JPS59193204A - フレ−ク状非晶質金属の製造方法および装置 - Google Patents

フレ−ク状非晶質金属の製造方法および装置

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JPS59193204A
JPS59193204A JP6518983A JP6518983A JPS59193204A JP S59193204 A JPS59193204 A JP S59193204A JP 6518983 A JP6518983 A JP 6518983A JP 6518983 A JP6518983 A JP 6518983A JP S59193204 A JPS59193204 A JP S59193204A
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roll
cooling body
amorphous
amorphous metal
metal
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Shuji Moriuchi
森内 修二
Kiyoshi Sumikawa
澄川 喜義
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フレーク状の非晶質金属の製造方法およびそ
の製造装置に関する。
ここでフレーク状とは、厚さに対して長さ又は巾が約1
0倍以上の平板状を指す。フレークの厚さ、長さおよび
巾は後述の如く制御可能なものであり、とくに限定する
必要はないが、本発明の理解を容易にするため一例を示
せば、長さ2mm。
巾11、厚さ0.03 mmの如きものが挙げられる。
非晶質金属は、従来の結晶性金属にはない種々の特性を
有しており、広範囲の用途にその応用が期待されている
。このような非晶質金属の製造方法には、目的とする非
晶質金属の組成、性能、用途に応じて種々の方法がすで
に公知となっている。
このうち、フレーク状の非晶質金属の製造方法としては
、(1)遠心法、双ロール法、単ロール法などの公知方
法によって、まずテープ状の非晶質金属を作製し、これ
を部分的に加熱して結晶化させ、結晶部分が非晶部分よ
りも脆性であることを利用して機械的に切断してフレー
ク状にする方法、(11)高速回転する冷却体ロールの
表面の一部に熱伝導度が冷却体材質より低い物質を塗布
し、塗布面に接する金属が結晶化しやすいことを利用し
て、連続的に定尺の非晶質金属を得る方法(特開昭57
−22854)などが知られている。
しかし、(1)の方法では、一度作製したテープに部分
的加熱および機械的切断という新たな工程が必要である
こと、また(11)の方法では連続的に一工程でフレー
ク状非晶質金属が得られるという利点はあるものの、塗
布物質が油性の耐熱塗料など耐熱に優れたものであって
も、高熱の金属熔溶体に接するため揮散しやすく、長時
間の運転ができない、などの問題を有していた。
一方、金属などの熔融物質から直接薄片粒子を形成させ
る方法としては、特開昭54−60262、同54−1
57763などの方法が知られている。とくに後者の公
報には、該方法が非晶質金属の製造に適用であるであろ
うとの期待が表明されている。
−しかし、本願発明者は実際にこれらの方法を非晶質金
属の製造に種々試みたが、得られたのは団塊状の結晶質
である場合が多く、時にフレーク状になっても、ロール
表面上の形状による冷却不足のためか1.殆んど結晶性
を有し、本願発明の目的には全く有効でないことが分が
った。
本発明者らは、上記の種々の問題を解決し、フレーク状
非晶質金属を能率よく連続的に製造する方法を種々検討
した結果、本発明を完成させることができた。
すなわち本発明は、 (1)高速回転する冷却体の表面に熔融金属を噴出する
ことにより非晶質金属を製造する方法において、該表面
上に回転軸を平行かつ相互に不連続な溝を設けた冷却体
を使用することを特徴とするフレーク状Jト品質金属の
製造方法、を方法発明とし、 (2)高速回転する冷却体の表面に熔融金属を噴出する
ことにより非晶質金属を製造する装置において、該表面
上に回転軸と平行かつ相互に不連続な溝を設けた冷却体
を有することを特徴とするフレーク状非晶質金属製造装
置、を装置発明とする。
本発明を適用できる非晶質金属の合金組成は、用途、性
能および非晶質になりやすさなどによって無数あり、そ
の範囲を特定することは無意味かつ不可能であるが、一
般にロール法、遠心法などによりテープ状の非晶質金属
とすることができるもの、あるいはキャビテーション法
により粉末状非晶質金属とすることができるものなどに
は適用可能である。これらの組成を例示すれば、”78
B12S110’ Pd80Si20・Ni40F84
0B20’C075B10”” 15、N178B14
Si8飄Cu4oAg4oGθ20’Cu50T150
’ ”90zr10’ F860MO20C18などを
挙げることができる。
本発明において、冷却体の表面に設けられた溝は回転軸
と平行であることが必要である。平行でなければフレー
ク端形状が不規則となるからである。但し、ここで平行
とは厳密な平行を意味せず、本願発明の効果を失わない
範囲で回転軸に対し若干平行でないものも含まれる。
また、冷却体の表面に設けられた溝は、相互に不連続で
あることを要する。連続の場合は、塊状。
となり易く、また非晶質化が困難となり、本発明の効果
を発揮することができないからである。
この場合において、冷却体表面の回転方向における各連
続周面長さをlA、溝による不連続周面長さをaB1溝
の深さを丘とすると、4Aが約1ないし約15mm程度
の場合、h/lAの好ましい範囲は約0.0’ 20な
いし約0.045、特に好ましくは約0.025ないし
約0.040であり、またらの好ましい範囲は約0.0
3ないし約0.6 mmである。4Bやhの好ましい範
囲は、ロールの径が約100mm以上であれば、ロール
の径が1mを超えるような大きなものでもない限りロー
ルの径による影響はあまり受けない。lAが上記範囲よ
り大きい場合においても、hおよびもはいずれも1mm
程度あればよい。
本発明の範囲において2冷却体表面に設けられた溝の形
状は任意である。溝の断面がU字形、7字形、○状・/
状、U状などでもよい。これらの溝の形状のうちでは、
7字形であることが溝の製作容易性などの点で好ましい
。この場合、7字の内角は45°以下であることが好ま
しい。
更に溝は、冷却体表面に1本以上設ければ、何本でも本
願発明の目的を達成できる。
以下、本発明を図によって説明する。なお、溝は説明の
都合上1字形に限った。
第1図は、本願発明の装置の要部を斜視図で示したもの
である。第2図は、該部分を冷却体の回転軸方向から見
た断面図であり、第6図は冷却体の一部を拡大した断面
図である。
非晶質金属の原料2はルツボ1の中で溶湯状態として貯
蔵する。ルツボ1は通常石英などで耐圧構造に製作され
ており、その上部は不活性気体等により加圧可能となっ
ており、圧力を制御することによってルツボ下部のノズ
ル孔から溶湯を高速回転する冷却体ロール乙の表面に噴
き出させる。
原料の加熱溶湯化は例えばルツボ1の外部にとりつけた
高周波誘導加熱装置によって行われる。冷却体6は通常
銅系又は鉄系などの材料で作られており、必要な場合は
ロール内部に設けられた水路により、非晶質金属の製造
中冷却される。冷却体ロール表面5には所定の間隔をあ
けて7字型の溝4が゛ロールの回転軸と平行に設けられ
ている。ルツボ1の下部ノズル孔から噴き出された溶湯
は、ロール表面5と接触して急冷され、非晶質状、態と
なる。
こうして得られる非晶質金属は、理論的には不明である
が冷却体表面5に設けられた溝4の作用により、テープ
状にはならず、切断されてフレーク状のもの6となって
、ロール表面5から飛び決る。更に驚くべきことに、フ
レーク6の飛散方向の長さは溝4の設けられている周面
上の間隔eAとほぼ同一にすることができることが分っ
た。すなわち、一定の厚さdおよび一定の長さeAをも
つフレーク6を得るには、一定のロールの周M V %
一定の大きさのノズル孔および一定の噴出圧、一定のら
において溝4の冷却体半径方向の深さhを変えることに
よって容易に達成できる。この場合、溝4の切り込み角
θ(7字形の内角〕は、前述の如<45°以下で本発明
の効果を奏す範囲内で小さい方が好ましい。
上述の如く、■、、h、βア、らおよびθなどを適当に
変えることによって、フレーク乙の長さと厚さは制御可
能であり、フレークの巾はノズル孔の大きさによって決
まるので、結局フレーク6の形状は任意に制御できる。
更に一つのロール表面で4A1ら、h等を変えることに
より、同時に種々の大きさの異なるフレーク状非晶質金
属を製造することもできる。
以上述べた如く、本願の方法および装置の発明により、
容易に能率よく、連続的にフレーク状非晶質金属を得る
ことができる。
以下、更に実施例によって本願発明を具体的に説明する
実 施 例 1および2 組成Fe79B16S:L5の合金を石英ルツボの中で
、温度1400°Cにて熔融させた。得られた溶湯をル
ツボ下部の直径約0.7mmのノズル孔より、噴出圧力
0.35 kg/art2にて周速19oomm/分で
回転している直径10cTnの常温の冷却体ロールの表
面に噴き出させた。ロール表面に、ロールの回転軸に平
行かつ所定の間隔eA毎に、所定の深さh、不連続周面
長さeBおよび内角45°をもつ7字溝を設けておいた
ところ、4A1らおよびhにより、得られた合金の形状
および性状は表1の通りであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の装置要部の斜視図。 第2図は本願発明の装置要部の断面図。 第6図は冷却体(ロール)表面の拡大断面図。 1・・・るつぼ     2・・・熔融金属5・・・冷
却体(ロール) 4・・・冷却体表面の溝5・・・冷却
体表面 6・・・フレーク状非晶質金属 出願人  三井石油化学工業株式会社 代理人  山  口     和 手続補正書(自発) 昭和ぷビ年り月、2乙日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 2、発明の名称 フレーク状非晶質金属の製造方法および装置3 補正を
する者 特許出願人 (588)三井石油化学工業株式会社 4代理人 〒100 6 補正の内容 (1)明細書5ペ一ジ5行目に「これらの組成」とある
のを「これらの組成」に補正する。 (2)明細書11ペ一ジ表1、実施例1および実施例2
について、「得られた合金の形状」の欄中、「長さ約0
.03 mm Jとあるのをそれぞれ「厚さ約0−05
mmjに補正する。 以  」二

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高速回転する冷却体の表面に熔融金属を噴出する
    ことにより非晶質金属を製造する方法において、該表面
    上に回転軸と平行かつ相互に不連続な溝を設けた冷却体
    を使用することを特徴とするフレーク状非晶質金属の製
    造方法。
  2. (2)高速回転する冷却体の表面に熔融金属を噴出する
    ことにより非晶質金属を製造する装置において、該表面
    上に回転軸と平行かつ相互に不連続な溝を設けた冷却体
    を有することを特徴とするフレーク状非晶質金属の製造
    装置。
JP6518983A 1983-04-15 1983-04-15 フレ−ク状非晶質金属の製造方法および装置 Granted JPS59193204A (ja)

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CN103769597A (zh) * 2013-07-08 2014-05-07 湖南久泰冶金科技有限公司 一种规模化连续生产高品质非晶合金粉体材料的工艺和设备
CN113070480A (zh) * 2021-03-18 2021-07-06 中国科学院力学研究所 一种用于金属离心雾化制粉的带有扰动结构的转盘

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