JPS59202234A - 親水化気泡体の製造方法 - Google Patents

親水化気泡体の製造方法

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JPS59202234A
JPS59202234A JP7670083A JP7670083A JPS59202234A JP S59202234 A JPS59202234 A JP S59202234A JP 7670083 A JP7670083 A JP 7670083A JP 7670083 A JP7670083 A JP 7670083A JP S59202234 A JPS59202234 A JP S59202234A
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JP
Japan
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foam
water
polyvinyl alcohol
hydrophilic
resin composition
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Pending
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JP7670083A
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English (en)
Inventor
「よし」田 「巌」
Iwao Yoshida
「よし」田 典生
Norio Yoshida
Yasuo Kawashima
川「しま」 保夫
Shuji Miura
三浦 修司
Norio Tonomura
殿村 記男
Michihiro Fujimoto
道広 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Kako Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Kako Co Ltd
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は親水化気泡体の製造方法に関する。
さらに詳しくは、親水化剤としてポリビニルアルコール
系ポリマーが混入されてなる発泡性架橋性(あるいは加
硫性)混練り樹脂組成物を加熱発泡(加熱架橋発泡ある
いは加熱加硫発泡ンせしめて気泡体をえ、ついでこの気
泡体をアセタール化反応処理して、y3(可溶性のポリ
ビニルアルコール系ポリマーを水不溶化せしめてなる親
水化気泡体の製造方法に関する。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ(エチレン−酢酸
ビニルフなどのポリオレフィン、SBR、NBRなどの
合成ゴム、天然ゴムなどからなる気泡体(ここで、気泡
体とは独立気泡構造、連続気泡構造または独立一連続混
合気泡構造からなる気泡体のいづれも含まれる)は、そ
れらの素材自体が疎水性、撥水性であることから防水あ
るいは防湿材料としては有用であるか、用途によっては
逆に吸水性、保水性などの親水性機能に欠けているとい
う欠点がある。この欠点を解消するために橡々の親水化
処理が試みられているが、現在のところ満足のいくもの
はえられていない。すなわち、たとえば熱可塑性樹脂に
、ある種の高吸水性樹脂や水膨潤性樹脂を混入してえら
れる親水化気泡体においては、気泡体の含水あるいは湿
潤により、混入された高吸水性樹脂や水膨潤性樹脂が膨
潤して気泡体素材中から吐出してき、あるいは水などを
吸収せしめたのち番こ絞つ1こり、圧力をかけ1こりす
ると、高吸水性樹脂や水膨潤性樹脂が気泡体素材中から
吐出してきて、気泡体表面を覆つ1こり、気孔内に充満
して気孔を埋めてしまったり、さらには気泡体を汚した
り、気泡体から放出され、高吸水性樹脂あるいは水膨潤
性樹脂の固着一定着信頼性、気泡体の清潔性、親水性機
能の耐久性などの点で満足できるものではないなどの問
題点を有している。
本発明者らは、叙上の欠点を完全に排除し、すぐれた親
水性、吸水性ならびに保水性を有し、しかもこれらの親
水性機能を恒久的に保持する気泡体を提供するべく鋭意
研究を重ねた結果、ポリビニルアルコール系ポリマーが
混入されてなる発泡性架橋性あるいは発泡性加硫性混練
り樹脂組成物を加熱発泡せしめて気泡体をえ、ついでこ
の気泡体素材中に分散あるいは気泡体素材と混合されて
いる水可溶性のポリビニルアルコール系ポリマ〜をアセ
タール化反応処理して水不溶化することζこより、すぐ
れた親水性、吸水性および保水性が付与され、しかもこ
れらの親水性機能が長期間にわたり恒久的に保持され、
家庭用(化粧用、浴用、台所用〕、産業用、内装用、身
回品用、農水産−園芸用などの吸水材あるいは保水材な
どの親水性材料として好適に用いうる親水化気泡体かえ
られるという新たな事実を見い出し、本発明を完成する
にいたった。
すなわち本発明は、ポリビニルアルコール系ポリマーが
混入されてなる発泡性架橋性(あるいは加硫性)混練り
樹脂組成物を加熱発泡せしめて気泡体をえ、ついでこの
気泡体をアセタール化反応処理することを特徴とする親
水化気泡体の製造方法であって、親水化剤としてポリビ
ニルアルコール系ポリマーを選定し、かつ親1水化処理
方法としてポリビニルアルコール系ポリマーが混入され
1こ発泡性架橋性(あるいは加硫性)混練り樹脂組成物
(ポリビニルアルコール系ポリマーは、素材樹脂中に粉
末状で分散していてもよく、また素材4fpf脂と溶融
混合されていてもよい。)を加熱発泡せしめて、ポリビ
ニルアルコール系ポリマー粉末が素材樹脂中(こ分散せ
られた気泡体あるいはポリビニルアルコール系ポリマー
が素材樹脂と溶融混合せられた気泡体をえ、さらにこれ
らの発泡体の表面および(または〕連続気孔内に酸2よ
びアルデヒドを含む水溶液(以下、アセタール化71Y
という)を付着および(ま1こは〕含浸せしめ、ついで
′気泡体素材樹脂中に含有されるポリビニルアルコール
系ポリマーのアセタール化反応を行なわしめて、高吸水
能を有し、71)つ水可溶性のポリビニルアルコール系
ポリマーを水不溶化せしめるという、気泡体の表面(独
立気泡体のはあい)および(または)連続気孔壁面(連
続気泡体および独立一連続混合気泡体のばあい)でのポ
リビニルアルコール系ポリマーのアセタール化反応処理
を採用することにより、本来昧水性、撥水性であるポリ
オレフィン、合成ゴム、天然ゴムなどからなる気泡体に
すぐれ1こ親水性、吸水性、保水性などの親水性機能が
付与せられ、しかもこれらの親水性機能が長期間にわた
り恒久的に保持される新、水化気泡体が容易&C製造さ
れうるという、きわめて顕著な効果が奏される。
本発明の方法において、ポリビニルアルコール系ポリマ
ーが混入された発泡性架橋性(あるいは加硫性)混練り
樹脂組成物は、その樹脂素材として、たとえばポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリ(エチレン−酢酸ビニル)
(ここで、ポリ(エチレン−酢酸ビニル」とは、ポリ(
エチレン−酢酸ビニル)自体の他に、ポリ(エチレン−
酢酸ビニル)をブレンドしたポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリアクリレート、ポリメタクリレートなど、ま
たはこれらの共重合ポリマーも含まれるジ、ポリ塩化ビ
ニル、ポリスチレンなどのポリオレフィン、スチレン−
ジエン共重合ゴム(8B几丁たは5IR)、ポリイソプ
レンゴム(月り、アクリロニトリル−ジエン共重合コム
(NBRまたはNJ几)、ブチルゴム、インブチレン−
イソプレン共重合ゴム(I IR,)、クロロプレンゴ
ム(CR)などの合成ゴム、天然コム(NJりなどがあ
げられ、これらの樹J1旨索オ閥にポリビニルアルコー
ル系ポリマー、発泡剤、架橋剤、さらに必要ならば発泡
助剤(促進剤あるいは抑制剤)などを混練りして調製さ
れる。しかして調製され1こ発泡性架橋性(あるいは加
硫性)混練り樹脂組成物は、通常の一段発泡法または二
段発泡法によって加熱発泡され、所望の独立気泡構造、
連続気泡構造あるいは独立一連続混合気泡構造を−W¥
る気泡体が製造される。
このはめい、混入されるポリビニルアルコール系ポリマ
ーとしては、発泡性架橋性(あるいは加硫性)混練り樹
脂組成物の混練り温度条件において軟化−溶融するもの
、あるいは軟化−溶融しないもののいづれを用いてもよ
い。なお、用いるポリビニルアルコール系ポリマーが混
練り温度条件において軟化−溶融しないばあいには、該
ポリビニルアルコール系ポリマーはそのまま粉末状で樹
脂素材中に充填剤的ζこ分散していてもよく、あるいは
ポリビニルアルコール系ポリマーをその水溶液として、
混練り中に徐々に添加して樹脂素拐中に練り込んで均一
混合してもよい。
しかして、ポリビニルアルコール系ポリマーが混入され
てなる発泡性架橋性(あるいは加硫性)混練り樹脂組成
物の加熱発泡において、混練り温度条件下で軟化−溶融
しないポリビニルアルコール系ポリマーを用いるばあい
には、前記のごとく混練り樹脂組成物中にポリビニルア
ルコール系ポリマーが通常の充填剤のように樹脂中番こ
粉末状で分散しているので、加熱発泡による樹脂の伸長
、膨張などに影響するところが少なく、したがってガス
抜けや気泡体にサケ、千裂などが発生することなく、均
一微粗1な気泡構造を有し、かつ所望の発泡倍率を有す
る気泡体が容易にえられる。一方混練り温度条件下で軟
化−?8融するポリビニルアルコール系ポI77−を用
いるばあいには、該ポリビニルアルコール系ポリマーか
松脂と均一に混合されているので、加熱発泡による樹脂
の伸長、膨張などの物性とポリビニルアルコール系ポリ
マーのそれらの物性との間に差があり、したがってガス
抜けや気泡体にサケ、子袋などが発生し、高発泡倍率を
有する気泡体はえられ難い傾向がある。
本発明の方法に用いるポリビニルアルコール系ポリマー
としては、たとえば重合度500〜2000程度および
ケン化度90モル%以上のポリビニルアルコール、ある
いは不飽和カルボン酸(たとえばアクリル酸、メタクリ
ルOり、クロトン酸、マレイン酸、フマール酸、イタコ
ン酸など)またはその誘導体(これらの部分まγこは完
全アルキルエステル、塩、無水物、ニトリル、アミドな
ど)と酢酸ビニルとの共重合ポリマーのケン化物(ケン
化度:50モル%以」二、好ましくは80モル%以上)
などがあけられる。前記ポリビニルアルコール系ポリマ
ーの配合割合としては、えられる親水化気泡体の用途、
親水化度合、弾性度合なとにより適宜選定され、たとえ
ば樹脂素材100部(重bj:部、以下同様)に対し1
0〜100部、好ましくは20〜60部程夏の範囲から
選ばれる。
用いる発泡剤としては、前記佃脂素杓の浴融温度以上の
分M温度を有する化学発泡剤があげられ、jことえはア
ゾジカルボンアミド、バリウムアゾジカルボキシレート
なとのアゾ系化合物、ジニトロソペンタメチレンテトラ
ミン、トリニトロントリメチルトリアミンなどのニトロ
ソ系化合物、p、p’−オキシビスベンゼンスルホニル
ヒドラジッドなどのヒドラジッド系化合物、p、p’−
オ牛シビスベンゼンスルホニルセミ力ルバジッド、トル
エンスルホニルセミヵルバジットナどのセミカルバジッ
ド系化合物などである。発泡剤の配合割合としては、気
泡体の発泡倍率により、また用途により異なるが、樹脂
素材100部に対し1〜50部程度の範囲が採用される
また架橋剤としては、ポリオレフィン系樹脂歯材(こ3
いては、たとえばベンゾイルパーオキサイド、ジクミル
パーオキサイド、1.エ −ジターシャリーブチルパー
オキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,
5−ジメチル−2,5−ジターシャリープチルパーオキ
シヘキサン、ターシャリ−ブチルパーオキシケトン、タ
ーシャリ−ブチルパーオキシベンゾエートなどのラジカ
ル発生剤である有機過酸化物か用いられ、ぽたゴム系樹
脂素材においては、前記有機過酸化物の他に、たとえば
いどう、塩化い8つ、セレン、テルル、含いおう化合物
など通常の加硫剤が用いられ、用いる樹脂素材により最
適の有機過酸化物、加硫剤およびそれらの配合割合が選
定される。
本発明の方法においては、ポリビニルアルコール系ポリ
マーが混入された発泡性架橋性(あるいは加硫性)混練
り樹脂ホノ4成物を調製する際に、必要ならば可塑剤、
安定剤、滑剤、充填剤、着色剤、難燃剤、帯電防止剤ま
たは防カビ剤などを添加してもよい。また樹脂素材とし
て合成ゴムあるいは天然ゴムを用いるはめい番こは、加
硫剤の他lこ加硫促進剤、加硫助剤あるいは活性剤など
のゴム楽品、ゴム4111強剤、加工助剤、酸化−老化
防止剤などを添加しても何ら差し支えない。
しかして、えられる気泡体は、所望の形状あるいは厚さ
にスライスおよび戯曲されそアセタール化反応処理に施
される。
本発明の方法に郭いて、ポリビニルアルコール系ポリマ
ーの混入された気泡体のアセタール化反応処理方法とし
ては、気泡体が独立気泡構造を有するもの(−1−なわ
ち独立気泡体)であるばあいには、後述するアセタール
化液中に該気泡体を浸漬し、気泡体表面がアセタール化
液で充分に濡れるよう番こしてアセタール化反応を丁れ
ばよく、また気泡体が連続気泡構造を有するもの(すな
わち連続気泡体または独立一連続混合気泡体)であるは
あいには、通常の含浸方法によって表面はもとより連続
気孔内にアセタール化液を含浸せしめて、気泡体の表面
とともに連続気孔壁面のアセタール化反応をすれはよく
、これにより気泡体の松脂素材中に混入されている水可
溶性のポリビニルアルコール系ポリマーがアセタール化
され水不溶化せしめられる。このアセタール化反応とし
ては、たとえは反FrS W度30〜80″Cで委ゾ時
間ないし数10時曲が採用される。
しかして、N& 2よびアルデヒドを用いてアセタール
化液を調製する。
酸としては塩酸、リン酸、硝酸、硫酸、有機スルホン酸
などがあげられ、酸性の程度としてはアセタール化液の
pBか5程度以下になるように用いればよい。
またアルデヒドとしてはホルムアルデヒド、ポリオキシ
メチレン、ヘキサメチレンテトラミンなどを用いるか、
ホルムアルデヒドま1こはホルムアルデヒド発生物質と
の併用方式あるいは併用でない方式でアセトアルデヒド
、ブチルアルデヒド、グリオキザールなどを用いること
もできる。アルデヒドの使用量は、気泡体中(こ混入せ
るポリビニルアルコール系ポリマーの分散状態あるいは
混合状態により異なるが、水可溶性のポリビニルアルコ
ール系ポリマーかアセタール化されて水不溶性になるよ
う番こ、その都度逮定すればよい。
本発明の方法においては、アセタール化反応処理せる気
泡体は、単に水洗するだけで製品(すなわち親水化気旧
体)としてもよいが、このアセタール化反応処理せる気
泡体またはその水洗物をさらにアルカリ性水溶欣と接触
処理することにより、水戻り性、吸水性能などが格段に
向上する傾向がみられる。アルカリ性水溶液との接触処
理方法としては、単に気泡体をアルカリ水溶液中に浸漬
するか、あるいはアルカリ水溶液を連続気孔内に含浸せ
しめて気泡体を絞るなどの手段がとられる。アルカリと
しては苛性ソーダ、苛性カリ、炭酸ソーダ、水酸化カル
シウムなどが用いられ、アルカリ性水浴液のpHは通常
9以上、好丁しくは10以上か採用される。このアルカ
リ処理後は水洗し、脱水乾燥すれば製品となる。
以上述べたごとく、本発明の方法による親水化気泡体は
すぐれた親水性、吸水性3よび保水性が付与され、しか
もこれらの親水性機能が長期間にわたり恒久的に保持さ
れ、家庭用、産業用、内装用、身回品用、農水産−園芸
用などの吸水材あるいは保水材(たとえばファウンデイ
ション用スポンジ、ボディ用スポンジ、タオル、Jしほ
り、香料保持用吸収材、事務吸水つぼ用スポンジ、吸水
ローラー、布きん、ぞうきん、クリーニングボール(熱
交換器の洗浄用スポンジボール)、海藻吸水用スポンジ
シート、園芸用保水材など)などの親水性拐料として好
適に用いられ、工業上きわめて有用である。
つぎに実施例をあげて不発中1の新水化父泡体の製造方
法を具体的に説明するか、本発明はこれらの実施例のみ
に限定されるものではない。
実施例1 [A]架橋ポリオレフィン連続気泡体の製造ポリ(エチ
レン−酢酸ビニル)(商品名:ユカロン41H1酢酸ビ
ニル含有率:16%(重部%、以下同様〕、三菱油化(
掬製) 100部、ポリビニ/l/ 7 /l/ コ−
ル49 末(商品名:ゴーセノール照−05,20メツ
シユパス、日本合成化学工業1鞠製)30部、アゾジヵ
ルホンアミド(商品名:ビニボールAC#50S、水和
化成工業−Ikl製) 17部、ステアリン酸亜鉛0.
2部、ジクミルパーオ牛サイド0.9部および炭酸カル
シウム(商品名ニス/ −ライト3S、丸尾カルシウム
■製)1部部からな−る組成物を95℃のミキシングロ
ールで混練りし、ポリビニルアルコールが混入された発
泡性架橋性混練り・寮脂利酸物を調製した。
ついで、この発泡性架橋性混練1り樹脂組成物を126
°C(スチーム蒸気圧: 2.4 Ky/cm )に加
熱されたプレス内の金型(110X 110 X 15
 M )に充填し、30分間加圧(プレス外圧:60に
グ/ crrr )下で加熱して発泡性架橋性混練り樹
脂組成物を整形した。
このばあい、整形された発泡性架橋性混練り樹j指Xj
]酸物のゲル分率(40〜50μのガラスフィルターを
用いて、ソックスレー抽出器により溶剤トリクロルエチ
レン還流下で24時間抽出を行なつlこばあいの抽出前
試料(樹脂組成物〕の天部に対する抽出後の試料重量の
比ノは0であつfこ。
ついで、この整jUされた発泡性架橋性混練り樹脂肚酸
物を172°Cのメタルバス中で40分間加熱し、発泡
剤が30%汐度分解した第1次中間気泡体を取り出し、
さらに193°Cのメタルバス中で3513目:f:!
加熱し、残存発泡剤を完全に分解せしめて気泡体をえた
。えられた気泡体を冷却したのち、ロール間隔3随に設
定した等速二本口・−ルの間を通して気泡1模を破壊さ
せ、気泡の連通化を行なった。
えられた架橋ポリオレフィン連続気泡体は、発泡倍率約
30倍、平均気泡径0.5朋、連続気泡率100%(A
STM D 1940−62T (Ramington
Pariser法)に準じて測定した値であるンであり
、完全な連続気泡体であった。
[B]・架橋ポリオレフィン連続気泡体のアセタール化
処理 ます、35%ホルマリン水溶液および硫酸を用いて、ホ
ルムアルデヒド20%および硫酸6%からなるアセター
ル化液を調製した。
ついでこのアセタール化液を、密閉系減圧下で所望の厚
さおよび大きさにスライス、戯曲された架橋ポリオレフ
ィン連続気泡体(250X 170×10關ノシートに
含浸せしめ、温度50°Cで24時間静置してポリビニ
ルアルコールのアセタール化反応を行なった。このアセ
タール化反応処埋せる連続気泡体をよく水洗したのち乾
燥して、親水化気泡体をえた。
えられた親水化気泡体は、湿潤時あるいは含水時にポリ
ビニルアルコールが溶出することなく、しかもすぐれた
親、水性、吸水性および保水性を有するものであった。
実施例2 実施例1でえられた親水化気泡体を約5%苛性ソーダ水
浴液中に浸漬し、絞りと吸水を数回繰り返し、ついで水
でよく洗浄したのち乾燥して、親水化気泡体をえた。
えられた親水化気泡体は、湿潤時あるいは含水時にポリ
ビニルアルコールが溶出することなく、シかもアルカリ
処理前のものに比べて親水性、吸水性および保水性がさ
らに向上したものであった。
実施例3 ポリビニルアルコール粉末(商品名:コーセノールNL
−05,16メツシユパス、日本合成化学工業@J製)
20部を用いたほかは、実施例1と同様にして新水化気
泡体をえた。
えられた親水化気泡体は、湿潤時あるいは含水時にポリ
ビニルアルコールが溶出することなく、し力)もすぐれ
た親水性、吸水性および保水性を有するものであった。
実施例4 つぎの配合割合で発泡性架橋性混練り樹脂組成物を調製
し、かつ加熱架橋発泡してポリオレフィン系連続気泡体
をえた。
活性 亜鉛華               0.2部
ジクミルパーオキサイド              
1.4部炭酸力゛ルシウム             
 1o  部顔料(ピンク〕            
  01部ます、前記配合物を用い、実施例1と同様に
して連続気泡を有1−る親水化気泡体をえた。
えられfこ親水化気泡体は、温州時あるいは含水時にポ
リビニルアルコールが溶出することなく、しかもすぐれ
た親水性、吸水性8よひ保水性を有するものであった。
実施例5 つきの配合割合で発泡性架橋性混練り樹脂組成物をfi
liliiiJし、かつ加熱架橋発泡してポリオレフィ
ン系独立気泡体をえた。
1」本合成化学工業■製す ステアリンl!l!2亜鉛             
0.5部亜鉛華        2部 ジクミルパーオキザイド              
0.8部まずt鞠J己f1己合物を95℃のミキシング
ロールで混練りし、酸変性ポリビニルアルコールが混入
された発泡性架橋性混練り樹脂組成物を調製した。
ついでこの樹脂組成物を154°C(スチーム蒸気圧:
 5.4 K7/c++f )に加熱されたプレス門の
金型(120X120X20關)に充填し、30分間加
圧(プレス外圧: 504/crl )下で加熱架橋発
泡せしめて、独立気泡を有する気泡体をえ1こ。ついで
えられた気泡体を実施例1と同様にしてアセタール化反
応処理し、新水化気泡体をえた。
えられた親水化気泡体は、湿潤時や含水時に酸変性ポリ
ビニルアルコールが溶出することなく、しかもすぐれた
親水性を有するものであった。
実施例6 実施例5でえられた親水化気泡体を実施例2と同様にし
てアルカリ水溶液接触処理した。
えられた親水化気泡体は、湿潤時あるいは含水時に酸変
性ポリビニルアルコールが浴出することなく、しかもア
ル、カリ処理前のものに比べて親、水性がさらに向上し
たものであった。
実施例7 つぎの配合割合で発泡性加硫性混練り樹脂組成物を調製
し、かつ加熱加硫発泡してゴム系連続気泡体をえた。
スチレン−ジエン共重合ゴム(SBRJ       
 100  部亜鉛華        3部 促進剤DPG                 0.
5部促進剤迅(0,5部 炭酸アンモン               5 部組
リン酸アンモン              5 都市
炭酸ソーダ               5 部ジニ
トロソペンタメチレンテトラミン        2 
部アゾジカルバミン酸ジエチルエステル       
 2 部ステアリン酸               
5 部サリチル酸                2
 部炭酸カルシウム             50 
 部い2う                  2 
部まず、前記配合物をロール7M度40〜60°Cで混
練りして、ポリビニルアルコールが混入された発泡性加
硫性混練り樹脂組成物を訴映し、この組成物を150°
Cまで徐々に温度を上昇せしめて加熱加硫発泡し、連続
気泡を有する気粘眸をえた。ついでえられた気泡体を実
施例1と同様(こしてアセタール化反応処理し、親、水
化気泡体をえた。
えられた親水化気泡体は、湿潤時あるいは含水時にポリ
ビニルアルコールが溶出することなく、しかもすぐれた
親水性、吸水性および保水性を有するものであった。
実施例8 実施例7でえられた親水化気泡体を実施例2と同様にし
てアルカリ水溶Wag触処理した。
えられた親水化気泡体は、湿潤時あるいは含水時にポリ
ビニルアルコールが溶出することなく、しかもアルカリ
処理前のものに比べて親水性、吸水性および保水性がさ
らに向上したものであった。
実施例9 つぎの配合割合で発泡性加硫性混練り樹脂組成物を調製
し、かつ加熱加硫発泡し、ゴム系独立気泡体をえた。
スチレン−ジエン共重合ゴム(SBRJ       
 100  mステアリン酸            
   5 部亜鉛華        3部 促進剤DM                  O,
5部促進剤DPG                 
O・5部ジニトロソペンタメチレンテトラミン    
    5 部炭酸カルシウム           
  50  部サリチル酸             
   2 部まず、前記配合物を実施例7と同様にして
混練り、かつ加熱加硫発泡せしめて、独立気、泡をする
気泡体をえた。ついでえられた気泡体を実施例1と同様
にしてアセタール化反応処理し、親、水化気泡体をえた
えられた親水化気泡体は、湿潤時あるいは含水時に酸変
性ポリビニルアルコールか溶出することなく、しかもす
ぐれた親水性を有するものであった。
実施例10 実施例9でえられた親水性気泡体を実施例2と同様にし
てアルカリ水浴液接触処理した。
えられた親水化気泡体は、湿潤時あるいは含水時に酸変
性ポリビニルアルコールが溶出することなく、しかもア
ルカリ処理前のものに比べて親水性がさらに向上したも
のであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリビニルアルコール系ポリマーか混入されてなる
    発泡性架橋性(あるいは加硫性)混練り樹脂組成物を加
    熱発泡せしめて気泡体をえ、ついでこの気泡体をアセタ
    ール化反応処理することを特徴とする親水化気泡体の製
    造方法。 2 アセタール化反応処理後の気泡体をアルカリ水溶液
    と接1vl処理する特許請求の範囲第1項記載の製造方
    法。 3 ポリビニルアルコール系ポリマーがポリビニルアル
    コール、不飽和カルボン酸またはその誘導体で変性され
    た酸変性ポリビニルアルコールである特許請求の範囲第
    1項記載の製造方法。 4 樹脂がポリオレフィン、合成ゴム、天然ゴム菫たは
    それらの混合物でめ′る特許請求の範囲第1項記載の製
    造方法。 5 アセタール化反応処理される気泡体が、所望の形状
    および厚さにスライスおよび裁断されたものである特許
    請求の範囲第1項記載の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7247657B2 (en) * 1999-10-26 2007-07-24 Henkel Corporation Expandable compositions and methods of making and using the compositions
JP2013155264A (ja) * 2012-01-28 2013-08-15 Inoac Gijutsu Kenkyusho:Kk 親水性nbr又はsbrラテックススポンジゴムの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7247657B2 (en) * 1999-10-26 2007-07-24 Henkel Corporation Expandable compositions and methods of making and using the compositions
JP2013155264A (ja) * 2012-01-28 2013-08-15 Inoac Gijutsu Kenkyusho:Kk 親水性nbr又はsbrラテックススポンジゴムの製造方法

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