JPS59215964A - ノツク制御装置 - Google Patents

ノツク制御装置

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JPS59215964A
JPS59215964A JP58090597A JP9059783A JPS59215964A JP S59215964 A JPS59215964 A JP S59215964A JP 58090597 A JP58090597 A JP 58090597A JP 9059783 A JP9059783 A JP 9059783A JP S59215964 A JPS59215964 A JP S59215964A
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JP
Japan
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signal
cylinder
knock
data
ignition timing
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Application number
JP58090597A
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English (en)
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Yasunori Mori
毛利 康典
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/15Digital data processing
    • F02P5/152Digital data processing dependent on pinking
    • F02P5/1522Digital data processing dependent on pinking with particular means concerning an individual cylinder
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、自動車用ガソリンエンジンなど多気筒電気着
火方式の内燃機関におけるノック制御装置に係り、特に
各気筒ごとのノック発生状態に応じて各気筒ごとに点火
時期を制御し、きめ細かなノック抑制が行なえるように
したノック制御装置に関する。
〔発明の背景〕
ガソリンエンジンなど電気着火方式の内燃機関(以下、
単にエンジンという)においては、その点火時期がエン
ジンの効率に大きな影響をもち、一般的にいって点火時
期をエンジンにノックが発生する限界近傍に保って運転
したときに最大効率が得られ、エンジン出力や燃比の面
で望ましい状態となるが、反面、このような状態では、
ノック限界に余裕がなくなり、僅かな運転条件の変化で
もただちにノックの発生につながる虞れがあり、ひとた
びノックが発生すれは、エンジンの寿命を縮め、極端な
場合にはエンジンの破壊に4 ”:) ナカる場合があ
る。そして、このことは、ターボチャージャーなどと呼
ばれる過給器を備えたエンジンにおいて特に著しい。
そのため、従来は、エンジンの効率低下などに目金つぷ
り、点火時期全上記した限界近傍から遅れ側にずらして
運転していた。
しかして、近年、エンジンの高効率化に対する関心が高
まり、これに応じてノックセンサが開発され、点火時期
をノックの発生状態に応じて細かく制御し、ノック限界
にほぼ近い点火時期で安定な運転状態が得られるように
したノック制御装置が使用されるようになってきた。例
えば特開昭54−116525や特開昭54−1517
32に示されている。
ところで、多気筒エンジンの場合、上記した点火時期の
ノック限界は各気筒ごとに異なったものとなるのが一般
的で、それが全ての気筒について同じになることは、実
用上からはまずありえない。
しかしながら、従来のノック制御装置では、多気筒エン
ジンの場合でもノックの検出と、それによる点火時期の
遅れ制御とを各気筒に対して共通に行なっていたため、
点火時期のノック限界全ノックが一番多く発生する気筒
に基づいて設定しなければならないため、全ての気筒に
対して最適なノック限界に保った制御ができず、エンジ
ンの高効率化が充分に得られないという欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除き、多気
筒エンジンに適用しても光分なエンジンの高効率化が可
能なノック制御装置を提供するにある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するため、本発明は、多気筒エンジンの
各気筒のいずれが、例えば圧縮行程など所定のストロー
クにあるかを検出し、これにより、予じめ各気筒ごとに
ノック状態のパラメータとして記憶しである点火時期遅
れ制御信号の一つを選択してその気筒に対する点火制御
を行なうようにした点を特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明によるノック制御装置の一実施例を図面に
よって説明する。
第1図は本発明をマイクロコンピュータからなる制御系
によって具体化した一実施例で、図において、1はマイ
クロコンピュータのCPU(セントラル・プロセッシン
グ・ユニット)、2は同シ<ROM(リード・オンリ・
メモリ)、3は同じ<RAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)、4はA/D (アナログ・ディジクル変換器)
、5はノック信号処理回路、6はエツジ信号処理回路、
7はフラグ群、8はアウトプット・コンベア(OC)レ
ジスタ、9は比較器、10はフリーラン(Fly、)カ
ウンタ、】1はインプット・キャプチャ(IC)レジス
タ、12はFF(フリップ拳フロップ)である。
また、KNはノックセンサからのノック信号、Vcは吸
気負圧センサからの負圧信号、RE Fは例えはエンジ
ンのディストリビュータに内蔵されたクランク角センサ
などから供給され、エンジンのピストンが上死点(TD
C)などの特定の位置に達するクランク角位置ごとに現
われ、かつ特定のシリンダ、例えば纂1シリンダのピス
トンがTDCにあるとき全識別することができる基準信
号、そしてPOSは例えば上記クランク角センサがら供
給され、エンジンのクランク軸の角度が微小角度、例え
ば1度、変化するごとに現われる角度信号をそれぞれ表
わす。
CPUIはROM2に格納されているプログラムにした
がった動作を行ない、K N 1Vc 、 RE F。
POSなどの信号に応じて点火コイルに対する通電開始
制御用のデータDAと点火時期制御用のデータDBとを
発生すると共に、その他の点火制御に必要な処理を遂行
する。
A/D4はエンジン温度信号TEMや、負圧信号Vcな
とのアナログ信号をディジタル信号に変換する働きをす
る。
ノック信号処理回路5はノックセンサの出力からノック
信号KNi抽出する働きをする回路で、その詳細につい
ては後述する。
エツジ信号検出回路6は基準信号REFの立上りエツジ
と立下りエツジを表わすパルス状のエツジ信号EDGを
発生する働きをする。
OCレジスタ8は上記したデータDA、DBを保持し、
比較器9に入力する働きをする。
比較器9はOCレジスタ8とFRカウンタ10のデータ
荀比較し、比較出力COMPを発生する働きをする。
FRカウンタ10は角度信号PO8をカウント入力とし
、エンジンの回転速度に応じて連続的にカウント動作す
る。
ICレジスタ11はF Rカウンタ10のカウントデー
タを取込んで保持する働きをする。
1” F 12はフラグ群7の0LVLを入力データと
し、OCレジスタ8のデータとF’ftカウンタ10の
カウントデータとが一致したときに比較器9から発生さ
れる信号COMPをクロックとして動作するもので、点
火コイル通電信号IQ=i発生する働きをする。
次に、この実施例の動作のうちで、まず点火コイルに対
する一般的な通電制御動作について第2図のタイミング
チャートと第3図、第4図のフローチャートにより説明
する。
いま、FRカウンタ10として8ビツトのカウンタを用
いたとすれば、エンジンが回転して信号PO37!I″
−第2図(1)に示すように入力されると、それにつれ
てこのPRカウンタ10のカウントデータCDは第2図
(2)に示すようにOから255まで変化を繰り返えす
一方、同様にしてエンジンが回転すると第2図(3) 
K示す信号REFも入力され、エツジ検出回路6から第
2図(4)に示すような信号EDGが出力される。
また、これと並行して、OCレジスタ8には上記した制
御用のデータDA又はDBが順次、交互に書込まれ、こ
れらのデータDA又はDBとFRカウンタ10のデータ
CDとが一致するごとに比較器9から信号COMPが第
2図(5)に示すように出力される。
そこで、マイコン(マイクロコンヒw−−タ)のCPU
 1は、これらの信号EDGとCOMPによって割込を
掛け、通電開始制御用データDAと点火時期制御用デー
タDBの演算処理に入る。なお、このときの信号り、D
Gによる割込を以下ではIC■(インプット・キャプチ
ャ・インクラットの略)。
信号COPMによる割込tl−OCI(アウトプット・
コンベア・インタラブドのfqりという。また、この第
2図は4気筒4行程エンジンで第1シリンダを基準気筒
とするものであり、従って、REF倍信号第2図(3)
に示すように、第1シリンダがTDCにあるときには、
残りのシリンダがTI)Cにあるトキのパルス幅pbよ
り広いパルス幅paが得られるようなりランク角センサ
が用いられている。
いま、時刻tI、’*+ ’In又はt6でREF信号
によるEDG信号が第2図(4)に示すように現われた
とする。
そうすると、これによりマイコンの処理動作は第3図に
示したI CI 300に移り、まずステップ302で
フラグIEDGe調べ、このときの割込がREF信号の
立上りエツジ時点のものか否かを判断する。なお、以下
、ステップ=1sと略す。
5302での結果がYES、つまりフラグ群7の中の7
ラグI EDGが1となっていたときには、次の830
4から8306へ進み、まず、その時点でのFRカウン
タ10のデータCD(これfcD’とする)をICレジ
スタ11にラッチし、このデータCD′ヲ取込んでRA
M3の所定のエリアに一時記憶し、続いて、フラグ1B
DGをクリアしてOにする。
5304.5306の後は8308に進み、第2図(7
)に示す気筒カウンタのカラン)値cl調べ、このCY
が1になっているか否か、つまり、このときの割込が基
準気筒(第1シリンダ)を表わすREF信号によるもの
か否かを判断し、結果がN。
となったとき、即ち、基準気筒以外の第2〜第4のシリ
ンダを表わすRE F信号によるもの、例えば第2図の
時点t、におけるものでありたときには、そのまま53
16に進み、この割込処理を終る。なお、このときに使
用する気筒カウンタはRAM 3の所定のエリアを用い
たソフト的なカウンタである。
一方、8308での結果がYES、つまり、このときの
割込が、例えば第2図の時点t、におけるもので、)t
’hiF信号が基準気筒(第1シリンダ)を表わすもの
となっていて、その結果、カウント値CYが1になって
いたときには、次の8310 K進み、点火コイルに通
電中か否かを判断する。なお、この5310での判断の
ためには、FF12のQ出力を調べてやればよい。
5310での結果がYESになったら、続いて5312
の処理に入り、5304で一時記憶したデータCD’を
基準にして新たな点火時期制御データDB會演算作成し
、それをOCレジスタ8にセットする。
一方、5310での結果がN Oになったら、このとき
にはS 314に進み、データCD′を基準にして新た
な通電開始時期制御データJ) Aと点火時期制御デー
タD 13とを演算作成し、このうち、まずデータDA
f、OCレジスタ8にセットし、データDBは一時記憶
した上で次にOCレジスタ8にセットする。
こうして、8312又は5314の処理を終ったら53
16でこの割込フロー?:終る。
次に、S 302に戻り、この8302での結果かNO
lつまり、このときのIC1条件が第2図(4)の時点
t、又はtllにおけるEDG信号によるものであった
ときには、このS 302から5318に向い、このと
きのREF’信号が基準気筒(第1シリンダ)を表わす
幅の広いパルスとなっていたか否かを判断する。なお、
このためには、5304で一時記憶したF Rカウンタ
10の時点t1又はtllにおけるデータCD’と、今
の時点、つまり時点t、又はt6においてF Rカウン
タ10からICカウンタ11に取込んだデータCDと全
比較し、それが基準気筒を表わすREF信号のパルス幅
paに相当するカウント値cpaになっているか、或い
は基準気筒以外のREF’信号のパルス幅pbに相当す
るカウント値cpbとなっているか(第2図(2)参照
)を調べてやれはよい。
8318での結果がYESとなったら次の8320に進
み、気筒カウンタのデータCYを基準気筒である第1シ
リンダに合わせて1にセットする。なお、この状態は第
2図(4)、(7)の時点t!に表わされている。
8320の後は5322に進み、フラグ群7の中のフラ
グIEDGを1にしたあと、5316でこの割込処理を
終る。
一方、8318での結果がNOlつまり、このときのI
CI条件が基準気筒以外の気筒を表わすR11信号によ
るもの、例えば第2図(4)の時点t、におけるもので
あったときには、8318から直ちに5322に進み、
その後、8316に向う。
さて、このようにして、第3図に示したICI処理がマ
イコンのCP U 1によって遂行されると、基準気筒
全表わす特定のRE F信号、つまりパルス幅の広いパ
ルスからなるR EF倍信号第2図(3)の時点1.で
示すように発生すると、その都度、まず通電開始制御デ
ータDAがOCレジスタ8にセットされ、次に点火時期
制御データDi3が絖いてOCレジスタ8にセットされ
ることになり、この几EF信号が現われた時点t、以後
、l” Rカウンタ10のカウントデータCDとOCレ
ジスタ8にセットされた通電開始時期制御データl)A
とが等しくなった時点、これを【、とすれは、時点t、
で第2図(5)に示すように比較器9の出力信号CU 
M Pが発生し、続いてこの時点t、のあとOCレジス
タ8には点火時期制御データl)Bがセットされ、この
データDBと1.1几カウンタ10のカウントデータC
Dとが等しくなった時点、例えば時点t4で再び、第2
図(5)に示すように、比較器9が信号COMPを発生
するようになる。
この比較器9の出力信号COM PはF’ F’ 12
のトリガ入力Tとフラグ群7とに供給され、第2図(5
)。
(6)、 (8)で示すように、その立上りエツジでF
 F 12をトリガすると共に、その立下りエツジで7
ラグOL V Lのセットとクリアを行なう。
この結果、FF 12は、幅広のREF信号が現われた
時点t1に続いて最初に信号COMPが発生した時点t
3でセットサれ、その次に信号COMPが現われた時点
t4でリセットされ、そのQ出力IQは第2図(8)に
示すようになる。そして、この1q信号は図示してない
電力増幅回路に供給され、点火コイルに対する電流供給
を制御し、第2図(9)に示すような点火コイル′亀流
を流して点火を行なわせる。
従って、比較器9の出力信号COMPのうら、1(WF
倍信号あとに続いて発生する信号、例えばm2図(5)
の時点t、におけるC OM P信号が通電開始信号と
なり、この時点【、に続く時点t4におけるCOMP信
号が点火信号になる訳である。
さて、このとき、CPolなどからなるマイコンが各種
の信号K N 、 Vc、或いはPO8信号から検出さ
れるエンジンの回転速度信号などに基づいて計算した通
電開始時期制御データ(これをOCレジスタ8にセット
して実際に制御に使用するデータDAから区別するため
DA’とする)と、点火時期制御データ(同じく、デー
タDBと区別するためDB’とする)とは、)(、14
F信号の発生時点からのクランク軸の回転角として与え
られる。
一方、L” Rカウンj110はP OS (fi号を
カウントしているのであるから、そのカウントデータC
])はクランク軸角度に対応したものとなっている。
そこで、いま、マイコンのCPUIにより設定すべき通
電期間を表わすクランク角が第2図(2)のAであり、
基準位置から点火開始までのクランク角が同じり(2)
のHに示す値となっていた場合、これらの時点t□ t
42FRカウンタ10のカウント値CDに対応して与え
られるデータはDA’ 、 、D B’となり、これら
のデータJ)A’、 DB’を実際に制御に使うために
は、時点t1におけるデータCD’を加えた上でデータ
l)A、DBK修正する必要がある。
このため、第3図のICIの処理では、8312又は5
314でデータCD’i基準にして新たなデータDA、
DBi作成するようにしているのである。
次に、比較器9の出力信号COMPによる割込処理であ
るOCIについて説明する。
例えば、第2図(5)の時点t、又はt、における如(
、信号COMPが発生すると、この信号COMPの立上
りでCPUIからなるマイコンに割込が掛り、このとき
には、マイコンによる処理が第4図のOCI処理540
0に移る。
この8400の処理に入ると、ます5402でフラグ0
LVLが1か否かを調べ、このOCIの発生時点が通電
開始信号の発生時点、例えば第2図の時点【、における
ものか、或いは点火信号の発生時点、つまり第2図の時
点t4におけるものかの判断を行なう。
5402での結果がN Oとなった場合には、この割込
発生のタイミングが通電開始信号の発生タイミング、例
えば第2図(5)の時点t、におけるものなので、この
ときには5404に進み、この割込タイミングの直前の
ICI又は0CI(この第2図の場合では、時点1tで
のICI )において既に一時記憶されていた点火時期
制御データDBをOCレジスタ8 VCセットし、この
後に続く点火信号の生成に備える。
一方、5402での結果がYESとなったら、この割込
が例えは第2図(5)の時点t4における点火信号の発
生タイミングにおけるものなので、このときには540
6に向い、まず、この5406で気筒カウンタのデータ
CYi取込み、ついで8408に進む。
この8408では、次の制御期間で使用するための通電
開始時期制御データDAと、点火時期制御データDBと
會、このときにOCレジスタ8にセットされているデー
タ、つまり、この割込タイミング(例えは第2図では時
点14)の直前の割込タイミング(例えば第2図では時
点ts )においてセットされている点火時期制御デー
タDBに基づいて新たに生成する。そして、この新たな
データのうち、通電開始時期制御データD Aは直ちに
OCレジスタ8にセットし、他方、点火時期制御データ
1)Bは次の通電開始信号による割込に備えて一時記憶
する。
このときのデータの演算は、例えば以下のようにして行
なわれる。
いま、データDAとDBの中で、新たに生成すべきデー
タをそれぞれDA、、DBつとすれば、DBN= 18
0+D八−(−6−a)・・・・・・・・・(1)DA
、=  DB、l−d       ・凹曲(2)但し
、定数180は4気筒エンジンでREF信号の間隔が第
2図(3)に示すように180度となっている場合のも
のであり、αは前回の点火進角値、吾は今回の点火進角
値、それllCdは通電角をそれぞれdil (度数)
で表わしたものであり、このうち、αとbはB ’1”
 D C値(上死点前)となっている。
なお、8406で気筒のチェックを行なっているのは、
気筒ごとに独立して通電開始時期や点火時期の制御を行
なう場合のためであり、この点については後で説明する
8408の処理を終ったら、次の8410を通って気筒
カウンタのアドバンスを行ない、データC’Yを進める
5404と8410の後はいずれも8412でこの割込
フローを抜ける。
そこで、この第4図に示したOCIフローがマイコンに
よって実行されると、第2図(2)の時点t4のあと、
この時点t4における点火時期制御データDBを基準に
して次の制御期間での通電開始信号と点火信号の発生時
点であるt7とt、までの期間C,Dに対応した新たな
データDA、DBが順次生成され、次々とOCレジスタ
8にセットされてゆき、IG傷信号得られることになる
なお、このとき、FRカウンタ10は、PO8信号によ
って常時、連続的にアドバンスされ、一方、そのビット
数は例えば8ビツトなど有限の値となっているから、こ
のカウンタによるカウントデータCDは第2図(2)に
示すように、所定の最大値に達することに次のPO8信
号パルスにより0に戻り、再びOから上昇して鋸歯状波
と同じ変化をする。このため、例えば第2図の時点t、
においては、本来、期間Cの設定のために必要なデータ
はDB”となるべきところが、実際のli’ Rカウン
タ10のカウントデータCI)上ではデータ1)Bとな
り、このデータDBを時点t、でのデータDBに基づい
て、例えば上記した(1)式によって生成しなければな
らない。
そこで、との実施例では、フラグ群7(第1図)にオー
バーフロー用のフラグTOFを用意し、FRカウンタ1
0がオーバーフローするごとにフラグTOFに1を立て
、FRカウンタ10のオーバーフロ一時点を挟んで期間
A−D・・・が設定されたときには、新たなデータDA
又はDBの生成時に、このF几カウンタ10のオーバー
フローを考慮したデータの生成が行なわれるようにして
いる。
以上の結果、この実施例によれば、基準気筒、例えは第
1シリンダに対応して幅広のパルスとなっている特定の
RBF’信号が現われるごとに、この特定のREF信号
の発生タイミングを基準にしてPR,カウンタ100カ
ウントデータCD上から制御データDAとDB−i生成
し、これによりクランク軸角位置によるl’ Rカウン
タ100カウントデータCDの位相合わせが行なわれ、
その他の期間では順次、前の期間での制御データに基づ
いて新たな制御データを生成しているため、制御データ
の作成が容易で、しかも充分正確な制御データを得るこ
とができる。
ところで、この実施例では、第3図から明らかなように
、ICI処理の中に8310という判断処理を設け、こ
のICI処理の中でのデータDA。
DBの作成処理を点火コイル通電中の期間とそうでない
期間とで、それぞれ異なりた処理5512と8514と
に分けているが、これは次の理由による。
第2図のタイムチャートでみる限り、通電期間人がパル
ス幅paの特定のRhF信号、つまり第2図(3)の時
点t、における信号を含む状態になるとは考え難いが、
エンジンの回転速度が上昇するにつれてRJ4F信号の
発生周期は短くなるから、第2図でいえば横軸を時間に
とった場合、その時間変化が早くなり、同図(3)のR
EF倍信号時間間隔が短かくなってくる。
一方、点火コイルに必要な通電期間A、o、o’。
D”・・・・・・ には、点火に必要なエネルギに最低
限度があるため、一定の限度があり、それ以下にするこ
とは望ましくない。
その為、エンジンの回転速度が大きくなったりすると、
REF信号の周期に対して通電期間A。
D・・・・・・の長さが近づいてゆき、この通電期間の
中でRHF信号が発生するようになってしまうのである
しかして、このように通電期間内でft13’li’信
号が発生する状態になったときには、第3図のICI処
理の中で通電開始時期制御データDAi作成しても、こ
のときには、もはやこのデータ1)Aは不要で、必要な
データは点火時期制御データDBだけとなっている。
そこで、この8310 ’に設け、このときには531
4の代りに8312の処理を行なうようにし、これによ
り点火時期制御データDBだけでも常の最新のデータと
なるようにしたものであり、従って、この実施例によれ
は制御応答性の優れた通電制御が可能になる。
次に、第1図に戻り、ノック信号処理回路5について説
明する。
第5図はノック信号処理回路5の一実施例で、フィルタ
16によりノックセンサ15の出力からノック特有の振
動周波数帯域、例えば7 KHzの信号だけを弁別・強
調して取出し、一方ではそれを増幅器17で所定のレベ
ルにまで増幅して信号S I Gを得、これ全比較器か
の比較入力に供給すると共に、他方ではそれを半波整流
器18と増幅器19で平均化した信号BGI、’i得、
これを比較器側の基準入力に供給し、信号SIGのレベ
ルが信号BGLより犬となったときだけ比較器側から出
力が現われるようにする。
ノック信号整形回路21は比較器側の出力r整形し、ノ
ック信号KN=i5発生させるように動作する。
従って、このノック信号処理回路5における信号SIG
、BGLとノック信号KNとは第6図(イ)。
仲)に示すようになる。
ノックセンサ15は振動加速度検出器の一種で、圧電形
、電磁形などの種類があるが、第7図に圧電形ノックセ
ンサの一例を示す。
第7図において、22はセンサの本体、23ハ取付ネジ
部、冴は圧電素子、5は重錘、がは締付ネジ、27はリ
ード線、16は端子部である。
圧電素子列はチタン酸バリウム磁器などの圧電材料によ
りリング円板状に作られ、その上面と下面には電極が形
成しである。そして適当な金属などで作られている円柱
状の重錘δと重ねられた上でネジ局によって本体22の
中に締付けられている。
リード線27は圧電素子列の上面の電極を端子部あに接
続する働きをする。なお、圧電素子列の下面の電極は本
体22に直接接続されている。従って、図でははっきり
示してないが、圧電素子列の上面電極は重錘δ及びネジ
あに対して絶縁されるようになっている。
こうして作られたノックセンサ15ハ、その取付ネジ部
23 Kよってエンジンブロックなど所定の部分に設け
られている雌ネジ孔に強固に取付けた状態で使用され、
従って、エンジンが振動してノックセンサ15に縦方向
の加速度が与えられると、電離δの働きにより圧電素子
列に加えられている圧力が変化し、端子部あからエンジ
ンの振動全表わす電気出力が取出され、ノックを検出す
ることができる。
さて、このようにしてノック信号KNを検出すると、第
6図からも明らかなように、エンジンに発生するノック
の激しさに応じてノック信号の1回当りのパルス数が多
くなっている。
一方、CPU 1からなるマイコンには、第8図に示す
ような信号KNによる割込処理K N I 800が設
けられており、さらにI CI 300 (第3図)の
続きとして第9図に示す処理が設けられ、ている。
そこで、エンジンにノックが発生し、信号KNがノック
信号処理回路5から発生すると、その都度、第8図のK
 N I 800が実行され、まず5802の処理でR
AM3の所定のメモリ領域によってソフト的に設定され
ているK Nカウンタ(ノックカウンタ)をインクリメ
ントし、ついで5804の処理としてフラグKNFに1
tl−立ててから8806でこの割込ルーチンを抜ける
また、第3図のICIに続いて第9図の処理に進み、ま
ず5902でフラグKNF2調べ、このフラグKNFに
1が立っていなかったときには、そのまま8918に向
い、この第9図における処理は何もしないでICIを抜
ける。
一方、5902での判断結果がYESとなったときには
、まず5904で気筒カウンタのカウントデータCY(
第2図(7))を調べ、このICIの直前でのノックが
発生したシリンダ番号音検出する。
続りS 906では、4個のシリンダのそれぞれに対応
して1個つつ、計4個用意しであるマツプから、対応す
るシリンダのマツプを選択し、検索に備える。ところで
、この各シリンダごとに用意しであるマツプは、例えば
ROM 2のメモリ領域の一部として構成されたもので
、第10図に示すようにKNカウンタのカウントデータ
Kによって点火遅角データθを与えるテーブルの一種で
あり、予じめ実験などによってそれぞれのシリンダごと
に独立して作られ、それぞれのシリンダごとに最適な点
火遅角データθが与え゛られるようになっているもので
ある。
次の8908ではそのときのKNカウンタのカウントデ
ータKnを取込み、続< S 910でKNカウンタを
リセットする。
5912に進んだらフラグKNFをリセットし、次の8
914に進み、取込んであるKNカウンタのデータKn
’に用い、選択しであるマツプの検索全行なって点火遅
角データθを求める。そしてそのあと8916で対応す
るシリンダの点火遅角データ用のレジスタを、いま求め
たデータθによって畳替え、8918でこの割込処理を
抜け、割込前の処理に戻る。
次に、これら第8図及び第9図のフローに従った処理が
行なわれた結果、得られる動作を第11図のタイムチャ
ートによって説明する。
K Nカウンタは第9図のS”910と第8図の880
2から明らかなように、第11図(1)のREF信号が
現われるごとにリセットされ、その後で第11図(2)
に示すKN信号が現われるとそのパルスごとにインクリ
メントされるから、このKNカウンタのカウントデータ
には第11図(3)に示すように変化する。
なお、この第11図(1)のREF信号に付されている
数字はシリンダ番号である。
これにより、各シリンダに対応してそれぞれ設けである
点火遅角レジスタ(これはRA M 3のメモリ狽域を
用いて構成しである)には、紀11図の(4)、(5)
、(6)、(7)に示すように各シリンダごとの点火遅
角データθ1.θ3.θ4.θ、が順次新しく書替えら
れながら保持されることになる。
そこで、CPU1(第1図)は第3図に示したICIの
割込処理に入ったときの5312又は5314における
点火時期制御データDBと、第4図に示したOCIの割
込処理に入ったときの8408における点火時期制御デ
ー?)DBの作成に際して、それぞれのシリンダごとに
上記した点火遅角データθ1.θ8.θ4.θ、會用い
、データの計算を行なうようにする。
この結果、上記実施例によれは、例えば第1シリンダの
場合には、第11図の(2)、 ’(3)、 (4>、
 (8)で示すように、全てのシリンダがそれぞれ独立
して前回の点火時期におけるノックの発生強度に応じて
その次の点火時期での点火遅れ量が制御されることにな
り、各シリンダごとに独立したノック制御が得られ、各
シリンダごとにノック発生条件に近い限界点近傍での制
御された運転がC11能になることになる。
ところで、このようなノック制御装置では、多気筒エン
ジンに適用した場合でも、ノックセンサとしてはただ1
個だけ用い、各シリンダにおけるノックの発生を全て共
通に検出している。このため、ノックセンサに対する距
離が各シリンダごとに異なったものとなってしまうなど
の理由により、ノックの検出感度が各シリンダ間で異な
ったものとなってしまう。
従って、従来のノック制御装置では、この点でもノック
の制御にさらに余裕を設ける必要があり、エンジンの性
能改善を充分に行なうのが困難であったが、上記した本
発明の実施例によれば、第10図に示したマツプを各シ
リンダごとに設けているため、このマツプの内容を予じ
め上記したノック検出感度の違いなどに応じて設定する
だけで各シリンダに対するノック制御条件の均等化が可
能になり、充分にエンジンの高性能化を図ることができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、多気筒エンジン
におけるノックの制御を、各シリンダごとに細か(行な
うことができるから、従来技術の欠点を除き、特にター
ボチャージャー付きの多気筒エンジンに適用して、ノッ
ク発生限界点近傍での制御された運転を可能にし、エン
ジンの高性能化と安全性の向上に役立つノック制御装置
を容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるノック制御装置の制御回路の一実
施例を示すブロック図、第2図はその動作説明用のタイ
ムチャート、第3図及び第4図は同じくその動作説明用
のフローチャート、第5図はノック信号処理回路の一実
施例を示す回路図、第6図はその動作説明用のタイムチ
ャート、第7図はノックセンサの一例を示す断面図、第
8図及び第9図は同じく本発明の一実施例の動作を示す
フローチャート、第10図は本発明におけるマツプの説
明図、第11図は同じく本発明の一実施例の動作を示す
タイムチャートである。 1・・・・・・CPU(セントラル・グロセノシング・
ユニット)、2・・・・・ROM(リード・オンリ・メ
モリ)、3・・・・・・I(、AM(ランダム・アクセ
ス・メモリ)、4・・・・・・A/IJ (アナログ・
ディジタル変換器)、5・・・・・・ノック信号処理回
路、6・・・・・・エツジ検出回路、7・・・・・・フ
ラグ群、8・・・・・・アウトプット・コンベア・レジ
スタ、9・・・・・・比戦器、10・・・・・・フリー
ラン・カウンタ、11・・・・・・インプット・キャプ
チャ・レジスタ、12・・・・・・フリップフロング、
150 T専

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 ノックセンサを備え、エンジンのノック状態に応
    じて点火時期を遅らせる方式の多気筒電気着火内燃機関
    において、動作状態が所定のストロークに達した気筒を
    順次検出して気筒識別信号を発生する検出手段と、エン
    ジンのノック状態をパラメータとして与えられる点火時
    期遅れ制御信号を各気筒ごとに独立に記憶したメモリ手
    段とを設け、上記気筒識別信号に基づいて上記メモリ手
    段から各気筒に対応した点火時期遅れ制御信号を読出す
    ことにより、各気筒ごとに独立にノック制御を行なうよ
    うに構成したことを特徴とするノック制御装置。
JP58090597A 1983-05-25 1983-05-25 ノツク制御装置 Pending JPS59215964A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000066888A1 (de) * 1999-05-03 2000-11-09 Robert Bosch Gmbh Verfahren und vorrichtung zur klopfregelung bei ausfall des phasengebers

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000066888A1 (de) * 1999-05-03 2000-11-09 Robert Bosch Gmbh Verfahren und vorrichtung zur klopfregelung bei ausfall des phasengebers
US6662781B1 (en) 1999-05-03 2003-12-16 Robert Bosch Gmbh Method and device for electronic spark control in the event of the failure of the phase detector

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