JPS591950Y2 - 玉葱袋 - Google Patents

玉葱袋

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JPS591950Y2
JPS591950Y2 JP1976097855U JP9785576U JPS591950Y2 JP S591950 Y2 JPS591950 Y2 JP S591950Y2 JP 1976097855 U JP1976097855 U JP 1976097855U JP 9785576 U JP9785576 U JP 9785576U JP S591950 Y2 JPS591950 Y2 JP S591950Y2
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JP
Japan
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knitted
elongation
bag
yarns
threads
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JP1976097855U
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JPS5317510U (ja
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敏恒 芝本
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はポリオレフィン等のモノフィラメント糸をも
って丸編機により編成したメリヤス生地にて形成した玉
葱袋に関するものであり、さらに詳しくは、組織的に縦
方向への伸びを小さくしておき、そのため当然大きくな
る横方向への伸びを、数コース毎にモノフィラメント糸
を直線状に挿入することによって横方向への伸びを止め
るようにした丸編みメリヤス生地をもって袋体に形成し
た玉葱袋に関するものであって、縦横ともに極めて伸び
が少なく形部れを来たさず玉葱産地における包装、出荷
ならびに輸送上至便な玉葱袋を提供せんとするものであ
る。
近年玉葱20 kg用の袋として多量に使用されている
ものにポリオレフィン等のモノフィラメント糸を使用し
て丸編メリヤス機によって筒状に編成したメリヤス生地
をもって形成した袋がある。
このものは、使用糸が強靭で耐久性があること、丸編メ
リヤス機にて高能率に生産できること、メリヤス編成し
た袋であるため通気性が良好でありかつ透視が可能で使
用上便利であること等種々の特徴を有している。
しかしながらメリヤス編成であるため糸はニードルルー
プとシンカーループが交互に屈曲しながら各コースが連
結されているので当然編地特有の伸縮性を有している。
従って玉葱収納時、その重量及び容量による縦伸び及び
横伸びが著しく、変形が甚しくなって形部れを来たし取
扱いにくくかつ外観上も極めて不体裁となる欠点があっ
た。
そのため縦横の伸びを規制すべく、組織的にあるいは編
目の固定など種々の方法が提案されたが何れも未だ充分
なものを見るに至っていない 本考案はもともとメリヤス組織において縦伸びを少く、
横伸びの多い状態に編成しておき、その横方向への伸び
を数コース毎に挿入した直線糸によって止めるようにな
したことによって、前記従来の欠点を解消し得たもので
ある。
以下その実施例を図によりながら説明すると、1はポリ
オレフィン等のモノフィラメント糸2をもって筒状に丸
編編成したメリヤス生地にて形成した本考案の玉葱袋で
、底部は生地の下端部を折返してミシンにより縫着し、
上端口部には締紐が挿通されている。
そして袋1を形成するモノフィラメント糸2によるメリ
ヤス生地は例えば1インチ平方内における横方向の糸の
本数が縦方向の糸の本数より10〜b少く、即ち度目を
粗くしてもともと縦方向への伸びを極力少くして、横方
向への伸びが多くなるよう編成されていること、及びこ
の横方向への伸びを数コース毎に挿入されている直線状
のモノフイラメント糸3によって止めていることを特徴
とするものである。
これを更に詳しく説明すると、例えば350テ゛ニール
のポリオレフィンモノフィラメント糸を通称9寸、針数
218本の台丸機を用いて総針組織によって1インチ平
方内の縦方向の糸(W)が約14本(7ゲージ)に対し
横方向の糸(C)が11本(縦方向の糸より20%減)
になるよう調整し約4mm間隔毎に同じ<350テ゛ニ
ールのポリオレフィンモノフィラメントの直線状糸3を
挿入しながら編成する。
この編成は、上記台九機によって1目(1コース)2m
mとして、150(1回転で編まれる糸数、すなわち1
回転15段あまれる)とすれば4mm間隔に直線状糸を
挿入するので150の内50が直線状糸とすればよく、
この場合メリヤス編成は機械1回転で10段20mmが
編成され、3コース毎(4mm間隔)に直線状糸3が5
段挿入されることになる。
そして直線状糸3は袋の仕上り巾が例えば43cmの場
合にこれと同じ長さ43cnnを挿通するものである。
このようにして編成した生地を用いた玉葱袋は縦方向の
糸より横方向の糸が約り0%少ないため縦方向への伸び
が著しく少なくなり、これに対し横方向への伸びが大き
くなっている。
このような組織に対し前記のように袋の幅と同じ長さの
直線状糸3が横方向へ挿通張設されるので、玉葱を20
kg収納しても編目の横方向への伸びは直線状糸3によ
って完全に止められ、直線状糸3の張設により縦方向に
伸びられないように編目と編目の間を担って天秤棒の機
能を持せるとともに、袋の幅を維持することが可能であ
る。
又縦方向への伸びも80cm長さの袋において約2〜3
cm程度に止めることができ、中身を入れた場合には直
線状糸3がさらに天秤棒的機能を一層よく発揮して縦方
向への伸びを止めることができて、従来の伸び率の圭以
下であった。
日付は45 gで従来の50 gのものに比し約1割日
付が軽くなり経済性においてもすぐれている。
なお縦横の糸本数の関係は上記実施例では1インチ平方
当り縦14本、横11本であるが14本:10本(25
%減)あるいは14本:12本(15%減)の範囲内で
は前記実施例と大差ない良好な結果が得られた。
しかし縦方向の糸と横方向の糸が14本:13本でほぼ
その本数が等しい場合には4mm間隔に直線状を挿通し
ても玉葱20 kgを収納すれば横方向への伸びは止め
得たが縦方向へは約10%以上の伸びが生じ使用上難点
があった。
また縦方向の糸と横方向の糸を14本:9本(35%減
)にして編成し、直線状糸を5mm間隔に挿通した場合
は、組織自体の横方向への伸びが著しいうえ直線状糸の
間隔があらいため編み口を支えきれず縦方向に対しても
直線状糸の効果は認められず縦横方向への伸びが共にひ
どくなった。
なお直線状糸3を2mm間隔、すなわち毎コースに挿通
したものにあっては前記と同じ台九機で1目2mmとす
れば150の内直線状糸が70となり1回転7段14m
mLか編まれないことになり、伸びは止まるが目付が1
割程度重くなり経済性において難点がある。
従って本考案にあっては、使用糸はポリオレフィン等の
モノフィラメント糸であり横方向の糸の本数が縦方向の
糸の本数より10〜b つ約4mm間隔中心に前記と同じ糸の直線状糸を挿通し
た場合が縦横の伸びが充分規制できるとともに最も経済
性のよい袋が得られる。
すなわち普通に編成された丸編みメリヤス生地の場合、
単位面積当りの横方向の糸の本数と縦方向の糸の本数は
ほは゛等しくなることが知られている。
これに対しこの考案の玉葱袋1の生地は、横方向の糸の
本数を縦方向の糸の本数より10〜b少なくして度目を
粗くした丸編みメリヤス生地であるため、モノフィラメ
ント糸2のニードルループは、普通に編成された丸編み
メリヤス生地のニードルループの場合よりも細長く形成
されることになり、そのため縦方向への伸びが普通に編
成された丸編みメリヤス生地の場合よりも著しく少ない
反面、横方向への伸びはかなり大きいものとなるのが、
この横方向の伸びを数コースごとにモノフィラメント糸
3を直線状に挿入することによって規制し、これによっ
て縦方向および横方向共に伸びにくい構成となしたもの
である。
そしてこの考案によると、袋1を形成する生地は、横方
向の糸の本数を縦方向の糸の本数より少なくして度目を
粗くしているために、普通に編成された丸編みメリヤス
生地の場合に比べ糸の使用量を節約できることになり、
その分生地が安価となるので経済性がよいことになるも
のである。
なお上記した縦方向及び横方向の糸の本数の関係をゲー
ジと度目との関係によって見ればほぼ次のようになる。
1インチについて7ゲージの場合 たア よと ゲージ(糸車数)度 目 (糸車数) 7 (14本)1.6倍 (11,2本)7 (
14本)1.7倍 (11,9本)7 (14本)
1.8倍 (12,6本)1インチについて6.5ゲ
ージの場合 たて よこ ゲージ (糸車数) 度 目 (糸車数)6.5
(13本)1.6倍 (10・4本)6.5 (13
本)1.7倍 (11,0本)6.5 (13本)1
.8倍 (11・7本)従って本願考案におけるゲージ
と度目の関係はゲージに対し度目を1.7倍中心にして
おくことが必要である。
本願考案において使用するポリオレフィン等のモノフィ
ラメント糸は20 kg玉葱袋の場合例えば200〜6
00デニールのように非常に幅ひろく使用でき、又直線
状糸は300テ゛ニールより太い糸が望ましく編地用糸
と直線状糸を同じ太さにする場合のほか、編地の使用糸
を細くして直線状を太くすることにより本考案の目的を
充分達成することができるので経済的である。
この考案は上記のような構成よりなるものであるから縦
伸びは、もともと編成において極めて少くなるようにし
ており、また横伸びは数コース毎に挿通張設した直線状
糸がその長さ以上に横方向へ伸びないように編目を支え
るので横方向への伸びをほとんど完全に止めることが可
能となる。
さ8こ挿通直線状糸は各ウエールを横断して張設されて
いるので縦方向の伸びを規制するにも一層の効果がある
とともに、ニードルループにいわゆるランを生じた場合
にもウエールを横断して挿通されている直線状糸によっ
て阻止することができる。
従って使用時には形部れを来たすおそれがなく取扱、輸
送等にも極めて便利でありしかも通気性、透視性、クッ
ション性等メリヤス生地の特性を何ら阻害することなく
上記の効果をあげ得て効果の高いものである。
またこの考案の玉葱袋は縦方向及び横方向への伸びが上
記のように極めて少なく、玉葱袋の伸びの規制に対する
要望は完全に達成され得たということができる。
しかもこの考案の玉滋袋は、生地を構成する糸の使用量
を節約できるので、生地が安価に得られることになり、
経済性においてもすぐれたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の玉葱袋の斜視図、第2図は第1図の
玉葱袋の生地の一部を示す平面図、第3図は第2図の一
部拡大図である。 なお図において直線状糸3は横方向の糸と区別するため
幾分太く表わしている。 図中 1・・・・・・玉葱袋、2・・・・・・玉葱袋を
編成するポリオレフィン等のモノフィラメント糸、3・
・・・・・ポリオレフィン等のモノフィラメントの直線
状糸、W・・・・・・縦方向の糸、C・・・・・・横方
向の糸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ポリオレフィン等のモノフィラメント糸をもって横方向
    の糸の本数を縦方向の糸の本数より10〜b 小く、横方向への伸びが大きくなるよう編成するととも
    に数コース毎に前記と同じモノフィラメント糸を直線状
    に挿入してなる丸編みメリヤス生地をもって袋体に形成
    したことを特徴とする玉葱袋。
JP1976097855U 1976-07-22 1976-07-22 玉葱袋 Expired JPS591950Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976097855U JPS591950Y2 (ja) 1976-07-22 1976-07-22 玉葱袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976097855U JPS591950Y2 (ja) 1976-07-22 1976-07-22 玉葱袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5317510U JPS5317510U (ja) 1978-02-15
JPS591950Y2 true JPS591950Y2 (ja) 1984-01-19

Family

ID=28708209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976097855U Expired JPS591950Y2 (ja) 1976-07-22 1976-07-22 玉葱袋

Country Status (1)

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JP (1) JPS591950Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924619U (ja) * 1972-06-05 1974-03-02
JPS5324813Y2 (ja) * 1973-09-07 1978-06-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5317510U (ja) 1978-02-15

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