JPS59207125A - 超音波による床面洗浄方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 びその装置に関する。

洗浄費の大幅なコストダウンや公害発生の速かな回避を
実現するために、近年超音波洗浄方式が注目を浴びてい
る。而して、従来の超音波洗浄を第１図により説明する
と、通常の洗浄槽（ａ）内底部或いは側部に振動子ＣＩ
））を固定すると共に所定の洗浄液（Ｃ）を洗浄槽（ａ
）に溜め、被洗浄物（ｄ）を洗浄槽Ｃａ）内に投入して
図示してない発振器により振動子（ｈ）を振動させ、該
振動子（ｈ）から液中に浸した被洗浄物（ｄ．）に向っ
て超音波を照射し、被洗浄物（ｄ）　ｌこ接する洗浄液
（Ｃ）の表面に加圧、減圧を繰返して被洗浄物（ｄ）を
洗浄している。

しかし、上記従来方式にあっては、被洗浄物（ｄ．）を
洗浄槽（ａ）内に投入しなければならないため、比較的
小さな被洗浄物（ｄ）の洗浄には適しているが床面のよ
うな広い対象物の洗浄は不可能である。このため広くて
平坦な対象物を洗浄する場合には、ブラシ等により作業
具が手作業で洗浄する以外に洗浄手段がなく、従って作
業能率が悪い、等の問題があった。

杢発明は床面のような広い被洗浄物を容易且つ迅速に洗
浄し得るようにすることを目的としてなしたものである
。

本発明によれば、底部の無い洗浄槽を被洗浄物である床
面上に置き、洗浄槽内部に洗浄液を収納すると共に洗浄
槽内部に床面に対して所要間隔を有する振動子を収納し
、該振動子を振動させることにより超音波を発生させ、
該超音波により床面の洗浄を行っている。従って、被洗
浄物を洗浄槽内に投入しなくとも洗浄槽を移動させるこ
とにより床面のような広い被洗浄物を簡単且つ迅速に洗
浄することが可能となる。

以下、本発明の実施例を添付図面により説明する。

底部の無い移動用洗浄槽（１）内に、側板から支持され
て適宜の手段により昇降し得るようにした振動子（２）
を収納し、該振動子（２）にリード線（３）を介して発
振器（４）を接続し、所要位置に配設した洗浄液槽（５
）に管路（６）を接続し、該管路（６）にポンプ（７）
を連結し、洗浄液槽（５）からポンプ（７）により洗浄
液（８）を前記移動用洗浄槽（１）に供給し得るように
する。図中（９）は移動用洗浄槽（１）下端周囲と床面
００）との間に装着されたシール材、（１１）は床床面
００）の洗浄に際しては、移動用洗浄槽（１）をクレー
ン等の適宜の手段により洗浄すべき何着物０１）のある
個所に移動し、移動用洗浄槽（１）下端と床面（１０）
との間に洗浄液が漏れないようシール材（９）を施し、
振動子（２）を昇降させて該振動子（２）の下面と床面
００）との間の間１１Ｈを洗浄するに都合の良い所定の
高さに調整し、ポンプ（刀を駆動して洗浄液（８）を移
動用洗浄槽（１）内に送給し、振動子（２）が完全に洗
浄液（８）の液面下になるよう満たし、発振器（４）に
より振動子（２）を振動させ、該振動子（２）から床面
ＱＯ）の付着物θ１）に向って超音波を照射し、付着物
α１）に接する洗浄液（８）の表面に加圧、減圧を繰返
す。従って床面（ＩＱＩに付着している付着物０］）は
洗浄液（８）の相乗効果と相俟って簡単、迅速に洗浄、
除去される。作業中には移動用洗浄槽（１ン内の洗浄液
（８）はシール材（９）の部分から多少外部へ漏洩する
が、漏洩分はポンプ（７）゛により洗浄液槽（５）がら
移動用洗浄槽（１）へ補充を行う。又洗浄液（８）の種
類は付着物０υの性状に応して最適のものを選定する。

床面（１０）の所定位置の洗浄が終了したら、移動＋１
／′に浄４！”７（１１内の洗浄液（８）を図示してな
いチｊ゛水ポンプ舌により抽水し、シール材（９）を除
去し、クレーン等０こ、１：り移動用洗浄槽（］）を次
の洗浄場所へ移動し、前述と同様にして次の床面の洗浄
を行う。

ろ゛お、本発明の実施例においてはシール材をＩ”ｌ’
Ｊいる場合について説明したが、床面が平坦の場合には
シールイオが無くとも実施可能なこと、その他、本発明
の要旨を逸脱しない範囲内で押挿変更を加え待ること、
等は勿論である。

本発明の超音波による床面洗浄方法及びその装置によれ
ば、 ■）　洗浄槽内に収納できない広い床面企簡単且つ迅速
に洗浄することが１′ＶＪ能となる・１１）　　床面の
洗浄を作業員ツバブラシ等により行う必要がないため、
洗浄作業の省力化を図ることができる、 １１Ｄ　　（＝Ｊ　２ｆ物の性状によりｌし適の洗浄液
を選定することができ且つ洗浄液は漏洩分は常に新しく
補給し得るので、洗浄効果が顕著となり、又洗浄液を例
えば酸性のものからアルカリ性のものへ変更することも
容易に行い得るので作業性が良好である、 ■）　洗浄のためのリアクションがほとんどないため、
床面を損傷する虞れがない、 ■）振動子の形状を適宜の形状とすることにより最適の
超音波を発生させることができ、洗浄効果を高めること
ができる、 ■）洗浄液の回収、再使用の閉サイクルを組むことも可
能である、 ｔｌＩＤ　　異物が混入せず、遠隔操作が容易であり洗
浄液、汚染物等の飛散がない、 ｔ’ｌｌＤ　　■Ｄにより、特に原子力発電プラント用
のものの場合、放射性汚染物質の除去等には、遠隔操作
によって汚染物を飛散させずに完全に除去することが可
能となる、 等、種々の優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の超音波洗浄の説明図、第２図は本発明の
超音波による床面洗浄方法及びその装置の説明図である
。 図中（１）は移動用洗浄槽、（２）は振動子、（４）は
発振器、（５）は洗浄液槽、（力はポンプ、（８）は洗
浄液、（９）はシール材、００）は床面、（１１）は付
着物である。 特許、９」願人 石川島播磨重工業株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■）底部の無い洗浄槽に振動子を収納して該振動子と底
   部との間に所定の間隔を設け、前記洗浄槽に洗浄液を収
   納し、発振器により前記振動子を振動させて床面に付着
   した付着物を洗浄、除去することを特徴とする超音波に
   よる床面洗浄方法。 ２）底部の無い洗浄槽と、該洗浄槽内に昇降可能に装着
   され発振器により超音波を発生する振動子と、前記洗浄
   槽内へ洗浄液を供給する洗浄液供給装置とを設けたこと
   を特徴とする超音波による床面洗浄装置。