JPS59200791A - 単一相からなるメツキ鋼板とその製法 - Google Patents
単一相からなるメツキ鋼板とその製法Info
- Publication number
- JPS59200791A JPS59200791A JP7407383A JP7407383A JPS59200791A JP S59200791 A JPS59200791 A JP S59200791A JP 7407383 A JP7407383 A JP 7407383A JP 7407383 A JP7407383 A JP 7407383A JP S59200791 A JPS59200791 A JP S59200791A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- plated steel
- steel sheet
- corrosion resistance
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
罷業上の利用分野
本発明は、主に、自動車用、家電用等に使用さイ9.る
塗装後耐食性に優れたFe−Zn合金メッキ鋼板とその
製法に1タコする。
塗装後耐食性に優れたFe−Zn合金メッキ鋼板とその
製法に1タコする。
従来技術
塗装後面J食性に優れた単−相力1らなるメッキ鋼板の
公知の製法としては、下記の(イ)〜L、/埼がある。
公知の製法としては、下記の(イ)〜L、/埼がある。
(イ”i6 fil Znメッキ銅板を1,000℃程
度の高顔で加熱処理して1、合金化溶融Znメッキ鋼板
を得る。
度の高顔で加熱処理して1、合金化溶融Znメッキ鋼板
を得る。
(ロ)電気Znメッキ鋼板を300℃程度の低温で加熱
処理して、合金化電気Znメッキ銅板を?(Iる。
処理して、合金化電気Znメッキ銅板を?(Iる。
0→ Zn60〜90重縫%のFe−Zn合金電気メツ
キ層)I板を、250〜400℃で3秒以内加熱するこ
とにより、単−相からなるFe−Zn合金電気メツ4”
j’l・1板を得る。
キ層)I板を、250〜400℃で3秒以内加熱するこ
とにより、単−相からなるFe−Zn合金電気メツ4”
j’l・1板を得る。
上記方法中、イ)は冒温で熱処理を施すため加工性に欠
点があり、(ロ)の方法は、ライン外で1・こ時間の熱
処理を施す欠点があり、(/→の方法はインフィンで熱
処理可能であるが、短時間処理のため、処理温度がやや
高いきらいがある。
点があり、(ロ)の方法は、ライン外で1・こ時間の熱
処理を施す欠点があり、(/→の方法はインフィンで熱
処理可能であるが、短時間処理のため、処理温度がやや
高いきらいがある。
発明の目的
本発明は、従来技術の上記欠点を酸11馨したもので、
インラインにおける比蚊的低乙情の無理のない処理によ
り、優れた耐食性を有するメッキ’、Ill板を提供す
るものである。
インラインにおける比蚊的低乙情の無理のない処理によ
り、優れた耐食性を有するメッキ’、Ill板を提供す
るものである。
発明の構成
本発明者らは、家電メーカーあるいは自動車ノーカー(
こおける塗装後の焼伺条件(し時間の低温加熱)でも、
実質的に単−相からなるFe−Zn合金′亀気メッキ鋼
板が得られることを見出した。
こおける塗装後の焼伺条件(し時間の低温加熱)でも、
実質的に単−相からなるFe−Zn合金′亀気メッキ鋼
板が得られることを見出した。
即ち、メッキ鋼板は、ユーザーにおけるインラインにお
いて、加工→成形→化成処理→塗装の各工程を経て、さ
らに塗装後、塗膜焼料のために140〜200℃で30
分程度の加熱を施される。
いて、加工→成形→化成処理→塗装の各工程を経て、さ
らに塗装後、塗膜焼料のために140〜200℃で30
分程度の加熱を施される。
このように長時間の低温加熱においても、Fe−Zn合
金メッキ層が単−相のメッキ層に変化することが分った
。従って、ユーザーでの工程でインライン加熱と同様の
効果が期待できる。
金メッキ層が単−相のメッキ層に変化することが分った
。従って、ユーザーでの工程でインライン加熱と同様の
効果が期待できる。
本発明の低温加熱においては、メッキ組成により熱処理
後の析出層が大きく異なってくる。即ち、Zn 90〜
75wt%ではδ1相に、Zn 75−60wt%では
F相の実質的な単−相となる。本発明では、塗装前の加
工に際してのメッキの密着性および塗装後の耐食性を考
慮して、δ、相の単−相が得らnるZn90〜75 w
t%を選んだ。
後の析出層が大きく異なってくる。即ち、Zn 90〜
75wt%ではδ1相に、Zn 75−60wt%では
F相の実質的な単−相となる。本発明では、塗装前の加
工に際してのメッキの密着性および塗装後の耐食性を考
慮して、δ、相の単−相が得らnるZn90〜75 w
t%を選んだ。
即ち、Zn含有量が90 w t%を超えると、メッキ
層にη相が多く混在するため、塗膜焼付条件では単−相
にならず、塗装後の塗膜カット部にブリスターが発生す
る。また、Znが60〜75 w t%では、焼付後、
F相単相になり、塗装耐食性は良好であるが、Fe含有
率が高いため、メッキ層に高い収縮応力が残留し、加工
時、メッキ層が鋼板界面から剥離する場合が多い。Zn
が60 w t%以下では、メッキ層中にFeが分散析
出し、塗装焼付後にも残存して単−相が得られず、塗膜
カット部から赤錆が発生し易すくメッキ密着性も劣る。
層にη相が多く混在するため、塗膜焼付条件では単−相
にならず、塗装後の塗膜カット部にブリスターが発生す
る。また、Znが60〜75 w t%では、焼付後、
F相単相になり、塗装耐食性は良好であるが、Fe含有
率が高いため、メッキ層に高い収縮応力が残留し、加工
時、メッキ層が鋼板界面から剥離する場合が多い。Zn
が60 w t%以下では、メッキ層中にFeが分散析
出し、塗装焼付後にも残存して単−相が得られず、塗膜
カット部から赤錆が発生し易すくメッキ密着性も劣る。
以上のように、Zn含有率が90〜75wt%が、耐食
性、加工性ともに良好な範囲である。
性、加工性ともに良好な範囲である。
次に、温度範囲を、140〜200℃に限定したのは、
140℃以下では、塗装焼付時間をlhr程度とし、メ
ッキ組成を限定しても、目的とする単−相が得られず、
200℃以上では、塗装焼付のエネルギーコストが高く
なり、更に、塗料の分解が起こり始めるからである。
140℃以下では、塗装焼付時間をlhr程度とし、メ
ッキ組成を限定しても、目的とする単−相が得られず、
200℃以上では、塗装焼付のエネルギーコストが高く
なり、更に、塗料の分解が起こり始めるからである。
実施例
メ゛入キ浴として、Na1SO4751’/ # 、
FeSO4・7H2020011/l、にZnSO4H
7H20の添加量を任意に変えて、 te−Zn組成の
異なる合金メッキを鋼板に施した。この時、電流密度6
0A/dゴ、p)I=2、浴温50”cで目付i達20
J’ / m’とした。
FeSO4・7H2020011/l、にZnSO4H
7H20の添加量を任意に変えて、 te−Zn組成の
異なる合金メッキを鋼板に施した。この時、電流密度6
0A/dゴ、p)I=2、浴温50”cで目付i達20
J’ / m’とした。
このメッキ鋼板に対する耐食性試験は、市販のリン酸塩
処理液で化成処理し、次いでカチオン電着萌装(材厚2
0μ)後の焼付を施した鋼板につG)で行つ、た。即ち
、素地に達する塗膜キズを入れた後、塙水噴霧テストで
評価した。テスト時間は640時間で、カット部からの
塗膜ふくれ幅と発錆状況を観察した。
処理液で化成処理し、次いでカチオン電着萌装(材厚2
0μ)後の焼付を施した鋼板につG)で行つ、た。即ち
、素地に達する塗膜キズを入れた後、塙水噴霧テストで
評価した。テスト時間は640時間で、カット部からの
塗膜ふくれ幅と発錆状況を観察した。
塗装焼付後のメッキ層の相は、塗膜を剥離させたのち、
X線回折法で同定した。韮た、メッキ層の加工が活性は
、デュポン衝撃試験(’/、;、1000!、50α)
を行ない、セロテープ剥離テストで評価した。
X線回折法で同定した。韮た、メッキ層の加工が活性は
、デュポン衝撃試験(’/、;、1000!、50α)
を行ない、セロテープ剥離テストで評価した。
これらの結果を表に示す。
Na 1は、塗装焼付後もη相が残存しているため、改
装後耐食性が劣っている。Na4は、耐食性は良好であ
るが、メッキ密着性が劣り、Na5は、Fe相が混在し
ているため、塗膜カット部のふくイを幅は小さいが、赤
錆発生が顕著であり、しかも、メッキ密着性に難点が認
められる。本発明の範囲の翫2、翫3は耐食性、加工密
着性ともに良好である。
装後耐食性が劣っている。Na4は、耐食性は良好であ
るが、メッキ密着性が劣り、Na5は、Fe相が混在し
ているため、塗膜カット部のふくイを幅は小さいが、赤
錆発生が顕著であり、しかも、メッキ密着性に難点が認
められる。本発明の範囲の翫2、翫3は耐食性、加工密
着性ともに良好である。
* 塗装焼付条件180℃×25分
発明の効果
本発明によれば、インラインにおける簡単な処理により
、耐食性に優れた単−相からなるFe −Znメッキ鋼
板が得られる。
、耐食性に優れた単−相からなるFe −Znメッキ鋼
板が得られる。
代理人 弁理士 佐々木 俊 哲
Claims (2)
- (1)/1.1板衣而に、塗装焼付処理によって得らイ
1゜た、人質的(こδ、相の単−相からなるFe Z
n合金−気メッギ層を有するメッキに:4板。 - (2) Zn 90−75wt%のFe Zn合金電
気メツキ層を有するメッキ鋼板を、140〜2oo℃テ
、約30分加熱することを特徴とする単−相からなるメ
ッキj岡板の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7407383A JPS59200791A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 単一相からなるメツキ鋼板とその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7407383A JPS59200791A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 単一相からなるメツキ鋼板とその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59200791A true JPS59200791A (ja) | 1984-11-14 |
Family
ID=13536632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7407383A Pending JPS59200791A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 単一相からなるメツキ鋼板とその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59200791A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1990002043A1 (en) * | 1988-08-29 | 1990-03-08 | Lehigh University | A METHOD OF PRODUCING A Zn-Fe GALVANNEAL COATING ON A STEEL SUBSTRATE AND THE PRODUCT THEREBY FORMED |
US5015341A (en) * | 1988-08-05 | 1991-05-14 | Armco Steel Company, L.P. | Induction galvannealed electroplated steel strip |
-
1983
- 1983-04-28 JP JP7407383A patent/JPS59200791A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5015341A (en) * | 1988-08-05 | 1991-05-14 | Armco Steel Company, L.P. | Induction galvannealed electroplated steel strip |
WO1990002043A1 (en) * | 1988-08-29 | 1990-03-08 | Lehigh University | A METHOD OF PRODUCING A Zn-Fe GALVANNEAL COATING ON A STEEL SUBSTRATE AND THE PRODUCT THEREBY FORMED |
US4913746A (en) * | 1988-08-29 | 1990-04-03 | Lehigh University | Method of producing a Zn-Fe galvanneal on a steel substrate |
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