JPS59209841A - ゴム−金属接着を促進する組成物及びその使用法 - Google Patents

ゴム−金属接着を促進する組成物及びその使用法

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JPS59209841A
JPS59209841A JP59086298A JP8629884A JPS59209841A JP S59209841 A JPS59209841 A JP S59209841A JP 59086298 A JP59086298 A JP 59086298A JP 8629884 A JP8629884 A JP 8629884A JP S59209841 A JPS59209841 A JP S59209841A
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nickel
silica
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ウイリ−・ヨハン・ヴアン・オ−イ
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    • C08J5/04Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material
    • C08J5/10Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material characterised by the additives used in the polymer mixture
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 て、ゴムを加硫によりその中に含められた金属要素に結
合する方法に関する。
多数の接着促進剤が過去に提案されている。
実際に用いられた促進剤の一つは、西独国特許8953
71号明細書で推奨されるナフテン酸コバルトである。
この物質はそのま壕では、微細な流動性の粉末に加工す
ることが困難である。従ってそれはゴムに混入すること
が困難である。
また米国特許4203874号明細書は、接着促進剤と
して式 %式%) で示されるコバルト化合物を提案する。ここでRは9〜
12個の炭素原子を持つアルキル残基を意味する。この
広く用いられた接着促進剤は、Manobond C 
(商標)という名でWyrough and Lose
r社(トレントン、ニュージャージイ)から市販されて
いる。
Manobond Cは液体なので、これもまたゴムに
混入することが困難である。またManobond C
及びナフテン酸コバルトのような一般に用いられている
接着促進剤はゴム中に溶解し、その結果、ゴムの加硫及
びエージング特性が悪影響を受ける。
本発明はこれらの欠点を示さず、前述のタイプの方法に
関するものであって、金属要素への接着を促進する組成
物を含むゴムを用いる。この組成物は1ゴム中に溶解せ
ずかつゴムの加硫温度で物理的及び化学的に安定である
粉末状の吸着性担体に施与された金属を含む。
この組成物は、通常の促進剤にょシ得られる接着結果と
同等というよシも、むしろ優れている接着結果を示す。
また調製されるべき組成物は、意図される最終用途に適
合するように容易に変更できる;ゴム加硫速度に対する
それらの影響は事実上なく、かつそれらはゴムに含まれ
る水の接着への影響を減少する。更に本組成物は、金属
要素の腐蝕を有効に防止する。
担体物質は粉末の形でなければならず、吸着能があシ、
ゴムに不溶であシ、加硫温度(一般に150〜180℃
)で物理的及び化学的に安定であり、それに施与された
金属を徐々にのみ放出するものでなければならない。も
し担体物質が加硫の間に溶融又は分解する々ら、施与さ
れた金属の高割合がこの時に放出されるであろう。その
結果としての老化の加速及び長期間の有効性の持続の消
失は、コムの特性に好丑しくない影響を持つであろう。
適当な担体物質は、シリカ、アルミナ、シリカ−アルミ
ナ、酸化ジルコニウム、ゼオライト、メルク、カオリ/
、ケイソウ土、カーボンブランク、チョーク、石コウ及
び加硫温度で安定な多孔性ポリマーである。ゼオライト
又はシリカを用いることが好捷しい。
ゼオライトとしては好ましくは結晶状アルミノシリケー
ト、よシ詳しくはA,X又はY型の一つが用いられる。
金属は一般に、イオン交換によってゼオライト中に含ま
れる。もちろん、イオン交換のために用いられた金属化
合物の一部がゼオライトの孔中に残ってもよい。一般に
、、ゼオライトは全組成物に対して0.5〜50重量%
とくに5〜30重量%の金属を含む。
担体として用いられるべきシリカは一般に、10〜80
0m2/g好ましくは50〜250m2/g(窒素によ
,C BET法で測定)の比表面積及び0.1〜8.0
ml/g好ましくは0.5〜2、5ml/g(水吸着法
で測定)の孔容積を持つ。シリカは乾いた形態で組成物
中に存在してもよいが、40重量%好ましくは3〜10
重量%の水を含むシリカの使用は極めて良い結果をもた
らすことが見い出された。
金属は、簡単なやシ方で、たとえば含浸又はスプレーに
より担体に施与することができる。
一般にシリカは、全組成物に対して0.5〜30重量%
好ましくは1〜15重量%の金属を含む。組成物がゴム
に適当に混入されるためには、それは微細な、全く又は
ほとんどほこシのただない粉末の形態でなければならな
い。粒子は一般に200μmよシ小さい。粒子径が1〜
50pmの範囲、よシ好捷しくは5〜25μmの範囲に
あることが好ましい。
適当な接着促進金属の例としては、コバルト、ニッケル
、亜鉛、鉛及びスズが挙げられる。コバルト又はニッケ
ルを用いることが好ましい。
これら金属は、無機又は有機化合物の形で施与すること
ができる。適当な無機化合物の例として、金属塩たとえ
ば硫酸金属、リン酸金属、硝酸金属、亜硝酸金属、クロ
ム酸金属、オルト硼酸金属、メタ硼酸金属及びスルホン
酸金属が挙げられる。アニオンが、有効な腐蝕防止作用
を演じるよう力塩、たとえば亜硝酸塩、クロム酸塩及び
メタ硼酸塩を用いることが好壕し2い。もちろんこれら
塩の混合物を施与することもできる。
硫酸塩及び硝酸塩が有用なことは、これら無機塩それ自
体は接着促進剤として働らかない(Rubber Ch
em、 Technol、 32(1979)、 60
5〜675参照)ので特に驚ろくべきである。
適当な有機化合物は、カルボキシレート基が1〜22個
の炭素原子を持つカルボン酸金属塩たとえばギ酸塩、酢
酸塩、プロピオン酸塩、ナンテン酸塩、ステアリン酸塩
、樹脂酸塩、アビエチン酸塩、2−ヘキシルヘキサン酸
塩、オクタン酸塩、ベルシン酸塩、セカン酸塩(cek
anoate)又はこれらの混合物である。6〜10個
の炭素原子を含む混合物、とくにセカン酸コ・くルト、
セカン酸ニッケル又はこれらの混合物が極めて適当であ
る。有機アニオンもまた、腐蝕を防止するにおいて有効
な役割を演じる。
本発明に従う特に適当な有機組成物は、50〜250m
′//gの比表面積、0.5〜2.5ml/gの孔容積
及びシIJ力に対して3〜10重量%の水含量を持つシ
リカ担体に施与された七カン酸コバルト又は七カン酸ニ
ッケルを含有する。組成物の金属含量は、一般に0.5
〜30重量%、好ましくは2〜10重量%、である。
本発明に従う特に適当な無機組成物は、メタ硼酸コバル
ト又はメタ硼酸ニッケル及び/又はオルト硼酸コバルト
又はオルト硼酸ニッケルをシリカ担体に施与し、そして
該配合物を加熱してポリ硼珪酸塩を形成することによシ
作ることができる。これらポリ硼珪酸塩の金属含量は、
一般に0.5〜30重量%、好ましくは10〜15重量
%である。
作られる本組成物は、意図する最終用途によって幅広く
変えられることができる。非ゼオライト担体の場合、金
属化合物は含浸又はスプレーにより施与できる。もし金
属化合物が固体なら、それは捷ず溶角了されねはならな
いであろう。
溶媒はもちろん、金属化合物の種類に依存する。
無機化合物のためには、たとえば水が最も好ましい溶媒
であろう。有機化合物のためには、たとえばホワイトス
ピリット、オキシトール及びブチルカルピトールを用い
ることができる。金属化合物を施与した後に、溶媒は加
熱によシ除去できる。本発明に従う有機組成物の場合、
それはしばしば必要ない。しかし本発明に従う無機組成
物の調製のために、金属化合物を備えられた担体を10
0〜800℃、好ましくは100〜200℃の温度に溶
媒を除去するのに十分な時間(通常0.1〜24時間)
加熱することが通常必要である。
たとえばメタ硼酸コバルト又は−ニッケル及び/又はオ
ルト硼酸コバルト又は−ニッケルは、水に溶解できる(
僅かに酸性である)。本接着促進組成物は、シリカ担体
を上記溶液と接触させ、配合物を0.1〜24時間、好
壕しくは6〜20時間、100〜800℃、好ましくは
100〜200℃の温度で加熱することにより水を除去
して作ることができる。これにより重縮合反応によづて
ポリ硼珪酸塩が形成される。接触は、溶液をシリカにス
プレーして又はシリカを溶液で含浸して行うことができ
る。
あるいは本組成物は、高度に可溶なメタ硼酸塩たとえば
メタ硼酸すl−IJウム及び高度に可溶なコバルト塩又
はニッケル塩たとえば硫酸コノ<ルト又は硫酸ニッケル
を、メタ硼酸コバルト又は−ニッケルがシリカ上に直接
沈積するような量でシリカ担体の水性スラリーに加え、
次にメタ硼酸塩/シリカ配合物を分離し、これを加熱し
て水を除きかつ配合物をポリ硼珪酸塩に転化することに
よシ作ることができる。オルト硼酸コバルト又は−ニッ
ケルは同様に、適当量の高度に可溶なコバルト塩又はニ
ッケル塩たとえば硫酸コバルト又は硫酸ニッケル及び硼
酸を7リ力担体の水性アルカリ性スラリーに加えること
によシシリカ担体上に沈積させることができる。オルト
硼酸塩/ンリカ配合物を分離及び加熱するとポリ硼珪酸
塩が得られる。もし水が溶媒として用いられたなら、水
含量は一般にシリカに対して40重量%以下、好ましく
は10重量%までに減少されなければならない。
本発明において金属の一部のみが加硫の間に利用される
ことが判った。その結果、本促進剤は最終的な成形した
製品の老化の間にゴム−金属接着に好ましい効果をなお
持つ。このことは、Manobond C(商標)のよ
うなゴム可溶な接着促進剤と対照的である。Manob
ond Cは加硫の間に、接着又は腐蝕保護に寄与しな
い化合物に完全に転化する。
また本発明の組成物の特性は、金属含量、水含量、金属
化合物及び担体物質タイプの選択を適合させることによ
って任意のゴム調製物に対して簡単なやp方で最適化で
きる。
本組成物は、ゴムー鋼接着、とくにゴムと真ちゅう−又
は亜鉛被覆した鋼のコードの接着を促進するのに役立つ
。強化ゴム組成物は、多数の製品たとえば自動車タイヤ
、コンベアーベルト及びホースの製造において用いられ
る。
用いられるゴムは硫黄によって加硫できねばならない。
適当なゴムの例としては、天然ゴム、合成ゴムたとえば
ポリブタジェン、EPDM、ブタンエンースチレンコホ
リマー、ホリインプレン及びこれらの混合物が挙げられ
る。
本組成物は、ゴム100部当シ0.1〜50部、好まし
くは0.1〜10部、とくに好ましくは1〜5部の量で
ゴムに混入できる。もちろんゴムに他の成分が入れられ
てもよい。よシ詳しくは米国特許4203874号明細
書を参照できる。
下記の実施例は、本発明を例示するものである。
実施例1〜8 接着改善組成物の製造 1、 シリカ上のCo So 4(促進剤工)281g
のCO3O4・7H20を11の脱イオン水に溶解する
。Lodigerミキザーに596gのシリカを入れる
このシリカはAkzo Chemie社よシ市販される
KS300タイプであり、130m2/gの比表面積、
1.0ml/gの孔容積を持つ。粒子の僅か0.2%が
40μmよシ大きい。平均粒子径は約20μmである。
次に886.8gのCO3O4溶液をシリカ上にスプレ
ーする。均−化後に組成物を105℃で16時間乾燥す
る。組成物のコバルト含量は7.8重量%、水含量は5
重量%である。
2、  A型ゼオライト上のC0(NO3)2 (促進
剤■)3200 gのC0(N03)2・6H20を2
000gのナトリウムA型ゼオライトに加える。孔直径
は4オングストローム、平均粒径は5μmである。混合
物を水により101とする。70℃で8時間攪拌してナ
トリウムイオンをコバルトイオンで交換する。
次にこのゼオライトをp過し、水で洗いそして再び上述
のような交換処理に付す。ゼオライトの濾過及び洗滌後
にゼオライトを105℃で24時間乾燥する。この組成
物のコバルト含量は26重量%、水含量は1%である。
3、  A型セオライト上ノN1(No3)2(促進剤
■)上述の2.のやシ方で製造する。但し、8200 
gのC0(NO3)2・6H20ノ代りに8200g 
ノNi (NO3)2 ・6H20を2000gのナト
リウムA型ゼオライトに加える。得られた組成物のニッ
ケル含量は24重量%、水含量は1%である。
4、 シリカ」二のコバルトナフテン酸塩/樹脂酸塩(
促進剤■) 70ffit%のナフテン酸コバルト、23重f%の樹
脂酸コバルト及び7重量%の酢酸コバルトの混合物を、
米国特許4.940515号明細書の実施例工に記載の
ようにして作る。この混合物100gを200gのブチ
ルカルピトールに溶解する。
240gのに8800タイプのシリカ(Akzo Ch
emie社製)をI、odigerミキサーに入れた後
、上述の溶液をこれに攪拌しながら加える。次に混合物
を10分間均一化する。組成物は1.94重量%のコバ
ルト及び1重量%の水を含む。
5、 ポリ硼珪酸コバルト(促進剤■)7.75 gの
CoSO4を含む水溶液500mlを、6.6gのNa
BO2及び16.7gのソリ力(Akzo Chern
ie社のに8800タイプ)を含む水500mlの混合
物に強く攪拌しながら20分間かけて60℃で滴下する
。得たスラリーを60℃に保って30分間攪拌し、そし
て濾過する。p過ケーキを500rllA’の水(pH
7)で二度洗い、最後に180℃で24時間乾燥する。
この乾燥段階の間に、当初形成されたコバルトメタ硼酸
塩/シリカ配合物が定量的にポリ硼珪酸コバルトに転化
する。組成物のコバルト含量は15重量%、水含量は2
重量%である。
6、 ポリ硼珪酸ニッケル(促進剤■)実施例5と同様
にして製造する。但し、7.75gのC08O,iの代
シにq、t5gのNiSO4を加える。組成物のニッケ
ル含量は15重量%、水含量は2重量%である。
7、 シリカ上の七カン酸コバルト(促進剤■)294
gのセカン酸(酸価88.1.5)及び228.4gの
ホワイトスピリットを反応器に入れ、攪拌下に80〜9
0℃に加熱する。この攪拌下の混合物に249.!Jg
の酢酸コバルト四水和物(23,58%のCO)を少し
ずつ加えた後に反応器を閉じ、窒素でパージする。発泡
を避けるために反応混合物に窒素流を連続的に通過させ
ながら温度を約105℃に上げる。次に水、酢酸及びホ
ワイトスピリットを留去する。分離されたホワイトスピ
リットを反応混合物に戻す。反応温度を還流下に徐々に
160℃に上げる。もはや還流が観察されなくなった時
、反応器をゆつくシと減圧にして再び還流させ、酢酸の
最後のこん重量を除去する。もはや酢酸が分離しなくな
ったとき減圧を解除し、反応混合物を80℃に冷却しそ
して排出して、セカン酸コバルト及びホワイトスピリッ
トよシ成る反応生成物631gを得る。
得た反応生成物の551.8gを448.7gのシリカ
(Akzo Chemie社のに8800タイプ)と混
合し、混合物をデンルバーによシ均−化する。得た組成
物の金属含量は5.0%、水含量は3重量%である。
8、 シリカ上のセカン酸ニッケル(促進剤■)実施例
7と同じようにしてセヵン酸ニッケルを作る。但12.
249.9gの酢酸コバルトの代シに249.0 gの
酢酸ニッケル四水和物(28,58%のNi)を用いる
。七カン酸ニンケルとホワイトスピリットよシ成る反応
生成物の量は616gである。
この反応生成物543.5gを、実施例7の後段で述べ
た手順により456.5gのシリカに施与する。得た組
成物の金属含量は5.0%、水含量は3重量%である。
実施例9 ゴム混合物での使用 下記のように作られたゴム調製物に接着促進組成物を加
える: 天然ゴム              100部カーボ
ンブラック(LS I(AFタイプ)55部ZnO10
部 ステアリン酸             2部N−(1
,8−ジメチルブチル)N′−フェニル−p−フェニレ
ンジアミン(酸化防止剤)      2部プロセスオ
イル            5部硫黄       
         4部モルホリノチオベンゾチアゾー
ルスルフェンアミド(アクセランーター)0.8部 各場合において、ゴム100重量部に対して0.16重
量部の金属含量をゴムコンパウンドが含むよりん量で接
着促進組成物を加える。ゴム調製物と接着促進組成物を
70℃で混合する。
比較のために、接着促進組成物を含量ないコンパウド(
対照)及びManobond Cを含むコンパウンドを
作った。Manobond Cは16重量%のコバルト
含量を持つ。
68.4%のCu及び4.5g/kgの真ちゅう被覆重
量を持つ真ちゅう被覆鋼コード(Enka社製、タイプ
4 x 0.25mIT+)ニよシボムコンパウンドを
強化する。埋設の長さは10皿である。モンサントレオ
メーターで決められた最適加硫時間(=tc9o)の間
150℃でコンパウンドを加硫する。tc9oは、最大
モジュラスの90%を得るために要する時間(分単位)
である。
鋼コードへのゴムの接着は、AS猫D 2229−73
仕様に従って測定される。24の引つ張りのシリーズか
ら、各引き抜き力を平均する。引き抜かれたコードから
コムの被覆率も測定される。
鋼コードへのコムの接着は、三つの異るやり方で測定さ
れる: 加硫直後(テストA) 加硫後に飽和スチーム中で120℃で8時間工−ンング
後(テストB) 40℃で98%相対湿度で未加硫の埋設コードを14日
間貯蔵(生でのエーシング)した後に加硫後(テストC
)。
結果を次の表に示す。
上の結果によると、本発明の有機組成物はManobo
nd Cよシもゴムの特性に少し[7か影響せず(tc
 90参照)、そして同等又はむしろ良い接着結果を示
す。また本組成物はManobond Cよりも満足に
70℃でゴムに混入できる。
実施例10 ゴム混合物における使用 促進剤V及び■を、実施例9で述べたテストA及びBに
付した。接着テストは寸た、100部のゴム当、? 0
.32部の金属を含むコンパウンドをも用いた。結果を
次の表に示す。
促進剤Vはまた、加硫後に5重量%Nacl水溶液に9
0℃で72時間浸漬した後にゴムー鋼接着の改善につい
てテストした(テス)D)。これらのテストのために、
68%CLI及び8.5g/kg被覆重量を含む4 X
 O,25mrnタイプのコート(これは最大可能な固
有耐腐蝕性を示す周知の鋼コードである)によシボムコ
ンパウンドは強化される。コム100部当I)0.16
及びO,SO部の金属の添加量を用いる。結果を次の表
に示す。
この実施例の表の結果から、本発明の無機組成物はMa
nobond Cと違ってゴム特性に影響しない(je
qo参照)ことが判る。またそれらは、スチームエージ
ング接着及び接着後に塩溶液中での腐蝕両者の顕著な改
善を結果する。本組成物は、コム100部当り0.80
部の金属の量まで添加量を増すにつれて効果が増す。多
い量では初期接着さえ改善される(テストA参照)。こ
のことは、接着の初期の段階においてさえ腐蝕の副次的
影響が現われていることを示している。
代理人  江 崎 光 好 代理人  江 崎 光 史 209−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属要素への接着を促進する組成物を含むゴムを用
    いてゴムを加硫によシその中に含められた金属要素に結
    合する方法において、該組成物が粉末状の吸着性担体に
    施与された金属を含み、該担体はゴムに溶解せずかつゴ
    ムの加硫温度において物理的及び化学的に安定であると
    ころの方法。 2、担体がゼオライトから成る特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 3、金属がコバルトイオン又はニッケルイオンよシ成る
    特許請求の範囲第2項記載の方法。 4、金属が、接着促進組成物に対して0.5〜50重量
    %の量で用いられる特許請求の範囲第2項又は第3項記
    載の方法。 5、担体がシリカより成る特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 6、7リカが50〜25om /gの比表面積、0.5
    〜2.5ml/gの孔容積及びシリカに対して3〜10
    重量%の水含量を持つ特許請求の範囲第5項記載の方法
    。 7、金属がコバルト又はニッケルである特許請求の範囲
    第5項又は第6項記載の方法。 8、接着促進組成物が、シリカ担体に施与された1〜2
    2個の炭素原子を持つカルボン酸コノ(・・ト塩又は−
    一・メタを含む特許請求の範囲第7項記載の方法。 9、接着促進組成物が、メタ硼酸コバルト又はメタ硼酸
    ニッケル及び/又はオルト硼酸コバルト又はオルト硼酸
    ニッケルをシリカ担体に施与し、得た配合物を加熱して
    ポリ硼珪酸塩を形成することにより得られたものである
    特許請求の範囲第7項記載の方法。 10、  シリカ担体に施与された1〜22個の炭素原
    子を持つカルボン酸コバルト塩又は−ニッケル塩を含む
    組成物。 11、メタ硼酸コバルト又はメタ硼酸ニッケル及び/又
    はオルト硼酸コバルト又はオルト硼酸ニッケルをシリカ
    担体に施与し、そして得た配合物を加熱してポリ硼珪酸
    塩を形成することによ)得られる組成物。
JP59086298A 1983-05-04 1984-05-01 ゴム−金属接着を促進する組成物及びその使用法 Pending JPS59209841A (ja)

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FI (1) FI841796A (ja)
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