JPS59191000A - コルチコステロイドのスルホネ−ト含有エステルプロドラツグ - Google Patents

コルチコステロイドのスルホネ−ト含有エステルプロドラツグ

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JPS59191000A
JPS59191000A JP59057499A JP5749984A JPS59191000A JP S59191000 A JPS59191000 A JP S59191000A JP 59057499 A JP59057499 A JP 59057499A JP 5749984 A JP5749984 A JP 5749984A JP S59191000 A JPS59191000 A JP S59191000A
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コーチシン、ハイドロコーチシン、プレドニソン、メチ
ルプレドニソロン等のような慣用の抗炎宿性ステロイド
類は一般に水に離溶性であり、このため静脈内枚方に適
さない。ジカルボン酸ヘミエステル、スルホベンゾエー
ト、スルホプロピオネート、サルフェート、ホスフェー
ト及びアミノアルカノイロキシ誘導体類を含めた、この
ようなステロイド類の可溶性C−21誘導体類の幾つか
のタイプが特許文献で明らかにされている。このような
種々のプロ部分を使用[7て、可溶化は容易に達成でき
るが、上記誘導体類のほとんどは水溶性プロドラッグと
してそね、らの有用性を限定するようなその他の欠点を
もっている。(用語「プロドラッグ」は投与後に活性薬
剤に転化される活性薬剤の誘導体を指す。本出願で言及
される「プロ部分」とは、エステル結合でステロイドに
結ばれ、生体内におけるエステル加水分解によって除去
される断片である。)普通の多くの誘導体がもつ大問題
は、その溶液中の不安定性という点である。
例えばこはく酸エステルのようなジカルボン酸ヘミエス
テルは、その溶液の不安定性のだめ注射に先立ってもど
されるように凍結乾燥粉末として市販されている。(例
えばイー・アール・キャレット   (E、  R,G
arrett  )  、  J、  Pharm、 
 Set、  、  51 巻445頁(1962年)
;ビー拳ディー・アンダーソン(B、 D、 Ande
rson )及びヴイー・タブ/%ウス(V。
Taphouse )、J、 Pharm、 Sci 
、 70巻(1981年);アール・ヤマモ)(R,白
木)、ニス・フジサヮ(S、藤沢)及びエム・カワムラ
、薬学雑誌91巻導体類が、他の欠点を有している。例
えばハイドロコーチシンの21−サルフェートエステ/
l/ rrl、 ハイドロコーチシンの21サルフエー
)がIiつかねずみに不活性であるという事実に示きれ
るように生体内で活性な親ドラッグに容易に変(Qされ
ない。
(エム・カワムラ、アール ヤマモト、及ヒエス・フジ
タ、薬学雑誌、91.871 (1971)l。
捷た改良された溶液安定性を有するものとして報告され
てきたメタスルホベンゾエート(エム カワムラ、アー
ル ヤマモト、及びニス フジタ、同上、フランス特許
夕゛−ウエントNo、76199U)はしばしば非常に
水溶性ではなく、従って注射用プロドラッグとしては有
用性が限られる。ホスフェート エステルはある場合に
は要求される溶解度、溶液安定性及び生物変換率を有す
るが、他の欠点を示す。ホスフェートエステルの幾つか
の望ましくない特徴が次のように明らかである。すなわ
ち、(1)ホスフェートエステルはしばしば精製しにく
く、非常な吸湿性の場合も多い。(2)ホスフェートエ
ステルの安定性はp]17より上で最適となり、この範
囲では薬剤分解のその他の形態が問題と々りうる。ガラ
ス表面もアルカリ条件下で離層しやすく、微粒子問題が
起る。(3)生ずる加水分解の程度が限られるだめに、
遊離コーチコステロイドが沈、殿し、生成物の保存寿命
が限定される。無傷のプロドラッグによるミセル形成の
ため遊離コーチコステロイドが溶解することは望ましい
特徴であるが、ホスフェートエステルは限られた程度に
しかこれを示さない。(4)コルチコステロイドのホス
フェートエステルの濃縮溶液はミセル形成によって促進
された反応速度を示し、濃縮溶液での保存寿命を制限し
ている(ジー エル フリン及びディー ジエー ラム
+  J、 Pharm、 Sci、、 1433(1
970)。コルチコステロイドのスルホプロピオネート
エステルは容易に水に溶け、改良された溶液安定性を有
するものとして報告されている(ダーウエント アセッ
ションNo、27789C)。
スルホアセテートエステルも知られている(ダーウエン
ト9453Fl。本発明で特許請求されるエステルはス
ルホアセテート又はスルホプロピオネートエステルより
もかなり安定である。更に本発明で請求のエステルはス
ルホプロピオネートエステルよりもよりずつと生物に利
用可能である。
本発明はコーチゴステロイド類の新規なスルポネ−1・
含有エステルプロドラッグ及びステロイドプロドラッグ
の処方剤である。
本発明化合物類はコーチゴステロイド類のスルホネート
含有エステルプロドラッグであり、これらはインビトロ
で溶液安定であるが、生体内で活性親薬剤へ急速に転化
され、従って抗炎症剤として有用である。本発明化合物
類は次の一般式■によって表わされるもの、及び製薬」
二受は入れられる塩基とのそれらの塩である。
1 St−0−C−Y−(CH,)n−8O3H弐I式中S
tはコーチコステロイドの21−ヒドロキシル基を経て
カルボニルへ結合されたコーチコステロイド部分を表わ
し、Yは結合又は−0−5そしてnは整数5−10であ
る。
弐■化合物類の薬学的に受は入れられる塩基付加塩項も
、本発明の一部である。
弐■化合物類へ本明細書で言及する場合は、・薬学的に
受は入れられるその塩類を包含する意図がある。弐■の
化合物の溶液安定処方剤も本発明の一部である。
一般式■の化合物類で、Stは親コーチコステロイドか
らその21−ヒドロキシル基が欠けているものを表わし
てオリ、この基が本発明の新規エステル類を形成するの
に必要である。親コーチコステロイドは5tOHで表わ
せる。ここでOHはコーチコステロイドの21−位置に
あり、次のよ’5に示−1辷る。
” CH20H 当然C−17とC−21位置の炭素原子は、下の記述か
ら明らかなように置換されてよい。
本明細書で使用される用語「コーチコステロイド」は、
副腎皮質でつくられるステロイドたけでなく、合成によ
る同等物、すなわち天然のコーチコステロイドに特徴的
な生理的性状をもった天然のものでないステロイド類を
も意味している。
Drill’s Pharmacology in M
edicine  (マグロ−ヒル書籍会社、ニューヨ
ーク、1965年)、第76童、副腎皮質及び副腎皮質
ホルモン類を参照のこと。特に1185〜1187頁に
は、本発明に使用される典型的なコーチゴステロイド類
が記述されている。まだ、5tOHで表わされる典型的
なコーチゴステロイド類は、アップルズウェイグ(Ap
plezweig )  rステロイド薬剤−1(マグ
ロ−ヒル書籍会社、ニューヨーク、1962年)435
〜731頁に記載のもの、及び特に次の挿入番号に関連
する化合物類を包含する。
/)75; 684; 685; 734; 103[
1; 1n33; 1034;1035;1056; 
1n′5s; 1o39; 1048; 1o5i; 
1052; 1059;1061; 1063; 10
64; 1n66; 1067: 1068; 107
0;1071; 1072; 1073; 1[178
; 1080; 1082; 1083;1084; 
1086; 1087; 1088; 1092; 1
[193; 1094;1095; 1099; 11
00; 1101; 1105; 1107; 110
8;11D9; 1110; 1111; 1112;
 1116; 1116−A; 1117;1119;
 1120; 1121; 1125; 1128; 
1135; 1140;1141; 1142; 11
43; 1149; 115’1; 1155; 11
68;1169;  1170;  1172;  1
175;  1174;  1175;  1176;
1178;  1181;  1182;  1182
−A;  11B3;  1184;  118(S;
1187;  1189;  1193;  1194
;  1197;  1198;  12C116;1
207;  1214;  1215;  1216;
  1217;  1218;  1220;1221
;  1226;  1227;  123o;  1
231;  1242;  1243;1244;  
12.li6;  1248;  1251;  12
70;  1272;  1273;1274;  1
275;  1279;  1280;  1281;
  1282;  1283;1285;  1286
;  1287;  1294;  1295;  1
296;  13116;1307;  1308; 
 1319;  1320;  1322;  132
3;  1324;1325;  1327;  13
28;  1329;  1330;  1331; 
 13′5ろ;1334;  1336;  1337
;  1338;  1339;  1340;  1
350;1′551;  1352;  1s6s; 
 1368;  1370;  1385゜また、5t
OHで表わされる典型的なコーチゴステロイド類は、ア
ップルズウエイグ「ステロイド薬剤」(ホールデン・デ
ィ社、サンフランシスコ、1964年)109〜438
貞に記載のもの、及び特に次の1カタログ」番号に関連
する化合物類を包含する。
2680; 2681; 2709; 2713; 2
714;2716;2717;2719;  2720
;  2722;  2723;  2724;  2
725;  2726:2727;  2728;  
2729;  2730;  2731;  2732
;  27ろ3;27ろ4;  2735;  273
<S;  2737;  2738;  2739; 
 2740;2741;  27d2:  2743;
  2744;  2745;  27,1!6;  
2814;2B26;  2B27;  30+6−A
;  ろ036−B;  3036−C;  ろ036
−D;3036−E;  3036−F;  3[16
6−G; ろ036−H;  5036−I;3036
−に  3036−に;  ′5036−L;  30
36−M;  3036−N;3os6−o;  3o
36−p;  5os6−q;  5o36−R;  
3os6−s;60ろ6−T;  3036−U;  
3036−V;  3052;  3054;  30
57;3071;  3073;  5074:  3
075;  3078;  3081;  ろ082;
!1087;  30B8;  5090;  510
8;  3109;  3109−A;  3111;
3112;  3112−A;  5114;  31
17;  5118;  3119; 3119−A;
3120;  3121;  3122;  3122
−A;  3123;  ′512.!l;  315
0;31ろ1;  3132;  3153;  31
39;  3140;3141;  3142;314
3 ;  ろ143−A;  3145;  3147
;  3148;  3151;  3152;!+1
54 ;  ろ168;  5169;  517o;
  3171;  5171−A;  3174;51
75;  3175−A;  3178;  3180
;  3181;  3182:  3183;318
4;  3184−A;  3189;  3191;
  3192;  3193;  319ろ−A;31
96;  61qs;  3199;  32on; 
 3201;  3202;  ろ203;3204;
  3205;  320.!S;  3215;  
ろ216;  3217;  3218;5220; 
 3222;  3226;  3227;  323
1 ;’ 5252:  3232−A ;3234;
  3235;  ろ235−A;  32!+7; 
 3238;  3239;  3240;3241;
  5242;  3242−A;  3248;  
3249;  3250;  3251;525j−A
:  3255:  3254:  5255:  3
256:  ろ257;  3258;3259;  
3260;  ”+265:  3266;  326
7;  3268;  3269;3273;  32
87;  3288;  3289;  3289−A
;  ろ291;  3292;3293;  329
3−A;  3296;  ろ297;  3298;
  3299;  331)[1;3301;  33
02;  3305;  3ろ03−A;  3316
;  3317;  ろ318;3619; 6′51
9−A; 3662; 6366; 3364; 66
65; 6667;3338;  3339;  33
40;  3341;  3342;  3343; 
 3ろ44;3345;  5ろ46;  3347;
  5349;  3350;  3351;  33
72;!+373;  3373−B;  3374;
  3375;  3ろ76; ろ377;  337
9゜コーチコステロイドの分野、すなわち薬理学的に活
性な薬剤としての化合物類とその使用は十分に文献化さ
れており、上に5tOHで示すようなコーチコステロイ
ドの合成と使用を記述したその他多く゛の文献がある。
分子のC−21位置にヒドロキシル−S ヲもつ実質的
に任意のコーチコスデロイドが、本発明の新規エステル
類な形成するのに族ステロイドとして有用である。弐A
及びB(末尾の式浴照)の化合物類は式■化合物類のS
t部分を提供するのに用いられる好ましいコーチニステ
ロイド類である。式■エステル類の形成に有用な特に好
ましいコーチニステロイド類は、以下のものである。ハ
イドロコーチシン、コーチシン、コーチコステロン、フ
レドニソン、プレドニソロン、6α−メチルプレドニフ
ロン、トリアムシノロン、デクサメタゾン、ベータメタ
シン、フルメタシン、11−7’オキシコーチコステロ
ン、フルプレドニソロン、9α−フルオロハイドロコー
チシン、フルアンドl/フロン、パラメタシン、クロル
プレドニソン、及ヒテヒドロコーチコステロン。マタY
か結合である場合の式■の化合物類がより好ましい。
式Iの化合物の製薬上受は入れられる塩基付加塩は以下
に述べるように適当な塩基で処理することにより生成さ
れるアルカリ金属塩又は有機第6級アミン塩である。
式■の化合物類はこれらの式においてSt部分で表わさ
れるコーチニステロイド類のプロドラッグであり、1呪
仰の又は親コーチコステロイドと同′じ有用性をもって
いる、このため式■化合物類は狸々の病状に対して温血
動物、例えば犬、猫、猿、馬及び特に人間を処置するの
に有用である。例えば式I化合物類は、親コーチコステ
ロイドに固有の抗炎症性、抗 産性又は血管収縮性作用
を引き出したい状況において有用である。本発明化合物
類及び本発明の新規処方剤に利用される化合物類は、急
性副腎不全(アジノン病);喘息、接触皮膚炎、血清病
、血管神経症性浮腫、薬剤過敏反応及びアナフィラキシ
一様反応のようなアレルギー症状;リュウマチ様動脈炎
、皮膚筋炎、紅斑性狼塗、リュウマチ熱のようなコラー
ゲン及び筋骨格病;天@埼及び重症の多形性紅斑のよう
な皮膚病;潰瘍性大腸炎、及び多発性硬化症の急増進等
の処置に特に有用である。まだ、式■化合物類のSt部
分に貢献する親コーチコステロイドがミネラロコーチコ
イド性状をもつ時には、式■化合物類は急性の副腎不全
に陥った患者で生理学的電解質水準を維持するのに特に
有用である。
式I化合物類とその塩類は経口投与できるが、これらの
化合物は経口治療ができない場合のために考えられたも
のであり、主な用途もそこにある。
式■化合物類及び溶液安定な式II化合物処方剤類は、
静脈内注射、静脈内注入又は筋肉内又は皮下本発明の新
規化合物類は、既知コルチコステロイド類又はその誘導
体類に比べ著しい利点を提供している。すなわち、これ
らの新規化合物類は水に嶋溶であり、これらの化合物の
有利か物理化学的性状を十分に発揮するような方法で処
方される時には、水溶液中で、新規化合物溶液の長期貯
蔵を可能とするほどの安定性をもっている。
これらの化合物類の溶液安定性は次の幾つかの特徴によ
る。1)誘導体類は6〜6のpH範囲で非常に易溶であ
り、これは水溶液でのエステシカ11水分解が最小限度
に抑えられる−(範囲である。2)スルホネート基はエ
ステル結合から十分に離れているため、エステル力ロ水
分解に対するどんな触媒効果又は望ましくない置換基効
果も最少限度になっている。ろ)化合物類が濃い溶液中
で自己会合して分子凝集物を形成し、これがa)高濃度
でヒドロキシトイオンで触媒されるエステル加水分解を
遅らせること、及びb)本発明化合物の溶液中に存在し
、その加水分解から生ずる親コーチコステロイドをすべ
て溶解化することにより、処方剤の保存寿命を高める。
式■の化合物の溶液安定性はYが一〇−か又は結合かに
より、またnの値によっである程度変わる。
種々のpi(で250℃で本発明の化合物の希釈水溶液
につき決定した加水分解反応速IW定数から、190%
(10%加水分解の時間)の評価が計算される。最適安
定性で計算嘔れるその様な1直が、実施例1及び2の化
合物について表■に挙げられている。また表■には、先
行技術で開示された化合物メチルプレドニソロンのスル
ホプロピオネートエステルにつき同じ方法で測定した最
適t90%も含める。これらの値から、本発明の化合物
が前に知られていた化合物よりも希釈水溶液中でかなり
より安定であることが明白である。
表  ■ 化合物          P)(t90チ(年)実施
例1.          4,75  2.7実施例
2.         4.75  3.0上記化合物
の実際の保存寿命は2つの理由から上の評価と異なるこ
とが予測される。
1)加水分解によって形成される親コルチコステロイド
の溶解度がエステルの10チ分解に先だって過ぎてしま
うこと。無傷の式Iプロドラッグによるミセル形成が遊
離コルチコステロイドの可溶化を生じ、それKよって保
存寿命を長くする。
可溶化の程度はエステル濃度、プロ部分の性質、及びコ
ルチコステロイドの構造により変わる。
2)濃縮液中での無傷のプロドラッグによるミセル形成
が、塩基触媒加水分解に対するエステル結合の安定化を
生じること。例えば実施例1の化合物の0.267 M
溶液中の塩基触媒加水分解速度は5XID’M溶液中の
速度の1’/7以下である。
処方剤濃度効果のほか、−と保存温度は処方剤の安定性
に非常に影響を及ぼす。しかし、濃度に関わりなく、−
一加水分解速度最少値又はその近辺のpH(3〜6)で
緩衝され25℃で保存された処方剤中で、本発明化合物
類は数ケ月間溶液中で安定している。本発明化合物類の
溶液安定性又は保存寿命は、貯蔵温度を例えば4°ない
し24℃に下げることによって伸ばすことができる。
すでに示したように、式■化合物類は、溶液−が適切に
調節される時にのみ、水中での安定性を示す。理想的に
は、エステル加水分解が最少限になる水準にpHが維持
されよう。この最少値は、ある程度、プロ部分の化学構
造、処方剤濃度、及び貯蔵温度によるが、概して本発明
化合物類にとっては約3〜6の…にあるだろう。処方剤
の保存寿命期間にわたって望んでいる水準又はその近辺
に陣を保持するように緩衝液を使うのが最も有利である
。適当な緩衝液は生理学的に受は入れることができ、3
〜6の一範囲で十分な緩衝能力を示すもの、例えば酢酸
塩、くえん酸塩、こはく酸塩、アジピン酸塩、又はフタ
ル酸緩衝液等である。緩衝液使用量はこの技術で知られ
た手段によって決定され、望んでいるpH1溶液譲度及
び緩衝液の緩衝能力によるであろう。
式■化合物類の溶液安定な処方剤両度は、望んでいる親
コーチコステロイドの活性水準及び最終的投与量に依存
している。概して、処方剤安定性は新規エステル濃度が
増加するにつれて増加する。
溶液安定な処方剤は本質的に、粘度性状が許容するだけ
、又は新規エステルの溶解度を越える時点壕で濃縮して
よい。本発明化合物類は生体内で親コーチコステロイド
に転化されるのであるから、理想的には新規エステル濃
度と溶液投与容量は、親コーチコステロイドの有効であ
ることがわかっている量を提供するように選ばれる。例
えば下に記述された実施例3で0.267 M化合物溶
液は6α−メチルプレドニソロン100〜/ゴに等しい
式■化合物類の無菌水溶液は、典型的には防腐剤、酸化
防止剤、キレート化剤又は他の安定化剤のようなその他
の成分を含有するであろう。適当な防腐剤はヘンシルア
ルコール、/々シラベン類塩化ベンズアルコニウム又は
安息香酸を包含する。
また、重亜硫酸ナトリウム、アスコルビン酸、6゜4.
5−)リヒドロキシ安息香酸プロピル等のような酸化防
止剤を使用できる。キレート化剤例えばクエン酸塩、酒
石酸塩、又はエチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)
などを使用できる。コーチコステロイドプロドラッグの
安定剤として有用なその池の添加剤(例えばクレアチニ
ン、ポリソルベート80等)を使用してよい。
本発明の実施に有用な典型的な処方剤を下に述べる。
式■の化合物は親コルチコステロイドのプロドラッグで
あるから、それらの効力は生体内で遊離のコルチコイド
を放出する生物変換に依存する。
式■の化合物の生物変換はラット中で非常に速いことが
実証された。
6匹のスプラーグドウレイのラットを大腿静脈及び大腿
動脈中にカニユーレを4殖することによって外科的に準
備した。これらの動物に60■A9のメチルプレドニソ
ロンに等しい実施1例1の化合物の量を静脈内投与し、
200μtの血液試料を1゜2.5.15及び45分に
引き抜いた。試料を3−5 mlの1チ酢酸を含有する
1 8 % MeOH/ H2O3〜5H中ですぐに冷
却し、ドライアイス上で貯蔵;7た。試料を次にHP 
L Cでメチルプレドニソロンにつき分析した。メチル
プレドニソロンの血液水準は16.8±2.0μg/r
ntの濃度で2〜5分内にピークに達し、遊離コルチコ
ステロイドへのすばやい生物変換を示しだ。
これに対し、メチルプレドニソロンのスルホプロピオネ
ートエステルが60■Agの投与量で2匹のラットに注
射される同様の研究は注射約15分後に起こる2、8士
04μg /rnlのピーク血液水準を示I−だ。メチ
ルプレドニソロン濃度対時間曲線(AUC)、即ち全生
物変換量の目安の下の面積を比較して、実施例1の化合
物の平均AUGはスルホプロピオネートエステルの平均
AUCよりも66倍より大きかった。従って、生物変換
率及び21− 全生物利用可能性に関して、弐■の化合物はスルホプロ
ピオネートよりもより優れていることが実証された。
式■の化合物は適当なスルホネート化合物をステロイド
又はステロイドの21−置換誘導体と反応させることに
よってステロイドの21位置にエヅ ステル部分が導入される種の手段によって製造出来る。
Yが結合である式■の化合物を製造するにあたり、等モ
ル量の式 HOC(CH2) n −So、H式■の中間体(式中
nは整数5〜10)を St−ヨード             式■■5t−
O−メシル             式1■(式中S
tは式■で定義した意味を有し、メシルは−8(021
−CH,を意味する)によって表わされる親ステロイド
の21−ヨード又は21−0−メシル誘導体と反応させ
る。反応は極性の中性溶媒例えばジメチルホルムアミド
(DMF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)又はテ
トラヒドロフラン(THFj中で2当量の立体障害を受
けたアミン、例えばジイソゴロビルアミン又は二環式ア
ミジン、例えば1.8−ジアゾビシクロ(5,4,0,
1ウンデカ−7−エン(DBU)の存在下で実施される
。21−ヨードステロイド誘導体が使用されるときは反
応は室温で進行するが、2l−O−メシルステロイド誘
導体が使用されるときは反応は約60〜80℃に加熱さ
れる。反応が完了しだら、生成物は水希釈し、pHを〜
5に調整し、有機溶媒、適当には酢酸エチルで洗って単
離し、更に分配、結晶化、及び/又はクロマトグラフィ
ーで精製する。
Yがオキシ即ち一〇−である式■の化合物は等モル業の
式 %式% (式中(C6H4)は1,4−フ二二しンであり、nは
5〜10の整数である)の中間体と式5tOH(Stは
式Iに定義の意味を有する)の親ステロイドを反応させ
ることによって製造出来る。反応は乾燥した極性中性溶
媒例えばDMF又はDMS O中でアシル化触媒例えば
ジメチルアミノピリジン(I)MAP)又はN−メチル
イミダゾールの存在下で実施される。反応は室温で実施
出来るが、反応混合物を約50〜60℃に攪拌し々から
弐■のすべての中間体が消費されるまで温めるのが都合
よい。
生成物は反応混合を水中に注ぎ、…を約4に保ち、有機
溶媒例えばエーテル又は酢酸エチルで洗うことにより単
離される。これを次に分配、結晶化、及び/又はクロマ
トグラフィーによって更に精↓する。
式Iの化合物の塩基付加塩を生成するだめに、上記化合
物を標準の手順により適当な製薬学的に受は入れられる
無機又は有機塩基で処理する。適当な無機塩基は例えば
ナトリウム及びカリウムなどのアルカリ金属水酸化物の
ものである。適当な有機塩基は第3級アミン官能基例え
ばトリエチルアミンなどのトリアルキルアミンを含有す
る生理学的に受は入れられる化合物である。
弐■の化合物は式 Br−(CH,)n−Coo−式v1 (式中nは式■で定義した通り)のブロモアルカノエー
トを1流している水中のモル過剰のサルファイド塩又は
水及び水と混和するアルコールの混合物中で反応させる
ことによって調製される。生成物は結晶化又は標準の抽
出方法によって単離出来る。別法として式■の化合物を
壕ず式CH2= CH−(CHz)n−2−COOH式
Vl+(式中nは式Iで定義した意味を有する)の末端
オレフィンをチオール酢酸と紫外線照射又は過酸化物触
媒例えばジベンゾイルパーオキシドの存在下で不活性雰
囲気(例えばN2 )下で反応させ、式CH,C−8−
(CH,)n−COOH式vlll(式中nは式■で定
義した意味を有する)の末端チオールアセテートを形成
する2段階で得ることが出来る。
チオールアセテートは標準の方法で単離され、次に酢酸
中の過酸化水素処理で酸化される。酸化生成物は式■の
スルホアルカン酸であり、これは標準の方法、で単離出
来る。
式Vの化合物は式 HO−(CH2) n −3OsH式■(式中nは式■
で定義された意味を有する)のスルホアルカノールをp
−ニトロフェニルクロロホルメートと乾燥極性溶媒、例
えばDMF又はDMSOなどの中でトリエチルアミンの
様な第3級アミンの存在下で反応させることによってつ
くられる。反応生成物は標準の手順によって単離され、
式■の化合物を与えるか、式■の化合物をつくるために
単離なしで使用する。
式■の化合物は式 f(O−(CH,)n−X          式X(
式中nは式■で定義の意味を有し、X、はCt 。
Br、 I、 O3(02) CHs又はO8(02)
  (C6H4) −CHsである)のアルコールをナ
トリウムサルファイドなどのサルファイド塩と、水及び
水と混和するアルコール例工ばエタノール又はプロパツ
ールの混合物中で反応させることによって製造される。
反応混合物は還流に加熱され、所望の生成物形成が行な
われたときに生成物は標準の抽出方法及び/又は結晶化
で単離出来る。
別法として式■の化合物はチオール酢酸を式HO(CH
z)n−2−CH=CH2弐M(式中nは式■で定義の
意味を有する)の化合物へ遊離基付加させ、生じるチオ
ールアセテートを過酸化水素で酢酸中に於て酸化して式
■の化合物を生成することを含む2段階で合成出来る。
付加反応は紫外照射又はジベンゾイルパーオキシドなど
の過酸化物触媒の存在下で行なわれる。酸化は90%過
酸化水素を加えである酢酸中で行なわれ、65〜70℃
に加熱される。生成物は標準の方法で単離される。
実施例1 6α−メチルプレドニソロン、2l−(6−スルホヘキ
サノエート)、ナトリウム塩 12.6r(100mモル)のNa2SO3を1.92
 y(48mモルの水酸化ナトリウムを含有する75d
の水中の975F(50mモル)の6−ブロモヘキサン
酸と一緒にした。溶液を沸とうするまで加熱し、24時
間還流させた。冷却後、反応混合物を硫酸でp+1< 
1に調整し、溶液を減圧で臭いスラリーに濃縮した。ス
ラリーを熱いエタノール中にg濁し、ろ過した。フィル
ターケーキを新しい熱いエタノール中に懸濁し、もう一
度ろ過した。
−緒にしたアルコール濾液を減圧下で濃縮し、残渣を水
に取り上げ、ダウエックス イオン交換カラム(H+型
)に注いで通しだ。6−スルホヘキサン酸生成物を含有
するカラムフラクションを1とめて減圧下で濃縮乾固し
た。
メチルプレドニソロンの21位でエステル結合を形成す
るために、上の生成物3.3 f (17ミIJモル)
を5.62t(Bミリモル)のメチルプレドニソロンの
21メシレ一ト誘導体と、35m1のDMF中で5.9
 d (34ミリモル)のジイソプロピルエチルアミン
の存在下で一緒にした。溶液ヲ80〜90℃で2日間加
熱した。反応混合物を冷却し、150ゴの0. I N
 HClで希釈し、150rn1.の酢酸エチルで抽出
しだ(水相のpttは4)。酢酸エチル相は2回の10
0dの水で抽出し、−緒にした水相を150nttの酢
酸エチルで洗った。水相を次にp142に硫酸で調整し
、IDDdのイソブタノール部分で6回抽出した。ため
ておいたイソブタノール抽出物を減圧下で濃縮し、残留
物を分離用逆相液体クロマトグラフィで精製した。クロ
マトグラフィー系はRP−8結合相シリカゲルからなり
、移動相は30チアセトニトリル、ワ[)%の水、及び
0.1チの亜硫酸ナトリウム緩衝液からなっていた。
所望の化合物を含有するカラムフラクションをためてお
き、減圧下で部分的に濃縮してアセトニトリルを除く。
残りの水溶液をイソブタノールの2回の等容量で抽出し
た。イソブタノール抽出物を濃縮し、残留物を80チ水
性THFに取り上け、生じる溶液を終点約4付近まで1
NNaOHで滴定した。この溶液を次に油に濃縮し、2
0ゴのメタノールに取り上げて200Pntのアセトン
に加えた。
約20分の遅れの後、固体が形成し始めた。生じる懸濁
液を16時間攪拌して次にろ過し、真空乾燥後1.81
の白色固体を生成した。
元素分析、 C,gH3gsOgNaに対する計算値C
58,52;  H6,84;  S  5.58; 
 Na  4.00実測値(水に対して補正) C58,64; H6,83;  S 5.32; N
a 3.92;KF(水)=2.24チ、融点200〜
210℃UVスにクトル(メタノール中):λmax=
245゜ε243(水に対して補正)=1.45X10
4)実施例2 6α−メチルプレドニソロン、 2l−(11−スルホ
ヘキサノエート)、ナトリウム塩38−のI N Na
OH,30mlの水、及び10ゴのn−プロパツール中
の’161(6’Omモル)の亜硫酸ナトリウムの溶液
に、10.6F(40ミリモル)の11−ブロモヘンデ
カン酸を加えた。反応混合物を還流で8時間加熱した。
室温に冷却すると少量の固体が沈殿し、これをろ過して
除き捨てた。溶液を次にpH1より下まで酸性にして白
色結晶固体の大量の生成を生じた。固体をろ過によって
集め、少量の水で洗い、真空下で乾燥して11−スルホ
ヘンデカン酸のモノナトリウム塩9.2fを生成した。
この塩の一部の熱いTHF/水中に溶解されたものをダ
ウエックス樹脂(H+形)でのバッチ処理でジ酸に変換
した。
3.2(12ミIJモル)の11−スルホヘンデカン酸
(ジ酸形)をメチルプレドニソロンの21=メシレ一ト
誘導体5.43F(12ミリモル)と、80ゴのDMF
中の4.2 ml (24mモル)のジイソプロピルエ
チルアミンの存在下で反応させた。
反応混合物を短時間100℃より上に加熱し、次に75
℃で約6時間保った。DMF溶液を冷却し、250 m
lの酢酸エチルで希釈し、600−の水と振とうし、次
にpH6に調節した。相を分離し、有機相を別の250
rntの水で抽出L、−緒にした水相を200WLtの
酢酸エチルで洗った。水相を次にpI−12,3に調整
し、等容量のインブタノールで抽出した。イソブタノー
ル層を次に数回の等容量部の田約6の0.4M燐酸ナト
リウム緩衝液で洗った。
燐酸ナトリウム緩衝液での最後の洗液はpH4に調節し
た。単離したイソブタノール相は次に減圧で横線して残
留物を約80rrd!、のアセトン中で数時間すり砕い
た。アセトンのほとんどをろ過によって懸濁液から除き
、残りのスラリーを100m/のエチルエーテル中に再
懸濁した。数時間攪拌後懸濁液を再度ろ過して固体残渣
を真空下で乾燥した。
2、今7の灰白色の固体を得た。
元素分析、 Cs5H+oSOg Naに対する計算値
C61,47; H7,66:  S 4.97; N
a 3.57実測値(水につき補正) C61,49; H7,39; S 4.78; Na
 3.49UVスRクトル(メタノール中);λmax
=243゜ε243(水に対して補正)=1.46Xj
04  (メチルプレドニソロン ε243=1.46
X10’。KF(水)=1.82係実施例3゜ デキサメタシン、2l−C(6−スルホヘキシル)カー
ボネート〕ナトリウム塩 30m1のエタノール中の6.7 WLl(50ミリモ
ル)の1−クロロ−6−ヒドロキシヘキサンの溶液に3
0m1の水中の9.5 ? (75mモル)の亜硫酸ナ
トリウムの溶液を加えた。生じる溶液を加熱し、2日間
還流させた。反応混合物を次に減圧で濃縮し、残留物を
水に溶解し、H+型のダウエックス樹脂を含有するカラ
ムに通した。望む1−スルホ−6−ヒドロキシヘキサン
を含有する流出物フラクションを次に集め、濃縮乾固し
た。
スルホアルコールの5.5 f (50ミIJモル)ノ
試料を次に6.05f(30ミリモル)のp−ニトロフ
ェニルクロロカーボネートと8.34 dのトリエチル
アミンの存在下で100dの乾燥THF中で反応させた
。すぐにトリエチルアミン塩酸塩の沈殿が形成される。
この沈殿を溶液からろ去してフィルターケーキを乾燥T
HFで洗う。ろ液と洗液をためておき、9.89 (2
5ミIJモル)のデキサメタシンを2.0−のピリジン
及び1fのジメチルアミノピリジンとともに加える。反
応混合物を約50℃に1日保って次に減圧で濃縮する。
残留物を1nn−のpH7に調節した希燐酸緩衝液中に
取り入れ等容のエーテルで洗う。100■のイミダゾー
ルを加を過剰のp−ニトロフェニルエステルの迅速かつ
選択的な加水分解を生じ、これはクロマトグラフィーで
モニターする。p−ニトロフェニルエステルが消費され
たときpt−tは4近くに下がり、溶液を再びエチルエ
ーテルで洗う。水溶液のナトリウム濃度は次に硫酸ナト
リウム添加で0.5M近くに増加し、溶液をイソブタノ
ールで抽出する。アルコール層を分離し、減圧で濃縮す
る。
残留物を更に結晶化で及び/又はクロマトグラフィーで
精製し、表題化合物を得る。
実施例4゜ 実施例1の手順でメチルプレドニソロンの21メシレー
トに替えて適当量のトリアムシノロン、デキサメタシン
、フルメタシン、クロルプレドニソン、ベータメタシン
、フルランドレノン、プレドニソン、フルプレドニソロ
ン、コーチソン、コルチコステロン、11−7’オキシ
コルチコステロると、それぞれ次の生成物がす) IJ
ウム塩として得られる。
トリアムシノロン ’2l−(6−スルホカプロエート
)、デキサメタシン 2l−(6−スルホカプロエート
)、フルメタシン 21− (6−スルホカプロエート
)、クロルプレドニソン 2l−(6−スルホカプロエ
ート)、ベータメタシン 21− (6−スルホカプロ
エート)、フルランドレノン 2l−(6−スルホカプ
ロエート)、テレドニソン 21− (6−スルホカプ
ロエート)、フルプレドニソロン 21−16−スルホ
カプロエート)、コーチシン 21− (6−スルホカ
プロエート)、コルチコステロン 2l−(6−スルホ
カプロエート)、デヒドロコルチコステロン 21− 
(6−スルホカプロエート)、及びノ々ラメタゾン 2
1− (6−スルホカプロエート)。
実施例5゜ 実施例1及び2の手順に於て、ハイドロコーチシン 2
1−アイオダイドをメチルプレドニソロンの21−メシ
レートのかわりに用いると次の化合物が得られる。
次の実施例は本発明の代表的化合物の典型的処方の例示
である。
実施例6 PH5,3に調整するための希NaOH1ゴにする注射
用滅菌水 実施例Z アジピン酸                    
Z3叩メチルパラベン               
        1.5TNJプロビルノξラベン  
                 0,2■pi−1
5,4に調整するNa0H(希釈)1rnlにする滅菌
注射用水 実施例8゜ クレアチン                    
80m9酢酸                   
    4.6■酢酸ナトリウム          
         2.0■推賦酸ナトリウム    
              1,0〜ジナトリウムエ
デテート0.5■ ベンジルアルコール                
8.8w1HC1A希)又はNa0I((希)、pH5
,0にする量1−にする注射川水 式 %式% (式A中Wけ OOHC1 111 −c−、−cH−、−CH−; R8゜はH2C−OH; R11はH2C−CH,、β−CH3,α−F、β−F
、α−OH又は=CH2;R+tはH,F、  CI、
 Br; R13はH2C−F、α−C)I、、β−CH3,α−
CI、β−C1,β−〇H;RI4けH,CH,、) CH2−OH □ (弐B中W′は 出願人 ジ アップジョン ヵンノ々ニー代理人 (弁
理士) 佐 々 井 弥 太 部(ほか1名) 手続補正帯 昭和59年4月lo 日 特許庁長官 若 杉 和 夫  殿 1、事件の表示 昭和、!59年特許願第5749’r
 号2、発明の名称  コルチコステロイドのスルホネ
ート含有エステルプロドラッグ 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  アメリカ合衆国 ミシガン州 力ラマズーヘ
ンリエソタ ス1−IJ−ト 301名 称  ジ ア
ップジョン カンパニー4、代理 人〒160 住 所  東京都新宿区2丁目8番】号電話354−1
285 (代)〜6  ’ −”−’”5、補正命令の
日付        自発補正6、補正により増力Hす
る発明の数  増加せず明細書筒38頁3行目rR,5
はH2C−OH。
α−CH3;)Jを [i’ R,5は水素y (E −Hy (E −CH
3+R,6は水素、α−0H2α−CH5tR17は水
素、α−OH。
Rleは水素、a−F、β−F、 cz−Br、 a−
C1゜α−OH。
Rlgは水素、β−01(+ α−CH31β−CH3
゜α−F、α−C1゜ R2Oは水素y ct−F、 C1,a−鉗3 + =
CH2tR21は水素、α−OHであるが、但しR2O
とR21の1個は水素である。好ましくはR17,R2
,及びR2Iは水素である。)」に訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 %式% (式中StはコルチコステロイドのC−21がヒドロキ
    シが存在しないコルチコステロイドであり、Yは結合又
    はオクソであり、nは5〜10の整数である。)2、 
     Yが結合である第1項の化合物。 5、 8を部分を結成するコルチコステロイドが6α−
    メチルプレドニソロン、ヒドロコーチシン、コルチコス
    テロン、プレドニソン、プレドニソロン、トリアムシノ
    ロン、デキサメタシン、ベータメタシン、フルメタシン
    、11−デオキシコルチコステロン、フルプレドニソロ
    ン、9α−フルオロヒドロコーチシン、パラメタシン、
    クロロプレドニ77又Fd、デヒドロコルチコステロン
    である第゛1項の化合物。 4.2l−(6−スルホヘキサノエート)−6α−メチ
    ルプレドニソロン ナトリウム塩である第6項の化合物
    。 5.2l−(11−スルホヘキサノエート)−6α−メ
    チルプレドニソロン ナトリウム塩である第6項の化合
    物。 6.2l−((6−スルホヘキシル)カーボネート〕デ
    キサメタシン ナトリウム塩である第3項の化合物。 Z 滅菌水溶液として、有効量の 式        O 1 Sv−0−C−Y  (CI(2)n−303)((式
    中StはコルチコステロイドのC−21ヒドロキシが存
    在しないコルチコステロイドであり、Yは結合又1はオ
    クソであり、nは5〜10の整数である)の化合物を含
    む薬剤組成物。 8、単位投与形の第8項の組成物。 9 化合物が21− (6−スルホヘギサノエート)−
    6α−メチルプレドニソロン ナトリウム塩、 21− (11−スルホヘンデカノエート)−6α−メ
    チルプレドニソロン ナトリウム塩、又は21−CF6
    −スルホヘキシル)カーボネート〕デキザメタゾン ナ
    トリウム塩である第9項の組成物。
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