JPS59216505A - 人工丘の築造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明に、公園又は庭園等に於て造成される人工丘の築
造方法に関するものである。

公園等で人工丘を築造するに際し、その地表面を地被植
物、たとえば芝生で被覆して緑化を図る場合、特に急斜
面での張芝等は困難で、雨で流される等によりなかなか
定着し難い。張芝に際しては、第１図に示したように、
張芝ピース１に竹串２を四本程度刺して定着を図ってい
るがはかばかしくはない。

本発明は、上記のような問題点を解決して確実な緑化を
行なうことのできる人工丘の築造方法を提供するもので
ある。

しかして本発明の構成の要旨とするところは、所要地に
盛土をして所望形状の裸地丘を造成し、その裸地面に地
被植物を移植植生せしめ、次いでその上に５ｍ前後の厚
み全盲する網状部材を張設して上記地被植物の剥離を防
止することによる人工丘の築造方法である。

以下図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。

第２図〜第９図は本発明の一実施例を示すものである。

まず、−第２図に示したように所望の位置に、盛土をし
て裸地丘３を造成し、この裸地面３′に、第３図に拡大
して示したように、多数の張芝ピース４，４，４．・・
・・・・を配置して張芝工を施工する。

次いで上記のようにして移植された張芝ピース４．４，
４．・・・・・・上に、第４図及び第５図に示したよう
に、網状部材５を張設してその剥離を防止する。

この方法釦用いる網状部材５Ｆｉ、、厚みが５ｓｏｉ前
後であることが必要である。後述するように、ある程度
厚みがないと、その上を人が歩いた場合に芝生の芽や根
を保護することができないし、浮すざると太陽光を遮断
してしまい芝生の成育に妨げとなるためで必る。

この網状部月５は更に評しく説明すると、次の如くであ
る。

第７図に示したように、５ＣＩｎ２前後の正方形の網目
を有し、上記のように５ｗｎ程度の厚みを有するグラス
チック成形品である。網目形状は、正方形に限らず、長
方形、菱形またはその他の形状でも差支えない。ただし
５ａｎ２前後の大きさであることが好ましい。この網状
部月５は、第７図及び第８図の大きさ全一単位として成
形され、張芝ピース４，４，４．・・印・上に張設する
際は、必要に応じて連結しつつ施工する。なお網状部材
５のこの大きさは、運搬の都合、施工上の都合によって
定めれば艮い。

ところで、第７図及び第８図に示したように一単位の網
状部材５の隣り合う二辺には、網目枠に相当する結合ア
ーム６．６，６．・川・・を突出形成し、その先端下向
には結合突起７を各々形成する。

また他の隣り合う二辺には、）上記結合突起７，７゜７
、・・・・・・に対応する結合孔８，８，８．・・・・
・・を形成するものとする。

それ故隣接して配置した各一単位の網状部材５゜５は、
第９図に示したように、一方の結合アーム６．６，６．
・・印・の結合突起７，７，７．・・・・・・を、他方
の結合孔８，８，８．・・印・に嵌合することにより、
前記のように相互に結合することができるものである。

なお図中９は固定脚である。

したがってこのような網状部材５を結合しっつ張芝工の
完了した面に張設することにより、第６図に示したよう
な人工圧を完成きせることができる。

図中１０は網状部材５１５　ＨＪ　ｒ・・・・・・の張
設面である。

このようにして人工圧の造成を行なうと、急斜面に於て
も、網状部材５，５，５．・・・・・・にょ、！７張芝
ピース４，４，４．・・・・・・の脱落が防止され定着
が促進てれるという利点がある。しかもここで用いられ
る網状部材５，５，５．・・・・・・は厚さｆ　５　ａ
ｒｍ前後としたので、芝生１１の育成に必要な太陽光の
入射に妨げがない一方で、芝生１１上を人が歩いたジし
た場合にも、芝生１１の芽や根を人の踏圧から保護する
ことができるという効果をもつものである。そして外観
上も、上記程度の厚みの網状部材５，５，５．・・・・
・・であれば、芝生１１の先端がその成育とともに網目
より上部に出て網状部材５，５，５．・・・・・・を覆
う如くなるので、不都合はなく、張芝４，４，４．・旧
・・の定着後も網状部材５，５，５．・・・・・・取外
しの必要は全くないどころか、上記のような優れた効果
をともなうものである。

したがって以上の実施例の説明から理解されるように本
発明によれば充分所期の目的を達成することができるも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は張芝に際して行なわれる従来工法を示した概略
斜視図、第２図〜第９図は本発明の実施例を示したもの
で、第２図は盛土をして形成された裸地圧を示す概略斜
視図、第３図は張芝工を施工した状態を示す部分拡大概
略斜視図、第４図は張芝工を施した上に網状部材を張設
した状態を示す部分拡大概略斜視図、第５図は第４図の
概略断面図、第６図は人工圧の完成状態を示す概略斜視
図、第７図は網状部材の正面図、第８図は第７図の底面
図、第９図はふたつの網状部材を接続する場合の結合突
起と結合孔との結合状態を示す一部切欠拡大部分側面図
でおる。 ３・・・裸地圧、３′・・・裸地面、４・・・張芝ピー
ス、５・・・網状部材、６・・・結合アーム、７・・・
結合突起、８・・・結合孔、９・・・固定脚、１０・・
・張設面、エエ・・・芝生。 特許出願人　株式会社　林物産 代理人　弁理士　木幡行雄 葬３１”Ｍ 第４邑 竿Ｃ菌

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所要地に盛土をして所望形状の裸地丘を造成し、その裸
   地面に地被植物を移植植生せしめ、次いでその上に５■
   前後の厚みを有する網状部材を張設して上記地被植物の
   剥離を防止することによる人工丘の築造方法。