JPS59215635A - カラ−陰極線管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、主として文字や図形などの多色衣ｉ１＜を
行なうカラー陰極線管に関するものである。

従来、たとえば、コンピュータの端末表示に使われる文
字や図形のディスプレイ用カラー陰極線老として、言及
形では、一般のカラーテレビ用の陰極線管が用いられ、
一方、中級以上のディスプレイでは、シャドウマスクの
電子ヒームを透過させるための孔のピッチを小さくする
とともに、蛍光面の各蛍光体ドツトを微細化、高富度化
をすることにより、線や文字のざらつきを軽減し、分解
能を−にげたものが用いられていた。

ところで、この種の陰極線管において、問題とされる点
は、表示情報の輝度とコントラスＩ・である。すなわち
、読み取りの速さと正読率の点からいえば、ある程度輝
度およびコントラストも高い方かよいが、眼精疲労を考
えると、必ずしも高い方が良いとはいえない。たとえば
、コンピュータ端末表示用ディスプレイのような、その
表示、ｅ（人間と機械の対話手段として使用されるもの
でゞは、特にこのことについて対処する必要かある。

しかしながら、従来のカラー陰極線管は、輝度の向」−
や維持に力が注がれ、またコン］・ラストについても明
暗対比の輝度コントラスト値だけか問題視されていた。

しかし、人間の表示情報の識別という点から考えれば１
表示の読み取り易さは、中にその表示情報自体の輝度や
隣接する部分との明１１ｉ’ｊ対比だけでなく、さらに
、色差を加えた総合的なベクＩ・ル量で考える必要があ
る。すなわち、実際に１１Ｌられるコントラストは、各
発光色や陰極線′６のフェース面の背景色によって当然
異なった（ｔｆｊとなる。つまり、総１合的なペク）・
ル埴における識別度りは、 Ｄ　＝　Ｊ−’ｆｆドードーズゴ で表わされる。ここで、Ｅは陰極線管のフェース面にお
ける輝度の発光色と背景色との色差、ｋは６色に対する
色弁別感度ｗ数、Ｃは明暗対比の輝度コントラスＩ・で
ある。これから明らかなように、カラー表７１＜では、
師１隻にょるコントラスｌ−Ｃが小さくとも、色差Ｅが
大きげれば十分表＞ｌ＜情報の識別かできる。

ところで、これらのカラー陰極線管では１文字や図形な
どの表示を行なう場合、一般に文字や図形だけを両面−
１−で発光させる手段が用いられている。このような表
示の場合、フェース面の有効面精に対して実発光面積率
は、非常に小さくなり、その率は耐高でも１５％程度で
ある。このため、表示画像の画質は、陰極線管の背景色
、すなわち、画面の、ＩＬ発光部分の色調か見易さに大
きく影響する。すなわち、現在、使用されている陰極線
管は、−・般に中性灰色の背景色をもつため、特に明る
い部屋などではこの背景色がかなり白っぽく見える。こ
れは、陰極線管のフェースカラスの分光透過率が、第１
図に示すようにほぼ平−担な特性をもつためと、フェー
スカラス内面に塗４ｊされる’４：ｊｔ光体自体の色か
白いためである。このため、表小画面の発光点は、非発
光部分の色調や周囲光からの反射輝度に打ち勝つだけの
輝度やコンｉ・ラス１および色差をもつ必要かある。し
かしながら、これまで、明るい環境下で見易い画面を作
るイための手段として、第２図に示すように、ｉＴ色、
緑色および赤色の各蛍光体ドラＬ　（Ｉｂ）　、　（Ｉ
ｇ）　、　（ｌｒ）からなるｉｉｔ光体塗布部（１）の
間隔に黒色光吸収膜（２）を設けたものが実施されてい
るが、まだ部分といえなかった。

この発明は上記従来の欠点を解消するためになされたも
ので、フェースカラス内面にドツト状またはストライブ
状に規則＋１−Ｌ　＜塗１１ｉ　した蛍光体塗１（４部
の間隙に青色反射膜を設けることにより、眼精疲労を軽
減し、迅速かつ正確に表示情報を読み取ることができる
カラー陰極線管を提供することを目的とする。

以下、この考案の〜実施例を図面にしたがって説明する
。第３図において、（Ｉｙ）、（Ｉｇ）、（Ｉｒ）はそ
れぞれ黄色、緑色、赤色の各蛍光体で、これらは、（ｆ
光体塗！ｉ部（１）を構成している。（３）は６色反用
膜で、この６色反則１１ジ（３）は、たとえば、コパル
）・顔料で６色された５ｉ０２の粉末をＩＩ＋いて、従
来の方法によるブラックマトリックス面の製造技術と同
様な写真製版応用技術によって作られている。１、記ｉ
７色反射膜（３）による背景色は、たとえば、白熱電灯
、昼光色または白色蛍光灯のような一般の室内照明用蛍
光灼や窓から入射する自然光に対して、ＣＩＨの色度で
Ｘ＜０．２．ＹくＯ２５に設定されることが望ましい。

以下、］−記構成の原理および作用について説明する。

ところで、青色は、それ自身で情報表示を１１なう場合
に、あまり見易い色といえないか、色の対比の点から、
Ｍ　ａ　ｃ　Ａ　ｄ　ａ　ｍの等色楕円でも知られてい
るように、弁別楕円が小さくても識別し易い。この点に
着１」シて、６色を背景色として用い、赤色、緑色、白
色、黄色なとの色で文字や線を表示して色差を増大ずれ
ば、従来の中性灰色の背？色に対するよりも格段に見易
いことが見い出された。

−Ｊ、ｌ記のような色差の増大により、曲成でも明らか
なように、輝度コントラストをそれ程大きくしなくても
、表示情報を読み取ることができる。すなわち、外米光
によってフェース面の背景イ島は、ｔｆｊ色を示し、表
小色との色差の増大により占ントラスＩ・か増加するか
ら、識別度を上げるために、いたずらに、輝度を上げる
惑星がなくなり、見易い画面が得られ、］」の疲労を少
なくするとともに、迅速かつ正確な情報の読み取りかで
きる。

なお、フェース面の反射色調を、室内照、明光または自
然光下で、ＣＩＥ色度として、Ｘ＜Ｏ。

２、Ｙ＜０．２’５の範囲に設定することにより。

層その効果が顕著である。

さらに、従来、声１１１隻不足で改善を強く望まれてい
た残光性の赤色蛍光体についても背景色との色差拡大に
よって識別度か大きくなるために、見易いレヘルまで性
能を向」−させることが＋＋（能になった。

なお、蛍光面の表示色としては、−［−記赤色、緑色、
黄色の他に赤色、緑色、白色、あるい１；緑色と赤色と
の組み合わせなどでもよい。

以上説明したように、この発明によれば、蛍光体塗布部
の間隙をＩｌｔ色光反射膜で形成することにより、眼精
疲労を軽減し、迅速かつ正確に表示情報を読み取ること
かできるカラー陰極線管を提供することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はカラー陰極線管に使用されているフェースカラ
スの分光透過率特性を示す特性図、第２図は従来のカラ
ー陰極線管のフェース面を示す説明図、第３図はこの発
明の一実施例によるカラー陰極線管のフェース面を示す
説明図である。 （１）・・・蛍光体塗布部、（ｌｙ）　、　（Ｉｇ）　
、　（ｌｒ）・・・イ１１光体ドツト、（３）・・・、
′４色反射１１り。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人　　　大岩増μｆ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）青色以外の複数の発光色の蛍光体をフェースカラ
   ス内面にドツト状またはスＩ・ライブ状に規則止しく塗
   布した。（ｉｌ、光体塗４Ｊ部と、この蛍光体塗ｉｊ部
   の間隙に設けられた。！１色反射膜とを具備したことを
   特徴とするカラー陰極線管。
2. （２）フェース面の反則色調を、室内照明光または１」
   熱光ドで、ＣＩＥ色度として、Ｘ＜０．２、Ｙ＜０．２
   ５の範囲に設定した特許請求の範囲第１項記載のカラー
   陰極線管。