JPS59205356A - ジスルフアニルベンゼン酢酸誘導体 - Google Patents

ジスルフアニルベンゼン酢酸誘導体

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Publication number
JPS59205356A
JPS59205356A JP58080138A JP8013883A JPS59205356A JP S59205356 A JPS59205356 A JP S59205356A JP 58080138 A JP58080138 A JP 58080138A JP 8013883 A JP8013883 A JP 8013883A JP S59205356 A JPS59205356 A JP S59205356A
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JP
Japan
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acid
compound
formula
lower alkyl
methylacetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP58080138A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Suzuki
鈴木 安司
Yukio Hasegawa
幸雄 長谷川
Michitaka Sato
通隆 佐藤
Norio Yamamoto
則夫 山本
Katsuhiko Miyasaka
宮坂 克彦
Takashi Kenjo
見上 崇
Katsuhiko Miyazawa
宮澤 克彦
Morinobu Saito
斉藤 守信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aska Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Hormone Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Teikoku Hormone Manufacturing Co Ltd filed Critical Teikoku Hormone Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なジスルファニルベンゼン酢酸誘導体に
関する。。さらに詳しくは本発明は、式 (式中、AII′iフェニル基又はシクロヘキシル基を
表わし、R1は水素原子又は低級アルキル基を表わし、
又は水素原子又は−・ロゲン原子を表わす) の化合物並びにその塩又は低級アルキルエステルに関す
る。
本発明に係る上記式(T)で表わされる化合物、並びに
その塩又は低級アルキルエステルは、抗血栓、癌の転移
および増殖の防止、抗喘息、抗アレルギー、動脈硬化改
善、アテローム性動脈硬化症改善、腎・脳および心臓血
管系改善、免疫調整等の多様な薬理作用を示すため、抗
炎症剤の他、抗喘息剤、抗アレルギー剤(アレルギ−性
皮膚炎、アレルギー性鼻炎、食品アレルギー等の予防、
治療〕、抗血栓剤、脳循環改善剤、心臓冠状血管改善剤
、虚血性心筋梗塞治療剤お ”よび免疫調整剤等として
の用途が期待される化合物である。
従来、炎症反応のメカニズムを究明するための考え方の
一つとしてアラキドン酸代謝に関するものが知られてい
る。
すなわち、アラキドン酸は生体膜に存在するリン脂質の
構成成分であって、諸種の刺激、例えば、起炎刺激、抗
原−抗体反応(免疫刺激)等により、生体膜から細胞内
に遊離されるが、その遊離されたアラキドン酸は、通常
シクロオキシゲナーゼ経路及びリポキシゲナーゼ経路を
経て代謝され、種々の物質に転換する。そして、シクロ
オキシゲナーゼにより代謝生成されるプロスタグランジ
ン類並びにリポキシゲナーゼにより代謝生成されるヒド
ロパーオキシエイコサテトラエン酸()TPETE)%
ヒドロキシエイコサテトラエン酸(RITlri)、ジ
ヒドロキシエイコサテトラエン酸(diHETFi)及
びSlow reaet、ing 5ubstance
 ofanaphylaxis (SR8−A)等は炎
症反応に深く関与する物質であると考えらnている。従
って、種種の炎症反応をより強力に且つ適確に抑制する
には、シクロオキシゲナーゼを阻害すると共にリポキシ
ゲナーゼをも阻害することが望ましく、これら両方を強
力に阻害する抗炎症剤の開発が強く望まれている。
従来から、抗炎症剤として公知のインドメタシン、フェ
ニルブタシン等ハシクロオキシゲナーゼを特異的に阻害
することが知らnているがごく最近になって、ジスルフ
ァニル化合物がリポキシゲナーゼを特異的に阻害する作
用があることが示唆されている(西ドイツ公開特許第3
118128号公報参照)。
しかしながら、前述のシクロオキシゲナーゼとりボキシ
ゲナーゼの両方を、実用に供しつるレベルで阻害する抗
炎症作用を有する物質は、未だ見出されていない現状に
ある。
本発明により提供されるジスルファニルベンゼン酢酸誘
導体は、強力なりボキシゲナーゼ阻害作用とシクロオキ
シゲナーゼ阻害作用ヲ併用しているため新らしい型の抗
炎症剤もしくはその中間体として極めて有用な物質であ
る。
以下に、本発明の詳細な説明する。
なお、本明細書において、「低級」なる語はこの語が付
された基又は化合物が6個以下、好ましくは4個以下の
炭素原子を有することを意味する。
「低級アルキル基」の例としては、メチル、エチル、プ
ロピル基等が挙げられる。
また、「ハロゲン原子」としては、塩素、臭素及びフッ
素原子が包含される。
本発明により提供される前記式(1)の化合物のうちで
好適な群の化合物は、基R1が低級アルキル基、好まし
くはメチル基を表わす化合物であり、殊に、基R1がメ
チル基を表わし且つ基Xがハロゲン原子好ましくは塩素
原子又はフッ素原子を表わす化合物は薬理学的に好適な
ものである。
 5一 本発明に係る化合物は上記式(1)で表わされる化合物
の他、その塩もしくは低級アルキルエステルをも包含す
るものである。かかる塩の例の中には、ナトリウム塩、
カリウム塩、リチウム塩、カルシウム塩、マグネシウム
塩、アルミニウム塩、アンモニウム塩等の無機塩、或イ
ハジエチルアミン、トリエチルアミン、ピロリジ/、ピ
ペリジン、モルホリン、ピリジン、ブルシン、モルフイ
ン等の有機塩基との塩が包含され、中でもナトリウム塩
、カリウム塩、アルミニウム塩等の薬理学的に許容しう
る塩が好適である。
着た、式(I)の化合物の低級アルキルエステルとして
は、例えばメチルエステル、エチルエステル等が挙げら
れる。
なお、前記式(1)の化合物においてR1が低級アルキ
ル基を表わす場合においては、本発明の化合物としては
、光学活性異性体が存在し得る。
本発明の化合物としてラセミ化合物が得られる場合には
、光学的に活性な異性体に分割する 6− こともできる。したがって、光学活性異性体が存在する
場合においては、本発明の化合物の態様には、ラセミ化
合物とともに4体及び2体の光学的に活性な異性体が包
含されるものである。
しかして、本発明により提供される前記式(1)の化合
物並びにその塩及び低級アルキルエステルの代表例を示
せば次のとおりである。
4−フェニルジスルファニルベンゼン酢酸、4−フェニ
ルジスルファニル−3−クロルベンゼン酢酸、 4−フェニルジスルファニル−3−フルオルベンゼン酢
酸、 4−フェニルジスルファニルはンゼンーα−メチル酢酸
、 4−フェニルジスルファニル−3−クロルベンゼン−α
−メチル酢酸、 4−フェニルジスルファニル−3−’ロムベンゼンーα
−メチル酢酸、 4−フェニルジスル7アニルー3−フルオルベンゼン−
α−メチル酢酸、 4−フェニルジスルファニル−3−10ルベンセンーα
−メチル酢酸エチルエステル、4−フェニルジスルファ
ニル−3−クロルベンゼン−α−メチル酢酸ナトリウム
、 4−フェニルジスルファニル−3−フルオルベンゼン−
α−メチル酢酸アルミニウム、4−シクロヘキシルジス
ルファニルベンゼン酢酸、□ 4−シクロヘキシルジスルファニル−3−クロルベンゼ
ン酢酸、 4−シクロヘキシルジスルファニルベンゼンーα−メチ
ル酢酸。
4−シクロヘキシルジスシフアニル−31’ロルベンゼ
ンーα−メチル酢酸、 4−シクロヘキシルジスルファニル−3−フルオルはン
ゼンーα−メチル酢酸、 4−シクロヘキシルジスルファニル−3−クロルベンゼ
ン−α−メチル酢酸エチルエステル、4−シクロヘキシ
ルジスルファニル−3−10ルベンゼンーα−メチル酢
酸ナトリウムなど。
本発明に従えば、前記式(1)の化合物又はその塩もし
くは低級アルキルエステルは、(a)式 (式中、R1、Xは前記の意味を有する)で表わされる
化合物又はその塩とチオフェノール又はシクロヘキシル
メルカプタンとを反応させるか、或いは、 (b)式 (式中、R2は低級アルキル基を表わし、B1及びXは
前記の意味を有する) で表わさnる化合物とベンゼンスルフェニルクロIJ)
’5Iシクロヘキサンスルフェニルクロリドとを反応さ
せ、そして (c)  必要に応じて、得られる式(1)の遊離酸を
−〇 − その塩もしくけ低級アルキルエステルに変光、或いは必
要に応じて、得られる式(I)の化合物の塩もしくは低
級アルキルエステルを式CI)の遊離酸に変える、こと
から成る方法により製造することができる。
上記反応(a)において、式(IT)の化合物又はその
塩とチオフェノール又はシクロヘキシルメルカプタンと
の反応は、通常酸化条件下に行なうことができる。
酸化剤としてスルホキシド又はN−オキシド化合物を用
いる場合、反応溶媒は、通常、酸化剤を大過剰月:で用
い、それに溶媒としての役割をも果させるようにするの
が好着しい。反応温度としては、一般に酸化剤としてス
ルホキシド化合物を用いる場合には室温乃至100℃好
ましくは50〜70℃の温度が挙げらnる。一方、N−
オキシド化合物を用いる場合には一般に、100〜15
0℃好着しくけ120〜140℃の温度が適している。
使用しうるスルホキシド化合物又はN−オキシド化合物
としては、例えばジメチl O− ルスルホキシド、ジイソプロピルスルホキシド、トリメ
チルアミンオキシド、ピリジンN−オキシド等を挙げる
ことができる。また、上記の反応は適宜、触媒として例
えばトリブチルアミン、リン酸、酢酸、過塩素酸等を用
い、その存在下に行なうことができる。
その他、採用しうる酸化手段としては、例えば、空気酸
化による方法、過酸化水素を用いる方法、金属酸化物(
二酸化マンガン等)を用いる方法などを挙げることがで
きる。
上記の反応において、式(II)の化合物又はその塩に
対するチオフェノール又はシクロヘキシルメルカプタン
の使用iFi特に制限されるものでけないが、式(It
)の化合物の二量体の生成を少なくする次めに、式(I
I)の化合物又はその塩1モル当リチオフェノール又は
シクロヘキシルメルカプタンを過剰量で、好ましくは4
〜6モル程度の割合で使用するのが有利である。
かくして、目的とする前記式(I)のジスルファニルベ
ンゼン酢酸誘導体が好収率で得られる。
前記の反応終了後、反応混合物からの目的物の分離、精
製は適当な手段を用い、例えは再結晶、抽出、濾過、蒸
留、クロマトグラフィー等種々の方法により行なうこと
ができる。
上記の反応において、出発原料として使用される式(n
)の化合物のうち大部分は従来の文献に未載の新規な化
合物であるが、その製造について述べると、例えば、式 (式中、R3け水素原子又は低級アルキル基を表わし、
R1及びXけ前記の意味を有する)の化合物をジアゾ化
し、次いで、式、 (式中、p’Vs低級アルキル基を表わし、Mはアルカ
リ金属を表わす) (式中、R1、R5、R4及びXけ前記の意味を有する
) の1ヒ合物を加水分解することKより容易に製造するこ
とができる。
式(Ill)の化合物のジアゾ化は、通常、式Cm)の
化合物を酸に溶解しこれに亜硝酸ナトリウムの水浴液を
滴下することにより行なうことができる。この場合の反
応温度は、一般に一10〜10℃、好ましくVia〜5
℃の範囲内の温度が望ましく、また使用しうる酸として
は、例えば塩酸、硫酸、硝酸、過塩素酸等を挙げること
ができる。
式(Ill)の化合物に対する亜硝酸す) IJウム及
び酸の使用量は、通常式(m>の1ヒ合物1モル当り、
亜硝酸す) IJウムヲ1.1〜1.2モル程度で、ま
た酸′lk2.5〜3モル程度の割合で使用するのが有
利である。
上記のジアゾ化によりジアゾ化合物が生成するが、この
ものは通常単離されることなく、次の式(F/)のキサ
ンテートによる処理に付される。
キサンテートによる処理は、一般に、上記ジ13− アゾ化反応混合物に式(IV)のキサンテートの水溶液
を滴下することにより行なうことができる。
反応温度は、通常、室温乃至60℃好ましくは40〜5
0℃の温度範囲を挙げることができろ。
キサンテートの使用tは、通常式(Ill)の化合物1
モルに対して少なくとも1モル、好ましくは1.1〜1
.2モルの割合で使用することができる。
かかる条件下において反応は、1〜5時間程度で終了す
る。
なお、上記反応において使用しうる式(■)のキサンテ
ートとしては、例えば、エチルキサントゲン酸カリウム
、メチルキサントゲン酸カリウム等を挙げることができ
る。
かくして、前記式(■)の化合物が好収率で得られるが
、このものは次いで加水分解に付されることにより前記
式(If)の化合物に変えられる。
式(V)の化合物の加水分解は、通常、適当な溶媒中、
例えば水、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、アセトン等の中でアルカリ、例えば水
酸化ナトリウム、水14− 酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等で処理
をすることにより容易に行なうことができる。反応温度
は一般に室温乃至反応混合物の還流温度、好ましくは5
0℃乃至反応混合物の還流温度が望ましい。
式(V)の化合物に対するアルカリの使用量は、R3が
低級アルキル基である式(V)の化合物を用いた場合、
式(V)の化合物1モル当りアルカリを少なくとも2モ
ル、好ましくは2,5〜3モル程度の割合で、また、R
3が水素原子である式(V)の化合物を用いた場合は、
式(V)の化合物1モル当りアルカリを少なくとも1モ
ル、好ましくは1.1〜1.3モル程度の割合で使用す
るのが有利である。
これKより、前記式(II)の化合物がほぼ定量的に得
られる。
なお、前記の反応における出発原料である前記式(II
I)の化合物は大部分が既知の化合物であるが〔例えば
、Experienta、 29巻、95頁(1973
年〕参照〕、また、新規物質であっても、類似の既知の
化合物の製法に準じて製造することができる。
前記反応(b)によれば、前記式(II−a)の化合物
トベンゼンスルフェニルクロリド又はシクロヘキサンス
ルフェニルクロリドとが反応せしめられる。
反応は、通常、適当な溶媒中で、例えば×ンゼン、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、エチルエー
テル、ヘキサン、テトラヒドロフラン等の中で行うこと
ができる。反応温度は、一般に一10℃乃至反応混合物
の還流温度、好ましくけ0℃乃至室温の範囲の温度が好
適である。
式(It −a )の化合物に対するベンゼンスルフェ
ニルクロリド又ハシクロヘキサンスルフェニルクロリド
の使用量は、通常式(II−a)の化合物1モル当すヘ
ンゼンスルフェニルクロリド又はシクロヘキサンスルフ
ェニルクロリドを少なくとも1モル好ましくは1〜1.
1モル程度の割合で使用するのが有利である。
着た、上記の反応は塩基の存在下に行なうことが好捷し
く、使用しつる塩基としては、例えばピリジン、トリエ
チルアミン、ジメチルアニリン等が挙げられ、これら塩
基は一般に式(■−a)の化合物1モル当り1〜1.2
モル程度の量で使用することができる。
とnにより、目的とする前記式(1)の化合物の低級ア
ルキルエステルが得られる。
なお、上記反応において出発原料である前記式(II−
a)の化合物は、前記式(It)の化合物をそれ自体公
知の方法に従ってエステル化することにより容易に製造
することができる。
以上に述べた方法で製造される遊離酸の形態の式(1)
の化合物は、必要に応じてその塩又は低級アルキルエス
テルに変えることができる。
遊離酸の形態の式(1)の化合物を塩又は低級アルキル
エステルに転換するには、それ自体公知の方法により、
例えば適当な溶媒中で、常法に従って、有機もしくは無
機の塩基又は低級アルコールを用いて、処理することに
より行なうと17− とができる。
一方、塩又は低級アルキルエステルの形態の本発明の化
合物は、必要に応じて、それ自体公知の方法により、例
えばジスルフィド結合に影響を及はさないような条件下
における酸性加水分解又は酸による中和により、遊離酸
の形態の式(1)の化合物に変えることができる。
更に、ラセミ化合物である場合の本発明の化合物は、必
要に応じて、それ自体公知の方法で光学分割することに
より、光学的に活性な異性体として得ることができる。
本発明により提供される化合物は、前述したとおり、強
力なりボキシゲナーゼ阻害作用とシクロオキシゲナーゼ
阻害作用を併有しており、特に新らしい型の抗炎症剤と
して有用である。
本発明の化合物のりボキシゲナーゼ阻害作用は、アラキ
ドン酸の5−リポキシゲナーゼ代謝産物である5S−ヒ
ドロキシ−6,8,11,14−エイコサテトラエン酸
(5−HxTE)及び5B 、 12R−ジヒドロキシ
−6,8,10,14−エイコサテトラエン18− 酸(5、12−(1,IHETE )の生成が阻害さi
ll事実により、一方、シクロオキシゲナーゼ阻害作用
はアラキト/酸のシクロオキシゲナーゼ代謝産物である
12−ヒドロキシへブタデカトリエン酸(HHT)の生
成が阻害される事実により確認された。また、生体内(
in vivo)における抗炎症作用は、カラゲニン足
浮腫抑制試験により確認された。
以下に、本発明の化合物に係る実験例をその結果ととも
に詳述する。
実施例 ゼ明害作用 5−リポキシゲナーゼ及びシクロオキシゲナーゼ活性に
対する本発明化合物の抑制作用を、81egelらの方
法[Prostaglandins、 21巻、123
頁(1981年)〕に従って測定した。
すなわち、カラゲニン胸膜炎を誘発したラットの胸腔か
ら採取した浸出液中の白血球を、100mM塩化ナトリ
ウム及び1mM塩化カルシウムを含有する50mMトI
Jス塩酸緩衝液(pH7,4)に懸濁した。この白血球
懸濁液の一定量に、被検薬、14Cアラキドン酸及びカ
ルシウムイオノフオア(A2!1187) f加え2分
間インキュベーションし、その際生成する14Cアラキ
ドン酸代謝物を薄層クロマトグラフィー(シリカゲル、
プラスチック板、展開溶媒;ヘキサン:ジエチルエーテ
ル:酢酸=40:60:2)により分画した。薄層板を
X線フィルムに露光させた後、標準品との比較によシ、
各アラキドン酸代謝物画分を同定し、各対応画分及びそ
の他の放射能活性画分を採取した。そして、液体シンチ
レーション・カウンターにより各両分の放射能活性全測
定し、全放射能に対する各画分の放射能の百分率を求め
た(生成率)。この生成率を指標として各両分の合成能
に対する被検薬の阻害率ケ求めた。
リポキシゲナーゼ活性は、5− HETE及び5,12
− d、1HETEの生成を指標とし、シクロオキシゲ
ナーゼ活性は、HHTの生成を指標とした。
また、被検薬はすべて10%ジメチルスルホキシド溶液
に溶解して用いた。なお、アッセイ系でのジメチルスル
ホキシドの最終濃度は2.5係となる。
結果を下記表に示す。
表 (2)抗炎症作用 24時度絶食した体重120〜150りのウィスター(
Wistar)系雄性ラットを一群5匹として用21− い、各群の左足容積を容量差計(Ugo Ba5ile
社製〕により測定した後、被検薬を溶媒(0,5%カル
ボキシメチルセルロース及び2.0%ツイン80を溶解
した水溶液)に分散させた懸濁液を経口投与した。被検
薬経口投与の1時間後に左足跪皮下に、注射用蒸留水に
1%の濃度で溶解したカラゲニン溶液を注射した。それ
から更に3時間後に再び左足容積を測定した。各群の何
個の左足の増加容積(浮腫容積)を求め、溶媒投与対照
群(この群は10匹用いた)の平均増加容積に対する被
検薬投与群の浮腫抑制率を下記式により算出し、各群の
平均を求めた。
4−ニア1−ニルジスシフアニル−3−10ルベンゼン
ーα−メチル酢酸は60■/KfSp、o、の用量で浮
腫を295%抑制し、4−シクロヘキシルジスルファニ
ル−3−クロルベンゼン−α−メチル酢酸は30W/h
、 p、o、の用量で浮腫を42.322− チ抑制した。
(3)前件 ddY系マウス(雄:19−22F)を一群6匹とし、
被検薬全2%ツイン80を溶解した生理食塩液に分散さ
せ、各投与量−でゾンデにより経口投与し、1週間観察
した。その結果をもとに、リッチフィールド・ウイルコ
ツクノン法により算出した1・T’15fi値は次のと
おりである。
(i)  4−フェニルジスルファニル−3−10ルば
ンゼンーα−メチル酢酸のLD5n (95qb信頼限
界): 550巧/Kp(296〜1021■/す)かくして、
本発明の前記化合物は、殊にリポキシゲナーゼ阻害作用
とシクロオキシデナーゼ阻害作用を併有する抗炎症剤と
して、人間その他の温血□動物に対する治療、措置のた
めに、経口又は非経口投与(例えば、筋注、皮下投与、
局所投与など)することができる。
本発明の化合物は、薬剤として用いる場合、経口又は非
経口投与に適した種々の形態に製剤することができる。
例えば、本発明の化合物は、この種薬剤に通常使用され
る無毒性の製薬学的に許容し得る担体物質と共に含有す
る薬剤として製剤することができる。かかる薬剤はその
用途に応じて、固体形態(例えば錠剤、カプセル剤、顆
粒剤、散剤、細則、糖衣丸、トローチ錠など)、半固体
形態(例えば軟膏、クリーム、坐剤など)及び液体形態
(注射剤、乳剤、懸濁液、ローション、チンキ剤、スプ
レー、シロップなど)のいずれの製剤形態に調製するこ
とができる。しかして、使用し得る無毒性の製薬学的に
許容し得る担体物質としては、例えばでん粉、ゼラチン
、ブドウ糖、乳糖、果糖、マルトース、炭酸マグネシウ
ム、タルク、ステアリン酸マグネシウム、メチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロースまたはその塩、アラ
ビアゴム、ポリアルキレングリコール、注射用蒸留水、
p−ヒドロキシ安息香酸アルキルエステル、シロップ、
エタノール、フロピレンゲリコール、グリセリン、ワセ
リン、カーボワックス等が挙げられる。
該薬剤は一!た、治療学的に有用な他の薬剤、分散剤、
i化防止剤、保存剤、安定剤、香味剤、結合剤、滑沢剤
、浸透圧を変えるための塩、緩衝剤等を含むことができ
る。
該薬剤中における本発明の化合物の含有量はその剤形に
応じて異なるが、一般に固体及び半固体形態の場合には
5〜100重量%の濃度で、そして液体形態の場合にけ
0,1〜10重量%の濃度で該活性化合物を含有してい
ることが望ましい。
本発明の化合物の投与量は、対象とする人間をけじめと
する温血動物の種類、症状の釘型、医者の診断等により
広範に変えることができるが、一般に1日当り、5〜6
0■/麺、好適に#′i10〜40η/麺とすることが
できる。しかし、上記の如く患者の症状の軽重、医者の
診断に応じて、上記範囲の下限よりも少ない量又は上限
よりも多い量を投与することももちろん可能である。
上記投与量は1日1回又は数回に分けて投与す25− ることかできる。
以下に、実施例を掲げ、本発明をさらに具体的に説明す
る。
実施例 1 (a)  4−了ミノー6−クロルベンゼンーα−メチ
ル酢酸エチルエステル16 f’t20%塩酸水溶液1
00tdに溶解し、氷冷下皿硝酸す) IJウム5、3
r ’e含む水溶液を滴下し30分攪拌する。
この混合液を40℃に加温し、エチルキサントゲン酸カ
リウム12./lを含む水溶液を滴下後回温度にて3時
間反応せしめる。反応物をエーテルにて抽出し、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーに付して、4−エトキシ
チオカルボニルチオ−3−クロルベンゼン−α−メチル
酢酸エチルエステル72を得た。
工Rvmax(cm−’ ); 2980.1730.
1460.1260、eat 1172.1050.1010 23N ljppm; 1.35 (3H,t、 :J
=7.0H2)、1.54 (3H。
DC13 26− t、  J=7.0F(z)、1.52 (5H2a、
  J=a5Hz)、6.74(IT(、q、  J 
=a3Hz)、4.15 (2T(、q 、 :f =
7.0H2)、4.60 (2H,q、J=7.0Hz
)、7.32 (3H,m)(1))  4−エトキシ
チオカルボニルチオ−3−クロルイン上1ン〕−α−メ
チル酢酸エチルエステル42をエタノール50−に溶解
し、5規定の水酸化ナトリウム水溶液20−を加え1時
間加熱還流する。反応液よりエタノールを留去し残渣を
氷水に溶解後2規定塩酸を加え弱酸性とし、エーテル抽
出をして、4−メルカプト−3−クロルベンゼン−α−
メチル酢酸2.89を得た。
工Rν  (tyn−’ ) : 2980 (br)
、1710.1472、nθat 1395.1222 N)JRδpp”  ; 1.48 (3H,d、 J
”7.1H2)、3.65(IH。
Dcz4 (1,J−7,IH2)、3.86(1H9B)、7.
2 (3H,m)、10.25 (1H,br、 5) (c)4−/ルカプトー3−クロルベンゼンーα−メチ
ル酢酸1fとチオフェノール3mlをジメチルスルホキ
シド5〇−中60℃にて3時間加熱攪拌する。反応混合
液を過剰の水にあけ、これを酢酸エチルにて抽出する。
溶媒留去の後得られる残渣全シリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付、し、目的とする分画をエーテルーヘキ
ザ7よ’)再結晶して、4−フェニルジスルファニル−
3−クロルベンゼン−α−メチル酢[550■を得た。
融点74.0〜75.9C 工RvKBr(crn−’): 296 G、1702
.1455.758、8O NMR,Jppm 。わ。t3; 1.48 (3H,cl、 :J=7.
2Hz)、3.66(IT(。
q、 J=7.2H2)、7.32 (8H,m)、1
0. [13(1H。
br、 s) 実施例 2 (a)  4−アミノベンゼン−α−メチル[2エチル
エステル7、 Of ’e実施例1の(a)工程と同様
の処理を行なって、4−エトキシチオカルボニルチオベ
ンゼン−α−メチル酢酸エチルエステル五2fを得た。
工RumaX(crn一つ;2980.1728.14
60.1230nθat 99m NMRδ   ; 1.20 (3H,t、  、T=
7.0H2)、1.31 (3T(。
CDCt3 t、J=7.0Hz)、1.53 (3H,d、、T=
7.IH2)、3.75(IH,q、J=7.1H2)
、4.13 (2H,q、、T=7.0Hz)、4.6
9 (2E(、q 、 J=7.0Hz)、7.59 
(4H,5)(b)4−エトキシチオカルボニルチオベ
ンゼン−α−メチル酢酸エチルエステル3.22を実施
例1の(b)工程と同様の処理を行ない、これをエーテ
ル−ヘキサンより再結晶して、4−メルカプトベンゼン
−α−メチル酢酸1.7 f f得た。
融点64.9〜66.1℃ 工RuKBr(m−1) : 2960.1690.1
220.94ONMRJppm” j、47 (3H,
d、 J−7,5Hz)、3.42(IH。
CDCt” 8)、3.65 (IH,q、 J=7.514z)、
7.22 (4H,s)、9.45(IH,5) (c)4−メルカプトベンゼン−α−メチル酢酸1、 
Of ffi実施例1の(C)工程と同様の処理を行な
い、これをエーテル−ヘキサンより再結晶して、4−フ
ェニルジスル7アニルヘンセンーα−メチル酢酸700
qを得た。
29− 融点121.3〜122.5℃ より5IKBr(crn−1);3400.2920.
1689.732pm NMRδ   ; 1.48 (3H,d、  J=7
.6Hz)、3.69(IT(。
DC4 q、J=7.6Hz)、7.30 (9H,m)、a5
0 (IH,br。
S) 実施例 5 4−フェニルジスルファニルベンゼン酢酸の製造 (a)  4−アミノばンゼン酢酸エチルエステル17
、 Ofを実施例1の(a)工程と同様の処理を行ない
、エーテル−ヘキサンより再結晶して、4−エトキシチ
オカルボニルチオベンゼン酢酸エチルエステルを得た。
融点 73.3〜75.7℃ 工Rν (m−1);2978.1727.1230.
1168、Br 1110.1042.1010 28Nδppm51−25 (3H2t r J=ZO
Hz )、1.32 (3F(。
CDCt3 t、 J−7,0Hz)、5.64 (2H,s)、4
.26 (2H,ct。
J=7.0Hz)、4.62 (2H,q 、 J−7
,0Hz)、7.38(4H,m) 30− (b)  4−エトキシチオカルボニルチオベンゼン酢
酸エチルエステル8fを実施例1の(b)工程と同様の
処理を行ない、エーテル−ヘキサンより再結晶して、4
−メルカプトベンゼン酢酸5.Ofを得た。
融点 16&5〜170.9℃ 工Rν (cTn−1);6400.3010.169
0.1398、Br 1250.802 NMRapT)m; 5.42 (IH,s)、3.5
7(2H,s)、Dcz4 7、19 (4H,s)、9.57(IH,br、 5
)(c)4−メルカプトベンゼン酢酸1tを実施例1の
(C)工程と同様の処理を行ない、これをエーテル−ヘ
キサンより再結晶して、4−フェニルジスルファニルベ
ンゼン酢酸750〜を得た。
融点 194.0〜195.8℃ 工Rν (α−1); 3400.2980.1705
Br NMRJppm; 3.56 (2H,s)、7.38
 (9H,m)、12.4DCt3 (IH,br、 s) 実施例 4 4−フェニルジスルファニルベンゼン−α−メチル酢酸
エチルエステルの製造 (a)  4−メルカプトベンゼン−α−メチル酢酸0
.61をエタノール3〇−中濃硫酸0.5−とともに2
時間加熱還流する。反応液よりエタノールを留去後残渣
を氷水にあけ、エーテルにて抽出し、水洗後飽和炭酸水
素す) IJウムにて未反応物を除去し、更に水洗の後
4−メルカプトベンゼン−α−メチル酢酸エチルエステ
ル0.62を得た。
工Rv  (crn−’); 2970.2560.1
730.1493、nθat 1200.1165、 ppm ・ NMRδ  、 1.24 (3T(、t、 J=7.
[]’FTZ)、1.46 (3H,(1゜DC13 J=7.0Hz)、3.24(IH,s)、3.80 
(IH,(it J=7.0Hz)、4.15 (2H
,q、 J−7,0H2)、7.20 (4H。
S) ■) 4−メルカプトベンゼン−α−メチル酢酸エチル
エステル0.62を10−のジクロルメタンに溶解し、
室温中ベンゼンスルフェニルクロリド0.42滴下し3
0分攪拌する。これをジクロルメタンにて抽出し、分取
薄層クロマトグラフィに付し2%酢酸エチル−ベンゼン
溶媒にて展開させて、油状の4−7エニルジスルフアニ
ルベンゼンーα−メチル酢酸エチルエステル0.4tを
得た。
工RシCtm−’); 2960.1730.1200
.1168、nθat 738.68O NMRappm; 1.19 (3H,t、 J=7.
0Hz)、1.46 (3H。
DCL5 d、 J=7.0T(z)、3.25 (IT(、q 
、 J=7.0Hz)、4,12(2J q、 J=7
.0T−(zλ 7.35 (9H,m)実施例 5 4−メルカプト−3−クロルベンゼン−α−メチル酢酸
1fとシクロヘキシルメルカプタン3−をジメチルスル
ホキシド50−に溶解し、60℃にて2時間加熱攪拌す
る。反応液を300−の水にあけ酢酸エチルで抽出し、
水洗、乾燥後溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに付し、ベンゼン−酢酸エチルで溶出
して、微黄色油状の4−シクロヘキシル33− ジスシフアニル−3−クロルベンゼン−α−メチル酢酸
900■を得た。
工Rv      (crn−1);  2920 、
285 0 、’ン2620、1710、eat 1460.1445.1260.1225,11030
pp ・ NMRδ  、 1.52 (jH,a、 J−7,0
Hz)、1.00〜2.30DC15 (10H,m)、2.80 (IH,m)、A59 (
IT(、q、 :r=″7.0H2)、7.45 (3
T(、m)、aoo(IT(、br、 8)実施例 6 (a)  4−アミノベンゼン−α−メチル酢酸エチル
エステル39.159をピリジン200−に溶解し、水
冷下塩化アセチル17.4fを滴下後室源にて1時間攪
拌する。反応液を水にあけ、酢酸エチルにて抽出、水洗
、乾燥後溶媒を留去し、残渣を酢酸エチル−ばンゼンよ
り再結晶して、4−アセチルアミノベンゼン−α−メチ
ル酢酸エチルエステル37?を得た。
融点 87〜89℃ 工RuKBr(crn−1);3260.1750.1
660.116〇34− ′N1ARaCDCt3s 1.2’(3T(、t 、
 J=7Hz)、1.47 (3)f、 d。
:f=7Hz )、2.15 (3H,S )、3.6
7(II(、q、 J=+7Hz )、4.12 (2
H,q、 J=7Hz)、7.2(2H,(1゜J=1
0Hz)、7.47 (2H,d、 J=10H2)、
7.87(1H,br、5) (b)  4−アセチルアミノベンゼン−α−メチル酢
酸エチルエステルj5f’l:氷酢酸30m1に溶解し
、攪拌下40℃にて臭素11.2F?滴下後室混にて1
時間攪拌する。反応液を水にあけ、酢酸エチルにて抽出
、水洗、乾燥後溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーに付して、4−7セチルアミノー5
−ブロムベンゼン−α−メチル酢酸エチルエステル12
.5ft得た。この化合物を95多エタノール50−に
溶解し、濃塩酸50−を加えて40分間加熱還流する。
反応後エタノールを減圧留去し、希水酸化す) IJウ
ム水溶液でアルカリ性にした後酢酸エチルで抽出、水洗
、乾燥後溶媒を留去して、4−アミノ−5−−ブロムベ
ンゼン−α−メチル酢9エチルエステル7、7 fを得
た。
IRvma” (crn”l) ; 3440.534
0.1720.162OaCt br、s)、4.1 (2H,q、J=7Hz)、6.
67 (II(、a。
、r−8H2)、7.(13(I H、q 、J=8H
212H2、) 、l 33(IH,eL、  J=2
Hz) (c)  4−アミノ−3−ブロムインセン−α−メチ
ル酢酸エチルエステル7、69を実施例1の(a)工程
と同様の処理を行かい、得られる4−エトキシチオカル
ボニルチオ−3−プロムインゼンーα−メチル酢酸エチ
ルエステルを、次いで実施例1の(b)工程と同様に処
理し、4−メルカプト−3−プロムインゼンッQ−−7
メチル酢酸217・21を得り。
融点、80〜82.、C 工RνKBr(cF1〕;3400〜2400.169
ONMRδpp+]″; 1.4B(5H,+1. 、
T=7Hz)、3.65(1)1゜DCt5 q、J=7H2)、3.96 (IH,s)、7.09
 (1H,q。
Je=8Hz、  2H2)、7.32 (11(、d
、 J=8Hz)、7、5 (IH,a、  J=2H
z)、9.25 (IH,br、  5)(d)4−メ
ルカプト−3−ブロムベンゼン−α−メチル酢酸1tを
実施例1の(C)工程と同様の処理を行ない、これをエ
ーテル−ヘキサンより再結晶して、4−フェニルジスル
ファニル−3−ブロムベンゼン−α−メチル酢酸550
■ヲ得た。
融点 88.0〜89. OC IRv   (m−’); 3200〜220.0.1
680Br NMRapp” ; 1.48 (!IH,(1,J−
7Hz)、5.67(IH。
DC23 q、 J=7Hz)、7.1〜7.7 (3H,m)実
施例 7 4−メルカプト−3−ブロムベンゼン−α−メチル酢酸
1.25fを実施例5と同様の処理を行なって、無色油
状の4−シクロヘキシルジスルファニル−3−ブロムベ
ンゼン−α−メチル酢酸880v9を得た。
工Rv   (crn−’); 3400〜2400,
170OaCt NMRappln;1.0〜2.3(10H1m)、+
5(3H,a、 、yDCt5 =7Hz)、2.8(1’H,br、 s)、3.68
(jH,q、 J37− =7H2)、7.25 (IH,q、 J−BH2,2
Hz)、7.43(IH,d、 、T=2Hz)、7.
75 (IH,d、 J=BH2)、9.5(IE(、
br、Q) 本発明の化合物を含有する薬剤の製造例を以下に示す。
製造例:カプセル剤 でんぷん            60乳   糖  
                55.620 活性成分の結晶を良く粉砕し、でんぷん、乳糖及びステ
アリン酸マグネシウムをそれに混合しよくまぜ合せた後
カプセルに充填する。
特許出願人 帝国臓器製薬株式会社 =38−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (式中、AFiフェニル基又はシクロヘキシル基を表わ
    し、R1は水素原子又は低級アルキル基を表わし、Xけ
    水素原子又はハロゲン原子を表わす) の化合物並びにその塩又は低級アルキルエステル。 2、R1がメチル基である特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。 !1.4−フェニルジスルファニル−3−10ルベンゼ
    ンーα−メチル酢酸である特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。 4.4−シクロヘキシルジスルファニル−3−クロルベ
    ンゼン−α−メチル酢酸である特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003534317A (ja) * 2000-05-19 2003-11-18 アルコン,インコーポレイテッド アレルギー性疾患を処置するためのアニリンジスルフィド誘導体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54115214U (ja) * 1978-01-31 1979-08-13

Patent Citations (1)

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