JPS5919789Y2 - 内燃機関における排気管の接続部 - Google Patents
内燃機関における排気管の接続部Info
- Publication number
- JPS5919789Y2 JPS5919789Y2 JP8364279U JP8364279U JPS5919789Y2 JP S5919789 Y2 JPS5919789 Y2 JP S5919789Y2 JP 8364279 U JP8364279 U JP 8364279U JP 8364279 U JP8364279 U JP 8364279U JP S5919789 Y2 JPS5919789 Y2 JP S5919789Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust pipe
- bolt
- flange
- thin plate
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の内燃機関における排気管の接続部に関
するものである。
するものである。
自動車の排気管1は、第1図に示すように、内燃機関の
排気ポート2からメインマフラ3まで相当長い部品で゛
ある。
排気ポート2からメインマフラ3まで相当長い部品で゛
ある。
そして排気管1は、或期間経つと腐食し、又他物が当る
などして破損することがある。
などして破損することがある。
その場合排気管が全長1本のものだと交換しにくいし、
又損傷していない部分も取替えることになり不経済であ
るので、排気管は一般に第1図のように前後に数分割1
0,1□し、フランジ継手Aによって接続するのが一般
である。
又損傷していない部分も取替えることになり不経済であ
るので、排気管は一般に第1図のように前後に数分割1
0,1□し、フランジ継手Aによって接続するのが一般
である。
ところが、いざ破損した部分の排気管を交換するため、
その前後の接続部を外そうとしても、フランジの突き合
せ重なり面がさび付いたり、又は排気の高熱で焼付いた
りしていて、簡単に分解できないことがあり、作業に手
間取るばかりでなく、分解できなくて傷んでいない排気
管まで取替えなければならないことがある。
その前後の接続部を外そうとしても、フランジの突き合
せ重なり面がさび付いたり、又は排気の高熱で焼付いた
りしていて、簡単に分解できないことがあり、作業に手
間取るばかりでなく、分解できなくて傷んでいない排気
管まで取替えなければならないことがある。
そのため修理コストがかさむ不具合がある。
上記フランジ継手Aは通しボルトによって締結するが、
そのフランジ継手Aの接続作業性を向上させるため、ボ
ルトを予め一方のフランジに溶接で固定しておくことが
行われる。
そのフランジ継手Aの接続作業性を向上させるため、ボ
ルトを予め一方のフランジに溶接で固定しておくことが
行われる。
しかしボルトのねし山がつぶれたり、ボルトが折れたり
した場合、ボルトだけを除去することは困難であるから
、そのボルトが付いている排気管ごと取外して交換しな
ければならない。
した場合、ボルトだけを除去することは困難であるから
、そのボルトが付いている排気管ごと取外して交換しな
ければならない。
その排気管が傷んでいない場合は不経済である。
本考案は排気管のフランジ継手による接続部において起
きる上記の問題点を解決することを目的とするもので、
フランジ相互間に耐食性および耐熱性を有するフランジ
固着防止用薄板を介在させ、そのフランジ固着防止用薄
板に、フランジ締結用通しボルトの抜止め保持機能を持
たせたことを特徴とする。
きる上記の問題点を解決することを目的とするもので、
フランジ相互間に耐食性および耐熱性を有するフランジ
固着防止用薄板を介在させ、そのフランジ固着防止用薄
板に、フランジ締結用通しボルトの抜止め保持機能を持
たせたことを特徴とする。
以下その構造を図面について説明すると、第2図はフラ
ンジ継手接続部の分解斜視図にして、方の排気管1□の
端部のフランジ4□と、他方の排気管1゜の端部のフラ
ンジ4□の間に、例えばステンレス鋼の薄板(厚さ0.
2〜0.8 m/m) 5をはさんで、フランジ4□、
薄板5、フランジ4□にボルト6を通し、ナツト7をね
じ込んで締付けるものである。
ンジ継手接続部の分解斜視図にして、方の排気管1□の
端部のフランジ4□と、他方の排気管1゜の端部のフラ
ンジ4□の間に、例えばステンレス鋼の薄板(厚さ0.
2〜0.8 m/m) 5をはさんで、フランジ4□、
薄板5、フランジ4□にボルト6を通し、ナツト7をね
じ込んで締付けるものである。
1′2は一方のフランジ4□から突出させた排気管組付
は時の位置決めのための嵌合部にして、相手方の排気管
1□の端にゆるくはまる。
は時の位置決めのための嵌合部にして、相手方の排気管
1□の端にゆるくはまる。
上記フランジ固着防止用薄板5のボルト穴8の径は、ボ
ルト6のねじの外径より少し小さく、且つその穴縁の数
ケ所にスリット9が入っている。
ルト6のねじの外径より少し小さく、且つその穴縁の数
ケ所にスリット9が入っている。
従って第3図のように一方のフランジ4□の重ね合せ面
にフランジ固着防止用薄板5を重ねておいてボルト6を
フランジ4□および薄板5のボルト穴10,8に差込む
と、第4図に示すように薄板5の穴8の縁がボルト6の
ねし山に引掛かって、ボルト6は抜止め保持される。
にフランジ固着防止用薄板5を重ねておいてボルト6を
フランジ4□および薄板5のボルト穴10,8に差込む
と、第4図に示すように薄板5の穴8の縁がボルト6の
ねし山に引掛かって、ボルト6は抜止め保持される。
ボルト6を取替える場合は、ボルト6を強く引張れば簡
単に抜ける。
単に抜ける。
本考案は上記のように、排気管11,12のフランジ継
手Aによる接続個所の重ね合せ面に、耐食性および耐熱
性を有する薄板5をはさんでボルト6、ナツト7で締結
したから、フランジ4□、4□の重ね合せ接続部分がさ
び付いたり、又排気の高熱で焼付くことがなくて、排気
管10,1□は容易に分解し交換することができる。
手Aによる接続個所の重ね合せ面に、耐食性および耐熱
性を有する薄板5をはさんでボルト6、ナツト7で締結
したから、フランジ4□、4□の重ね合せ接続部分がさ
び付いたり、又排気の高熱で焼付くことがなくて、排気
管10,1□は容易に分解し交換することができる。
更に本考案は、上記フランジ固着防止用薄板5のポル1
〜穴8の径をポル1〜6のねじの外径より少し小さくし
、且つ穴縁の数ケ所にスリットを入れて、その穴縁をボ
ルト6のねし山に掛止させるようにしたから、フランジ
固着防止用薄板5はボルト6に対する抜止め保持部品を
兼ね、フランジ継手Aの接続作業を容易にすると共に、
損傷したボルトは容易に抜取って交換することができる
。
〜穴8の径をポル1〜6のねじの外径より少し小さくし
、且つ穴縁の数ケ所にスリットを入れて、その穴縁をボ
ルト6のねし山に掛止させるようにしたから、フランジ
固着防止用薄板5はボルト6に対する抜止め保持部品を
兼ね、フランジ継手Aの接続作業を容易にすると共に、
損傷したボルトは容易に抜取って交換することができる
。
第1図は排気系の側面図、第2図はフランジ継手接続部
の分解斜視図、第3図はフランジに対するボルトの保持
状態を示す斜視図、第4図はその保持状態の拡大縦断面
図。 1は排気管、2は排気ポート、3はメインマフラ、4□
、4゜はフランジ、5はフランジ固着防止用薄板、6は
ボルト、7はナツト、8,10はボルト穴、9はスリッ
ト、14はサブマフラ、Aはフランジ継手、Bは印ろう
継手。
の分解斜視図、第3図はフランジに対するボルトの保持
状態を示す斜視図、第4図はその保持状態の拡大縦断面
図。 1は排気管、2は排気ポート、3はメインマフラ、4□
、4゜はフランジ、5はフランジ固着防止用薄板、6は
ボルト、7はナツト、8,10はボルト穴、9はスリッ
ト、14はサブマフラ、Aはフランジ継手、Bは印ろう
継手。
Claims (1)
- 排気管の端に設けたフランジ相互を重ね合せ、そのフラ
ンジをボルトで締結する接続部において、フランジ相互
間に耐食性および耐熱性を有するフランジ固着防止用薄
板を介在させ、その薄板のボルト穴の径は、ボルトのね
じの外径より少し小さく、且つ穴縁の数ケ所にスリット
が入っていて、そのフランジ固着防止用薄板のボルト穴
の縁をボルトのねし山に掛止させた内燃機関における排
気管の接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8364279U JPS5919789Y2 (ja) | 1979-06-19 | 1979-06-19 | 内燃機関における排気管の接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8364279U JPS5919789Y2 (ja) | 1979-06-19 | 1979-06-19 | 内燃機関における排気管の接続部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS562011U JPS562011U (ja) | 1981-01-09 |
JPS5919789Y2 true JPS5919789Y2 (ja) | 1984-06-08 |
Family
ID=29316846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8364279U Expired JPS5919789Y2 (ja) | 1979-06-19 | 1979-06-19 | 内燃機関における排気管の接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919789Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-19 JP JP8364279U patent/JPS5919789Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS562011U (ja) | 1981-01-09 |
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