JPS5919750Y2 - 織機におけるシャットルの糸張力検知装置 - Google Patents

織機におけるシャットルの糸張力検知装置

Info

Publication number
JPS5919750Y2
JPS5919750Y2 JP1980073656U JP7365680U JPS5919750Y2 JP S5919750 Y2 JPS5919750 Y2 JP S5919750Y2 JP 1980073656 U JP1980073656 U JP 1980073656U JP 7365680 U JP7365680 U JP 7365680U JP S5919750 Y2 JPS5919750 Y2 JP S5919750Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflecting
tension
shirttle
thread
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980073656U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56173684U (ja
Inventor
剛 大谷
Original Assignee
麻田機料株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 麻田機料株式会社 filed Critical 麻田機料株式会社
Priority to JP1980073656U priority Critical patent/JPS5919750Y2/ja
Publication of JPS56173684U publication Critical patent/JPS56173684U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5919750Y2 publication Critical patent/JPS5919750Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、織機におけるシャツトルの糸張力検知装置に
関し、とくに、走行中のシャツトルがら繰り出される糸
の繰り出し張力の異常事態を光、レーザー光、電波等の
電磁波の反射性を利用して検知すべく、シャツトルの側
部に、光、レーザー光、電波等の電磁波の反射部を、該
シャツトルがら繰り出される糸の繰り出し張力に応じて
開放されたり遅閉されたりするものとして設けられるよ
うにした装置の改良に関する。
本考案者は先に、上記の如き構成のシャツトルに関し、
あるいはこれを用い、その反射部に向けて光、レーザー
光、電波等の電磁波を放出照射するための電磁波放射部
と、その放射された電磁波の反射部での反射を受信する
ための電磁波受信部とで構成されるセンサーを、該シャ
ツトルの走行路中の、たとえば杼箱の出入口付近箇所の
ような特定箇所を指向するように織機に装備せしめて、
該シャツトルの走行中における繰り出し糸の緩みや切断
という繰り出し張力異常事態をも、その繰り出し張力に
応じて反射部が開放されたり遮蔽されたりすることによ
って生じる放射電磁波の反射部での反射の有無をセンサ
ーで判別して検知するようにした装置に関して提案した
これら既に提案したものにおいて開示されたシャツトル
の構成は、具体的には大別法のような2つのものであっ
た。
一つは、特開昭53−35067号に開示されたもので
あって、これによれば、シャツトルの側部長さ、方向に
穿設されたスロット内の一端側付近等の所定部位に反射
部が固装されていると共に、スロットの側縁部に設けら
れたグループに遮蔽部としての部材(スレッドガイド)
が滑動自在に嵌装されており、さらに遮蔽部が反射部に
重なってこれを遮蔽する方向側に向って弾性糸条で常に
引張り付勢されており、該シャツトル内に装備の糸が反
射部とは反対側から導びかれて遮蔽部(スレッドガイド
)を通って折返されてから反射部とは反対側の部位から
側方に繰り出されるようにされたものであって、これに
よって、糸の繰り出し張力が弾性糸条の引張り力と拮抗
関係をもってこれを伸長せしめて遮蔽部を反射部から離
す方向に引張り滑動せしめる如く作用することをもって
、糸が正常な繰り出し張力で繰り出されていれば遮蔽部
が反射部から離れて反射部が開放されるのに対し、繰り
出される糸に緩みや切断の異常事態が生じた場合には、
その張力の減少や消失に伴って弾性糸条の引張力によっ
て遮蔽部が反射部側に滑動されてそれと重なり合い、反
射部が遮蔽されるものであった。
もう一つは、実開昭54−24571号に開示されたも
のであって、これによれば、遮蔽部が第1と第2の2つ
存在し、これら2つの遮蔽部が夫々互いに適当な間隔で
、シャツトル側部長さ方向に穿設されたスロット内の一
端側付近と他端側付近等の所定部位に配されており、反
射部の方がスレッドガイドとされて、これがスロットの
遮蔽部より内側の側縁部に設けられたグループに嵌装さ
れて2つの遮蔽部間にわたって滑動自在とされ、この反
射部が一方の第1の遮蔽部側に向って弾性糸条で常に引
張り付勢されており、該シャツトル内に装備の糸が第2
の遮蔽部側から導かれて反射部(スレッドガイド)を通
って折返されてから第2の遮蔽部又はこれを第1の遮蔽
部側とは反対方向に越えた部位から側方に繰り出される
ようにされたものであって、これによれば、糸が正常な
繰り出し張力で繰り出されていれば、その張力と弾性糸
条の適度に伸長された状態との引張力とが拮抗し合って
、反射部が2つの遮蔽部間に位置せしめられて開放され
た状態にあるのに対して、繰り出される糸に緩みや切断
の異常事態が生じた場合には、弾性糸条の引張力で反射
部が第1の遮蔽部側に滑動されてその内側に重なって遮
蔽され、さらにそれと逆に繰り出される糸に繰り出し張
力の増加の過度の緊張という異常事態が生じた場合には
、その強い張力で弾性糸条が大きく伸長されて、反射部
が第2の遮蔽部側に滑動されてその内側に重なって遮蔽
されるものであった。
いずれにせよ、それらの構成では、反射部が開放されて
いるときが糸が正常な繰り出し張力で繰り出されている
正常な状態とされ、反射部が遮蔽されたときが繰り出し
糸の繰り出し張力に緩みや切断、あるいはさらに過度の
緊張という異常事態が生じた状態とされる。
この理由は、それらが、固装された反射部又は遮蔽部に
対する滑動自在なスレッドガイドとしての遮蔽部又は反
射部の弾性糸条による引張力と、繰り出し糸の繰り出し
張力との拮抗関係によって、反射部の遮蔽部による開放
と遮蔽を実現するものであるが故に、そのようになる必
然性があること、及びその上で、製織動作中に走行中の
シャツトルからの繰り出し糸の正常であるとされる繰り
出し張力には、織機の機能上やむを得ない多少の張力変
化が許容されてしかるべきであり、このようにしなけれ
ば製織を事実上不可能とすることとなり、このためには
反射部が開放されている状態を正常とするのが好ましく
、この逆にすることは構造的に困難であること、さらに
は、反射部に対する織機に装備される電磁波の放射部と
受信部とのセンサーの装置構成、並びに放射された電磁
波の反射部による反射の効率の関係上、反射部が開放さ
れて電磁波が反射されて受信される状態を正常とする方
が、逆にこの状態を異常とするよりも困難性がなく簡単
でかつ正常異常の判別を正確にできて好ましいこと等に
よるものである。
しかして斜上の如きシャツトルと検知装置によれば、織
機による製織作業上、緯糸の緯入れ張力の減少や増大と
いった張力の異常事態が生じることによって、製織され
る織物の耳部に好ましからさ゛る緯糸の折返しの緩み輪
奈ができるとか、逆に緊張で引きつれが生じたりすると
か、その住棟々な緯糸の張力の異常変動や切断に関する
弊害を防止して、優れた品質の織物を製織するに際して
、その緯入れ張力の正常と異常を常時自動的に確実に検
知して緯入れ張力を常に正常な状態に維持し得ることと
なり、基本的にきわめて優れたものである。
とくに、織機や緯材料の性質とか、製織される織物の性
質や品質上、緯入れ張力を厳格にある一定の正常な状態
に保つ必要があったり、使用緯糸に伸縮や弱くて切断の
生じ易いものを用いる場合等に利用価値が高く、たとえ
ば箔糸を緯糸に用いて箔織物を製織する場合等に適用し
て効果を発揮するものである。
ところが、このシャツトルと装置の場合、上記のような
基本的な性能と有用性とは裏腹に、運用面では、−製織
工程において、このシャツトルだけを用いて、シャツト
ルの走行の一回ごとに(一回の緯入れごとに)繰り出し
糸の繰り出し張力(緯入れ張力)の正常・異常を常に逐
一検知するような使用の場合に限って問題はないのであ
るが、そうでなく、−製織工程において、このシャツト
ルだけに限らず、これと共に従来からの何ら反射部を有
さない普通のシャツトルを併用しようとする場合にこれ
ができなくなるという不利がある。
何故ならば、このシャツトルでは、前記のように反射部
が開放されているときに電磁波が反射されて受信される
ことをもって正常とされ、反射部が遮蔽されれば電磁波
が反射されず受信されないことをもって異常とされるが
故に、従来からの普通の何ら反射部を持たないシャツト
ルを用いて走行させた際には当然にいかなる場合でもそ
の繰り出し糸の繰り出し張力に関係なく電磁波の反射作
用が得られず受信されないこととなるので異常と検知さ
れてしまうからである。
このことは実際の運用面では、当然に次のような不都合
を招来する。
すなわち、実際の運用面においては、たとえば杼替装置
をもつ多丁杼織機の場合や、これによって箔緯糸を混入
して箔糸混入織物を製織する場合等のように、−製織工
程において、箔緯糸等の緯入れ張力を厳格に一定に維持
する必要性からその張力の検知を必要とする緯糸の緯入
れ時と、この必要性のないそれ以外の緯糸の緯入れ時と
が混在するような場合が多少あり、この場合には、検知
を必要とする緯糸をこのシャツトルに装備し、この必要
のない緯糸を従来からの普通の何ら反射部を持たないシ
ャツトルに装備して両シャツトルを併用するのが経済的
でもあり合理的でもあるのであるが、このようなことが
できないのである。
とりわけ問題となることは、実際の製織工程においては
、シャツトルを走行させても意図的にその糸を緯入れし
ないこと、つまり経糸の開口杼口を同じ状態のままシャ
ツトルを往復走行せしめてその糸が織込まれないように
する所謂空織りを必要とすることがしばしばあり、この
ときには、その空織りされるシャツトルからの繰り出し
糸には当然に張力がなくなるので、その空織りシャツト
ルには遮蔽部によって遮蔽される反射部をもつこのシャ
ツトルを用いて検知装置を働らかせることは異常状態と
検知されることとなるために勿論不可であり、かといっ
て何ら反射部を持たない普通のシャツトルを用いても異
常状態と検知されることとなって、これも不可であり、
従ってこの空織りができないことである。
ために、このシャツトルと検知装置は、基本的に優れて
いながらも、実際の運用面では狭く限られた範囲の使用
しかできず、広く合理的な活用ができなかったのである
そこで、その解決策としてすぐに考えられるであろうこ
とは、このシャツトルと併用される従来からの普通のシ
ャツトルにも糸の繰り出し張力によっては開閉されない
常に開放されている電磁波反射部を取付けることである
しかしこれは不可能ではないにしろ、用いられる従来の
普通のシャツトルの全てに反射部を逐一取付けることを
必要とし、かえって面倒で非経済的であり、従来のシャ
ツトルに何の改造も加えずにそのまま用いることのでき
ないことにかわりはなく、そのことを可能にしようとす
る合理性の追究目的に反し、かえって不便で非合理であ
り、実際上採用し難い。
そこでそれとは別の解決策として考えられることは、こ
のシャツトルを走行させるときだけセンサーを働らかせ
、反射部を持たない従来からの普通のシャツトルを走行
させるときはセンサーを働らかせず事実上検知装置を作
動しないようにすることである。
しかしこれもまた全く不可能でないにしろ、どのシャツ
トルが走行するのかを逐一判別してセンサーを働らかせ
るか働らかせないかの0N−OFF作動をはからねばな
らず、これを織機の製織動作中に逐一なすことは実際上
不可能に近く、実用的なものとしての実施にはきわめて
困難性がある。
本考案は斜上の如き問題を、上記2つの解決策以外の実
用的にして合理的な構成によって解決することを目的と
する。
この目的は本考案によれば、上記解決策の1つにみられ
たように常に開放されている常開型電磁波反射部を従来
からの普通のシャツトルに設けることの着想から出発し
て、そのような常開型電磁波反射部をそのように従来か
らの普通のシャツトルに設けることをせずに、これを、
繰り出される糸の繰り出し張力に応じて開放されたり遮
蔽されたりする開閉型電磁波反射部を側部に設けたシャ
ツトルに対し、その開閉型電磁波反射部とは別にそれを
設けたと同側部に間隔をおいて設けることによって遠戚
され得る。
即ち、そのように開閉型反射部だけでなく、これに加え
て常開型反射部をも設けたシャツトルによれば、開閉型
反射部の方が糸の繰り出し張力に応じて開閉されること
をもって糸が正常な張力で繰り出されていれば開放状態
にあり、従ってその開閉型反射部ともう一方の常開型反
射部との双方の反射部が開放されている状態となり、こ
の状態を正常な状態として設定され得る。
他方、開閉型反射部の方が繰り出し糸に緩みや切断、さ
らには過度の緊張といった繰り出し張力の異常事態が生
じた場合には遮蔽状態となり、従ってもう一方の常開型
反射部のみが開放されている状態となって、この状態を
異常な状態として設定され得る。
従って異常状態でも必ず常開型反射部がある故に、反射
部の全くない状態のものを異常とせず正常な状態として
設定するように区別した判別検知が可能となるものであ
る。
しかして、このシャツトルを用いることにより、これと
従来からの何ら反射部をもたない普通のシャツトルを併
用しても、その普通のシャツトルに特別に反射部を設け
なくとも、その普通のシャツトルが走行するときに異常
と検知されることなく、それを問題なく可能とし、−製
織工程においてこのシャツトルと従来からの普通のシャ
ツトルを併用して、どのシャツトルが走行するかを逐一
判別してその都度センサーの働らきをON、OFFする
必要なしに、シャツトルの走行ごとに同じセンサーの作
動状態のままで必要に応じて空織りしたりすることが問
題なく可能となり、かつ必要とする糸の繰り出し張力の
正常と異常の検知を的確に果し得ることとなる。
本考案装置においては、前記のような判別検知のために
、織機におけるシャツトルの走行路の側方であって、そ
の走行路を前記のように開閉型電磁波反射部と常開型電
磁波反射部とを設けたシャツトルか゛走行するに際して
それら開閉型と常開型との双方の反射部が通過する箇所
に、それら通過する反射部に対する電磁波の放射部と反
射信号受信部とのセンサーを設けるものである。
そしてそのセンサーに関し、反射信号受信部が該受信部
を通過する上記開閉型と常開型との反射部のうちの一方
の反射信号のみを受信したときを異常とし、反射信号受
信部が該受信部を通過する上記開閉型と常開型との反射
部の双方の反射信号を受信したとき及び反射信号を何ら
受信しなかったときを正常として判別検知する電気回路
を設けるものとするものである。
そのような判別検知の電気回路としては、例えばプリセ
ットカウンターを用いて構成することができる。
本考案装置に用いる前記したシャツトルに関しては、常
開型反射部を設ける位置は、繰り出し糸の繰り出し張力
に応して開放されたり遮蔽されたりする開閉型反射部の
設けられると同じ側部で、その開閉型反射部を邪魔した
り重なったりしない間隔をおいた別の位置であり、その
ような位置であればシャツトルの長さの中間付近であろ
うといずれかの先端付近であろうとかまわない。
ただ、織機の定位置に装備される電磁波の放射部と反射
信号受信部とのセンサーの箇所を、該シャツトルが走行
して双方の反視射部が通過するときに、開放状態にある
開閉型反射部と常開型反射部との双方で個々に有効に電
磁波の反射とその受信作用を得てそれをカウントしてそ
の信号数を確実に得るためには、僅少なりとも通過時期
の時間的ずれを要求される関係上、常開型反射部を開閉
型反射部の設けられる位置とはシャツトルの長さ方向に
間隔をおいた位置に設けることが好ましい。
また常開の反射部は、簡単にはシート状又は板状のもの
として、シャツトルの側部面に対して面接状態にはりつ
けるなどして取付けて設けられるが、この場合、その反
射部がその厚さにおいてシャツトルの側部面から僅少な
りとも突起したものとなっていると、シャツトルの機能
上障害があるので、たとえばその取付は部位に関して少
なくともその厚さ分の深さをもつ凹陥部をシャツトルに
設けて、鉄部にその反射部を没入する如く取付けるもの
とするのが好ましい。
以下に電磁波として光を利用するようにした図示の実施
例について本考案を説明する。
第1図〜第3図には本考案装置に用いるシャツトルの第
1実施例が示されている。
該シャツトル1の一側部長さ方向に適当長さのスロット
2が穿設され、該スロット2の上下の側縁部には、その
ほぼ全長にわたって互いに対向するグループ3゜3が設
けられている。
スロット2の内部所定部位には光の反射部4が固装され
、グループ3,3には反射部4の遮蔽用としての遮蔽部
5が滑動自在に嵌装されており、遮蔽部5はスレッドガ
イドの役割をもつ部材となっている。
スロット2の長さの一端付近には、遮蔽部5がその端方
に向ってそれ以上滑動するのを規制するためのストッパ
ー6が設けられている。
このストッパー6は上下のグループ3,3間に立設した
ピンからなる。
反射部4は、たとえば光を乱反射する光再帰反射構造面
の如き、光の効果的な反射作用を有する面を外面側にも
つ適当な大きさの板体からなる。
これに対して遮蔽部5は、光をできるだけ反射しない性
質のものであって、反射部4を遮蔽するに適した適当な
大きさの板体にスレッドガイド孔7を設けてなる。
反射部4の固装部位は、遮蔽部5の滑動自在範囲内の特
定された一部位であって、遮蔽部5がストッパー6に当
接した位置にある状態のときにその内面側に重なり合う
如く整合して完全に遮蔽されるような部位である。
すなわちスロット2のストッパー6のある一端付近で、
グループ3,3より内方の部位である。
遮蔽部5は、反射部固装のスロット2の一端側からさら
に延設した細いグループ8中をその方向側のシャツトル
の先端付近から導いた弾性糸条9に連結せしめられてい
る。
弾性糸条9はゴム紐等からなり、常に遮蔽部5を前記の
ようにストッパー6に当接して反射部4を遮蔽する状態
とする方向に引張り付勢するに充分な強さの弾力をもち
、かつ遮蔽部5をストッパー6から離れる反対方向に向
って滑動せしめ得るに足るだけの、はぼスロット2の長
さにわたって有効に伸長できる程度の伸縮弾性をもつも
のである。
スロット2の上下縁部には、グループ3,3より外側に
それとはさらに別のグループ10.10が設けられ、こ
れに遮蔽部5と同様にして別のスレッドガイド孔11を
もつ板体からなるスレッドガイド12が滑動自在に嵌装
されている。
このスレッドガイド12は、その嵌装グループ10.1
0の反射部4とは反対側端部付近に立設したピンからな
るストッパー13に常に当接されるように、遮蔽部5の
引張り付勢用弾性糸条9よりも強い弾性をもつ弾性糸条
14によって、反射部4とは反対側に向って引張り付勢
されている。
このシャツトルで、その内部に装備された糸Tが、該シ
ャツトルの反射部4とは反対側の先端付近の内部に設け
られたスレッドガイド15を通り、ここから遮蔽部5の
スレッドガイド孔7を介してここで折返されて、スレッ
ドガイド12のスレッドガイド孔11から側方に繰り出
される如くされている。
このシャツトルにおいて、前記の遮蔽部5で遮蔽され得
る反射部4とは別に、常に開放されている反射部4′が
設けられており、これが本考案の特徴である。
該常開の反射部4′は、遮蔽され得る反射部4と性質に
おいて同様であり、大きさも略々同様であって、光の効
果的な反射作用を有する面を外面側にもつ板体又はシー
ト状態からなる。
該常開の反射部4′の設けられた位置は、シャツトル1
の遮蔽され得る反射部4のある側と同側部の、その遮蔽
され得る反射部4とはシャツトル1の長さ方向に離れた
別位置であり、この図示例では、シャツトル1の長さの
中間付近の、スロット2の上側の側部面の部位に固定的
に取付けられている。
この取付けは、そのシャツトルの側部面の取付部位に僅
かなへこみを設けて、そのへこみに該常開の反射部4′
を没入状態にはりつけさなされ、もって、該反射部4′
がシャツトル1の側部面から少しも突出しないものとさ
れている。
しかしてこのシャツトルでは、第1図と第2図で、左方
に向って走行する際と右方に向って走行する際とでは、
夫々糸Tがスレッドガイド孔11から走行方向とは反対
方向の、一点鎖線で示す右方と二点鎖線で示す左方とに
繰り出されるが、いずれの際にも糸Tの繰り出し張力が
遮蔽部5を弾性糸条9の引張力に抗して反射部4から離
す方向に引張る力として作用する。
従って弾性糸条9を、製織に適した正常とする糸Tの繰
り出し張力にみあって適度の引張り弾性をもつものに設
定しておくことにより、糸Tが正常な張力で繰り出され
ていれば、弾性糸条9が適度に伸張してその張力と拮抗
し、これによって遮蔽部5が反射部4から離れて反射部
が開放され(図面はこの状態を示す)、これに対して糸
Tが正常な張力で繰り出されず、張力の減少を生じたと
き、及び切断したときは、弾性糸条9の引張力によって
遮蔽部5がストッパー6に当接して反射部4を遮蔽する
こととなる。
従って、糸Tの繰り出し張力が正常であれば一方の反射
部4と他方の常開の反射部4′との両者共の2つの反射
部が開放状態にあり、糸Tに緩み及び切断の繰り出し張
力の異常事態が生じれば一方の反射部4が遮蔽されるの
みで他方の常開の反封部4′の1つの反射部のみが開放
状態にあり、このように常開の反射部4′があるので反
射部が全て遮蔽されてしまう状態はない。
なお、糸Tの最終繰り出し部であるスレッドガイド11
が滑動自在で弾性糸条14によって反射部4とは反対方
向に引張り付勢されていることは、弾性糸条14を糸T
の正常な繰り出し張力よりも適度に少し強い弾性のもの
としておくことで、正常なときにはスレッドガイド12
がストッパー13に当接してその部位に固定的に留まっ
ているが、もし糸Tの繰り出し張力が異常に増加した場
合にその強い張力で弾性糸条14を伸張してスレッドガ
イド12が反射部4の方向にある程度滑動される作用を
生じ、これによって糸Tがその強い張力を緩衝されて、
すぐに切断するのが防止される。
しかしこの構造と作用は必ずしも必要としないものであ
って、スレッドガイド12が滑動しない固定のものであ
ってもさしつかえなく、この固定の場合はスレッドガイ
ド12を単なるピンその他の適当な糸案内具にし得る。
また図示されていないが、スロット2の反射部4よりさ
らに奥部にさらに複数のグループを設けて、それらグル
ープに交互反対方向に弾性糸条で付勢されたスレッドガ
イドを滑動自在に嵌装することを付加し、糸Tをスレッ
ドガイド15からそれら付加したスレッドガイドを交互
ジグザグに迂回してから遮蔽部5のスレッドガイド孔7
に至るものとすることができる。
このようにすれば、糸Tの繰り出し張力変化の許容範囲
を増大し、緩衝作用がさらに高まる。
また図において16は、スロット2の反射部4の固装部
位の側縁部に形成した斜め面取状の縁ぐりであって、該
縁ぐり16は、反射部4に対する光の放射と反射の通路
を確保し、その放射と反射の確実性を得る上で有効であ
る。
次に第4図〜第6図に示された第2実施例としてのシャ
ツトルでは、シャツトル1の側部長さ方向に穿設された
スロット2の上下側縁部に対向して設けられたグループ
3,3に対して、反射部4の方が滑動自在に嵌装された
ものとされている。
反射部4より外側のスロット2の両端付近等の適所にお
いて、第1と第2との2つの遮蔽部5,5′が間隔配設
されている。
反射部4は第1と第2の遮蔽部5,5′の間にわたって
、それら2箇所付近に設けられたストッパー6.6′間
を滑動自在である。
これによって反射部4は、一方のストッパー6に当接す
るときは第1の遮蔽部5の内面側に重なって遮蔽され、
他方のストッパー6′に当接するときは第2の遮蔽部5
′の内面側に重なって遮蔽され、それらの間にあるとき
は開放される。
反射部4は、スレッドガイド孔7を有してスレッドガイ
ドとしての役割を果すものであって、第1と第2の遮蔽
部5,5′間にわたって有効に伸縮し得る弾性糸条9に
よって常に第1の遮蔽部5の方向へ弾力的に引張り付勢
されている。
第2の遮蔽部5′は、スレッドガイド孔11が設けられ
てスレッドガイドとしての役割を果すものである。
第1の遮蔽部5は固装で、あるが、第2の遮蔽部5′は
、第1の遮蔽部5の方向へ向って滑動自在にグループ1
0.10に嵌装されており、常に第1の遮蔽部5とは反
対方向に向って反射部4の引張り付勢用弾性糸条9より
も強い引張り弾性をもつ弾性糸条14によってストッパ
ー13に当接するように付勢されている。
このシャツトル内に装備の糸Tは、該シャツトル1内の
第2の遮蔽部5′を第1の遮蔽部5とは反対方向に向っ
て越えた部位に設けであるスレッドガイド15から、反
射部4のスレッドガイド孔7を通ってここで折返され、
次に第2の遮蔽部5′のスレッドガイド孔11から側方
に繰り出される如くされている。
このシャツトル1の反射部4のある側と同側部の先端付
近の側部面の部位に、反射部4とは別の同様の常に開放
されている反射部4′が没入状態に固定的にはりつけら
れて取付けられている。
この第2の実施例の場合には、糸Tの繰り出し張力が正
常であれば、その張力が弾性糸条9を適度に伸張せしめ
るものとして作用して、両張力の拮抗で反射部4が第1
と第2の遮蔽部5,5′の間にあって開放され(図面に
はこの状態が示されている)、これによってその反射部
4と常開の反射部4′との2つの反射部が開放された状
態にあるものとされる。
これに対して糸Tが正常な繰り出し張力でなく、緩みや
切断の異常が生じたときには、反射部4が弾性糸条9の
引張り付勢力によって一方のストッパー6に当接して第
1の遮蔽部5に遮蔽され、従って常開の反射部4′の1
つの反射部のみが開放されている状態となる。
さらに、それと逆に糸Tが正常な繰り出し張力でなく、
張力が異常に増大して過度に緊張したときには、その張
力の増大によって弾性糸条9が大きく伸張されて反射部
4が他方のストッパー6′に当接して第2の遮蔽部5′
に遮蔽され、従ってこのときにも常開の反射部4′の1
つの反射部のみが開放されている状態となる。
このように、この第2の実施例では、糸Tに緩みや切断
の異常が生じた場合のみならず、その繰り出し張力が過
度に増大して異常な緊張が生じた場合にも反射部4の遮
蔽作用が得られるのである。
なお、この第2の実施例の場合にも、糸Tの最終繰り出
し部としてのスレッドガイドをなす第2の遮蔽部5′が
滑動自在で強い引張り弾性をもつ弾性糸条14によって
第1の遮蔽部5の反対方向に引張り付勢されていること
は、糸Tの過度の緊張が生じた場合に限り、弾性糸条1
4の弾力によってその緊張の緩衝による糸Tの切断防止
作用が得られるが、必ずしもこの構成と作用は必要でな
く、第2の遮蔽部5′が固装されていてもよく、この固
装の場合は、第2の遮蔽部5′のスレッドガイド孔11
にかえて第2の遮蔽部5′を第1の遮蔽部5と反対方向
に越えた位置に設けられる単なるピンその他の適宜の糸
案内具から糸Tを繰り出すようにしてもよい。
また第1の実施例の場合と同様に、図示されていないが
、スロット2の反射部4より奥部にさらに多数のグルー
プと、それらに滑動自在に嵌装されて夫々互い違いに反
対方向に弾性糸条で引張り付勢された複数のスレッドガ
イドとを付加し、糸Tをスレッドガイド15から反射部
4のスレッドガイド孔7へ至る間においてそれら付加の
スレッドガイドをジグザグに迂回させるようにすること
もできる。
次に第7図には、上述の如きシャツトルを用いるについ
ての織機の平面的にみた部分とこれに装備されるセンサ
ーの検知装置の電気回路構成の一実施例が示されている
この図において、織機20のたとえば左右の杼箱21,
21のシャツトル1の出入口付近の側前方の夫々の部位
にセンサー30.30が装備されている。
両センサー30.30は夫々、光を放射する発光素子3
1.即ち電磁波放射部と、その放射された光の反射され
たものを受信する受光素子32、即ち反射信号受信部と
で構成されている。
両センサー30.30には、これの組込まれた検知用電
気回路において、電源部33から安定化回路部34を介
して、発光素子31による光の放射と、受光素子32に
よる反射光の受信との機能がもたらされ、受光素子32
に反射光が受信されると、その信号電流が増幅回路部3
5とシュミット回路部36を介してプリセットカウンタ
ー37に向って送られるようになっている。
プリセットカウンター37に対する受光素子32からの
信号電流が入る直前の回路部と電源33との接続回路部
との間にはこれを短絡する常閉形の第1のタイミングス
イッチ38が組み込まれた短絡回路部があり、これによ
ってその第1のタイミングスイッチ38が開かない限り
プリセットカウンター37に受光素子32からの信号電
流が入力せず、それが開いたときに限り入力されるよう
になっている。
プリセットカウンター37は、これに予め設定された信
号の読み取り設定数に従って、受光素子32からの入力
信号をカウント記憶して識別し、所定のカウント数の場
合に限って、次のトランジスター40を介してリレー4
1に信号電流を送りリレー41を作動させるもので、そ
のリレー41の作動に基づいて図示されていない織機の
運転停止用スイッチのソレノイドを励磁して織機の運転
を停止するようになっている。
プリセットカウンター37とトランジスター40に対す
る電源33からの接続回路部には常開形の第2のタイミ
ングスイッチ39が組み込まれており、これによってそ
の第2のタイミングスイッチ39が閉じられない限りプ
リセットカウンター37の信号識別力がなくてトランジ
スター40に信号電流が送られずリレー41が作動され
ることのないようになっている。
第1と第2のタイミングスイッチ38.39は夫々、マ
グネットスイッチやリードスイッチやリミットスイッチ
として、センサー30.30の装備位置との関係におい
て、シャツトル1の両杼箱21゜21間の走行ごとに、
織機20のクランクシャフトによるタイミングダイヤフ
ラムに従う製織動作に関連して所定のタイミングで、た
とえばスレーの前後動作その他織機の適宜の動作部の動
作との機械的開運によって開き及び閉じされる。
たとえばスレーの前後動作との機械的関連によって、常
閉の第1のタイミングスイッチ38は、スレーが最後近
位置からの前進し始めのタイミングに開かれて、このと
きにシャツトル1がセンサー30の部分を通過するもの
とされ、また常開の第2のタイミングスイッチ39は、
それより後でスレーが最前進位置に至る直前に閉じられ
るものとされる。
なお、図において、22はステッキ、23はピッカ、2
4はピッカスピンドル、25は筬筐、26は杼摺面、2
7は筬、28は経糸、29は製織されていく織物である
この検知装置の作動順序例を示すと次のとおりである。
まずステッキ22とピッカ23によって杼打が行なわれ
、一方の杼箱21からシャツトル1が打出される。
この杼打のすぐ後に第1のタイミングスイッチ38が開
かれて受光素子32からの信号がプリセットカウンター
37へ人力できる状態となる。
この状態でシャツトル1が他方の反対側杼箱側のセンサ
ー30の部分を通過し、発光素子31からの放射光がシ
ャツトル1に反射部があればそれに反射されて受光素子
32に受信され、その信号がプリセットカウンター37
へ入力されてカウント記憶される。
そしてシャツトル1が他方の反対側杼箱21に人って停
止する。
次に第1のタイミングスイッチ38が閉状態となりプリ
セットカウンター37へ信号が入力されない状態となる
続いて第2のタイミングスイッチ39が閉じられてプリ
セットカウンター37が光の入力信号に基づいてその識
別の作用をなして後に第2のタイミングスイッチ39が
開状態となる。
ここで第1のタイミングスイッチ38の役割は、これが
ないと、センサー30の装備位置との関連において、セ
ンサー30の部分を杼打時にピッカ23やステッキ22
が通過するので、この通過のときにそのピッカやステッ
キに発光素子31からの放射光が反射されて受光素子3
2に受信され、予定外の信号か゛プリセットカウンター
37に入力されて誤検知を生ずるおそれがあるので、こ
れを防止するように杼打時のピッカやステッキのセンサ
ー30の部分の通過時にはプリセットカウンター37に
受光素子32からの信号が入力されないようにして正確
な検知を実現することにある。
かくしてこのような検知装置により、プリセットカウン
ター37を、これに対する受光素子32からの入力信号
数のカウント記憶の識別力に関して、その信号数が1の
場合に限りトランジスター40からリレー41への信号
電流を生じ得、それ以外の信号数が零及び2の場合には
それが生じない識別力をもつものとして設定しておけば
、走行するシャツトル1が、2つの反射部4,4′を備
えた前記第1図〜第3図の第1実施例のシャツトル又は
第4図〜第6図の第2実施例のシャツトルである場合に
は、糸Tの繰り出し張力が正常であれば開状態にある2
つの反射部4,4′によって2度の光反射作用が得られ
て受光素子32からプリセットカウンター37に2の信
号数が入るので織機は運転停止せず、もし糸Tの繰り出
し張力に緩みや切断さらには異常な緊張が生じれば1つ
の常開の反射部4′のみの開状態によって1度の光反射
作用が得られて受光素子32からプリセットカウンター
37に1の信号数が人力されて織機の運転停止がなされ
る。
また走行するシャツトル1が、従来からの何ら反射部を
持たない普通のシャツトルである場合には、光の反射作
用がないのでプリセットカウンター37に信号入力がな
くて信号敷写となるので織機は運転停止しない。
このようにして従来からの何ら反射部をもたないシャツ
トルをそのまま併用することを問題なく可能とするので
ある。
なお本考案でより有利には、先に第1実施例あるいは第
2実施例として説明したシャツトルにおいて、常開の反
射部が1つ設けられるにとどまらず、たとえばシャツト
ルの両端付近に各1つずつの計2つ設けられ、それら2
つの常開の反射部が左右両杼箱の夫々の部分においてセ
ンサーの設けられる位置によって使い分けされるものと
され得る。
すなわち、たとえば第2実施例のシャツトルにみられる
如く、常開の反射部がシャツトルの先端付近に設けられ
る場合、第4図に示される如くシャツトルの一方の左側
先端付近に設けられる1つの常開の反射部4′に加えて
、これとは別のもう1つの仮想線で示される如き常開の
反射部4″をシャツトルの他方の左側先端付近にも設け
るものとする。
そして第7図の如き検知装置に関し、そのシャツトルが
一方の右側杼箱21に向って走行してきて入行停止した
ときには、その走行してきた方向で後尾側となる左先端
側の一方の常開の反射部4′と中間部の開閉される反射
部4との間にそこでの一方の右側センサー30が位置し
、逆に、そのシャツトルが他方の左側杼箱21に向って
走行してきて入行停止したときには、その走行してきた
方向で後尾側となる右先端側の他方の常開の反射部4″
と中間部の開閉される反射部4との間にそこでの他方の
左側センサー30が位置するように、左右両センサー3
0.30の装備位置を設定しておく。
このようにすると、そのシャツ1ヘルの左右両杼箱21
.21の夫々への入行の際に、そこにある夫々のセンサ
ー30.30に対して、2つの常開の反射部4′、4/
/のうちの入行走行方向で左右交互に後尾側となる一方
が通過せず、2つの常開の反射部4′、4/Iのうちの
入行走行方向で先頭側となる一方のもののみと開閉され
る反射部4との2つの反射部だけが通過することによっ
て、その2つの反射部のうちの開閉される反射部4の開
放されているか遮蔽されているかによる前述の如き検知
作用が得られる。
このようにすることは、シャツトルの左右両杼箱への入
行停止位置としての往復走行路の両端の折返し位置に可
及的に近い位置で、つまりはシャツトルからの繰り出し
糸Tの張力が最も高まるところに可及的に近いところで
検知することを可能ならしめ、これによって、たとえば
このシャツトルの糸Tを適宜に縫取緯として縫取模様を
織り出す如き場合での製織される織物の全幅にわたって
緯入れせずに適当な幅の中間部で折返し緯入れするよう
な使用の場合でも、開閉される反射部4の開放作用に必
要な繰り出し糸Tの張力が有効に生せしめられるところ
での検知を可及的に可能として確実な検知作用を問題な
く可能とすることに寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置に用いるシャツトルの1実施例を示
す側面図、第2図はその縦断平面図、第3図はその第1
図における■−■′線に沿った部分の拡大横断面図であ
る。 第4図は本考案装置に用いるシャツトルの他の1実施例
を示す側面図、第5図はその縦断平面図、第6図はその
第4図におけるII −II ’線に沿った部分の拡大
横断面図である。 第7図は本考案装置に関する織機の平面的にみた部分と
これに装備されるセンサーの検知装置の電気回路の実施
例を示す図である。 1・・・・・・シャツトル、2・・・・・・スロット、
3,10・・・・・・グループ、4.4’、 4”・・
・・・・反射部、5,5′・・・・・・遮蔽部、7,1
1・・・・・・スレッドガイド孔、9,14・・・・・
・弾性糸条、12.15・・・・・・スレッドガイド、
T・・・・・・糸、20・・・・・・織機、30・・・
・・・センサー、31・・・・・・発光素子(電磁波放
射部)、32・・・・・・受光素子(反射信号受信部)
、33・・・・・・電源部、37・・・・・・プリセッ
トカウンター、38゜39・・・・・・タイミングスイ
ッチ、40・・・・・・トランジスター、41・・・・
・・リレー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シャツトル1の側部に、該シャツトル1から繰り出され
    る糸Tの繰り出し張力に応じてその張力が正常な場合に
    開放された異常な場合に遮蔽される開閉型電磁波反射部
    4と、常に開放されている常開型電磁波反射部4′とを
    間隔をおいて設ける一方、織機におけるシャツトルの走
    行路の側方であって、前記開閉型電磁波反射部4と前記
    常開型電磁波反射部4′とが通過する箇所に、それら通
    過する反射部4,4′に対する電磁波の放射部31と反
    射信号受信部32とを設けた装置であって、前記受信部
    32が該受信部32を通過する前記反射部4゜4′のう
    ちの一方の反射信号のみを受信したときを異常とし、前
    記受信部32が該受信部32を通過する前記反射部4,
    4′の双方の反射信号を受信したとき及び反射信号を何
    ら受信しなかったときを正常として判別検知する電気回
    路を設けであることを特徴とする織機におけるシャツト
    ルの糸張力検知装置。
JP1980073656U 1980-05-27 1980-05-27 織機におけるシャットルの糸張力検知装置 Expired JPS5919750Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980073656U JPS5919750Y2 (ja) 1980-05-27 1980-05-27 織機におけるシャットルの糸張力検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980073656U JPS5919750Y2 (ja) 1980-05-27 1980-05-27 織機におけるシャットルの糸張力検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56173684U JPS56173684U (ja) 1981-12-22
JPS5919750Y2 true JPS5919750Y2 (ja) 1984-06-07

Family

ID=29666221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980073656U Expired JPS5919750Y2 (ja) 1980-05-27 1980-05-27 織機におけるシャットルの糸張力検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5919750Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5335067A (en) * 1976-09-08 1978-04-01 Asada Kiriyou Kk Device for detecting thread tension and cutting of shuttle in loom

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5335067A (en) * 1976-09-08 1978-04-01 Asada Kiriyou Kk Device for detecting thread tension and cutting of shuttle in loom

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56173684U (ja) 1981-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3880198A (en) Weaving machine
HU223928B1 (hu) Körszövőgép vetülékérzékelő szerkezettel
KR850001118B1 (ko) 직기의 위사검지장치
US3608590A (en) Optical weft stop motion for a weaving machine
JPS5919750Y2 (ja) 織機におけるシャットルの糸張力検知装置
US4150699A (en) Weft yarn sensor
JPS6335741B2 (ja)
US4949763A (en) Device for damping weft yarn oscillations and vibrations in weft feeders for air looms
US4415008A (en) Device for monitoring the weft thread travel on an air jet weaving machine
US4763699A (en) System of detection of shed closed to shuttle passage in multi-step textile looms
US4009737A (en) Filling thread stop motion device for a loop
US5983955A (en) Yarn feeding device having storage drum with light guide
US4158372A (en) Process and device for watching the weft on weaving looms
US3593756A (en) Broken weft thread detector
KR100242925B1 (ko) 물분사식 직기용의 위사검지기
JP4129323B2 (ja) ミシンの糸有無検出装置
JPH08127945A (ja) 緯糸検知装置
JP3241222B2 (ja) ウオータージェットルームの緯糸検知フィーラー
KR0132396Y1 (ko) 워터제트 직기용 캣치코드사 절단방지장치
US2628641A (en) Weft detector for looms
SU1520159A1 (ru) Устройство дл контрол уточной нити на многозевной ткацкой машине
KR810000144B1 (ko) 위사 검출기
JPS58214564A (ja) 無杼織機の緯糸不良検知装置
JPH0317943B2 (ja)
JPH0321656B2 (ja)