JPS6252302A - 伝熱管の減肉監視方法 - Google Patents
伝熱管の減肉監視方法Info
- Publication number
- JPS6252302A JPS6252302A JP18936385A JP18936385A JPS6252302A JP S6252302 A JPS6252302 A JP S6252302A JP 18936385 A JP18936385 A JP 18936385A JP 18936385 A JP18936385 A JP 18936385A JP S6252302 A JPS6252302 A JP S6252302A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- temperature
- thinning
- thermocouple
- wall
- Prior art date
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- Pending
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- Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はボイラ、流動床炉、加熱炉、焼却炉。
等の如き炉の熱交換器を構成する管の減肉監視法に関す
る。
る。
（従来の技術）
従来、ボイラ、熱交換器等の高温部の高温腐食、石炭焚
ボイラの灰エロー゛ジョン、流動床炉のエロージョン、
コロ−ジョンなどによる管の減肉量は、ユニットを停止
して管を切り取って調査するか、または非破壊的に外径
、肉厚を測定して監視するかの何れかの方法を採ってい
た。
ボイラの灰エロー゛ジョン、流動床炉のエロージョン、
コロ−ジョンなどによる管の減肉量は、ユニットを停止
して管を切り取って調査するか、または非破壊的に外径
、肉厚を測定して監視するかの何れかの方法を採ってい
た。
（発明が解決しようとする問題点）
以上の如き方法ではプラントの運転中に管の肉厚の測定
は出来ないため、運転中に経時的に管の減肉状況を知る
ことはできなかったが、運転中に減肉状況を知るには時
々刻刻肉厚の変化を知る必要がある。これが解決しよう
とする問題点である（問題点を解決するための手段） 本発明では管壁の中に複数の熱電対を埋め込み、運転中
の管の温度変化を監視することにより、減肉状況を知る
ことを以って解決の手段とした。
は出来ないため、運転中に経時的に管の減肉状況を知る
ことはできなかったが、運転中に減肉状況を知るには時
々刻刻肉厚の変化を知る必要がある。これが解決しよう
とする問題点である（問題点を解決するための手段） 本発明では管壁の中に複数の熱電対を埋め込み、運転中
の管の温度変化を監視することにより、減肉状況を知る
ことを以って解決の手段とした。
（作用）
管壁に埋込んだ熱電対が管の減肉進行に応じた管壁内部
の温度を検出する。管外壁の表面温度をｔｇ、内壁の表
面温度をｔｓとするとき、管壁内外の温度が略一定の場
合には、管が減肉してもｔｇ、ｔｓは余り変化しないが
肉厚が薄くなるので。
の温度を検出する。管外壁の表面温度をｔｇ、内壁の表
面温度をｔｓとするとき、管壁内外の温度が略一定の場
合には、管が減肉してもｔｇ、ｔｓは余り変化しないが
肉厚が薄くなるので。
管壁内の温度勾配は図の如くに上昇する。第３図は運転
時間を横軸にした経時的′な管壁内部の温度変化即ち監
視曲線の状態図を示している。減肉しない場合には時間
でか経過しても管の肉厚は不変であるから、熱電対２の
温度も図の如く不変であるが、時間の経過とともに、管
の外径が主として（内壁も腐食するが管壁厚の減少には
、管外壁の減少が支配的である。）腐食其他により減肉
する場合、管の外表面の温度ｔｇ、管の内表面の温度Ｌ
ｓは余り変らないため、温度勾配のみが上昇し、従って
、熱電対の測定する温度は管の肉厚が減少するとともに
上昇する。従って熱電対の位置は同一場所でも第２図の
Ｉ、ＩＩ、ＩＩＩと減肉するに従って熱電対が測定する
温度は時間の経過時間で１．τ２．τ３ （第３図）と
ともにｔｌ、ｔ２．Ｌ３と上昇する０時間が更に経過す
ると、熱電対は露出し温度Ｔｇを示すに至る危険状態と
なる。これによって減肉監視ができるのである。
時間を横軸にした経時的′な管壁内部の温度変化即ち監
視曲線の状態図を示している。減肉しない場合には時間
でか経過しても管の肉厚は不変であるから、熱電対２の
温度も図の如く不変であるが、時間の経過とともに、管
の外径が主として（内壁も腐食するが管壁厚の減少には
、管外壁の減少が支配的である。）腐食其他により減肉
する場合、管の外表面の温度ｔｇ、管の内表面の温度Ｌ
ｓは余り変らないため、温度勾配のみが上昇し、従って
、熱電対の測定する温度は管の肉厚が減少するとともに
上昇する。従って熱電対の位置は同一場所でも第２図の
Ｉ、ＩＩ、ＩＩＩと減肉するに従って熱電対が測定する
温度は時間の経過時間で１．τ２．τ３ （第３図）と
ともにｔｌ、ｔ２．Ｌ３と上昇する０時間が更に経過す
ると、熱電対は露出し温度Ｔｇを示すに至る危険状態と
なる。これによって減肉監視ができるのである。
（実施例）
ｍ１図（Ａ）および（Ｂ）について本発明による減肉監
視装置を説明する。炉壁３内を・高温ガス４が通過し、
伝熱管ｌの内面に伝熱管２を埋設する。管ｌの厚さがＴ
で、熱電対２は強度上必要な厚さの最小限の部分に埋込
んである。
視装置を説明する。炉壁３内を・高温ガス４が通過し、
伝熱管ｌの内面に伝熱管２を埋設する。管ｌの厚さがＴ
で、熱電対２は強度上必要な厚さの最小限の部分に埋込
んである。
１）第−実施例
第２図は、減肉が経時的に進行して行く場合の管゛１の
減肉と熱電対２で検出される管外部、管壁、管内部の温
度分布を示している。Ｔｇは雰囲気ガス温度、Ｔｓは管
内の流体温度で、ｔｌ、ｔ２．ｔ３は熱電対２による検
出温度を示している。
減肉と熱電対２で検出される管外部、管壁、管内部の温
度分布を示している。Ｔｇは雰囲気ガス温度、Ｔｓは管
内の流体温度で、ｔｌ、ｔ２．ｔ３は熱電対２による検
出温度を示している。
第４図は減肉監視装置の具体的な取付例を示す、熱電対
２は管１の内面を通して炉壁３の外側で管から取出して
、制御室の監視計器へ接続される。（第４図（Ａ）参照
） 第４図（Ｂ）における熱電対では熱電対２は管１の軸方
向に３点２．２ｍ、２ｎ、幅方向に３点２．２ａ、２ｂ
と広範囲に取付けられていて、ガスの流れの不均衡によ
る減肉量のばらつきも同時に監視できるようになってい
る。第５図、第６図には管１における熱電対２の取付要
領図２例を示す、第５図は管１にきり穴を貫通させて熱
電対挿入後管外面から溶接する方法で、第６図は管内面
からめくら穴をあけ、熱電対を挿入後、管内面より溶接
する方法である。
２は管１の内面を通して炉壁３の外側で管から取出して
、制御室の監視計器へ接続される。（第４図（Ａ）参照
） 第４図（Ｂ）における熱電対では熱電対２は管１の軸方
向に３点２．２ｍ、２ｎ、幅方向に３点２．２ａ、２ｂ
と広範囲に取付けられていて、ガスの流れの不均衡によ
る減肉量のばらつきも同時に監視できるようになってい
る。第５図、第６図には管１における熱電対２の取付要
領図２例を示す、第５図は管１にきり穴を貫通させて熱
電対挿入後管外面から溶接する方法で、第６図は管内面
からめくら穴をあけ、熱電対を挿入後、管内面より溶接
する方法である。
２）第二実施例
第７図は第二実施例の減肉監視装置で、経時的な減肉に
よる温度変化が顕著に検出できない場合にはこのように
管の軸方向に位置を変え、同時に管壁への取付は深ざも
変えて２点乃至３点取付け、減肉により、夫夫の熱電対
がガス温度Ｔｇを検出した時点を知って、減肉の進行状
況を確実に把握することができる。
よる温度変化が顕著に検出できない場合にはこのように
管の軸方向に位置を変え、同時に管壁への取付は深ざも
変えて２点乃至３点取付け、減肉により、夫夫の熱電対
がガス温度Ｔｇを検出した時点を知って、減肉の進行状
況を確実に把握することができる。
（発明の効果）
ボイラ等の運転を止めないで伝熱管の減肉状況を確実に
把握できるので、従来のようにボイラを停止して、伝熱
管を非破壊検査するなどの必要がなく、ボイラの稼動率
を著しく向上することができた。
把握できるので、従来のようにボイラを停止して、伝熱
管を非破壊検査するなどの必要がなく、ボイラの稼動率
を著しく向上することができた。
第１図（Ａ）は本発明の実施例の伝熱管の縦断面図、第
１図（Ｂ）は第１図（Ａ） のＸ−Ｘ断面図、第２図は
管壁の減肉状況を示す縦断面図第３図は第２図の検出温
度図、第４図（Ａ）は熱交換器伝熱管の側面図、第４図
（Ｂ）は第４図（Ａ）のＹ−Ｙ断面図、第５図および第
６図は管壁への熱電対の埋込状態を示す縦断面図、第７
図は管壁に埋込んだ熱電対と検出温度との関連説明図で
ある。 符号の説明： １・・・伝熱管、２，２ａ、２ｂ、２ｍ、２ｎ＊Φ・熱
電対、３・・・炉壁、Ｔ・・・伝熱管の管壁厚さ、ｔｌ
、ｔ２．ｔ３ ・・φ夫夫減肉Ｉ、減肉Ｉ１．減肉ＩＩ
Ｉの場合の熱電対の温度、Ｔｇ−・・伝熱管外周の雰囲
気ガス温度、Ｔｓ・・・伝熱管内の流体温度、ｔｇ・・
・管の外表面の温度。 ｔｓ・・・管の内表面の温度。
１図（Ｂ）は第１図（Ａ） のＸ−Ｘ断面図、第２図は
管壁の減肉状況を示す縦断面図第３図は第２図の検出温
度図、第４図（Ａ）は熱交換器伝熱管の側面図、第４図
（Ｂ）は第４図（Ａ）のＹ−Ｙ断面図、第５図および第
６図は管壁への熱電対の埋込状態を示す縦断面図、第７
図は管壁に埋込んだ熱電対と検出温度との関連説明図で
ある。 符号の説明： １・・・伝熱管、２，２ａ、２ｂ、２ｍ、２ｎ＊Φ・熱
電対、３・・・炉壁、Ｔ・・・伝熱管の管壁厚さ、ｔｌ
、ｔ２．ｔ３ ・・φ夫夫減肉Ｉ、減肉Ｉ１．減肉ＩＩ
Ｉの場合の熱電対の温度、Ｔｇ−・・伝熱管外周の雰囲
気ガス温度、Ｔｓ・・・伝熱管内の流体温度、ｔｇ・・
・管の外表面の温度。 ｔｓ・・・管の内表面の温度。
Claims (1)
- 減肉する虞れのあるボイラあるいは熱交換器を構成する
管を監視する要ある場合に於て、伝熱管の所定位置の温
度を検出し、その検出温度の変化により減肉状態を知る
ことを特徴とする伝熱管の監視方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18936385A JPS6252302A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 伝熱管の減肉監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18936385A JPS6252302A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 伝熱管の減肉監視方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6252302A true JPS6252302A (ja) | 1987-03-07 |
Family
ID=16240066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18936385A Pending JPS6252302A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 伝熱管の減肉監視方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6252302A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5478423A (en) * | 1993-09-28 | 1995-12-26 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Method for making a printer release agent supply wick |
| US5591034A (en) * | 1994-02-14 | 1997-01-07 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Thermally conductive adhesive interface |
| JP2010122075A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 腐食速度推定方法 |
| JP2013213640A (ja) * | 2012-04-03 | 2013-10-17 | Samson Co Ltd | ボイラ |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP18936385A patent/JPS6252302A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5478423A (en) * | 1993-09-28 | 1995-12-26 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Method for making a printer release agent supply wick |
| US5690739A (en) * | 1993-09-28 | 1997-11-25 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Release agent supply wick for printer apparatus and method for making and using same |
| US5709748A (en) * | 1993-09-28 | 1998-01-20 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Release agent supply wick for printer apparatus |
| US5591034A (en) * | 1994-02-14 | 1997-01-07 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Thermally conductive adhesive interface |
| JP2010122075A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 腐食速度推定方法 |
| JP2013213640A (ja) * | 2012-04-03 | 2013-10-17 | Samson Co Ltd | ボイラ |
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