JPS5919124B2 - オレフイン重合体の精製方法 - Google Patents
オレフイン重合体の精製方法Info
- Publication number
- JPS5919124B2 JPS5919124B2 JP51000039A JP3976A JPS5919124B2 JP S5919124 B2 JPS5919124 B2 JP S5919124B2 JP 51000039 A JP51000039 A JP 51000039A JP 3976 A JP3976 A JP 3976A JP S5919124 B2 JPS5919124 B2 JP S5919124B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polypropylene
- slurry
- alcohol
- washing
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F6/00—Post-polymerisation treatments
- C08F6/06—Treatment of polymer solutions
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ハロゲン化チタンおよび有機アルミニウム化
合物を含む触媒を用いたプロピレンの液体プール法(l
iquidpoolprocess)での重合(即ち液
体塊状重合)によつて得られたポリプ; 口ピレンの精
製方法に関する。
合物を含む触媒を用いたプロピレンの液体プール法(l
iquidpoolprocess)での重合(即ち液
体塊状重合)によつて得られたポリプ; 口ピレンの精
製方法に関する。
かようにして得られた粗ポリプロピレンは、重合体の性
質に悪影響を及ぼす触媒残存物を含む。用語「触媒残存
物」は、触媒および重合中に形成され得る触媒の分解生
成物または誘導体のいずれをも意味する。これらの触媒
残存物の除去は通常「脱灰」と呼ばへそして脱灰効率は
全般的に精製中に重合体から除去されるチタンの百分率
によつて表わされる。これは次式によつて与えられる6
チタンは例えばアルミニウムよりも一層正確に測定でき
そしてさらに他の要素の除去はチタンの除去に大幅に追
従するから、該定義が通常用いられる。
質に悪影響を及ぼす触媒残存物を含む。用語「触媒残存
物」は、触媒および重合中に形成され得る触媒の分解生
成物または誘導体のいずれをも意味する。これらの触媒
残存物の除去は通常「脱灰」と呼ばへそして脱灰効率は
全般的に精製中に重合体から除去されるチタンの百分率
によつて表わされる。これは次式によつて与えられる6
チタンは例えばアルミニウムよりも一層正確に測定でき
そしてさらに他の要素の除去はチタンの除去に大幅に追
従するから、該定義が通常用いられる。
本発明は、ハロゲン化チタン/有機アルミニウム触媒系
を用いた液体プール法でのプロピレンの重合によつて得
られたポリプロピレンの精製方法であつて、a)プロピ
レン単量体中のポリプロピレンのスラリを、スラリ中に
存するチタン1グラム原子当り少なくとも0.1ギルの
酸素またはそれに相当する量の過酸化物を含むアルコー
ル0.01ないし20重量%(液相に基づいて)で洗浄
し続いて液相を除去することを含む該精製方法において
、 b)ポリプロピレンスラリの該洗浄から得られたポリプ
ロピレンを次に、プロピレン単量体と0.01ないし2
0重量%(洗浄液に基づいて)のアルコールとの新たに
添加された混合物でポリプロピレンを処理することを含
む第2の洗浄にかけることを特徴とする方法を提供する
。
を用いた液体プール法でのプロピレンの重合によつて得
られたポリプロピレンの精製方法であつて、a)プロピ
レン単量体中のポリプロピレンのスラリを、スラリ中に
存するチタン1グラム原子当り少なくとも0.1ギルの
酸素またはそれに相当する量の過酸化物を含むアルコー
ル0.01ないし20重量%(液相に基づいて)で洗浄
し続いて液相を除去することを含む該精製方法において
、 b)ポリプロピレンスラリの該洗浄から得られたポリプ
ロピレンを次に、プロピレン単量体と0.01ないし2
0重量%(洗浄液に基づいて)のアルコールとの新たに
添加された混合物でポリプロピレンを処理することを含
む第2の洗浄にかけることを特徴とする方法を提供する
。
プロピレンは通常、例えば英国特許第
1120079号、第1390355号および第137
2440号明細書に記載される如くに、3価チタン化合
物特にTiCl3およびアルミニウムジアルキルハライ
ド活性剤を用いて液相中にて重合せしめられる。
2440号明細書に記載される如くに、3価チタン化合
物特にTiCl3およびアルミニウムジアルキルハライ
ド活性剤を用いて液相中にて重合せしめられる。
重合は全般的には、プロピレンが実質的に不活性である
液体炭化水素希釈剤の存在下に実施される。このことに
よつて、固体ポリプロピレン、触媒残留物および希釈剤
を含むスラリーの形成がもたらされる。適切な不活性希
釈剤はプロパン、ペンタン、ヘキサン、イソオクタンお
よび/または炭化水素混合物例えば航空用アルキレート
である。しかし本発明の方法は、最近建設されたポリプ
ロピレンプラントで採用されている液体プール法、即ち
プロピレン単量体から実質的に成る液体媒体中で重合を
行なつて生ずる、実質的にプロピレン単量体からなる液
相中のポリプロピレン粒子のスラリに適用されるもので
ある。
液体炭化水素希釈剤の存在下に実施される。このことに
よつて、固体ポリプロピレン、触媒残留物および希釈剤
を含むスラリーの形成がもたらされる。適切な不活性希
釈剤はプロパン、ペンタン、ヘキサン、イソオクタンお
よび/または炭化水素混合物例えば航空用アルキレート
である。しかし本発明の方法は、最近建設されたポリプ
ロピレンプラントで採用されている液体プール法、即ち
プロピレン単量体から実質的に成る液体媒体中で重合を
行なつて生ずる、実質的にプロピレン単量体からなる液
相中のポリプロピレン粒子のスラリに適用されるもので
ある。
この液相中に含有される不活性液体希釈剤は、触媒粒子
の懸濁液を重合反応器中に導入するのに用いられる僅か
の不活性炭化水素(例えばイソオクタン、ヘキサンまた
はヘプタン)のみであり、実質的に不活性液体希釈剤は
不在である。スラリ濃度即ち存在する固体ポリプロピレ
ンの重量%は10〜65重量%好適には25〜55重量
%および特に30〜50重量%であつてよい。段階(a
)において使用されるアルコールは、炭素原子10個ま
での飽和脂肪族アルコール例えばプロパノール、ブタノ
ール、ペンタノールおよびノナノールであつてよい。
の懸濁液を重合反応器中に導入するのに用いられる僅か
の不活性炭化水素(例えばイソオクタン、ヘキサンまた
はヘプタン)のみであり、実質的に不活性液体希釈剤は
不在である。スラリ濃度即ち存在する固体ポリプロピレ
ンの重量%は10〜65重量%好適には25〜55重量
%および特に30〜50重量%であつてよい。段階(a
)において使用されるアルコールは、炭素原子10個ま
での飽和脂肪族アルコール例えばプロパノール、ブタノ
ール、ペンタノールおよびノナノールであつてよい。
炭素原子3または4個のアルコール特にイソプロパノー
ル、1−ブタノールおよび2−ブタノールが好適である
。処理のために用いられる装置の腐蝕問題を避けるため
に、2−ブタノールを用いることが得策であることが判
明した。2種またはそれ以上のアルコールの混合物もま
た使用できる。
ル、1−ブタノールおよび2−ブタノールが好適である
。処理のために用いられる装置の腐蝕問題を避けるため
に、2−ブタノールを用いることが得策であることが判
明した。2種またはそれ以上のアルコールの混合物もま
た使用できる。
スラリがアルコールと接触せしめられる時に、触媒は不
活性化されそして部分的に可溶化せしめられる。
活性化されそして部分的に可溶化せしめられる。
接触時間は通常少なくとも2分であり、好適には3〜1
5分である。アルコールは液相に基づいて少なくとも0
.01重量%および好適には7重量%より多くない量に
て、例えば0.1〜2重量%および特に0.1〜10重
量%にて適用される。触媒残存物の実質的に?全な分解
および可溶化を達成するために、スラリはまた酸素また
は過酸化物と接触せしめられる。酸素を用いることが全
般的に好適であり、02および不活性ガス特に窒素の混
合物を適用することが得策である。混合物は0.1〜2
5容量%の02好適には0.3〜20容量%の02を含
んでよく、0.5〜10容量%の02を含む02/N2
混合物が特に好適である。過酸化物は50〜175℃好
適には60〜140℃の範囲内の温度にて1時間のハー
フタイム(Half一11fetime)を有すること
が好適である。特に好適な過酸化物はジラウロイルペル
オキシドである。酸素量は適切には0.1〜50モル/
GatTi好適には0.2〜2.5および特に0.25
〜2モル02/GatTlである。
5分である。アルコールは液相に基づいて少なくとも0
.01重量%および好適には7重量%より多くない量に
て、例えば0.1〜2重量%および特に0.1〜10重
量%にて適用される。触媒残存物の実質的に?全な分解
および可溶化を達成するために、スラリはまた酸素また
は過酸化物と接触せしめられる。酸素を用いることが全
般的に好適であり、02および不活性ガス特に窒素の混
合物を適用することが得策である。混合物は0.1〜2
5容量%の02好適には0.3〜20容量%の02を含
んでよく、0.5〜10容量%の02を含む02/N2
混合物が特に好適である。過酸化物は50〜175℃好
適には60〜140℃の範囲内の温度にて1時間のハー
フタイム(Half一11fetime)を有すること
が好適である。特に好適な過酸化物はジラウロイルペル
オキシドである。酸素量は適切には0.1〜50モル/
GatTi好適には0.2〜2.5および特に0.25
〜2モル02/GatTlである。
過酸化物が使用される時には、前記に等しい量例えばT
i/Gat当リジラウロイルペルオキシド0.25〜2
モルが適用されてよい。酸素との接触はアルコールの導
入と同時に実施されてよいが、好適にはアルコールの導
入後に実帷される。
i/Gat当リジラウロイルペルオキシド0.25〜2
モルが適用されてよい。酸素との接触はアルコールの導
入と同時に実施されてよいが、好適にはアルコールの導
入後に実帷される。
ガスと液体とを親密に接触させるために効果的な攪拌を
行なうことが望ましい。接触時間は広い範囲内で変化し
てよいが、全般的には1〜50分特には5〜30分であ
る。過酸化物を用いる場合には、過酸化物は例えばアル
コールと一緒に一度にまたは1〜50分好適には5〜3
0分の時間にわたつて徐々に添加されてよい。触媒の分
解は腐蝕問題を生じ得るハロゲン化水素の形成を伴なう
ことがあるから、ハロゲン化水素のための脱除剤好適に
はプロピレンオキシドをアルコールと一緒に添加してよ
い。
行なうことが望ましい。接触時間は広い範囲内で変化し
てよいが、全般的には1〜50分特には5〜30分であ
る。過酸化物を用いる場合には、過酸化物は例えばアル
コールと一緒に一度にまたは1〜50分好適には5〜3
0分の時間にわたつて徐々に添加されてよい。触媒の分
解は腐蝕問題を生じ得るハロゲン化水素の形成を伴なう
ことがあるから、ハロゲン化水素のための脱除剤好適に
はプロピレンオキシドをアルコールと一緒に添加してよ
い。
脱除剤は好適にはTi/Gat当り0.5〜20モル特
にTi/Gat当り1〜15モルの量にて用いられる。
段階(a)のための好適な温度は20〜80℃特に20
〜60℃である。
にTi/Gat当り1〜15モルの量にて用いられる。
段階(a)のための好適な温度は20〜80℃特に20
〜60℃である。
反応媒体を液体状態に保つために、例えば希釈剤として
プロピレンが用いられる時に、大気圧より高い圧力を維
持することがしばしば望ましいことがある。
プロピレンが用いられる時に、大気圧より高い圧力を維
持することがしばしば望ましいことがある。
段階(a)の後に、スラリはアルコールの存在下にプロ
ピレン単量体で洗浄される一段階(b)。
ピレン単量体で洗浄される一段階(b)。
段階(a)において使用されたのと同じ媒体即ちプロピ
レン単量体の新鮮なものを用いることが得策であること
が判明した。警くべきことに、洗浄液中にアルコールが
存在することによつて脱灰効率が大幅に増加することが
判明した。
レン単量体の新鮮なものを用いることが得策であること
が判明した。警くべきことに、洗浄液中にアルコールが
存在することによつて脱灰効率が大幅に増加することが
判明した。
アルコールは段階(a)において使用されたのと同じ種
類のもの、特に炭素原子3または4個を有する飽和アル
コール例えばイソプロビルアルコール、1−ブタノール
または2−ブタノールを用いることが好適である。洗浄
段階(b)において用いられるアルコールの量は、洗浄
液の7重量%より多くない量例えば0.1〜20重量%
特に0.1〜1.0重量%であることが好適である。
類のもの、特に炭素原子3または4個を有する飽和アル
コール例えばイソプロビルアルコール、1−ブタノール
または2−ブタノールを用いることが好適である。洗浄
段階(b)において用いられるアルコールの量は、洗浄
液の7重量%より多くない量例えば0.1〜20重量%
特に0.1〜1.0重量%であることが好適である。
洗浄は101〜80℃好適には300〜50℃の温度に
て実施されてよい。好適には洗浄は攪拌しながら実施さ
れる。バツチ法においてフ(0 スラリから液相を例えばf過によつて除去し、そして重
合体を新鮮な液体炭化水素媒体およびアルコールと接触
せしめてもよい。
て実施されてよい。好適には洗浄は攪拌しながら実施さ
れる。バツチ法においてフ(0 スラリから液相を例えばf過によつて除去し、そして重
合体を新鮮な液体炭化水素媒体およびアルコールと接触
せしめてもよい。
所望の精製を達成するために、斯くの如き洗浄を非常に
少ない回数だけ、通常は2回、行なうことが全般的に必
要とされる。その代りに、洗浄媒体の向流方向の流れに
て維持した塔にスラリを流下させてもよい。本発明の方
法は、バツチ式にて実施することが非常に好都合である
が、連続的または半連続的操作として実施することも非
常に適切である。液相から分離した後に回収される精製
ポリプロピレンは、優れた機械的性質例えば37.5M
N/wlの降伏応力を有する。例 ポリプロピレンスラリの脱灰 外部加熱装置、攪拌および取入れ装置および「ホーク(
HOke)」フイルタ一(40〜55μ)を具備せしめ
られた2−リツトルのステンレススチール(AISI3
l6)製オートクレーブ内で実験を行なつた。
少ない回数だけ、通常は2回、行なうことが全般的に必
要とされる。その代りに、洗浄媒体の向流方向の流れに
て維持した塔にスラリを流下させてもよい。本発明の方
法は、バツチ式にて実施することが非常に好都合である
が、連続的または半連続的操作として実施することも非
常に適切である。液相から分離した後に回収される精製
ポリプロピレンは、優れた機械的性質例えば37.5M
N/wlの降伏応力を有する。例 ポリプロピレンスラリの脱灰 外部加熱装置、攪拌および取入れ装置および「ホーク(
HOke)」フイルタ一(40〜55μ)を具備せしめ
られた2−リツトルのステンレススチール(AISI3
l6)製オートクレーブ内で実験を行なつた。
ホークフイルタ一は、オートクレーブの底部に近いとこ
ろに位置せしめられて、スラリの沢過およびオートクレ
ーブの底部出口を通しの沢液の除去が可能であるように
された。希釈剤としてペンタンを用い、例えば英国特許
第1390355号明細書に記載される如くに、Al(
C2H5)3によるTiCl4の還元によつて製造され
た触媒を用いて、プロピレンの塊重合によつてポリプロ
ピレンのスラリを得た。重合は英国特許第137244
0号明細書に記載される手順に従つて、60℃にて約6
時間実施さFLsTiCl,l9当りポリプロピレン(
PP)約30009が得られた。得られたプロピレン単
量体中のポリプロピレンのスラリ6009を次に、90
℃にて15時間窒素を流入させ(Flushed)そし
て20℃に冷却したオートクレーブに移した。〔触媒の
分解〕プロピレンで所望の濃度に希釈し、窒素で加圧さ
れたシリンダから供給した後に、スラリを攪拌しながら
55℃に加熱し、その後に1−ブタノール(ROH)お
よびプロピレンオキシド(PO)の投薬混合物をオート
クレーブにポンプ送りした。
ろに位置せしめられて、スラリの沢過およびオートクレ
ーブの底部出口を通しの沢液の除去が可能であるように
された。希釈剤としてペンタンを用い、例えば英国特許
第1390355号明細書に記載される如くに、Al(
C2H5)3によるTiCl4の還元によつて製造され
た触媒を用いて、プロピレンの塊重合によつてポリプロ
ピレンのスラリを得た。重合は英国特許第137244
0号明細書に記載される手順に従つて、60℃にて約6
時間実施さFLsTiCl,l9当りポリプロピレン(
PP)約30009が得られた。得られたプロピレン単
量体中のポリプロピレンのスラリ6009を次に、90
℃にて15時間窒素を流入させ(Flushed)そし
て20℃に冷却したオートクレーブに移した。〔触媒の
分解〕プロピレンで所望の濃度に希釈し、窒素で加圧さ
れたシリンダから供給した後に、スラリを攪拌しながら
55℃に加熱し、その後に1−ブタノール(ROH)お
よびプロピレンオキシド(PO)の投薬混合物をオート
クレーブにポンプ送りした。
該温度にて15分間攪拌を続け、そして0.5容量%の
02を含む酸素/窒素混合物を次に徐々に例えば30分
間導入した。次いでオートクレーブを約10分間のうち
に40℃に冷却し、しかる後に液体含有物を約30秒間
のうちにf過することによつてそこから除去した。〔抽
出(洗浄)] 固体ポリプロピレンからの可溶化された触媒残存物の抽
出は、(40℃に保たれた)オートクレーブに新鮮なプ
ロピレンを約30秒間のうちに添加して、除去された量
のプロピレンを置替え、所要量の1−ブタノールを同時
にポンプ送りすることによつて実施された。
02を含む酸素/窒素混合物を次に徐々に例えば30分
間導入した。次いでオートクレーブを約10分間のうち
に40℃に冷却し、しかる後に液体含有物を約30秒間
のうちにf過することによつてそこから除去した。〔抽
出(洗浄)] 固体ポリプロピレンからの可溶化された触媒残存物の抽
出は、(40℃に保たれた)オートクレーブに新鮮なプ
ロピレンを約30秒間のうちに添加して、除去された量
のプロピレンを置替え、所要量の1−ブタノールを同時
にポンプ送りすることによつて実施された。
次いで混合物をさらに60秒間攪拌した。次にP過によ
つて洗浄液を除去し、そして操作を繰返した。合計2回
の抽出を行つた後に、残つているプロピレンを流出させ
(FlashedOff)、そして精製されたポリプロ
ピレンをオートクレーブから回収した。得られた沢液か
らプロピレンを除き、そして残留物をチタン分析のため
に仕上げ、チタンはX線蛍光によつて測定した。
つて洗浄液を除去し、そして操作を繰返した。合計2回
の抽出を行つた後に、残つているプロピレンを流出させ
(FlashedOff)、そして精製されたポリプロ
ピレンをオートクレーブから回収した。得られた沢液か
らプロピレンを除き、そして残留物をチタン分析のため
に仕上げ、チタンはX線蛍光によつて測定した。
得られたポリプロピレン粉末を60〜70℃にて真空オ
ーブン中で恒量まで乾燥し、しかる後にX線蛍光によつ
てTi,AlおよびCl含量分析を行なつた。
ーブン中で恒量まで乾燥し、しかる後にX線蛍光によつ
てTi,AlおよびCl含量分析を行なつた。
実験条件および結果は下記の表に示す如くであつた。
実験1および2を比較すると、洗浄液(プロピレン)に
1−ブタノールが添加される時に脱灰効率が顕著に増加
することが示され、一方実験3と実験4,5および6と
を比較すると、分解段階における酸化剤が脱灰効率に対
して顕著な効果を有することが示された。
1−ブタノールが添加される時に脱灰効率が顕著に増加
することが示され、一方実験3と実験4,5および6と
を比較すると、分解段階における酸化剤が脱灰効率に対
して顕著な効果を有することが示された。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ハロゲン化チタン/有機アルミニウム触媒系を用い
た液体プール法でのプロピレンの重合によつて得られた
ポリプロピレンの精製方法であつて、プロピレン単量体
中のポリプロピレンのスラリを、スラリ中に存するチタ
ン1グラム原子当り少なくとも0.1モルの酸素または
それに相当する量の過酸化物を含むアルコール0.01
ないし20重量%(液相に基づいて)で洗浄し続いて液
相を除去することを含む該精製方法において、ポリプロ
ピレンスラリの該洗浄から得られたポリプロピレンを次
に、プロピレン単量体と0.01ないし20重量%(洗
浄液に基づいて)のアルコールとの新たに添加された混
合物でポリプロピレンを処理することを含む第2の洗浄
にかけることを特徴とする方法。 2 最初のまたは第2の洗浄にて用いられるアルコール
が炭素原子3または4個を有する飽和脂肪族アルコール
である特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 最初のまたは第2の洗浄にて用いられるアルコール
量が7重量%(液相に基づいて)より多くない特許請求
の範囲第1または2項記載の方法。 4 酸素が不活性ガスと混合される特許請求の範囲第1
ないし3項のいずれか記載の方法。 5 スラリがアルコールとの接触の後に酸素と接触せし
められる特許請求の範囲第1ないし4項のいずれか記載
の方法。 6 過酸化物がジラウロイルペルオキシドである特許請
求の範囲第1ないし3項のいずれか記載の方法。 7 最初の洗浄が、形成されたハロゲン化水素のための
脱除剤の存在下に実施される特許請求の範囲第1ないし
6項のいずれか記載の方法。 8 最初の洗浄が20°〜80℃にて実施されそして第
2の洗浄が30°〜50℃にて実施される特許請求の範
囲第1ないし7項のいずれか記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB582/75A GB1491371A (en) | 1975-01-07 | 1975-01-07 | Process for the purification of olefin polymerizates |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5193987A JPS5193987A (ja) | 1976-08-18 |
JPS5919124B2 true JPS5919124B2 (ja) | 1984-05-02 |
Family
ID=9706924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51000039A Expired JPS5919124B2 (ja) | 1975-01-07 | 1976-01-05 | オレフイン重合体の精製方法 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919124B2 (ja) |
AU (1) | AU501125B2 (ja) |
BE (1) | BE837218A (ja) |
BR (1) | BR7600120A (ja) |
CA (1) | CA1060146A (ja) |
DE (1) | DE2600205C2 (ja) |
FR (1) | FR2297218A1 (ja) |
GB (1) | GB1491371A (ja) |
IT (1) | IT1053281B (ja) |
NL (1) | NL180590C (ja) |
ZA (1) | ZA7625B (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2827445A (en) | 1955-09-16 | 1958-03-18 | Dow Chemical Co | Purification of polymerized olefins prepared with catalytic metal compounds |
DE1006156B (de) | 1955-11-19 | 1957-04-11 | Huels Chemische Werke Ag | Verfahren zum Aufarbeiten von Niederdruck-Polyolefinen |
DE1124243B (de) | 1959-01-07 | 1962-02-22 | Hoechst Ag | Verfahren zur Aufarbeitung von Katalysator enthaltenden Polyolefinen |
US3197453A (en) | 1961-07-11 | 1965-07-27 | Phillips Petroleum Co | Process for purifying monomer feeds for polymerization processes |
ES305067A1 (es) | 1963-10-31 | 1965-04-01 | Montecatini Soc Generale Per L'industria Miner Aria E Chi | Procedimiento para purificar poliolefinas. |
NL6609092A (ja) | 1966-06-30 | 1968-01-02 | ||
BE792607A (nl) | 1971-12-20 | 1973-06-12 | Shell Int Research | Titaanchloride-bevattende composities geschikt voor polymerisatie |
GB1372440A (en) | 1972-09-11 | 1974-10-30 | Shell Int Research | Polymerization of alkenes |
-
1975
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