JPS59192266A - 現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の技術分野 本発明は磁気記録装置に関し、特にその現像装置に関す
るものである。

（２）　　技術の背景 磁気印写式記録装置は磁気ドラムや磁気ベルト等の磁気
記録媒体上に形成された磁気潜像に磁性トナーを付着さ
せてカスフード現像を行いこれを記録紙に転写して記録
画像を得るものである。このような磁気印字式記録装置
の現像部において、ファン・デル・ワールス力等により
磁性トナーが潜像以外の部分に付着し、いわゆる地かぶ
り現象を生ずる場合がある。地かぶり現象を抑制するた
めに通常の電子写真装置で用いる磁気ブラシ現像器を用
いるとマグネッ）ｏ−ルの磁界により記録媒体上の磁気
潜像が破壊され現像できない。

（３１従来技術と問題点 地かぶり現像を抑制した従来の現像装置の一例を第１図
に示す。磁気ドラム１の表面の磁性体層２上には磁気潜
像が形成される。現像装置３は磁性トナー５を収容する
現像容器４および回転スリーブ６からなり１回転スリー
ブ６内にはマグネットロール７が固定配置される。回転
スリーブ６を矢印Ｂのように回転させて磁性トナー５を
搬送し、矢印Ａのように回転する磁気ドラム１との対面
部で磁性トナー５を磁気潜像上に装着させる。この場合
、マグネットロール７のＮ極、Ｓ極間の着磁角度を９０
°として回転スリーブ６と磁気ドラム１との対面部には
着磁部分の中間部を配置して磁極の影響を相殺し地かぶ
り現像を防止するとともに磁気潜像の破壊の防止を図る
。しかしながら、このような現像装置においてもマグネ
ットロールの磁極の影響を完全になくすことはできず、
磁気ドラム上の磁気潜像は減磁され鮮明な像が得られず
、また地かぶジ現象を充分抑制することはできない。

（４）発明の目的 本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたものであっ
て、地かぶり現象を抑制し、しかも磁気潜像を減磁せず
鮮明な像が得られる磁気印写式記録装置用現像装置の提
供を目的とする。

（５）発明の構成 この目的を達成するため、本発明では、トナーを収容す
る現像容器内にトナー搬送用回転スＩＪ−ブを、該回転
スリーブの一部が記録媒体に対面する位置に設け、該回
転スリーブにより搬送された磁性トナーを上記記録媒体
上に形成されたｍ像に付着させて現像する現像装置にお
いて、上記回転スリーブを帯電するための第１の帯電手
段を備え、上記現像容器内のトナーを上記回転スリーブ
の帯電極性と逆の極性に帯電するための第２の帯電手段
を備え、さらに上記回転スリーブの記録媒体との対面位
置の内面に接触するバイアス電界印加用電極を備えてい
る。

（６）発明の実施例 本発明の実施例の構成を第２図に示す。磁性トナー１５
を収容した現像容器１４内に磁性トナー搬送用回転スリ
ーブ１６が装着される。回転スリーブ１６は、マイラフ
ィルム等の誘電体基材１８および磁性体層１９からなる
磁気記録媒体３１に対面して配置される。この回転スリ
ーブ１６および磁気記録媒体３１間の対面部には従来構
造に比べ比較的大きな空隙５（５Ｑ〜１０．００μ）が
形成される。回転スリーブ１６内にはこの回転スＩＪ−
ブ１６を負電位に一様帯電するためのコロトロン２０が
備わる。現像容器１４内には磁性トナー１５を正電位に
帯電させるための攪拌機２５が備わる。

撹拌機２５は矢印Ｃのように回転して磁性トナー１５を
攪拌し７これを摩擦帯電させる。回転スリーブ１６の磁
気記録媒体３１との対面部の内面に接して電極ローラ２
１が設けられる。この電極ローラ２１は電源２７を介し
て磁気記録媒体３１の背面に設けられた電極板２６に接
続される。

コロトロン２０により負帯電された回転スリーブ】６が
矢印Ｂ方向に回転すると正帯電した磁性トナー１５は回
転スリーブ表面に付着して搬送される。回転スリーブ１
６と磁気記録媒体３１との対面部において磁性トナー１
５は電極ローラ２１および電極板２６間に発生する電界
の作用を受ける。この電界は磁性トナー１５を回転スリ
ーブ１６から放出する方向に作用する。この電界による
力と磁気記録媒体３１の磁性体層１９上の磁気潜像の磁
界に基く磁気的吸引力との合力が磁性トナー１５の正電
荷と回転スリーブ１６の負電荷による静電引力より大き
くなりがつ電界のみの力は静電引力より小さくなるよう
に予め電源２７の強さ空隙Ｓの大きさ等を適当に設定ｔ
、ておく。このような設定により、回転スリーブ１６上
の磁性トナー１５は磁気記録媒体３１上の磁気潜像に向
って飛翔し、この磁気潜像上に付着し、磁気潜像以外の
部分子（は付着しない、電極ローラ２１は回転スリーブ
１６の内面に均一に接し回転スリーブ１６の過剰な電荷
を除去する作用をもなす。電極ローラ２１を回転スリー
ブ１６の内面に均一に接触させるために矢印Ｃのように
回転させて用いることが望ましい。なお、電極ローラ２
１は）・イアスミ界を付与させず単に回転スリーブ１６
の過剰電荷を除去するために用いてもよい。この場合に
は電極ローラ２１はアースしておけばよい。才た、この
場合には、回転スリーブ１６および磁気記録媒体３１間
の空隙Ｓ、磁気潜像の磁気の強さ、および回転スリーブ
１６および磁性トナー１５の帯電電荷の強さ等を適当に
選定し、磁気潜像による磁気吸引力が回転スリーブ１６
と磁性トナー１５間の静電引力に打勝って磁性トナー１
５が磁気潜像上に付着するように構成する。

電極ローラ２１に代えて、第３図に示すように電極ブラ
シ２８を用いてもよい。このよ′）ｌ電極ブラシ２８に
よっても回転スリーブ１６の内面への均一な接触が達成
されムラのない現像ができる。

磁気記録媒体として、第４図に示すような金属製基材２
９（例えばアルミ）およびその表面の磁性体層１９から
なる磁気ドラム３２を用いた場合には、電極板２６に代
えて磁気ドラムの金属製基材２９を用い、電極ローラ２
１および金属製基材２１間で電界を発生させてもよい。

以上のような構成の現像装置の使用例を第５図に示す。

磁気ドラム３２に沿って、イエローシアン、マゼンタブ
ラックの摩擦帯電性の各異る色ノ磁性トナーを収容した
４個の現像装置１３ａ。

１３ｂ、１３ｃ、１３ｄが並列に配置される。各現像装
置の直前には各現像装置に対応して、垂直磁化で磁気ド
ラム上に潜像を形成するための磁気ヘッド３０ａ、３０
ｂ、３０ｃ、３０ｄが設けられる。各磁気ヘッド先端は
トナー像を乱さないように磁気ドラム表面から１００μ
程度離して配置される。各現像装置１３ａ、１３ｂ、１
３ｃ。

１３ｄの構成、作用は前記実施例のものと同様である。

このような構成配置によム潜像形成工程とその現像工程
を４回繰返し多色プリントができる。

（７）発明の詳細 な説明したように、本発明に係る現像装置においては、
潜像を形成した磁気記録媒体と磁性トナー供給用の回転
スリーブ間に充分な空隙が形成されるため地かぶり現象
が起きず、また磁性トナーを回転スリーブ上から潜像上
に移転させる手段として電界を用いているため磁気潜像
が減磁されることはなく鮮明なトナー像が得られる。ま
た、複数の現像装置を用いて多色プリントを行う場合、
各現像装置の回転スリーブと磁気ドラム表面間に光分な
空隙が形成されているため、各現像装置の磁性トナーが
磁気ドラム上の別の色のトナー像上に伺着したジあるい
は磁気ドラム上のトナー像がかき落され別の現像装置中
に混入する等の不具合を生ずることなく鮮明な多色プリ
ントが可能となる。

なお、本発Ｆ３ＡＦｉ磁気印字式記録装置の磁気潜像の
現像に限らず、電子写真、静電記録装置等の静電ａ像の
現像にも適用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の現像装置の構成図、第２図は本発明に係
る現＠装置の一実施例の構成図、第３図および第４図は
各々本発明の別の実施例の要部構成図、第５図は本発明
の現ｆ＆装置を用いた多色プリンタの構成図である。 １４・・・現像容器、１５・・・磁性トナー、１６・・
・回転スリーブ、２０・・・コロトロン、２１・・・電
極ローラ、２５・・攪拌機、３１・・・磁気記録媒体。 特許出願人 富士通株式会社 特許出願代理人 弁理士　青　木　　　朗 弁理士西舘和之 弁理士　内　１）幸　男 弁理士　山　口　昭　之 第１　図 第２Ｌヨ Ｚリ　　　　　ｚ５

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トナーを収容する現像容器内にトナー搬送用回転スリー
   ブを、該回転スリーブの一部が記録媒体に対面する位置
   に設け、該回転スリーブにより搬送されたトナーを上記
   記録媒体上に形成された潜像に付着させて現像する現像
   装置において、上記回転スリーブを帯電するための第１
   の帯電手段を備え、上記現像容器内のトナーを上記回転
   スリーブの帯電極性と逆の極性に帯電するための第２の
   帯電手段を備え、さらに上記回転スリーブの記録媒体と
   の対面位置の内面に接触するバイアス電界印加用電極を
   備えたことを特徴とする現像装置。