JPS5920656Y2 - 炉内管壁温度測定用熱電対 - Google Patents

炉内管壁温度測定用熱電対

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JPS5920656Y2
JPS5920656Y2 JP833980U JP833980U JPS5920656Y2 JP S5920656 Y2 JPS5920656 Y2 JP S5920656Y2 JP 833980 U JP833980 U JP 833980U JP 833980 U JP833980 U JP 833980U JP S5920656 Y2 JPS5920656 Y2 JP S5920656Y2
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JP
Japan
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tube
circumferential surface
outer circumferential
annular groove
thermocouple
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Expired
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JP833980U
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JPS56110326U (ja
Inventor
博之 鎌田
Original Assignee
株式会社岡崎製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はボイラーの水管のような炉内管壁の温度測定
用熱電対に関するものである。
ボイラーの水管等は炉内に配置されて加熱されるので、
管の耐久寿命と管内水温とを管理するために管の外周面
の温度が測定されている。
ところで、従来、この種の熱電対としては熱電対の先端
に取付けた薄状の金属パッドを管外周面に沿うように屈
曲して溶接により固着するものがあるが、管の外周面上
にパッドがあると炉内火炎の輻射熱が擾乱されて管外周
面の真の温度の測定ができない。
また、管壁自体に穿孔してこれに熱電対を挿入するもの
もあるが、これは管壁への穿孔の困難さや管の機械的強
度の低下がある最近においては管の外周面に溝を刻設し
、その溝に熱電対を直接嵌着したものが開発されている
が、極細径の熱電対を直接溶接により管壁に取付けるの
は実際の作業上至極困難であり、その上、管の外周面は
炉内の高温火炎に晒され熱電対の使用寿命が短かくなる
欠点がある。
そこで、この考案は上記の事情に鑑み、それ等の問題点
を解決するためなされたものである。
以下、この考案を添付する図面に示す具体的な実施例に
基いて詳細に説明する。
シース1は外径1.5mmであるのを直径1.0mmの
円形断面に絞搾しさらに先端感温部を0.5mmX1.
5mmの偏平断面に形成する。
次に、肉厚4.6mmの管2にはその外周面に管2の軸
方向に直角な円周方向の幅3mmで深さ0.8mmの環
状溝3を刻設する。
また、前記管2の環状溝3に嵌着できる半割り円弧状で
幅3mmで肉厚Q、8mmの埋込み板4を2個製作し、
その中の1個に前記シース1の0.5mmX1.5mm
先端感温部を収納する収納溝5を内周面に刻設する。
このシース1の管2への装着は、まず埋込み板4の収納
溝5内にシース1の先端感温部を挿入し埋設する。
次に、シース1の先端感温部が埋設された埋込み板4と
他方の埋込み板4とを管2の環状溝3に、埋込み板4.
4の外周面と管2の外周面とが同一面になるようにして
嵌着し、続いて、埋込み板4,4と管2の接合外周面を
溶接6により固着する。
そして、シース1の先端に熱接点を形威しシース1の基
端側は補強パイプ7内に挿通され、補強パイプ7は管2
の外周面に突設された取付金具8に固着される。
この考案は上述のように管の外周面に管の軸方向に直角
な円周方向の環状溝を刻設し、管の環状溝に嵌着できる
半割り円弧状の埋込み板の内周面に刻設した収納溝に先
端感温部を偏平断面に形成したシースを収納し、この埋
込み板および内周面に収納溝のない他方の半割り円弧状
の埋込み板の外周面と管の外周面とが同一面になるよう
にして前記管の環状溝に嵌着し、埋込み板と管の接合外
周面を溶接により固着してなる炉内管壁温度測定用熱電
対であり、管外周面の温度を従来のパッド方式のように
授乳されることなく正確に測定できる。
また、この考案は細径のシースを埋込み板に収納させて
から管に嵌着するようにしたから、細径のシースを管の
溝に直接取付けるのは実際の作業上なかなが困難である
が、取付は作業が容易であると共に確実にできるように
なった。
次に、管の外周面は炉内の高温火炎に晒されているが、
この考案のシースは埋込み板に収納被覆されて十分に保
護されているのでシースの使用寿命が向上した。
さらにまた、埋込み板を嵌着する管の環状溝の深さは管
の肉厚に対して浅く管の機械的強度を阻害することも皆
無となった。
【図面の簡単な説明】
第1図はシース型熱電対の側面図、第2図はシース型熱
電対を炉内管壁に取付ける取付金具の一部を断面した側
面図、第3図はシースの先端部の拡大側面図、第4図は
炉内管の外周面にシース型熱電対を埋設した状態を示す
横断面図、第5図は第4図の■−■拡大断面図、第6図
は第4図のIVIV拡大断面図を示す。 2・・・・・・管、3・・・・・・環状溝、4・・・・
・・埋込み板、5・・・・・・収納溝、1・・・・・・
シース、6・・・・・・溶接。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管2の外周面に管2の軸方向に直角な円周方向の環状溝
    3を刻設し、管2の環状溝3に嵌着できる半割り円弧状
    の埋込み板4の内周面に刻設した収納溝5に先端感温部
    を偏平断面に形成したシース1を収納し、この埋込み板
    4および内周面に収納溝5のない他方の半割り円弧状の
    埋込み板4を両者の埋込み板4の外周面と管2の外周面
    とが同一面になるようにして前記管2の環状溝3に嵌着
    し、埋込み板4と管2の接合外周面を溶接6により固着
    してなる炉内管壁温度測定溶接熱電灯。
JP833980U 1980-01-25 1980-01-25 炉内管壁温度測定用熱電対 Expired JPS5920656Y2 (ja)

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JPS56110326U JPS56110326U (ja) 1981-08-26
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5045454B2 (ja) * 2008-01-22 2012-10-10 山里産業株式会社 管壁への熱電対取付構造及び熱電対取付方法
JP6249611B2 (ja) * 2013-03-01 2017-12-20 住友精密工業株式会社 積層構造体

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JPS56110326U (ja) 1981-08-26

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