JPS5920704Y2 - スリップ機構 - Google Patents
スリップ機構Info
- Publication number
- JPS5920704Y2 JPS5920704Y2 JP15230479U JP15230479U JPS5920704Y2 JP S5920704 Y2 JPS5920704 Y2 JP S5920704Y2 JP 15230479 U JP15230479 U JP 15230479U JP 15230479 U JP15230479 U JP 15230479U JP S5920704 Y2 JPS5920704 Y2 JP S5920704Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slip
- spring seat
- rotating shaft
- spring
- rotating plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Gears, Cams (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、時計などにおける軸と歯車間のスリップ機構
に関するものである。
に関するものである。
この種のスリップ機構の従来の典型的な例を第1図につ
いて説明すると、カナ1か一体的に形成されている回転
軸2に回転板としての歯車3か遊嵌し、この歯車とその
上部で回転軸2に圧入固着したバネ座4との間にスナッ
プバネ5が介挿されている。
いて説明すると、カナ1か一体的に形成されている回転
軸2に回転板としての歯車3か遊嵌し、この歯車とその
上部で回転軸2に圧入固着したバネ座4との間にスナッ
プバネ5が介挿されている。
スリップくネ5は複数の弾性脚5aを有し、そのバネ力
によって歯車3と回転軸2とが所定のスリップ1ヘルク
で摩擦的に結合されてなるものである。
によって歯車3と回転軸2とが所定のスリップ1ヘルク
で摩擦的に結合されてなるものである。
この従来のスリップ機構において、バネ座4の下面すな
わちスリップバネ5の弾性脚5aとの接合面4aは平坦
面に形成されている。
わちスリップバネ5の弾性脚5aとの接合面4aは平坦
面に形成されている。
第2図は本考案によるスリップ機構を示すものであって
、バネ座6以外の構成要素は従来と全く同一構成であっ
て、符号も従来のものと同符号がつけられている。
、バネ座6以外の構成要素は従来と全く同一構成であっ
て、符号も従来のものと同符号がつけられている。
バネ座6はスリップバネ5の弾性脚5aの先端部が対接
する部分が斜め外方に傾斜した傾斜面6aに形成されて
いる。
する部分が斜め外方に傾斜した傾斜面6aに形成されて
いる。
そこで本考案におけるバネ座6と従来におけるバネ座4
との間の作用効果上の相違を第3図を参照して説明する
。
との間の作用効果上の相違を第3図を参照して説明する
。
従来機構においてバネ座4を圧入深さ△Hだけ深くする
と、接合面4aは4a’位置に降下し、弾性脚5aは角
度θ2だけ広げられて5a″にて示すように変形する。
と、接合面4aは4a’位置に降下し、弾性脚5aは角
度θ2だけ広げられて5a″にて示すように変形する。
ところが本考案においてバネ座6を圧入深さ△Hだけ深
くすると、接合面6aは5a’位置に降下し、弾性脚5
aは角度θ1(θ1〈θ2)だけ広げられて5a’にて
示すように変形する。
くすると、接合面6aは5a’位置に降下し、弾性脚5
aは角度θ1(θ1〈θ2)だけ広げられて5a’にて
示すように変形する。
換言するならば同−圧入深さの場合弾性脚5aの変形(
たわみ角)は本考案の方が小さく、スリップトルクの変
化量も小さい。
たわみ角)は本考案の方が小さく、スリップトルクの変
化量も小さい。
したがって本考案によれば、バネ座の圧入深さの精度に
多少の誤差を生じても、スリップトルクの誤差は少なく
て済むのでスリップトルクを高精度設定できる。
多少の誤差を生じても、スリップトルクの誤差は少なく
て済むのでスリップトルクを高精度設定できる。
第1図は従来のスリップ機構の一例の断面図、第2図は
本考案によるスリップ機構の一実施例の断面図、第3図
は従来のスリップ機構と本考案のスリップ機構との間の
作用効果上の相違を説明するための説明図である。 2・・・・・・回転軸、3・・・・・・回転板(歯車)
、5・・・・・・スリップバネ、6・・・・・・バネ座
、6a・・・・・・傾斜面。
本考案によるスリップ機構の一実施例の断面図、第3図
は従来のスリップ機構と本考案のスリップ機構との間の
作用効果上の相違を説明するための説明図である。 2・・・・・・回転軸、3・・・・・・回転板(歯車)
、5・・・・・・スリップバネ、6・・・・・・バネ座
、6a・・・・・・傾斜面。
Claims (1)
- 回転軸と、この回転軸に遊嵌する回転板と、上回転板と
対向的に間隔をおいて上記回転軸に固着したバネ座と、
上記回転軸を貫通し上記回転板と上記バネ座との間に挿
入された複数の弾性脚を備えたスリップバネとからなり
、上記バネ座は上記回転板との対向面に斜め方向へ傾斜
した傾斜面を有し、上記傾斜面に上記弾性脚の先端部が
対接していることを特徴とするスリップ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15230479U JPS5920704Y2 (ja) | 1979-11-01 | 1979-11-01 | スリップ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15230479U JPS5920704Y2 (ja) | 1979-11-01 | 1979-11-01 | スリップ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5670581U JPS5670581U (ja) | 1981-06-10 |
JPS5920704Y2 true JPS5920704Y2 (ja) | 1984-06-15 |
Family
ID=29383202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15230479U Expired JPS5920704Y2 (ja) | 1979-11-01 | 1979-11-01 | スリップ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920704Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-01 JP JP15230479U patent/JPS5920704Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5670581U (ja) | 1981-06-10 |
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