JPS59213392A - リポソ−ムで媒介される真核細胞の形質転換 - Google Patents

リポソ−ムで媒介される真核細胞の形質転換

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JPS59213392A
JPS59213392A JP59093086A JP9308684A JPS59213392A JP S59213392 A JPS59213392 A JP S59213392A JP 59093086 A JP59093086 A JP 59093086A JP 9308684 A JP9308684 A JP 9308684A JP S59213392 A JPS59213392 A JP S59213392A
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dna
solvent
lipid
liposomes
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ア−ビン・ジアコブ・メトラ−
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Stauffer Chemical Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、生物活性分子例えばデオキシリボ核酸(DN
A)を脂質小胞又はリポソーム中に封入させる方法、及
び細胞特に植物の細胞を形質転換させるのにこの脂質に
封入されたDNAを利用する方法に関する。
形質転換とは、1つの細胞中で発生するDNAが取シ出
されて、もう1つの細胞により安定に維持されるような
遺伝情報に関する一方向の転移の一般的な過程として定
義される。このDNAの転移はいくつかの形をとる。バ
クテリア間においては、プラスミドに対して自然に発生
する情報の転移は接合である。ウィルスDNAは、非溶
原性感染においてのみバクテリア染色体の中に比較的安
定に組込まれ、後で抑制的な刺激に感応して解放される
ことになる。
発生源から原核細胞又は真核細胞に対する自然発生的な
又は人工的に構成されたDNAの形態による情報の転換
は遺伝子工学の核心をなすものである。このような転換
は多くの方法により達成される。最も一般的な方法では
、細胞特にバクテリア細胞は選択性のマーカーを含有す
る形質転換DNAの緩衝水溶液に一定の時間さらされる
。細胞はマーカーによシ与えられた特性に応じて選択さ
れる。抗生物質耐性は一般的に用いられる選択性マーカ
ーである。もう1つの転換方法では、約50%の濃度の
ポリエチレングリコール(PEG)を含有する緩衝溶液
と形質転換DNAの緩衝水溶液中で転換されるべき細胞
を培養することが必要である。生存する細胞は、形質転
換DNAにより与えられる特性に応じて選択される。
一般に細胞は、形質転換される前に、転換が可能となる
ようにするために予備処理される。
このような予備処理によシ、細胞膜への接近が可能とな
シ、その結果形質転換DNAが細胞膜を横切って移動す
ることになる。いくつかのバクテリア細胞は、前記した
方法により転換される前に、バクテリア細胞壁を消化し
たシ、又はその形成を阻止したりするような酵素や抗生
物質で処理される。その結果、細胞膜はむき出しにされ
、細胞は浸透的に脆いものとなる。他のバクテリア細胞
の場合には、塩化カルシウムを含有する緩衝液にさらす
ことにより形質転換可能となる。
真核細胞の形質転換は、同様な方法を利用して達成され
る。一般に動物細胞は、細胞壁をもっておらず、その結
果、酵素や抗生物質による予備処理を行わなくても浸透
的に脆いものである。また一般に酵母細胞は、酵累チモ
リーゼ(Zymolyse Iを用いた予備消化によシ
浸透的に脆いものにされる。その結果得られるスフェロ
プラストは、細胞壁をもたない酵母細胞であシ、PEG
含有又は非含有の形質転換DNAを用いて培養される。
筐た一般に植物細胞は、前記したいずれかの方法による
転換の前に、植物細胞壁を酵素で消化させることにより
浸透的に脆いものにされる。このような浸透的に脆い植
a+細胞は、一般には植物細胞原形質体と呼ばれる。
細胞、特に原核細胞であれ真核細胞であれ浸透的に脆い
細胞、そのうち特に植物原形質体を形質転換させようと
する試み(は、転換を高頻度で達成するに際して2つの
大きな相互に関連する問題に直面した。第1には、細胞
は一般に非常に少ない頻度で細胞膜?f::通ったDN
A′f:取り上げる。この現象は、細胞膜のより一般的
な特性に関する1つの表示である。そして細胞膜は一般
に選択的に浸透性であp1小さな分子に対しては通過さ
せるが、大きな分子、例えばペプチド又は蛋白質、糖類
、及びDNAやリボ核酸I RNA )のようなポリヌ
クレオチドに対してはその通過を阻止する。第2には、
低頻度のDNA吸収に加えて、分解酵素、特に核酸DN
AとRNAf、分解する酵素であるヌクレアーゼは、植
物原形質体を含む浸透的に鋭敏な細胞の調合物中に存在
し、それが細胞により取り上げられる前に、核酸を消化
し、その核酸中に含まれる情報を崩壊式せる。
細胞によるDNAの吸収効率を増加させるためには、一
般に数多くの方法が利用可能である。
これらの方法のうち、細胞によ、!7取シ上けられる物
質の水溶液を脂質小胞中に封入させる方法がある。この
脂質小胞は水性空間を、取シ囲む連続膜を形成する2層
の脂質からなる被覆物である。次いで脂質小胞又はリポ
ソームは、リポソームの脂質膜が転換させられる細胞の
細胞膜と融合する−り、、、 Kなると信じられている
条件下で、浸透的に脆い細胞と一諸に培養される。リポ
ソームの脂質膜が細胞膜と融合したのち、リポソームの
水性成分は細胞の内部の水性相を構成する水性細胞質ゾ
ル中に放出されると信じられてbる。
種々の要素がリポソームで媒介される水性物質の細胞内
部への伝達効率に影響を与える。%にポリ核酸例えばD
NAとRNA、蛋白質、多糖類等のような巨大分子に対
するリポソーム媒介伝達に関しては、水性物質がリポソ
ーム中に封入させられる効率、リポソームを生成する間
における封入物質の安定性及び異なる細胞にょるリポソ
ームの吸収における多様性は、すべて水性物質の細胞中
への伝達速度に影響を与える。
封入に影響を与える要素と一般的なリポソーム分野につ
いての優れた参考書は、rLiposomes:Fro
m Physical 5tructure to T
herapeuticApplicationJ  (
E1se1er/North HollandBiom
edical Press (1981)、 Knig
ht m集)の第3章に掲載されている“Lipomo
mes :Pr、aparatjon and Cha
ractarfzatlon“(S z o kti巨
s、及びPapahadjopoulos 、D、著)
である。
簡単に要約すると、現在用いられている方法は次の通り
である。最も簡単に形成されるリポソームは多重層小胞
(MLV)である。MLVは、フラスコや試鋏管の壁土
に薄い脂質膜を析出させ・水性相を加え、次いで容器を
静かに攪拌することによ多形成される。このようにして
つくられたMLVは、多重の脂大層をもつ。
MLVの大きな欠点は、多重の脂質層を形成することに
よる水性物質封入度の低下である。
(Bangllam他(1965) 、 J、Mo1.
Biol、 、 13:238−252 1 MLVが窒素のような不活性雰囲気下で超音波処理にか
けられた場合には、直径100 ’nm以下の小さな単
一層小胞(SUV)の均一な集団が形成される。8UV
のサイズが小さいために、脂質1モル幽たシの水性空間
の封入量および封入されるべき巨大分子の大きさが制限
され、後者は一般に約40,000ダルトン(d)より
も小さくなる。I Paphidjopoulos 、
 D及びMiller 、N、 (1967) 、 B
iochim、Blophys。
Acta、 、 135 : 624−638 、 A
drfan 。
G及びHuang 、L−(1979) + Bioc
hemistry 。
18:5610−5614) 直径が100 nm 以上の脂質小胞である大きな単一
層小胞(LUVlをつくるために、いくつかの方法が開
発された。比較的に大きな体積の水性相中にリン脂質含
有の有機溶媒介注入することにより/ト胞の形成をもた
らす溶媒注入法は、よく利用されてきたが、プラスミド
pBR322DNAの封入効率はわずか約3%に過ない
(Deamer 、 [)、W、及びIlanghar
n 、 A、D。
(1976)、 Biochem、Biophys、A
cta、 443 :629−634 、 Frale
y、R,T’、他+1979) 。
P、N、A、S、76::う 348−3352)  
その上、この方法は、大部分の生物学的分子が完全性を
維持するためには比較的に高温である約60℃で行われ
る。
洗浄剤/リン脂質混合物から種々な方法で洗浄剤を除去
することからなるもう1つの方法も用いられたが、封入
効率がわずかに約6−12襲に過ぎない(Enoch 
、HoG、及びStrittmatter 。
P、 (19791、P、N、A、8.76 : 14
5−149)。その上、この方法でつくられたリポソー
ムが水性空間の中味を細胞内部に伝達するのに用いられ
た場合には、リポソームと結合した残留の洗浄剤が細胞
の生存に影響を与える。
またLUVをつくるためには、カルシウムにより誘発さ
れる融合法も用いられた ( Papahadjopoulos他(1975) 
、 Biochem。
Biophys、Acta 、 394 : 483−
491 )。
この方法では、酸性リン脂質からなる予備成形されたS
UVは、誓封さ・れた大きな単一層小胞をつくるために
、カルシウム及びエチレンジアミ/テ)・う酢酸(ED
TA)で処理される。この方法を用いた場合、ウィルス
やRNA、DNA等の巨大分子のような粒子に対する封
入効率はわずか約10%であり、蔗糖のような比較的小
さい分子に対する封入効率は約15%である。
その上、この方法は、この方法で用いられるSUV中に
最初に封入される分子の大きさにより限定される。
もう1つの方法である逆相蒸発法は、水性相中に溶解し
た物質を封入させるのに用いられた。
この方法を用いた場合、水性緩衝液のイオン強度による
が、約20−60%の水性相が封入されうる( 5zo
ka 、 S、及びPapahadjopoulos 
、 D−(1978) 、 Ann、Rev、 Bio
phys、Bioeng、、 9 :467−508 
、 Fraley他(1980)、J。
Bio、chem、 、 255 : 10431−1
04’38)。
この方法では、脂質は有機溶媒又は低沸点フッ化層素中
に溶解される。水性物質は脂質/溶媒混合物に直接添加
され、次いで均質なエマルジョン分つくるよう、に、そ
の調合物は超音波処理される。その超音波処理工程は、
高い封入割合を得る上で決定的である。溶媒は、その後
リポソームが形成する工程の間に蒸発により除去される
植物原形質体や他の浸透的に脆い細胞を形質転換させる
/也めに逆相蒸発法を用いてDNA含有のリポソームを
つくろうとする際に、本発明者は、短時間の間でざえも
超音波処理の従来工程がリポソーム中に含゛まtしかつ
最終的には転換される細胞中Vこ転移されるDNAを実
質的に崩壊させ、分解するということケ見い出した。そ
の結果、逆相蒸発法を用いた場せ、封入効率は高いが、
転換頻度は低い。
本発明者は、更に脂質/溶媒/水性調合物を激しく攪拌
した場合に、リポソームの水性望間内に含まれる巨大分
子特にDNAが崩壊又は分解されることなく、高い封入
効率でもってリポソームがつくられるということを見い
出した。
更に詳しくは、超音波処理工程が省略されその代シに種
々なプラスミドを含有する脂質/溶媒/水性調合物を乳
化させるための渦動工程が採用されているような逆相蒸
発法によpつくられたリポソームは、高頻度で植物細胞
を転換させるのに用いることができるということが見い
出された。その上、この方法でつくられたりボッ7ムを
用いた場合には、プラスミドが実質的に無傷のままで植
物原形質体中に伝達されうるということも見い出された
。特に、リポソームに封入されたプラスミドpBR32
7は、予想外に安定に維持されかつ再生された場合に高
頻度で植物細胞の原形質体中に転移されるということが
わかった。更にp BH327は植物細胞中で安定に維
持されかつ再生するということもわかった。
本方法では、リポソームをつくるために適当な脂質の混
合物が用いられる。このような脂質としては、例えばホ
ス7アチジルセリン(PSI、ホスファチジルコリン(
PC)、ジノくノトミチジルホスファチジルコリン、コ
レステロール(CH]、ステアリルアミン(SΔ)及び
ジセチルホスフエー)(DCP)が含まれる。α−トコ
フェロールもまたその混合物に加えられる。
種々な脂質の割合は、変わシうるが、一般に0−10P
S:0−9PC:0−5CH:0−ISA:0−lDC
Pのモル比の範囲内である。
PSのみから又はPCのみからリポソームをつくること
は可能ではあるが、通常は脂質の混合物が用いられる。
一般に種々の脂質の割合は、つくられるリポソームが正
電荷、中性電荷又は負電荷のいずれをもつかによシ変わ
シうる。例えば、IPS:4PC:5CHのモル比では
、正味の負電荷をもつリポソームが得られる。IPC:
ICHのモル比では、リポソームは正味の中性電荷をも
つ。ISA:4PC:5CHのモル比では、リポソーム
は正味の正電荷をもつ。正味の負電荷をもつリポソーム
が好ましい。
種々な脂質が例えはクロロホルムのような溶媒中に供給
される場合には、溶媒中の脂質は所望の割合で容器中で
混合される。そして溶媒は蒸発させられ、容器中には脂
質の混合物が残る。
ジエチルエーテルやジイソプロピルエーテルのような有
機溶媒、又は例えばジイソプロピルエーテルとクロロホ
ルム又は低沸点フン化炭素のような有機溶媒の混合物が
脂質混合物に加えられる。好ましくは、ジエチルエーテ
ルが用いられる。
リポソーム中に封入される物質を含有する水溶液が調製
される。一般に、その水溶液は、適当な緩衝液中にある
封入される物質、例えばDNAXRNA、蛋白質、多糖
類、糖蛋白質等のような巨大分子又はプラスミドからな
る。例えば、DNAが封入される場合には、10ミリモ
ル(mFii)のトリス(ヒドロキシメチル)アミノメ
タン(Trim )とpH8,0にある0、 1−1.
0mMのEDTA又は同じpHの0.4モル(M )の
マンニント緩衝液が用いられる。その水溶液は、脂質/
溶媒/水性調合物をつくるために脂質/溶媒混合物に加
えられる。
次いでその脂質/溶媒/水性調合物は、封入される物質
の完全性に対して実質的に非崩壊的かつ非破壊的な手段
によシ激しく攪拌される。
この手段には、一般に脂質/溶媒と調合物の水性相とを
実質的に乳化させるのに十分な時間の間、調合物を急激
に回転させ゛、同時に振とうさせることが含まれている
。この目的のためには、急激な強い振とうのみ、又は急
激な強い回転のみでも十分である。必要とする強い攪拌
のために適した1つの装置は、渦動型のミキサーである
。約30秒−10分間の間、渦動させると、脂質/浴媒
/水性調合物の適当な乳化が行われる。普通の場合、3
分間の渦動が行われる。超音波処理は、多くの巨大分子
、特にDNAやRNA(1)ようなポリヌクレオチド及
び蛋白質のようなポリペプチドの構造の分解を起こすた
め、望丑しくない。
調合物を乳化させるために十分な攪拌を行ったのち、溶
媒は好ましくは37℃以下の生理学的温度で調合物から
除去される。D N A、 RNA。
多糖類及びポリペプチドのような大部分の生物学的な分
子は37℃では実質的な分解奮起さないため、この温度
が好ましいが、封入きれる分子の耐熱性によp、又は比
較的に影響が小さいが、脂質混合物の粘性、用いられる
脂質に対する最適な相移行条件及び細胞のリポソーム吸
収のための最適な温度により、その温度は上昇させるこ
とができる。最適な場合、溶媒は窒素のような不活性ガ
スキャリアの下で負の圧力好ましくは約−12インチ水
銀(304mHg)で除去される。
上記に概述したようにして得られたリポソームは、植物
原形質体のような浸透的に脆い細胞を転換させるために
直接に用いられるか、又は精製工程にかけられる。一般
に精製は、分析用の遠心分離、クロマトグラフィ又は透
析法によシ行われる。またリポソームは電気泳動法によ
り荷電に応じて選択されうる。精製は、例えば遠心分離
機の試験管中で蔗糖又は蔗糖/オスモチカムの上にリポ
ソーム調合物を積層し、リポソーム調合物を遠心分#機
中で適当な速度で適当な時間回転させて所望のリポソー
ム成分を選択させることにより、行われる。かなシう壕
くい〈1つの方法では、リポソームは遠心分離機の試験
管の底部で約0.4−0.8Mの濃度をもつ蔗糖溶液中
に再懸濁させられた。約0.2−0.4Mの濃度をもつ
蔗糖とオスモチカム好箇しくは約o、x−o、4Mの濃
度ケもつマンニットとの層がその再懸濁されたリポソー
ムの上に設けられる。好′ましくば、蔗糖/オスモチカ
ム溶液は0.3Mの蔗糖と0.1Mのマンニットとから
なる。
試験管は、約40分間約100.OOQ回(xg ]の
割合で遠心分離され、その結果、試験管の上部に浮遊し
たリポソームが集められる。
特別な特性をもつリポソームを同定し、その同定された
リポソームを単離するために他の方法も利用されうる。
例えば、大きな孔のゲルを用いた排除クロマトグラフィ
やアガロースビーズ全開いた薄層クロマトグラフィは、
リポソーム調合物の大きさの分布全測定するための周知
の方法である。(Van Ren5voude他(]、
 9801 。
Biochem、Biopbya、 Acta、 59
5 : 150−リポソーム調合物は、精製されていて
も又は未精製のま\でも、次いで転換される細胞と接M
)させられる。一般にこの工程では、浸透的に脆い任意
の細胞又は転換可能なように処理された圧し俗の細胞が
用いられるが、実際的には、転換される細胞は特別な目
的と特性の組合せに応じて選択される。すなわち、例え
ば動物#l胞が選択される。例えば転換された酵母細胞
が最終的に発酵、醸造又はクローニング工程に用いられ
る予定である場合には、スフェロプラストをつくるよう
に酵素的又は耐生物的に変性された酵母細胞が接触させ
られる。塩化カルシウム溶液を用いたり、又はバクテリ
ア細胞を転換可能にする他の方法を用いたシして予備処
理されたバクテリア原形質体やバクテリア細胞は、例え
ばアミノ酸製造、ホルモン製造、クローニング等のよう
な種々な目的のために用いられる。
当該分野における当業者にとって周知である種々の方法
によシつくらi′した植物細胞の原形質体は、前記した
方法でつくられた外因性DNAを含有するリボンーノ・
を用いて縁シ返し転換された。植物細胞の原形質体を転
換するための条件は変わるが、一般に植物細胞の原形質
体は、その浸透平衡全維持するように用いられる適当な
緩衝液中で維持される。このような緩衝液は、植物細胞
の培養分野においては周知のものである。その緩衝液の
1つの例は、0.4−−0.8Mのオスモチカム(例え
ばマンニット)と約50−80のpHで約150mMの
塩化カルシウムを含有する5mMのTrisである。p
Hは転換のためには約6.5であることが好廿しい。
リポソームを用いた転換は、緩衝液のサンプルと植物細
胞の原形質体に、分子量が約1000−20000ダル
トンで、濃度が全ヤンプルに対して約10−40%体積
/体積(V/V )のPEGを添加することによシ、容
易に行われる。
約1000−6000ダルトンの分子量をもっPEGが
特に好適である。また分子量が約4000ダルトンで濃
度が全サンゾルに対して約20%V/VのPEGが最適
であるということがわがつた。こね、まで述べられたリ
ポソーム転換システムを用いた場合、植物の原形体中に
原核細胞又は真核細胞又はそれらの混合物に出来する種
々なプラスミドを伝達することかり能であった。
この方法を・用いた場合、植物の原形質体中に伝達され
るプラスミドには、Yep−13LT5、大腸菌p B
 R322とpBR3’ 27 、及びSV40ゲノム
の一部分が含まれる。しかしなi・:らこれらのシラス
ミドの必ずし7も全ては安定に維持されない。
驚くべきことには、pT3R327が植物細胞中で安定
に維持され、その中で安定に再生されるということがわ
かった。
本発明は、次の実施例を参照することによシ当業者にと
ってより明らかなものとなる。そして実施例は、単に典
型的なものであるように、本発明者により考えられてい
る。本発明の範囲から逸脱しないで、正確な化学濃度、
温度、処理時間、細胞の種類等を変えることが期待され
るということは、容易に明らかである。
実施例1 〔負に荷電されたリポソームを用いた場合にDNAの封
入効率に対する超音波処理又は機械的渦動の影響〕 1マイクロモル(μM)のホスファチ・ツルセリン、4
μM(7)コリン及び5μMのコレステロールを含有し
た脂質混合物が、脂質/溶媒混合物をつくるために0.
5−のエーテル中に溶解させられた。32pで標識され
たDN’Aを含有する緩衝水溶液が、10mMの塩化カ
リウム、10 mMのリン酸カリウム及びpH6,5で
o、 imMのEDTA中で、■−当たシ10マイクロ
グラム(μV)の濃度をもつpBR322中に挿入され
たプラスミドBAMH/29から調製された。0.15
−のこの溶液が、脂質/溶媒/水性調合物をつくるため
に脂質/溶媒混合物に加えられた。この脂質/溶媒/水
性調合物は、浴タイプの超音波処理器中で5,20又は
120秒間超音波処理することによシ、又は30゜12
0又は600秒間機械的に渦動することにより乳化され
た。乳化処理の後、リポソームは不活性な9素雰囲気中
で約−12インチH1の減圧下にエーテルを除去するこ
とにより形成された。このようにして得られたリポソー
ムは、次に遠心分離により精製された。すなわち約0、
1.5 mlのリポソームが約0.85−の0.4M庶
蔗糖混合された。0.3Mの蔗糖と0.1Mのマンニッ
トからなる2、 85 mlの蔗糖/オスモチカム溶液
が0.4Mの蔗糖/リポソーム層の上に積層さノ1.た
。次いで試験管を約40分間、約100,000X?で
回転させた。精製されたリポソームは試験管の上部に浮
遊したので、それらは集められた。
f) N Aの封入パーセントは、32pを読み取るた
めにセットされた液体シンチレーション計数管中におい
て32p標識DNAを測定することにより推定された。
種々な処理の場合における封入効率が第1表に示されて
いる。渦動を行った場合の封入効率は、同じ時間(12
0秒間)の間超音波処理を行った場合の封入効率の約6
5チであった。渦動時間を600秒にまで増加さぜると
、超音波処理を行った場合に観測される最大割合の約7
1φに相当1−るDNA封入割合が得られた。
第1表 30秒  19 31    5秒 120#   24 38   201600#   
27 37  120〃実施例 〔リポソームに封入されたDNAの完全性に対する渦動
又は超音波処理の影響〕 リポソームが実施例1に記載された通シに調製された。
リポソームが調製されたのち、精製されたリポンーム調
合物を各々約30μを含む杼品が0.25−人のマイク
ロ試験管中に入れられた。0.1−のフェノールが加え
られ、完全にリポソーム標品と混合されたのち、30秒
間遠心分離された。フェノール抽出の後に残った水性懸
濁液20 ttLが、10mMのTRl5゜pH13で
1mMのEDTA緩衝液中においで1.4%アガローズ
ダルに対するダル電気泳動のために取シ出された。この
サンプルは約2.5時間150?ルトで処理された。サ
ンプルの前端は、そのゲルの各サンプル槽に加えられた
青色トレーサ染料の50%グリセリン溶液でもって決定
された。DNA成分は紫外線光(UV)の下において臭
化エチジウムで処理することにょシ目に見えるようにさ
れた。未処理DNAとDNAサイズ標準は、同じ時間の
間グルの上で処理された。渦動されたサンプルと未処理
のプラスミドDNAとの間では、目立った差異が観察さ
れなかった。超音波処理された全てのサンプルのDNA
が不規則な長さの断片になるまで広範囲にわたって開裂
したことは、識別しうる移行ピークを少しももたない長
いDNA塗抹によって明らかとなった。
実施例3 〔リポソームで媒介されるグラスミドpBR327のト
ウモロコシ原形質体への伝達〕トウモロコシの原形質体
が次のようにして準備された。すなわちトウモロコン懸
濁細胞が、70回/分で回転する回転式培養器上のフラ
スコ中において、0.2Mのマンニラ)、0.08Mの
CaO右、5%(V/V)のセルリシン(caz式会社
)中、16℃で4−6時間培養された・。−1臨床用の
遠心分離機中で2分IHI低速で遠心分離することによ
シ、トウモロコシの原形質体が集められた。トウモロコ
シの原形質体は、0.4Mノマンニット、]、OmM 
のKCl 及びpH6,5で10mMの2−(N−モル
ホリノ)エタンスルホン酸(M E S ) / T 
r i a中で2回洗浄されたのち、0.4Mのマンニ
ット緩衝液中で1−当たシlXl0’個の原形質体を含
む状態で再び懸濁された。
リポソームは次のようにしてつくられた。すなわち、0
.8!mfのPS、3.1RIのpc。
1.9■のCH及び25μmのα−トコフェロールがク
ロロホルム中で混合させられたのち、減圧蒸発によ)ク
ロロホルムが除去きれた。最終体積が約0.5 dにな
るように、0.5RIのエーテルがその脂質に加えられ
た。プラスミドpBR327からのDNAは、32pで
標識された状態又は標識されないま\で、’10mMの
Tris、pH8,0で1.mMのEDTAを含有する
緩衝水溶液中で1〜/ゴの濃度になるように懸濁させら
れた。25μtのDNA含有の緩衝水溶液が脂質/−I
ニーチル混合物に加えられた。最終のソルビットの濃度
が0,4Mに、脂質/溶媒/水性調合物を形成する最終
の水性成分体積が015m1になるように、水とソルビ
ットとがこの混合物に加えられた。この脂質/溶媒/水
性調合物d、約3分間渦動された。渦動の後に、エーテ
ルが窒素界囲気下、37℃、−12インチH2(304
,8mmHf )で回転式蒸発器中で蒸発させられた。
このエーテル蒸発工程の間に、リポソームが形成し7た
。最終体積が1−になるように、0.15mj!の粗製
リポソームが遠心分離様の試験管中で0.85rnlの
0.4 M蔗糖中に懸濁させることによシ精製された。
す2」?ノー蔗糖庶糖混合q勿は2.85 ymの0.
3 M蔗糖/ 0.1 M ? ン= ットでもって積
層された。試験管は、20℃で40分間、約100,0
OOxf/で回転させられ7辷。上部に浮遊したリポソ
ームが精製すれ7”tC’)ポソーム調合物であり、そ
れはトウモロコシ原形質体との培養のために取り出され
た。
1m11当り91 X 10“個のトウモロコシLa 
形質体を含有する約17のトウモロコシ原形質体10.
4Mマンニット緩衝液が、1ゴ当たシ約0゜95 ra
yの脂Xを含有する0、 1−の精製されたリポソーム
調合物でもって培養された。最終の濃度が約20チにな
るように、PEG4000がこの混合物に加えらJ′L
7’C,l) >jeソーム/原形質体/PEG混合物
は約15分間25℃で培養された。
リポソーム/原形質体/ P E G混合物は、最終の
体積が約10−になるまで、徐々に段階的に0.4Mの
マンニット緩衝液でもって稀釈されれ。稀釈された調合
物は、低速の臨土用遠心分離機の上で2分間、約100
 xyで遠心分流された。上澄み液1cL除去され、次
いでトウモロコシ原形質体は8ゴの0.4 Mマンニッ
ト緩衝液中で再び懸濁させられ、前記した通り再び遠心
分離にかけられ、成長培養基中で再び懸濁させられた。
1tの成長培養基には、170rqの1塩基性リン酸カ
リウム、16007ngの硝酸アンモニウム、1900
7flpの硝酸カリウム、440■の塩化カルシウム2
水和物、370〜の%1fflffマグネシウム7水和
物、16.9q+の硫酸マンガン1水和物、10.3グ
の硫酸亜@1水和物、6.2■のホウ酸、3.83℃グ
のヨウ化カリウム、0.25 mgのモリブデン酸ナト
リウム、0.025m9の硫酸第2銅、0.0251n
yの塩化コバルト、5■のニコチン酸、10mVのチア
ミン塩酸塩、10■のピリドキシン塩酸塩、100ηの
l−イノジット、2.OF2の2.4−ジクロロフェノ
キシ酢酸、202の蔗糖、250■のダルコース、64
1のマンニット及び0.1%の寒天が含まれている。そ
の培養基のpHは、5.0に調節された。上記した媒質
からなるコンディショニングされた培養基は、その中で
トウモロコシ原形質体が最初2−4日間成長させられ、
取り出されたのち、最終の濃度が約20%になるまで、
成長培養基に加えられた。トウモロコシ原形質体は、上
記の培養基を含有するプレート中、成長が行われるのに
十分な時間の間、暗所で、28−30℃の温度で成長さ
せられた。
グラスミドDNAは、26日の成長期間の間、種々の時
に細胞から単離された。細胞は遠心分離によシ集められ
、上澄みの成長媒質は捨てられた。10’−10’個の
細胞が、1%のデルコシル、20mMのEDTA、50
mMのNaC4250mMの蔗糖、50mMのTrig
を含有する0、2−の抽出用緩衝液(pHs、o)中に
、室温で約4時間、再び懸濁させられた。抽出用緩衝液
は、50mMのTri8.50 mMの塩化ナトリウム
、2mlのEDTA及び1 mMのβ−メルカゾトエタ
ノールで飽和されA 0.5−のフェノール(pH7,
5)で2回洗浄された。DNAはエタノールで沈澱化さ
れ、−日夜−20℃で保存された。DNAペレットは洗
浄され、95条のエタノール中に再び懸濁させられ、空
気で乾燥させられたのち、最後に塩化ナトリウム/クエ
ン酸ナトリウム緩衝液中に再び溶解させられた。
この精製されたDNA調合物の標品は、当該分野におけ
る当業者にとって周知である方法を用いて、大腸菌を転
換させるのに用いられた。
大腸菌細胞、の転換および転換細胞のその後の成長の後
に、そのプラスミドは培養された大腸菌細胞から再び単
離された。再び単離されたプラスミドDNAは限定酵素
で消化され、比較のために植物細胞から既に単離された
プラスミドDN Aと並べて電気泳動された。
fIrE物細胞小細胞離されたDNAは1.4チのアガ
ローズrルの上で電気泳動により溶解された。
DNAはサザーンプロット法(Southern bt
otrn e t h o d ) ヲ用いてニトロセ
ルロースの上にプロットさt”L−z  p B R3
27ノ32 p標識D N Aプローグとハイグリッド
を形成させた。その結果得られたフィルターはコダック
X−オマットフイルム′上で放射線像撮影を行なった。
植物原形質体又は大腸菌から単離されたpBR327D
NAとpBR327標準との間には、少しの差異もみら
れなかった。薄いたことKは、トウモロコシ原形質体の
培養時間全増加させるにつれて、pBR327DNAの
バンドの強度が増加した。これは、pBR327プラス
ミドカトウモロコシ細胞の培養内で再生したということ
を示している。
代理人 弁理士桑原英【麩

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、細胞の細胞膜全通過して物質を伝達する方法であっ
    て、(aJ適描な脂質混合物を供給し、(b)この脂質
    混合物を水と混和性の溶媒中に溶解させ、(clこの溶
    解された脂質/溶媒混合物に上記物質の水溶液を添加す
    ることにより、脂質/溶媒/水溶液の調合物を形成させ
    、(d)この形成された脂質/溶媒/水溶液の調合物を
    上記物質に対して非破壊的な手段によシ直ちに混合させ
    、(e) リポソームを形成するように上記溶媒を除去
    し、最後に(gl適当な緩衝液中で細胞をこの得られた
    リポソームと接触させることからなることを特徴とする
    方法。 2、 上記の溶媒が物質に対して非破壊的な条件下で蒸
    発しつる極性の有機溶媒であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 3、 上記の溶媒がエチルエーテルであることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項に記載の方法。 4、上記の溶媒を除去する工程(e)が適当なガスキャ
    リアーの存在下、約り7℃/12インチ(304,9m
     l Hg  で蒸留することにより行われることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 5、上記の混合工程(d)が超音波処理以外の混合であ
    ること・を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。 6、上記の混合工程(dJが渦動であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第5項に記載の方法。 7、 上記の適当な脂質混合物がホスファチジルセリン
    、ホスファチジルコリン、シバルミチルホス7アチジル
    コリン、コレステロール、ステアリルアミン及びジセチ
    ルホスンエートからなる脂質の群から選ばれることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 8、上記の脂質が更にα−トコフェロールを含有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の方法。 9、上記の脂質のモル比がホスファチジルセリン、ホス
    ファチジルコリン:コレステロール:ステアリルアミン
    :ジセチルホスフェートに対して各々0−10:O−9
    :0−5:0−1の範囲内であることを特徴とする特許
    請求の範囲第7項に記載の方法。 10、上記のモル比がホスファチジルセリン、ホスファ
    チジルコリン:コレステロールに対して各々1:4:5
    であることを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の
    方法。 11、上記のモル比がホスファチジルコリン:コレステ
    ロールに対して各々1:1であることを特徴とする特許
    請求の範囲第9項に記載の方法。 128上記のモル比がステアリルアミン:ホスファチジ
    ルコリン:コレステロールに対して各々1:4:5であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の方法
    。 13、上記のリポソームが正味の負電荷をもつことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 14、上記のリポソームが正味の中性電荷をもつことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 15、上記のリポソームが正味の正電荷をもつことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 16、上記の伝達される物質が糖類であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の方法。 17、上記の伝達される物質がペプチドであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 18  上記の伝達される物質が核酸であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の方法0 19、上記の伝達される物質が巨大分子であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 20、上記の巨大分子が多糖類であることを特徴とする
    特許請求の範囲第19項に記載の方法。 21、上記の巨大分子がポリペプチドであることを特徴
    とする特許請求の範囲第19項に記載の方法。 22、上記の巨大分子がポリ核酸であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第19項に記載の方法。 23、上記のポリ核酸がRNAであることを特徴とする
    特許請求の範囲第22項に記載の方法。 24、上記のポリ核酸がDNAであることを特徴とする
    、%ff請求の範囲第22項に記載の方法。 25、上記のポリ核酸がプラスミドであることを特徴と
    する特許請求の範囲第22項に記載の方法。 26、上記のプラスミドがyEP13LT5であること
    を特徴とする特許請求の範囲第25項に記載の方法。 27、上記のプラスミドがpBR322であることを特
    徴とする特許請求の範囲第25項に記載の方法。 28、上記のプラスミドがp BR327であることを
    特徴とする特許請求の範囲第25項に記載の方法。 29、上記のプラスミドが細胞中で複製することを特徴
    とする特許請求の範囲第28項に記載の方法。 30、上記の核酸が媒介体であることを特徴とする特許
    請求の範囲第22項に記載の方法。 31、上記の媒介体がyEP13LT5であることを特
    徴とする特許請求の範囲第22項に記載の方法。 32、上記の媒介体がpBR322であることを特徴と
    する特許請求の範囲第22項に記載の方法。 北上記の媒介体がpBR327であることを特徴とする
    特許請求の範囲第22項に記載の方法。 34、上記の媒介体が形質転換される細胞中で複製する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第33項に記載の方法
    。 35、上記の接触させられる細胞が原核細胞であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 36、上記の接触させられる細胞が浸透的に脆い、受容
    能力のある原核細胞であることを特徴とする特許請求の
    範囲第35項に記載の方法。 37、上記の接触させられる細胞が浸透的に脆い真核細
    胞であることlzc%徴とする、特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 38、上記の接触させられる細胞が植物の原形質体であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第37項に記載の方
    法。 39、上記の接触させられる細胞が酵母スフェロプラス
    トであることを特徴とする特許請求の範囲第37項に記
    載の方法。 40  上記の接触させられる細胞が動物の細胞である
    こと全特徴とする、特許請求の範囲第37項に記載の方
    法。 41、上記の接触工程(g)が更にm接触させられる細
    胞を適当な緩衝液中に懸濁させ、(11)この懸濁させ
    られた細胞にリポソームを添加し、1li)この懸濁さ
    せられた細胞とリポソームを一諸に適当な温度で培養し
    、0φこの培養中の懸濁させられた細胞とリポソームに
    ポリエチレングリコールを添加し、(■)このリポソー
    ムと細胞とを融合させるのに十分な時間、リポソームと
    18濁させられた細胞とを培養するという工程からなる
    ことktrj徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。 42、上記の接触させられる細胞が原核細胞であること
    を特徴とする特許請求の範囲第41項に記載の方法。 43、上記の接触させられる細胞が浸透的に脆い、受容
    能力のある原核細胞であることを特徴とする特許請求の
    範囲第41項に記載の方法。 44、上記の接触させられる細胞が浸透的に脆い真核細
    胞であることf:%徴とする、特許請求の範囲第41項
    に記載の方法。 45、上記の接触させられる細胞が植物の原形質体であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第44項に記載の方
    法。 46、上記の接触させられる細胞が酵母スフエロプロス
    トであることを特徴とする特許請求の範囲第44項に記
    載の方法。 47、上記の接触させられる細胞が動物の細胞であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第44項に記載の方法。 48、上記の培養工程が約16〜28℃で約5〜60分
    間行われること全特徴とする、特許請求の範囲第41項
    に記載の方法。 49、上記の培養工程が約25℃で約20分間行われる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第41項に記載の方法
    。 50、上記のポリエチレングリコールは約1000−2
    o、oooダルトンの分子量をもち、その濃度は全溶液
    に対して約10−40%であることを特徴とする特許請
    求の範囲第41項に記載の方法。 51、上記のポリエチレングリコールは約1000−6
    000ダルトンの分子量をもち、その最終濃度は全浴液
    に対して約20%であることを特徴とする特許WR求の
    範囲第41項に記載の方法。 52、上記のポリエチレングリコールは約4000の分
    子量をもつことを特徴とする特許請求の範囲第41項に
    記載の方法。 53、上記の適当な緩衝液が約1−50mM の濃度を
    もつ塩化カルシウム、約0.4−0.8Mの濃度をもつ
    オスモチカム、約5mM の濃度をもつトリスHα、及
    び約5.0−8.0のpnからなること(i−特徴とす
    る、特許請求の範囲第41項に記載の方法。 54、上記の適当な緩衝液が約10 mM の塩化カル
    シウム、約0.4Mのマンニット、約5rIIMのトリ
    スHα及び約6.5のpnからなることを特徴とする特
    許請求の範囲第411項に記載の方法。 55、上記の溶媒が上記物質に対して非破壊的な条件下
    で蒸発しうる極性の有機溶媒であることを特徴とする特
    許611求の範囲第1項に記載の方法。 56、 J1記の精製工程が更に(1)リポソームを一
    定体積の蔗糖溶液中で躬懸濁させ、(11)この蔗糖溶
    液を一定体積の蔗糖/オスモチカム溶液で被覆し、(i
    ll) IJポソームの内部に含まれない物質を分離す
    るのに十分な時間、この再懸濁させられたリポソームを
    遠心分離し、0v)リポソームが上記の蔗糖/オスモチ
    カムの表面に浮遊したのち、このリポソーム全集め、最
    後にMこのリポソームを緩衝液中に再懸濁させる。とい
    う工程からなることを特徴とする特許請求の範囲第55
    項に記載の方法。 57、上記の蔗糖溶液が約0.4−0.8Mの濃度をも
    ち、また上記の庶N/′オスモナカム溶液が約0.2−
    0.4Mの蔗糖と約0.1−0.4Mのマンニットから
    なることを特徴とする特許請求の範囲第56駒に記載の
    方法。 58、上記の蔗糖溶液が約0.4Mの濃度をもち、゛ま
    た上記の蔗糖/マンニット溶液が0.3Mの蔗糖と0.
    1Mのマンニットからなることに%徴とする、特許請求
    の範囲第56項に記載の方法。 59、上記の蔗糖溶液と蔗糖/マンニット溶液との体積
    比が約1=3であること71苛徴とする特許請求の範囲
    第、)6項に記載の方法。 60、上記の精製されたリポソームが接触させられる細
    胞106個に対して約2ミクロモルのリポソーム様の脂
    質を含有することを特徴とする特許請求の範囲第56項
    に記載の方法。 61、 (a)植物の細胞原形質体を成形し、(b)こ
    の植物の細胞原形質体をDNAで形質転換させることか
    らなる、植物の細胞全形質転換させる方法。 62、上記のDNAがプラスミドであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第61項に記載の方法。 63、上記のプラスミドがp BH327であることを
    特徴とする特許請求の範囲第62項に記載の方法。 64、上記のDNAが封入されたリポソームであること
    を特徴とする特許請求の範囲第61項に記載の方法。 65、上記のDNAは、(a)適凸な脂質混合物を供給
    し、(b)この脂質混合物を水と混和性の溶媒中で溶解
    させ、telこの溶解された脂質/溶媒混合物にDNA
    水溶液を添加することによシ、脂質′ /溶媒/水溶液
    の調合物を形成させ、(dlこの形成された脂質/溶媒
    /水溶液の調合物を上記のDNAに対して非破壊的な手
    段によシ直ちに混合させ、最後VC(e)リポソームを
    形成するように上記溶媒を除去する工程により、封入さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第64項に記載の
    方法。 66、上記のDNAがプラスミドであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第65項に記載の方法。 67、上記のプラスミドがpBR327であることを特
    徴とする特許請求の範囲第66項に記載の方法。 68、 i許請求の範囲第61項に記載の方法によシ形
    質転換させられた植物の細胞。 69、DNAがプラスミドであることを特徴とする特許
    請求の範囲第68項に記載の植物の細胞。 70、プラスミドがpBR327であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第69項に記載の植物の細胞。 71、DNAが封入されたリポソームであることを特徴
    とする特許請求の範囲第68項に記載の植物の細胞。 72、DNAは、(、)適当な脂質混合物を供給し、(
    blこの脂質混合物を水と混和性の溶媒中で溶解させ、
    (C)この溶解された脂質/溶媒混合物にDNA水溶液
    を添加することにより脂質/溶媒/水溶液の調合物を形
    成させ、(d)この形成された脂質/溶媒/水溶液の調
    合物を上記のDNAに対して非破壊的な手段により直ち
    に混合させ、最後に(e) !Jポソームを形成するよ
    うに上記溶媒を除去する工程によシ、封入されることを
    特徴とする特許請求の範囲第71項に記載の植物の細胞
    。 73、DNAがプラスミドであることを特徴とする特許
    請求の範囲第72項に記載の方法。 74、プラスミドがpBR327であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第73項に記載の方法。
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