JPS591972A - 自然通風穀物乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は屋外殻物乾燥機に係フ、特に、屋外に設置し
て自然乾燥を行なうべく降雨時、あるいは多湿時に降雨
センサと湿度センサを介して自動的にシャッタを閉動す
る穀物自然乾燥機に関する。

従来の屋外殻物乾燥機としては、筒状の支柱に稲麦束載
架用棚を上下数段に設け、この棚の周辺部に稲麦の穂首
を懸垂自在に取フ付けるべく構成し、支柱の基部に吸気
口を設けるとともに、その内部に熱源体を設け、かつ支
柱に吸気孔を設けた乾燥機（実公昭３０−７．４５４２
号助よある。しかし、この乾燥機は湿気の流入を阻止す
るシャッタがないため、天候に左右されやすく、また熱
源体を必須の構成とする不都合がある。

また、太陽熱を十分に利用すべく透明板で覆った移動自
在な乾燥機（実公昭３９−２９８５号）、あるいは太陽
熱を十分に利用すべく透明樹脂製筒体を設け、この筒体
内に吸気孔付縦管を設け、この縦管の上部に排気翼を装
着した乾燥機（実公昭４０−１５１８７号）がある、し
かし、いずれも密閉型°であるので、自然風を利用する
ことができず、乾燥性能が低下する不都合がある。

そこで、この発明の目的は、屋外に設置する縦長の乾燥
機本体の側面に乾燥機本体内の穀物を自然通風により自
然乾燥させるべく通風口にシャ。

りを開閉自在に装着することによシ、晴天時等の所望時
にシャ、りを開動させて自然通風を可能にし、穀物の自
然乾燥を効率的に行ない、省エネルギに寄与し得る自然
通風穀物乾燥機を提供するにある。

以下、仁の発明の実施例を図面に基づいて詳細かつ具体
的に説明する。屋外に設置する縦長の乾燥機本体２内に
穀物室４を形成し、この穀物室４を多孔状のスノコ板６
で形成する。この穀物室４には、上部に上部搬送手段８
を設け、下部に繰出ベルトコンペ−ＹＩＯおよび下部搬
送手段１２を設ける。これら上下部搬送手段８，１２間
には、穀物の循環乾燥を可能にすべく揚穀機１４を介設
する。そして、穀物室４内の貯留穀物を自然通風により
自然乾燥させるべく下部通風口１６にはカバー１８を斜
め側方に向って段状に並設するとともに、上部通風口２
０にはシャ、り２２を開閉自在に装着する。シャッタ２
２は太陽光も取ｐ入れるべく透明樹脂板で形成し、上部
通風口２０に配設した軸２４にはシャッタ２２の一部１
９を開口時に乾燥機本体２内側に位置させて開口すべく
シャッタ２２を偏心させて開閉自在に装着し、乾燥機本
体２内の有効利用を図るべく構成する・また、シャッタ
２２の開閉動を円滑にすべくシャッタ２２（７）　一部
１９にバランスウエート２６を装着する。

前記軸２４に従動スプロケット２８を装着し、各従動ス
ジロケット２８間にガイドスプロケット３０を介装し、
さらにチェーン張力を調整するテンシ１１／スプロケッ
ト３２、原動スプロケット３３を装着し、各スプロケッ
ト２８，３０．３２．３３にエンドレス状のチェーン３
４を張設する。

そして、このチェーン３４に往復動を付与すべく駆動手
段たる減速機３６および駆動モータ３８を設け、この駆
動モータ３８に所望時に正逆回転させる駆動電流を印加
すべく制御手段を設ける・すなわち、この制御手段はコ
ントローＡ／ｙＷツクス４０、降雨センサ４２および湿
度センサ４４等から構成し、降雨センサ４２により降雨
時に降雨信号を得て、湿度セ／す４４によシ設定値以上
の多湿時に多湿信号を得べく構成し、各センサ４２゜４
４のリード線を導入しコントロールボックス４０内に電
気回路を形成する。これにより雨天時、あるいは多湿時
にシャッタ２２を閉動させるべく駆動手段たる駆動モー
タ３８を制御できるように構成したものでおる。なお、
４６はワイヤミロープ、４８は供給ホッパ、そして５０
は電装ボックスである。

次に作用について説明する。

ま、ず、田圃等の屋外にこの発明に係る穀物自然６ 乾燥機をワイヤローゾ等を介して設置し、通風口△ ｉ６．２０を風向きに指向させる。そして、とうもろこ
し等の穀物を供給ホツノ臂４Ｂから供給し、揚穀機１４
等を経て穀物室４Ｆ−貯留する・しかして、太陽かのは
シ、湿気が少なくなると、降雨センサ４２の降雨解除作
動は勿論、湿度の設定値（実施例では６０％）以下によ
シ、湿度センサ４４も多湿解除作動する。このため、コ
ントロール？ツクス４０の制御によシ、駆動モータ３８
にシャッタ２２開動用の駆動電流が印カ目される。

これによｐ、チェーン３４は矢印Ｌ１方向に回転し、シ
ャッタ２２は想像線で示す全閉状態力・ら矢印Ｌ３方向
に開動し、図示の如く、全開状態で保持される。このた
め、上部通風口２０は開口し、自然風が一方の通風口２
０から穀物室４をつ亀り、他方の通風口２０に抜ける。

このとき、穀物室４内の貯留穀物は自然乾燥される。

次いで、日中雨が降シ、あるいは夕方湿気が多くなると
、降雨センサ４２、あるいは湿度センサ４４は降雨ある
いは多湿信号作動し、このため、駆動モータ３８にシャ
ッタ２２閉動用の駆動電流が印加され、シャッタ２２は
閉動じ全閉状態となる。これにより、雨、あるいは湿気
の流入を阻止し、吸湿による乾燥不良を防止し得る６以
上の説明から明らかなようにこの発明によれば、屋外に
設置する縦長の乾燥機本体の側面にシャッタを開閉自在
に設けたので、自然通風により、貯留穀物を効率良く自
然乾燥させる。また、熱風乾燥方式によらず、自然乾燥
方式を可能としたので、省エネルギに寄与し得る。

そして、実施例の如くシャッタの一部を開口時に乾燥機
本体内側に位置させて開口すべくシャｙりを偏心させて
開閉自在に装着するとともに、シャッタの一部にバラン
スウエートを装着すれば、乾燥機本体内の有効利用を可
能にし、小容量の駆動上−夕によシシャッタを開閉動さ
せるとともに、シャッタの開閉動を円滑にし得る。

また、実施例の如く、雨天時、あるいは設定値以上の多
湿時にシャッタを閉動させるべく駆動子゛段を制御する
降雨センサと湿度センサとを有する制御手段を設ければ
、天候に応じて自然通風を流入させて自然乾燥を省力化
し、乾燥効率をさらに向上させ得る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例に係る穀物自然乾燥機を示す
正面図、第２図は第１図の縦断面図である。 ２・・・乾燥機本体、２２・・・シャ、り、２６・・・
バランスウェート、２８・・・スプロケ、）、３８・・
・駆動モータ、４０・・・コント四−ルデ、クス、４２
・・・降雨センサ、４４・・・湿度センサ。 代理人　弁理士　西　郷　義　美

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 屋外に設置する縦長の乾燥機本体の側面に乾燥機本体内
   の穀物を自然通風によシ自然乾燥させるべく通風口を設
   け、この通風口にシャッタを開閉自在に設けたことを特
   徴とする自然通風穀物乾燥機６