JPS592015B2 - 写真プラントの洗浄装置 - Google Patents

写真プラントの洗浄装置

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JPS592015B2
JPS592015B2 JP52093245A JP9324577A JPS592015B2 JP S592015 B2 JPS592015 B2 JP S592015B2 JP 52093245 A JP52093245 A JP 52093245A JP 9324577 A JP9324577 A JP 9324577A JP S592015 B2 JPS592015 B2 JP S592015B2
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JP
Japan
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cleaning
pipe
coater
cleaning liquid
tank
Prior art date
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JP52093245A
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English (en)
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JPS5428127A (en
Inventor
信行 古代
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、写真フィルム製造設備、印画紙製造設備等の
写真プラントに関し、特に、乳剤落し管路系及びコータ
の洗浄装置に関する。
一般に、写真フィルム・プラントにおいては、塗布工程
を終了した時点で、コータ及び乳剤管路系統の通水洗浄
(ブラッシング洗浄)を行なつている。
このブラッシング洗浄にあつては、約200μ程度のコ
ータのスリットを含む管路の完全洗浄を要求されるため
、極めて能率の悪い長時間の通水を必要とする。即ち、
このブラッシング洗浄では、約lotにも及ぶ純水を使
用しており、洗浄能率を向上するためにこの洗浄水を加
熱して用いる。加熱温度はコータにおいては約40℃、
落しラインでは60℃以上である。したがつて、従来の
ブラッシング洗浄装置は多量の水及び熱エネルギを廃棄
するので、節水及び省エネルギ化を図れる効率のよい洗
浄装置が強く望まれている。本発明は、以上に述べたよ
うな従来のブラッシング洗浄装置の不都合を解消するた
め、循環洗浄水により乳剤管路系を逆洗しつつ、超音波
洗浄を行なうことができる写真プラントの洗浄装置を提
案するものである。以下、図面に示す実施例により本発
明の詳細を説明する。
第1図は乳剤管路系統及び本発明の洗浄装置の管路系統
を示し、複数(図示例においては3基)の脱抱槽Al,
A2,A3には、図示を省略するけれども溶解・調温・
停滞槽を経由して調温された写真乳剤が収容されている
勿論、これらの脱泡槽の数は塗布する乳剤層の数に応じ
て増減されるものであつて、前記脱泡槽は必要ある場合
に上塗層等のコーテイング材料を収容するものとして実
施することもできる。前記脱泡槽Al,A2,A3中の
写真乳剤は、各脱泡槽直下の3方弁に継ながれた乳剤落
し管路Bl,B2,B3を通つて脱泡槽の位置水頭によ
りひとつのコータCの各乳剤室に独立的に供給される。
また前記乳剤落し管路Bl,B2,B3の各下端部は、
コータCの取換及び洗浄のため、コータCから取外すこ
とができる。各乳剤落し管路Bl,B2,B3中には、
従来の場合と同様にパンケーキ1、流量計2、この流量
計によつて開度調整されるピンチ弁3が組込まれ、これ
により前記コータCには一定流量の清浄な写真乳剤が供
給され、コータCに近接して搬送される支持体の表面に
複数層の乳剤が同時的に塗布される。本発明によれば、
前記コータCによる塗布位置よりも低い水準下におかれ
た第1の洗浄液タンク4が用意され、この洗浄液タンク
4中には、洗浄液が貯蔵される。
この洗浄液タンク4中の洗浄液はポンプ5、フイルタ6
、ヘツダー7を組込まれた逆洗管路8に送出され、下流
端を前記乳剤落し管路Bl,B2,B3の下端に結合?
きる前記ヘツダー7を通つて各乳剤落し管路Bl,B2
,B3中へ圧送される。即ち管路Bl,B2,B3はコ
ータCとの結合部分でコータCに着脱自在に構成され、
管路Bl,B2,B3をコータCからはずして、へツダ
ー7に結合される。また前記ヘツダー7の直前には空気
圧縮機9から導かれた加圧空気供給管路10が結合され
、この加圧空気供給管路10は図示を省略する混合機を
介して微細化した気泡を各乳剤落し管路Bl,B2,B
3中へ送込むことができる。前記各乳剤落し管路Bl,
B2,B3中の洗浄水は、前記各脱泡槽Al,A2,A
3の直下の各3方弁11に継ながれる3本の分岐管12
及び貯留槽13を含む回収管路14を通つて前記洗浄液
タンク4中へ回収される。一方、図示例においては、前
記コータCよりも低い位置におかれた第2の洗浄液タン
ク15が用意され、この洗浄液タンク15中にはレシー
バ16で受けられたコータ洗浄液が回収される。前記第
2の洗浄液タンク15中の洗浄液は、コータ洗浄時に前
記コータCに結合できるへツダ一17を含むコータ洗浄
管路18を通つてコータCに供給される。このコータ洗
浄管路18は、前記コータCよりも高い位置におかれた
加熱釜19を含み、この加熱釜19にはポンプ20及び
揚液管21によつて前記洗浄液タンク15中の洗浄液が
くみ上げられる。そして前記加熱釜19中において加熱
された洗浄液は、加熱釜19とコータC間の静水頭によ
りコータCに供給される。前記コータ洗浄管路18には
前記へツダ一17の直前に第2の加圧空気供給管路22
が結合され、この第2の加圧空気供給管路22に結合さ
れた空気圧縮機23から前記ヘツダ一17中に微細化さ
れた気泡が送込まれる。なお、図中、3方弁24を介し
て乳剤落し管路Bl,B2,B3に結合される管路25
は加熱釜26で加熱された温水を供給するブラッシング
管路であつて、このブラッシング管路25は、前述した
洗浄装置による洗浄の後又は洗浄装置に代つて用いるた
めに設けられたものである。
また、前述した第2の洗浄液タンク15及び第2の加圧
空気供給管路22は、第1の洗浄液タンク4及び第1の
加圧空気供給管路10と共用してもよいのは、明らかな
ところである。前記実施例装置は、以上に述べたような
構成であるから、第1図示のように、コータCに乳剤落
し管路Bl,B2,B3を結合することによりフイルム
等の支持体に写真乳剤を塗布することができる。
次に、乳剤管路系統の洗浄を行なうには、第2図示のよ
うに、ヘツダー7に乳剤落し管路Bl,B2,B3の下
端を継なぎ、ヘツダ一17をコータCに継ないで使用す
ればよい。
この場合、洗浄液タンク15中の循環液により乳剤落し
管路B1,B2,B3中は洗浄されるが、この洗浄は効
果的な逆洗であると共に加圧空気供給管路10から吹込
まれる気泡の生成・消滅時に発生する超音波による超音
波洗浄を伴なうから、限定された水量で短時間洗浄を行
なうことができる。また、コ一タCにおいては、循環温
水による超音波洗浄が行なわれるため、コ一夕Cの微細
な塗布スリツトのすみずみまでを短時間に洗浄できる。
なお、これらの洗浄工程においては、加圧空気供給管路
10,22から吹込まれる空気中のこう素の分解作用に
より洗浄効果が促進されることが解つている。結局、本
発明によれば、洗浄水を循環液として管路系の逆洗及び
超音波洗浄を行なうため、使用水量を数分の1程度に削
減でき、短時間洗浄が可能になる。そして、本発明にお
いては、温水使用箇所を、洗浄し難いコ一夕に限定した
ために消費熱エネルギをも大幅に削減できる効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を施こした写真プラントの管路系統図、
第2図は洗浄工程時の結合状態を示す同写真プラントの
管路系統図である。 A1 ,A 2,A 3・・・・・・脱泡槽、B1,B
2,B 3 ・・・・・・乳剤落し管路、C・・・・・
・コ一タ、4,15・・・・・・洗浄液タンク、1,
IT・・・・・・ヘツダー、8・・゜・・・逆洗管路、
10,2 2・・・・・・加圧空気供給管路、1 4
・・・・・・回収管路、1 8 ・・・・・・コ一夕洗
浄管路、19,2 6・・・・・・加熱釜、2 5 ・
・・・・・フラッシング管路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 写真乳剤を収容した少なくともひとつの脱泡槽と、
    これらの脱泡槽に連結されかつコータに対して着脱自在
    な少なくとも1系統の乳剤落し管路とを備える写真プラ
    ントにおいて、第1の洗浄液タンクと、洗浄時に前記乳
    剤落し管路に結合できるヘッダーを介して前記洗浄液タ
    ンク中の洗浄液を前記乳剤落し管路中へ圧送する逆洗管
    路と、前記ヘッダー直前の逆洗管路に結合されかつ洗浄
    時に微細化された気泡を前記乳剤落し管路中へ送込む加
    圧空気供給管路と、前記脱泡槽直下の3方弁に結合され
    かつ洗浄時に逆洗洗浄液を前記洗浄液タンク中へ回収す
    る回収管路とを備える写真プラントの洗浄装置。 2 写真乳剤を収容した少なくともひとつの脱泡槽と、
    これらの脱泡槽に連結されかつコータに対して着脱自在
    な少なくとも1系統の乳剤落し管路とを備える写真プラ
    ントにおいて、第1の洗浄液タンクと、洗浄時に前記乳
    剤落し管路に結合できるヘッダーを介して前記洗浄液タ
    ンク中の洗浄液を前記乳剤落し管路中へ圧送する逆洗管
    路と、前記ヘッダー直前の逆洗管路に結合されかつ洗浄
    時に微細化された気泡を前記乳剤落し管路中へ送込む第
    1の加圧空気供給管路と、前記脱泡槽直下の3方弁に結
    合されかつ洗浄時に逆洗洗浄液を前記洗浄液タンク中へ
    回収する回収管路と、前記コータを洗浄した洗浄液を回
    収する第2の洗浄液タンクと、洗浄時に前記コータに装
    着できるヘッダーを介して前記第2の洗浄液タンク中の
    洗浄液をコータに供給するコータ洗浄管路と、このコー
    タ洗浄管路中に組入れられることによつて洗浄液を加熱
    する加熱釜と、前記コータ直前の前記コータ洗浄管路に
    結合されかつ洗浄時に微細化された気泡を前記コータ中
    へ送込む第2の加圧空気供給管路とを備える写真プラン
    トの洗浄装置。 3 特許請求の範囲第2項記載の洗浄装置において、前
    記第2の洗浄液タンクは前記第1の洗浄液タンクと共用
    されてなる写真プラントの洗浄装置。 4 特許請求の範囲第2項又は第3項記載の洗浄装置に
    おいて、前記第2の加圧空気供給管路は前記第1の加圧
    空気供給管路と共用されてなる写真プラントの洗浄装置
JP52093245A 1977-08-03 1977-08-03 写真プラントの洗浄装置 Expired JPS592015B2 (ja)

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EP0706801A1 (en) 1994-10-12 1996-04-17 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method for sterilizing apparatus for preparation of recording material

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JPS5969016A (ja) * 1982-10-15 1984-04-19 オリンパス光学工業株式会社 管路の洗浄方法

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EP0706801A1 (en) 1994-10-12 1996-04-17 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method for sterilizing apparatus for preparation of recording material

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