JPS59207204A - 木材のカビ汚染除去法 - Google Patents
木材のカビ汚染除去法Info
- Publication number
- JPS59207204A JPS59207204A JP8095883A JP8095883A JPS59207204A JP S59207204 A JPS59207204 A JP S59207204A JP 8095883 A JP8095883 A JP 8095883A JP 8095883 A JP8095883 A JP 8095883A JP S59207204 A JPS59207204 A JP S59207204A
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- JP
- Japan
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- wood
- mold
- remove
- sodium
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- Granted
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は木材のカビによる汚染を除去し、かつ汚染木材
をリフレッシュする方法に関し、特に黒カビ、實カとに
よる変色の如(木材組織中に比較的深(侵入して変色を
生じた場合にも、これら変色による木材の汚染を容易に
除去できる方法に関する。
をリフレッシュする方法に関し、特に黒カビ、實カとに
よる変色の如(木材組織中に比較的深(侵入して変色を
生じた場合にも、これら変色による木材の汚染を容易に
除去できる方法に関する。
従来から、木材の漂白、脱色に各種漂白剤が使用され、
亜塩素酸ナトリウムもカビによる変色の汚染除去に使用
されている。−1過酸化水素による漂白も行われており
、過酸化水素はともすれば分解が速すぎるので、このも
のの分解抑制剤としてエチレンジアミン四酢酸ナトリウ
ム(EDTA ) を添加することも行われている。
亜塩素酸ナトリウムもカビによる変色の汚染除去に使用
されている。−1過酸化水素による漂白も行われており
、過酸化水素はともすれば分解が速すぎるので、このも
のの分解抑制剤としてエチレンジアミン四酢酸ナトリウ
ム(EDTA ) を添加することも行われている。
ところで、上記の如(亜塩素酸ナトリウムはカビによる
変色汚染除去に使用されているといっても、これにより
除去できるのは、木材表面の簡単に除去できるものにと
どまり、黒カビ、育カビの如く木材組織中に比較的深(
侵入し、それ故容易には除去し難い汚染を除去すること
はできない。例えば、Wカビによるこのような汚染はブ
ルースティン(Blue 5tein ) と称され
、木材表面を試しよ(しただけでは除去し難いことがよ
(知られている。又このようなブルースティン等の黒カ
ビ、宵カビによる変#n T A単独で、あるいは過酸
化水素とICDTAとを併用しても除去することはでき
ない。
変色汚染除去に使用されているといっても、これにより
除去できるのは、木材表面の簡単に除去できるものにと
どまり、黒カビ、育カビの如く木材組織中に比較的深(
侵入し、それ故容易には除去し難い汚染を除去すること
はできない。例えば、Wカビによるこのような汚染はブ
ルースティン(Blue 5tein ) と称され
、木材表面を試しよ(しただけでは除去し難いことがよ
(知られている。又このようなブルースティン等の黒カ
ビ、宵カビによる変#n T A単独で、あるいは過酸
化水素とICDTAとを併用しても除去することはでき
ない。
本発明はかかる除去し難い黒カビ、宵カビ等による汚染
を容易に除去し、かつ汚染された木材をリフレッシュす
ることができる木材処理方法を提供することを目的とし
たもので、本発明者等の鋭意検討によれば亜塩素酸ナト
リウムとgDTAとを併用することによりかかる目的を
達成できることを知見し、これに基づき本発明を完成す
るに到った。
を容易に除去し、かつ汚染された木材をリフレッシュす
ることができる木材処理方法を提供することを目的とし
たもので、本発明者等の鋭意検討によれば亜塩素酸ナト
リウムとgDTAとを併用することによりかかる目的を
達成できることを知見し、これに基づき本発明を完成す
るに到った。
即ち、本発明は塩素酸ナトリウム等の塩素系漂白剤とエ
チレンジニトリロ西酢酸ナトリウム(RDTA)又はそ
の金属塩とで木材を処理することを特徴とする木材の除
去し難いカビ汚染除去及びリフレッシュ方法に存する。
チレンジニトリロ西酢酸ナトリウム(RDTA)又はそ
の金属塩とで木材を処理することを特徴とする木材の除
去し難いカビ汚染除去及びリフレッシュ方法に存する。
本発明に使用される塩素系漂白剤としては、代表的には
亜塩素酸ナトリウム(Nhclo2)が挙げられる。他
忙次亜塩素酸ソーダ、二塩化インシアヌール酸ナトリウ
ム、りUラミンT、クロ2ミンB等も使用できる。これ
ら漂白剤iCITA又はその金属塩を添加することによ
り、黒カビ、木 背カビによる木材変色部の除去が可能であり、gDTA
の金属塩にはNa 塩を使用することが好ましい。
亜塩素酸ナトリウム(Nhclo2)が挙げられる。他
忙次亜塩素酸ソーダ、二塩化インシアヌール酸ナトリウ
ム、りUラミンT、クロ2ミンB等も使用できる。これ
ら漂白剤iCITA又はその金属塩を添加することによ
り、黒カビ、木 背カビによる木材変色部の除去が可能であり、gDTA
の金属塩にはNa 塩を使用することが好ましい。
次に1本発明の、塩素系漂白剤とgDTA又はその金属
塩との好ましい配合割合を、亜塩素酸ソーダ、及びIW
DT&を例にとつ【示す。
塩との好ましい配合割合を、亜塩素酸ソーダ、及びIW
DT&を例にとつ【示す。
25%亜塩素酸ソーダ 10〜60%好ましくは2
5〜50% gDTA 0.1〜50%好ましく
は0.5〜10% 本発明においては、これら漂白剤とEDTA又はその金
属塩とを、例えば水で希釈して全体を100%として、
当該溶液により木材を処理すればよいが、これに限定さ
れず、pH調整の為にNaOH等のアルカリを添加する
。あるいは防カビ剤を添加する等適宜の変更が可能であ
る。−の好ましい範囲は8〜10特に好ましくを18〜
9であり、8以下では塩素系漂白剤の分解力tスムーズ
に行われず、特に−8以下でしま、PH値カーイ氏下す
る程分解が激しくなり、ガスの発生カー急激に 起
るので実用上好ましくな(,10以上でをま木材を損傷
する等の問題がある。
5〜50% gDTA 0.1〜50%好ましく
は0.5〜10% 本発明においては、これら漂白剤とEDTA又はその金
属塩とを、例えば水で希釈して全体を100%として、
当該溶液により木材を処理すればよいが、これに限定さ
れず、pH調整の為にNaOH等のアルカリを添加する
。あるいは防カビ剤を添加する等適宜の変更が可能であ
る。−の好ましい範囲は8〜10特に好ましくを18〜
9であり、8以下では塩素系漂白剤の分解力tスムーズ
に行われず、特に−8以下でしま、PH値カーイ氏下す
る程分解が激しくなり、ガスの発生カー急激に 起
るので実用上好ましくな(,10以上でをま木材を損傷
する等の問題がある。
処理の方法としては特に制限されず、塗布法、スプレー
法、浸漬法、加圧処理法、拡散法等各種の方法が適用さ
れ、塗布法によっても木材内部にまで侵入することによ
り引き起される宵カビ、黒カビによる変色汚染も容易に
除去できる。
法、浸漬法、加圧処理法、拡散法等各種の方法が適用さ
れ、塗布法によっても木材内部にまで侵入することによ
り引き起される宵カビ、黒カビによる変色汚染も容易に
除去できる。
本発明の方法は原木、単板、合板、木材成型品等各種木
材に適用してカビによる汚染を除去し、又木材をリフレ
ッシュできる。
材に適用してカビによる汚染を除去し、又木材をリフレ
ッシュできる。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1〜4、比較例1〜2
第1表に示す配合組成から成る処理液を準備し、これを
赤ラワン材に塗布してその黒カビによる変色部の除去を
行った。
赤ラワン材に塗布してその黒カビによる変色部の除去を
行った。
又未処理のもの、亜塩素酸Na 単独の場合について
比較を行った。
比較を行った。
結果を第1表に示す。
30
実施例5〜7、比較例3.4
実施例1と同様にして但し亜塩素酸Na の配合を第2
表に示す通りに変えて責カビ汚染部の除去を行った。
表に示す通りに変えて責カビ汚染部の除去を行った。
結果を第2表に示す。
以上第1表〜第2表に示す結果から次の事が判る。即ち
、上記比較例1.3は未飽埋時での黒カビ又は青カビ部
分とカビに汚染されていない(正常な)部分との色差計
測定値とその色差である。比較例2.4はgDTAを添
加せずに亜塩素酸ナトリウム単独で実施した場合の測定
値であり、この場合汚染部分の除去がし難いので、色差
が未処理時より太き(なっている。
、上記比較例1.3は未飽埋時での黒カビ又は青カビ部
分とカビに汚染されていない(正常な)部分との色差計
測定値とその色差である。比較例2.4はgDTAを添
加せずに亜塩素酸ナトリウム単独で実施した場合の測定
値であり、この場合汚染部分の除去がし難いので、色差
が未処理時より太き(なっている。
一方、実施例1〜7では亜塩素酸Na K加えてgD
TAを添加した場合について示してあり、gDTAとの
相剰効果によりカビ汚染部分が漂白されていて、汚染が
除去され、従って色差が小さくなっている。
TAを添加した場合について示してあり、gDTAとの
相剰効果によりカビ汚染部分が漂白されていて、汚染が
除去され、従って色差が小さくなっている。
この結果よりgDTAと塩素系漂白剤との併用がカビ除
去(木材リフレッシュ)に著しい効果がある事が判る。
去(木材リフレッシュ)に著しい効果がある事が判る。
特許出願人 大鹿振興株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 塩素系漂白剤とエチレンジニトリロ四酢酸又はそ
の金属塩で木材を処理することを特徴とする木材のカビ
汚染除去及びリフレッシュ方法 2 @素糸漂白剤が亜塩素酸ナトリウムである、特許請
求の範囲第1項記載の方法 五 エチレンジニトリロ四酢酸を特徴する特許請求の範
囲第1項または第2項記載の方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8095883A JPS59207204A (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 木材のカビ汚染除去法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8095883A JPS59207204A (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 木材のカビ汚染除去法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59207204A true JPS59207204A (ja) | 1984-11-24 |
JPH0411361B2 JPH0411361B2 (ja) | 1992-02-28 |
Family
ID=13733015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8095883A Granted JPS59207204A (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 木材のカビ汚染除去法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59207204A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62164502A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-21 | 山陽国策パルプ株式会社 | 木質材料の木目強調方法 |
JPH01192501A (ja) * | 1988-01-28 | 1989-08-02 | Sekisui Chem Co Ltd | 木質板の変色防止剤及び変色防止方法 |
JP2008168514A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Okinawa Pref Gov | 変色木材の漂白方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57123010A (en) * | 1981-01-24 | 1982-07-31 | Matsushita Electric Works Ltd | Method of preventing discoloration of wood |
JPS57187204A (en) * | 1981-05-12 | 1982-11-17 | Japan Carlit Co Ltd | Method of removing pollution of wood and bleaching it |
-
1983
- 1983-05-11 JP JP8095883A patent/JPS59207204A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57123010A (en) * | 1981-01-24 | 1982-07-31 | Matsushita Electric Works Ltd | Method of preventing discoloration of wood |
JPS57187204A (en) * | 1981-05-12 | 1982-11-17 | Japan Carlit Co Ltd | Method of removing pollution of wood and bleaching it |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62164502A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-21 | 山陽国策パルプ株式会社 | 木質材料の木目強調方法 |
JPH0363923B2 (ja) * | 1986-01-17 | 1991-10-03 | Sanyo Kokusaku Pulp Co | |
JPH01192501A (ja) * | 1988-01-28 | 1989-08-02 | Sekisui Chem Co Ltd | 木質板の変色防止剤及び変色防止方法 |
JP2008168514A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Okinawa Pref Gov | 変色木材の漂白方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0411361B2 (ja) | 1992-02-28 |
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