JPS5920405B2 - 自在接手外輪の絞り加工装置 - Google Patents

自在接手外輪の絞り加工装置

Info

Publication number
JPS5920405B2
JPS5920405B2 JP12002379A JP12002379A JPS5920405B2 JP S5920405 B2 JPS5920405 B2 JP S5920405B2 JP 12002379 A JP12002379 A JP 12002379A JP 12002379 A JP12002379 A JP 12002379A JP S5920405 B2 JPS5920405 B2 JP S5920405B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer ring
segments
segment
universal joint
slider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12002379A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5645234A (en
Inventor
舜二 大森
晴重 中村
豹治 吉村
俊三 田内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP12002379A priority Critical patent/JPS5920405B2/ja
Publication of JPS5645234A publication Critical patent/JPS5645234A/ja
Publication of JPS5920405B2 publication Critical patent/JPS5920405B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自在接手の外輪殊に開口縁部(以下先端部と
称する)をあらかじめ、直線的に加工しておいてから絞
り加工で球面状に成形する装置の改良に関する。
自在接手の外輪1は、第1図に示すように、まずリテナ
ー摺動面2とボール転動面3の一部(A矢視部)をスト
レートに成形し、その後先端部(ストレート部)Aを絞
わ込むことによつて第2図に示すように先端部Aのリテ
ナー摺動面2とボール転動面3が球面状に成形される。
この絞り込みを行なうことによつて、切削加工だけで加
工する場合に比べてリテナー摺動面2やボール転動面3
の削代を小さくでき、製作コストの低減に大きく寄与す
ることができる。従来この絞り加工用内周拘束型いわゆ
る下型としては、第3図に示すように、ポンチ305と
、外周面にボール転動溝304に対応する凸形状を有す
る六片のセグメント306を用いたものがある。
該型によれば、絞り加工時にポンチ305を上昇させる
とポンチ305とは別の架台307に取付けられたセグ
メント306がばね部308の内に向かう力に打ち勝つ
て押し拡けられ自在接手外輪1のリテナー摺動面2・ボ
ール転動面3形状を形成する。この方法の特徴は、絞り
加工時にダイス309から加えられる軸方向力が全てポ
ンチ305によつて受け止められセグメント306には
半径方向の力だけが与えられることと、セグメント30
6の収縮をばね力で与え使用時には上述のとおりポンチ
305でセグメント306を外方に拡げることの二点で
ある。しかし、この方式はその特徴の故に次の欠点を有
している。まず第1に軸方向の絞り力をポンチ305で
全て受け止めてセグメント306に負担させないので、
自在接手外輪1とポンチ305との位置決めは行なわれ
るが、セグメント306との位置決めができない。つま
り、セグメント306は下部にばね部308を有するの
で軸方向の力を加えると自由に移動する。また軸方向の
力を受け得ないため自在接手外輪1を内周拘束型に嵌め
込む時にも外輪1のボール転動溝4にセグメント306
が密着して入る保証がなく、密着して入らない場合には
軸方向のボール転動溝深さが不揃いになるだけでなく、
横方向(周方向)にもセグメント306のずれを生じボ
ール転動溝4の分割精度を著しく損ねる。以上の欠点を
避けるべく本発明者等は種々研究し先に次の方法を提案
した。これは、第4図に示すように、絞り力の全ての力
つまり軸方向力を含めて全てセグメント406で負担す
るようにしたものである。軸方向力により自在接手外輪
1とセグメント406は完全に密着するので軸方向のず
れを生じる虞がなく、ボール転動溝4の分割精度も保証
される。本発明は、上述の本発明者等による提案を更に
改良し、精確に自在接手外輪のボール転動面やリテナ一
摺動面を球面状に加工できる絞り加工装置を提供しよう
とするものである。
斯かる目的を達成する本発明の構成は、自在接手外輪の
開口縁部を内側に絞つてボール転動面とリテナ一摺動面
を球面状に成形する加工装置に}いて、自在接手外輪の
回転軸に対して放射状に分割されて径方向にのみ移動し
うるように台座に取付けられる一方ばねを介在させて常
時縮径が図られ絞り加工時にのみ完成品の内面と対応す
る形状を成すセグメントと、前記セグメントにかかる絞
り加工時の軸方向力を受け止める固定台座と、前記セグ
メントとの間の相対移動でセグメントの間にテーパ状の
頭部が挿入されセグメントを押し拡げるマンドレルとか
ら成る下型と、前記セグメントに冠着された自在接手外
輪の素材をセグメントに向けて軸方向に押付けるスライ
ダと、前記スライダで前記素材が押付けられた後に前記
素材をセグメントに押し付けて絞り加工を加える絞り用
ダイスとから成る上型とで構成される。以下本発明の構
成を図面に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。
下型である内周拘束型は、主にセグメント6とマンドレ
ル5並びにこれらを支える台座7,8とから構成されて
いる。
前記セグメント6は、外周面形状力珀在接手外輪(素材
)1のボール転動溝4の形状と対応する凸形に形成され
る一方、内周面形状がマンドレル5のテーパ状の頭部と
整合するテーパ面に成されている。この複数個のセグメ
ント6は、中央にマンドレル5を貫通させるための穴9
を穿いた環状の台座7の前記穴9周囲に環状に配置され
て取付けられている。このセグメント6の台座7への取
付けは、マンドレル5を中心に放射状に延びる案内10
によつて図られて卦り、半径方向にのみ移動しうるよう
に当該セグメント6を支持する。又このセグメント6と
台座7との間にはばね11が介在されており、セグメン
ト6を常時マンドレル方向(求心方向)に向けて付勢す
るように設けられている。セグメント6を支える前記台
座7は浮動式で、マンドレル5が取付けられている固定
台座8上に載置されている。この浮動台座7と加工機本
体(図示省略)に固定支持される固定台座8との間には
ばね12が介在されて訃り、上型側から力が加えられな
いときにはこのばね12の力でセグメント6を具える台
座7が押し上げられる。中央に固定台座8上に植立され
ているマンドレル5が貫通しているので軸を大きく狂わ
すことなく上下動が可能である。他方、上型は上下動す
るダイスホルダ13に取付けられている絞り用ダイス1
4と、素材1を下型側に押しつけるスライダ15とから
主に構成される。
前記スライダ15は絞り用ダイス14の中に組込まれて
卦り、絞り加工が開始される前に外輪素材1を押付ける
必要から絞り用ダイス14とは別個に動かされる。その
駆動は油圧シリンダまたはエアシリンダ16から成る別
駆動源を利用し、該駆動源の作動によつて素材1を押し
付けた後は常時一定圧力をかけておき、絞り用ダイス1
4が前進(降下)してスライダ15が相対的に後退する
ときにはリリーフバルブ17から油あるいは圧縮空気を
逃がすように構成されている。あるいは、リリーフバル
ブ17の代りにアキユムレータを利用し、ダイス14の
前進に伴うスライダ15の相対的後退によつて増大する
作動圧力を蓄圧することも可能である。また、あまり望
ましくはないが、長いスプリングで代用することも可能
である。斯様に構成されているので、作業開始前に}い
てはセグメント6を具える台座7がばね12によつて押
し上げられ、この結果相対的にマンドレル5がセグメン
ト6間から抜け出るため六片のセグメント6が夫々内方
に移動し、形状(径)を縮めた状態となつている。そこ
で、自在接手外輪素材1をセグメント6で形成される略
球形の内周拘束型に嵌込みスライダ15で素材1上方か
ら軸方向に力を加える。この押付けにより浮動台座7が
固定台座8に密着するまで押し下げられ、それと同時に
セグメント6間にマンドレル5が圧入されて行く。これ
により、セグメント6が所定の外径に成るまで拡張し、
次の絞り加工を実施できる状態となる。勿論、このとき
自在接手外輪素材1の内面にセンタ穴18があれば、マ
ンドレル5にセンタ18′をつけることにより素材1と
内周拘束型の芯出しも可能である。スライダ15によつ
て外輪素材1が完全に内周拘束型に密着させられた後、
降下してくる絞りダイス14によつて開口縁部に接近す
る程加工量が大きくなるような勾配の外周面を有する素
材先端部Aの絞り加工が始まる。絞ジ加工後、外輪素材
1を絞り用ダイス14からスライダ15の働きで押出す
。すなわち外輪素材1を内周拘束型に冠着させたまま絞
り用ダイス14を上昇させる。その後、スライダ15を
後退(上昇)させる。このスライダ15の後退により素
材1と台座7がばね12によつて押し上げられるので、
ばね11によつて常時マンドレル5に向けて押しつけら
れているセグメント6がマンドレル5の相対的後退に伴
つて内方に押し寄せられて窄まり、素材1は内周拘束型
から簡単に取外すことができる。セグメント6を固定し
てマンドレル5の方を可動的にすることも可能である。
これを第6図に示す他の実施例で示す。該実施例のもの
は、図示しない加工機本体に固定支持される固定台座8
′の上面に案内10′を切つてここにセグメントvを取
付ける一方、固定台座8′の中央の穴9′から上下移動
するマンドレル5′を挿入させてばね12′を縮めつつ
拡張するものである。このセグメント6′の拡張代はマ
ンドレル5′の突出量で決まり、この量をマンドレル5
′下部にストツパ19を設けることにより規制する。つ
まりストツパ19が固定台座イに突き当たるまでマンド
レル5′を押し上げれば所定の大きさの内周拘束型が出
来上がる。斯様に本発明によれば、絞り加工の際の力を
全て受け止めるようにしたセグメントに自在接手外輪素
材をあらかじめ押しつけておきながら絞り用ダイスで絞
り加工を加えるようにしたので、素材と内周拘束型との
不整合やセグメント相互の高さ方向のずれを防ぐことが
でき、ボール溝分割精度のよい絞り加工品が得られる。
しかも、セグメントが案内に沿つて移動することにより
拡がつたり窄まつたりするので精確に内周拘束型を再現
できる上に脱型も極めて容易になるし、脱型の際に外輪
の開口周縁をこじあけるような虞もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は絞り加工前の自在接手外輪素材を一部断面にて
示す正面図、第2図は絞り加工後の自在接手外輪素材を
一部断面して示す正面図、第3図は従来の外輪素材絞り
加工方法を示す説明図、第4図は他の絞り加工方法を示
す説明図である。 第5〜7図は本発明に係る自在接手外輪の絞り加工装置
に関するもので、第5図は正面から視た半裁断面図、第
6図は他の実施例を示す中央縦断面図、第7図は絞り加
工作業の説明図である。図面中、1は自在接手外輪素材
、2はリテナ一摺動面、3はボール転動面、4はボール
転動溝、5,5″はマンドレル、6:6/はセグメント
、7は台座、8,8′は固定台座、10,10′は案内
、′11,11はばね、12はばね、14は絞り用ダイ
ス、15はスライダ、16は油圧シリンダ、17はリリ
ーフバルブである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自在接手外輪の開口縁部を内側に絞つてボール転動
    面とリテナー摺動面を球面状に成形する加工装置におい
    て、自在接手外輪の回転軸に対して放射状に分割されて
    径方向にのみ移動しうるように台座に取付けられる一方
    ばねを介在させて常時縮径が図られ絞り加工時にのみ完
    成品の内面と対応する形状を成すセグメントと、前記セ
    グメントにかかる絞り加工時の軸方向力を受け止める固
    定台座と、前記セグメントとの間の相対移動でセグメン
    トの間にテーパ状の頭部が挿入されセグメントを押し拡
    げるマンドレルとから成る下型と、前記セグメントに冠
    着された自在接手外輪の素材をセグメントに向けて軸方
    向に押付けるスライダと、前記スライダで前記素材が押
    付けられた後に前記素材をセグメントに押し付けて絞り
    加工を加える絞り用ダイスとから成る上型とで構成され
    る自在接手外輪の絞り加工装置。
JP12002379A 1979-09-20 1979-09-20 自在接手外輪の絞り加工装置 Expired JPS5920405B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12002379A JPS5920405B2 (ja) 1979-09-20 1979-09-20 自在接手外輪の絞り加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12002379A JPS5920405B2 (ja) 1979-09-20 1979-09-20 自在接手外輪の絞り加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5645234A JPS5645234A (en) 1981-04-24
JPS5920405B2 true JPS5920405B2 (ja) 1984-05-12

Family

ID=14775990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12002379A Expired JPS5920405B2 (ja) 1979-09-20 1979-09-20 自在接手外輪の絞り加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5920405B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102671989B (zh) * 2012-05-11 2015-03-11 成都西马汽配制造有限责任公司 一种钟形壳冲头以及钟形壳的加工工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5645234A (en) 1981-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4074559A (en) Forging method
JPS641218B2 (ja)
CA1074544A (en) Method and apparatus for forming one-piece pulleys
SE409423B (sv) Forfarande och anordning for tillverkning av en trycksvarvad sparskiva med flera v-formade spar
US2324982A (en) Apparatus for expanding and shaping annular articles
JPH0341249B2 (ja)
US2771851A (en) Sheet metal forming die means
US3803896A (en) Method and apparatus for forming locking surfaces on gear rings
JPS5944138B2 (ja) 自在接手の外輪のしごき加工法及び装置
US2541905A (en) Apparatus for rimming paper cups
JPS5852733B2 (ja) アウタ−レ−スの加工方法とその装置
US4055977A (en) Method and apparatus for making double groove pulleys
JPS5838243B2 (ja) キンゾクカンニシユブ オヨビ ガクブオケイセイスルソウチ
JPS5920405B2 (ja) 自在接手外輪の絞り加工装置
US11020784B2 (en) Method for producing a moulded body comprising a hub and device for carrying out the method
JPS641219B2 (ja)
US4193279A (en) Cup holder assembly
JPS59206136A (ja) 回転鍛造による管材のフランジ加工方法
US2642916A (en) Forming die
JPH08294726A (ja) 整形装置
JPS6410300B2 (ja)
JPH0718452Y2 (ja) 等速ジヨイントの外輪加工用パンチ
JPS6157103B2 (ja)
JPH07100206B2 (ja) プレス成形方法
JPS63224833A (ja) 成形用金型