ら反応−精製−単離に至るフロー系を制御する小型ソレ
ノイドバルブを備えた小型フロー系合成キャビネット、
小型キャビネットの外部にキャビネット内反応フラスコ
と保温配管で接続し高あるいは冷媒体を循環させ反応フ
ラスコの加熱および冷却をする熱源供給装置、小型キャ
ビネットの外部において合成手段。
試薬の導入手段1反応温度の切換手段1反応混液の濃縮
手段、生成物の精製および単離手段をそれぞれ各特定時
に一連のシーフェンスを持たせ自動的に動作できるよう
にしたマイコン内蔵のプログラムアブル・コントローラ
ー、前二装置、即ち小型フロー系合成キャビネット、熱
源供給装置、プログラムアブル・コントローラーから構
成し且つ自動制御手段を備えてなることを特徴とするも
のである。
高収率、迅速反応を目的とした標識化合物の合成は標識
原料に対し他の試薬を過剰に用いる。しかし無目的な大
過剰は思わざる副反応および生成物の単離などに問題を
生ずる。メチオニンの合成はすでに多くの研究が報告さ
れているが、超微量スケールにおける代表的合成例ばり
、コマ−らにより報告されている。しかし最適条件に対
する定量的説明は全くなされていないので公表された方
法を再検討し超微量迅速合成に適した収率の高い最適反
応条件も合せ究明した。
下記化学反応式に基く沃化メチル(イ)からメチオニン
(ハ)への合成で、先ず(ハ)の合成に対するアルカリ
濃度の影響を調べだ。
(イ)       (ロ)            
          (ハ)          に)
(イ) (0,11fmol)のアセトン溶液(100
111)と異なる量のNaα■を含有する(口)(0,
2するいは107z107zの水溶液(200μl)を
混合し、500で3分加熱した。反応後HC1で酸性と
したのち高性能液体クロマト分析法(ITPLC)で(
ハ)の収率を測定した。
第1図はNa0f(量に対する(ハ)の収率依存性を示
している。(ロ)が02あるいは1.0μmolの場合
共にNa0i(が]−、5〜17.571mol範囲で
増加すると(ハ)の収率も増加した。しかしNaOHが
175μmolのとき最大収率を示しそれ以上のNaO
H増加は(ハ)の収率減少を伴う。
(ハ)の合成に対する(口)の濃度影響は第2図に示し
だ。(イ)(01μlTl0I )のアセトン溶液(1
00/11)とNa0i((17,5μm01)を含む
(ロ)(02〜20μmol)の水溶液(200μl)
を混合し、50°に3分加熱した。
02〜1.071molの範囲で(ロ)の濃度が増加す
るとe9の収率も増加するが、仲)の濃度がJO11m
o]以上になると収率曲線は飽和する。
つぎに反応温度の影響は、(イ) (0,] 7ノmo
]−)のアセトン溶液(100μl)とNaOH(17
,51fmo1)を含む(ロ)(1011mO1)の水
溶液(2007z6 )を混合加熱し収率を測定した。
反応温度が50°と70°Cのとき反応時間に対する(
ハ)の収率をプロットしたのが第3図である。反応温度
が50°と70°の間で(ハ)の収率に差は認められな
かった。反応混合物を7分間加熱することにより得られ
る(ハ)の収率は97%である。他方11Cの核崩壊に
伴って減少する収率は2分間で約66%であるため3分
以上の反応時間は何らメリットがない。
しだがって、(ハ)の合成についての最適条件は(イ)
に対し10モル等量の(ロ)と175モル等量のNaO
H存在下50℃に3分間反応させることで、(ハ)の収
率は(イ)に対し92係である。
上記反応条件を実施するものとして本発明は、自動合成
装置を新規に創作したものであシ、該装置を用いてメチ
オニンの合成を容易かつ確実に達成し得るものである。
本発明の装置の操作に先立って、Naα((17,51
t mol)を含有すル(ロ) (1,Op mo]、
)の水溶液(200μl)を反応フラスコへ、0.25
N)TCI(150111)を試薬注入口に保持させた
。反応・精製・単離の各プロセスは一定のシーケンスに
従って制御された。標識原料(イ)(o1μmo1)の
アセトン溶液(100μl)は外部に接続された沃化メ
チル製造装置から窒素ガス圧により原料接続口を通じ反
応フラスコへ導入し5o0で3分間加熱した。第4図に
TJ V検出器による)−I P L Cのパターンを
示す。
第4図に示すHP T、Cパターンで反応混合物から分
離した(ハ)のピークに対応する部分の溶離したフラク
ション容量は約53m1であった。
HPT、Cの展開溶媒fi Ac0Na (I OOm
9 )とACO■■(1110m9)を水(11)に溶
かしたものを使用しだので、溶離したメチオニンのフラ
クションはミリポラ−フィルターを通じた後注射液とし
て使用できる。本装置の操作を開始してのち、メチオニ
ン水溶液を単離するまでに要する時間は21分以内に完
了し、その収率の再現性は10回繰返した実験から84
.5 +2.5 %であった。なお、連続フロー反応系
の洗浄と乾燥は蒸留水槽から水をフロー系に流すことで
洗浄できる。反応フラスコ及び配管(テフロンチューブ
)内の残留水を排水したのち、アセトンを用い前述と同
方法でフロー系を再度洗浄する。最後にN2ガス気流を
通じて乾燥するが全操作はプログラム指令によるソレノ
イド・パルプで制御される。
発明の要旨 本発明は110メチル標識化合物を、人体に注射しうる
状態に信頼性と再現性の点で優れた方法で合成しつる自
動式携帯装置を新規に提供するものである。
すなわち、本発明における小型携帯用自動合成装置は、
外部に設けた放射性物質を含む合成すべき原料の供給装
置と、液体クロマトグラフィ用検出器に夫々接続自在な
原料投入口と生成物取出口を備えて、全外周壁を放射線
遮蔽物で構成した密閉筒の中に、上記投入口から投入さ
れた原料を反応容器内で特定時に合成反応させる手段と
、上記反応容器内へ原料の合成反応を停止させる試料を
特定時に投入する手段と、上記反応容器の温度を反応促
進温度と反応停止温度に特定時に切換える手段と、上記
反応容器で合成しだ液状の化合物を細径のパイプで特定
時に取り出す手段と、上記パイプから順次化合物を受は
入れて上記取出口へ送り出す液体クロマトグラフィ用カ
ラムとを備え、かつ上記密閉筒の外部において、上記合
成反応手段、試料投入手段、温度切換手段、生成物取出
手段を、夫々の各特定時に一連のシーケンスを持たせて
自動的に動作させるようにした電磁式タイマーの制御手
段を備えてなることを特徴とするものである。いいかえ
ると、本発明は外部から放射性標識原料(例えばIIC
I(31,14Gff(31,c:3■3r等)の供給
を受ける配管接続口、標識合成に必要な試薬の注入口な
らびに注入口に注入された試薬を特定、時に反応容器へ
導入する壕で保留する試薬保持ライン、前記原料と試薬
を混合反応させるため所定温度に短時間で急熱まだは急
冷しうる高温および低温熱媒体の循環ができる外套管付
濃縮槽兼用の反応フラスコ、反応抜液状の混合物を細径
管で全量を取り出し気泡除去器へ移送する吸引シリンジ
移送ポンプ、気泡除去器からその全量を自動的に高速液
体クロマトグラフィー(HP LC)カラムへ空気の導
入をさけて注入する装置、反応生成物を精製分離するH
PLCカラム、カラムから溶出する生成物フラクション
をHPLC−検出器と連動単離し生成物受器に導入する
生成物単離ライン、原料から反応−精製−単離に至るフ
ロー系を制御する小型ソレノイド・パルプ、外界の生物
学的汚染を防止するだめフロー系配管の開放口にミリボ
アーフィルターを備え、上記各部から構成する小型フロ
ー系合成キャビネット。
小型キャビネットの外部にキャビネット内反応フラスコ
と保温配管で接続し、高温熱媒体あるいは冷媒体を必要
に応じソレノイド・バルブで切換え循環させ反応フラス
コの加熱および冷却用として恒温に調節しうる高温浴槽
と低温浴槽を備えだ熱源供給装置: 小型キャビネットの外部において、合成手段。
試薬の導入手段1反応温度の切換手段9反応混液の濃縮
手段、生成物の精製および単離手段をそれぞれ各特定時
に一連のシーフェンスを持たせ自動的に動作させるよう
にしたマイコン内蔵のプログラムアブル・コントローラ
ー; の上記三装置、即ち小型フロー系合成キャビネット、熱
源供給装置、プログラムアブル コントローラから構成
し且つ自動制御手段を備えてなる放射性メチル標識化合
物の小型携帯用自動合成装置を新規に提供せんとするも
のである。
本発明の自動装置でL−メチオニン合成について、アセ
トン溶液としての(イ)の供給として、操作スルニ先立
ッテ、025 NHCJ  (150/ld)をB試薬
注入口にだくわえておいだ(HClを容器に入れると、
30111の溶液が注入口で失なわれる。それ故、注入
口にだくわえるHCIの量は、供給するのに必要な量よ
り多口でなければならない。)。(イ)(0,1μlT
l01.)のアセトン(100μl)溶液と、(ロ)(
0111mol)の水(200μl)溶液の混合溶液で
Na0H(17,5μmol)含有するものを50°で
3分間加熱した。反応、精製、それに(ハ)の分離の各
プロセスは、一定のシーケンスに従って制御した。第4
図にUV検出器等のクロマトグラフ分析器で測定したH
PLCのパターンを示す。
第4図の反応後の生成混合物のHPLC、Cターンで、
溶離した(ハ)のピークに対応する部分の容量は約53
−であった。(ハ)のみの合成は21分で終り、その収
率は、10回合成したところからして82〜87%であ
った。連続フロープロセスによる(ハ)の収率は、手作
業によるバッチ操作法での収率よりも5〜10%低い。
これは、自動装置における液の搬送効率により収率が減
少するからである。
21分間における11Cの半減期による(ハ)の補正収
率は41〜43%と考えられる。捷だ、窒素流の蒸気と
しての(イ)の供給として、0.25 NHCl (1
50ttl)をB試薬注入口にだくわえ、Na、Oi(
(17,5/7m01)含有する。アセトン(50μl
)と、 (o) (1,0μmo1) ノ水(200μ
l)溶液との混合液を操作に先立って反応容器に入れて
おいだ。(イ)を蒸気として供給すると、(イ)の蒸気
が接続用テフロン製チューブと流路上の弁の中で凝縮す
ることから、(ハ)の化学収率は減少する。それ故、テ
フロン製チューブと弁とは、加熱空気で45°に設定し
うる空気ダクトで囲繞させておいた・(イ)の蒸気は、
50°に加熱した反応混合液に導入した。(ハ)の最高
収率は、窒素が2−/閲の割合で流れている時に5分間
にわたり反応混合液を(イ)の蒸気で泡だてた場合に見
られた。
Hのみの合成は22.5分で終り、5回合成したところ
での化学収率ば65〜72%であった。
なお、連続フロー系の洗浄乾燥プロセスは吸込み器を用
いて水を流すことにより洗浄できる。反応容器の残留水
とテフロン製チューブ内の残留水とは、減圧を利用して
排水−掃する。まだ、アセトンを用いて前述のと同じや
り方でフロー系をもう一度洗浄するとともに、その後、
運転の終りに窒素を吹込んで乾燥する。
実施例 以下、本発明を図面に示す実施例について、詳細に説明
する。
本発明にかかる自動合成装置は、第5図の大枠で示す如
き全外周壁を放射線遮蔽物で構成した密閉筒Xの中に、
合成反応装置■の全べてと、原料供給装置Iの一半9合
成物取出装置■の一半1%定物取出装置■の一半、温調
装置■の一半、排出装置■の一半及び洗浄装置■の一半
を備えて、外部に設けた上記各装置I、III、IV、
V、Vl、■の残部と密閉筒Xに設けた各ポートP1及
びpHを介して相互に接続し、供給装置Iから供給され
る原料を温調装置■により温調された合成反応装置■で
反応させて、その合成物を取出装置mで取り出してのち
、合成物の内の特定物を取出装置■で取り出すもので、
排出装置■で不要物を取り除く一方、反応終了後の合成
反応装置を洗浄装置■で洗浄できるようにしている。上
記各装置■乃至■は夫々相互に配管ラインLを介して接
続され、かつ各ラインに設けられた電磁パルプ■及びシ
リンダーS等の動作部材を制御するリレーRは外部に設
けた制御装置■により予めプログラムされた一定のシー
ケンスで作動するように制御されている。
第5図において、合成反応装置■へ原料を供給する原料
供給装置■は、サイクロン1で生成した沃化メチルガス
(CH31)を槽2より、筺Xの第1ポートPIを通し
てラインLlから合成反応装置Hの第1バルブ■へ供給
するようにする一方、原料槽ルカリ(NaOH) と溶
媒(R20とアセトン)を筐Xの第2ボートP2を通し
てラインL2から合成反応装置Hのフラスコ6内に、該
フラスコの蓋7を開いてσ9 予め投入しておくようにする。原料供給装置■より供給
された原料を反応させる合成反応装置■ば、原料を投入
して反応させるフラスコ6を備え、かつフラスコ6へ反
応をとめる中性溶液としての塩酸(HCI )を槽4よ
りラインL:+、L+及びパルプ■3を介して投入する
ようにする一方、その他の要求される資料を槽5よりラ
インLy 、 Ls 、 L6及びパルプVl、V2を
介して投入するようにする。上記フラスコ6は、開閉自
在な蓋7を備える一方、その外周に温調用のジャケット
8を備えて温調装置■からの熱媒を供給すると共に、ラ
インTJI 、 TJ5 、TJ6に温度検出器10を
持つエアダクト9を備えて温調装置Vからの熱風を供給
するようにする。寸た、ラインTJ3.T、7は、夫々
パルプV9 、 Vgを介して洗浄装置■に接続される
一方、上記フラスコ6に接続したラインIJ30はパル
プVi 、 Vsを介して排出装置■に接続される。
合成反応装置口より合成物としてグルコースの誘導体(
IIcH3S (CH2)、CH−NH2)  を取り
出す000■■ ■) 取出装置■は、上記合成反応装置Hのフラスコ6にパル
プ■2を介してラインL6.LISで接続されるエア・
リフター16と、該エア・リフター16にエア・センサ
ー17を介してラインL53 、 L12で接続される
レオダインパルプ(Rhodyne remote v
alve ) 18と、上記エア・リフター16にライ
ンL+6で接続されるシリンダーS1と、上記レオダイ
ンパルプ18にラインL+7で接続されるシリンダー8
2と、上記ローダインパルプ18にHPLCポンプ30
を介してラインL27 、 L2gで接続されるHP 
T、C溶媒槽29よりなり、ポンプ30及び溶媒槽29
がポートPnを通して筐Xの外部に設けられる。上記レ
オダインパルプ18は、7方ロ2位置切換弁で、ステー
タ18aに細径の長いパイプよりなるサンプルループ1
9を備えて、ロータ18bの回転により、第1のロード
位置ではループ19の両端をエア・センサ17のライン
L+qとシリンダーS2のラインL+7に接続すると共
にHP LCポンプ3oのラインL27をHPLCコラ
ム20のラインl−25に接続し、パルプVI6のライ
ンLagを遮断する一方、第2のインジェクション位置
で(21) は上記ループ19の両端をI−IP CI−ポンプ30
のラインL27とHPLCカラム20のラインL25に
接続すると共にエアセンサー17のラインL+9をパル
プV16のラインL18に接続し、シリンダーS2のラ
インT、I7を遮断するようにする。レオダインパルプ
18は、リレーRIGで電磁手段(図示せず)により切
換動作がされる一方、シリンダーS1はリレーR6,R
7テパルスモータ(図示せず)により引き出し及び押し
出し動作が示されると共に、シリンダーS2はリレーR
8、R9でパルスモータ(図示せず)により引き出し及
び押し出し動作が示される。また、エア・センサ17は
リレーR1+を動作して、上記レオダインパルプ18の
リレーRIO及びシリンダーS2のリレーRs 、 R
9を動作する。シリンダー81の引き出し動作で、フラ
スコ6内の合成物がエア・リフタル16内に取り出され
てのち、レオダイン・パルプ18がロード位置で、シリ
ンダー82の引き出し動作で、エア・リフター16内の
合成物がループ19内に取り出され、次にレオダイン・
パルプ18がインジェクション位置でHP L Cポン
プ30の押し出しく22) 動作で、ループ19内の合成物がHPLCカラム20へ
取り出される。まず、シリンダS1の押し出し動作で、
エア・リフター16内に残るエアーがラインL53 、
 L19 、 L12よりバルブV16を通してライン
L54へ放出される一方、シリンダーS2の押し出し動
作で、ループ19内にHP L Cポンプの動作で、溶
媒槽29より充填された溶媒がラインL+9.L53を
通して、エア・リフターへ押し戻されるようにしている
のでL記の如(I(PT、Cポンプ20の押し出し動作
でループ19からHP L Cカラム20へ取り出され
る合成物は溶媒槽29の溶媒が混合されたものである。
合成物取出装置■で取り出しだ合成物の中から特定物(
メチオニン)を取り出す取出装置は、筐X内に設けたI
(P T、Cカラム20と、挿入溶液槽33と、フィル
タ32.34及び筐X外に設けた放射線、UV検出器と
してのクロマトグラフ分析器31と、シリンダー36と
注射器38と、HPLC排出槽37と、フィルタ35と
よりなり、HPLCカラム20はポートP10を通して
ラインL26でクロマトグラフ分析器31に接続され、
かつ、該クロマドグ(23) ラフ分析器31はポートP13を通しかつバルブ■6を
介してL50. L6oにより挿入溶液槽33に接続さ
れ、さらに該挿入溶液槽33はポートpHを通しかつフ
ィルタ35を介してLss 、Ls8により、シリンダ
ー36と注射器38に接続される一方、上記バルブ■6
はポートP12を通して、ラインT−51によりHPL
C排出槽37と接続されると共にラインTJ60 、L
s+によりバルブ■7を介してフィルタ32に接続され
る。HPLCカラム20は合成分析用の分離性能の感度
が高いものを用いて、クロマトグラフ分析器により特定
物をその分析周波数または分析時間により特定して取り
出し、該特定物を挿入溶液槽33に取り出してのち、シ
リンダ36捷だに注射器38へ取り出す一方、特定物以
外のものばHPLC排出槽37へ排出するようにする。
上記合成反応装置Iの温度を調節する温調装置は、フラ
スコ6の外周に設けたジャケット8と、該ジャケット8
に高温槽23の熱媒を、バルブV15、 V12 、循
環ポンプ25を介してラインL43 、 L16 、L
12゜L39により供給すると共にバルブV13.VI
4を介して(24) ラインLIO、Lll 、 L42により戻す循環路を
設ける一方、上記ジャケット8に低温槽24の冷媒を、
バルブV15. VI2.循環ポンプ25を介してライ
ンL41 、 Id6 。
TJ49 、 TJ39 により供給すると共にバルブ
V13 、 V14を介してラインT、10.L41 
、L4sにより戻す循環路を設ける。
該循環路のジャケット8は筐X内に設けられるが、高温
槽23.低温槽24及び循環ポンプ25はラインTJ3
9 、 LtoをポートP7.P8より取り出して筐X
外に設けられる。また、エアダクト9をラインLl。
L5 、 L6に設けて、エアダク)9[/C接続した
加熱ファン15をポートP5を通して筐X外に設ける一
方、筐XにポートP6を通して排気ダクト39を設ける
上記合成反応装置Hのフラスコ6より出る排出物及び上
記合成物取出装置■のエア・リッター16より出るエア
ーを排出する排出装置■ば、フラスコ6の蓋7からバル
ブ■4を介してラインL30 、 L31より活性カー
ボン槽21に接続すると共にさらにラインl−32より
ソーダライム槽23に接続してラインT−33より外部
へ開放する一方、バルブ■5を介してラインL34より
水槽26に接続すると共に該ラインL34にバルブV1
6を介してエア・リッターのラインL53゜L12. 
L12 、 Ls4を接続し、さらに水槽26にパル7
’V+。
を介してフィルタ27をラインL35 、 T、36に
よす接続すると共にバルブVllを介してラインL37
.L38によりアスピレータ28を接続する。水槽26
.フィルタ27.アスピレータ28はポート9を介して
筐Xの外部に設けるフラスコ6より出る排出ガスは活性
カーボン槽21とソーダライム槽22を通して未反応の
ヨウ化メチルガス(CH3I)を取り除く一方、フラス
コ6からの水及びエア・リフター16のガスを水槽26
を通してアスピレータ28及びフィルタ27から排出す
る。
上記合成反応装置■のフラスコ6及びラインL3゜L4
. L? 、 Ls 、 T、6を洗浄する沃神f/A
洗浄装置■は、ポートP3.P4を介して全て筐Xの外
部に設けだも(7D テ% ハ/l/ )Vgを介して
ラインLl(1、TJ9 、 L8 KよりラインL3
.L7に接続したアセトン槽11と、バルブV8を介し
てラインL+2 、 Lo 、 L9 、 TJ8によ
りラインL3.L7に接続した蒸留水槽12と、バルブ
v8及びニードルバルブ14を介して、ラインLI4 
、Li2 、Lll、 Lt、 Ti8によりラインL
3 、 L7に接続した窒素槽よりなり、夫々の槽より
アセトン、浄留水捷だは窒素をバルブVl、V2.V3
を介してラインL3 、 Lt 、 L7゜Ls、 L
6によりフラスコへ投入してのち、その排出物をライン
L30により上記排出装置へ排出する。
制御装置■は、電磁式のパルプ■1乃至VI6とリレI
LI乃至B旧とエアー・センサー17よりなり、第6図
に示す如く、リレーR2でバルブV++ 、 V15を
制御し、リレー■1でバルブVI2.Vlを制御し、リ
レーR3で循環ポンプ25を制御し、リレーR4でエア
・ダクトが加熱器とサーミスタを制御し、リレーR5で
エア・ダクト・ファンを制御し、スイッチF%V+ 、
FM’J2で、夫々調整器、加熱槽、調整器を夫々制御
する。
また、第7図に示す如く、プログラムコントローラによ
りインタフェース■を介して、パルプVl乃至V11お
よびVI6を制御し、かつリレーBa 、 R2、R3
を介シテ夫々、ハルフV+2.V+3.V+t、V+s
及ヒホ7フヲ制御する一方、インターフェース■を介し
て、エアダクトの温度、調整器ユニットのリレーR4,
usを制御し、かつリレー■・6.R7によりシリンダ
S1を(27) 制御し、さらにリレーR8乃至R11によりシリンダS
2を制御する。まだ、HP L Cの挿入装置のエアセ
ンサー及びクロマトグラフ器の出力をインタフェース■
へ入力する。さらに、第8図に示す如く、バルブVl乃
至VIO及びリレー111乃至R3並びにアラームを夫
々対応する手動スイッチで動作する。寸だ、第9図に示
す如く、リレーR4乃至R+ +を夫々対応する表示灯
に接続する。
上記の如き構成よりなる自動合成装置の動作を、第10
図に示す合成物取出工程及び第11図に示す洗浄乾燥工
程のフローチャートについて説明する。各図において、
横軸は操作工程の各ステップ及び時間(秒)を示し、縦
軸は夫々のパルプ■1乃至Vl+並びにV16及びリレ
ーR1乃至Rh並びにエアセンサーと■PLCカラムの
動作を示し、かつ図中NばONをFはOFFを示す。た
だし、バルブV+ 、 V2 。
V6 、 Vg 、 V9U三方弁でNは矢印の入側を
G側へFはR側へ連通ずる。
第10図の合成物取出工程において、スタンバイの第0
ステツプで、合成反応装置Hのフラスコ(28) 6内に、原料槽3よりホモシスチンとアルカリと溶媒を
ラインL2から投入して蓋7を閉じる。第1ステツプで
温調装置■の高温槽23の加熱媒体を循環ポンプ25で
ラインLD 、Lu+、Lu、L3q、Lto、L4+
l−42からフラスコ6のジャケット8へ送シ込むと共
に、加熱ファン15を駆動して熱風をラインL+ 。
L5.L6のエア・タソトヘ送り込む。第2ステツプで
バルブV2 、Vs 、V+oをFにし、バルブ■4を
Nにしてのち、第3ステツプでバルブ■1をNに切換え
て、フラスコ6内に、CH3■槽2よりヨウ化メチルガ
スをラインLt 、 L5 、 L6から投入して、先
に投入した原料と高温の下で次の反応を行わせる。
→llCH3−8−(CH2)2−CI(−NH2+H
1OOH この反応でフラスコ6内にはメチオニンを得られる。第
4ステツプでバルブ■1をF、リレーR4をFにし、か
つV2 、 V3をNにして、C■3■槽2よりフラス
コ6へのヨウ化メチルガスの投入を停止する(29) と同時に、フラスコ6内へHCI槽4より塩酸をライン
L3.L4から投入して上記のメチオニン合成反応を止
める次の中和反応を行わせる。
HCI  + Na0IT −→NaCl  + H2
0第5ステップで、バルブV2 、 V3をFにして、
ニードルパルプを開いてN2槽13よりフラスコ6へ窒
素をラインL+3.L++、Lg 、Ly 、Ls 、
L6より投入してフラスコ6内に残るアセトンをとって
フラスコ内に得だ合成物を濃縮させる。この時未反応の
ヨウ化メチルガスあるいはアセトン及びHIガスをバル
ブ■4を通してラインL3++、Loより、活性カーボ
ン槽21とソーダライム槽22に通して取り除く。
第6ステツプでリレーB、I、R2をFにしてバルブ■
12゜VI3. VI4. VI5を切換えて高温槽2
3からジャケット8への加熱媒体の送り込みを停止して
のち、第7ステツプでリレー1(1をNにしてVI2.
VI3を切換えて低温槽24の冷却媒体をラインL+4
.L+6.Lu、L39゜Lto、Lu 、L45  
よりジャケット8へ送り込んでフラスコ6を冷却する。
第8ステツプでバルブをFにし、バルブV5.Vl(l
をNにし、かつリレーIt1をFに(3)) し、リレーR旧をNにすると同時にリレーR6をONし
てシリンダー81を引き出してフラスコ6内の合成物を
ラインL6.L+5よりエア・リフター16内へ投入す
る。エア・リフター16内では合成物がニアリフター1
6の容器の下方(C集合しエアーが容器の上方へ分離さ
れる。まだ、この時、レオダインパルプ18 BニーJ
二記第2ステップより第5ステツプの間インジェクショ
ン位置にあって、ループ19内にHP L C溶媒槽2
9の溶媒がi(P L Oポンプ30テラインT、2g
、1.27より充填されてのち、第6ステツプより第1
0ステツプ捷ではロートの位置にあって、ループ19が
ラインLu、Ls3によりエアーリフター16に連通さ
れると共にラインLHによりシリンダー82に連通され
ている。第9ステツプでリレーR3をFにして、シリン
ダー82が一定のストロークDOよりDIまで引き出さ
れて、エア・リフター16内の合成物がループL53.
 Lu、L2o 、 Ll4.Luを介してループ19
内に吸い出されて該ループ19内に充填される。第10
ステツプでシリンダーS2がエア・センサー17の作動
によりストロークD2で引き(31) 出し工程を終える。第11ステツプで、バルブV2゜V
5.VIOをFにして、レオダインパルプ18がインジ
ェクションの位置に切り換り、ループ19内の溶媒の中
に混合された合成物が順次ループ19からラインL2+
、L23 、 L2sよりHP T、Cカラム20へ取
り出される。第12ステツプで、バルブ■6をNにし、
リレーR11をFKL、HP L Cポンプ30の作動
で上記HP L Cコラム20の合成物がラインL26
よりクロマトグラフ分析器31に通されて、その分析周
波数によりメチオニンを取り出し、このメチオニンをバ
ルブ■6を介してラインL5(1,L6Gより挿入溶液
槽33に集め、さらにこのメチオニンをラインL56゜
L5gを介してシリンダー36まだは注射器38に取り
出すようにする。メチオニン以外のものはラインTJ5
0.L5+よりHP LC排出槽37に排出されると共
にガスはフィルター32を介してラインLs + 、L
55より外部へ放出される。ステップ13で、バルブV
2 、 V4 、V7& N V?−L、バルブ■6を
Fにし、カッレオダイン バルブ18がロード位置に切
り換り、ステップ14で、パルプV1 、 V7 ヲF
 K、パルプV5 。
(32) VIOをNにしかつシリンダS+ 、 82が押し込ま
れて最初の第5ステツプの状態に戻り、合成反応の1サ
イクルを完了したことを警報器が警報するようになる。
次に、第11図の洗浄乾燥工程では、レオダインバルブ
18を第22ステツプより第35ステツプの間インジェ
クション位置にして、HPLC溶媒槽の溶媒を■PLC
ポンプ30で、ラインL2 g I L271L2+、
 L23. L25. L26. Lso、 Ls+に
より、ループ191HT’T、Cカラム20.クロマト
グラフ分析器31に通し、これらを洗浄してHP L 
C排出槽37に排出する。また、浄留水槽12の水を、
第23ステツプと第24ステツプの間で、ラインLI2
.Lll、L9 、Ls。
TJ(、L8 、 I−y 、 Ls 、 Lthを通
してフラスコ6内に注入するど同時に、ラインL+5.
 Ll9 、Lagを通してエア・リフター16にも水
を注入する。つぎに、N2槽13の窒素を、第25ステ
ツプでバルブ■8をNにして、」二記ラインLn、Ln
、 L9 、 Ls 、 L4. Ls 、 Ly、L
s 、L6゜Ll5 、 Ll 11. Ll sに通
して各ライン内の残水を除去してのち、第27ステツプ
でパルプVsヲFにし、バルブV+ % Nにして、フ
ラスコ6内の水をラインL30゜L31より、またエア
・リフター16内の水をラインLst、L3はり水槽2
6に排出する。同様にしてアセトン槽11のアセトンを
28ステツプと第29ステツプノ間テラインL+ 0 
、 L9. IL3 、 TJI 、 L8 、 Ll
L5 、 L6を通してフラスコ6内に注入すると同時
に、ラインL+5 、Ll9.Ll8を通してエア・リ
フター16にもアセトンを注入する。つぎにN2槽13
の窒素を第30ステツプでバルブ9をNにして、上記ラ
インL13 、 Lll、 L9 、1)3  、  
Ll  、ILg  、  Ly  +L5 、L6 
、Iノ+5.Ll9゜Lag に通して各ライン内の残
水を除いてのち、第32ステツプで、バルブ■5をFに
し、バルブV16をNにして、フラスコ6内のアセトン
をラインL3o。
L34 より、まだエア・リフター16内の水をライン
L54.L34より水槽26に排出する。さらにN2槽
13の窒素を第33ステツプより第35ステツプの間で
ラインLo、Ln、 L9 、 L8 、 Ls 、L
l 、 Ll、Ls 、 Lr+。
Ll5. Ll9 、 Ll8. TJ3G 、 L3
tル54及びフラスコ6とエア・リフター16に通して
、各ライン内及びフラスコ6とエア・リフター16内を
窒素で乾燥し、洗浄装置の1サイクルが完了したことを
第37ステツプで警報器が警報するようになる。
上記の如き、合成物取出工程の各ステップ及び洗浄乾燥
工程の各ステップは、制御装置珊のプログラムコントロ
ーラにより、各パルプVl乃至VI6とリレー■1乃至
且11とエア・センサ17並びにシリンダー8+ 、 
82とレオダインバルブ18の駆動手段力(一連のシー
フェンスで制御されて順次夫々の特定時に動作するよう
に予め改定されており、自動合成装置の各構成部材が、
全て自動的に駆動されるものである。
上記の如き構成よりなる本発明の自動合成装置において
、フロー反応系キャビネット部に供給する標識試薬は、
その目的に応じ反応フラスコの中あるいは試薬注入口に
保留しソレノイドバルブの動作により特定時に反応フラ
スコ内へ導入することができる。標識原料は原料供給接
続口からバルブを経由反応フラスコに導入される。標識
原料は若干のNZガス圧で導入されるが、その経路及び
バノワ°に残留する原料を気化させ反応フラスコへ効(
35) 率良く導入するためバルブ附近の経路を加熱することが
できる温風エアーダクトを附帯している。
反応フラスコは熱源供給装置内の高温槽(tTE温調温
調付器付ら熱媒体(ポリエチレングリコール水溶液)を
循環ポンプの駆動により循環させ所定の反応温度に保持
しうる。反応フラスコを冷却するときは循環ポンプを駆
動しだま\、熱源供給装置内のバルブの動作により外部
から空気を吸引し循環する媒体を外部へ排水する。排水
後バルブの切換で低温槽の冷媒が反応フラスコに循環す
る。
反応フラスコKN2ガス開放口として、ラインが接続さ
れバルブを経由して、活性炭およびソーダライムトラプ
を通し放出される。未反応原料として11CH3■、1
1CO2が放出された場合、IIC馬■は活性炭に、1
1CO2はソーダーライムで吸着除去することかできる
。反応後、フラスコ内の反応混液は81シリンジ・ポン
プのシリンダーを(おからC1まで移動させることによ
り、その全量を気泡除去器    ′へ移送される1、
他方、試料ループ附きのローダイン・バルブ(7方バル
ブ)がロードの位置で、52(36) シリンジポンプのシリンダーがLJからLO準位へ移動
すると試料ループ内のT(PLO展開溶媒で空気センサ
ー及びその前後の配管内空気がおし出される。
シリンダーがLOの位置で空気センサー経由気泡除去器
の底部先端に達する配管の先端まで展開溶媒が満される
。配管内の空気が除去されたのち、S2シリンジのシリ
ンダーがLOからLf準位へ移動させるが、気泡除去器
内の反応混液が全量吸引されると空気センサーの信号に
よりサーボモーターを働かせローダイン・バルブをイン
ジェクション位置に回転させる。結果としてループ内に
吸引された反応混液は展開溶媒に押されてHP L C
カラムへ注入される。
HPLCカラムで展開分離された生成物等はI(PT。
C−UVおよび放射能検出器を経由ソレノイドバルブに
至る。通常はバルブを経由し溶出液は廃液槽に留められ
る。生成物の保存期間前後に一定の時間窓をコンピュー
タープログラムに設定し、インターフェースにピーク出
現電圧を設定すると、HPI、Cカラムから溶出される
生成物のピークが出現し始めたときバルブが切換り、溶
出液を生成物受器に導入する。生成物ピークの電圧が設
定値以下になるとバルブは元の位置に切換ると同時にバ
ルブが動作しミリポアーフィルターを通じ外気が導入さ
れ配管内の溶出液もすべて生成物受器に留められる。
上記自動合成装置を用いたメチオニンの合成は、操作に
先たち、Na0H(17,571mol)を含むL−ホ
モシスティンチオラクトン塩酸塩(10μ面1)の水溶
液(200μl)を反応フラスコのスクリューキャップ
を開けて中に投入した。0.25 NT−IC+ (1
50μg)は注入口に注入し、HPLCカラムは4.6
X250myn (7) Zj pax−8CX (D
uport)  をパックしたスチールカラムを接続し
展開溶媒は酢酸18.5 X 10”mol/Z!、 
AcoNa 1.22 X I O−3mo1./lの
Buffer水溶液を用いた。インターフェースロのモ
ード・スイッチをOP位置に切換ると操作工程の第一ス
テップでリレーが動作しシリンジがLOからL1準位に
移動する。第2ステツプではリレーが動作しローダイン
バルブはインジェクション位置に換りループ内を新しい
展開溶媒で満す。
第3ステツプではパルプがON状態になり、沃化メチル
(0111mO1)のアセトン溶液(100μl)が若
干のN2圧でV]、2を経由反応フラスコに導入試薬と
混合され50°Cで反応させる。第4ステツプはバルブ
を開放しHCIを反応フラスコに導入して反応を停止さ
せる。第5ステツプはバルブを経由N2ガスを反応溶液
に通じて濃縮する。第6ステツプは反応フラスコ外套管
を循環する熱媒体を排出、第7ステツプで反応フラスコ
を冷却する。第8ステツプはシリンジが動作し反応混液
をフラスコから気泡除去器へ移送、第9,10ステツプ
では気泡除去器内の反応混液をシリンジの動作でローダ
インパルプ附帯のループへ移送する。第10ステツプ捷
ではプログラムで各工程が進行するが以後の工程は各部
の信号により機械的な自動進行となる。空気センサーの
信号で第11ステツプに進み反応混液はi(P L C
カラムへ注入される。メチオニンのピークが出現し始め
ると第12ステツプとなり生成物の分取が行なわれる。
メチオニンピークが消失すると第13ステツプになり生
成物の分取が終る。
HP L Cカラムと接続されている自動注水装置は、
空気抜き用ニアリフターと、エアセンサーと、サンプル
ループを備えたレオダイン パルプと、リレー回路とで
構成されており、接続器を備えだVバイアルからなるニ
アリフターの容積は約1f7fである。エアセンサーに
よる空気検出は、空気と液体との間における紫外線吸収
作用の差を利用して行なっている。
HPLCOカラムへの移動相の導入は、レオダインパル
プを注入位置へとまわしだ時に、約1−容量のサンプル
ループ(試料口)を介して行う。ニアリフターの底まで
挿入したテフロン製接続チューブ(1: 0.5/ 1
.5mm)の先端とレオダインバルブとの間における該
チューブ内の空気は、レオダインバルブを積込み位置に
セットした後、ループにおける移動相を移動させて、8
2注射器型ポンプのピストンをLルベルからしOレベル
へと移動させることによって抜きとることができる。こ
のプロセスば、空気がHP L COCカラム入ってし
まうのを防ぐ意味で重要なものである。
注射器型ポンプのLOレベルとLルベルとの間でノ単振
動(は、パルスモータ−に電気パルスを表示された数だ
け供給することによって調節することができる。反応混
合溶液は、S1注射器型ポンプを用いてフラスコからニ
アリフターへと移し、その後、S2注射器型ポンプのピ
ストンをLOレベルからL2レベルへと戻すことにより
、徐々にサンプルループへ入れる。このことはエアセン
サーで制御される。
エアセンサーに空気が吸入されると、直ちにレオダイン
バルブを注液位置に設定するとともに、これにより、サ
ンプルループにある反応混合溶液をT−T P L C
のカラムに注入する。
容器からニアリフターまで反応混合溶液を移すのに要す
る時間はたった15秒であり、寸だ、ニアリフターから
サンプルループへの吸入とその後のT(P I・Cのカ
ラムへの注入とU30秒以内にすませることができる。
反応混合溶液の注入効率(ハ90(41) チ以上である。
HPLCのカラムから溶離した溶液は一定の条件で分離
する。即ち、通常の条件下では、生成物の保存時間(r
etθntion time )の前後における時間帯
(TimeWindow ) ヲコンピュータのプログ
ラムに書き込む。この時間帯における生成物のピーク強
度(μV)が、ピーク電圧タップで調節しだ捕集レベル
よりも大きければ、■6三方向弁の方向を、HP T、
CのUV吸収検出器捷たは放射線検出器からの信号で変
えて、約10両容積の受は器にT−TPT、Cのカラム
から溶離した生成物が捕集されるようにする。このよう
に受は器に捕集された生成物溶液は、02/#微細孔質
フイルターを介して注射器に詰めても良い。
移動相としては、メチオニン合成の場合、185X ]
、 O”moIAの酢酸と1.22 X 10−3mo
l−//?の酢酸ナトリウムとを含む水溶液を用いるの
で、滅菌した注入しうる溶液が得られる。連続フロー系
における空気の小孔には、全て、0.2/1m微細孔質
フィルターが取付けられている。
(42) A 、 B試薬注入口(第5図)の両方に二種の試薬を
保存しておくことができる。各A、B試薬注入口の容積
は約250μlであって、これらの試薬は、必要に応じ
て所望時間おきに弁を操作することにより、窒素の微小
ガス圧を利用して反応容器に添加することができる。
プログラマブル制御器(タティシデンキ社製)は、CP
Uユ= ッ) (SCYMIR−CPU−3Q) ト、
3個の交流量カニニット(SCYMT−ODO41)と
、リレー出カニニット(SCYMf−OC203)と、
交流人力ユニツ) (SCYMI−IDOll)とで構
成されている。
全ての作用モードと時間間隔とは、インターフェース■
と■とを介してプログラマブル制御器に書き込まれてい
るプログラムで制御する。捷だ、上記実施例に用いた材
料として、L−ホモシスチンチオラクトン塩酸塩とその
他の全ての試薬は、夫々、ベガバイオケミカル社とワコ
ピュアケミカル社から購入したものであった。
また、分析方法として■・−メチオニンの化学収率ば、
高性能液体クロマト分析法(HPLC)を用(梠 いて測定するとともに、相対区画強度を基準値曲線と比
較することにより決定した。使用したgPr、Cの装置
は、マイコン(クロマトパックC−旧Aシマヅ社)制御
式データシステムと接続したTJ V (210nμ)
検出器(SPD−1ンマツ社) ト、Zipak−8C
X (デュポン)が詰込まれている4、6X25Omm
カラムより構成されている。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、夫々メチオニン合成の特性を示す
曲線図、第4図はメチオニンをクロマトグラフ分析器で
みた形状図、第5図は本発明装置の概略の配管構成図、
第6図乃至第9図は、夫々本発明装置の一部の電気回路
図、第10図及び第11図は、夫々本発明装置の作動説
明用のフローチャート図である。 ■ 原料供給装置、  ■ 合成反応装置、■ 合成取
出装置、  ■ 特定物取出装置、■・温調装置、  
  ■・排出装置、■・・洗浄装置、    ■・制御
装置、■ パルプ、Rリレー、S・・シリンダ、(44
) L ライン、 X・密閉筒、  P・・ポート、1・・
・ザイクロン、2・ CH3I槽、 3・・・原料槽、
4・HCl槽、 5・・・資料槽、 6・フラスコ、7
・蓋、   8 ジャケット、9・・エア・ダクト、1
0・・温度検出器、 11・・・アセトン槽、12・浄
留水槽、  13・N2槽、 14・・・ニードル・パルプ、 1訃=加熱7アン、1
6・・・エア・リフター、17・・・エア・セyサー、
18・ローダイン・パルプ(Rheodyne vol
ve)19・・・ループ、   2o・HP LCカラ
ム、21  ・活性カーボン槽、 22  ・ソーダラ
イム槽、23  ・高温槽、     24 −低温槽
、25・・循環ポンプ、   26  ・水槽、27 
 フィルタ、28・・アスピレータ、29 ・I−I 
P T、 0溶媒槽、  30− HP T、 Cホン
ダ、31・・ラジオ・UV・検出器 クロマトグラフ器
、32・・フィルタ、    33・・・挿入溶液槽、
34−・・フィルタ、35・・・フィルタ、36・・・
シリンダー、   37・・HPLC排出槽、38・・
注射器、     39  排気ダクト。 (45) 第1図 2      5    10    20     
6ONaOHllmall 第2図 り一木(ンスナン4づ考ラクトンHC1lJ1mo+(
ハ/ n 4に*I”Nす4 (l:I)  tnll
)It’)%’llトJao月量 の 目数7 し Z
f)(ハ)の牧専幅戒春挫 (−e−): (イ)CO,f/)tmal ) q 
7セト’/ 000p1ノ$液乙(+])(1,07t
tntd2 ) /)木(zop!! ) 4戒Xのら
足片溶職Z、異、τ−量の NαOHt−會隼逼4諮夜。 (−A−−ン: (イ)ど0.l1tynd)tys−
y−t= ト ン(/θqaツノ」¥捗k と(ロ)(
θ乙a力渉l〕の永(ZOOp)月客液 乙/)シ昆イ
トぎシ夜7・冥っk 量。 NaOH石冷4混冷4飛会 第3図 1.0     3.Ofi、o     7.0吟自
(分) 麟<vQ@19*’9 :&応L1・)、!fO’(L
nに(A )+ 70’手続補正書(帥) 昭和58年8月31 日 J 事件の表示 昭和58年特許願第 93250    号2発明の名
称 放射性物質を含む化合物の小型自動合成装置3補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府大阪市東区道修町2丁目27番地名称 (
293)  武田薬品工業株式会社代表者倉林育四部 4代理人 5補正命令の日付 (自発補正) 6補正の対象 願書の発明の名称の欄。明細書全文。図面企図。 7補正の内容 (2)明細書全文を別紙のとおり訂正します。 (3)図面企図を別紙のとおり訂正します。 以上 訂正明細書 1、発明の名称 放射性物質を含む化合物の小型自動合成装置2、特許請
求の範囲 シーフェンスを持たせ自動的に動作させるようにえてな
る放射性物質を含む化合物の小型自動合成装置。 3、発明の詳細な説明 1叫の技に叩 本発明は放射性メチル標識化合物等放射性物質を含む化
合物の小型自動合成装置に関するものである。 一般に、サイクロトロン核医学で特にポントロン争エミ
ッション暗トモグラフィー(Posit、ronemi
ssion  to+nography)等に用いる超
短半減期放射性同位元素、例えば半減期20分の放射性
炭素(”C)は核崩壊により陽電子を放出し、陽電子は
終局的に物質中の陰電子と会合消滅するとき180°角
の方向へ(1,511MeVのX線を放出する。それ故
、生体内の代謝過程において、lIc−標識化合物の存
在位置を生体外部から非破壊的に時間関数としての立木
像を測定することができるので、結果として薬物の生体
中における生化学的動態1代能を知る、−とかり能とな
る。本発明はこれら薬物代謝に用いる標識化合物で特に
放射性ハロゲン化メチルから放射性メチル標識化合物を
合成・精製・Ji離し、さらに反応系装置内の洗浄・乾
燥までを一貫し、プログラム・コントロールによI)自
動化することから核医学研究および核医学診断機能の向
上、ルーチン化ならびに省力化を計すイυるようにした
放射性メチル標識化合物の小型自動合成装置を提供せん
とするものである。 従米抹−術 通常、IIcはザイクロトロンを用い例えば1″N(ρ
、a)IIC等の原子核反応により造られる。サイクロ
トロンのターゲット部に導入するN2ガスに徽敞の02
ガスを混入させでおくと、原子核反応の結果’Icm)
2ガスか11られる。” CO2はI−i A ll−
14で還元し、さらにl−I Tで処理すると、”Cl
131(沃化メチル)を生成する。”C1131を原料
とし、目的とする放射性医薬品(有数標識化合物)が合
成される。一般的にサイクロトロンで一回当りに生産さ
れる放躬能酸は高レベルであるため、取扱いに際しては
放射線防護を必要とする。IIcは短寿命であるため短
時間で合成を完遂しなければならず、合成スケールは1
1〜p moleと超徽用で、11−)反応濃度1土1
 f)−’mol/′ρ以下の低濃度であるため、fl
t決を要する大トな技術−にの障害かあった。 従来、11C−標識化合物の合成はホット・セルあるい
はホットケープ等の放射線遮蔽設備の中で行われ、操作
は外部から)ングやマニプレータ−をハ]いる手動遠隔
操作である。しかも、超微量スケールであるため、その
繰作は複雑、微妙n、っ時間消費的であった。さらに合
成時担当者の注意ツバ技能等の差から合成収率1品質等
も一定せず放射性薬剤としての品質管理に問題を生ずる
。しかも、ロC−標胤化合物は品質管理をなしうる特定
上場で生産したものを購入し使用することは時間的(二
不可能であj)、病院や研究室1こおいて使用者自身が
品質管理をなし得る状況下で合成しなければならない。 以1−のことがら、lIc−標識化合物の合成は短時間
且つ遠隔自動化が必然的に要求され、さらに3− 純度の高い11C−標識化合物を造らなければならない
。特に、医学の分野で常用し)るためには、例えば純度
か良く、無菌であり、しかも、パイロゼンを含まないな
ど、品質を保証しうる、収率の大きい標識化合物の高速
合成方法を実行可とする標識化合物の自動合成装置の開
発が必要である。 −発明の下刃 本発明は上記要望に答えるべく、マイクロ・コンピュー
タ制御式小型自動合成装置を新規に創作したもので、一
般的には、メチル化反応による微量合成の実施をするこ
とかできる。特にl l C−メチル化反応、例えばr
”ci沃化メチルから111(1メチオニンの合成に好
適で、最終的には純[11C]メチオニンの注射溶液を
得る。 一光−叫の粟−旨 本発明はIIcメチル標識化合物を、人体に注射しうる
状態に信頼性と也現件の点で優れた方法で合成しうる自
動合成装置を新規に提供するものである。 すなわち、本発明にかかる小型自動合成装置は、4− 外部に設けた放射性原料供給装置との接続III 、合
成に必要な試薬の投入1]、ならびに生成物取出1]を
備えた抽気装置イ(1小型合成キャビネットの中に放射
性原料と試薬を特定時に反応させる反応容器。 −1−4記試薬を特定時に反応容器へ1を人する手段。 反応容器を特定時に加熱または冷却する手段9反応容器
で反応させた反応混合物を特定時に濃縮する手段、液化
クロマトグラフ用カラム、反応容器で濃縮した液状の反
応混合物を細径のパイプで特定時に取り出しその全量を
液化クロマトグラフ用カラムに自動注入する手段、なら
びに前記カラムで精製分離された生成物を【n離分取す
る手段を備え、かつ−に記小型合成キャビネットの外部
において、上記試薬注入手段1反応容器の加熱または冷
ノミロ手段9反応混合物の濃縮手段、ならびに生成物の
!i+−真II分取手段を夫々各特定時に一連のプログ
ラム・シーフェンスを持たせ自動的に動作させるように
したマイクロ・コンピュータによる制御手段をl+i’
+tえてなる放射性物質を含有する小型自動合成装置で
ある。 いいかえると、本発明は、外部から放射性標識原料(例
えば’1cII、T、”CI(3L C’ll、T等)
の供給を受ける配管接続口、標識合成に必要な試薬の注
入口ならびに注入口に注入された試薬を特定時に反応容
器へ導入するまで保留する試薬保持ライン、前記原料と
試薬を混合反応させるため、所定温度に短時間で急熱ま
たは急冷しうる高温および低温熱媒体の循環ができる外
套管付濃縮槽兼用の反応フラスコ、反応後液状の混合物
を細径管で全量を取り出し、気泡除去器へ移送する吸引
シリンン移送ポンプ、気泡除去器からその全量を自動的
に高速液体クロマトグラフィー(I−I P L C)
カラムへ空気の導入をさけて注入する装置、反応生成物
を精製分離するH P L Cカラム、カラムから溶出
する生成物フラクションをHP L Cの検出器と連動
単離し生成物受器に導入する生成物単離ライン、原料か
ら反応−精製−単離に至るフロー系を制御する小型ソレ
ノイド・バルブ、外界の生物学的汚染を防止するためフ
ロー系配管の開放口にミリポアーフィルターを備えた、
上記各部から構7− 成する小型フロー県会成キャビネン1;小型キャビネン
1の外部にキャビネッ1内反応フラスコと保温配管で接
続し、高温熱媒体あるいは冷媒体を必要に応じソレノイ
ド・バルブで切換え循環させ、反応フラスコの加熱およ
び冷却用として恒温に調節しうる恒温浴槽を備えた熱源
供給装置; 小型キャビネットの外部において、合成手段。 試薬の導入手段1反応温度の切換手段1反応混液の濃縮
手段、生成物の精製およびtit離手段をそれぞれ各特
定時に一連のシーフェンスを持たせ、自動的に動作させ
るようにしたマイコン内蔵のプログラムアブル・コント
ローラ; 以−にの上記三装置、即ち小型フロー県会成キャビネン
ト、熱源供給装置、プログラムアブル・コントローラか
ら構成し、珪っ自動制御手段を備えてなる放射性メチル
標識化合物の小型自動合成装置を新規に提供せんとする
ものである。 −8〜 罰例 以下、本発明を図面に示す一実施例について詳細に説明
する。 1、装置の構成 本発明にかかる自動合成装置の概要は小型フロー県会成
キャビネッ)(1)、熱源供給装置(II)ならびにマ
イクロコンピュータ内蔵のプログラムコントローラ(I
II)から構成される。 (I)  フロー県会広い計虚□ビネット第1図の大枠
で示す排気ファンEを装備したフロー県会成キャビネッ
)Iは下記要素から構成される。 (a)外套管付反応フラスコG3を備え、かつ該G3の
反応フラスコの外側を包む外套管G8に熱源供給装置I
I(後述する)から高温熱媒体または冷媒体を強制循環
させることにより反応7ラスフを瞬時に加熱または冷却
しうる。 (1))放射性原料を外部に設けた放射性原料供給装置
(図示せず)との接続口(Hl)を経由し、ソレノイド
、バルブV1およびV2のプログラム制御(後述する)
による開閉て・反応フラスコG3に供給する。 (c)試薬を保持しうるセプタl、目の試薬投入口(l
I2 、 l−13)を備え、かつラインP1からバル
ブV8.\′9を経由し供給される窒素ガス圧N(図示
せず)により、I2に注入された試薬は\I3で、H3
の試薬はバルブ\71.V2の開閉で反応フラスコG3
へ特定時に導入しうる。 (d)反応フラスコG3で発生する放射性ガスを散逸さ
せないため、バルブV4を経由する蒸気放出排管に活性
炭(1’cH3I吸収剤)I<1  およびソーダライ
ム(”Co、、吸収剤)管に2を備え、かつバ′ルブV
3.V5を閉じ、反応フラスコG3を加熱しながらバル
ブ\73.\11〕、\11.\12を経由してライン
P1の窒素〃又Nを反応フラスコに3の反応混液に通し
、該反応混液に含まれる低沸点溶媒、例えばアセトンを
蒸発濃縮する。 (e)シリンジポンプS1を用い、濃縮された液状の反
応混合物を反応フラスコG3から気泡除去器(G4)へ
細径のパイプでラインP4を経て特定時に取り出す。 (f)高速液体クロマトグラフ(HPLC)用のカラム
(C)を備え、かつシリンジポンプS2、液体と空気の
光吸収差を利用し液体中の気泡を検jJ!、する空気セ
ンサーS4.試料ループ1−および7方回軒弁のローダ
インバルブV1)から構成する自動HP I−C注大装
置を備え、該装置により気泡除去器G4中の濃縮混合物
全量を気泡の混入を除外してI(PLCカラムCへ注入
する。 いいかえると、ローダインバルブVDを先ずインジェク
ション位置にし、HP L CポンプPHの展開溶媒を
ループI−を経由してカラムに導入する。 ついで、ローゲインバルブVDをロード位置に転換しで
、シリンジポンプS2を1.1からり。準位まで押込む
と、ループL内の展開溶媒が空気センサーS4を経由し
気泡除去器G4の低部に位置する細径パイプの先端まで
達して細径パイプ内の空気が除去される。さらに、シリ
ンジポンプS2をり。 からLf準位の方向へ引き戻すと、気泡除去器G4中の
濃縮混合物全量がループニー内に導入され、空気センサ
ーS4による気泡検出と同時に該検出信号によりローダ
インバルブVDがインジェクション位置まで回転し、I
I P L Cポンプ1負Iの展開溶媒圧でループ内濃
縮混合物はHP L CカラムCに注入される。 (g)HPI−CカラムCで精製分離された生成物をバ
ルブV6.V7および生成物受器G5で単離分取する。 いいかえると、14P1、CカラムCがら溶離する試料
は外部に設けたl−I P L C検出器りを経由後バ
ルブハ/6に至る。バルブV6の開閉はプログラムコン
トローラーIIIに書き込まれた生成物のHr’LC保
持時間帯の間で、例えば第2,4図に示すインターフェ
ースBで指定しうる分取ピーク電圧により動作する。す
なわち、HP L CカラムCから溶離した試料はバル
ブV6を経由して廃液槽(−6に至るが、プログラムさ
れた保持時間帯内で生成物のピークが指定分取ピーク電
圧に達すると、バルブ■6の動作で溶離液流路の変更が
行なわれ、生成物7ラクシヨンはミリポアフィルタ−F
2を11− 備えた生成物受器G5に導入される。さらに生成物のピ
ーク電圧がインターフェースBの指定分取ピーク電圧以
下となると、バルブV6により溶離液流路か先の廃液槽
G6に至る方向へ戻る。生成物フラクションの分取が完
了するとバルブ■7が閣外、ミリポアフィルタ−Flを
経由し外気が導入され、配管内に残存する生成物7ラク
シヨンの一部も自然流下し生成物受器(誓5に集められ
るので、高純度の生成物溶出液のみを分取しうる。 (11)生成物受器G5に集められた生成物溶液は外部
に設けたミリポアフィルタ−F3を経由し、注射器Tに
吸引取出し得る。 (1)フロー系今成ラインの洗浄と乾燥はラインP1か
ら窒素ガスNの供給とラインP6からの減圧(アスピレ
ータ−接続)により、槽G1の蒸留水および槽G2のア
セトンをそれぞれバルブV8゜F9を経由し、70一系
合成ラインに流下させる。 洗液の排出はバルブ■5あるいはF16を経由しそれぞ
れの70−ラインを洗浄しながら廃液槽G7に溜められ
る。 =12− (II)  熱源供給装置 本装置は第1図に示す如く、特定温度に調節し恒温とし
うる高温浴槽G8と低温浴槽(誓!〕を有し、かつバル
ブ■12.\713.V]4.V]5ならびに循環ポン
プPcを備え、反応フラスコに3の外套管G8との間で
熱媒体あるいは冷媒体を強制循環しうる。熱媒体および
冷媒体共にポリエチレングリフール水溶液の利用が最も
適す。 熱媒体から冷媒体循環への切換は、バルブハフ]2をラ
インP12(Illへ流路を変更後、ラインP12開放
口から空気を吸引し、反応フラスコG3の外套管Ctg
および循環ループ配管内の媒体をバルブV13経由でラ
インP13側へ排出する。ついで、バルブを元の流路に
切換え冷媒を強制循環させる。 本装置は熱媒体と冷媒体の混入による特定温度の変動を
防止し、かつ反応フラスコG3を短時間で特定の高温あ
るいは低温の恒温1こ保持しうる。 プログラム・コントローラーIIIの信号によりバルブ
V12.V13.\114.\7 ]、 5および循環
ポンプPcを動作させるリレー回路ならびに高温浴槽と
低温浴槽の温度調節回路を夫々第5図に示す。 (III)プログラム・コントローラ 本装置はマイクロコンピュータ内蔵プログラムコントロ
ーラIIIの本1本(CPLJ−8(1)、ならびにC
PU−80の信号によりバルブ■1〜11とVl6なら
びに熱源供給装置IIを動作させるインターフェースA
およびCPtl−8(1の信号でシリンジポンプS1と
82、空気センサーS4.IMPLC検出器り等を制御
するインターフェースBから構成する。 インターフェースAの回路図は第3図にインターフェー
スBは第4図に示す。 2、介威反寿の前提条件 本自動合成装置を用いる合成操作の前に放射性原料供給
装置を配管で本装置の141に接続する。 11c−標識メチオニンを合成する場合は0.25N 
’HC,C,,150μρ を試薬投入口l−I2に、
Na0H(17,5μ+nol)を含む■7−ホモシス
ティンチオラクトン塩酸塩(1μmol)の水溶液20
0μρ試薬投入[]IIIに投入する。 IH’l、Cの展開溶媒即ちi’ij酸−耐酸す1リウ
ムの水溶液(酢酸、] 8.5 X 1 (’1−30
+ol/(1;耐酸すトリウム、l 、 22 X l
 O−”too171’ )をllI’1.cポンプr
’llに(共糸侶する。 (以 下 余 白) 3、自動合成装置の動作 本自動合成装置のシーフェンス動作はCP U −80
に書と込まれるプログラムを置換することで容易に変更
しうるが、詳細は[”Clメチオニン合成について第6
図に示すシーフェンス動作例で説明する。電気信号で制
御で軽るソレノイド・バルブV(Vl乃至Vl6)、リ
レーR(R1乃至R11)の動作は通電状態、即ちON
はN記号、OFFはF記号で示す。シリンジポンプSl
、S2の動作開始はリレーに電気信号が入力された時を
Oで示す。ローダインバルブVDを制御するリレーRI
Oはロード(Load)あるいはインジェクション(I
n)位置にある期間を棒線で示す。3方バルブVl。 V2.V6.V8.V9.Vl2.Vl3.Vl4.、
V15のON、OFF状態における流通経路は第1図に
記載した如く、ON時は矢印よりON側へ、OFF時は
矢印よりOF F側へ接続される。I−I PLC検出
器りからの生成物ピークの出現は第6図中↑↓記号で示
す。 操作工程のステップOは本自動合成装置の動作開始前に
おけるバルブやリレーの状態を示し、操作の準備用意(
Sby)とおなし状況下にある。合成操作工程はステッ
プ1から14主でで完了し、第2.4図に示すインター
フェースBに備えるモード・スイッチをShyからOp
(操作)位置に切換えた時点かステップ1の状況下とな
り、シリンジポンプS2がLoから1,1準位に進む。 20秒後プログラム・コントローラIIIから自動的に
ステップ2の信号が発せられ、R3の試薬が反応フラス
コG3に導入される。反応フラスコG3の外套管Ggに
熱媒体が循環され始め3 (1秒後に所定の温度まで昇
温される。ステップ3で放射性沃化メチルのアセトン溶
液が反応フラスコG3に導入され3分間反応する。ステ
ップ4で112からi−(CCが反応フラスコ(−;3
に導入され、ステップ5ではパ′ルブ\781V9.V
1.V2を経由し窒素ガスNを反応フラスコG3へ通し
ながら反応溶液の濃縮が行なわれる。ステップ6は反応
フラスコG3外套管内の熱媒体が排出され、ステップ7
は反応フラスコG3外套管に冷媒の強制循環を行ない反
応フラスコG3を冷却する。ステップ8はシリンジポン
プS1の駆動により、反応混合物の濃縮液か反応フラス
コ(13より気泡除去器G4に移送される。ステップ−
3、1oではシリンジポンプS2が駆動し、気泡除去器
G4内の濃縮液は試料ループI4内に吸引される。気泡
除去器G4内の濃縮液全量がループI4内に吸引される
と、空気センサーS4内に気泡が流入し、気泡の検知信
号によ1)ローダインバルブVDが自動的にインジェク
ション位置へ転換するとともに、試料ループI4内濃縮
液がHP L CカラムCへ注入されステップ11が終
る。H’P LCカラムCから分離溶出する生成物ピー
クをHPI−C検出器りの信号で受けてステップ12が
始まり、バルブV6を経由、生成物受器G5に生成物7
ラクシヨンが導入される。ステップ13は生成物のピー
ク終了信号により、バルブ■6の流路切換が行なわれ、
10秒後入テップ14で合成操作完了の警報を発する。 ステップ1からステップ14に至る経過時間は約20.
5分である。合成操作の完了後、自動合成装置の洗浄と
乾燥はモード・スイッチをOI)位置からSby経由W
、 D(u+ash  and  dry)位置に切換
える。第7図に洗浄と乾燥の操作工程はステップ21か
らステップ:)7の洗浄、乾燥終了後の警報まで、所要
時間は約7.1分である。 4、反応と生成物の分離条件 反応前に調製したNa0H(17,5II mol)を
含有するI5−ホモシスティンチオラフ)・ン塩酸塩(
1μ+nol)の水溶液(2(1(lμ(:)に沃化メ
チル(0゜1μmol)の゛?セトン溶液(1(10μ
で)を加える。 50 ’Cに3分間加熱後、(’)、25NHCでを加
え、窒素気流下50°Cで2分間アセトンを濃縮し、濃
縮物をHF’ L Cカラムに注入する。HP I−C
カラムは4.6 X 25 (1m+nのZipax−
3CX(DuPonLof  U、S、A、)カラムを
用い、下記条件下で展開する。展開液:酢酸(111(
Ig)と酢酸ナトリウム(1()Omg)を含む1eの
水溶液、圧カニ2+’1Kg/(XIl+ 2、流速:
1,6ml/分、温度二室温。 5、結果 本自動合成装置を用い、前記動作の操作工程な19− らびに反応と生成物の分離条件下で摺られる反応混合物
のI−I P L Cパターンを第8図に示す。すなわ
も、保持時間1.16分に溶媒ピーク、6.16分で過
剰に加えた未反応試薬ホモシスティンチオラクトン、な
らびに11.66分で生成物メチオニンのピークが出現
する。メチオニンのピークに相当する分取生成物のフラ
クション量は約5.3mlであり、沃化メチルから算出
したメチオニンの化学合成収率は数10回繰返した合成
操作から84.5±2.5%であった。 6、効果 」二記の如く、本自動合成装置を用いれば、放射性メチ
ル標識化合物の合成はモード・スイッチを操作するだけ
で純度の高い生成物を与え、繰作担当者の技能力に依存
せず、前記の如く、数1()回繰返した合成操作におい
ても合成収率の変動率は小さく±2.5%である。本装
置の取扱いも簡単、かつ容易で生成物の品質管理も実施
しやすいことか呟放射性医薬品の製造にががるルーチン
化、省力化を計1)得る。 20− 特にサイクロ)・ロン核医学への利用に好適である。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明装置の概略の配管構成図、第2図乃至第
5図は、夫々本発明装置の一部の電気回路図、第6図及
び第7図は、夫々本発明装置の作動説明用の70−チャ
ート図、第8図はメチオニンをクロマトグラフ分析器で
みた形状図である。 ■・・・小型フロー系合成キャビネット、11・・・熱
源供給装置、 111・、、プログラム・コントローラ、(壽3・・・
反応フラスコ、 C・・・クロマトグラフ用カラム、 G5・・・生成物受器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外部に設けた放射性物質を含む、合成すべき原料
    の供給装置と、液体クロマトグラフィ用検出器に夫々接
    続自在々原旧投入口と生成物取出口を備えて、全外周壁
    を放射線遮蔽物で構成した密閉筒の中に、」二記投入口
    から投入された原料を反応容器内で特定時に合成反応さ
    せる手段と、上記反応容器内へ原料の合成反応を停止さ
    せる試料を特定時に投入する手段と、上記反応容器の温
    度を反応促進温度と反応停止温度に特定時に切換える手
    段と、上記反応容器で合成した液状の化合物を細径のパ
    イプで特定時に取り出す手段と、上記パイプから順次化
    合物を受は入れて上記取出口へ送り出す液体クロマトグ
    ラフィ用カラムとを備え、かつ上記密閉筒の外部におい
    て、上記合成反応手段、試料投入手段、温度切換手段、
    生成物取山手段を、夫々の各特定時に一連のシーケンス
    を持たせて自動的に動作させるようにした電磁式タイマ
    ーの制御手段を備えてなる放射性物質を含む化合物の小
    型携帯用自動合成装置。
JP9325083A 1983-05-25 1983-05-25 放射性物質を含む化合物の小型自動合成装置 Granted JPS59216830A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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