JPS5919648Y2 - パツシブシ−トベルトの2方向駆動装置 - Google Patents

パツシブシ−トベルトの2方向駆動装置

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JPS5919648Y2
JPS5919648Y2 JP851880U JP851880U JPS5919648Y2 JP S5919648 Y2 JPS5919648 Y2 JP S5919648Y2 JP 851880 U JP851880 U JP 851880U JP 851880 U JP851880 U JP 851880U JP S5919648 Y2 JPS5919648 Y2 JP S5919648Y2
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JP
Japan
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pillar
roof side
sliding member
catcher
seat belt
Prior art date
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Expired
Application number
JP851880U
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English (en)
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JPS56111048U (ja
Inventor
洋一 庄ノ
Original Assignee
日産車体株式会社
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Publication date
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Priority to JP851880U priority Critical patent/JPS5919648Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はドアの開閉によって作動するパッシブシートベ
ルトの駆動装置の改良に関するものである。
従来、この種のシートベルトの駆動装置においては、第
1図に示すようにルーフサイドとセンターピラーとのコ
ーナ一部にアールをつけたガイドレール1を使用し、該
ガイドレール1の下方に設けた1つの駆動装置2により
該ガイドレール1内に介装したラックワイヤ3を動かす
ことによりシートベルト4を移動させていた。
しかしながらこの従来の構造のものでは、ガイドレール
にアールをつけなければならないため、その加工性が悪
く、又コーナ一部の寸法精度が悪くガタつき音が出易い
ばかりではなく、該コーナ一部はラックワイヤの抵抗が
大きく、特にシートベルトが前進(ラックワイヤを押し
出す時)する時駆動速度が落ちるという欠点があり、又
、ラックワイヤを曲げ°て使用しているために該ラック
ワイヤの耐久性を高める必要があった。
本考案は上記従来の欠点を解消するためになされたもの
であって、上記コーナ一部でのシートベルトの動きをス
ムーズにしてガタつき音をなくすと共にガイドレールの
成形を容易にし、かつ、寸法精度を高くした駆動装置を
提供することを目的とするものである。
そのために本考案では、該2方向駆動装置を、ルーフサ
イド12に設けたルーフサイドガイド部13とセンター
ピラー16に設けたピラーガイド部17とでガイドレー
ル35を形威し、前記ルーフサイドガイド部13を車体
前後方向に延在し、前記ピラーガイド部17の上端17
aをルーフサイドガイド部13の後端13aに接続し
、かつ、下端17 bをシートベルト装着状態位置まで
延在し、前記ガイトレール35内に、前後方向挿入部2
1 bと上下方向挿入部21 aとが形成された滑り部
材21を挿入し、該滑り部材21にシートベルト11の
先端に設けたランナー20を取付けると共に、滑り部材
21の前後方向挿入部21 bに係脱し、ルーフサイド
ガイド部13内に摺動自在なルーフサイド側キャッチャ
−22と、該キャッチャ−22に接続し、前後駆動モー
タ15の作動によりキャッチャ−22を移動させるルー
フサイド側ラックワイヤ14とからなる前後駆動装置a
と、滑り部材21の上下方向挿入部21 aに係脱し、
ピラーガイド部17内に摺動自在なピラー側キャッチャ
−23と、該キャッチャ−23に接続し、上下駆動モー
タ19の作動によりキャッチャ−23を移動させるピラ
ー側ラックワイヤ18とからなる上下駆動装置すを設け
た構造とすることにより所期の目的を達成するようにし
たものである。
以下本考案を図示せる実施例に随って説明する。
シートベルト11のガイドレール35は、ルーフサイド
12に設けられ車体前後方向に延在されたルーフサイド
ガイド部13と、センターピラー16に設けられ上下方
向に延在されたピラーガイド部17とで形成されている
ピラーガイド部17の上端17aは前記ルーフサイドガ
イド部13の後端13 aに略直角に接続され、下端1
7bはシートベルト11の装着状態位置まで延在されて
いる。
前記ガイドレール35内には、略立方体状をなし、その
上面に前後方向挿入部21 bが、内側面に上下方向挿
入部21 aが形成された滑り部材21が滑動自在に挿
入され、該滑り部材21には、シートベルト11の先端
に設けられたランナー20が取付けられている。
aは前記滑り部材21を前後方向に移動させる前後駆動
装置であって、前記ルーフサイドガイド部13内に前後
方向に移動可能に介装されたルーフサイド側ラックワイ
ヤ14と、該ラックワイヤ14を作動させる前後駆動モ
ータ15と、前記ラックワイヤ14に接続され、かつ前
記ルーフサイドガイド部13内に摺動自在に嵌挿され、
前記滑り部材21の前後方向挿入部21 bに係脱する
ルーフサイド側キャッチャ−22等からなされている。
bは前記滑り部材21を上下方向に移動させる上下駆動
装置であって、前記ピラーガイド部17に上下方向に移
動可能に介装されたピラー側ラックワイヤ18と、該ラ
ックワイヤ18を作動させる上下駆動モータ19と、前
記ラックワイヤ18に接続され、かつ前記ピラーガイド
部17内に摺動自在に嵌挿され、前記滑り部材21の上
下方向挿入部21aに係脱するピラー側キャッチャ−2
3等からなされている。
尚、本考案の実施例では、ピラーガイド部17をセンタ
ーピラー16に設けた例で説明したが、該ピラーガイド
部17は必要によりリヤピラーに設けてもよい。
次に本考案によるシートベルトの動きについて説明する
先ず当該車両に乗車してシートに着座しドアを閉めると
電流は回路24に流れ前後駆動モータ15が作動しルー
フサイド側ラックワイヤ14を後方に移動させる。
これによって該ラックワイヤ14に接続されたルーフサ
イド側キャッチャ−22に前後方向挿入部21 bが係
合された滑り部材21も後方に移動する。
滑り部材21がルーフサイドガイド部13の後端13a
に来たときに該後端13 aに設けたリミットスイッチ
25がOFFになり前後駆動モータ15か゛停止する。
(尚、この時点において滑り部材21にはルーフサイド
側キャッチャ−22とピラー側キャッチャ−23が係合
されている。
)この時滑り部材位置確認スイッチ26により滑り部材
21がルーフサイドガイド部13の後端13a、すなわ
ちピラーガイド部17の上端17aにあるのを検出して
回路27に電流が流れ上下駆動モータ19が作動し、ピ
ラー側ラックワイヤ18を下方に移動させて、滑り部材
21をピラーガイド部17の下端17bまで移動させる
該滑り部材21がピラーガイド部17の下端17bまで
来た時に該下端17 bに設けたリミットスイッチ28
がOFFになり上下駆動モータ19が停止する。
これによりシートベルト11が装着できる。
降車時にはシートベルト11の装着状態においてドアを
開けると、電流は回路29に流れ上下駆動モータ19が
前記とは逆方向に作動してピラー側ラックワイヤ18を
上下に移動させ滑り部材21を上方に移動させる。
該滑り部材21がピラーガイド部17の上端17aまで
移動すると該上端17 aに設けたリミットスイッチ3
0がOFFになり上下駆動モータ19を停止させる。
この時滑り部材位置確認スイッチ31により該滑り部材
21がピラーガイド部17の上端17 a、すなわち、
ルーフサイドガイド部13の後端13 aにあるのを検
出して回路32に電流が流れ前後駆動モータ15が前記
とは逆方向に作動してルーフサイド側ラックワイヤ14
を前方に移動させて滑り部材21をルーフサイドガイド
部13の前端13bまで移動させる。
滑り部材21が該前端13bまで移動すると鉄部に設け
たノミットスイッチ33がOFFになり前後駆動モータ
15を停止させる。
これによりシートベルト11が現れ降車することができ
るようになる。
尚、前記各リミットスイッチ25.28.30.33は
通常ONになっており、滑り部材21が来たときのみO
FFになるようにセットされている。
又、前記滑り部材確認スイッチ26.31はルーフサイ
ドガイド部13の後端13 aとピラーガイド部17の
上端17 aの近傍に設けられている。
又、第4図の回路図中R1,R2,R3,R4はリレー
、Sl、S2.S3゜S4はリレー接点であって、該リ
レーR1〜R4とリレー接点S1〜S4とは夫々対応し
てドアのON。
OFFをするように結線されている。
又、該回路図中付号34はドアスイッチである。
以上述べたように本考案によれば、前後方向に延在する
ルーフサイドガイド部と上端をルーフサイドガイド部の
後端に接続し、下端をシートベルト装着状態位置まで延
在したピラーガイド部とでガイドレールを形成すると共
に、シートベルトの先端をガイドレールに沿って移動さ
せる駆動装置をルーフサイドガイド部に移動させる前後
駆動装置とピラーガイド部に移動させる上下駆動装置と
にそれぞれ独立して設け、シートベルトの先端が取付け
られた滑り部材を直線的に移動させるようにしたので、
接続部(コーナ一部)での滑り部材の動きがスムーズに
なり、鉄部でのガタつき音を防止することができる。
又、本考案によればガイドレールを直線的に構成したの
で、該ガイドレールの成形性も良く、かつ、寸法精度も
向上させることができる。
更に、ラックワイヤを直線で使用するために、モータの
トルクの伝達効率が良く、かつ、ラックワイヤがガイド
レールに当たることがないので゛、ラックワイヤの耐久
性が向上し、ガイドレールの摩耗もなくなる。
又、本考案によればピラーガイド部の下端をシートベル
ト装着状態位置まで延在するだけでよくセンターピラー
の下端まで延在させる必要がないため、該ピラーガイド
部は短尺のものでよい。
又、ルーフサイドガイド部を比較的剛性のあるルーフサ
イドに設けたので、該ルーフサイドガイド部を取付ける
ために別部材により車体を補強する必要がない。
更に又、本考案によればシートベルトの装着状態で該シ
ートベルトに前方向への引張力が加わっても、滑り部材
が略垂直に設けられたピラーガイド部に支持されている
ため、該引張力と滑り部材の移動方向とが異なるため、
シートベルトがゆるむことがない等の効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガイドレールを装着した自動車の部分側
面図、第2図は本考案による力゛イドレールを装着した
自動車の部分側面図、第3図は同上の接続部の分解拡大
斜視図、第4図は説明回路図である。 aは前後駆動装置、bは上下駆動装置、11はシートベ
ルト、13はルーフサイドガイド部、14゜18はラッ
クワイヤ、15は前後駆動モータ、17はピラーガイド
部、19は上下駆動モータ、21は滑り部材、22.2
3はキャッチャ−135はガイドレール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ルーフサイド12に設けたルーフサイドガイド部13と
    ピラーに設けたピラーガイド部17とでガイドレール3
    5を形成し、前記ルーフサイドガイド部13を車体前後
    方向に延在し、前記ピラーガイド部17の上端17 a
    をルーフサイドガイド部13の後端13aに接続し、か
    つ、下端17bをシートベルト装着状態位置まで延在し
    、前記ガイドレール35内に、前後方向挿入部21 b
    と上下方向挿入部21 aとが形威された滑り部材21
    を挿入し、該滑り部材21にシートベルト11の先端に
    設けたライナー20を取付けると共に、滑り部材21の
    前後方向挿入部21 bに係脱し、ルーフサイドガイド
    部13内に摺動自在なルーフサイド側キャッチャ−22
    と、該キャッチャ−22に接続し、前後駆動モータ15
    の作動によりキャッチャ−22を移動させるルーフサイ
    ド側ラックワイヤ14とからなる前後駆動装置aと、滑
    り部材21の上下方向挿入部21aに係脱し、ピラーガ
    イド部17内に摺動自在なピラー側キャッチャ−23と
    、該キャッチャ−23に接続し、上下駆動モータ19の
    作動によりキャッチャ−23を移動させるピラー側ラッ
    クワイヤ18とからなる上下駆動装置すを設けたことを
    特徴とするパッシブシートベルトの2方向駆動装置。
JP851880U 1980-01-29 1980-01-29 パツシブシ−トベルトの2方向駆動装置 Expired JPS5919648Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56111048U JPS56111048U (ja) 1981-08-27
JPS5919648Y2 true JPS5919648Y2 (ja) 1984-06-07

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