JPS5921519B2 - 再循環ポンプ緊急駆動機構 - Google Patents
再循環ポンプ緊急駆動機構Info
- Publication number
- JPS5921519B2 JPS5921519B2 JP54036927A JP3692779A JPS5921519B2 JP S5921519 B2 JPS5921519 B2 JP S5921519B2 JP 54036927 A JP54036927 A JP 54036927A JP 3692779 A JP3692779 A JP 3692779A JP S5921519 B2 JPS5921519 B2 JP S5921519B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recirculation
- recirculation pump
- pump
- core
- drive mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は沸騰水型原子炉の冷却材喪失時■■LOCA)
において炉心流量を増大し炉心を冷却する再循環ポンプ
緊急1駆動機構に関する。
において炉心流量を増大し炉心を冷却する再循環ポンプ
緊急1駆動機構に関する。
沸騰水型原子炉の冷却材喪失時において最もきびしい条
件を与える再循環系の、駆動水路配管のいわゆるギロチ
ン破断が生じた場合の現象について第1図を用いて説明
する。
件を与える再循環系の、駆動水路配管のいわゆるギロチ
ン破断が生じた場合の現象について第1図を用いて説明
する。
(1)第1段階
通常運転時には圧力容器1内の水位は第1図のA位置に
存在するが、再循環配管の破断が生じると、破断個所8
から冷却材が流出して水位が下がり、ダウンカマ2の水
位がBの位置まで低下する。
存在するが、再循環配管の破断が生じると、破断個所8
から冷却材が流出して水位が下がり、ダウンカマ2の水
位がBの位置まで低下する。
事故発生と同時に電源喪失を仮定すると、健全な側の再
循環ポンプ3はトリップし慣性にしたがってポンプの回
転速度が低下し、それにともないポンプ流量も低下する
。
循環ポンプ3はトリップし慣性にしたがってポンプの回
転速度が低下し、それにともないポンプ流量も低下する
。
一方、破断側のジェットポンプ6では破断口8から冷却
材が流出するため逆流が生ずる。
材が流出するため逆流が生ずる。
このため、健全側のジェットポンプ7より流出した冷却
材は第1図に示す矢印方向に流れる。
材は第1図に示す矢印方向に流れる。
この期間中は冷却材が炉心を流れ、十分な冷却が期待で
きる。
きる。
ダウンカマ2の水位が図のBの位置に達するとジェット
ポンプ6のノズルが露出するので、健全側の1駆動水路
配管ループにつながるジェットポンプ7は、ダウンカマ
2部よりの冷却材の吸込みが出来な(なり、再循環ポン
プ3からの1駆動水のみとなる。
ポンプ6のノズルが露出するので、健全側の1駆動水路
配管ループにつながるジェットポンプ7は、ダウンカマ
2部よりの冷却材の吸込みが出来な(なり、再循環ポン
プ3からの1駆動水のみとなる。
このため炉心流量は大幅に低下する。
しかし、この領域でも十分な冷却が期待できる。
通常、この期間をコーストダウンという。
(2)第2段階
水位が第1図のAからBVc達すると、炉心の流れは停
滞し、その後数秒でドライアウトがおこる。
滞し、その後数秒でドライアウトがおこる。
このドライアウト後を第2段階とする。第2段階では炉
心9は蒸気の雰囲気にあるのでわずかな除熱しか期待で
きない。
心9は蒸気の雰囲気にあるのでわずかな除熱しか期待で
きない。
したがって、燃料棒表面温度の急激な上昇を生ずる。
通常、この期間をウィンドウという。
(3)第3段階
ダウンカマ2の水位が、第1図のCに達すると、破断孔
8かもの流出は蒸気流出の状態となり、圧力容器1の圧
力は急激に低下する。
8かもの流出は蒸気流出の状態となり、圧力容器1の圧
力は急激に低下する。
このため下部プレナム5に残留している水はフラッシン
グを開始し、冷却材は炉心9およびジェットポンプ6.
7を通って上方に流れる。
グを開始し、冷却材は炉心9およびジェットポンプ6.
7を通って上方に流れる。
このうち炉心9を通る冷却材は炉心9を冷却し、炉心9
における熱伝達はふたたび上昇する。
における熱伝達はふたたび上昇する。
以上説明した原子炉の冷却材喪失時(LOCA)の状況
より、燃料表面温度を低げるためには、ランドウ・ピリ
オドにおける炉心流量を確保すればよいことになる。
より、燃料表面温度を低げるためには、ランドウ・ピリ
オドにおける炉心流量を確保すればよいことになる。
本発明は上記の点を鑑みてなされたもので沸騰水型原子
炉の冷却材喪失時(BwRLocA)において、上記の
第2段階(ウィンドウ)における炉心流量を確保し、燃
料表面温度を低下させる機構を提供することにある。
炉の冷却材喪失時(BwRLocA)において、上記の
第2段階(ウィンドウ)における炉心流量を確保し、燃
料表面温度を低下させる機構を提供することにある。
すなわち、不発明は沸騰水型原子炉圧力容器の再循環ラ
インに設けられた再循環ポンプの軸に羽根車を接続し、
その羽根車を包囲したケーシングに弁を介して加圧水を
貯蔵したタンクを接続するとともに前記再循環ポンプの
駆動水路配管に前記再循環ラインの逆流を検出する検出
器を設けて、この検出器の信号を前記弁に供給する電気
回路を設けたことを特徴とする再循環ポンプ緊急駆動機
構である。
インに設けられた再循環ポンプの軸に羽根車を接続し、
その羽根車を包囲したケーシングに弁を介して加圧水を
貯蔵したタンクを接続するとともに前記再循環ポンプの
駆動水路配管に前記再循環ラインの逆流を検出する検出
器を設けて、この検出器の信号を前記弁に供給する電気
回路を設けたことを特徴とする再循環ポンプ緊急駆動機
構である。
以下、本発明に係る再循環ポンプ緊急7駆動機構の1実
施例を第2図を参照して説明する。
施例を第2図を参照して説明する。
第2図において、本発明による再循環ポンプ緊急、駆動
機構は圧力容器1の外部に配設された一対のタンク15
と、このタンク15に貯蔵された加圧水16と、再循環
ポンプ3,40回転軸を外部に延長した軸10と、その
軸10の一端にとり付けた羽根車11と、この羽根車1
1を包囲するケーシング12と、このケーシング12と
タンク15とを弁14を介して連結する管13と、ケー
シング12の下部に備え付けられた排出管18と、再循
還ラインの逆流を検出する検出器17と、この検出器1
7の信号を破線で示すように弁14へ送る電気回路とか
ら構成されている。
機構は圧力容器1の外部に配設された一対のタンク15
と、このタンク15に貯蔵された加圧水16と、再循環
ポンプ3,40回転軸を外部に延長した軸10と、その
軸10の一端にとり付けた羽根車11と、この羽根車1
1を包囲するケーシング12と、このケーシング12と
タンク15とを弁14を介して連結する管13と、ケー
シング12の下部に備え付けられた排出管18と、再循
還ラインの逆流を検出する検出器17と、この検出器1
7の信号を破線で示すように弁14へ送る電気回路とか
ら構成されている。
このような構成によれば、再循環系、駆動水路配管の破
断が生じると、事故発生と同時に電源喪失し、健全な側
の再循環ポンプ3はトリップし慣性に従ってポンプの回
転速度が低下し、それにとも°ないポンプの流量も低下
する。
断が生じると、事故発生と同時に電源喪失し、健全な側
の再循環ポンプ3はトリップし慣性に従ってポンプの回
転速度が低下し、それにとも°ないポンプの流量も低下
する。
一方、破断した側のジェットポンプノズルから破断孔8
に至る配管では逆流が生ずる。
に至る配管では逆流が生ずる。
この逆流を検知器I7により検知し、弁14に開の信号
を電気回路によって送る。
を電気回路によって送る。
弁14が開(と、タンク15内の刀旺水16は管13を
通りケーシング12に入り羽根車11つまり健全側のポ
ンプ3を駆動し、炉心流量が増大し、燃料の表面温度の
低下をもたらす。
通りケーシング12に入り羽根車11つまり健全側のポ
ンプ3を駆動し、炉心流量が増大し、燃料の表面温度の
低下をもたらす。
力n圧水16の圧力および容量を適当に定めることによ
り、前述した第2段階(ウィンドウ)においても炉心の
流れは停滞せず、第1段階(コーストダウン)と同じよ
うな冷却能力を期待できる。
り、前述した第2段階(ウィンドウ)においても炉心の
流れは停滞せず、第1段階(コーストダウン)と同じよ
うな冷却能力を期待できる。
不発明によれば、沸騰水型原子炉の冷却喪失時に炉心流
量を確保し炉心を十分に冷却するため事故発生と同時の
電源喪失によりトリップし慣性にしたがって回転速度が
低下している健全側の再循環ポンプを原子炉外部のタン
クに貯蔵された力旺水により再起動し、炉心を十分に冷
却する炉心流量を増加させて十分確保することができる
。
量を確保し炉心を十分に冷却するため事故発生と同時の
電源喪失によりトリップし慣性にしたがって回転速度が
低下している健全側の再循環ポンプを原子炉外部のタン
クに貯蔵された力旺水により再起動し、炉心を十分に冷
却する炉心流量を増加させて十分確保することができる
。
したがって、炉心内の燃料表面温度を低(保持すること
ができる。
ができる。
第1図は従来の再循環配管破断事故時の系統説明するた
めの1部側面で示す概略断面図、第2図は本発明に係る
再循環ポンプ緊急駆動機構を示す系統図である。 1・・・・・・圧力容器、2・・・・・・ダウンカマー
、3・・・・・・健全側のポンプ、4・・・・・・破断
側のポンプ、5・・・・・・下部プレナム、6・・・・
・・破断側ジェットポンプ、7・・・・・・健全側ジェ
ットポンプ、8・・・・・・破断箇所、9・・・・・・
炉心、10・・・・・・ポンプの軸、11・・・・・・
羽根車、12・・・・・・ケーシング、13・・・・・
・連結管、14・・・・・・弁、15・・・・・・タン
ク、16・・・・・・加圧水、17・・・・・・逆流検
知器、18・・・・・・排出管。
めの1部側面で示す概略断面図、第2図は本発明に係る
再循環ポンプ緊急駆動機構を示す系統図である。 1・・・・・・圧力容器、2・・・・・・ダウンカマー
、3・・・・・・健全側のポンプ、4・・・・・・破断
側のポンプ、5・・・・・・下部プレナム、6・・・・
・・破断側ジェットポンプ、7・・・・・・健全側ジェ
ットポンプ、8・・・・・・破断箇所、9・・・・・・
炉心、10・・・・・・ポンプの軸、11・・・・・・
羽根車、12・・・・・・ケーシング、13・・・・・
・連結管、14・・・・・・弁、15・・・・・・タン
ク、16・・・・・・加圧水、17・・・・・・逆流検
知器、18・・・・・・排出管。
Claims (1)
- 1 沸騰水型原子炉圧力容器の再循環ラインに設けられ
た再循環ポンプの軸に羽根車を接続し、その羽根車を包
囲したケーシングに弁を介して加圧水を貯蔵したタンク
を接続するとともに前記再循環ポンプの駆動水路配管に
前記再循環ラインの逆流を検出する検出器を設けて、こ
の検出器の信号を前記弁に供給する電気回路を設けたこ
とを特徴とする再循環ポンプ緊急、駆動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54036927A JPS5921519B2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | 再循環ポンプ緊急駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54036927A JPS5921519B2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | 再循環ポンプ緊急駆動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55129793A JPS55129793A (en) | 1980-10-07 |
JPS5921519B2 true JPS5921519B2 (ja) | 1984-05-21 |
Family
ID=12483381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54036927A Expired JPS5921519B2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | 再循環ポンプ緊急駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921519B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6333535U (ja) * | 1986-08-21 | 1988-03-04 | ||
JPH03116615U (ja) * | 1990-03-13 | 1991-12-03 |
-
1979
- 1979-03-30 JP JP54036927A patent/JPS5921519B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6333535U (ja) * | 1986-08-21 | 1988-03-04 | ||
JPH03116615U (ja) * | 1990-03-13 | 1991-12-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55129793A (en) | 1980-10-07 |
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