JPS5919230Y2 - 多室用空気調和機の温度制御装置 - Google Patents

多室用空気調和機の温度制御装置

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JPS5919230Y2
JPS5919230Y2 JP14517278U JP14517278U JPS5919230Y2 JP S5919230 Y2 JPS5919230 Y2 JP S5919230Y2 JP 14517278 U JP14517278 U JP 14517278U JP 14517278 U JP14517278 U JP 14517278U JP S5919230 Y2 JPS5919230 Y2 JP S5919230Y2
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JP
Japan
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room
temperature
control device
unit
indoor
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JP14517278U
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JPS5561240U (ja
Inventor
昌利 辻井
富士男 村瀬
賢一郎 今須
晃久 高野
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、単一の室外ユニットに対して複数の室内ユニ
ットを連結し、各室内側々にあるいは複数の室内が同時
に空気調和できるように構成した多室用空気調和機にお
ける温度制御装置の改良に関するもので、−個所で各室
の温度が確認でき、しかもその場で各室の温度設定がで
きるようにすることを目的の一つとするものである。
従来、この種の多室用空気調和機の温度制御としては、
各室内にそれぞれに対応して温度制御装置を設けた構成
であった。
ところが、このような構成であると、現在入居している
室内においてはその温度を制御することはできるが、例
えば室内を移動する際には、一旦その運転を停止し、次
の室内へ入ってから空調運転を開始するとともに温度調
節をも行うことになり、予しめ冷房あるいは暖房が行え
ないことから不快感を与えていた。
またこれを解消するためには、移動に先がけてその室内
の空調運転を開始し、また温度調節すればよいが、これ
には当然わずられしさがともない、使い勝手が悪くて実
行されないものであった。
本考案は、上記従来の多室用空気調和機の温度制御装置
にみられる欠点を除去するものである。
以下、本考案をその一実施例を示す添付図面を参考に説
明する。
図において、1は室外側熱交換器、圧縮機および送風機
等(いずれも図示せず)をそれぞれ具備した室外ユニツ
) 、2,3.4はそれぞれA室、B室、C室に配設さ
れた室内ユニット、5は前記室外ユニット1と各室内ユ
ニツ) 2,3.4の間に設けられた弁装置で、室内ユ
ニット2,3.4にそれぞれ設けられた室内側熱交換器
(図示せず)と、前記室外側熱交換器、圧縮機および弁
装置5等によって多室用として周知の冷凍サイクルが構
成されている。
すなわち、前記弁装置5の開閉動作によって室外二二ッ
ト1を中心とした1:1、l:2、l:3の冷凍サイク
ル運転が行えるもので、この具体的な冷凍サイクル回路
構成についても周知であるため、図示ならびに説明を省
略する。
ここで、弁装置5については、各室内ユニット2.3.
4に対応した開閉弁であってもよいものである。
6.7は前記A室、B室に配設された室内ユニット2,
3の運転を制御する運転制御装置で、第2図に示す如く
、冷凍サイクル(室外ユニット1および弁装置5、室内
ファン等)の運転を制御する押ボタン式のスイッチ8,
9,10,11.12およびその室内の空調運転時間を
制御するタイマスイッチ13と、睡眠時に使用する睡眠
スイッチ14と、室内ファンの風量を調節する風量スイ
ッチ15と、室内温度を調節する温度スイッチ16と、
運転表示を行なう表示ランプ17をそれぞれ具備してい
る。
ここで、前記スイッチ8,9,10,11.12につい
て若干説明すると、スイッチ8は運転停止スイッチ、ス
イッチ9は室内ファンの送風スイッチ、スイッチ10は
冷凍サイクルを冷房あるいは暖房等に作動させる冷凍サ
イクルスイッチ、スイッチ11は急速に冷房あるいは暖
房等を行う急速スイッチ、スイッチ12は室内温度等に
関係なく冷凍サイクル、室内ファン等を連続運転させる
連続運転スイッチをそれぞれ示している。
18は前記冷凍サイクルおよび室内ファン等の運転時間
を調節する時間設定部で、運転時間をランプの点灯数で
表示する運転時間表示部19が設けられている。
20は前記運転制御装置6,7にそれぞれ設けられたイ
ンターホンである。
21は前記C室に設けられた集中式運転制御装置で、C
室はもちろん、前記A室、B室の運転開始と運転停止を
行う運転スイッチ22,23.24と、A。
B、C各室の運転の開始と停止を行う全室スイッチ25
と、A室、B室、C室の優先冷房あるいは暖房を設定、
解除する優先スイッチ26と、C室はもちろん、前記A
室、B室の温度が設定できる温度調節部27と、前記A
、B、C各室の温度を検出する温度検出装置(図示せず
)の信号を受けてその温度をランプの点灯数で表示する
とともに優先順位を示すランプを備えた室温表示部28
と、室外温度を室温表示部28のA、B、C各室のいず
れかを使用して表示するための室外温度スイッチ29と
、冷凍サイクルの能力をランプの点灯で表示する表示部
30と、室外ユニット1等を含む電源スィッチ31をそ
れぞれ備えている。
ここで、冷凍サイクルの能力制御として、本実施例では
圧縮機のモータを極数変換可能なものとし、室内ユニツ
) 2,3.4の運転台数に応じてモータの極数を切換
え、循環冷凍量を制御する構成を採用し、その詳細につ
いては周知であるため説明を省略する。
したがって、前記表示部30は極数表示となる。
32はC室の室内ファンの風量を制御する風量スイッチ
である。
33は前記A、B各室に設けられた運転表示装置6.7
の各インターホン20と対をなすインターホンで、これ
ら各インターホン20.32は基本的には従来周知の構
成でよく、ただ異なるところは、A室、B室個々に連絡
がとれるよう切換スイッチ34を設けているところであ
る。
上記構成において、A、B、C各室のいずれか一室を運
転する(1 : 1)場合について説明する。
ただし、電源は投入されているものとする。
A室もしくはB室からの運転開始操作は、第2図に示す
スイッチ8〜12を操作すればよく、またC室がらの場
合は運転スイッチ22,23.24のいずれがを操作す
ればよい。
さらに温度調節について、A室あるいはB室で行う場合
は、C室にある温度調節部27の設定温度にもとづいた
高め(+2℃)あるいは低め(2℃)の調節ができ、ま
たC室からは温度調節部27の操作によってA室、B室
についても任意に調節できる。
また風量については、本実施例ではC室で一括操作でき
る構成ではないが、一括操作とすることができる。
また、A、B、C各室のいずれか二車(1: 2)もし
くは全室(1: 3)の場合についても同様に集中式運
転制御装置21によって他室の温度設定および運転等の
制御が行え、しかも個々の室内においてその室内の制御
が行える。
以上の制御は、近年各分野で広く活用されているマイク
ロプロセッサを使用することにより、簡単に行えるもの
である。
また、インターホン20.33を具備していることによ
り、A、B、C各室の連絡がとれ、使い勝手がよいもの
である。
したがって、一室から他室の空調運転、温度調節等を行
えるため、集中式運転制御装置21を最も使用度が高い
部屋に設定しておけば操作が容易で使い勝手が向上し、
またそのための運転制御装置も不要であるため、実施に
際してはコストの低減がはかれる。
さらに、一括集中を行う集中式運転制御装置21に、A
、B、C各室の室内温度を表示する温度表示部28を設
けているため、インターホン20.33の使用と合わせ
て温度設定がきわめて容易に行え、使い勝手がよいもの
となる。
なお、本実施例においては、集中式運転制御装置21を
A、B、C各室のいずれか一室に設ける構成としたが、
各運転制御装置6,7.21と室内ユニット2.3.4
の接続をソケットとプラグ等で着脱可能とし、その都度
移動した室内から他の室内の制御が行える如く構成して
も本考案の要旨を脱するものではない。
さらに、A、B、C各室に第3図に示す運転制御装置2
1を取付けた構成としても本考案の要旨を脱するもので
ない。
上記実施例より明らかなように、本考案の多室用空気調
和機の温度制御装置は、室外側熱交換器等を設けた単一
の室外ユニットに、室内側熱交換器等を設けた室内ユニ
ットを複数連結し、前記室外ユニットと各室内ユニット
の間に、各室内ユニットへの冷媒の流通を制御する冷媒
制御装置を設けて室外ユニットを中心とする複数の冷凍
サイクルを構成し、さらに前記各室内ユニットと室外ユ
ニットの運転を一括して制御する集中式運転制御装置を
設け、この集中式運転制御装置に、各室内の温度を検出
して個々にその温度を表示する温度表示部を設けたもの
で、一室より他室の運転制御が行えるため、その都度他
室へ移動してその室内の運転を制御するわずられしさが
なく、またそのために別途集中式の運転制御装置を設け
る必要もなく、実施に際してのコストの低減化に大きな
効果を奏し、使い勝手がきわめて向上するとともに集中
式運転制御装置に、各室内ユニットを取付けた室内の温
度を表示する温度表示装置を設けることにより、他室の
空調運転状態が一括集中制御する室内かられかるため、
運転制御の判断ならびに調整操作等がきわめて容易にな
り、しかも各室内の温度調節、設定が集中式運転制御装
置の温度調節部にて行えるため、温度調節操作もきわめ
て容易になり、使い勝手がいっそう向上する等、種々の
利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における運転制御装置を具備
した多室用空気調和機の概略冷凍サイクル図、第2図は
同空気調和機における運転制御装置の正面図、第3図は
同空気調和機における集中式運転制御装置の正面図であ
る。 1・・・・・・室外ユニッ) 、2,3.4・・・・・
・室内ユニット、6゜7・・・・・・運転制御装置、2
1・・・・・・集中式運転制御装置、28・・・・・・
温度表示部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室外側熱交換器等を設けた単一の室外ユニットに、室内
    側熱交換器等を設けた室内ユニットを複数連結し、前記
    室外ユニットと各室内ユニットの間に、各室内ユニット
    への冷媒の流通を制御する冷媒制御装置を設けて室外ユ
    ニットを中心とする複数の冷凍サイクルを構成し、さら
    に前記各室内ユニットと室外ユニットの運転を一括して
    制御する集中式運転制御装置を設け、この集中式運転制
    御装置に、各室内の温度を検出して個々にその温度を表
    示する温度表示部と、各室内の空調温度を調節する温度
    調節部を設けた多室用空気調和機の温度制御装置。
JP14517278U 1978-10-20 1978-10-20 多室用空気調和機の温度制御装置 Expired JPS5919230Y2 (ja)

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JP14517278U JPS5919230Y2 (ja) 1978-10-20 1978-10-20 多室用空気調和機の温度制御装置

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JPS5561240U JPS5561240U (ja) 1980-04-25
JPS5919230Y2 true JPS5919230Y2 (ja) 1984-06-04

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