JPS59203761A - 非酸化物セラミツクス粉末の処理方法 - Google Patents
非酸化物セラミツクス粉末の処理方法Info
- Publication number
- JPS59203761A JPS59203761A JP58079727A JP7972783A JPS59203761A JP S59203761 A JPS59203761 A JP S59203761A JP 58079727 A JP58079727 A JP 58079727A JP 7972783 A JP7972783 A JP 7972783A JP S59203761 A JPS59203761 A JP S59203761A
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- JP
- Japan
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- powder
- oxide ceramic
- treatment
- oxide
- oxide ceramics
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)技術分野
本発明は非酸化物セラミックの製造法において原料混合
粉末を各種形状に成型する場合の混合粉末の処理方法に
関するものである。
粉末を各種形状に成型する場合の混合粉末の処理方法に
関するものである。
(ロ)発明の目的
そして本発明の方法によって、非酸化物セラミック粉末
を造粒するのに適した粉末の処理方法を提供するもので
ある。かかる粉末はプレスや押出成型の際の成型を容易
にし、添加する有機性納金製品を製造可能にすることを
目的とする。
を造粒するのに適した粉末の処理方法を提供するもので
ある。かかる粉末はプレスや押出成型の際の成型を容易
にし、添加する有機性納金製品を製造可能にすることを
目的とする。
e→ 技術の背景
WC、TiC、TiN 、 SiCやSi3N4を主成
分とする非酸化物セラミックは切削工具、耐摩耗工具と
して機械工業において広範囲に利用されている。そして
その利用範囲が広がるにつれてその組成の種類も多く、
又各種形状の製品が要求される。種々の形状の製品を製
造する場合、上記硬質合金やセラミックは原料粉末を充
分混合した後、金型成型法、押出成型法等によって成形
されるが、通常これらの硬質粉末は潤滑性が無いため0
5〜20%の有機助剤を予め混合、造粒してから成型す
る。
分とする非酸化物セラミックは切削工具、耐摩耗工具と
して機械工業において広範囲に利用されている。そして
その利用範囲が広がるにつれてその組成の種類も多く、
又各種形状の製品が要求される。種々の形状の製品を製
造する場合、上記硬質合金やセラミックは原料粉末を充
分混合した後、金型成型法、押出成型法等によって成形
されるが、通常これらの硬質粉末は潤滑性が無いため0
5〜20%の有機助剤を予め混合、造粒してから成型す
る。
この有機助剤としては、メチルセルローズ、ニカワ等の
結合剤、パラフィン、グリセリン、カンファー等の潤滑
剤が用いられるが、上記硬質材料粉末の成型に不可欠で
あり、これによって金型内での粉末粒子が円滑に流動し
金型壁との摩擦の低下、更には成型体の強度が保持され
る効果がある。特に原料である硬質粉末が微細になると
粒子同志の摩擦抵抗が大きく多量の有機助剤と適度な造
粒を必要とし成型後の加熱処理において多大の時間を要
し、又場合によって、ここでキレツが発生する場合が多
くなる。そして有機助剤が多い場合には後工程での焼結
収縮が大きく焼結体の寸法精度をすように、微粒粉末を
取り扱う場合には、粉末自体の流動性を向上するために
、造粒工程を取り入れることが多い。造粒工程の中でも
特にスプレードライヤーは得られる造粒粉末の流動性が
良いことと、造粒粉末の硬さ調整が容易であり、非酸化
6− 物セラミックの粉末、酸化物粉末の分野で広く利用され
ている。しかるに非酸化物セラミック粉末に本方法を利
用する場合には、一般的にはアルコール等の有機溶媒を
用いるのが常である。その理由は、非酸化物セラミック
は酸化されやすく、水等を用いた通常の方法では製造工
程のバラツキの原因となるためである。しかるに、アル
コール等の有機溶媒を用いたスプレードライヤー装置は
その安全対策を厳重にする必要があり、装置費が高価と
なり、安価に造粒する方法が待ち望まれていた。
結合剤、パラフィン、グリセリン、カンファー等の潤滑
剤が用いられるが、上記硬質材料粉末の成型に不可欠で
あり、これによって金型内での粉末粒子が円滑に流動し
金型壁との摩擦の低下、更には成型体の強度が保持され
る効果がある。特に原料である硬質粉末が微細になると
粒子同志の摩擦抵抗が大きく多量の有機助剤と適度な造
粒を必要とし成型後の加熱処理において多大の時間を要
し、又場合によって、ここでキレツが発生する場合が多
くなる。そして有機助剤が多い場合には後工程での焼結
収縮が大きく焼結体の寸法精度をすように、微粒粉末を
取り扱う場合には、粉末自体の流動性を向上するために
、造粒工程を取り入れることが多い。造粒工程の中でも
特にスプレードライヤーは得られる造粒粉末の流動性が
良いことと、造粒粉末の硬さ調整が容易であり、非酸化
6− 物セラミックの粉末、酸化物粉末の分野で広く利用され
ている。しかるに非酸化物セラミック粉末に本方法を利
用する場合には、一般的にはアルコール等の有機溶媒を
用いるのが常である。その理由は、非酸化物セラミック
は酸化されやすく、水等を用いた通常の方法では製造工
程のバラツキの原因となるためである。しかるに、アル
コール等の有機溶媒を用いたスプレードライヤー装置は
その安全対策を厳重にする必要があり、装置費が高価と
なり、安価に造粒する方法が待ち望まれていた。
に)発明の開示
本発明は以」二述べた問題を解決する方法を提案するも
のであり、その特徴は、硬質粉末に有機助剤を添加する
前の予備処理として、該粉末を先ずアセトン等により洗
浄活性化したのち、粉末粒子の一次粒子表面を親油性に
することを特徴とする処理方法であり、さらにはこの撥
水性を利用して、水を用いて非酸化物セラミック粉末の
造粒方法を提供することにある。通常、これらの硬質粉
4− 末は数種の混合粉末からなり、例えば超硬合金の場合、
WCを主成分とし、これとTaC、TiC、NbC。
のであり、その特徴は、硬質粉末に有機助剤を添加する
前の予備処理として、該粉末を先ずアセトン等により洗
浄活性化したのち、粉末粒子の一次粒子表面を親油性に
することを特徴とする処理方法であり、さらにはこの撥
水性を利用して、水を用いて非酸化物セラミック粉末の
造粒方法を提供することにある。通常、これらの硬質粉
4− 末は数種の混合粉末からなり、例えば超硬合金の場合、
WCを主成分とし、これとTaC、TiC、NbC。
Coからなる混合粉末である。発明者はこれらの粉末が
油性潤滑剤相にいかに均一に分散させるかを検討した結
果、これらの個々の粉末には親水性のものと親油性のも
のとがあることに注目し、親水性の粉末のものを親油性
の粉末に変えることによって問題が解決することが判明
した。種々の粉末(組成)の表面特性を調べるとWC,
WC−Tic (複炭化物)、Co、Aノ203は親水
性であり、TiC。
油性潤滑剤相にいかに均一に分散させるかを検討した結
果、これらの個々の粉末には親水性のものと親油性のも
のとがあることに注目し、親水性の粉末のものを親油性
の粉末に変えることによって問題が解決することが判明
した。種々の粉末(組成)の表面特性を調べるとWC,
WC−Tic (複炭化物)、Co、Aノ203は親水
性であり、TiC。
TaC、NbC等は親油性、であることがわかった。ま
たその性質は粉末の粒度によっても変ることがわかった
。上記親水性の粉末を親油性にするにはその粒子表面に
CH3等のアルキル基やアルコキシル蒸米であり炭化物
、金属表面は若干酸化されている状態であると考えられ
、構成主元素をMiとすればそのエステル化反応は、 =5− と示すことができる。(×は表面結合酸素原子数である
。)上記の式により、H2Oを脱水処理すれば表面にア
ルキル基(−R)、アルコキシル基(イ)R)を有する
粒子となり親油性となる。」1記粉末粒子表面の親油性
処理の方法としては、」1記エステル化反応を生ぜしめ
れば何んでもよくオートクレーブ法、還流法及び蒸気法
等が良い。特にオートクレーブ法が反応時間が短く工業
的に有利である。かくの如くして得られた親油性非酸化
物粉末を通常の水アトマイズ法により造粒することによ
り、粉体の流動特性の良好な造粒粉末を得ることができ
る。
たその性質は粉末の粒度によっても変ることがわかった
。上記親水性の粉末を親油性にするにはその粒子表面に
CH3等のアルキル基やアルコキシル蒸米であり炭化物
、金属表面は若干酸化されている状態であると考えられ
、構成主元素をMiとすればそのエステル化反応は、 =5− と示すことができる。(×は表面結合酸素原子数である
。)上記の式により、H2Oを脱水処理すれば表面にア
ルキル基(−R)、アルコキシル基(イ)R)を有する
粒子となり親油性となる。」1記粉末粒子表面の親油性
処理の方法としては、」1記エステル化反応を生ぜしめ
れば何んでもよくオートクレーブ法、還流法及び蒸気法
等が良い。特にオートクレーブ法が反応時間が短く工業
的に有利である。かくの如くして得られた親油性非酸化
物粉末を通常の水アトマイズ法により造粒することによ
り、粉体の流動特性の良好な造粒粉末を得ることができ
る。
(ホ)実施例
α型構造を90%以上含有するSL、N4(粒子径0.
5μm) 95 重ft %、Mgo 3 重量% 、
A、1g2052重量%を配合した粉末をベンゼンお
よびアセトンでおのおの4回洗浄して十分表面の汚染を
除去したのち、混合粉100gにライてCe OH(C
1aT−bloH)6− 10g、ヘキサン(CaH+4) 65r+Vを加えて
オートクレーブ中で230℃、6ぴ揄で30分間処理し
た。この粉末にパラフィルワックス625重量%添加混
合した後、水中に投入した。こののち、スプレードライ
ヤーにて造粒した。また同時に、オートクレーブ処理を
しないで同様に、スプレードライヤーにて造粒した粉末
を準備した。得られた粉末を金型成形し1750℃X
1H1atmN2中で焼却した。得られた成形体および
焼結体の特性を第得られた結果第1表で示すように本発
明の処理を加えることによって成形体の密度が向」ニす
るが、7− これは成形性の向上を示す。また焼結体の強度のバラツ
キも少なくなる事を曲げ強さのワイブル係数の向」二は
示している。本発明の処理により焼結体特性の信頼性が
大幅に向」ニし、生産性が上がり応用範囲が著しく広が
った。
5μm) 95 重ft %、Mgo 3 重量% 、
A、1g2052重量%を配合した粉末をベンゼンお
よびアセトンでおのおの4回洗浄して十分表面の汚染を
除去したのち、混合粉100gにライてCe OH(C
1aT−bloH)6− 10g、ヘキサン(CaH+4) 65r+Vを加えて
オートクレーブ中で230℃、6ぴ揄で30分間処理し
た。この粉末にパラフィルワックス625重量%添加混
合した後、水中に投入した。こののち、スプレードライ
ヤーにて造粒した。また同時に、オートクレーブ処理を
しないで同様に、スプレードライヤーにて造粒した粉末
を準備した。得られた粉末を金型成形し1750℃X
1H1atmN2中で焼却した。得られた成形体および
焼結体の特性を第得られた結果第1表で示すように本発
明の処理を加えることによって成形体の密度が向」ニす
るが、7− これは成形性の向上を示す。また焼結体の強度のバラツ
キも少なくなる事を曲げ強さのワイブル係数の向」二は
示している。本発明の処理により焼結体特性の信頼性が
大幅に向」ニし、生産性が上がり応用範囲が著しく広が
った。
8−
42
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)非酸化物セラミックを無水の溶媒、あるいは無水
の不活性雰囲気で混合粉砕したのち、粉末の一次粒子表
面を親油性に変換したのち、水と混合ズ し、その溶液をスプレードライヤーに琳造粒することを
特徴とする非酸化物セラミック粉末の処理方法。 (2、特許請求の範囲第(1)項の親油性に変換する方
法においてオートクレブ法、還流法、および蒸気法のい
ずれかによって親油性にすることを特徴とする非酸化物
セラミック粉末の処理方法。 (3)特許請求の範囲第(1)項の処理方法において、
非酸化物セラミックスがSi3N4. SiC、WC、
TiCTiNを主成分とすることを特徴とする非酸化物
セラミック粉末の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58079727A JPS59203761A (ja) | 1983-05-07 | 1983-05-07 | 非酸化物セラミツクス粉末の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58079727A JPS59203761A (ja) | 1983-05-07 | 1983-05-07 | 非酸化物セラミツクス粉末の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59203761A true JPS59203761A (ja) | 1984-11-17 |
Family
ID=13698230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58079727A Pending JPS59203761A (ja) | 1983-05-07 | 1983-05-07 | 非酸化物セラミツクス粉末の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59203761A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63206359A (ja) * | 1987-02-18 | 1988-08-25 | 日本碍子株式会社 | 高緻密熱間静水圧焼結窒化珪素焼結体およびその製造方法 |
US5091346A (en) * | 1985-07-17 | 1992-02-25 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Composition for producing ceramics |
-
1983
- 1983-05-07 JP JP58079727A patent/JPS59203761A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5091346A (en) * | 1985-07-17 | 1992-02-25 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Composition for producing ceramics |
JPS63206359A (ja) * | 1987-02-18 | 1988-08-25 | 日本碍子株式会社 | 高緻密熱間静水圧焼結窒化珪素焼結体およびその製造方法 |
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