JPS59213055A - 磁気テ−プ装置におけるテ−プカセツト保持機構 - Google Patents

磁気テ−プ装置におけるテ−プカセツト保持機構

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Publication number
JPS59213055A
JPS59213055A JP58088197A JP8819783A JPS59213055A JP S59213055 A JPS59213055 A JP S59213055A JP 58088197 A JP58088197 A JP 58088197A JP 8819783 A JP8819783 A JP 8819783A JP S59213055 A JPS59213055 A JP S59213055A
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JP
Japan
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cassette
tape cassette
tape
slider
chassis
Prior art date
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Pending
Application number
JP58088197A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Ishita
源 井下
Toshiaki Kawahara
川原 敏明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS59213055A publication Critical patent/JPS59213055A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規な磁気テープ装置におけるテープカセット
保持機構に関する。詳しくは、カセット保持部がテープ
カセットを取り出すことができる状態に腹かれたときに
カセット保持部に装着されたテープカセットが手前側へ
押し出されるようにすることによって、カセット保持部
からのテープカセットの取り出しを容易に行うことがで
きると共に、カセット保持部を薄型に構成することがで
き、更にこれによって装置全体をより小型化することが
できるようにした新規な磁気テープ装置におけるテープ
カセット保持機構を提供しようとするものである。
背景技術とその問題点 テープカセット内に収納された磁気テープを用いて記録
及び/又は再生を行う磁気テープ装置、例えばオーディ
オテープレコーダあるいはビデオテープレコーダ等(以
下、VTR等という。〕においては、一般に、テープカ
セットをVTR等の所定のセット位置にセットする為の
テープカセット保持機構が備えられている。このカセッ
ト保持機構は、テープカセットが着脱自在に装着される
カセット保持部を備えており、使用時にはカセット保持
部にテープカセットを装着してVTR等の所定のセット
位置にカセット保持部を押し込むことによってテープカ
セットをセット位置にセットし、また、使用終了時には
カセット保持部あ全部又は一部をVTRデツキ等の外部
に押し出すことによってテープカセットをカセット保持
部から取り出すことができるように構成されている。
ところで、従来、カセット保持部に装着されたテープカ
セットをカセット保持部から取り出すには、例えばテー
プカセ・ントの上下両面あるいは両側面を指先でつまむ
ようにして手前側へ引き出すことによって行われており
、このような取り出し動作を行うことができるようにす
る為にはカセット保持部に少なくとも指先が入るだけの
空間を設けておく必要がある。即ち、カセット保持部の
内部空間にテープカセットを収納することのできる空間
の外に指先を入れるだけのスペースを設けておく必要が
あり、従来のカセット保持部には、例えばテープカセッ
トのケースの厚さと等しいかあるいはその厚さ以上の幅
のスペースが設けられていた。
即ち、カセット保持部に装着されたテープカセットを取
り出すのに一上記したようなテープカセットをつまむよ
うにして引き出す手段を取ると、カセット保持部にはテ
ープカセットを収納できる空間以上の空間が必要となる
わけ、アある。
従って、テープカセットが可及的に薄型に構成されるよ
うになっても、カセット保持部はそれに伴って小型化す
ることができず、ひいてはVTR等の全体の小型化を妨
げることになるといった極めて不都合な問題を有してい
た。また、テープカセットを取り出すのに、テープカセ
ットの上下両面を指先でつまんで引き出すことができる
ようにするためにはテープカセットの下面、即ちVTR
等の機器側の面に対しても指先を当てることができるよ
うにする必要があり、このためにはカセット保持部をV
TR等の外部に大きく押し出さねばならず、カセット保
持部を大きく押し出す為にはカセット保持部を押し出す
ためのスズ−1ング力をかなり強くする必要がある。と
いうことは、そのような強いスプ゛リング力で付勢され
ているカセット保持部をセット位置において安定的にロ
ックしておくためのロック力も相当に強いスプリング力
に抗し得るだけの強さが必要とされ、従って、そのロッ
ク機構も大きく重量の重いものが要求される。
発明の目的 そこで本発明は、カセット保持部がテープカセットを取
り出すことができる状態に置かれたときにカセット保持
部に装着されたテープカセットが手前側へ押し出されれ
るようにすることによって、カセット保持部からのテー
プカセットの取り出しを容易に行うことができると共に
、カセット保持部を薄型に構成することができ、更にこ
れによって装置全体をより小型化することができるよう
にした新規な磁気テープ装置におけるテープカセット保
持機構を提供しようとするものである。
発明の概要 本発明は上記した目的を達成するために、テープカセッ
トが装着されるカセット保持部と、該カセット保持部に
摺動自在に保持されテープカセットによって前方へ押圧
されるスライダーと、該スライダーをカセット保持部の
カセット挿入口側へ弾発付勢する弾発手段と、スライダ
ーが前方へ押、/ し出された状態、、を少なくともカセット保持部がセッ
ト位置にセットされるまでロックするロック部材と、該
ロック部材によるスラ、イダーのロック状態を少なくと
もカセット保持部がテープカセットを取り出すことがで
きる状態に戻される前に解除するロック解除部材と1、
摩擦係数の高い材料から成り少なくともカセット保持部
がセット位置にセットされたときにテープカセットの上
面を押える押圧片とから成り、カセット保持部がセット
位置にセットされているときはテープカセットの上面が
上記押圧片によって押圧されており、カセット保持部が
テープカセットを取り出すことができる状態に戻された
ときは上記抑圧片によるテープカセット上面に対する押
圧が解除されかつスライダーの弾発手段による復帰力に
よってテープカセットがカセット保持部から手前側へ押
し出されるようにしたことを特徴とする。
実施例 以下多こ、本発明磁気テープ装置におけるテープカセッ
ト保持機構の詳細を添付図面に示した実施例に従って説
明する。図面は本発明磁気テープ装置におけるテープカ
セット保持機構をVTRが一体的に組み込まれたビデオ
カメラにおけるテープカセット保持機構に適用した一例
を示すものである。
lはVTRが一体的に組み込まれたビデオカメラであり
、撮影レンズ2を含む撮影部3と撮影部3の後方に配設
されたV、TRデツキ部4とから成る。撮影部3の後方
には図示しない撮像管が配置されており、レンズ2を通
った被写体の光学像はその撮像管によって電気的な映像
信号に変換され、そして、該映°像信号はVTRデツキ
部4に備えられている磁気ヘッドを介して磁気テープに
磁気記録されるように構成されている。5は撮影部3の
上部に力・メラlの側方へ向けて突出せしめることがで
きるように折り畳み自在な状態で設けられたオプティカ
ルビューファイング−である。6はバッテリーホルダを
兼ねた把手であり、VTRデツキ部4の前方下部に回動
自在に設けられている。把手6は所定のいくつかの角度
でロックされるようになっており、そして、その芋端部
に設けられたロック解除ボタン7を押圧することによっ
てそのロックを解除して回動せしめることができる。そ
して、カメラ1を使用するときは把手6を略第1図に示
す状態にロックすることによってVTRデツキ部4を肩
に担ぎ把手6を手で持って安定に操作することができ、
カメラlを使用しないときは把手6を上方へ向けて回動
してその長手方向をVTRデツキ部4の前面に沿わせ本
ことによってカメラをコンパクトに納めることができる
。、7は録音用のマイクであり、このマイク7によ′っ
てキャッーチされた音声は、VTRデツキ部4に備えら
れて磁気へレドを介しぞ磁気テープに磁気記録されるよ
うに構成されている。8.−1はVTRデツキ部4の部
分に外装されたカバーであり、9はVTRデツキに対し
て可動的′1こ設けられ、 たカセット装着部であり、
lOはムカモット装着部9の外側に取若ぎれ、たカバー
である。
11は’VTR用のテープカセットであり、テープ力セ
ツ)11のケース内には第8図に示す磁気テープ12を
その両端からそれぞれ巻装した2個のテープリール13
及び14が配置され、そしてテープ力セッ)11のテー
プ引き出し部であるケース前面部は開閉自在なカバー1
5にて覆われている。
次に、VTRデツキ部4に設けられたテープカセット保
持機構16について説明する。
17はVTRデツキ部4のシャーシである。18.18
はシャーシ17の上方、即ち第2図において左斜め下方
に向かう方向(以下、他の図面においても説明の便宜上
、この方向を一ヒ方としこれと反対の方向を下方とし、
第2図において右斜め下方に向う方向を後備とし、この
反対の方向を前側とする。)の端縁に寄った位置にシャ
ーシ17の上面から稍突出した状態で回動自在に設けら
れたリール台であり、各リール台18.18にはそれぞ
れテープカ七−/ ト11のテープリール13及び14
と係合する保合軸19及び20が一体に設けられている
、、21はシャーシ17の後側縁に沿って立設された支
持壁であり、支持壁21は後方から見て上下方向に長い
略門型に形征されており、上下両端から前方へL字状に
曲折された取付片がネジによってシャーシ17に固定さ
れることによりシャーシ17面上に取着されている。2
2は支持壁21の上方に寄った位置に形成されたガイド
孔であり、該ガイド孔22は支持壁21の上方のシャー
シ寄りの位置から中間部の反シャーシ側にかけて斜めに
形成されており、ガイド孔22の上端は稍シャーシ側へ
向けて弧状に切り欠かれている。そして、支持壁21の
下方には孔23(第3図参照)が形成されている。24
はシャーシ17の前側縁に寄った位置に上記支持壁21
と平行に対向するように立設された支持壁であり、該支
持壁24には上記支持壁21に形成されたガイド孔22
と同様な形状でかつガイド孔22が形成された位置と対
向する位置に形成されたガイド孔25を有しており、ま
た、支持壁24の下方には孔26(第3図参照)が形成
されている。
27はカセット保持部であり、底板28と底板28の前
後両側端から一体に立ち上げられた側板29.29′と
によって上下方向及び反シャーシ側に開口された略枠状
に形成されている。そして、カセット保持部27の側板
29.29′にはそれぞれの反シャーシ側端縁に寄った
中央部から上方部にかけてシャーシ面と略平行に延びる
ガイド孔30.30′が形成され、また、それぞれの反
シャーシ側端縁、に寄った下方部間にパイプ状の補強桟
31が架は渡されている。
32.33及び32′、33′はそれぞれカセット保持
部27を前記支持壁21.l及び24に対して移動自在
に支持する脚であり、カセット保持部27はこれら脚3
2.33及び32′、33′によって支持壁2l−j2
4との間に収まる位置、即ちセット位置とシャーシ17
が遠去かるように浮き上がった位置、即ち浮上位置との
間で移動自在に支持される。即ち、脚32.32′の各
基端はピン34.34′にょリカセ・ント保持部27の
側板29.29′に回動自在に支持され、また、脚32
.32′の各遊端は該か端にそれぞれ突設された案内ピ
ン35.35′に外嵌されたローラ36.36′が前記
傾斜ガイド孔22.25と摺動自在に係合されることに
よって支持壁21.24に対してガイド孔22.25に
沿って移動可能なように支持されている。脚33は略し
字状に形成されている。脚33の曲折部と脚33′の゛
基端にはそれぞれピン37.37’が突設されており、
脚33.33’は各ピン37.37′が支持壁21.2
4にそれぞれ形成された前記孔23.26に遊挿される
ことによって支持壁21.24に対して回動自在に支持
され、また、脚33.33′の各先端は該部分にそれぞ
れ突設された案内ピン38.38′に回動自在に支持さ
れたローラ39.39′がカセット保持部27の側板2
9.29′に形成された前記ガイド孔30.30′に移
動自在に係合されることによってカセット保持部27の
側板29.29′に対して移動自在に支持されている。
尚、脚32.32′の各基端がカセット保持部27の側
板29.29′に回動自在に支持される部分は補強桟3
1の両端のピン部34.34′の各先端がカシメられる
ことによって側板29,29’に回動自在に支持され、
また、脚32.32′の各先端が支持壁21.24のガ
イド孔22.25に移動自在に支持される部分はローラ
36.36′の外側にガイド孔22.25の幅より径が
矢きく形成されたフランジ40.40′によって該ガイ
ド孔22.25からの抜は止めが為されている。”更に
、脚33の曲折された部分と脚33′の基端が支持壁2
1.24に回動自在に支持されている部分は各ピン37
.37′の先端に形成された図示しない溝にEリングが
係着されることによって支持921.24からの抜は止
めが為され、また、脚33.33′の各゛先端がカセy
)保持部27の側板29.29′のガイド孔30.30
’に対して移動自在に支持されている部分は各ローラ3
9.39′の内側にガイド孔30.30′の幅より径が
大きく形成されたフランジ41.41′によっ・てガイ
ド孔30.30’からの抜は止めが為されている。そし
て、脚32と脚33それぞれの略中央部はピン42によ
って回動自在に連結されており、また脚32′と脚33
′それぞれの略中央部もピン42′によって回動自在に
連結されている。43は引張りコイルスプリングであり
、スプリング42の一端は支持壁21の上方部シャーシ
側に内方へ向けて突設された係着片44に係着され、ま
た、他端は上記脚33の下方へ曲折された曲折部33a
の先端に係着されており、該曲折部33aの先端はスプ
リング43によって常時支持壁21の上方に向けて引張
られている。従って1脚33はカセット保持部27の側
板29に形成されたガイド孔30と係合された端部が常
時反シャーシ17側へ移動するように回動付勢されてお
り、脚33のこのような回動付勢力によってカセット保
持部27はそのガイド孔30が脚33先端のピン38に
外嵌されたローラ39によって反シャーシ側に押圧され
ることにより支持壁21.24から、即ち、シャーシ1
7から離れるように付勢されている。
45はカセット保持部27の一方の側板29のシャーシ
側端の略中央部からシャーシ17の方へ向けて突設され
た突片であり、該突片45の先端縁46には中央部から
下方部シャーシ側番と向けて斜めに切り取られたような
斜縁47が形成されており、また、突片45の上記斜縁
47の形成位置の稍上方には内側に向けて突出したロッ
クピン48が設けられている。
しかして、カセット保持部27が、第2図番こ示すシャ
ーシ17から浮上した状態からシャーシ17の方へ向け
て押圧されると、脚32と33とがそして脚32′と3
3′とがそれぞれ互いに折り畳まれるように回動され、
これによってカセット保持部27がシャーシ17の方へ
移動して支持壁21と24との間に収まるように位置(
セ・ント位置)され、この状態においてシャーシ17の
後縁部に形成された切欠部17’を通って移動された突
片45のロックピン48が図示しないロック機構によっ
てロックされ、これによりカセット保持部27はセット
位置にロックされる。そして、このようにしてセット位
置にロックされたカセット保持部27は、ロックピン4
8に対するロックが解除されると1脚33がスプリング
43の引張り力によって回動されることにより第3図に
示すシャーシ17から浮上した状態に復帰される。
49はカセット保持部27の側板29.29′の各反シ
ャーシ側端縁の上方間に架は渡された補強桟であり、そ
の略中央部には先端が底板28側へ向けてV字状に曲折
された板ばね50が取着されている。同様に51は側板
29.29′の反シャーシ側端縁の下方間に架は渡され
た補強桟であり、該桟51の下端縁両側からはそれぞれ
に取付孔52.52′が形成された取付片53.53′
が下方へ向けて突設されており、前記したカバー1−0
はその下側部の両側で取付孔52.52′に螺合される
ネジによって取付片53.53′に取着される。即ち、
カバーlOはカセ−z)保持部27の反シャーシ側面を
構成する。また、補強桟51の上縁両側からは突片54
.54′が上方へ向けて突設されており、該突片54.
54′の先端はシャーシ側へ向けて斜めに折曲され、そ
の折曲された先端部に小孔55.55′が形成されてい
る。
カセット保持部27の底板28の前後両側に寄った位置
にはそれぞれ前記シャーシ17に設けられたリール台1
8.18のテープリール駆動軸19及び20の位置に対
応する開口56.56′が形成されており、一方の開口
56の開口縁の上縁後側部にはシャーシ17側へ向けて
折曲された突片57が形成され、また、他方の開口56
′の開口縁の前側縁上方部と下方部とにはシャーシ17
側へ向けて折曲された突片58.59が形成されている
60.60は底板28の上端縁両側部に上方に向けて突
出され、かつシャーシ17側へ向けて稍斜めに折曲され
たテープカセットの挿入案内用の案内片である。61は
上記一方の開口56と上記一方の案内片60との間の略
中央部の位置に底板28をシャーシ17側へ切り起して
形成された突起である。62は底板28の下側縁略中央
部から反シャーシ側へ向は略V字状に突出して設けられ
た板バネである。
63及び63′はそれぞれカセット保持部27の側板2
9.29′の内側の反シャーシ側端縁に寄った下方部に
設けられたカセット押えである。
カセット押え63及び63′はそれぞれ側板29及び2
9′に回動自在に支持された基板64.64′と該各基
板64.64′に一体に設けられた抑圧片65゛、65
′とから成る。基板64.64′はそれぞれの基端部が
側板29及び29′から内側に向けて突設されたピン6
6.66′に回動自在に支持され、また、略船首状に形
成された先端部は前記側板29.29′に形成されたガ
イド孔30.30′の各下方の縁の位置まで延びており
、先端部のシャーシ側縁67.67′は斜縁とされてい
る。各押圧片65.65こは基板64.64′の内側面
略中央部からそれぞれ内側に向かって突設されており、
各押圧片65.65’の上面からシャーシ側を通って下
面に至る部分には例えば軟質ゴム等の摩擦係数の高い素
材から成るすべり止め部材68.68′が被着されてい
る。
69.69′はトーションバネであり、各トーションバ
ネ69.69′の中間輪状部はそれぞれピン66.66
′に外嵌され、その一端は前記補強桟51の突片54.
54′に形成された孔55.55′に係着され、また、
他端は抑圧片65.65′の反シャーシ側端縁に圧接さ
れており、カセット押え63.63′はこのトーション
バネ69.69′によってシャーシ17側へ向けて回動
されるように付勢されている。70.70′は基板64
.64′の反シャーシ側端縁の略中央部に立設状に一体
に形成されそれぞれの先端が外側に向けて折曲された回
動ストッパである。回動ストッパ70.70’の折曲さ
れた各先端70−a、70a′はそれぞれカセット保持
部27の側板29.29′の各反シャーシ側端縁に臨ま
されている。
しかして、各カセット押え63及び63′は、カセット
保持部27が第2図に示す浮上位置にあるときは、脚3
3.3・3′の各先端に装着されたローラ39.39′
がガイド孔30.30′の下端まで寄っているので、基
板64.64′の先端の斜縁67.67′がローラ39
.39′のフランジ41.41′によって反シャーシ側
へ押圧されることによってトーションバネ69.69′
の押圧力に抗して反シャーシ測へ回動され、各押圧片6
5.65′はそのシャーシ側と底板28との間の距離が
最も大きい位置に置かれる。このような状態において、
カセット保持部27にテープカセット11を挿入するこ
とができる。そして、カセット保持部27内にテープ力
セツ)11が挿入され、カセット保持部27が前記セ−
/ 上位置に向って移動されてゆくと、脚33.33′
の各先端に装着されたローラ39.39′はガイド孔3
0.30′の上方に向かって移動されてゆくため、基板
64.64′がトーションバネ69.69′の押圧力に
よってシャーシ17側へ回動され、これに伴なって各押
圧片65.65′がシャーシ側へ移動しそのシャーシ側
の面がテープカセット11の上面両側部に圧接される。
尚、カセット保持部27内にテープカセット11が装着
されていないときにカセット保持部27が前記セット位
置に向って押し込まれた場合は、カセット押え63.6
3′は、その基板64,64′に立設された回動ストッ
パ70.70′の折曲された先端70a、70a′が側
板29.29′の反シャーシ側端縁と係合されたところ
で回動をストップされ、次にカセット保持部27がシャ
  4、−シ17から浮上されたときにローラ39.3
9′のフランジ41.41′によって上方へ回動せしめ
られる。
71及び71′はカセット押出部であり、これらはカセ
ット保持部27の底板28下面の前後両側部に設けられ
ており、第2図においては図示を省略しである。ところ
で、このカセット押出部71と71′はそれぞれ殆んど
同様に構成されているので、便宜上、一方(後側)のカ
キ・ンI・押出部71について詳細に説明し、他方(前
側)のカセット押出部71′についてはカセット押出部
71において付した符号と同じ符号にダッシュ記号を付
した符号を付するこ゛とによって説明を省略する。
そこで、祷側のカセット押出部71について説明する。
72はスライダーであり、該スライダー72にはそれぞ
れ上下方向に直列に配列され、かつそれぞれ上下方向に
延びる2つのガイド孔73.74が形成されており、ス
ライダー72の先端には底板28の上面、即ち反シャー
シ側面より更に反シャーシ側に突出するように折曲した
保合片75が立設されている。そして、スライダー72
の内側の側縁には基端に向うに従って次第に側板29か
ら離れるようにされた斜縁76が形成され、該斜縁76
の基端にはスライダー72を長手方向と直交する方向に
切り欠いて形成した係合縁77が形成されている。78
.79は底板28の底面、即ちシャーシ17例の面に上
下方向に所定の間隔を置いて突設されたガイドビンであ
り、スライダー72の各ガイド孔73.74にそれぞれ
係合されており、各ガイドピン78.79の先端の図示
しない溝には抜は止め用のリング80.80が係合され
ている。。しかしで、スライダー72はガイドピン78
.79及びリング80.804こよって底板28の底面
に摺動自在に保持され、力)つその摺動方向を案内され
るようになってし)る。
81は引張りコイルスプリングであり、スプリング81
の一端はスライダー72の中央外側(こ突出形成された
突起82に係着されており、他端は底板28の上縁後側
部にシャーシ17側へ突出形成された突起83に係着さ
れている。従って、スライダー72はこのスプリング8
1の引張力によって常時上方へ向けて、弾発付勢されて
0る。
84はスライダー72の内側の側縁と底板に形成された
前記開口56との間に配設されたロック片テする。ロッ
ク片84はその中央部か1m&2Bの底面に突設された
ピン85によって回動自在に支持されている。そして、
ロック片84の先端に/ はスライダー72側へ向けて突出した部分が形成され、
該部分にピン86が反シャーシ17側へ向けて突設され
ており、また、ロック片84の基端部84aは底板28
に形成された前記突起61と対応するところまで延びて
いる。そして、ロック片84の基端部84aはシャーシ
17側へ向けてへ字形に折曲されている。87はトーシ
ョンバネであり、その中央輪状部は上記ピン85に外嵌
状に支持され、一端はロック片84の先端寄りの側縁に
設けられた係合片84bに当接され、また他端は前記開
口56の開口縁に形成された突片57に当接されってお
り、ロック片84はトーションバネ87のバネ力によっ
て先端部がスライダー72側へ向けて変位するような回
動力を付勢されている。尚、ロック片84のバネ87の
バネ力による回動範囲は、ロック片84基端部84aの
側縁が突起61と衝合されることによって一定の範囲、
即ちロック片84先端部に設けられたピン86がスライ
ダー72の斜縁76 ’1’力の部分と接近する位置に
置かれるまでの範囲に制限されている。88はピン85
の先端に形成された図示しない溝に係合された抜は止め
リングであり、トーションバネ87はこのリング88に
よってピン85からの抜は止めが為されると共に、その
輪状部はロック片84とリング88との間で圧縮された
状態でピン85に嵌合されており、この圧縮された輪状
部によってロック片84は底板28の底面に対して圧接
され、従って、先端のピン86が底板28の底面と当接
される。
しかして、カセット保持線27内にテープ力セッ)11
が装着されていない状態では、スライダー72はスプリ
ング81の引張力によって各カイト孔73.74の上端
にガイドピン78.79が当接された位置に履かれてお
り、また、この状態ニおいてはロック片84はトーショ
ンバネ87の/ヘネカによってその基端部84a側縁が
突起61と衝合され、先端部のピン85かスライダー7
2の側縁と接近する位置に僅かれた状態を保持している
。そして、カセット保持線27内にテープカセット11
が装着されるとスライダー72は下方へ向かって所定の
位置まで押し出され、その所定の位置まで押し出された
状態をロック片84によってロックされる。即ち、カセ
ット保持部27内にテープカセット11が挿入されると
、スライダー72はその先端に形成された係合片75が
テープカセットllの前面力/<−15が設けられた側
のケース端縁89によって押圧されることによって下方
へ向けて押し出されてゆく。スライダー72が押し出さ
れてゆくと、ロック片84の先端部のピン86にはスラ
イダー72の斜縁76が衝合されていくため、ピン86
は斜縁76を辷って淫スライダー72側へ押圧され、こ
れによってロック片84はピン85によって支持された
点を回動中心として第4図において時計回わり方向に回
動される。そして、スライダー72が更に押し出されて
ゆきその斜縁76とピン86との衝合が外れると、ロッ
ク片84はトーションバネ87のバネ力によって第4図
において反時計回わり方向へ回動され、ピン86かスラ
イダー73の係合縁77と係合される。これによってス
ライダー72は下方へ押し出された状態をロック片84
によってロックされる(第4図及び第5図にそれぞれ二
点鎖線で示す状態)。
90はシャーシ17の上縁に寄った後側に立設されたカ
セット位置決め用のピンであり、該ピン90の先端は略
円錐形に形成5れている。そして、テープカセットll
のケース底面の反曲面カバー15側の端縁に寄った側部
には円錐状の凹部91が形成されており、テープカセッ
ト11はその凹部91が上記位置決めピン90に嵌合さ
れることによってVTRデツキ4における所定のセント
位置に正しくセットされる。ところで、」−記した位置
決めピン90の円錐部の中心とカセット保持部27内に
装着されたときのテープカセット11の上記円錐状四部
9■の軸心とは同軸上に設定されておらず、ピン90の
円錐部の軸心の方か相下方に位置されている(第6図参
照。この図において右側かビデオカメラlの下方であり
左側かビデオカメラlの上方である。)。即ち、第6図
に示す状態は、テープカセットllか、前記したように
してロック片84によりその押し出された位置にロック
されたスライダー72の先端の係合片・ 75にテープ
カセットllの前記ケース端縁89が当接された状態で
下降され、かつテープカセット11の円錐状凹部91と
ピン90の円錐部とが衝合された位置に置かれた状態(
テープカセット11が所定のセット位置にセットされる
直前の状態)を示し、この状態においてピン90の円錐
部の軸心はテープカセットllの円錐状凹部91の軸心
よりも僅かな長さtだけ下方(図において右方)へ位・
置されている。従って、第6図に示す状態からテープカ
セット11が更に下降されると、テープカセットllは
その円錐状四部91の内面がピン90の円錐部斜面に沿
って辷るようにして下方へ案内されることによって長さ
1の分だけ下方へ向けて移動される。尚、テープ力セツ
)11が長さしの分だけ移動されることによって、スラ
イダー72がその分だけ下方へ移動し、ロック片84の
ピン86はスライダー72の係合縁77との係合を外れ
、該保合縁77と相離間して対向するようになり、スラ
イダー72のスプリング81による復帰力がテープカセ
ットll自体によってチャージされる。
92はシャーシ17のロック片84基端部84aと略対
向する位置に立設されたロック片操作ピンであり、カセ
ット保持部27かセ・ント位置にセットされると同時に
又はその直前にロック片84のへ字状に折曲された基端
部84aか該ピン92の先端と衝合され、それによって
ロック片84によるスライダー72が前方へ復帰される
のを阻止できる状態が解除されるようになっている。即
ち、ロック片84は、その基端部84aが下方、即ちシ
ャーシ17側へ向けてへ字状に折曲されているため、該
基端部84aがピン92の先端と衝合して反シャーシ側
へ押圧されると、その先端部が第7図に示すようにトー
ションバネ87の輪状部のバネ力に抗してシャーシ17
側へ向けて回動され先端のピン86が底板28の底面か
ら大きく離れる。ロック片84の先端部のピン86が底
板28の底面から離れ、更にスライダ−72の基部側縁
との衝合を外れロック片84は、その回動を阻止してい
たもの(スライダー72の基部側縁とピン86との衝合
)が取り除かれるため、ト−ジョンバネ87のバネ力に
よってその基端部側縁が突起61と衝合されるところま
で回動され、先端部のピン86はスライダー72の下面
、即ちシャーシ17側の面と当接される。尚、ロック片
84の基端部か操作ピン92によって押圧されることに
よってロック片84の先端部がシャーシ側へ回動される
ときの動作は何ら負荷を受けることなく円滑に行なわれ
る。というのは、前記したように、ロック片84がその
ように動作される以前に、ロック片84に対するスライ
ダー72による負荷、即ちスライダー72のスプリング
81による復帰力がロック片84に及ぼされている負荷
が除かれているので、ロック片84はそうした負荷に抗
して回動されることがなく、操作ピン92によって簡単
に回動される。
尚、90′はもう一つの位置決め用ピン、92′はシャ
ーシ17のロック片84′基端部84a′と略対向する
位置に立設されたもう一つのロック片操作ピンであり、
また、テープカセット11のケース下面の反曲面カバー
15側の端縁に寄りたもう一方の側部にも前記凹部91
と同様な円錐状四部9t′ (第8図参照)が形成され
ている。
そして。これらロック片操作ピン92′及び位置決め用
ピン90′等が奏する作用は前記したピン90.92及
び円錐状凹部91が奏する作用と全く同様である。
しかして、第5図に示す状態からカセット保持部27が
前記セット位置まで押し込まれてゆくと、テープカセッ
ト11は所定のセット位置にセットされる直前にピン9
0.90′の円錐部によって稍下方へ(第5図において
右方)へ移動され、テープカセ−/ ト11が下方へ移
動されることによってスライダー72.72′はその先
端部の係合片75.75′がテープカセット11の前記
端縁89によって押圧されることによりロック片84.
84′によってロックされた位動から更に稍下方へ押し
出される。そして、スライダー72.72′がテープ力
セッhllによって下方へ押し出された直後にロック片
84.84′のへ字形に折曲された各基端部84a、8
4a′下面が前記操作ピン92.92′の先端と衝合さ
れロック片84.8″4′は前記したようにその先端部
がシャーシ側へ回動され、これによってロック片84.
84′はトーションバネ87のバネ力により第4図に実
線で示す状態に復帰され、スライダー72.72′の復
帰を阻止する状態が解除される。しかして、テープ力セ
ッ)11はそのケース端縁89がスライダー72.72
′によってカセット保持部27の前記カセット挿入口側
へ向けて押圧され、これによってテープカセットllは
該カセット保持部27から押し出されるように伯勢され
ることになるが、テープカセッ)11がセット位置にセ
ットされた時点では、テープ力セツ)11のケース上面
が前記カセット押え63.63′の各押圧片65.65
′によって押圧されており、それによってテープカセッ
ト11のケース下面はカセット保持部27の底板28上
に圧接されているため、テープ力セッ)11は所定のセ
ット位置、即ち位置決め用のピン9o、90′によって
位置決めされた位置においてカセット保持部27内に保
持されている。そして、カセット保持部27か前記した
ようにシャーシ17から浮上せしめられると、テープ力
セツ)11もそれと共に浮上されてゆき、先ずテープ力
セッl−11の円錐状凹部91.91′が位置決め用の
ピン90.90′の円錐部との係合から外れる。この状
態においてはカセット押え63.63′の各抑圧片65
.65′によるテープカセット) 11に対する抑圧は
解除されていないので、テープカセット11はカセット
保持部27内に保持されたままでいる。そして、カセッ
ト保持部27が第2図に示す位置、即ち浮上位置まで来
ると1.前記したように脚33.33′の各先端に設け
られたローラ39.39′のフランジ41.41′によ
ってカセット押え63.63′が上方へ向けて回動され
るので各押圧片65.65′によるテープ力セツ)11
のケース上面に対する抑圧が解除される。
すると、スライダー72.72′はそれまでカセット押
え63.63′によって押えられいたテープカセットl
lよってチャージされていた復帰力によって上方へ向け
て復帰され、そして、スライダー72.72′が復帰さ
れるときにその先端に形成された係合片75.75′が
テープカセット11のケース端縁89を押圧するので、
これによってテープカセット11はカセット保持部27
のカセット挿入口から上方へ飛び出すようにして手指で
つまめる位の量が押し出される。
尚、テープカセットllの前面カバー15は開閉自在に
形成されており、テープ力セツ)11がカセッj・保持
部27内に挿入される際に、あるいは少なくともセ・ン
ト位置にセットされるまでの間にVTRデツキ部に設け
られた開放部材により開放されるようになっている。
第8図はVTRデツキ部4の要部を示す。93はシャー
シ17の下方に寄った位置に固定されたドラムベースで
あり、該ドラムベース93の中央部には平面形状で略円
形に形成されたドラム取付部94が形成され、該ドラム
取付部94の下方部両側にはそれぞれのシャーシ17か
らの高さに段差があるガイド端部95及び96が形成さ
れている。そして、ガイド端部95及び96には弧状に
切り込むようにして形成されたガイド溝97及び98が
形成され、前側のカイト端部96の面は後側のガイド端
部95の面よりシャーシ17からの高さが高く形成され
ている。
99は回転ドラムであり、図示しないビデオヘッドを備
えている。回転ドラム99は上記ドラムベース93のド
ラム取付部94上に回転自在に支持されている。尚、ド
ラムベース93の取イリ部94の上端縁は後側へ低くな
るように、即ち後方がシャーシ17に近ずくように稍傾
斜されており、従って、回転ドラム99の回転軸はシャ
ーシ17面に垂直な方向に対して後側へ稍傾斜して設定
される。
100は円環状に形成されたローディングリングであり
、このローディングリング100のド方、即ちシャーシ
17側には図示されていないもう一つのローディングリ
ングが配設されており、これら各ローディングリングは
内周縁がシャーシ17上面に回転自在に支持された3個
のローラ1O1,101及び101と係合されることに
よってシャーシ17に回転自在に支持されている。そし
て、上部ローディング100と下部ローディングリング
は互いに逆方向に回転されるようになっている。102
及び103はそれぞれテープガイドブロックである。一
方のガイドブック102にはガイドポストlO4及び1
05が立設されており、そして、上部ローディングリン
グ100に取着され上部ローディングリング100と一
体的に移動されるようになっている。他方のガイドブロ
ック103は下部ローディングリングに図示しない連結
部材を介して連結され下部ローディングリングの回転に
伴なって回転されるようになって□ いる。そして、該
ガイドブロック103にはガイドポスト106及び10
7が立設されている。ガイドポスト107はガイドブロ
ック103に対して傾斜して立設されている。108及
び109は一対の案内部材であり、上記他方のガイドブ
ロック103の移動を案内するものである。案内部材1
08及び109はそれぞれ略半円環状に形成されており
、上部ローディングリング100の外周縁の略前側半分
の部分、即ち上部ローティングリング100の外周縁の
上方部から時計回わり方向に回わって下方部に至る相手
n1iのところまでの部分と対応する範囲に設けられて
おり、そのL面の高さ、即ちシャーシ17面からの高さ
は上方の基端部から下方の先端部にかけてシャーシ17
からの高さが次第に高くなるような傾斜面とごれている
。そして、案内部材108及び109は1Fいに相離間
して配設されることによって両者の間に弧状のガイド溝
110を形成しており、該ガイド溝110の先端は上記
ドラムベース93の下方前側に設けられたガイド端部9
6のガイド溝98と連続されている。
111はシャーシ17の下方縁に寄ったところに配設さ
れた駆動機構であり、モータ、ベルト及び歯車等の動力
伝達部材を備えており、前記ローディングリングはこの
駆動機構111によって回転駆動されるようになってい
る。しかして、第8図に示す状態から上部ローディング
リング100が反時計回わり方向に回転されると一方の
ガイドブロック102は上部ローディングリング100
と共に回転ドラム99の外側を回わって下方に移動され
、ガイドブロック102の下部に突設された図示しない
ピンがドラムベース93の後側のガイド端部95に形成
されたガイド溝97の先端縁に衝合されたところで移動
を停止さ慇る(同図に2点鎖線で示した状態)。また同
時に、下部ローディングリングが時計回わり方向に回転
され、他方のガイドプロ・ンク103はその下部に突設
された図示しないピンが案内部材108.109のガイ
ド溝llOに案内されながら回転ドラム99の外側を回
わって下方に移動され、そして、ガイドブロック103
の上記図示しないピンがドラムベース93の前側のガイ
ド端部96に形成されたガイド溝98の先端縁に衝合さ
れたところで移動を停止される(同図に2点鎖線で示し
た状態)。
しかして、テープ力セッ)11.A(前記セット位置に
セットされたときの磁気テープ12のテープパスは同図
に太い2点鎖線で示す状態とされており、ガイドブロッ
ク102及び103は磁気テープ12の内側に位置され
ているので、この状態からガイドブロック102及び1
03が前記したように移動せしめられると、磁気テープ
12は各カイトブロック102及び103の各ガイドポ
スト104.105及び106.107 ニよッテテー
プカセットJl内か、ら引き出され回転ドラム99の外
周面に対して所定角度巻き付けられる。
発明の効果 以上に記載したところから明らかなように、本発明に係
る磁気テープ装置におけるカセット保持機構は、テープ
カセットが装着されるカセット保持部と、該カセット保
持部に摺動自在に保持されテープカセットによって前方
へ押圧されるスライダーと、該スライダーをカセンI・
保持部のカセット挿入口側へ弾発付勢する弾発手段と、
スライダーが前方へ押し出された状態を少なくともカセ
ット保持部がセット位置にセットされるまでロックする
ロック部材と、該ロック部材によるスライダーのロック
状態を少なくともカセット保持部がテープカセットを取
り出すことができる状態に戻される前に解除するロック
解除部材と、摩擦係数の高い材料から成り少なくともカ
セット保持部がセット位置にセットされたときにテープ
カセットの上面を押える抑圧片とから成り、カセット保
持部がセット位置にセットされているときはテープカセ
ットの上面が上記押圧片によって押圧されており、カセ
l−/ )保持部がテープカセットを取り出すことがで
きる状態に戻されたときは上記抑圧片によるテープカセ
・ント上面に対する抑圧が解除されかつスライダーの弾
発手段による復帰力によってテープカセットがカセット
保持部から手前側へ押し出されるようにしたことを特徴
とする。
従って、本発明によれば、カセット保持部がテープカセ
ットを取り出すことかできる状態に置かれたときにテー
プカセットがカセット保持部の手前側へ自動的に僅かに
押し出されるので、カセット保持部内に指先を入れなく
ともテープカセットを容易に取り出すこと力i卒きると
共に、カセット保持皿内に指先を入れる空間を設ける必
要がないので、カセット保持部の内部空間はテープカセ
ットを収納することができるだけのものであれば宜く、
従って、カセ・ント保持部を極めて薄型に構成すること
ができる。
また、テープカセットかカセット保持部から自動的に押
し出されるようにしたことによって、カセット保持部を
VTRデツキ部から外部へ押し出す量はカセット保持部
から押し出されたテープカセットを手指で保持すること
かできる空間か該テープカセットとVTRデツキ部との
間に確保されるに充分なものであれば足りることになり
、従って、カセット保持部をVTRデツキの外部へ押し
出すためのスプリング力は小さなもので充分になり、ま
た、そのスプリング力に抗してカセット保持部をセット
位置にロックしておくための口・ンク力も小さなもので
足りるので、カセット保持機構を軽量かつ小型に構成す
ることができる。
更に、カセット保持部のVTRデツキ外部への押し出し
量が小さくて済むことによって、カセット保持部の空間
を通してVTRデツキの内部が見える状態を最少限度に
することができるから、装置の見栄えが良くなり、また
カセット保持部の空間を通して埃りなどが侵入するのを
少なく抑えることかできVTRデツキの保護も図ること
かできる。
尚、前記した実施例においては本発明テープカセット保
持機構がビデオカメラに一体的に組み込まれたVTRデ
ツキ部におけるテープカセット保持機構に適用された一
例を示したが、本発明は、これに限らず、単体に構成さ
れたVTR装置やオーディオテープレコーダ等のテープ
カセット保持機構にも適用することができる。
また、前記実施例においてはロック片によるスライダー
の復帰力のチャージをテープカセットがセット位置にセ
ットされる前に解除するようにしたが、これは前記した
ようにロック片のロック状態解除動作を円滑に行なわし
めるための処置であり、本発明を実施する上で必らずし
もそのようにしなければならないといったものではない
また、テープカセットを押し出すだめのスライダーは前
記実施例においてはカセット保持部の両側に設けたが、
場合によっては一つのスライダーのみによっても差し支
えない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るテープカセット保持機構をVTRデ
ツキが一体的に組み込まれたビデオカメラにおけるテー
プカセット保持機構に適用した実施の一例を示し、第1
図はビデオカメラとテープカセットの全体を一部分解し
て示す斜視図、第2同はテープカセット保持機構の斜視
図、第3図はテープカセット保持機構を一部を切欠いて
示す側面図、第4図はカセット保持部を第3図の反対側
から見た側面図、第5図はカセット保持部か初期位置に
置かれている状態を第3図のA−A線に治って切断して
示す側面図、第6図はカセット保持部がセット位置に置
かれる直前の状態を丞す概略側面図、第7図はカセット
保持部がセラI・状ILに置かれた状態を第3図のA−
A線に沿って切断して示す側面図、第8図はVTRデツ
キの平面図である。 符号の説明 1111・・テープカセット、  16−・・テープカ
セット保持#!構、  27・・・カセット保持部、 
65.65′・・・抑圧片、 72.72′・・・スライダー。 81.81′@@Φ弾発手段、 84.84′II中−ロック部材、 92.92′・・・ロック解除部村 山 願 人 ソニー株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. テープカセットが装着されるカセット保持部と、該カセ
    ット保持部に摺動自在に保持されテープカセットによっ
    て前方へ押圧されるスライダーと、該スライダーをカセ
    ット保持部のカセット挿入口側へ弾発付勢する弾発手段
    と、スライダーが前方へ押し出された状態を少なくとも
    カセット保持部がセット位置にセットされるまでロック
    するロック部材と、該ロック部材によるスライダーのロ
    ック状態を少なくともカセット保持部がテープカセット
    を取り出すことができる状態に戻される前に解除するロ
    ック解除部材と、摩擦係数の高い材料から成り少なくと
    もカセット保持部がセット位置にセットされたときにテ
    ープカセットの上面を押える押圧片とから成り、カセ−
    / )保持部がセット位置にセットされているときはテ
    ープカセットの上面が上記押圧片によって押圧されてお
    り、カセット保持部がテープカセットを取り出すことが
    できる状態に戻されたときは上記押圧片によるテープカ
    セット上面に対する抑圧が解除されかつスライダーの弾
    発手段による復帰力によってテープカセットがカセット
    保持部から手前側へ押し出されるようにしたことを特徴
    とする磁気テープ装置におけるテープカセット保持機構
JP58088197A 1983-05-19 1983-05-19 磁気テ−プ装置におけるテ−プカセツト保持機構 Pending JPS59213055A (ja)

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Country Link
JP (1) JPS59213055A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007018630A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Victor Co Of Japan Ltd カセット装着装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007018630A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Victor Co Of Japan Ltd カセット装着装置

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