JPS5919477Y2 - 放送受信機 - Google Patents
放送受信機Info
- Publication number
- JPS5919477Y2 JPS5919477Y2 JP17581378U JP17581378U JPS5919477Y2 JP S5919477 Y2 JPS5919477 Y2 JP S5919477Y2 JP 17581378 U JP17581378 U JP 17581378U JP 17581378 U JP17581378 U JP 17581378U JP S5919477 Y2 JPS5919477 Y2 JP S5919477Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- output
- signal processing
- earthquake
- wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、既存の放送受信機の検波回路の後段に地震
発生信号処理部を設けて、地震発生時、送信局からの通
常信号に、これに重畳して送信される地震振動波の変調
波が存在しているときに、ガスバルブその他の機器の動
作の停止制御などを可能にした放送受信機に関する。
発生信号処理部を設けて、地震発生時、送信局からの通
常信号に、これに重畳して送信される地震振動波の変調
波が存在しているときに、ガスバルブその他の機器の動
作の停止制御などを可能にした放送受信機に関する。
第1図は従来より一般に知られている放送受信機の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
この第1図において、1はアンテナであり、アンテナ1
で受信された放送信号は高周波増幅、局部発振、混合部
を含めた高周波部2に導入され、そこで沖間周波信号が
得られる。
で受信された放送信号は高周波増幅、局部発振、混合部
を含めた高周波部2に導入され、そこで沖間周波信号が
得られる。
この中間周波信号は中間周波増幅部3で増幅された後、
検波部4に送られて検波され、音声信号が取り出される
。
検波部4に送られて検波され、音声信号が取り出される
。
この音声信号は音声増幅部5で増幅され、さらに、電力
増幅部6で電力増幅された後、スピーカ7を駆動し、ス
ピーカから音声を発生する。
増幅部6で電力増幅された後、スピーカ7を駆動し、ス
ピーカから音声を発生する。
このような従来の放送受信機では、防災用の地震発生信
号を処理する回路は放送受信機自身に内蔵しているもの
がなかった。
号を処理する回路は放送受信機自身に内蔵しているもの
がなかった。
そのため、初期微動時期を自動検出して、ガスバルブの
閉鎖や、石油ストーブ燃焼停止を振動の大きい本震の前
に行なわせることが安価にできないと云う欠点があった
。
閉鎖や、石油ストーブ燃焼停止を振動の大きい本震の前
に行なわせることが安価にできないと云う欠点があった
。
この考案は、地震が発生したときの地震振動を放送局側
で検知し、その地震振動波が設定値を越えた時の地震振
動波を変調波として放送局より通常の送信信号と同時に
送信する前提に基づいてなされ、かつ上記従来の欠点を
除去するためになされたもので、既存の放送受信機に地
震発生信号処理回路を設けて、防災、人命救助に貢献で
きる放送受信機を提供することを目的とする。
で検知し、その地震振動波が設定値を越えた時の地震振
動波を変調波として放送局より通常の送信信号と同時に
送信する前提に基づいてなされ、かつ上記従来の欠点を
除去するためになされたもので、既存の放送受信機に地
震発生信号処理回路を設けて、防災、人命救助に貢献で
きる放送受信機を提供することを目的とする。
以下、この考案の放送受信機の実施例について図面に基
づき説明する。
づき説明する。
第2図はその一実施例を示すブロック図である。
この第2図において、重複説明を避けるために、第1図
と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、第
1図とは異なる部分を重点的に述べることにする。
と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、第
1図とは異なる部分を重点的に述べることにする。
この第2図と第1図とを比較しても明らかなように、第
2図では、第1図における検波部4と音声増幅器5との
間に、地震発生信号処理部8が設けられているのが、第
1図とは異なるものである。
2図では、第1図における検波部4と音声増幅器5との
間に、地震発生信号処理部8が設けられているのが、第
1図とは異なるものである。
すなわち、この第2図より明らかなように、検波部4の
後段に地震発生信号処理部8が接続され、その出力は音
声増幅器50入力端に接続されている。
後段に地震発生信号処理部8が接続され、その出力は音
声増幅器50入力端に接続されている。
また、地震発生信号処理部8の出力端子9は放送受信機
自体に設けられている。
自体に設けられている。
この出力端子9にはガスバルブの設備機器(図示せず)
あるいは石油ストーブの燃焼停止装置などに接続するよ
うになっている。
あるいは石油ストーブの燃焼停止装置などに接続するよ
うになっている。
このように、地震発生信号処理部8を設けることにより
、この地震発生信号処理部8によって、地震のP波、つ
まり、粗密波が設定値を越えた時点で送信されてきた変
調波を検波再生した信号を処理することにより、1秒程
度以内の遅れ時間内に、出力端子9からの信号で、図示
しないリレーのb接点を開放するように作動する。
、この地震発生信号処理部8によって、地震のP波、つ
まり、粗密波が設定値を越えた時点で送信されてきた変
調波を検波再生した信号を処理することにより、1秒程
度以内の遅れ時間内に、出力端子9からの信号で、図示
しないリレーのb接点を開放するように作動する。
このb接点を開放させることにより、直下地震の場合、
地下40 km程度の震源の場合、地震のP波とS波の
時間差は約5秒のため、5秒間でエレベータを最寄階に
着床させたり、ガスの元栓を自動的に閉鎖させることが
安価にできる。
地下40 km程度の震源の場合、地震のP波とS波の
時間差は約5秒のため、5秒間でエレベータを最寄階に
着床させたり、ガスの元栓を自動的に閉鎖させることが
安価にできる。
これにともない、人命救助、安全性の増大をはかること
ができる。
ができる。
第3図はこの考案の放送受信機における上記地震発生信
号処理回路8の詳細な構成の一実施例のブロック図であ
り、この第3図では2チヤンネルの場合を示している。
号処理回路8の詳細な構成の一実施例のブロック図であ
り、この第3図では2チヤンネルの場合を示している。
この第3図において、10は第1フイルタであり、第2
図における検波部4の出力端に接続されている。
図における検波部4の出力端に接続されている。
第1フイルタ10は検波部4で中間周波信号を検波して
得られた音声信号のうち、特定の単一周波数の音声正弦
波に対応するもので゛ある。
得られた音声信号のうち、特定の単一周波数の音声正弦
波に対応するもので゛ある。
この第1フイルタ10の出力端は第1積分回路11の入
力端に接続されている。
力端に接続されている。
第1積分回路11の出力端は整流回路12の入力端に接
続されている。
続されている。
整流回路12の出力はアンド回路13の第1の入力端に
放出するようになっている。
放出するようになっている。
かくして、第1フイルタ10、第1積分回路11.整流
回路12により第1チヤンネルが構成されている。
回路12により第1チヤンネルが構成されている。
全く同様にして、検波部4から得られた音声信号のうち
、特定の音声正弦波に対応する第2のフィルタ10 a
の入力端が検波部4の出力端に接続されている。
、特定の音声正弦波に対応する第2のフィルタ10 a
の入力端が検波部4の出力端に接続されている。
第2フイルタ10 aの出力端は第2積分回路11 a
の入力端に接続されており、この第2積分回路11 a
の出力端は整端回路12 aの入力端に接続されている
。
の入力端に接続されており、この第2積分回路11 a
の出力端は整端回路12 aの入力端に接続されている
。
整流回路12 aの出力はアンド回路13の第2の入力
端に供給するように構成されている。
端に供給するように構成されている。
かくして、第2フイルタ10a、第2積分回路11a、
整流回路12aとにより、第2チヤンネルが構成されて
いる。
整流回路12aとにより、第2チヤンネルが構成されて
いる。
上記アンド回路13の出力はトランジスタリレー14に
供給するようになっている。
供給するようになっている。
このトランジスタリレー14の出力は出力端子9に供給
するように構成されている。
するように構成されている。
一方、第4図aないし第4図dはそれぞれ第3図に示し
た地震発生信号処理回路の動作を設問するための各部の
信号波形を示すものであり、第4図aは検波部4の出力
e1、第4図すは第1積分回路11の出力e3、第4図
Cは整流回路12の出力e4、第4図dはトランジスタ
リレー14の出力接点のオン、オフの信号を示している
。
た地震発生信号処理回路の動作を設問するための各部の
信号波形を示すものであり、第4図aは検波部4の出力
e1、第4図すは第1積分回路11の出力e3、第4図
Cは整流回路12の出力e4、第4図dはトランジスタ
リレー14の出力接点のオン、オフの信号を示している
。
いま、第4図aに示すような検波部4で得られた音声信
号が第1フイルタ10、第2フイルタ10aにそれぞれ
供給される。
号が第1フイルタ10、第2フイルタ10aにそれぞれ
供給される。
この音声信号に対して、第1フイルタ10、第2フイル
タ10 aはそれぞれ単一音にした信号を抽出し、第1
積分回路11.第2積分回路11 aに送られる。
タ10 aはそれぞれ単一音にした信号を抽出し、第1
積分回路11.第2積分回路11 aに送られる。
これにより、第1フイルタ10、第2フイルタ10 a
の出力はそれぞれ第1積分回路11.第2積分回路11
aにより積分され、第1積分回路11の出力端には第
4図aに示すような出力e3を発生する。
の出力はそれぞれ第1積分回路11.第2積分回路11
aにより積分され、第1積分回路11の出力端には第
4図aに示すような出力e3を発生する。
第4図では第2チヤンネルの系統の信号は示されていな
いが、第1チヤンネルの系統に対応している。
いが、第1チヤンネルの系統に対応している。
第1積分回路11.第2積分回路11 aはそれぞれ瞬
時外乱を除去するためのものである。
時外乱を除去するためのものである。
この第1積分回路11.第2積分回路11 aの出力は
整流回路12,12 aでそれぞれ整流され、整流回路
12の出力端には第4図Cに示すような出力e4を発生
する。
整流回路12,12 aでそれぞれ整流され、整流回路
12の出力端には第4図Cに示すような出力e4を発生
する。
この整流回路12.12 Hの出力はそれぞれアンド回
路13の第1の入力端、第2の入力端に供給されるわけ
であるが、両整流回路12.12 Hの出力が現われた
ときのみ、つまり、2つの変調波が同時に発生するとき
のみ、アンド回路13が出力し、誤動作を防止するよう
に配慮している。
路13の第1の入力端、第2の入力端に供給されるわけ
であるが、両整流回路12.12 Hの出力が現われた
ときのみ、つまり、2つの変調波が同時に発生するとき
のみ、アンド回路13が出力し、誤動作を防止するよう
に配慮している。
このアンド回路13の出力はトランジスタリレー14に
供給し、このトランジスタリレー14を駆動する。
供給し、このトランジスタリレー14を駆動する。
トランジスタリレー14が駆動されることにより、その
b接点が開放される。
b接点が開放される。
すなわち、検波部4の出力が発生した時間t1からトラ
ンジスタリレー14が駆動する時間t2に至ると、この
b接点が開放される。
ンジスタリレー14が駆動する時間t2に至ると、この
b接点が開放される。
このようにして、b接点が閉成(オン)から開放(オフ
)することにより、上述のガスの元栓の閉鎖やエレベー
タの最寄の階の着床制御を行なうことができるものであ
る。
)することにより、上述のガスの元栓の閉鎖やエレベー
タの最寄の階の着床制御を行なうことができるものであ
る。
なお、適用される放送受信機は中波、短波ラジオ受信機
、FM受信機、テレビ音声多重受信機などの放送受信機
全般に適用されるのは云うまでもない。
、FM受信機、テレビ音声多重受信機などの放送受信機
全般に適用されるのは云うまでもない。
以上のように、この考案の放送受信機によれば、既存の
放送受信機の検波部の後段に地震発生信号処理回路を設
けるとともにその出力端子を内蔵させ、特殊な変調波に
対応して信号処理を行なうようにしたので、地震P波に
同期してガスバルブなどの設備機器の動作を停止するこ
とができ、本震のS波発生時に被害をくいとめることが
でき、さらに地震発生信号処理回路では、複数の変調波
を検出する回路構成とし、この複数の変調波が存在した
とき設置機器動作のための信号を送出する方式としたの
で、装置の誤動作を防止できる。
放送受信機の検波部の後段に地震発生信号処理回路を設
けるとともにその出力端子を内蔵させ、特殊な変調波に
対応して信号処理を行なうようにしたので、地震P波に
同期してガスバルブなどの設備機器の動作を停止するこ
とができ、本震のS波発生時に被害をくいとめることが
でき、さらに地震発生信号処理回路では、複数の変調波
を検出する回路構成とし、この複数の変調波が存在した
とき設置機器動作のための信号を送出する方式としたの
で、装置の誤動作を防止できる。
したがって、人命救助、安全性増大を自動化することが
できる。
できる。
第1図は従来の放送受信機のブロック図、第2図はこの
考案の放送受信機の一実施例の構成を示すブロック図、
第3図は同上実施例における地震発生信号処理回路の詳
細な構成を示すブロック図、第4図aないし第4図dは
それぞれ第3図の動作を説明するための各部の波形図で
ある。 1・・・・・・アンテナ、2・・・・・・高周波部、3
・・・・・・中間周波増幅部、4・・・・・・検波部、
5・・・・・・音声増幅部、6・・・・・・電力増幅部
、7・・・・・・スピーカ、8・・・・・・地震発生信
号処理回路、9・・・・・・出力端子、10・・・・・
・第1フイルタ、10a・・・・・・第2フイルタ、1
1・・・・・・第1積分回路、11 a・・・・・・第
2積分回路、12,12 a・・・・・・整流回路、1
3・・・・・・アンド回路、14・・・・・・トランジ
スタリレー。 なお、図中同一符号は同一部分または相当部分を示す。
考案の放送受信機の一実施例の構成を示すブロック図、
第3図は同上実施例における地震発生信号処理回路の詳
細な構成を示すブロック図、第4図aないし第4図dは
それぞれ第3図の動作を説明するための各部の波形図で
ある。 1・・・・・・アンテナ、2・・・・・・高周波部、3
・・・・・・中間周波増幅部、4・・・・・・検波部、
5・・・・・・音声増幅部、6・・・・・・電力増幅部
、7・・・・・・スピーカ、8・・・・・・地震発生信
号処理回路、9・・・・・・出力端子、10・・・・・
・第1フイルタ、10a・・・・・・第2フイルタ、1
1・・・・・・第1積分回路、11 a・・・・・・第
2積分回路、12,12 a・・・・・・整流回路、1
3・・・・・・アンド回路、14・・・・・・トランジ
スタリレー。 なお、図中同一符号は同一部分または相当部分を示す。
Claims (1)
- 中波、短波ラジオ受信機、FMラジオ受信機、テレビ音
声多重受信機において、検波回路の後段に地震発生時、
送信局からの通常信号にこれに重畳して送信される地震
振動波を処理する地震発生信号処理回路を設け、この地
震発生信号処理回路を、検波回路の出力より特定周波数
の信号を抽出する複数のフィルタと、この各フィルタの
出力を各別に積分する複数の積分回路と、この各積分回
路の出力を各別に整流し上記フィルタおよび積分回路と
ともに複数のチャンネルを形成する複数の整流回路と、
この各整流回路の出力の論理積により動作し設置機器動
作のための信号を送出する手段とから構成したことを特
徴とする放送受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17581378U JPS5919477Y2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | 放送受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17581378U JPS5919477Y2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | 放送受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5593145U JPS5593145U (ja) | 1980-06-27 |
JPS5919477Y2 true JPS5919477Y2 (ja) | 1984-06-05 |
Family
ID=29183737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17581378U Expired JPS5919477Y2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | 放送受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919477Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-22 JP JP17581378U patent/JPS5919477Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5593145U (ja) | 1980-06-27 |
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