JPS59206349A - プロスタグランジンe↓1誘導体 - Google Patents
プロスタグランジンe↓1誘導体Info
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- JPS59206349A JPS59206349A JP8226683A JP8226683A JPS59206349A JP S59206349 A JPS59206349 A JP S59206349A JP 8226683 A JP8226683 A JP 8226683A JP 8226683 A JP8226683 A JP 8226683A JP S59206349 A JPS59206349 A JP S59206349A
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- JP
- Japan
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- prostaglandin
- compound
- formula
- fat emulsion
- ester
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は新規プロスタグランジンE、誘得体に関する。
プロスタグランシフ類は、動物の各組織に存在し、生体
内で分泌され、倣量で、血圧、平滑筋、脂質対相等に作
用するホルモ/とじて注目されている。 プロスタグランジン製剤の開発にあたっては、次の2つ
の問題がある。即ち、第1点は、プロスタグランジンE
nd静脈内投与後、数分で大部分が15−クト体へと酸
化され、その活性が失われる。而して、仁の不活性化は
、肺において特に著るしく、肺を1回通過すると、その
95%が不活性化されてしまうと言われている。これを
防ぐために、動脈内注射剤や経口剤が開発されている。 第2点は、プロスタグランジンは熱安定性が悪く、静脈
内注射剤とするのに必要な加熱滅菌によって、その相当
量が分解してしまう。プロスタグランジン分子中には、
β−ハイドロキシクト7基があり、これが不安定の原因
であるが、更に、分子内に存在するカルボ/eが自己触
媒的に作用して分解を加速していると考えられる。この
カルボン酸の作用を抑えるために、各種プロスタグラン
ジンエステルが合成されているが、これら既知エステル
はED50値がグロスタグランジン自体より相当太さい
という欠点を有している。 本発明者らは、以上の2点を改善すべく、プロスタグラ
ンジン脂肪乳剤の開発をすすめている。 ところで脂肪乳剤化することによってプロスタグランジ
ンの熱安定性を増大させることが出来き、また、プロス
タグランジンが油映で保護されるので、肺での不活性化
を受けにくくなり、さらにプロスタグランジンの徐放効
果がある。 しかしながら、プロスタグランジンはかなり水溶性であ
り、脂肪乳剤化することが困難である。 モチろん、エステル化することによって脂溶性を高めれ
ば脂肪乳剤化しやすいが、エステル体は一般にED s
o値が高いのでプロスタグランジンE1自体と同程度の
薬効を発現させるためには、その投与@を多くしなけれ
ばならない。 この様な背景の下に、本発明者らは種々新見の結果、下
記一般式 () 低級アルキル基を、Xは式 で表わされる基を示す。)で表わされる新規プロスタグ
ランジンE1誘導体を創製すると共に、当該誘導体が極
めて容易に脂肪乳剤化し得、しかもED50値が高いこ
とを見出した。 従って、本発明は一般式(I)で表わされるプロスタグ
ランジンE+tfj導体〔以下、PGE+誘導体(1)
という。)を提供するもの5である。 一般式(1)中、R1で示されるアルキル基は直鎖状、
分枝状であり、その好ましい炭素数は1〜15、特に好
ましくは、3〜lOである。かかるアルキル基としては
、たとえばメチル、エチル、n−プロピル、1so−プ
ロピル、n−ブチル、is。 −グチル、tert−グチル、n−ペンチル、n−ヘキ
シル、n−ヘプチル、n−オクチα、n−ノ二、II/
、n−デシルなどが列挙式nる。 また、R2で示される低級アルキル基は直鎖状又は分枝
状であり、その好ましい炭素&は1〜4である。このよ
うな低級アルキル基としては、たとえばメチル、エチル
、n−プロピル、 1so−プロピル、n−ブチル、
1so−グチルなどがあげられる。 本発明PGE、訪専体(1)は、たとえば次の様にして
製造される。 (第1法) フ”ロスタグランジンE、と一般式 (式中、Xはハロゲン原子、水酸基又はジアゾ基を示し
、R1及びR2は前記と同意義)で表わされるエステル
化合物とを反応させる方法であり、水沫によって一般式
(I)中x=−coo−である化合物か侍らnる。 一般式(M)に曲して、Xで示されるハロゲンとしては
、クロル、ブロム、ヨードなどが例示され、好適にはヨ
ードが用いられる。 反応は、溶媒の存在下に天施され、反応温度は通常、室
温程度である。溶媒としては、たとえば、塩化メチレン
、クロロホルムなどか例示される。 Xかハロゲンの場合には、相聞移動触媒〔たとえば、(
Cn3)tNBr、 (CaHy)4NBr、(Ca
Hs)4N HS 04などの四級アンモニウム塩など
が例示される〕の存在下に反応を行うことが好ましく、
その場合には無水条件下でも反応が進行する。 (jf52法) プロスタグランジンと一般式 %式%()
内で分泌され、倣量で、血圧、平滑筋、脂質対相等に作
用するホルモ/とじて注目されている。 プロスタグランジン製剤の開発にあたっては、次の2つ
の問題がある。即ち、第1点は、プロスタグランジンE
nd静脈内投与後、数分で大部分が15−クト体へと酸
化され、その活性が失われる。而して、仁の不活性化は
、肺において特に著るしく、肺を1回通過すると、その
95%が不活性化されてしまうと言われている。これを
防ぐために、動脈内注射剤や経口剤が開発されている。 第2点は、プロスタグランジンは熱安定性が悪く、静脈
内注射剤とするのに必要な加熱滅菌によって、その相当
量が分解してしまう。プロスタグランジン分子中には、
β−ハイドロキシクト7基があり、これが不安定の原因
であるが、更に、分子内に存在するカルボ/eが自己触
媒的に作用して分解を加速していると考えられる。この
カルボン酸の作用を抑えるために、各種プロスタグラン
ジンエステルが合成されているが、これら既知エステル
はED50値がグロスタグランジン自体より相当太さい
という欠点を有している。 本発明者らは、以上の2点を改善すべく、プロスタグラ
ンジン脂肪乳剤の開発をすすめている。 ところで脂肪乳剤化することによってプロスタグランジ
ンの熱安定性を増大させることが出来き、また、プロス
タグランジンが油映で保護されるので、肺での不活性化
を受けにくくなり、さらにプロスタグランジンの徐放効
果がある。 しかしながら、プロスタグランジンはかなり水溶性であ
り、脂肪乳剤化することが困難である。 モチろん、エステル化することによって脂溶性を高めれ
ば脂肪乳剤化しやすいが、エステル体は一般にED s
o値が高いのでプロスタグランジンE1自体と同程度の
薬効を発現させるためには、その投与@を多くしなけれ
ばならない。 この様な背景の下に、本発明者らは種々新見の結果、下
記一般式 () 低級アルキル基を、Xは式 で表わされる基を示す。)で表わされる新規プロスタグ
ランジンE1誘導体を創製すると共に、当該誘導体が極
めて容易に脂肪乳剤化し得、しかもED50値が高いこ
とを見出した。 従って、本発明は一般式(I)で表わされるプロスタグ
ランジンE+tfj導体〔以下、PGE+誘導体(1)
という。)を提供するもの5である。 一般式(1)中、R1で示されるアルキル基は直鎖状、
分枝状であり、その好ましい炭素数は1〜15、特に好
ましくは、3〜lOである。かかるアルキル基としては
、たとえばメチル、エチル、n−プロピル、1so−プ
ロピル、n−ブチル、is。 −グチル、tert−グチル、n−ペンチル、n−ヘキ
シル、n−ヘプチル、n−オクチα、n−ノ二、II/
、n−デシルなどが列挙式nる。 また、R2で示される低級アルキル基は直鎖状又は分枝
状であり、その好ましい炭素&は1〜4である。このよ
うな低級アルキル基としては、たとえばメチル、エチル
、n−プロピル、 1so−プロピル、n−ブチル、
1so−グチルなどがあげられる。 本発明PGE、訪専体(1)は、たとえば次の様にして
製造される。 (第1法) フ”ロスタグランジンE、と一般式 (式中、Xはハロゲン原子、水酸基又はジアゾ基を示し
、R1及びR2は前記と同意義)で表わされるエステル
化合物とを反応させる方法であり、水沫によって一般式
(I)中x=−coo−である化合物か侍らnる。 一般式(M)に曲して、Xで示されるハロゲンとしては
、クロル、ブロム、ヨードなどが例示され、好適にはヨ
ードが用いられる。 反応は、溶媒の存在下に天施され、反応温度は通常、室
温程度である。溶媒としては、たとえば、塩化メチレン
、クロロホルムなどか例示される。 Xかハロゲンの場合には、相聞移動触媒〔たとえば、(
Cn3)tNBr、 (CaHy)4NBr、(Ca
Hs)4N HS 04などの四級アンモニウム塩など
が例示される〕の存在下に反応を行うことが好ましく、
その場合には無水条件下でも反応が進行する。 (jf52法) プロスタグランジンと一般式 %式%()
【
(式中 XIはハロゲン原子を示し、RI及びR2は前
記と同意義)で表わされる化合物とを反応させる方法で
あり、水沫によって一般式(I)中X=−OCO−であ
る化合物が得られる。 一般式(厘)に関して XIで示されるハロケンとして
はXと同様のものが例示され、特に好ましいものはヨー
ドである。 反応は、前述の相聞移動触媒を用い、塩化メチレン中で
行なうことが特に好ましい。 本発明のPGE、 誘導体(’I)は、転溶、再結晶
、クロマトグラフィーなどの従来既知の手段によって単
離、精!!Jすることができる。 かくして得られたPGE1 誘導体(、I)は、哺乳動
物(ヒト、ウマ、ウシ、マウス、ラット、イヌなど)に
対して血圧降下作用、血小板凝集抑制作用などを有し、
血圧降下剤、血栓治療剤などとして価値あるものである
。本発明のPGE、誘導体中は既知の手段にて、任意の
剤型に製剤化することができるが、先に述べたように容
易に脂肪乳剤とすることができ、かかる製剤とすること
が好ましい。脂肪乳剤は従来公知の手段にてm製すれば
よく、植物油(たとえば大豆油、綿夫油、ゴマ油、サフ
ラワー7出、コーン油)にて乳化されたものが好ましい
。 本発明PGE、誘導体を、たとえば脂肪乳剤化して、ヒ
トの血栓治療剤として使用する場合、通帛成人、1回1
−100μ?、好ましくは5〜lOμ2を静脈投与する
。 実施例1 0.1規定水酸化ナトリウム(0,6ゴ、0−06FF
!mol)を氷冷しておき、そこにデトラグチルアンモ
ニウム硫酸水累塩(IO,2mf、 0.03F72m
ol )を古註え、次にプロスタグランジンE+(1
0a+y、0.028mmol)を加えて、完全に溶解
させた。この溶液に塩化メチレン1rntを加え、よく
振りた後、塩化メチレン層を分は取り、ざらに水層に0
.5mlの塩化メチレンを加え抽出を行った。抽出物に
無水硫酸ナトリウムを加え、30分間乾燥した。 寛珠剤を分収した後、ヨード酢酸グチル(12り)を加
え、室温で8時開反応させた。反応終了後、水(1mg
)を加え、よく振ってから有機層を分取し、無水硫酸ナ
トリウムを加えて乾燥した。ろ別して溶媒を除去(ロー
タリーエバボレークー、室温)シて、粗生成物を得た。 これを、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカ
ケル2?)で精製して無色油状物としてブトキシ力ルポ
ニルメチルブロスタグランジンE、エステルNt合物8
)7tIkgを得た。なお、溶離液は、ヘキサン、酢酸
エチル(1:9)を用いた。 赤外吸収(液膜法): 8400.2950.2850
.1755.1785.1710. 1450.1240、l 180゜ 975 cm−+ 実施例2−IO 実施例1と同様にして、次の化合物を得た。 0(ヘキシロキシカルボニルメチル)プロスタグランジ
ンE1エステル 外 観:無色油状、収 率=56係 赤外吸収(液膜法): 8400.2950.2850
.1750.1735.1710. 1450.1215.1180. 957on−1 0(オクチロキシカルボニルメチル)プロスタグランジ
ンE】エステル(化合物2) 外 観:無色油状、収 率: 479b赤外吸収(放映
法): 3400.2950.2880.1755.1
735.1715. 1450.1215.1175. 955m二1 0(デシロキシカルボニルメチルノグロスタグランジ7
E エステル 外 観二淡黄色油状、収 率:43% 赤外吸収(液膜法〕:3400,2950,2850゜
1755.1730.1710.1450Xi2zo1
1180.957I01n” 0(アセトキシメチル)プロスタグランジンE1エステ
ル 外 観:無色油状、収 率:63% 祢外吸収(液膜法):3400,2950,2830゜
1750.1715.1450.1220.1175.
955crrL ’ 0(ビバロイロキシメチル〕プロスタグランジンEエエ
ステル(化合* 1 、) 外 観:淡黄色油状、収 率:5o% 加外吸収(液膜法):3400,2950X2830゜
1735.1710.1450,1215.1175、
赤外吸収(′g、膜法):3400.2950,283
0゜1760.1715.1450゜ 1215.1170.955cm1 o(l−アセトキシエチル)プロスタグランジンE1.
エステル 外 観:無色細状、収 率:55% 赤外吸収(液膜法): 8400.295o、283o
、1750.1710,1450. 1220.1170.95.5cm−10(1−ヘキテ
ノイロキシエチル)プロスタグランジンE1エステル 外 観:淡黄色油状、収 率:48% 赤外吸収(i膜性): 3400.2950.2830
.1750.1710,1450゜ 1215.1165.960ctn−10(1−デカノ
イロキシエチル)プロスタグランジンE1エステル 外 観:淡黄色油状、収 率;40% 赤外吸収(液膜法): 8400.2950.2880
11755.1715.1450. 1215.1165.96 QcWl−+実施例 ライスクー系ラットよりクエン酸採血によってPRP
(小板リッチ血漿) (5X l 05/mm3) k
WfA整し、アブリボメーター中で表1及び20薬物掴
に示した各化合物と1分間作用さぜ、アデノシフジホス
フェート(最終濃度’5 X 10−’M )を加え凝
集率を観察し、各化合物のEDsoを求め、その結果を
表1に示した。また、各化合物のEDso付近の濃度で
インキュベート時間を5分及び20分に延長し、凝集抑
制率の変化を観察し、その結果を表2に示した。 表 2 以上の結果から明らかなように、本発明PGE。 誘導体(I)はプロスタグランジンE1と同等の効果を
有し、しかも脂肪乳剤化が可能であるという効果をも有
するものである。 参考例1 精製大豆油100.(lに精製卵黄リン脂質24.0?
、ビバロイロキシメチル)゛ロスクグランジンE1エス
テルioq、オフイン阪ナトリウム0.52およびホス
ファチジン酸0.5?に加え、40〜75℃に加温溶解
せしめる。これに1000−の蒸留水を加え、マントン
−ガラリン型ホモジナイザーを用いて、1段目100K
g/d、合計圧450 Kq/肩の加圧下で10回通過
させ乳化する。次いで、この乳化液に5.02のグリで
リンを加え、20〜40℃の注射用蒸留水400rnl
を加えホモミキサーで粗乳化する。これを再びマント/
−ガラリン型ホモジナイザーを用い、1段目120Kg
1tri、合計圧500Kg/iの加圧下で101」通
過させ乳化する。これにより均質化された極めてamな
上記グロスタフランジン誘導体を含有する脂肪乳剤が得
られた。この乳剤の平均粒子径は0,2〜0.4μであ
り1μ以上の粒子を含有しなかった。 手続補正書(自発ン 1.事件の表示 昭和58年 特許 願第082266号2 発明の名称
プロスタグランジンE1誘導体3 補正をする者 事件2の関係 特許出願人 住 所 氏 名(名称)株式会社 ミ トリ十字(1)明細書、
第2頁第1行の「対画」勿「代謝Jに訂正丁@0 (2)同書、第3頁第5行の「出来さ」t「でき」に訂
正丁々0 (3)同書、第4頁下から13行の「高い」γ「低い」
に訂正T 6 。 (4)同書、第12頁第3行のIPRP(Jの次に「血
」を力口人了心0
記と同意義)で表わされる化合物とを反応させる方法で
あり、水沫によって一般式(I)中X=−OCO−であ
る化合物が得られる。 一般式(厘)に関して XIで示されるハロケンとして
はXと同様のものが例示され、特に好ましいものはヨー
ドである。 反応は、前述の相聞移動触媒を用い、塩化メチレン中で
行なうことが特に好ましい。 本発明のPGE、 誘導体(’I)は、転溶、再結晶
、クロマトグラフィーなどの従来既知の手段によって単
離、精!!Jすることができる。 かくして得られたPGE1 誘導体(、I)は、哺乳動
物(ヒト、ウマ、ウシ、マウス、ラット、イヌなど)に
対して血圧降下作用、血小板凝集抑制作用などを有し、
血圧降下剤、血栓治療剤などとして価値あるものである
。本発明のPGE、誘導体中は既知の手段にて、任意の
剤型に製剤化することができるが、先に述べたように容
易に脂肪乳剤とすることができ、かかる製剤とすること
が好ましい。脂肪乳剤は従来公知の手段にてm製すれば
よく、植物油(たとえば大豆油、綿夫油、ゴマ油、サフ
ラワー7出、コーン油)にて乳化されたものが好ましい
。 本発明PGE、誘導体を、たとえば脂肪乳剤化して、ヒ
トの血栓治療剤として使用する場合、通帛成人、1回1
−100μ?、好ましくは5〜lOμ2を静脈投与する
。 実施例1 0.1規定水酸化ナトリウム(0,6ゴ、0−06FF
!mol)を氷冷しておき、そこにデトラグチルアンモ
ニウム硫酸水累塩(IO,2mf、 0.03F72m
ol )を古註え、次にプロスタグランジンE+(1
0a+y、0.028mmol)を加えて、完全に溶解
させた。この溶液に塩化メチレン1rntを加え、よく
振りた後、塩化メチレン層を分は取り、ざらに水層に0
.5mlの塩化メチレンを加え抽出を行った。抽出物に
無水硫酸ナトリウムを加え、30分間乾燥した。 寛珠剤を分収した後、ヨード酢酸グチル(12り)を加
え、室温で8時開反応させた。反応終了後、水(1mg
)を加え、よく振ってから有機層を分取し、無水硫酸ナ
トリウムを加えて乾燥した。ろ別して溶媒を除去(ロー
タリーエバボレークー、室温)シて、粗生成物を得た。 これを、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカ
ケル2?)で精製して無色油状物としてブトキシ力ルポ
ニルメチルブロスタグランジンE、エステルNt合物8
)7tIkgを得た。なお、溶離液は、ヘキサン、酢酸
エチル(1:9)を用いた。 赤外吸収(液膜法): 8400.2950.2850
.1755.1785.1710. 1450.1240、l 180゜ 975 cm−+ 実施例2−IO 実施例1と同様にして、次の化合物を得た。 0(ヘキシロキシカルボニルメチル)プロスタグランジ
ンE1エステル 外 観:無色油状、収 率=56係 赤外吸収(液膜法): 8400.2950.2850
.1750.1735.1710. 1450.1215.1180. 957on−1 0(オクチロキシカルボニルメチル)プロスタグランジ
ンE】エステル(化合物2) 外 観:無色油状、収 率: 479b赤外吸収(放映
法): 3400.2950.2880.1755.1
735.1715. 1450.1215.1175. 955m二1 0(デシロキシカルボニルメチルノグロスタグランジ7
E エステル 外 観二淡黄色油状、収 率:43% 赤外吸収(液膜法〕:3400,2950,2850゜
1755.1730.1710.1450Xi2zo1
1180.957I01n” 0(アセトキシメチル)プロスタグランジンE1エステ
ル 外 観:無色油状、収 率:63% 祢外吸収(液膜法):3400,2950,2830゜
1750.1715.1450.1220.1175.
955crrL ’ 0(ビバロイロキシメチル〕プロスタグランジンEエエ
ステル(化合* 1 、) 外 観:淡黄色油状、収 率:5o% 加外吸収(液膜法):3400,2950X2830゜
1735.1710.1450,1215.1175、
赤外吸収(′g、膜法):3400.2950,283
0゜1760.1715.1450゜ 1215.1170.955cm1 o(l−アセトキシエチル)プロスタグランジンE1.
エステル 外 観:無色細状、収 率:55% 赤外吸収(液膜法): 8400.295o、283o
、1750.1710,1450. 1220.1170.95.5cm−10(1−ヘキテ
ノイロキシエチル)プロスタグランジンE1エステル 外 観:淡黄色油状、収 率:48% 赤外吸収(i膜性): 3400.2950.2830
.1750.1710,1450゜ 1215.1165.960ctn−10(1−デカノ
イロキシエチル)プロスタグランジンE1エステル 外 観:淡黄色油状、収 率;40% 赤外吸収(液膜法): 8400.2950.2880
11755.1715.1450. 1215.1165.96 QcWl−+実施例 ライスクー系ラットよりクエン酸採血によってPRP
(小板リッチ血漿) (5X l 05/mm3) k
WfA整し、アブリボメーター中で表1及び20薬物掴
に示した各化合物と1分間作用さぜ、アデノシフジホス
フェート(最終濃度’5 X 10−’M )を加え凝
集率を観察し、各化合物のEDsoを求め、その結果を
表1に示した。また、各化合物のEDso付近の濃度で
インキュベート時間を5分及び20分に延長し、凝集抑
制率の変化を観察し、その結果を表2に示した。 表 2 以上の結果から明らかなように、本発明PGE。 誘導体(I)はプロスタグランジンE1と同等の効果を
有し、しかも脂肪乳剤化が可能であるという効果をも有
するものである。 参考例1 精製大豆油100.(lに精製卵黄リン脂質24.0?
、ビバロイロキシメチル)゛ロスクグランジンE1エス
テルioq、オフイン阪ナトリウム0.52およびホス
ファチジン酸0.5?に加え、40〜75℃に加温溶解
せしめる。これに1000−の蒸留水を加え、マントン
−ガラリン型ホモジナイザーを用いて、1段目100K
g/d、合計圧450 Kq/肩の加圧下で10回通過
させ乳化する。次いで、この乳化液に5.02のグリで
リンを加え、20〜40℃の注射用蒸留水400rnl
を加えホモミキサーで粗乳化する。これを再びマント/
−ガラリン型ホモジナイザーを用い、1段目120Kg
1tri、合計圧500Kg/iの加圧下で101」通
過させ乳化する。これにより均質化された極めてamな
上記グロスタフランジン誘導体を含有する脂肪乳剤が得
られた。この乳剤の平均粒子径は0,2〜0.4μであ
り1μ以上の粒子を含有しなかった。 手続補正書(自発ン 1.事件の表示 昭和58年 特許 願第082266号2 発明の名称
プロスタグランジンE1誘導体3 補正をする者 事件2の関係 特許出願人 住 所 氏 名(名称)株式会社 ミ トリ十字(1)明細書、
第2頁第1行の「対画」勿「代謝Jに訂正丁@0 (2)同書、第3頁第5行の「出来さ」t「でき」に訂
正丁々0 (3)同書、第4頁下から13行の「高い」γ「低い」
に訂正T 6 。 (4)同書、第12頁第3行のIPRP(Jの次に「血
」を力口人了心0
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 は低級アルキル基を、Xは式 で表わされる基を示す。) でxbされるプロスタグランジンE1誘辱俸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8226683A JPS59206349A (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | プロスタグランジンe↓1誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8226683A JPS59206349A (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | プロスタグランジンe↓1誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59206349A true JPS59206349A (ja) | 1984-11-22 |
JPH039907B2 JPH039907B2 (ja) | 1991-02-12 |
Family
ID=13769671
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JP8226683A Granted JPS59206349A (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | プロスタグランジンe↓1誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59206349A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63246330A (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-13 | Isamu Koyama | 腎臓温阻血障害改善剤 |
WO1990012576A1 (en) | 1989-04-25 | 1990-11-01 | The Green Cross Corporation | Liquid prostaglandin composition |
US5445812A (en) * | 1989-07-05 | 1995-08-29 | The Green Cross Corporation | Angiographic adjuvant |
EP0758645A1 (en) * | 1995-08-16 | 1997-02-19 | Ono Pharmaceutical Co., Ltd. | Prostaglandin derivatives |
CN105777601A (zh) * | 2014-12-26 | 2016-07-20 | 中国人民解放军第二军医大学 | 一种前列地尔衍生物及其药物制剂 |
-
1983
- 1983-05-10 JP JP8226683A patent/JPS59206349A/ja active Granted
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63246330A (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-13 | Isamu Koyama | 腎臓温阻血障害改善剤 |
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AU708905B2 (en) * | 1995-08-16 | 1999-08-12 | Ono Pharmaceutical Co. Ltd. | Prostaglandin derivatives |
CN1058706C (zh) * | 1995-08-16 | 2000-11-22 | 小野药品工业株式会社 | 前列腺素衍生物 |
CN105777601A (zh) * | 2014-12-26 | 2016-07-20 | 中国人民解放军第二军医大学 | 一种前列地尔衍生物及其药物制剂 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH039907B2 (ja) | 1991-02-12 |
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