JPS59206337A - アミン等の有機溶液を製造する方法および装置 - Google Patents

アミン等の有機溶液を製造する方法および装置

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JPS59206337A
JPS59206337A JP59086048A JP8604884A JPS59206337A JP S59206337 A JPS59206337 A JP S59206337A JP 59086048 A JP59086048 A JP 59086048A JP 8604884 A JP8604884 A JP 8604884A JP S59206337 A JPS59206337 A JP S59206337A
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レオン・ニナヌ
クロ−ド・ブルトン
コンスタント・ギユルドン
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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01DCOMPOUNDS OF ALKALI METALS, i.e. LITHIUM, SODIUM, POTASSIUM, RUBIDIUM, CAESIUM, OR FRANCIUM
    • C01D7/00Carbonates of sodium, potassium or alkali metals in general
    • C01D7/16Preparation from compounds of sodium or potassium with amines and carbon dioxide

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塩基性の試薬によって水に不況オロ性の有機
カチオンの塩化物を分解して行う、水に不溶性の有機塩
基、特に窒素官有有機塩基、例えばアミンの有機溶液を
製造するための方法及び装置に関する。
塩化ナトリウムの水浴液と水に不溶性のアミンの有機溶
液とを混合し、得られた混合物を二酸化炭素官有ガスで
処理し、その後で重炭酸ナトリウムの水性懸濁液とアミ
ン塩酸塩の有機溶液との二相に分離し、水性相を回収す
ることによって重炭酸ナトリウムを製造することは公知
である〔英国1特許A−10’8243<S号明細誉(
カイず−・アルミニウム・アン−・ケミカル社、 [a
i8θrAluminum & Ohθm1Ca1co
rp、) 2頁105〜125行;ロンドンのデルウエ
ント出版社(DθrwθntPublications
 Ltd、) vCJ:ロセyトラル・パテンツ・イン
デックス、ベーシック・アブストラクツ・ジャーナ/l
/ (Central Patents I’ndθx
’、 Ba5icAbstracts Journal
 )、セクションFijウィークT、49.抄録784
30 T−見:日本特許出願A−7241237号(イ
スラエル・マイニング工業研究開発部、 l8rael
 Miningxnas、■net。
Res、、  & IlθV+)〕。
本明細書中、前記の重炭酸ナトリウムを製造する公知の
技法を以下「アミン法」と称する。
また、塩化アゆンモニウムを分解させてアンモニアを製
造する方法も公知である。該方法においては、塩化アン
モニウムの水溶液と水に不溶性のアミンの有機溶液とを
混合し、得られた混合物中に不活性ガス又は炭酸ガスを
循環させて生成アンモニアを取出す〔英国ロンドンのヂ
ルウエント出版社のセントラル・バテンソ・インデック
ス、ベーシック・アブストラクツ・ジャーナル、セクシ
ョンE、ウィークに/14.抄録26992B/14:
日本特許用mA−57034020号(東洋曹達株式会
社)〕。
これら0)公知の方法においては、副生物と【〜てアミ
ン塩酸塩の有機溶液が回収されるので、それを処理して
アミンを再生することが望ましい。この目的を達成する
ため、アミン塩酸塩の有機溶液と、水性媒質中の塩基性
試薬、通常水酸化カルシウム又は水酸化マグネシウムの
水性懸濁液とを混合し、再生アミンの有機溶液と塩化カ
ルシウム又は塩化マグネシウムの水溶液とを別々に回収
する方法が用いられている゛〔英国特許A−10824
36号明細書(カイデー・アルミニウムーアンド・ケミ
カル社)6頁5〜9行;ロンドンのデルウエント出版社
のセントラル・パテンツ・インデックス。
ベーシック・アブストラクツ・ジャーナル、セクション
E、ウィークT、 49 #抄録78430 T−In
:日本特許出願人−7241237号(イスラエル工業
研究開発部)〕。この公知の方法においては、再生アミ
ンを含む有機溶液を効率よく回収することは一般に困難
であり、水酸化カルシウムの水性懸濁液によってアミン
を再生する場合、実際問題として固形残渣が付随的に形
成される。この残渣は、大部分炭酸カルシウム又は他の
不純物からなり、水性液と有機液との分離を妨げ、再生
アミンの実質的損失の原因となる〔特願昭55−109
219号(東洋曹達)〕。
前記の欠点を解決するため、塩基性の試薬によつて有機
カチオンの塩化物を分解することにより、生成される塩
基の損失を招くことなしに、水に不溶性の塩基の有機溶
液を効率的に製造できる方法を本発明は提供するもので
ある。
従って本発明は、水、水に不混和性の有機カチオン(1
)塩化物の有機溶液、及び該有機カチオン塩化物を分解
して塩基を形成しうる塩基性試薬を混合し、そして塩基
を含む有機溶液と、固形残渣を含む水性相とに分離する
ことにより、水に不溶性の有機塩基の有機溶液を製造す
る方法に関する。
本発明においては、塩基を含む有機溶液を水性相から分
離するため、これらの相を分離させたうえ、分離ずみの
有機溶液と水性相とσ)境をなすスラッジの少なくとも
一部を回収して前記の混合1勿中に 、再餉環させる0 本発明の方法にお−では、塩基とは、塩化水素と共Ki
機カチオンの塩化物を形成するにブ巴分な塩基性を有す
る任意の有機試薬として定義されろ。
本発明による方法における有機カチオンの塩イし物の有
機溶液を形成するり)に用いられるM機溶沖jを選定す
るための条件は、該溶剤が生成される塩・基も溶解し、
水及び水性溶液と不混和性の有機溶液を形成するもので
なくてはならないということである。使用すべき有機溶
剤の種類及び量についてのさらに別の選定条件は、生成
された塩基を含む溶液の粘度が効率的な相分離を妨げる
ようではならないということである。そσ)ためKは、
操作温度における粘度が301)%好ましくは1.50
p以下の有機溶剤を選ぶのが望ましい。また、安全及び
使い易さの点から、操作温度よりも高い引火点を有する
低揮発性の有機溶剤の方か好ましい。生成される塩基の
有機溶液の用途も有機溶剤の選定条件となる。例えば、
前記のアミン法による重炭酸ナトリウム製造用にアミン
の有機溶液を製造したい場合vc、は、適温、一般[は
ioO℃未満、特に15°−70°Cにおける二酸化炭
素σ)高吸収率性能を前記の性能のほかにMする有機溶
剤を選ぶのが望ましい。
生成された塩基を含む有機溶液の比重75E水性相の比
重よりも小さくなるような有機溶剤を選ぶのが好ましい
。生成される有機溶液の比重と水性相Q)比重との差が
、該有機溶液の比重の5%以上、好ましくは60チを超
えろような溶剤を選ぶのが有利である。
経済的な理由により、本発明の方法は、低い温度、一般
には60°C未満、好ましくは15〜400Cの温度で
実施される。例えばアミンのような窒素言方塩基を製造
したい場合には、有機溶剤を炭化水素σ)中から選ぶと
有利であり、有機カチオンの塩化物のせ有址が約25〜
75重量%となるように、その使用量を調節する。本発
明の範囲内で使用可能な有機溶剤の列として、キシレン
、ブチルベンゼン、メチルエチルベンゼン、及びより特
定的にはホワイトスピリットを挙げることができ、さら
罠次σ)ような開襟で知られる市販浴剤、例えはイソパ
ラフィンの混合物であるエッソ社CESS的のインパー
ル(工5opar) 、芳香族化合物の混合物であるエ
ッソ社のツルペッツ(Solvesso) 、芳香族化
合物の混合物であるシェル社(SMll)のシェルゾル
(3hθ11801)AB 、脂肪族化合物の混合物で
あるシェルゾルKをりυとして挙げることができる。
塩基性試薬の作用は、有機カチオンの塩化物を分解して
塩基を生成することである。塩基性試薬を選定するに当
っては、それと有機カチオンの塩化物との反応で生じる
生成物が、生成すべき塩基と、該塩基の有機溶剤に溶解
しなめ水浴性化合物とであるように選ぶ必要がある。無
機の塩基性試薬を用いるのが好ましく、特に推奨される
塩基性試薬はアルカリ土類金属の酸化物及び水酸化物、
とりわけ酸化カルシウム及び水酸化カルシウムである。
有機カチオンの塩化物と塩基性試薬との反応によって生
じる前記の水浴性化合物を全部溶解させるのに少なくと
も充分な量の水を使用すべきである。
水性相の固形残渣は、水及び生成すべき塩基の有機溶液
に不溶性の固体の粒子からなる。こσ9残渣は、一般に
無機物質であって、塩基性試薬と有機カチオンの塩化物
との反応生成からなるか、あるいはより一般的には、塩
基性試薬中σ)水に不俗性の不純物からなる。例えば水
酸化カルシウムのように、塩基性試薬が水に不溶性の場
合には、有機カチオンの塩化物と反応しなかった塩基性
試薬の粒子がこの固形残渣に含まれることもある。石灰
炉内で石灰石を焼成して得られた水酸化カルシウムが塩
基性試薬として用いられた場合には、固形の残渣は主と
して炭酸カルシウム及び一般に砂や粘土である水に不溶
性の石灰石の不純物からなる。
本発明の方法においては、有機カチオンの塩化物の有機
溶液と、塩基性試薬と、水とを緊密に混合することによ
り、塩基性試薬と有機カチオン塩化物との間で反応を起
こさせ、有機溶液中の塩基を溶剤中に遊離させると同時
に、他の反応生成物を水の中に遊離させる。反応終結時
点において、生成すべき塩基の有機溶液と、水性相と、
固形残渣との混合物が回収される。本発明に従えば、こ
の混合物の相分離を行い、前記の水浴性化合物及び固形
残渣の一部からなる沈殿物を含む水性相から塩基を含む
有機溶液を分離させる。
ここでいう相分離とは、重力による不混和性の液体相の
分離及び遠心分離によるそれらの相の分離の両方を意味
する。
それ自体公知の任意の適当な装置同で相分離を行うこと
ができる。相分離が終わった時点において、塩基含有の
有機溶液と水性相とはスラッジ層によって隔離される。
該7272層は水性相と有機溶液との混合物からなり、
エマルションのような外観を呈し、そして懸濁固体粒子
を宮んでいる。
これらの粒子は、相分離の過程において水性相の中に沈
殿し得なかった前記の固形残渣の一部をなすものである
本発明によれば、前記スラッジの少なくとも一部を回収
したうえ、水、塩基性試薬及び有機カチオン塩化物溶液
の混合物中に再循環させる。
本発明の方法は、連続又は不連続方式の操作に同じよう
に適用できる。不連続操作の場合には、それぞれ所定重
量のMiaカチオン塩化物の有機溶液、水及び塩基性試
薬を反応チャンバー内で混合し、得られた反応混合物の
相分離を行い、しかる後に三重相、すなわち、塩基を含
む有機溶液と、沈殿物を富む水性相と、有機溶液及び水
性相の中間のスラッジを別々に回収し、スラッジは、有
機カチオン塩化物の有機溶液、水及び塩基性試薬の所定
皺の新鮮な両分と共に反応チャンバーに再導入される。
J!!続操作の場合には、有機カチオンの塩化物の有機
浴液と、水と、塩基性試薬とを連続的に反応チャンバー
に供給し、チャンバー内でそれらを混合し、得られた混
合物を相分離チャンバーに連続的に移送し、生成すべき
塩基を含む有機溶液と、スラッジと、沈殿物を含む水性
相とを連続的に相分離チャンバーから回収し、そしてス
ラッジについては、これを反応チャンバーに再循環させ
る。−この好ましい連続操作法においてに、相分離チャ
ンバー内のスラッジ層の厚さが実質的に一定に保たれる
ように、スラッジの回収及び再循環率を調整する。この
厚さをどのように選ぶかは臨界的な要素ではなく、塩基
官MM機溶液又は水性相にスラッジが飛沫同伴されるの
を防ぐための相分離チャンバーの設計特性により、最適
の厚さがきまる。
本発明の方法においてに、もし他の条件がすべて同じに
保たれるならば、分離過゛程における生成すべき塩基の
有機溶液と水性相との間のスラッジ層の厚さが、スラッ
ジの実質的に一定の回収・再循環率に対してほぼ一定の
値゛にたちまち落着くことを見いだした。
本発明の方法を実施する場合、有機カチオンの塩化物の
すべてを分解するのに必要な置板下の塩基性試薬を用い
るのが有利である。他の条件がすべて同じであれば、本
発明の方法を前記σ)ごと〈実施することにより、定常
状態の操作条件が容易に確立されることを見いだした。
本発明の方法をこのように実施することにより、例えば
、有機カチオンの塩化物をすべて分解するのに必要な敏
の50%を超える鎗、好ましくは75〜98%の量の塩
基性試薬を用いろことが可能である。
一般に本発明は、水に不溶性であって、塩化水素と共に
水に不溶性の有機カチオン塩化物を形成しうるすべての
有機塩基に対して適用できる。窒素含NN機塩基、例え
ば水に不溶性のイミンとその誘導体、水に不溶性の四級
アンモニウム塩、及び水に不溶性のアミンとその誘導体
に本発明を適用すると有利である。本発明の方法は、−
級アミン、二級アミン又は三級アミンの製造に対して同
じように適用できる。−級アミンの塩酸塩の有機溶液か
らの一級アミンの製造、特に前記のアミン法による重炭
酸ナトリウムの製造において有用である炭素数18〜2
4の一級アルキルアミンの製造に本発明を適用するのが
有利である。そり)ためには、本発明の方法を前記のア
ミン法と組合わせ、又は本炭酸ナトリウムの水性懸濁液
から分離されたアミン塩酸塩の有機溶液からアミンの有
機溶液を再生するのに本発明の方法を利用すると有利で
ある。本発明の方法をこのように利用する場合、アミン
塩酸塩の有機溶液を塩基性試薬で処理するに先立ち、脱
炭酸ガス処理を該溶液に施すのが有利である。この脱炭
酸ガス処理は、例えば空気もしくは不活性ガスの流れを
溶液内に循環させるか、又は真空を適用することによっ
て実施することができる。
また本発明は、本発明の方法を実施するための装置にも
関する。該装置は、 一混合用器具を有する反応チャンバー、−M機カチオン
の塩化物の有機溶液と、塩基性試薬及び水とを反応チャ
ンバーに送り込むための要素、 一反応チャンバーから反応混合物を回収するための配管
、及び −前記の回収用配管の吐出し口に通じる相分離用チャン
バー からなり、前記の相分離用チャンバーには、分離ずみの
相を収出すための別々の配管が含まれ、またこれらの相
の境目の領域には、反応チャンバーに連結する回収用設
備が設けられている。
本発明の特徴及び詳細を判りやすく説明するため、図面
を参照しながら、本発明の若干の態様について次の通り
記述する。
これらの図面において、同じ構成要素に対しては同じ参
照番号を付した。
第1図に示す装置は、本発明の方法によって水に不溶性
のアミンの有機溶液を製造するのに用いられる。そのた
めには、該装置は、アミン塩酸塩の有機溶液2及び塩基
性試薬と水との混合物3、例えば水酸化カルシウムの水
性懸濁液が絶えず供給される反応チャンバー1を含む。
攪拌機4により、反応混合物が反応チャンバー1内にお
いて均質化される。反応チャンバー内において、アミン
塩酸塩と水酸化カルシウムとが反応し、有機溶液に溶解
するアミンと、水溶液に溶解する塩化カルシウムとを生
成する。
また装置には相分離用チャンバー5が會まれ、反応チャ
ンバー1から回収されたアミンの有機溶液と塩化カルシ
ウムの水溶液との混合物6が連続的にその中に供給され
る。この混合物6Vcは、懸濁状態の固形残渣、一般に
石灰石の粒子も含まれている。相分離用チャンバー5に
おりて、混合物6は分離し、スラッジ9によって隔離さ
れた下層の水性相7と上層の有機相8とを形成する。上
部の有機相8は生成すべきアミンの有機溶液からなり、
そして下部の水性相1は塩化カルシウムの水溶液からな
り、石灰石から主としてなる沈殿物を含んでいる。スラ
ッジは、アミンの有機溶液と塩化カルシウムの水溶液と
の混合物中における、主として石灰石からなる固形物粒
子の懸濁液からなり、エマルションのような外観をMし
ている。相が分離される速度において、混合物6が相分
離用チャンバー6に供給され、生成されるアミンの有機
溶液がチャンバーからの溢流によって11に送り出され
、それと同時に、相分離用チャンバー5の下部から水性
相が連続的に12の中に排出される。一定の水準26に
スラッジ9が永久に維持されるように、水性相7の回収
率を調節する。そのためには、騙りえば配管12の途中
に可変式オリフィススロットル弁を設けるか、又は第1
図に模式的に示されるように、水性相7の水面26より
も上方の適当な水準に配管12の出口オリフィスを設定
すればよめ。
本発明によれば、スラッジ9の画分13は、連続的に回
収され、ポンプ14によって反応チャンバー1に再循環
される。液体2.3.11.12及び13の流量が一定
に保たれる場合には、スラッジ9の層の厚さをほぼ一定
に保ちうろことが見すたされた。この厚さは、画分13
の回収率を加減することにより、所望のごとく厚くした
り、薄くしたりすることができる。
第2図は、本発明の好ましい態様を組入れた、前記のア
ミン法による重炭酸ナトリウム製造装置の概略図である
。該装置には結晶化チャンバー14が含まれ、その中に
、塩化ナトリウムの天質的飽和水浴液15、塩化ナトリ
ウム水溶液に不磐性の一級アミンの有機溶液11、及び
二酸化炭素官有ガス16が絶えず供給される。−級アミ
ンの万機溶液は、例えばキシレンに溶解した商標ブライ
ミーン(Primene ) 、rMT (o −ム−
7yド・)1− ス、 ROhm & )iaa8 )
として公知の車量で50%の強度を万する一級アルキア
ミンの浴液であってよい。ガス16は、60〜80重量
饅の二数化炭素を含む富化ガス、例えば適当な比率にお
いて、モノ炭酸ナトリウムを得るために重炭酸ナトリウ
ムを焼成するときに得られる残渣ガスと石灰炉ガスとを
混合して得られるガスであるのが好ましい。
ガスの使用量は、塩化ナトリウムの実賀的部分が重炭酸
ナトリウムに変換するのに充分な量でなくてはならない
。別法として、結晶化チャンバー14内での処理に先立
ち、石灰炉ガスのような低二酸化炭素含有率のガスによ
り、混合物の部分的炭酸ガス飽和処理を行うことができ
る。
水性溶液と有機浴液との混合物からなす、懸濁状態の重
炭酸ナトリウムの結晶を含む液体17が結晶化チャンバ
ー14から取出される。この液体17ば、相分離用チャ
ンバー18に移送され、その中でアミン塩酸塩のM機溶
液19と重炭酸ナトリウム結晶の水性スラリー20とが
重力の作用で相互に分離される。スラリーは排出又は濾
過装置21に通され、そこで重炭酸ナトリウム22と母
液23とが別々に回収される。母液は塩化ナトリウムで
再飽和され、塩化す) IJウムの原料水溶液15を再
構成するのに利用される。
アミン塩酸塩の有機浴液19は、本発明の方法によって
処理され、アミンの有機浴液11が再生される。そのた
めには、垂直塔25σ〕中で上昇空気流24と向流的に
溶液を循環させることにより、浴液に対する脱炭酸ガス
処理を最初に行う。塔25から回収された炭酸ガス除去
後の有機溶液2を、次に第1図に関してさきに述べたよ
うな方法で処理1〜てアミンσ〕有機浴液11を生成し
、それを結晶化チャンバー14に再循環させろ。
以下に記載の試験の結果を検討することにより、本発明
の価f直が明白になると思う。これらの各試験において
は、第2図に関して説明した1llI記のアミン法によ
り、重炭酸ナトリウムの製造を行った。
そり)ためK[、シェルデルAE (シェル社)として
知られろ芳香族有+!j!i剤中重歓で約50%強度を
射するアミン、プライミーンJMT <ローム・アンド
・ハース社)が用いられた。有機浴液の毎時供給率は約
178.2 l!であった。アミンの再生に当っては、
相分離用チャンバー18から送り込まれるアミン塩酸塩
の有機溶液を前記のごとく脱炭酸ガス処理し、その後で
反応チャンバー1α〕中で、11当9148gの水酸化
カルシウムを含む毎時18/の石灰乳で処理した。得ら
れた混合物を均質化し、相分離用チャンバー5に移送し
、その中で重力の作用によって相分離を起こさせ、塩化
カルシウム水溶液からなる下部水性相Iと、溶剤シェル
ゾルAB中の再生アミンプライミーンJMTの溶液から
なる上部有機相8と、これらの相に挾まれ、エマルショ
ンの外観を有し、そして懸濁状態において綿屑のように
見える固形物の粒子を含むスラッジ9とを形成した。さ
らに、相分離用チャンバー5の底部には、沈殿物の層が
形成してめるのが観涙されたが、この沈殿mは炭酸カル
シウムであることが証明された。
同A 1 (診考試験) 前述した試験の過程において、有機相8の犠牲における
スラッジ1曽9の急速な成長が観察された。
4時間縁作した後、有機相8を受入れろ筈の相分離用チ
ャンバー5の全領域がスラッジ9によって占領された。
試験を続行するためには、毎時451のスラッジを絶え
ず取出すことが必要であり、このスラッジは廃棄された
。12時間の連続操作後に、試験を中止せざるを得なか
った。その時点で、有機相は完全にスラッジによって吸
収されて−だ。
例A 2 (本発明による試験) 試験の過程において、20〜801/時の割合でスラッ
ジを絶えず回収して反応チャンバー1に再循環させるこ
とにより、スラッジ層9の厚さを約2’Ocmの一定値
に保った。64時間に及ぶ試験期間を通じ、装置の操作
は安定状態に保たれた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の装置を模式的に示したものであり、
そして第2図は、本発明の万云の一態様を利用したアミ
ーン法による震災ばナトリウム製造装置のフローシート
である。 図中、1 反応チャンバー、4・・・撹拌機、5・・・
相分離用チャンバー、14・・ポンプ(第1図);結晶
化チャンバー(第2図)、18・・相分離用チャンバー
、21・・・濾過装置、25・・脱炭酸ガス塔。 手続補正書(自発) 昭和59年5月31日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第 86048  号3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 住  所 氏 名  ツルペイ アンド カンパニー (ソシエテ
 アノニム)(名 称) 4、代理人 昭和  年  月  日 8、補正の内容  別紙のとおり 明細書の浄書 (内容に変更なし)汐ヨ、手続補正書(
自発) 昭和 59F−6月 6日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第86048  号 2、発明の名称 アミン等の有機溶液を製造する 事件との関係 特許出願人 4、代理人 昭和   年   月    口 6、補正により増加する発明の数 7、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 (1)明細書第18頁第20行「ボンデ14」を「ポン
プ10」に訂正する。 (2)図面を別紙の通り訂正する。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水、水に不混和性の有機カチオンの塩化物の有機
    溶液、及びその有機カチオンの塩化物を分解して塩基を
    形成しうる塩基性試薬を混合し、そして塩基を含有する
    有機溶液と固形の残渣を含む水性相とを分離することか
    らなる、水に不溶性の有機塩基の有機溶液を製造する方
    法におりで、水性相から塩基を言む■機溶液を分離する
    ため、これらの相に対して相分離処理を施し、そして分
    離ずみの有機溶液と水性相との境をなすスラッジの少な
    くとも一部を回収して前記の混合物中に再循環させるこ
    とを特徴とする前記の方法。
  2. (2)窒素@有有機塩基の中から前記の塩基を選ぶ、特
    許請求の範囲111に記載の方法。
  3. (3)アミンの中から前記の塩基を選ぶ、特許請求の範
    囲(2)に記載の方法。
  4. (4)水性相の比重が塩基の有機溶液の比重よりも少な
    くとも30チ大となるように、前記の有機カチオンの塩
    化物の有機溶液用溶剤を選ぶ、特許請求の範囲(3) 
    K記載の方法。
  5. (5)  アルカリ土類金属の塩基性化合物の中から前
    記の塩基性試薬を選ぶ、特許請求の範囲+ti〜(4)
    のいずれか1項に記載の方法。
  6. (6)水酸化カルシウムの水性懸濁液の形で前記の水及
    び塩基性試薬を用いる、特許請求の範1ffl 151
     K記載の方法。
  7. (7)  前記のカチオンの塩化物の全部を分解するの
    に要する重量の75〜98%に当る址の塩基性試薬を用
    いる、特許請求の範囲(1)〜(6)のいずれか1項に
    記載の方法。
  8. (8)塩化ナトリウムの水浴液、二酸化炭素官有ガス、
    及び有機浴液中のアミンを反応させて重炭酸ナトリウム
    を製造する際の残渣生成物であるアミン塩酸塩の有機溶
    液を特徴する特許請求の範囲(3)〜(7)のいずれか
    1項に記載の方法。
  9. (9)前記のアミン塩酸塩の有機溶液を塩基性試楽で処
    理する前に、該浴液に対して脱炭酸ガス処理を施す、特
    許請求の範囲(8)K記載の方法。 aα 特許請求の範囲(1)〜(9)のいずれか1項に
    記載の方法により、水に不溶性の塩基の有機溶液を製造
    する装置にお−で、 一混合用器具〔4〕を有する反応チャンバー〔1〕、−
    W機カチオンの塩化物の有機溶液と、塩基性試薬及び水
    とを反応チャンバーに送りこむための要素〔2〕と〔3
    〕、 一反応チャンバーから反応混合物を回収するための配管
    〔6〕、及び 一前記の回収用配管〔6〕の吐出し口を受けている相分
    離用チャンバー〔5〕 からなり、前記の相分離用チャンバーには、分離ずみの
    相〔7〕と〔8〕とを取出すための別々の配管〔11〕
    と〔12〕とが含まれ、またこれらの相の境をなす領域
    〔9〕に、反応チャンバー〔1〕に連結する回収用設備
    〔13〕が配設されていることを特徴とする前記の装置
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