JPS5921475B2 - 泥状材料の乾燥装置 - Google Patents

泥状材料の乾燥装置

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Publication number
JPS5921475B2
JPS5921475B2 JP53033286A JP3328678A JPS5921475B2 JP S5921475 B2 JPS5921475 B2 JP S5921475B2 JP 53033286 A JP53033286 A JP 53033286A JP 3328678 A JP3328678 A JP 3328678A JP S5921475 B2 JPS5921475 B2 JP S5921475B2
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JP
Japan
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muddy
drying
heat
electromagnetic
passageway
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Expired
Application number
JP53033286A
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JPS54125567A (en
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重穂 桂田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は泥状材料を加熱面よりの熱伝導によって加熱
し、乾燥を行なう装置に関するものである。
排水処理によって発生する汚泥は遠心、真空、加圧など
の機械脱水により脱水されるが、この機械脱水では脱水
された汚泥は75〜90%の含水率を有する、べとべと
したスラリー状の泥状材料である。
この汚泥の処分として焼却あるいは肥料化する場合、水
分が多すぎ、焼却補助燃料が草大となったり、取り扱い
が非常に困難である。
このため、その前処理として乾燥を行ない水分を30〜
40係に低下させることが必要になる。
乾燥は熱によって原料の水分を除去する操作であり、材
料に均一に熱を供給することが重要で、材料の受熱面を
出来るだけ大きく、また発生する水蒸気がすみやかに除
去されるように考慮しなければならない。
従来、この種の泥状材料の乾燥には、回転乾燥機で熱風
と接触させて水分蒸熱を行なう装置が多く、熱風との接
触面積を多くとるため回転ドラム内に鎖や攪拌装置を取
り付けて材料の破砕を行ないながら行なっているが、泥
状材料ではその効果は少なく、ドラム内で転動造粒され
て未乾燥の大塊製品が出たり、時には胴詰まりを起すこ
ともある。
また、熱風による加熱は、その処理能力を上げようとす
ると通気流の風速を早くすることが必要で、このため材
料の飛散がはなはだしく、排ガス処理に多大の投資が必
要である。
また、排風からのエネルギー回収は極めて高価となり一
般には行なわれない。
熱風を用いる加熱では熱効率は30〜60係程度である
このような点から、伝導加熱によって蒸発潜熱を与え、
通気は発生水蒸気を系外に除去する程度として、排気量
を極力抑制して発生蒸気は凝縮除去する方式が有効であ
る。
この伝導加熱方式の乾燥においても材料の受熱面積を大
きくすることは不可欠であるが、従来この手段として材
料を攪拌翼によって攪拌し、この攪拌翼内を中空にして
熱媒体を通過させる方式をとっている。
しかし、この方式は、攪拌翼の間隔内で材料の流動が行
なわれる必要があり、あまりピツチを小さくできず、受
熱面積に制限がある。
また熱媒体を通過させる経路は熱媒体の経過内での滞溜
がないように配慮しなければならず、このため、翼の伝
熱面内全部を熱媒体が通過することは難しい。
この発明は以上のような泥状材料を乾燥する際の困難を
除去するためになされたもので、泥状材料を鋼球にまぶ
し、伝熱面を飛躍的に増大し、この鋼球を誘導加熱によ
って発熱させ泥状材料を加熱乾燥する装置を提供するこ
とを目的としている。
以下、この発明の一実施例を図によって説明する。
第1図において、1は垂直成分(下方伸設部)をもつ円
筒管(通路)で乾燥機本体を形成するものである。
2,3,4は1の円筒管の周囲に巻かれた各々独立した
単相の電磁コイルである。
円筒管1は電磁コイルが巻かれた部分は非磁性の不導体
材料、例えば強化プラスチック(FRP)のような材料
で製作されている。
6は磁性材料、例えば鋼製の小塊で、おおむね球状の形
状をなすものである。
1は鋼球6の投入ホッパである。8はホッパより定量的
に鋼球を1の円筒内に投入するスクリューコンベアであ
る。
スクリューコンベア8の途中に脱水汚泥を投入する投入
口9がある。
ポンプ10よりスラリー輸送された汚泥は投入口9より
圧入され、スクリューコンベア8内で鋼球にまぶされる
スクリューコンベア8の回転速度とポンプ10のポンプ
流量を制御することにより、鋼球と汚泥の混合量は制御
され、汚泥は鋼球輸送中鋼球の表面に薄く被服する。
このように混合された鋼球は円筒管1の上部に達すると
重力によって落下する。
このとき、あらかじめ電磁コイル2には電圧が印加され
ていて、電磁コイル2には電磁界の雰囲気となっていて
、この電磁力は重力と反対の方向に働いている。
従って、落下した混合鋼球6はこの電磁力により円筒管
1内で空間に保持される。
このとき同時に鋼球は電磁界によって表面に誘導電流を
生じ、これによるジュール熱により発熱する。
鋼球が加熱すると、その熱は付着している汚泥に伝導し
、この熱によって汚泥中の水分の蒸発が始まる。
発生した水蒸気は円筒管1の下部の空気供給口11に接
続されている送風機12より供給される空気により持ち
去られ、円筒管1の上部の排気ダクト13より管外に除
去される。
電磁コイル2の通電を止めると、この間の鋼球は下方へ
落下し、電磁コイル3の部分に達する。
この時、電磁コイル3に通電しておくと鋼球は再び電磁
力により空間保持される。
このような電磁コイル2から3へ鋼球を移送する際、電
磁コイル2と電磁コイル3の中間部の円筒管1内に水平
な固定棒14を設けておく払移送時、鋼球がこれQこ衝
突し、汚泥による鋼球相互の結合を解放することができ
る。
これは電磁コイル3から4への同様な操作による移送時
にも同じ効果を生じている。
誘導加熱コイル2,3,4を各々適当な通電時間を与え
て、汚泥を加熱し、水分蒸発を行なわせることにより、
汚泥はほぼ恒率乾燥を終えた状態となっている。
この場合の水分は30%以下となっていて、前述の乾燥
材の用途である焼却、肥料化の目的を十分満足させる状
態である。
電磁コイル4の通電を止めると鋼球はその保持を失って
下方に落下する。
15は4本の回転軸からなる弾力性のある鋼線を無数に
持つ回転ブラシである。
16は傾斜した格子板であり、鋼球6が落ち込まない大
きさの穴17がある。
落下した鋼球は、まず15の回転ブラシの間に食い込ま
れ、表面(こ付着している乾燥汚泥がはぎとられる。
4本の回転軸15の回転数は鋼球より汚泥のはぎとりを
良くするため各々異っていて、また、後部の下の軸は他
と回転方向が異っている。
回転ブラシによってはぎとられた乾燥物は穴17を通っ
て製品ホッパ18に溜められる。
鋼球は傾斜部を転がりながら鋼球溜め19に溜まる。
20.21は開閉蓋である。
第2図はこの発明の他の実施例を示し、円筒管1を傾斜
させたもので、電磁コイル2,3.4は3相交流のR,
S、T相である。
スクリューコンベア8より供給された鋼球は傾斜管1を
ころがりながら、コイル部に進んで行く。
ここで徐々に誘導加熱によって発熱し、また電磁コイル
2,3゜4の相を変化させることにより移動量は連続的
に制御できる。
第3図はこの発明のさらに他の実施例を示すもので、排
気ダクト13より放出される排ガスを熱交換器22に導
き、ここで例えば冷凍ユニット23で冷却し、排ガス内
の水蒸気を凝縮させ除湿し、凝縮水のみを機外へ放出し
通気ガスは閉ループとする装置である。
以上、説明したようにこの発明により、泥状材料を比較
的すばやく均一に乾燥することができ、しかも排ガス量
も少なくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図はそれぞれこの発明の泥状材
料の乾燥装置の実施例を示す断面図である。 図中、1は円筒管、2,3,4は電磁コイル、6は鋼球
又は小塊、8はスクリューコンベア、9は投入口、15
は回転ブラシ、18は製品ホッパである。 なお、図中向−符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一部に下方伸設部を有する通路と、この通路の上端
    部近傍から供給された泥状材料およびこれを付着させる
    磁性材料から成る小塊と、上記通路の外周に巻付けられ
    、所定時の通電による電磁力により重力移動してきた上
    記小塊を空間保持し通過量を制御し、かつ誘導電流によ
    り上記小塊表面の上記泥状材料を加熱乾燥、分離収集す
    る電磁コイルとを備えた泥状材料の乾燥装置。 2 電磁コイルは複数個に分割し、これらの励磁状態を
    それぞれ制御して混合した泥状材料と小塊を加熱移動す
    るようにした特許請求の範囲第1項記載の泥状材料の乾
    燥装置。 3 電磁コイルは相移動磁界をもつものとしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の泥状材料の乾燥装
    置。
JP53033286A 1978-03-22 1978-03-22 泥状材料の乾燥装置 Expired JPS5921475B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP53033286A JPS5921475B2 (ja) 1978-03-22 1978-03-22 泥状材料の乾燥装置

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JP53033286A JPS5921475B2 (ja) 1978-03-22 1978-03-22 泥状材料の乾燥装置

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Publication Number Publication Date
JPS54125567A JPS54125567A (en) 1979-09-29
JPS5921475B2 true JPS5921475B2 (ja) 1984-05-19

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ID=12382281

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JP53033286A Expired JPS5921475B2 (ja) 1978-03-22 1978-03-22 泥状材料の乾燥装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5388439B2 (ja) * 2007-10-30 2014-01-15 三菱電機株式会社 誘導加熱装置

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JPS54125567A (en) 1979-09-29

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