JPS59211286A - 太陽電池ユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は太陽電池ユニットに係り、特に導電パターンを
シート上に形成してなる略コの字形状のヒートシールコ
ネクタに接合された複数の太陽電池セルの両側面をベー
スのシートと透明シートで被覆してなる太陽電池ユニッ
トに関する。

従来技術 この種９太陽電池ユニットは一部の電子機器の電源に用
いられ、電子機器内のプリント基板に半田付は等で結合
され、接続される。

その従来構造を第１図〜第３図に基づいて説明する。

第１図において符号１で示すものは全体を支持スルベー
スであるベースシートであり、絶縁フィルム等のシート
から長方形状に形成されている。

また符号２ａ〜２ｅで示すものは、太陽電池セルであシ
、同じ長方形の板形状に形成され、ベースシート１上に
受光面を表側にして所定間隔で一列に配置される。図に
おいて後述するヒートシールの下になり示されないが、
各太陽電池セル２ａ〜２ｅの受光面の上部の両側縁近傍
の一方には、プラスの起電力を導く電極が、他方にはマ
イナスの起電力を導く電極が設けられている。各太陽電
池セル２８〜２ｅは隣り合うセルと電極のプラス、マイ
ナスの極性が交互になるように配置されている。ここで
は各々のセルの左側の電極がプラス極、右側の電極がマ
イナス極になっているものとする。

また符号３で示すものはヒートシールコネクタであり、
第２図に示すように、絶縁フィルムから形成されだ細長
の略コの字形状のシートの一方の表面（図中裏側面）上
に、導電性の熱圧着用接着剤からなる導電パターン４〜
９が形成されている。

すなわちヒートシールコネクタ３の加曲した両端部には
略り字形の導電パターン４，９が形成されており、その
間には細長の長方形状の導電パターン５〜８が互いに所
定間隔離れて形成されている。

またヒートシールコネクタ３の導電パターン４〜９を形
成した側の表面の導電パターンの外の部分には絶縁性の
熱圧着用接着剤が塗布されている。

以上の構成のヒートシールコネクタ３を図に示すように
太陽電池セル２３〜２ｅ上に重ね、加熱および加圧して
太陽電池セルおよびベースシート１に接合する。この場
合両端の導電パターン４゜９の外側の端部４ａ’、’９
ａはベースシート１の上方に突出する。またその内側の
端部４ｂ、９ｂはそれぞれ太陽電池セル２ａのプラス極
と２ｅのマイナスとに接合される。その間の導電パター
ン５〜８はそれぞれの両端部が−に太陽電池セル２８〜
２ｅの隣り合うセルどうしのプラス極とマイナス極に接
合される。

すなわち導電パターン４〜９の接合によって太陽電池セ
ル２ａ〜２ｅは直列接続され、全体の起電力は導電パタ
ーン４，９の端部４ａ、９ａに導かれる。

ここで太陽電池セル２３〜２ｅを直列に接続する理由は
高い電圧の起電力を得るためである。

一方、ここでコの字形状のヒートシールコネクタ３を用
いるのは、太陽電池の起電力の出力端子すなわち導電パ
ターン４の左端部４ａと導電パターン９の右端部とを第
１図において上側に設定する場合である。

次に以上のヒートシールコネクタ３の接合の後、ベース
シートと合同の形状の絶縁性の透明フィルム１０を太陽
電池セル２ａ〜２ｅおよびヒートシールコネクタ３上に
重ねる。第３図に示すように、透明フィルム１０は、そ
の周縁をベースシート１の周縁と合わせ、その周縁部１
０ａでベースシート１に接着剤等により接合し、太陽電
池ユニットが完成する。

この完成した太陽電池ユニットは、そのヒートシールコ
ネクタ３の導電パターン４の端部４ａと導電パターン９
の端部９ｂが電子機器のプリント回路基板に接合される
ことにより、電子機器に接続される。

ところで、以上の太陽電池ユニットの構成においてヒー
トシールコネクタ３は略コの字形状であるだめ、それを
シート材からプレスによって外形抜きを行なう場合、コ
の字の屈曲しだ両２端部の間に挾まれた面積に相当する
分が無駄となってしまう。その無１駄の分だけコスト高
となる。

また略コの字形状であるため、両端部の導電パターンす
なわち外部出力端子の位置は決まっており可変ではない
。従って他の部分が同じであっても設定すべき外部出力
端子の位置の違いに従って、異なるプレス型により、異
なるヒートシールコネクタを形成しなければならない。

その場合それぞれにプレス型を用意せねばならずコスト
高となる。

目　　　　　的 本発明は以上のような従来の欠点を解消するだめになさ
れたもので、上述の種類の太陽電池ユニットにおいて、
ヒートシールコネクタが安価で、その外部出力端子の位
置を可変に設定できる太陽電池ユニットを提供すること
を目的としている。

実施例 以下、第４図および第５図に示す実施例に基づいて本発
明の詳細な説明する。図において第１図〜第３図と同一
部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。

本実施例においてはヒートシールコネクタの構成だけが
従来と異なる。その他の部分の構成は従来と同じなので
説明は省略する。

本発明によるヒートシールコネクタ１１は絶縁フィルム
のシート材から、第４図に示すように一直線状の細長い
矩形状に形成されている。ヒートシールコネクタ１１の
一方の表面には導電性の熱圧着用接着剤からなる導電パ
ターン１２〜１７が形成されている。両端の導電パター
ン１２．１７は、それぞれの外側の端部１２ａ　、　１
７ａの幅が広い細長の矩形状に形成されている。その間
に導電パターン１２．１７より短い矩形状の導電パター
ン１３〜１６が等間隔で形成されている。従来と同様に
ヒートシールコネクタ１１の表面の導電パターン１２〜
１７の他の部分には絶縁性の熱圧着用接着剤が塗布され
ている。

このようなヒートシールコネクタ１１を両端の導電パタ
ーン１２．１７のそれぞれの内側の端部１２ｂ　、　１
７ｂの所で、図において符号１８．１９で示す折曲線に
沿って谷折りに折曲し、全体をコの字形状とする。この
場合導電パターン１２〜１７の配置は従来のシートシー
ルコネクタ３のそれと同様となる。

しかる後に、第５図に示すように従来と同様にベースシ
ート１上に配置された太陽電池セル２８〜２ｅ上に重ね
、加熱、加圧して接合する。この場合、両端の導電パタ
ーン１２．１７の端部１２ａ。

１７ａはベースシート１の上方に突出する。また従来と
同様に両端の導電パターン１２．１７の内側の端部１２
ｂ　、　１７ｂとその間の導電パターン１３〜１６のそ
れぞれの両端部は順に各太陽電池セル２ａ〜２ｅのプラ
ス極とマイナス極に交互に接合される。これにより従来
と全く同様に太陽電池セル２ａ〜２ｑは直列に接続され
る。

しかる後太陽電池セル２３〜２ｅの上から従来と同じ透
明フィルム１０を重ね、その周縁をベースシート１の周
縁に合わせて接合し、太陽電池ユニットが完成する。導
電パターン１２，１７の端部１２．ｌ、　ｊ７ａが外部
出力端子となる。またこの接合によってヒートシールコ
ネクタ１１の折曲線１８゜１９の折曲部分が両側から挾
持され、元に戻ることはない。

以上の構成によれば、ヒートシールコネクタ１１のフィ
ルムシートの形状は細長の矩形状であるので、その型の
打ち抜きにおいて無駄になる面積の部分が生じない。ま
たヒートシールコネクタの折曲線１８．１９の位置、角
度を変えることによって、外部出力端子である導電パタ
ーン１２．１７の端部１２ａ　、　１７Ｈの位置を変え
ることができる。−また、端部１２ａ　、　１７ａの位
置を第５図中ベースシートの両側方向に配置する場合に
はヒートシールコネクタ１１を折曲しなければよい。

効　　果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば上述の
種類の太陽電池ユニットにおいて、ヒートシールコネク
タを細長の略矩形状のシートから形成し、その両端部を
折曲して略コの字形状とする構成であるので、ヒートシ
ールコネクタの材料取シに無駄が生じず、安価に製造で
きるとともに外部出力端子の位置を可変に設定できると
いう効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の太陽電池ユニットの構造を説明する半完
成品の平面図、第２図は第１図中のヒートシールコネク
タの平面図、第３図は第１図の太陽電池ユニットの完成
品のＡ−Ａ線による断面図、第４図は本発明による太陽
電池ユニットのヒートシールコネクタの平面図、第５図
は本発明の太陽電池ユニットの構造を説明する半完成品
の平面図である。 １・・・ベースシー）　　　２８〜２ｅ・・・太陽電池
セル１０・・・透明フィルム　　１１・・ヒートシール
コネクタ１２〜１７・・・導電パターン　１８．１９・
・・折曲線。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の太陽電池セルに、その起電力を導く導電パターン
   をシート上に形成してなる略コの字形状のヒートシール
   コネクタを接合し、前記セルの両側面全体をベースのシ
   ートと透明シートで被覆してなる太陽電池ユニットにお
   いて、前記のヒートシールコネクタを細長の略矩形状の
   シートから形成し、その両端部を折曲して略コの字形状
   としたことを特徴とする太陽電池ユニット。