JPS59194709A - カ−ペツト置敷施工方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカーペット置敷施工方法に関する。

従来より、カーペットの施工方法として、床にクッショ
ン材を敷き、この上面にカーペットを貼着して引き伸ば
し、その周縁端部をエッチの針に引掛けて、カーペット
の伸びを防止する方法（クリッパー法）、また床に接着
剤を塗布し、カーペットとクッション材を複合した製品
を貼り合わせてカーペットの伸びを防止する法くビール
アップ法）等が知られている。

しかしながら、前者はカーペラ１〜敷設の際にカーペッ
トの引き伸ばしの熟練技術を必要とし、加工賃が高くな
ると云う欠点がある。また固定に使用しているビンが表
に出る危険性がある。

後者は簡単に施工できるので加工賃が安価であるが、カ
ーペットとクッション材を複合するために運賃、加工賃
が高くつくという難点がある。またカーペットの貼替時
に床面から剥がす場合に、クッション材が例えば発泡シ
ートの場合は表皮強度が弱いため発泡シートが破壊され
て床面に残り易いという欠点があった。

本発明は上記の従来の問題点を解消し、種々の特性に優
れたカーペット−敷施工方法を提供することにある。

すなわち本発明のカーペット置敷施工方法は、繊維質シ
ートと高弾性シートとを積層させた伸び収縮のない複合
シーＩ・を床面に置敷し、この複合シー１〜の上面にカ
ーペットを貼り合わせることを特徴とする。

以Ｆ本発明をその一実施例を示す図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明の力〜ペラ１〜置敷施工方法の一実施例
を示ず断面図、第２図および第３図は本発明に使用する
複合シートの一例を示す断面図である。

図において、符号１は８弾１リシ−１〜２に繊′Ｍ、質
シート３を積層した伸び収縮のない複合シー１〜である
。しかし−Ｃ本発明において複合シート１は高弾性シー
ト２の片面あるいは上下両面または中間に繊組Ｖ（シー
ト３を積層された構造となっている。

そして複合シー１〜１には、上面に積層した繊維質シー
ト３を残しＣ１高６ｒｌ性シ一ト２下面の繊維質シート
３まであるいは２枚の高弾性シート２の間に繊維質シー
ト３を積層してなる複合シート１にあっては高弾性シー
ト２の表面から裏面に貫通する多数の貫通孔４が穿設さ
れている この複合シート１は上記の構造を有することにより温度
６０℃で伸び収縮が１０％以下の伸び収縮のないクッシ
ョン材とする。

本発明は第１図に示すように上記の複合シート１を床面
５に多数並べて置敷ザる。この場合複合シート１と床面
５は接着されていない。この多数の複合シート１を置敷
後、複合シート１の」−面にカーペット５を固定する接
着剤６を塗布する。しかる後にカーペット５を貼着しち
てカーペットを置敷施工する。

第２図および第３図は複合シート１の一例を示すもので
ある。第２図に示すように、ｌｊＪ　Ｉｆｆｆｆ−ト３
を高弾性シート２の上下両面に積層してもよいし、ある
いは第３図に示すように、高弾性シート２の間に繊維質
シート３を挾み込むように積層した構造としてもよい。

この場合にあっても繊維質シート３を高弾性シート２の
上面に積層しである。このように高弾性シート２の上面
に繊維質シー１〜３を積層することにより複合シート１
ば温度６０″Ｃで゛伸び収縮が１０％以下の伸び収縮の
ないクッション材とすることができる。

繊維質シー１〜３を高弾性シート２の両面に積層した場
合には、高弾性シーｊへ２の表面強度、特に引張強度が
向上する。また２枚の高弾性シート２の間に積層した場
合には、上記に加え更に寸法安定性の良好な複合シート
１が得られる。

なＪ３、この場合には高弾性シー１−２の外側に繊維質
シー１〜３例えばクラフト紙のような補強層を貼着した
場合更に伸び収縮が少なく寸法安定性が向上する。

ざらに高弾性シート２には上面に積層した繊維質シート
３を残して高弾性シート２の下面の繊維質シー１〜３ま
であるいは２枚の高弾性シート２の間に積層してなる複
合シートあっては、高弾性シート２の表面から裏面に貫
通する多数の貫通孔４をニードルパンチ等により穿設す
るのが好ましい。

このように上面に積層したＭ維質シート３に貫通孔４を
設けないのは、カーペット５を接着する際の接着剤６が
貫通孔４に侵入して貫通孔４を閉鎖するのを防止するこ
とにある。

貫通孔４の径は３．０祁以下が好ましく、密度は１　Ｃ
Ｔ／当り３０個以下設けることが好ましい。貫通孔４の
径が大きすぎたりあるいは密度が高いと強度やクッショ
ン性が低下するので好ましくない。

また貫通孔４の密度が小さいと貫通孔を段【プた効果が
ほとんど見られない。

本発明で使用する繊維質シート３としては織布、不織布
またはクラフト紙等の紙等が好ましい。

繊維質シート３の表面に塗布もしくは内部に防虫剤を含
浸させて防虫効果をイ」与することもできる。防虫剤と
しては、ピレトリン、デリス剤、ニコチン剤、松脂合剤
、機械油乳剤、ＤＤＴ、ＢＨＣ１アルドリンのような塩
素系防虫剤、ＴＥＰＰ。

パラチオン、ＥＰＮ、マラチオンのような有機リン剤、
およびナフタリン等があり、いずれも適当な濃度の溶液
にして用いられる。

また高弾性シート２としては、フェルトあるいはボリエ
ヂレン、ポリプロピレン、Ｊチレンを主成分とする共重
合体等からなる独立気泡のオレフィン系合成樹脂発泡シ
ートが好適であり、これらは通常接着剤を用いＣ前記防
虫剤が表面に塗布もしくは内部に含浸された繊維質シー
ト３と接合されている。

以上のように構成される本発明においては、接着は現場
でカーペットと複合シートのみを接着すればよく床面と
複合シートは接着しないので接着剤は少量で済み、床面
からカーペットの貼替時に容易に引き剥がすことができ
る。

ざらに複合シートに多数の貫通孔を設けた構造のものに
おいては、高弾性シートがへこむような重い物を長時間
おいても、その物を取除けば貫通孔に空気が速やかに入
り込みへたり現象が生じない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のカーペット置敷施工方法の一実施例を
示り断面図、第２図および第３図は本発明に使用する複
合シートの一例を示す断面図であ１・・・・・・・・・
・・・複合シート２・・・・・・・・・・・・高弾性シ
ート３・・・・・・・・・・・・ｍ維質シート４・・・
・・・・・・・・・貫通孔 ５・・・・・・・・・・・・カーペット６・・・・・・
・・・・・・接着剤 出願人　積水化学工業株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）繊維質シートと高弾性シートとを積層させた伸び
   収縮のない複合シートを床面に置敷し、該複合シートの
   上面にカーペットを貼合せることを特徴とするカーペッ
   ト置敷施工方法。 （２ＮＩＭ質シートがクラフト紙である特許請求の範囲
   第１項記載のカーペット置敷施工方法。 （３）高伸性シートがフェルトである特許請求の範囲第
   １項記載のカーペット置敷施工方法。 （４）高弾性シートが独立気泡のポリオレフィン系合成
   樹脂発泡シートである特許請求の範囲第１項記載のカー
   ペット置敷施工方法。 （５）高弾性シー１〜が、その表面から裏面に貫通ずる
   多数の貫通孔を設けたものである特許請求の範囲第１項
   記載のカーペット置敷施工方法。