JPS59209315A - 防汚性カ−ペツト - Google Patents
防汚性カ−ペツトInfo
- Publication number
- JPS59209315A JPS59209315A JP58084629A JP8462983A JPS59209315A JP S59209315 A JPS59209315 A JP S59209315A JP 58084629 A JP58084629 A JP 58084629A JP 8462983 A JP8462983 A JP 8462983A JP S59209315 A JPS59209315 A JP S59209315A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- carpet
- oil
- perfluoroalkyl group
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Carpets (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は防汚性カーペットに関するものであり、更に詳
しくは特定のパーフルオロアルキル基含有化合物をポリ
イソシアネートの介在により繊維表面に固着させた合成
繊維をパイル糸または立毛として使用することにより、
耐摩耗性、洗濯耐久性の著しく改善された耐久性のある
防汚性を付与したカーペットを提供するにある。
しくは特定のパーフルオロアルキル基含有化合物をポリ
イソシアネートの介在により繊維表面に固着させた合成
繊維をパイル糸または立毛として使用することにより、
耐摩耗性、洗濯耐久性の著しく改善された耐久性のある
防汚性を付与したカーペットを提供するにある。
従来、カーペット上にこぼした飲食物等によるシミ汚れ
を防止するために、カーペットを弗素系加工剤で後処理
して繊維に撥水撥油性を付与することは知られている。
を防止するために、カーペットを弗素系加工剤で後処理
して繊維に撥水撥油性を付与することは知られている。
しかしながら、パイルのような立毛を有するカーペット
の場合、後叩工工程付加による工程増加に伴う生産性低
下のほかに、スプレー法による後フＪＩＪ工では立毛の
先端部のみに加工剤が付着し、内部は未改質のままであ
ることから内部に侵入した汚れの除去が困離であってシ
ミ汚れを生じ易い欠点を有している。また、パッド法に
よる後加工では立毛のへタリを生じたり、乾燥熱処理に
おける時間とエネルギー消費が大きいこと、熱処理効果
が不均一となり易く処理効果の均一性に欠けること等の
欠点を有している。
の場合、後叩工工程付加による工程増加に伴う生産性低
下のほかに、スプレー法による後フＪＩＪ工では立毛の
先端部のみに加工剤が付着し、内部は未改質のままであ
ることから内部に侵入した汚れの除去が困離であってシ
ミ汚れを生じ易い欠点を有している。また、パッド法に
よる後加工では立毛のへタリを生じたり、乾燥熱処理に
おける時間とエネルギー消費が大きいこと、熱処理効果
が不均一となり易く処理効果の均一性に欠けること等の
欠点を有している。
一方、繊維製造段階での処理も考えられるが、油剤との
相溶性に欠けたり、製造時にスカム発生の原因を生じた
り、また油剤との相溶性に優れていても耐久性が不足す
ること等から満足すべき処理方法および処理剤は仰られ
ていない。
相溶性に欠けたり、製造時にスカム発生の原因を生じた
り、また油剤との相溶性に優れていても耐久性が不足す
ること等から満足すべき処理方法および処理剤は仰られ
ていない。
本発明者等は合成繊維の製造段階で特定のパーフルオロ
アルキ・１・基含有処理剤と特定の固着剤を併用処理す
ることにより、すぐれた防汚性およびすぐれた耐久性を
得ることに成功し、該繊維をパイル糸として用いること
により、精練、染色後の製品において防汚性および耐久
性のすぐれたパイルカーペットを得ることに成功したも
のである。
アルキ・１・基含有処理剤と特定の固着剤を併用処理す
ることにより、すぐれた防汚性およびすぐれた耐久性を
得ることに成功し、該繊維をパイル糸として用いること
により、精練、染色後の製品において防汚性および耐久
性のすぐれたパイルカーペットを得ることに成功したも
のである。
すなわち、本発明はカーペットのパイル糸または立毛と
して、繊維表面がポリイソシアネートを介在させて固着
されたパーフルオロアルキル基含有化合物により覆われ
た合成繊維を用いてなることを特徴とする防汚性カーペ
ットである。
して、繊維表面がポリイソシアネートを介在させて固着
されたパーフルオロアルキル基含有化合物により覆われ
た合成繊維を用いてなることを特徴とする防汚性カーペ
ットである。
本発明によるときは合成繊維製造段階で処理されること
から、生産性にすぐれること、均一処理が可能で製品と
しての防汚効果がすぐれること、特定の処理剤を併用す
ることにより油剤等との相溶性もよく、シかも耐久性に
すぐれた防汚性が得られること等の多くの特長を有する
。
から、生産性にすぐれること、均一処理が可能で製品と
しての防汚効果がすぐれること、特定の処理剤を併用す
ることにより油剤等との相溶性もよく、シかも耐久性に
すぐれた防汚性が得られること等の多くの特長を有する
。
本発明でいう合成繊維とは・ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン（テレ
フタレート・イソ７タレート）、ポリ（ブチレン・エチ
レン）テレフタレート、ポリシクロヘキサンジメチレン
テレ７タレート、ポリアルキレンナフタレート、ポリオ
キシエトキシベンゾエートおよびそれらの制電改質、難
燃改質、カチオン可染改質のような改質ポリエステルな
どのポリエステル繊維、ナイロン６、ナイロン６．６、
ナイロン６．１２、およびそれらの改質ポリマーのよう
なポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維等が例示される
が、特にポリエステル繊維、ポリアミド繊維に適用して
効果的である。
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン（テレ
フタレート・イソ７タレート）、ポリ（ブチレン・エチ
レン）テレフタレート、ポリシクロヘキサンジメチレン
テレ７タレート、ポリアルキレンナフタレート、ポリオ
キシエトキシベンゾエートおよびそれらの制電改質、難
燃改質、カチオン可染改質のような改質ポリエステルな
どのポリエステル繊維、ナイロン６、ナイロン６．６、
ナイロン６．１２、およびそれらの改質ポリマーのよう
なポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維等が例示される
が、特にポリエステル繊維、ポリアミド繊維に適用して
効果的である。
本発明の合成繊維は紡糸、延伸後の任意の工程で繊維に
対し、反応性基を有するパーフルオロアルキル基含有化
合物、ブロックトイソシアネート、を必須成分とする処
理液を付与し、熱処理することによっても得られるが通
常紡糸以降、延伸までの工程で上記処理液を油剤と共に
付与し、延伸工程または延伸後の任意工程で熱処理する
ことによって製造するのが耐久性および工程上から特に
好ましい。
対し、反応性基を有するパーフルオロアルキル基含有化
合物、ブロックトイソシアネート、を必須成分とする処
理液を付与し、熱処理することによっても得られるが通
常紡糸以降、延伸までの工程で上記処理液を油剤と共に
付与し、延伸工程または延伸後の任意工程で熱処理する
ことによって製造するのが耐久性および工程上から特に
好ましい。
本発明において用いられる反応性基を有するパーフルオ
ロアルキル基含有化合物としては、エポキシ基、メチロ
ール基、クロロトリアジン基等の自己反応性基をもつパ
ーフルオロアルキル基含有化合物、ヒドロキシル基、ア
ミノ基のような架橋剤を介して反応し得る反応性基を有
するパーフルオロアルキル基含有化合物等が挙げられる
が、特にヒドロキシル基をもつパーフルオロアルキル基
含有化合物が好ましい。該化合物としては、一般式ＣＩ
Ｉで示される化合物が例示される。
ロアルキル基含有化合物としては、エポキシ基、メチロ
ール基、クロロトリアジン基等の自己反応性基をもつパ
ーフルオロアルキル基含有化合物、ヒドロキシル基、ア
ミノ基のような架橋剤を介して反応し得る反応性基を有
するパーフルオロアルキル基含有化合物等が挙げられる
が、特にヒドロキシル基をもつパーフルオロアルキル基
含有化合物が好ましい。該化合物としては、一般式ＣＩ
Ｉで示される化合物が例示される。
Ｒ４−Ｘ−Ｙ−ＯＨ・・・〔■〕
５−
更に具体的には
ＲｆＳｏ、Ｎ （ＣＨ，） Ｃ）（、ＣＨ，０）Ｉｎ２
Ｓｏ、Ｎ （Ｃ，残） ＣＨ（ＣＨ，）ＣＨ，ＯＨＪ
Ｓｏ、Ｎ （Ｑ Ｈｔ ） （ＣＨｔ ）＊ ０ＨＲ
ｆ ＣＯＮ （Ｃ，Ｈ，） ＣＨ，ＣＨ，０Ｉ（ＲｆＳ
Ｏ−Ｎ （Ｑ ＨＩ） （ＣＨ−ＣＨ−０）、ｒＬＨＪ
ＣＯＮＨ（ＣｔＨ−０）ｍ （Ｃ１Ｈ１Ｏ）ｎＨ等が
例示される。しかし、上記パーフルオ四アル中ル基含有
アルコール類と不飽和酸とのエステル、たとえば Ｒ（ＳＯ＝ Ｎ （ＣＨ４） ＣＨ４ＣＨ−ＯＣＯＣ）
（＝ＣＨ＊ＲｆＣＨ，ＣルＯＣＯＣＨ−ＯＨ。
Ｓｏ、Ｎ （Ｃ，残） ＣＨ（ＣＨ，）ＣＨ，ＯＨＪ
Ｓｏ、Ｎ （Ｑ Ｈｔ ） （ＣＨｔ ）＊ ０ＨＲ
ｆ ＣＯＮ （Ｃ，Ｈ，） ＣＨ，ＣＨ，０Ｉ（ＲｆＳ
Ｏ−Ｎ （Ｑ ＨＩ） （ＣＨ−ＣＨ−０）、ｒＬＨＪ
ＣＯＮＨ（ＣｔＨ−０）ｍ （Ｃ１Ｈ１Ｏ）ｎＨ等が
例示される。しかし、上記パーフルオ四アル中ル基含有
アルコール類と不飽和酸とのエステル、たとえば Ｒ（ＳＯ＝ Ｎ （ＣＨ４） ＣＨ４ＣＨ−ＯＣＯＣ）
（＝ＣＨ＊ＲｆＣＨ，ＣルＯＣＯＣＨ−ＯＨ。
Ｒ４Ｃ０Ｎ （Ｃ，Ｈ，）ＣＨ，Ｃｆ（，０ＣＯＣ（Ｃ
Ｈ，）−ＣＨ。
Ｈ，）−ＣＨ。
ＲｆＯ（ＣＨ４）□０ＣＯＣＨ−Ｃ山
等と反応性基を有する弗素非含有の他のエチレン性不飽
和単量体、たとえばヒドロキシアルキルアクリレート、
アクリルアミド、ポリオキシアルキ ６− レンゲリコールの不飽和酸エステル等および所望により
上記以外のエチレン性不飽和単量体を共重合した二元ま
たは三元以上の共重合体が更に好ましい化合物として例
示される。特に好ましいのはポリオキシアルキレン鎧と
反応性基をもつパーフルオロアルキル基含有化合物であ
り・たとえば次式〔ｙ〕で示される単位を主体とする化
合物である。
和単量体、たとえばヒドロキシアルキルアクリレート、
アクリルアミド、ポリオキシアルキ ６− レンゲリコールの不飽和酸エステル等および所望により
上記以外のエチレン性不飽和単量体を共重合した二元ま
たは三元以上の共重合体が更に好ましい化合物として例
示される。特に好ましいのはポリオキシアルキレン鎧と
反応性基をもつパーフルオロアルキル基含有化合物であ
り・たとえば次式〔ｙ〕で示される単位を主体とする化
合物である。
Ｉ
Ｃ００（Ｙ Ｘ Ｊ ） Ｃ００（Ｒ＋ Ｏ）ｘ
Ｈ特にポリオキシアルキレン成分は汚れ除去性を改良す
る効果を有することおよび紡糸油剤と併用処理するとき
の分散安定性を改良するなどから併ぜ持つことが好まし
い。
Ｈ特にポリオキシアルキレン成分は汚れ除去性を改良す
る効果を有することおよび紡糸油剤と併用処理するとき
の分散安定性を改良するなどから併ぜ持つことが好まし
い。
また、ブロックトイソシアネートとしては、トリレンジ
イソシアネート、ジフェニルゾタンジイソシアネートの
ような芳香族ポリイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、ヘキサヒドロトリレンジイソシアネート、ジ
シクロヘキシルメタンジイソシアネートのような脂環族
ポリイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート
、ヘキサメチレンジイソシアネート３モルと水１モルを
付加して得られるトリイソシアネートのような脂肪族ポ
リイソシアネート、多価アルコールと過剰のポリイソシ
アネート付加体等のポリイソシア末−トのＮＣＯ基を活
性水素化合物、たとえば脂肪族アルコール、マロン酸ジ
アルキルエステル、アセチルアセトン、ラクタム、アミ
ド、酸性亜硫酸ソーダ等でマスクした化合物であり、特
に好ましいのとドロキシエチレン尿素等のアルコール、
ｌ−カプロラクタムのようなラクタムでマスクした化合
物である。該化合物は通常９０℃以下では活性化される
ことなく安定で、１２０℃以上で活性化される化合物が
特に好ましいう活性化過ぎると、特にポリエステルを水
溶中で延伸する際スカムを発生する欠点を生じる。
イソシアネート、ジフェニルゾタンジイソシアネートの
ような芳香族ポリイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、ヘキサヒドロトリレンジイソシアネート、ジ
シクロヘキシルメタンジイソシアネートのような脂環族
ポリイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート
、ヘキサメチレンジイソシアネート３モルと水１モルを
付加して得られるトリイソシアネートのような脂肪族ポ
リイソシアネート、多価アルコールと過剰のポリイソシ
アネート付加体等のポリイソシア末−トのＮＣＯ基を活
性水素化合物、たとえば脂肪族アルコール、マロン酸ジ
アルキルエステル、アセチルアセトン、ラクタム、アミ
ド、酸性亜硫酸ソーダ等でマスクした化合物であり、特
に好ましいのとドロキシエチレン尿素等のアルコール、
ｌ−カプロラクタムのようなラクタムでマスクした化合
物である。該化合物は通常９０℃以下では活性化される
ことなく安定で、１２０℃以上で活性化される化合物が
特に好ましいう活性化過ぎると、特にポリエステルを水
溶中で延伸する際スカムを発生する欠点を生じる。
しては、紡糸、延伸、捲縮加工およびタフティング等の
諸工程の生産性を損わないこと、防汚性およびその耐久
性を損わないこと等が必要であり、好適な油剤としては
鉱物油、ポリプロピレングリコール、ポリアルキレング
リコールアルキルエーテル、非イオン系界面活性剤のよ
うな液状油剤、グリコールエステル類、多価アルコール
エステル類、−塩基酸エステル類、多塩基酸エステル類
等のエステル系平滑剤および所望によりアルキルホスフ
ェート、ポリオキシエチレンアルキルホスフェート、ア
ルキルスルホネート、アルキルサルフェート、高級脂肪
酸塩等のアニオン界面が繊維の種類、延伸方法等によっ
て適宜組合せて用いられる。特に鉱物油および／または
非イオン系乳化剤 ９− 性剤の液状油剤およびエステル系平滑剤を主体とし、所
望によりアニオン性界面活性剤、非イオン系乳化剤を配
合したものが好ましい。特にエステル系平滑剤、就中ジ
アルキルセバケートは繊維の膨潤効果も有しており、処
理剤の繊維への接着性を改善し耐久性向上に寄与する利
点も有している。
諸工程の生産性を損わないこと、防汚性およびその耐久
性を損わないこと等が必要であり、好適な油剤としては
鉱物油、ポリプロピレングリコール、ポリアルキレング
リコールアルキルエーテル、非イオン系界面活性剤のよ
うな液状油剤、グリコールエステル類、多価アルコール
エステル類、−塩基酸エステル類、多塩基酸エステル類
等のエステル系平滑剤および所望によりアルキルホスフ
ェート、ポリオキシエチレンアルキルホスフェート、ア
ルキルスルホネート、アルキルサルフェート、高級脂肪
酸塩等のアニオン界面が繊維の種類、延伸方法等によっ
て適宜組合せて用いられる。特に鉱物油および／または
非イオン系乳化剤 ９− 性剤の液状油剤およびエステル系平滑剤を主体とし、所
望によりアニオン性界面活性剤、非イオン系乳化剤を配
合したものが好ましい。特にエステル系平滑剤、就中ジ
アルキルセバケートは繊維の膨潤効果も有しており、処
理剤の繊維への接着性を改善し耐久性向上に寄与する利
点も有している。
鉱物油としては４０〜４００秒の粘度のものが通常用い
られるが、高粘度のものが特に好ましい。また鉱物油の
粘度が高くなるほどエステル型非イオン系化合物の量を
増して油剤の粘度を低下させる。
られるが、高粘度のものが特に好ましい。また鉱物油の
粘度が高くなるほどエステル型非イオン系化合物の量を
増して油剤の粘度を低下させる。
通常、液状油剤１０〜５０重量幅、エステル型非イオン
系化合物２０〜５０重量％、残部がノニオン系界面活性
剤、アニオン系界面活性剤からなる紡糸オイルが好適で
ある。
系化合物２０〜５０重量％、残部がノニオン系界面活性
剤、アニオン系界面活性剤からなる紡糸オイルが好適で
ある。
かかるオイルは弗素化合物およびポリイソシアネートが
樹脂化して、繊維間の粘着を起こしたり、繊維とローラ
ーその他金属との摩擦を増大し、種々トラブルを発生す
るのを効果的に防止すると共に、改質剤の繊維との親和
性を改良し、かつすぐれた防汚性を発揮させるのに効果
的である。この１０− ような効果はエステル型非イオン性化合物が改質剤と繊
維との親和性向上に寄与すると共に液状油剤が樹脂化し
た改質剤の表面に皮膜となってｊｌＩ擦係微係数低下効
に作用するものと推定される。
樹脂化して、繊維間の粘着を起こしたり、繊維とローラ
ーその他金属との摩擦を増大し、種々トラブルを発生す
るのを効果的に防止すると共に、改質剤の繊維との親和
性を改良し、かつすぐれた防汚性を発揮させるのに効果
的である。この１０− ような効果はエステル型非イオン性化合物が改質剤と繊
維との親和性向上に寄与すると共に液状油剤が樹脂化し
た改質剤の表面に皮膜となってｊｌＩ擦係微係数低下効
に作用するものと推定される。
本発明においては、かくして処理された合成繊維をパイ
ル糸または立毛として使用し、カーペットが製造される
。
ル糸または立毛として使用し、カーペットが製造される
。
合成繊維にはパーフルオロアルキル基含有化合物が通常
０．１〜２重′ＩＩｋ％程度、好ましくは０．２〜１重
１１ｔ％、ポリイソシアネート成分が通常０．０１〜１
重量襲、好ましくは０．０５〜０．５重量％、油剤成分
が合計で０．１〜３重量％、好ましくは０．３〜２重量
重量着付れている。
０．１〜２重′ＩＩｋ％程度、好ましくは０．２〜１重
１１ｔ％、ポリイソシアネート成分が通常０．０１〜１
重量襲、好ましくは０．０５〜０．５重量％、油剤成分
が合計で０．１〜３重量％、好ましくは０．３〜２重量
重量着付れている。
カーペットは本発明による合成繊維糸を用いてパイル組
織に編織するか、基布に本発明による合成繊維糸をタフ
ティングするか、もしくは本発明による合成繊維を用い
て不織シートを形成しニードルパンチングする等の方法
によりパイル布または立毛布とした後、裏打ちしてパイ
ルまたは立毛を有するカーペットが製造される。得られ
たカーペットは精練、染色後、パイル糸または立毛の繊
維表面がポリイソシアネートを介在させて固着されたパ
ーフルオロアルキル基含有化合物を主体として含有して
なる処理剤層により覆われ、すぐれた耐′摩耗性および
防汚性を有している◇以下、実施例により本発明を説明
する。
織に編織するか、基布に本発明による合成繊維糸をタフ
ティングするか、もしくは本発明による合成繊維を用い
て不織シートを形成しニードルパンチングする等の方法
によりパイル布または立毛布とした後、裏打ちしてパイ
ルまたは立毛を有するカーペットが製造される。得られ
たカーペットは精練、染色後、パイル糸または立毛の繊
維表面がポリイソシアネートを介在させて固着されたパ
ーフルオロアルキル基含有化合物を主体として含有して
なる処理剤層により覆われ、すぐれた耐′摩耗性および
防汚性を有している◇以下、実施例により本発明を説明
する。
なお、実施例中における撥油性はＡＡＴＣＣ１１８−１
９７５に準じて評価した。また撥水性はイソプロピルア
ルコールと水を一定割合で混合した液を作成し、この液
を小滴を生地表面に置き、ぬれを観察した。
９７５に準じて評価した。また撥水性はイソプロピルア
ルコールと水を一定割合で混合した液を作成し、この液
を小滴を生地表面に置き、ぬれを観察した。
実施例１
溶融紡糸して得られたナイロン６未延伸繊維に第１表に
示す処理液を繊維重量に対し４．５重量％になるよう付
与した後、延伸し、次いで加熱された金網ドラム上にて
ナイロンＢＣＦ （１６ｎＯｄ／９６ ｆ）繊維を製造
した。得られた繊維糸を編地に編成した後、常法により
酸性染料を用いて染色し、デニットした。次いで染色糸
をタフトマシンを用いて基布にタフトし、ループパイル
布を製造し、ゴムラテックスを裏打ちした。得られたル
ープパイルカーペットの撥水、撥油性を第２表に示した
。
示す処理液を繊維重量に対し４．５重量％になるよう付
与した後、延伸し、次いで加熱された金網ドラム上にて
ナイロンＢＣＦ （１６ｎＯｄ／９６ ｆ）繊維を製造
した。得られた繊維糸を編地に編成した後、常法により
酸性染料を用いて染色し、デニットした。次いで染色糸
をタフトマシンを用いて基布にタフトし、ループパイル
布を製造し、ゴムラテックスを裏打ちした。得られたル
ープパイルカーペットの撥水、撥油性を第２表に示した
。
１）処方■
化合物（１）：化合物（２）−９０：１０重量比混合物
の２０貢輩襲水分散液 ｍ ： ｎ −４＝ １ １３− 第１表 第 ２ 表 １４− 実施例２ 実施例１における処理液を第２表に示す処理液に代える
以外は実施例１と同様にして中１０ンＢＣＦ繊維を製造
し、実施例１と同様にしてパイルカーペットとし、撥水
、撥−＄ｉ性を評価した。
の２０貢輩襲水分散液 ｍ ： ｎ −４＝ １ １３− 第１表 第 ２ 表 １４− 実施例２ 実施例１における処理液を第２表に示す処理液に代える
以外は実施例１と同様にして中１０ンＢＣＦ繊維を製造
し、実施例１と同様にしてパイルカーペットとし、撥水
、撥−＄ｉ性を評価した。
第 ３ 表
１）処方の
実施例１と同じ
２）処方■
化合物（３）の単独重合体の２０重量％水分散液本発明
の方法により延伸工程におけるトラブルもなく、すぐれ
た撥水性、撥油性が得られた。また撥水性、撥油性の洗
濯耐久性がすぐれる特徴を有していた。また、８重泊を
付着させ１日放置後洗濯して油性汚れ除去性を評価した
ところ比較例Ａ５がほとんど油性汚れを除去できないで
シミを生成するのに比べ実施何屋１はほとんどが除去さ
れシミの発生は観察されなかった。
の方法により延伸工程におけるトラブルもなく、すぐれ
た撥水性、撥油性が得られた。また撥水性、撥油性の洗
濯耐久性がすぐれる特徴を有していた。また、８重泊を
付着させ１日放置後洗濯して油性汚れ除去性を評価した
ところ比較例Ａ５がほとんど油性汚れを除去できないで
シミを生成するのに比べ実施何屋１はほとんどが除去さ
れシミの発生は観察されなかった。
特許出願人 東洋紡績株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 カーペットのパイル糸または立毛として、＃ｉ維
表面がポリイソシアネートを介在させて固着されたパー
フルオロアルキル基含有化合物により覆われた合成繊維
を用いてなることを特徴とする防汚性カーペットう ２、 パーフルオロアルキル基含有化合物がポリオキシ
アルキレン鎖を持つパーフルオロアルキル基含有化合物
である特ｉＦ′Ｉ−請求の範囲第１項記載の防汚性カー
ペット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58084629A JPS59209315A (ja) | 1983-05-13 | 1983-05-13 | 防汚性カ−ペツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58084629A JPS59209315A (ja) | 1983-05-13 | 1983-05-13 | 防汚性カ−ペツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59209315A true JPS59209315A (ja) | 1984-11-27 |
| JPH0255043B2 JPH0255043B2 (ja) | 1990-11-26 |
Family
ID=13835971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58084629A Granted JPS59209315A (ja) | 1983-05-13 | 1983-05-13 | 防汚性カ−ペツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59209315A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08246352A (ja) * | 1996-01-17 | 1996-09-24 | Monsanto Co | 汚れにくいナイロン繊維 |
| JP2013511574A (ja) * | 2009-11-20 | 2013-04-04 | ダイキン工業株式会社 | 含フッ素重合体および処理剤 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59160415A (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-11 | 大杉纎維株式会社 | 防汚カーペットの製造方法 |
-
1983
- 1983-05-13 JP JP58084629A patent/JPS59209315A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59160415A (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-11 | 大杉纎維株式会社 | 防汚カーペットの製造方法 |
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| JPH08246352A (ja) * | 1996-01-17 | 1996-09-24 | Monsanto Co | 汚れにくいナイロン繊維 |
| JP2013511574A (ja) * | 2009-11-20 | 2013-04-04 | ダイキン工業株式会社 | 含フッ素重合体および処理剤 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0255043B2 (ja) | 1990-11-26 |
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