JPS59205436A - 電気接点材料 - Google Patents
電気接点材料Info
- Publication number
- JPS59205436A JPS59205436A JP58078530A JP7853083A JPS59205436A JP S59205436 A JPS59205436 A JP S59205436A JP 58078530 A JP58078530 A JP 58078530A JP 7853083 A JP7853083 A JP 7853083A JP S59205436 A JPS59205436 A JP S59205436A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silver
- nickel
- alloy
- contact material
- zinc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/02—Contacts characterised by the material thereof
- H01H1/021—Composite material
- H01H1/023—Composite material having a noble metal as the basic material
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Contacts (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
｛イ｝発明の分野
本発明は強電流に適した電気接点材料に関するものであ
る。
る。
《口》発明の背景
従来、中負荷ないし大負荷の領域において広く銀一酸化
カドミウム系合金が使用されている。この材料は組成面
および製造面の双方の観点から種々の改良がなされ、電
気接点に要求される耐溶着性、および耐消耗性がこの系
としては限界に達していると考えられる上に、近年公害
上の問題としてカドミウム使用規制の声が高まりつつあ
り、そのだめに銀一酸化カドミウム合金に対する代替接
点材料として銀一ニッケル合金が使用されている。
カドミウム系合金が使用されている。この材料は組成面
および製造面の双方の観点から種々の改良がなされ、電
気接点に要求される耐溶着性、および耐消耗性がこの系
としては限界に達していると考えられる上に、近年公害
上の問題としてカドミウム使用規制の声が高まりつつあ
り、そのだめに銀一酸化カドミウム合金に対する代替接
点材料として銀一ニッケル合金が使用されている。
しかし銀一ニッケル合金は銀一酸化力ドミムム合金と比
較して、耐消耗特性では同等と考えられるが耐溶着性で
劣るという問題がある。
較して、耐消耗特性では同等と考えられるが耐溶着性で
劣るという問題がある。
（ハ）発明の目的
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであジ、電
気接点材料として使用した場合に接触抵抗および消耗量
は上記銀−ニッケル合金と同等であシ、耐溶着特性にお
いては銀一ニッケル合金よシすぐれ銀一酸化カドミウム
合金と同等であり、しかも高価な銀の使用量を低減する
ことができるような電気接点材料を提供することを目的
とするものである。
気接点材料として使用した場合に接触抵抗および消耗量
は上記銀−ニッケル合金と同等であシ、耐溶着特性にお
いては銀一ニッケル合金よシすぐれ銀一酸化カドミウム
合金と同等であり、しかも高価な銀の使用量を低減する
ことができるような電気接点材料を提供することを目的
とするものである。
（二）発明の構成と効果
上記目的を達成するために本発明は銀、ニツケ及
ル、銅および亜鉛の液合粉末を焼結して電気接点材料と
し、その場合の各成分組成をニッケル１０〜３０重量チ
、銅１・７〜１０重量チ、亜鉛１．７〜１０重量チ、亜
鉛１．７〜１５重量襲、残部を銀としたものであり、特
に従来銀に酸化カドミウムを混合することによってアー
クを出にくくすると共に接触抵抗を安定化して得ていた
耐溶着特性を銀に亜鉛を混合することによって実現した
ものである。上記のように各成分組成の範囲を限定した
のは以下の理由による。
し、その場合の各成分組成をニッケル１０〜３０重量チ
、銅１・７〜１０重量チ、亜鉛１．７〜１０重量チ、亜
鉛１．７〜１５重量襲、残部を銀としたものであり、特
に従来銀に酸化カドミウムを混合することによってアー
クを出にくくすると共に接触抵抗を安定化して得ていた
耐溶着特性を銀に亜鉛を混合することによって実現した
ものである。上記のように各成分組成の範囲を限定した
のは以下の理由による。
ニッケル：耐消耗特性を向上させるために添加したもの
で、１０重量係以下では添加目的が達成されず３０重量
チ以上では接触抵抗が増大する。
で、１０重量係以下では添加目的が達成されず３０重量
チ以上では接触抵抗が増大する。
銅：接触抵抗とニッケルの分散性を向上するために添加
したもので１．７重量係以下ではニッケノノの分散性の
改善がみられず、ｌＯ重量チ以上でけ耐溶着性が劣化す
る。
したもので１．７重量係以下ではニッケノノの分散性の
改善がみられず、ｌＯ重量チ以上でけ耐溶着性が劣化す
る。
亜鉛：耐溶着性を改善するだめに添加したもので、１・
７重量チ以下では添加目的が達成されず、１５重量係以
上では消耗が増大し加工性が悪くなる０ 本発明の電気接点材料は、上述の構成によ９、耐溶着特
性においては銀−ニッケル合金に比べて大巾な改善がみ
られ、銀一酸化カドミウム合金に比べても同等のものと
なる。一方接触抵抗および消耗特性に関しては銀一ニッ
ケル合金と同等であ７９、銀一酸化カドミウム合金より
もわずかに劣ったものとなるが実用上あまり問題となら
ない程度の差である。まだ本発明による電気接点材料は
上述のように銀一酸化カドミウム合金とほぼ同等の特性
を有するにもかかわらず、銀使用量が銀一酸化力゛ドミ
ウム合金よりも節減でき、代替接点材料として好適なも
のである。
７重量チ以下では添加目的が達成されず、１５重量係以
上では消耗が増大し加工性が悪くなる０ 本発明の電気接点材料は、上述の構成によ９、耐溶着特
性においては銀−ニッケル合金に比べて大巾な改善がみ
られ、銀一酸化カドミウム合金に比べても同等のものと
なる。一方接触抵抗および消耗特性に関しては銀一ニッ
ケル合金と同等であ７９、銀一酸化カドミウム合金より
もわずかに劣ったものとなるが実用上あまり問題となら
ない程度の差である。まだ本発明による電気接点材料は
上述のように銀一酸化カドミウム合金とほぼ同等の特性
を有するにもかかわらず、銀使用量が銀一酸化力゛ドミ
ウム合金よりも節減でき、代替接点材料として好適なも
のである。
（ホ）実施例の説明
銀７０重量係、ニッケル２０重量チ、銅５重量係、亜鉛
５重量係の各粉末をボールミルを使用して混合し、この
混合粉末を４トン／ｃｍの圧力で直径２０ｍｍ×長さ３
０ｍｍの丸棒に成形し、得られた成形体を不活性ガス雰
囲気中において７００〜８０００Ｑ’で１，２時間加熱
焼結した。この焼結体を’７００〜８００°Ｃに加熱し
なから押出機を使用して直径６ｍｍの柱状物に成形し、
ならに伸線して直径３ｍｍ、長さ６ｍｍの小片を切り出
してリレーに組み込み供試品としだ。この供試品につい
て下記の条件で接触抵抗、消耗量および溶着特性を測定
した。その結果を次表に示す。また表中には比較例とし
て同一条件で測定した比較品１（銀８８一酸化カドミウ
ム１２）および比較品２（銀７０−ニッケル３０）の特
性を示した。
５重量係の各粉末をボールミルを使用して混合し、この
混合粉末を４トン／ｃｍの圧力で直径２０ｍｍ×長さ３
０ｍｍの丸棒に成形し、得られた成形体を不活性ガス雰
囲気中において７００〜８０００Ｑ’で１，２時間加熱
焼結した。この焼結体を’７００〜８００°Ｃに加熱し
なから押出機を使用して直径６ｍｍの柱状物に成形し、
ならに伸線して直径３ｍｍ、長さ６ｍｍの小片を切り出
してリレーに組み込み供試品としだ。この供試品につい
て下記の条件で接触抵抗、消耗量および溶着特性を測定
した。その結果を次表に示す。また表中には比較例とし
て同一条件で測定した比較品１（銀８８一酸化カドミウ
ム１２）および比較品２（銀７０−ニッケル３０）の特
性を示した。
試験条件
サンプルリレー（２Ｃ）各５個
電圧ＡＣＩＯＯＶ
電流７Ａ
負荷抵抗負荷
接触力初期２０〜３０ｇ
開閉頻度３０回／分
上表よ９、供試品は比較品２に比べて大巾な耐溶着性の
改善がみられ、比較品ＩＫ比べても遜色ないものとなっ
ている。また接触抵抗や消耗量については比較品１に比
べてわずかに劣るものの実用上あまシ問題とならない程
度の差であることがわかる。
改善がみられ、比較品ＩＫ比べても遜色ないものとなっ
ている。また接触抵抗や消耗量については比較品１に比
べてわずかに劣るものの実用上あまシ問題とならない程
度の差であることがわかる。
以上
代理人弁理士縣浩介
Claims (1)
- 銀、ニッケル、銅および亜鉛の混合粉末を焼結してなる
電気接点材料であって、二ソ粂ルを１０〜３０重量チ、
銅を１．７−；ｌ・０重量係、亜鉛を１・７〜１５重量
チ含み、残部が銀であることを特徴とする電気接点材料
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58078530A JPS59205436A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 電気接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58078530A JPS59205436A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 電気接点材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59205436A true JPS59205436A (ja) | 1984-11-21 |
Family
ID=13664465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58078530A Pending JPS59205436A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 電気接点材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59205436A (ja) |
-
1983
- 1983-05-04 JP JP58078530A patent/JPS59205436A/ja active Pending
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