JPS5920762A - エアブレ−キ装置 - Google Patents
エアブレ−キ装置Info
- Publication number
- JPS5920762A JPS5920762A JP13266782A JP13266782A JPS5920762A JP S5920762 A JPS5920762 A JP S5920762A JP 13266782 A JP13266782 A JP 13266782A JP 13266782 A JP13266782 A JP 13266782A JP S5920762 A JPS5920762 A JP S5920762A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage
- pressure
- piping
- brake
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T15/00—Construction arrangement, or operation of valves incorporated in power brake systems and not covered by groups B60T11/00 or B60T13/00
- B60T15/02—Application and release valves
- B60T15/36—Other control devices or valves characterised by definite functions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車両等のエアブレーキ装置に関するものであ
る。
る。
従来より、この種のものとして、圧縮空気源の圧縮空気
を独立した2つの配管系を介して各別に主作動器から従
動器に供給可能なものが知られている。
を独立した2つの配管系を介して各別に主作動器から従
動器に供給可能なものが知られている。
ところが、こうしたものでは、主作動器から少なくとも
2つの従動器に各別に圧縮空気を給気する際、各従動器
の作動初期に必要とする空気量が異なると、各作動器の
有効作動時期が異なることにクリ、ブレーキがかかる際
、例えば、前輪が最初にききはじめ、後輪が後からきき
始めるといったことになり、この例の場合には、前輪側
ブレーキ装置の耐久性が悪くなるといった問題がある。
2つの従動器に各別に圧縮空気を給気する際、各従動器
の作動初期に必要とする空気量が異なると、各作動器の
有効作動時期が異なることにクリ、ブレーキがかかる際
、例えば、前輪が最初にききはじめ、後輪が後からきき
始めるといったことになり、この例の場合には、前輪側
ブレーキ装置の耐久性が悪くなるといった問題がある。
すなわち、一方の配管系に属する従動器が有効に作動し
始めるに要する空気消費量と、他方の配管系のそれとが
、異なると、主作動器から各配管系に吐出される空気量
は単位時間当りの量が実質的に等しいものであるから、
当然空気消費量の多い方が有効作動に至るまでの時間が
比較的長くなる。換言すると、一方の系統において、従
動器が有効作動までストロークする際に、圧縮空気を受
圧する可動体の移動によって生ずる圧力室内の容積増加
分が、他方のそれよりも大きいときに、各従動器内に給
気された圧縮空気の量がその大きさに応じて異なるもの
であればよいが、主作動器から各従動器まで給気される
量はほぼ等しいから、容積増加分の大なるものでは、所
定圧力に達するまでの所要時間が長く、他方、容積増加
分の小なるものでは、そうした所要時間が短かく、ブレ
ーキのきき始めが各従動器で異なるといった問題がある
。更にこうした問題は、主作動器から各従動器までの配
管長さのちがい、車輪ブレーキ装置におけるブレーキラ
イニング或はパッドの摩耗量のちがいといった要素によ
り助長される。
始めるに要する空気消費量と、他方の配管系のそれとが
、異なると、主作動器から各配管系に吐出される空気量
は単位時間当りの量が実質的に等しいものであるから、
当然空気消費量の多い方が有効作動に至るまでの時間が
比較的長くなる。換言すると、一方の系統において、従
動器が有効作動までストロークする際に、圧縮空気を受
圧する可動体の移動によって生ずる圧力室内の容積増加
分が、他方のそれよりも大きいときに、各従動器内に給
気された圧縮空気の量がその大きさに応じて異なるもの
であればよいが、主作動器から各従動器まで給気される
量はほぼ等しいから、容積増加分の大なるものでは、所
定圧力に達するまでの所要時間が長く、他方、容積増加
分の小なるものでは、そうした所要時間が短かく、ブレ
ーキのきき始めが各従動器で異なるといった問題がある
。更にこうした問題は、主作動器から各従動器までの配
管長さのちがい、車輪ブレーキ装置におけるブレーキラ
イニング或はパッドの摩耗量のちがいといった要素によ
り助長される。
このため、2つの配管系を連絡する通路を設けることが
考えられるが、単に通路を設けるだけでは、一方の配管
系が故障等によって圧縮空気が漏れるといった場合に、
他方の配管系でもブレーキ作動が不可能となる問題が新
たに生ずる。
考えられるが、単に通路を設けるだけでは、一方の配管
系が故障等によって圧縮空気が漏れるといった場合に、
他方の配管系でもブレーキ作動が不可能となる問題が新
たに生ずる。
本発明は、上述の問題に鑑みて成され、異なる系統のブ
レーキ立上がりを同時に行え得るようにするとともに、
一方の系統が異常である場合に他方の系統が正常に作動
することを確保できるようにしたエアブレーキ装置を提
供することを目的とし、この目的を達成するために、前
記2つの配管系を連絡する通路と、該通路に設けられ、
IE常時には連通可能であり異常時には遮断可能な弁装
置を設けて成るものである。
レーキ立上がりを同時に行え得るようにするとともに、
一方の系統が異常である場合に他方の系統が正常に作動
することを確保できるようにしたエアブレーキ装置を提
供することを目的とし、この目的を達成するために、前
記2つの配管系を連絡する通路と、該通路に設けられ、
IE常時には連通可能であり異常時には遮断可能な弁装
置を設けて成るものである。
すなわち、本発明によれば、2系統とも正常であるとき
は、弁装置を介在して、空気量を多く必要とする方に、
空気量が少しでよい方から給気され、2つの配管系内の
圧力がほぼ等しく同時的に上昇することにより、各従動
器の空気消費量が異なっても圧力上昇を同期させること
ができるように成るとともに、異常時には、こうした機
能を禁止し、空気の2系統間での移動を禁止して、正常
な系統におけるブレーキ作動を確保できるようにしたも
のである。
は、弁装置を介在して、空気量を多く必要とする方に、
空気量が少しでよい方から給気され、2つの配管系内の
圧力がほぼ等しく同時的に上昇することにより、各従動
器の空気消費量が異なっても圧力上昇を同期させること
ができるように成るとともに、異常時には、こうした機
能を禁止し、空気の2系統間での移動を禁止して、正常
な系統におけるブレーキ作動を確保できるようにしたも
のである。
従って、各従動器の有効作動の開始時期をほぼ同一とす
ることができ、車両のブレーキ時におけるブレーキのバ
ランスを均一化でき、走行安定性の向上を可能ならしめ
るとともに、各従動器の耐久性を平均化し耐久性を向上
可能なものであり、かつまた、安全性を確保出来るもの
である。
ることができ、車両のブレーキ時におけるブレーキのバ
ランスを均一化でき、走行安定性の向上を可能ならしめ
るとともに、各従動器の耐久性を平均化し耐久性を向上
可能なものであり、かつまた、安全性を確保出来るもの
である。
以下、図例に基き、本発明のエアブレーキ装置について
詳説する。
詳説する。
第1図は、本発明の一実施例であるエアブレーキ装置の
全体を示す配管系統図、第2図は、第1図の要部を一部
断面にて示す部分説明図である。
全体を示す配管系統図、第2図は、第1図の要部を一部
断面にて示す部分説明図である。
図において、エアブレーキ装置は、全体として1で示さ
れており、この装置1は、図示E〜ない空気圧縮機の吐
出9気を逆止弁2及び配管3を介して給気される空気槽
4を有している。空気槽4は、隔壁5により、配管3と
接続される第1室6と、逆止弁7及び配管8を介して第
1室6に接続される第2室9とに区画されている。これ
ら空気槽4の各室6.9には、最高圧力が10気圧未満
、例えば、9.5気圧とし、最低圧力が例えば7気圧と
するようにして、一定圧力範囲内の圧縮空気が貯えられ
るようにしである。
れており、この装置1は、図示E〜ない空気圧縮機の吐
出9気を逆止弁2及び配管3を介して給気される空気槽
4を有している。空気槽4は、隔壁5により、配管3と
接続される第1室6と、逆止弁7及び配管8を介して第
1室6に接続される第2室9とに区画されている。これ
ら空気槽4の各室6.9には、最高圧力が10気圧未満
、例えば、9.5気圧とし、最低圧力が例えば7気圧と
するようにして、一定圧力範囲内の圧縮空気が貯えられ
るようにしである。
第1室6には、配管10を介して2系統ブレーキバルブ
11の下半部の制御部12が、第2室9には、配管13
を介して2一系統ブレーキバルブ11の上半部の制御部
14が、各々接続されており、運転手がブレーキペダル
15を踏み込むことにより、各制御部12.14からほ
ぼ等しい圧力の圧縮空気が吐出されるように成っている
。
11の下半部の制御部12が、第2室9には、配管13
を介して2一系統ブレーキバルブ11の上半部の制御部
14が、各々接続されており、運転手がブレーキペダル
15を踏み込むことにより、各制御部12.14からほ
ぼ等しい圧力の圧縮空気が吐出されるように成っている
。
ブレーキパルプ11の制御部12.14は、配管16.
17を介してエアオーバハイドロリックブースタ18.
19の空圧部分20.21に各々接続されている。各ブ
ースタ18.19の油圧部分22.23は、車輪ブレー
キ装置のホイールシリンダ(図示せず)に接続されてお
り、油圧部分22は、後前車輪のブレーキ装置24に、
油圧部分23は、前車輪のブレーキ装fi25と後車輪
のブレーキ装置26とに各々接続されている。なお、各
ブースタ18.19は、空圧部分20.21に導入され
た空気圧力に比例した油圧を油圧部分22.23で発生
させ、これを各ホイールシリンダに伝達するようになっ
ているものである。
17を介してエアオーバハイドロリックブースタ18.
19の空圧部分20.21に各々接続されている。各ブ
ースタ18.19の油圧部分22.23は、車輪ブレー
キ装置のホイールシリンダ(図示せず)に接続されてお
り、油圧部分22は、後前車輪のブレーキ装置24に、
油圧部分23は、前車輪のブレーキ装fi25と後車輪
のブレーキ装置26とに各々接続されている。なお、各
ブースタ18.19は、空圧部分20.21に導入され
た空気圧力に比例した油圧を油圧部分22.23で発生
させ、これを各ホイールシリンダに伝達するようになっ
ているものである。
各ブースタ18.19とブレーキパルプ11との間には
、弁装置27が両配管16,17にまたがるようにして
設けられている。
、弁装置27が両配管16,17にまたがるようにして
設けられている。
弁装置27は、特に第2図を参照して述べると、配管1
6,17が接続される主部28と、前述の配管10.1
3の分枝配管10a、13aが各々接続される副部29
.30を有している。
6,17が接続される主部28と、前述の配管10.1
3の分枝配管10a、13aが各々接続される副部29
.30を有している。
主部28は、上部に、ブレーキパルプ11側からの配管
16,17が各々接続される人口31.32が、下部に
ブースタ18.19 l1lllの配管16.17が各
々4HMされる出口33.34が各々形成されており、
各人口31,32と各出口33.34とを連絡する通4
35.3Gの中間部分を互いに連通ずるスプール孔37
が形成しである。スプール孔37の中央部内壁には、左
方から右方にかけて環状のシール部材38.39,40
が各々装着されており、これらのシール部材38,39
.40に密に移動可能に成してスプール41が嵌合しで
ある。スプール41は、両端に隣接するプレート42.
43を介して左右から戻しばね44.45の付勢力を受
けて中央に位置付けられるように成っている。なお、プ
レート42.43は、それぞれに対して移動範囲を決定
するために設けた対を成す段部46と47,48と49
間に設けである。50は、プレート42.43に設けた
空気流通孔である。従って、スプール41は、通路35
及び36内の圧力を対向して受圧し、この受圧圧力に生
じた差圧が大となると、プレート42が段部47に、ま
たは、プレート43が段部49に当接する位置まで移動
可能となっており、更に、右方に充分移動したときには
、シール部材38との密な1茨合が外れ、逆に、左方に
充分移動したときには、シール部材40との密な嵌合が
外れるようになっている。
16,17が各々接続される人口31.32が、下部に
ブースタ18.19 l1lllの配管16.17が各
々4HMされる出口33.34が各々形成されており、
各人口31,32と各出口33.34とを連絡する通4
35.3Gの中間部分を互いに連通ずるスプール孔37
が形成しである。スプール孔37の中央部内壁には、左
方から右方にかけて環状のシール部材38.39,40
が各々装着されており、これらのシール部材38,39
.40に密に移動可能に成してスプール41が嵌合しで
ある。スプール41は、両端に隣接するプレート42.
43を介して左右から戻しばね44.45の付勢力を受
けて中央に位置付けられるように成っている。なお、プ
レート42.43は、それぞれに対して移動範囲を決定
するために設けた対を成す段部46と47,48と49
間に設けである。50は、プレート42.43に設けた
空気流通孔である。従って、スプール41は、通路35
及び36内の圧力を対向して受圧し、この受圧圧力に生
じた差圧が大となると、プレート42が段部47に、ま
たは、プレート43が段部49に当接する位置まで移動
可能となっており、更に、右方に充分移動したときには
、シール部材38との密な1茨合が外れ、逆に、左方に
充分移動したときには、シール部材40との密な嵌合が
外れるようになっている。
シール部材38と39との間は、L型通路51によって
通11835に、シール部材39と40との間は、L型
通路52によって通路36に各々連通している。各り型
通路51,52の各通路35.36に対rる開孔端部に
は、Oリング53.54が各々装着している。
通11835に、シール部材39と40との間は、L型
通路52によって通路36に各々連通している。各り型
通路51,52の各通路35.36に対rる開孔端部に
は、Oリング53.54が各々装着している。
こうしたL型通路51.52の各通路35.36に対す
る開孔端に対向して上述の副部29.30が設けられて
いる。
る開孔端に対向して上述の副部29.30が設けられて
いる。
通路51に対する副部29には、本体55との間に張設
した予負荷はね56によって通路51側に付勢されるピ
ストン57を有し、このピストン57の通路51側には
小径部58が通路51に対して進入可能に設けてあり、
小径部58が01Jング53に密嵌して通路51を閉鎖
可能に成しである。壕だ、ピストン57の通路51側に
は、小径部58の断面を差引いた面積に配管10aを介
して第1室6円から導入した圧縮空気の圧力が作用する
ようにされており、第1室6内の圧力が、例えは、5〜
6気圧以上で、ピストン57′f!:予負荷ばね56の
付勢力に抗して右方に移動させて、小径部58と0リン
グ53との密嵌が外れる位置までピストン57を変移可
能である。なお小径部58とOリング53とが密嵌した
状態で、小径部58の端面に通路51内の圧力が作用し
てもピストン57が移動しないように各部の面積及びば
ね力を設定しである。
した予負荷はね56によって通路51側に付勢されるピ
ストン57を有し、このピストン57の通路51側には
小径部58が通路51に対して進入可能に設けてあり、
小径部58が01Jング53に密嵌して通路51を閉鎖
可能に成しである。壕だ、ピストン57の通路51側に
は、小径部58の断面を差引いた面積に配管10aを介
して第1室6円から導入した圧縮空気の圧力が作用する
ようにされており、第1室6内の圧力が、例えは、5〜
6気圧以上で、ピストン57′f!:予負荷ばね56の
付勢力に抗して右方に移動させて、小径部58と0リン
グ53との密嵌が外れる位置までピストン57を変移可
能である。なお小径部58とOリング53とが密嵌した
状態で、小径部58の端面に通路51内の圧力が作用し
てもピストン57が移動しないように各部の面積及びば
ね力を設定しである。
他方の副部30においても通路52に対して同様に小径
部59付きのピストン60を予負荷ばね61により通路
52側に付勢して、小径部59とOリング54とが密嵌
可能に成している、また、このピストン60は、小径部
59の断面積を差引いた環状面積に、配管13aを介し
て導入した圧縮空気の圧力を受圧させられ、小径部59
と0リング54との密嵌が外れる方向に細部されている
なお、62.63.64.65は、Oリングである。
部59付きのピストン60を予負荷ばね61により通路
52側に付勢して、小径部59とOリング54とが密嵌
可能に成している、また、このピストン60は、小径部
59の断面積を差引いた環状面積に、配管13aを介し
て導入した圧縮空気の圧力を受圧させられ、小径部59
と0リング54との密嵌が外れる方向に細部されている
なお、62.63.64.65は、Oリングである。
なお、上述の説明において、ブレーキバルブ11、ブー
スタ18.19等は、従来よりよく知られているもので
あるから、詳細な説明は略してbる0 以上の例における作用について以下に記す。
スタ18.19等は、従来よりよく知られているもので
あるから、詳細な説明は略してbる0 以上の例における作用について以下に記す。
今、ブレーキがかけられていないとすると、ブレーキパ
ルプ11は、ペダル15を踏み込まれていないので各制
御部12,14は、配管10.13と配管16% 17
との連絡を遮断し、配管16.17内を外気に連絡して
いる。従って、配管16.17、空圧部分20.21内
は全て外気と等しい圧力まで低下しており、油圧部分2
2.23内の圧力も解除されている。この際、弁装置2
7においては、両通路35.36の圧力が大気圧まで低
下しているから、換阿すれば、同圧であるから、プレー
ト42.43は、各々戻しばね44、45に押圧されて
段部46.48に各々係合する位置にあり、従って、ス
プール41は、プレート42.43商で3つのシール部
材38.39.40に密t+ji している。更に、各
室6.9の圧力もともに正常な範囲の圧力まで上昇して
いるとすると、各副部29.3(1)ピストン57.6
oも0リング53.54と小径部581.59との密嵌
が外れる位置にある。
ルプ11は、ペダル15を踏み込まれていないので各制
御部12,14は、配管10.13と配管16% 17
との連絡を遮断し、配管16.17内を外気に連絡して
いる。従って、配管16.17、空圧部分20.21内
は全て外気と等しい圧力まで低下しており、油圧部分2
2.23内の圧力も解除されている。この際、弁装置2
7においては、両通路35.36の圧力が大気圧まで低
下しているから、換阿すれば、同圧であるから、プレー
ト42.43は、各々戻しばね44、45に押圧されて
段部46.48に各々係合する位置にあり、従って、ス
プール41は、プレート42.43商で3つのシール部
材38.39.40に密t+ji している。更に、各
室6.9の圧力もともに正常な範囲の圧力まで上昇して
いるとすると、各副部29.3(1)ピストン57.6
oも0リング53.54と小径部581.59との密嵌
が外れる位置にある。
こうした状態で、ブレーキペダル15を踏み込むと、第
1室6から圧縮空気が制御部12を経由して空圧部分2
0に、壕だ、第2室9から制御部14を経由して圧縮空
気が空圧部分21に各々給気される。これにより、各空
圧部分20%21内のピストン(図示せず)が移動し始
め、ある程度ストロークしたとすると、°空圧部分20
,21内の圧力室(図示せず)の容積が増加し、この増
加した容積も甘めで圧力室にブレーキパルプ11から吐
出される圧縮空気が給気式れてゆく。
1室6から圧縮空気が制御部12を経由して空圧部分2
0に、壕だ、第2室9から制御部14を経由して圧縮空
気が空圧部分21に各々給気される。これにより、各空
圧部分20%21内のピストン(図示せず)が移動し始
め、ある程度ストロークしたとすると、°空圧部分20
,21内の圧力室(図示せず)の容積が増加し、この増
加した容積も甘めで圧力室にブレーキパルプ11から吐
出される圧縮空気が給気式れてゆく。
各空圧部分20.21の作動初期においては、両者とも
まだ有効作動に至っていないので、また、プ1/−キバ
ルブ11から各配管16,17には実質的に同圧の圧縮
空気が順次吐出されてくるので、スプール410両端に
作用する圧力には、まだスプール41を移動させるに充
分な圧力差が発生せず、スプール41は移動しない。
まだ有効作動に至っていないので、また、プ1/−キバ
ルブ11から各配管16,17には実質的に同圧の圧縮
空気が順次吐出されてくるので、スプール410両端に
作用する圧力には、まだスプール41を移動させるに充
分な圧力差が発生せず、スプール41は移動しない。
その後、ブレーキパルプ11から吐出された圧縮空気の
総量が大きくなってきたとする。
総量が大きくなってきたとする。
すると、ブースタ19には、2軸分のブレーキ装置25
.26を接続しているため、各ホイールシリンダの作動
によって、ドラムとライニングとの間、或は、ディスク
とパッドとの間の隙間をつめる等のために要する消費液
量が比較的大であり、他方、ブースタ18には、−軸分
のブレーキ装置24が接続しているため、上記の如き消
費液量が小であるから、かつまた、ブレーキパルプ11
から各空圧部分20.21に給気されてくる空気量はほ
ぼ等しいから、空圧部分20内における圧力上昇が、空
圧部分21内における圧力上昇よりも小さく、従って、
スプール41の左右に作用する圧力のうち、通路36側
の圧力が比較的低い圧力となり、こうした圧力差により
スプール41は戻しばね45の張力に抗して左方に移動
し、プレート43が段部49に当接する位置まで移動す
ると、スプール41とシール部材40との密嵌が外れ、
通路35側の圧縮空気が通路52を通して通路36側に
流入する。
.26を接続しているため、各ホイールシリンダの作動
によって、ドラムとライニングとの間、或は、ディスク
とパッドとの間の隙間をつめる等のために要する消費液
量が比較的大であり、他方、ブースタ18には、−軸分
のブレーキ装置24が接続しているため、上記の如き消
費液量が小であるから、かつまた、ブレーキパルプ11
から各空圧部分20.21に給気されてくる空気量はほ
ぼ等しいから、空圧部分20内における圧力上昇が、空
圧部分21内における圧力上昇よりも小さく、従って、
スプール41の左右に作用する圧力のうち、通路36側
の圧力が比較的低い圧力となり、こうした圧力差により
スプール41は戻しばね45の張力に抗して左方に移動
し、プレート43が段部49に当接する位置まで移動す
ると、スプール41とシール部材40との密嵌が外れ、
通路35側の圧縮空気が通路52を通して通路36側に
流入する。
すると、空圧部分21での圧力上昇の遅れが、圧縮空気
の余分な給気によって解消されるように成り、空圧部分
21での圧力上昇を急速化され、空圧部分20.21内
の圧力が同圧になるようにされてゆく。
の余分な給気によって解消されるように成り、空圧部分
21での圧力上昇を急速化され、空圧部分20.21内
の圧力が同圧になるようにされてゆく。
従って、油圧部分22,23で発生する圧力が、同圧化
されるのみならず、ブースタ19側の車輪ブレーキ装置
25.26において、遊びストローク分が急速に行なわ
れるようになり、各ブレーキ装置24,25.26での
有効作動がほぼ同時に行なわれるようになる。
されるのみならず、ブースタ19側の車輪ブレーキ装置
25.26において、遊びストローク分が急速に行なわ
れるようになり、各ブレーキ装置24,25.26での
有効作動がほぼ同時に行なわれるようになる。
従って、全ての車輪においてほぼ同時しこブレーキがか
かり始めるため、各車輪において所定のブレーキ力が得
られるとともに、各車輪間でのブレーキ力のバランスが
とれ、走行安定性が増す。
かり始めるため、各車輪において所定のブレーキ力が得
られるとともに、各車輪間でのブレーキ力のバランスが
とれ、走行安定性が増す。
こうした後、ブレーキパルプ11がら各空圧部分20.
21に充分な量の空気が給気されると、ブレーキペダル
15からの入力した圧力まで上昇して目的とするブレー
キががけられることになる。この際、弁装置27は、両
空圧部分20,21内の圧力差が充分に小さくなった時
点で、換酢すれば、通路35内の圧力と通路36内の圧
力との差圧が充分に小さくなってくると、戻しばね45
の張力によって、プレート43が段部48に当接する位
置まで移動するとともに、スプール41とシール部材4
0とが密嵌し、両通路35.36間の連絡を遮断する。
21に充分な量の空気が給気されると、ブレーキペダル
15からの入力した圧力まで上昇して目的とするブレー
キががけられることになる。この際、弁装置27は、両
空圧部分20,21内の圧力差が充分に小さくなった時
点で、換酢すれば、通路35内の圧力と通路36内の圧
力との差圧が充分に小さくなってくると、戻しばね45
の張力によって、プレート43が段部48に当接する位
置まで移動するとともに、スプール41とシール部材4
0とが密嵌し、両通路35.36間の連絡を遮断する。
ブレーキを解除するために、ブレーキペダル15から足
を外すと、空圧部分20,21に給気されていた圧縮空
気は、制御部12s14を介して外気に排出され、ブレ
ーキがかけられていない状態まで復帰する。
を外すと、空圧部分20,21に給気されていた圧縮空
気は、制御部12s14を介して外気に排出され、ブレ
ーキがかけられていない状態まで復帰する。
こうした一連の作動の際、例えば、ブースタ18側の圧
力上昇がブースタ19側よりも小とすると、スプール4
1は上述とは逆方向に移動し、通路51を介在して両逼
路35,36を連通し、通路36側の圧縮空気の一部を
通路35側に給気さtする。また、例えば、何らかの原
因で年1室6内の圧力が著しく低下し、第2室9内の圧
力は正常のままであるとすると、副部29のピストン5
7が予負荷ばね56の張力によって、0リング53と小
径部58とが密嵌する位置贅で移動する。従って、スプ
一ル41が両通路35’、36に生ずる差圧で右方に移
動したとしても通路51を介して通路36から通路35
へ圧縮空気が給気されることはない。逆に、第1室6に
正常に圧力が保持され、第2室9内の圧力が著しく低下
したときにも、副部30において、小径部59とOリン
グ54とが密嵌し、通路35側から通路36側へ圧縮空
気が給気されることばない。すなわち、鴇常時には、2
つの配管系が連絡されることがなく、一方の系での正常
なブレーキ作動を行うことができるり上の如く、上述の
例によれば、2つの配管系でのブレーキ立上がりをほぼ
等しくできる、一方の系が故障のとき他方の系でのブレ
ーキ作動を確保できるという有用な効果を奏しているが
、本発明は、図例に限定されることな〈実施可能である
すなわち、本発明が適用可能な配管方式として、図例の
もの以外に、前輪側と後輪側との所謂前後配管方式、通
称X配管、J配管と呼ばれる配管ン 方式等挙げられるが、要するに、組合せはどのようにな
っていようとも、2つの配管系を設けであるものに本発
明は適用可能である。寸だ、各配管系に属する従動器と
して、エアチャンバーといったものでもよく、更に、リ
レーパルプを設ける場合には、リレーパルプを弁装置の
下流側に設けるか、或は、上流側に設けた場合には、弁
装置を複数個(1個でも可能であるが。)設ける例等挙
げられる。
力上昇がブースタ19側よりも小とすると、スプール4
1は上述とは逆方向に移動し、通路51を介在して両逼
路35,36を連通し、通路36側の圧縮空気の一部を
通路35側に給気さtする。また、例えば、何らかの原
因で年1室6内の圧力が著しく低下し、第2室9内の圧
力は正常のままであるとすると、副部29のピストン5
7が予負荷ばね56の張力によって、0リング53と小
径部58とが密嵌する位置贅で移動する。従って、スプ
一ル41が両通路35’、36に生ずる差圧で右方に移
動したとしても通路51を介して通路36から通路35
へ圧縮空気が給気されることはない。逆に、第1室6に
正常に圧力が保持され、第2室9内の圧力が著しく低下
したときにも、副部30において、小径部59とOリン
グ54とが密嵌し、通路35側から通路36側へ圧縮空
気が給気されることばない。すなわち、鴇常時には、2
つの配管系が連絡されることがなく、一方の系での正常
なブレーキ作動を行うことができるり上の如く、上述の
例によれば、2つの配管系でのブレーキ立上がりをほぼ
等しくできる、一方の系が故障のとき他方の系でのブレ
ーキ作動を確保できるという有用な効果を奏しているが
、本発明は、図例に限定されることな〈実施可能である
すなわち、本発明が適用可能な配管方式として、図例の
もの以外に、前輪側と後輪側との所謂前後配管方式、通
称X配管、J配管と呼ばれる配管ン 方式等挙げられるが、要するに、組合せはどのようにな
っていようとも、2つの配管系を設けであるものに本発
明は適用可能である。寸だ、各配管系に属する従動器と
して、エアチャンバーといったものでもよく、更に、リ
レーパルプを設ける場合には、リレーパルプを弁装置の
下流側に設けるか、或は、上流側に設けた場合には、弁
装置を複数個(1個でも可能であるが。)設ける例等挙
げられる。
更に、弁装置の具体的構造も、適宜変更でき、異常検出
用のセンサーを適当な位置に複数個設置し、センサーか
らの信号により電磁弁を開弁するようにしてもよい。
用のセンサーを適当な位置に複数個設置し、センサーか
らの信号により電磁弁を開弁するようにしてもよい。
以上の如り、種々の変更態様での実施が可能であるが、
萬及されている以外の態様で実施できること勿論である
。
萬及されている以外の態様で実施できること勿論である
。
以上から明かな如く、本発明によれば、異なる系統のブ
レーキ立上がりを同時に行い得るとともに、一方の系が
異常である場合に他方の系統が正常に作動することを確
保できるようにしたエアフ。
レーキ立上がりを同時に行い得るとともに、一方の系が
異常である場合に他方の系統が正常に作動することを確
保できるようにしたエアフ。
レーキ装置が得られるものである。
第1図は、本発明の一実施例であるエアブレーキ装置の
全体を示す配管系統図、第2図は、第1図の要部を一部
断面にて示す部分説明図である。 1・・・エアブレーキ装置 27・・・弁装置51.5
2・・通路
全体を示す配管系統図、第2図は、第1図の要部を一部
断面にて示す部分説明図である。 1・・・エアブレーキ装置 27・・・弁装置51.5
2・・通路
Claims (1)
- 圧縮空気源の圧縮空気を独立した2つの配管系を介して
各別に主作動器から従動器に供給可能なエアブレーキ装
置において、前記2つの配管系を連絡する通路と、該通
路に設けられ、正常時には連通可能であシ異常時には遮
断可能な弁装置を設けて成るエアブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13266782A JPS5920762A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | エアブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13266782A JPS5920762A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | エアブレ−キ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5920762A true JPS5920762A (ja) | 1984-02-02 |
Family
ID=15086674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13266782A Pending JPS5920762A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | エアブレ−キ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920762A (ja) |
-
1982
- 1982-07-28 JP JP13266782A patent/JPS5920762A/ja active Pending
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