JPS59203811A - ケ−シングの結合装置 - Google Patents
ケ−シングの結合装置Info
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- JPS59203811A JPS59203811A JP7819683A JP7819683A JPS59203811A JP S59203811 A JPS59203811 A JP S59203811A JP 7819683 A JP7819683 A JP 7819683A JP 7819683 A JP7819683 A JP 7819683A JP S59203811 A JPS59203811 A JP S59203811A
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- Japan
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- casing
- nut
- hole
- casings
- bolt
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- Granted
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D25/00—Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
- F01D25/24—Casings; Casing parts, e.g. diaphragms, casing fastenings
- F01D25/243—Flange connections; Bolting arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明はケーシング結合装置に係り、特に、蒸気ター
ビンケーシングを結合するに好適なケーシング結合装置
に関する。
ビンケーシングを結合するに好適なケーシング結合装置
に関する。
第1図は一般の蒸気タービンを示す断面図である。
この蒸気タービンは、外部ケーシング1の内部に、内部
ケーシング3が収容され、この内部ケーシング3内にタ
ービン羽根5を有するロータ7が設けられる。また、外
部ゲージング1には蒸気供給口9が形成され、この蒸気
供給口9に伸縮可能な連絡管11が嵌装されてお9、さ
らにこの連絡管11ハ、内部ケーシング3内の環状のノ
ズルボックス】3に接続される。
ケーシング3が収容され、この内部ケーシング3内にタ
ービン羽根5を有するロータ7が設けられる。また、外
部ゲージング1には蒸気供給口9が形成され、この蒸気
供給口9に伸縮可能な連絡管11が嵌装されてお9、さ
らにこの連絡管11ハ、内部ケーシング3内の環状のノ
ズルボックス】3に接続される。
妊らに、内部ケーシング3の内壁には、ノズル15を備
えたノズルダイヤフラム17が設けられている。また、
外部ケーシング1の両端部にグランドパツキンヘッド1
9が装着されて、ロータ5の回転に伴う蒸気洩れを防止
している。
えたノズルダイヤフラム17が設けられている。また、
外部ケーシング1の両端部にグランドパツキンヘッド1
9が装着されて、ロータ5の回転に伴う蒸気洩れを防止
している。
このような蒸気タービンにおいて、読温・高圧蒸気は、
蒸気供給口9から連絡管11を経てノズルぎツクス13
に流入される。蒸気は、このノズルボックス13のノズ
ルから高速流となってタービン羽根5に案内され、この
タービン羽根5を介して、後、各ノズルダイヤフラム1
7のノズル15ヲ通り、再び高速流となって次段の羽根
5に)帥次案内される。
蒸気供給口9から連絡管11を経てノズルぎツクス13
に流入される。蒸気は、このノズルボックス13のノズ
ルから高速流となってタービン羽根5に案内され、この
タービン羽根5を介して、後、各ノズルダイヤフラム1
7のノズル15ヲ通り、再び高速流となって次段の羽根
5に)帥次案内される。
蒸気は、タービン羽根5およびノズル15を順次通過す
る毎に仕事をして膨張し、高圧タービン出口部21に至
る。そこでは、蒸気供給口9のA〜%程度の蒸気圧力と
なる。その後、蒸気は外部ケーシング1の外部に導出さ
れ、ボイラの再熱器を通って再熱され、再び高温蒸気と
なって、中低圧タービンに導かれる。
る毎に仕事をして膨張し、高圧タービン出口部21に至
る。そこでは、蒸気供給口9のA〜%程度の蒸気圧力と
なる。その後、蒸気は外部ケーシング1の外部に導出さ
れ、ボイラの再熱器を通って再熱され、再び高温蒸気と
なって、中低圧タービンに導かれる。
ところで、前記外部および内部ケーシング1゜3は、第
2図に示される如く、水平面でそれぞれ上下に二分割さ
れ、各分割ケーシングは、両締めボルトnおよびナツト
5によυM結されて、一体化される。その結果、外部お
よび内部ケーシング1.3の組立分割やロータ7の搬出
入が容易となる。また、上・下分割ケーシングの接合面
としての7ランク部27は厚肉に形成されている。これ
により、フラン・り部27の強度が確保されて、両締め
2ル)23およびナツト5にょ夛上・下ケーシングを強
く結合することが可能となり、外部および内部ケーシン
グ1,3の内圧に対する気密保持を達成できる。
2図に示される如く、水平面でそれぞれ上下に二分割さ
れ、各分割ケーシングは、両締めボルトnおよびナツト
5によυM結されて、一体化される。その結果、外部お
よび内部ケーシング1.3の組立分割やロータ7の搬出
入が容易となる。また、上・下分割ケーシングの接合面
としての7ランク部27は厚肉に形成されている。これ
により、フラン・り部27の強度が確保されて、両締め
2ル)23およびナツト5にょ夛上・下ケーシングを強
く結合することが可能となり、外部および内部ケーシン
グ1,3の内圧に対する気密保持を達成できる。
この両締めボルトZ3およびナツト5に作用する力は、
蒸気の内圧力のみではなく、上下ケーシングを強く結合
する際に生ずるボルト乙の軸方向引張力と熱変形による
力とがある。この作用力は非常に大きな力である。
蒸気の内圧力のみではなく、上下ケーシングを強く結合
する際に生ずるボルト乙の軸方向引張力と熱変形による
力とがある。この作用力は非常に大きな力である。
両締めボルト23およびナツトδによってこの作用力を
支持する場合には、両締め昶ル)23およびナツト5が
高耐力を有する鍛造材でともに形成されるため、それら
の締結強度が犬きく問題はない。
支持する場合には、両締め昶ル)23およびナツト5が
高耐力を有する鍛造材でともに形成されるため、それら
の締結強度が犬きく問題はない。
しかしながら、第3図に示される如くケーシング1,3
の構造上、両締めポル)23を使用できず、押えボルト
29を植込みボルトを用いる場合に問題がある。
の構造上、両締めポル)23を使用できず、押えボルト
29を植込みボルトを用いる場合に問題がある。
第3図に示される従来例では、上ケーシングIへの7ラ
ンク部27Aに貫通孔間が穿設され、また、下ケーシン
グIBのフランジ部27Bにも、その上半部分に、貫通
孔Iと対向してこれと同径の孔31が形成されている。
ンク部27Aに貫通孔間が穿設され、また、下ケーシン
グIBのフランジ部27Bにも、その上半部分に、貫通
孔Iと対向してこれと同径の孔31が形成されている。
7ランノ部27Bにおける孔31の下部には、押えボル
ト29に螺合可能なねじ部おが、孔31と同軸に形成さ
れている。押えボルト匹は、7ランジ27Aの上方から
貫通孔間および孔31に挿入されて、ねじ部33に螺合
することにより、両7ランジ部27A、27Bを結合す
る。
ト29に螺合可能なねじ部おが、孔31と同軸に形成さ
れている。押えボルト匹は、7ランジ27Aの上方から
貫通孔間および孔31に挿入されて、ねじ部33に螺合
することにより、両7ランジ部27A、27Bを結合す
る。
ところが、押えボルト2gは鍛造品(主にCr−Mo−
V鋼、 12Cr −Mo −V鋼)であり、ねじ部3
3は鋳造品(Cr−Mo鋼、 Cr −Mo−V鋼)で
あるため、ねじ部おの強度が押えボルト29のそれより
弱く、シたがって、このねじ部33が、押えdrシルト
9に作用する力によって破損するという問題点を生ずる
。
V鋼、 12Cr −Mo −V鋼)であり、ねじ部3
3は鋳造品(Cr−Mo鋼、 Cr −Mo−V鋼)で
あるため、ねじ部おの強度が押えボルト29のそれより
弱く、シたがって、このねじ部33が、押えdrシルト
9に作用する力によって破損するという問題点を生ずる
。
このねじ部33の損傷に対し、ねじ部33金オーバサイ
ズにすることが一般に採用されている。しかし、この場
合には、貫通孔29、孔31の径も大となるので、フラ
ンジ部27A、27Bの強度が低下するという問題点を
生ずる。
ズにすることが一般に採用されている。しかし、この場
合には、貫通孔29、孔31の径も大となるので、フラ
ンジ部27A、27Bの強度が低下するという問題点を
生ずる。
この発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであ
って、一対の分割ケーシング結合の作業性および信頼性
を向上させることができるケーシングの結合装置を提供
することを目的とする。
って、一対の分割ケーシング結合の作業性および信頼性
を向上させることができるケーシングの結合装置を提供
することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明に係るケーシング
の結合装置は、分割ケーシングに貫通孔が穿設され、か
つこの貫通孔の分割ケーシング接合面側に、上記貫通孔
より大径の座ぐり部を形成し、さらに、前記貫通孔に挿
通する両締めボルトに、上記貫通孔より大径で前記塵ぐ
り部より小径の膨出部を設け、かつ上記両締めゲルトの
一端にとのゲルトとほぼ同一強度を有するナツトを固定
可能とするものであり、前記両締めボルトの膨出部を前
記分割ケーシングの一方の座ぐり部に係止し、この分割
ケーシングの一方の外側から前記両締めゲルトの一端に
前記ナツトを螺合し、このボルトに回転不可能に固定し
た後、この両締めゲルトの他端側を前記分割ケーシング
の他方の貫通孔に挿通し、この分割ケーシングの他方の
外側から前記ナツトと異なるナツトを螺合するものであ
る。
の結合装置は、分割ケーシングに貫通孔が穿設され、か
つこの貫通孔の分割ケーシング接合面側に、上記貫通孔
より大径の座ぐり部を形成し、さらに、前記貫通孔に挿
通する両締めボルトに、上記貫通孔より大径で前記塵ぐ
り部より小径の膨出部を設け、かつ上記両締めゲルトの
一端にとのゲルトとほぼ同一強度を有するナツトを固定
可能とするものであり、前記両締めボルトの膨出部を前
記分割ケーシングの一方の座ぐり部に係止し、この分割
ケーシングの一方の外側から前記両締めゲルトの一端に
前記ナツトを螺合し、このボルトに回転不可能に固定し
た後、この両締めゲルトの他端側を前記分割ケーシング
の他方の貫通孔に挿通し、この分割ケーシングの他方の
外側から前記ナツトと異なるナツトを螺合するものであ
る。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第4図は、この発明に係るケーシングの結合装置の一突
施例を示す断面図であり、従来例と同様な部分は同一の
符号を附すことにより説明を省略する。
施例を示す断面図であり、従来例と同様な部分は同一の
符号を附すことにより説明を省略する。
外部ケーシング1における上ケーシングIAのフランジ
部41と、下ケーシングIBのフランジ部43とは、そ
れぞれの接合面45 、47を当接して接合可能とされ
ている。これらのフランジ部41 、43には、貫通孔
49 、51が穿設され、この貫通孔49 、51に両
締めゲルト53が挿通可能とされる。
部41と、下ケーシングIBのフランジ部43とは、そ
れぞれの接合面45 、47を当接して接合可能とされ
ている。これらのフランジ部41 、43には、貫通孔
49 、51が穿設され、この貫通孔49 、51に両
締めゲルト53が挿通可能とされる。
この両締めゲルト53の軸方向中央位置には、膨出部間
が一体に周設されている。この膨出部55は、両締めゲ
ルト&の半径方向外向きに、とのホルトおの全外周側面
に沿って環状に設けられる。さらに、との膨出部53の
外径は、貫通孔49 、51の内径よシ大きく、かつ後
述の座ぐり部61 、63の内径よシ小とされる。
が一体に周設されている。この膨出部55は、両締めゲ
ルト&の半径方向外向きに、とのホルトおの全外周側面
に沿って環状に設けられる。さらに、との膨出部53の
外径は、貫通孔49 、51の内径よシ大きく、かつ後
述の座ぐり部61 、63の内径よシ小とされる。
また、両締めボルト53の軸方向長さは、膨出部55に
おける両締めぎルト53の中央位置から上端までの距離
が、フランジ部41の厚さと両締めゲルト53の上端に
螺合するナツト57の高さとの和以上とされる。同様に
、膨出部55の前記中央位置から両締めゼル)53の下
端までの距離が、フランジ部43の厚さと両締めボルト
53の下端に螺合するナツト59の高さとの和以上とさ
れる。ここに、上記ナツト57 、59は両締め?シト
53とともに鍛造材で形成され、したがって、両者はほ
ぼ同一強度を有する。
おける両締めぎルト53の中央位置から上端までの距離
が、フランジ部41の厚さと両締めゲルト53の上端に
螺合するナツト57の高さとの和以上とされる。同様に
、膨出部55の前記中央位置から両締めゼル)53の下
端までの距離が、フランジ部43の厚さと両締めボルト
53の下端に螺合するナツト59の高さとの和以上とさ
れる。ここに、上記ナツト57 、59は両締め?シト
53とともに鍛造材で形成され、したがって、両者はほ
ぼ同一強度を有する。
さらに、ナツト59は、両締めヂルト昭の下端部から一
定距離したけ螺合した後この両締めゲルトおの突出する
下端のねじ部が潰されてかしめ]固定可能とされ、両締
めゲルト53からの抜は落ちが防止される。ここに、一
定距離りは、両締めゲルト53の上部ねじ部にナツト5
7の有効ねじ部の全てが螺合し、かつ膨出部55が、後
述の座ぐり部61に当接しない距離に設定される。
定距離したけ螺合した後この両締めゲルトおの突出する
下端のねじ部が潰されてかしめ]固定可能とされ、両締
めゲルト53からの抜は落ちが防止される。ここに、一
定距離りは、両締めゲルト53の上部ねじ部にナツト5
7の有効ねじ部の全てが螺合し、かつ膨出部55が、後
述の座ぐり部61に当接しない距離に設定される。
前記上・下ケーシングIA、IBのフランジ部41 、
43には、それぞれの貫通孔49 、51と同軸的に同
形状の座ぐシ部61 、63が設けられている。
43には、それぞれの貫通孔49 、51と同軸的に同
形状の座ぐシ部61 、63が設けられている。
座ぐり部61は、フランジ部41における貫通孔49の
接合面45側に、また、座ぐシ部63は、フランジ部4
3の接合面47側に、それぞれ貫通孔49 、51より
大径に形成される。これらの座ぐり部61 、63の踪
さは、膨出部55における両締めボルト53の軸方向長
さより若干大きく、少なくとも、両締めボルト53およ
びナツト57.59による7ンンジ音1i41 、43
の結合時に、膨出部55が罷ぐり部61 、63の両底
面に当接しないよう設定される。
接合面45側に、また、座ぐシ部63は、フランジ部4
3の接合面47側に、それぞれ貫通孔49 、51より
大径に形成される。これらの座ぐり部61 、63の踪
さは、膨出部55における両締めボルト53の軸方向長
さより若干大きく、少なくとも、両締めボルト53およ
びナツト57.59による7ンンジ音1i41 、43
の結合時に、膨出部55が罷ぐり部61 、63の両底
面に当接しないよう設定される。
次に作用を説明する。
まず、下ケーシング430貫通孔51に両締めゲルト5
3を挿入し、その膨出部55と座ぐり部63との係止に
より、第5図に示される如く、両締めゲルト53を下ケ
ーシング43に引っ掛ける。次に、ナツト59を両締め
ゲルト53の下部に螺合する。そして、両締めボルト5
3の下端からナツト590下向までの距離が一定距#t
Lになったところで、この両締めボルト53の下端ねじ
部をかしめる。
3を挿入し、その膨出部55と座ぐり部63との係止に
より、第5図に示される如く、両締めゲルト53を下ケ
ーシング43に引っ掛ける。次に、ナツト59を両締め
ゲルト53の下部に螺合する。そして、両締めボルト5
3の下端からナツト590下向までの距離が一定距#t
Lになったところで、この両締めボルト53の下端ねじ
部をかしめる。
その後、上ケーシングI人を下ケーシングIBに載置し
て、両接合面45 、47を当接させると同時に、貫通
孔49に両締めボルトの上部を挿入する。
て、両接合面45 、47を当接させると同時に、貫通
孔49に両締めボルトの上部を挿入する。
この状態で第5図に示される如く、膨出部55が両座ぐ
り部61 、63によって囲繞される空[1に内包され
る。
り部61 、63によって囲繞される空[1に内包され
る。
次に、ナツト57ヲ両締め約しト53の上部に螺合し、
工具により強く締め付けて、上・下側ケーシングIA、
IBを結合する。
工具により強く締め付けて、上・下側ケーシングIA、
IBを結合する。
上記実施例によれば、土・下ケーシングIA。
IBの結合が、Iまぼ同一強度を有する両締めdζシル
ト3とナラ) 57 、59とのねじ部の螺合によって
行なわれ、上・下ケーシングIA、lBに形成される取
付穴に螺合することがないから、ねじ部を“損傷するこ
とがなく、上・下ケーシングの結合の信頼性を同上させ
ることができる。
ト3とナラ) 57 、59とのねじ部の螺合によって
行なわれ、上・下ケーシングIA、lBに形成される取
付穴に螺合することがないから、ねじ部を“損傷するこ
とがなく、上・下ケーシングの結合の信頼性を同上させ
ることができる。
このねじ部の損傷が発生しないことがら、ねじ孔を定期
的に点検する必要がなく、保守の容易化を図ることがで
きる。
的に点検する必要がなく、保守の容易化を図ることがで
きる。
また、膨出部55が座ぐり部63に係止し、両締めボル
ト53が下ケーシングIBから抜は落ちることがないた
め、ケーシングの結合作業性を向上させることができる
。さらに、ナツト59がかしめ固定されていることから
、ナツト57の締付時にナツト59を工具で保持する必
要がなく、作業性をさらに良好にすることができる。
ト53が下ケーシングIBから抜は落ちることがないた
め、ケーシングの結合作業性を向上させることができる
。さらに、ナツト59がかしめ固定されていることから
、ナツト57の締付時にナツト59を工具で保持する必
要がなく、作業性をさらに良好にすることができる。
上記実施例でしょ、ナツト59を両締めボルトにかしめ
固定するものにつき説明したが、とのかしめ固定の代わ
シに、つぎのような変形例であってもよい。つまり、ナ
ツト59の下面から上面に向って軸方向にピン孔全穿設
し、このナツト59ヲ両締めボルト53に螺合・装着し
た後、ドリルを用いて、このビン孔と同軸的に7ランク
部43にビン孔を設け、これらの両孔にピンを挿通し、
このビンの下端部をかしめるものであってもよい。
固定するものにつき説明したが、とのかしめ固定の代わ
シに、つぎのような変形例であってもよい。つまり、ナ
ツト59の下面から上面に向って軸方向にピン孔全穿設
し、このナツト59ヲ両締めボルト53に螺合・装着し
た後、ドリルを用いて、このビン孔と同軸的に7ランク
部43にビン孔を設け、これらの両孔にピンを挿通し、
このビンの下端部をかしめるものであってもよい。
この場合には、前記実施例の効果に加え、ナツト59が
回転不可能とされるから、ナツト57の締付作業性をよ
り以」二に良好とすることができる。
回転不可能とされるから、ナツト57の締付作業性をよ
り以」二に良好とすることができる。
また、上記実施例および変形例では、膨出部間を境にし
て両締めボルト53の上下が同径とされているが、これ
らが異径とされる変形例であってもよい。
て両締めボルト53の上下が同径とされているが、これ
らが異径とされる変形例であってもよい。
また、上記実施例および両変形例にあっては、上・下ケ
ーシングIA、IBの双方に座ぐり部61゜63が設け
られる場合を示したが、一方のケーシングのみに一つの
座ぐり部を設けるものであってもよい。この場合には、
フシンジ部41.43の加工を容易にすることができる
。
ーシングIA、IBの双方に座ぐり部61゜63が設け
られる場合を示したが、一方のケーシングのみに一つの
座ぐり部を設けるものであってもよい。この場合には、
フシンジ部41.43の加工を容易にすることができる
。
尚、上記実施例では、ナラ) 57 、59が両締めボ
ルトおと同一の鍛造材の場合につき説明したが、はぼ同
一強度を有するものであれば、異なった材質のものであ
ってもよい。
ルトおと同一の鍛造材の場合につき説明したが、はぼ同
一強度を有するものであれば、異なった材質のものであ
ってもよい。
以上のように、この発明に係るケーシングの結合装置に
よれば、分割ケーシングに穿設される貫通孔の分割ケー
シング接合面側に、この貫通孔より大径の座ぐ9部を形
成し、さらに前記貫通孔に挿通する両締めボルトに、こ
の貫通孔より大径で前記座ぐり部よシ小径の膨出部を設
け、かっこの両締めボルトの一端にこのボルトとほぼ同
一強度を有するナラトラ固定可能としたことから、分割
ケーシング結合の作業性およびその結合の信頼性を向上
させることができるという効果を有する。
よれば、分割ケーシングに穿設される貫通孔の分割ケー
シング接合面側に、この貫通孔より大径の座ぐ9部を形
成し、さらに前記貫通孔に挿通する両締めボルトに、こ
の貫通孔より大径で前記座ぐり部よシ小径の膨出部を設
け、かっこの両締めボルトの一端にこのボルトとほぼ同
一強度を有するナラトラ固定可能としたことから、分割
ケーシング結合の作業性およびその結合の信頼性を向上
させることができるという効果を有する。
また、分割ケーシングはほぼ等しい強度を有する両締め
ボルトおよびナツトにより結合されることから、片方の
ねじ部の破損を有効的に防止することができ、したがっ
てねじ部を定期点検する必要がなく、保守の容易化を図
ることができる。
ボルトおよびナツトにより結合されることから、片方の
ねじ部の破損を有効的に防止することができ、したがっ
てねじ部を定期点検する必要がなく、保守の容易化を図
ることができる。
第1図は一般的な蒸気タービンを示す断面図、第2図は
上・下側ケーシングを両締めボルトで結合する従来のケ
ーシングの結合装Mを示す断面図、第3図は上・下側ケ
ーシングを押え刀?ルトで結合する従来のケーシングの
結合装置を示す断面図、第4図はこの発明に係るケーシ
ングの結合装置の7実施例を示す断面図、第5図は同実
施例においてケーシング結合前の状態を示す断面図であ
る。 IA・・・上ケーシング、IB・・・下ケーシング、4
5 、47・・・接合面、49 、51・・・貫通孔、
53・・・両締めボルト、55・・・膨出部、59・・
・ナツト、61 、63・・・座ぐり部。 出願人代理人 波 多 野 久第3図
上・下側ケーシングを両締めボルトで結合する従来のケ
ーシングの結合装Mを示す断面図、第3図は上・下側ケ
ーシングを押え刀?ルトで結合する従来のケーシングの
結合装置を示す断面図、第4図はこの発明に係るケーシ
ングの結合装置の7実施例を示す断面図、第5図は同実
施例においてケーシング結合前の状態を示す断面図であ
る。 IA・・・上ケーシング、IB・・・下ケーシング、4
5 、47・・・接合面、49 、51・・・貫通孔、
53・・・両締めボルト、55・・・膨出部、59・・
・ナツト、61 、63・・・座ぐり部。 出願人代理人 波 多 野 久第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1分割ケーシングに貫通孔が穿設され、かつこの貫通孔
の分割ケーシング接合面側に、上記貫通孔より大径の座
ぐり部を形成し、さらに、前記貫通孔に挿通する両締め
ボルトに、上記貫通孔より大径で前記塵ぐり部よシ小径
の膨出部を設け、かつ上記両締めボルトの一端にこのボ
ルトとは?!同一強度を有するナツトを固定可能とする
ことを特徴とするケーシングの結合装置。 2、前記塵□ぐり部は、前記分割ケーシングの一方に形
成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
ケーシングの結合装置。 3前記膨出部は、前記両締めボルトの全外周側面に沿っ
て一体に周設されることを特徴とする特許請求の範囲第
1項又は第2項記載のケーシングの結合装置。 4、前記ナツトは前記両締めボルトの一端に螺合され、
この螺合されたナツトが回転不可能に固定されることを
特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項にいずれか
記載のケーシングの結合装置。 5、前記ナツトの固定は、このナツトが螺合する前記両
締めボルトの一端のねじ部が潰されてかしめられること
によりなされることを特徴とする特許請求のjtli第
4項記載のケーシングの結合装置。 6、前記ナツトは、ビンを介して前記分割ケーシングに
廻り止めされることを特徴とする特許請求の範囲第4項
記載のケーシングの結合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7819683A JPS59203811A (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | ケ−シングの結合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP7819683A JPS59203811A (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | ケ−シングの結合装置 |
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JPS59203811A true JPS59203811A (ja) | 1984-11-19 |
JPH041162B2 JPH041162B2 (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=13655250
Family Applications (1)
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JP7819683A Granted JPS59203811A (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | ケ−シングの結合装置 |
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JP (1) | JPS59203811A (ja) |
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-
1983
- 1983-05-06 JP JP7819683A patent/JPS59203811A/ja active Granted
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US10753233B2 (en) | 2016-11-04 | 2020-08-25 | DOOSAN Heavy Industries Construction Co., LTD | Flow guide structure for casing flange, and casing and turbomachine having the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH041162B2 (ja) | 1992-01-10 |
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