JPS59190922A - 炎症治療予防剤 - Google Patents
炎症治療予防剤Info
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- JPS59190922A JPS59190922A JP58064927A JP6492783A JPS59190922A JP S59190922 A JPS59190922 A JP S59190922A JP 58064927 A JP58064927 A JP 58064927A JP 6492783 A JP6492783 A JP 6492783A JP S59190922 A JPS59190922 A JP S59190922A
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- Japan
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- preventive
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明に、人1gGのH鎖(以下単にH鎖と記す)を有
効成分とする炎症治療予防剤に係る。
効成分とする炎症治療予防剤に係る。
H鎖に、公知のIgGの構成断片としてすでに報告され
ており、例えばフライシマン(Fleischnan
)らの報告[Arch 、 Biochem、 Bio
phys 、 、 5upple 。
ており、例えばフライシマン(Fleischnan
)らの報告[Arch 、 Biochem、 Bio
phys 、 、 5upple 。
(1)、174.(1962)] がある。
ところで、本発明者らは当該H鎖が抗炎症作用を何する
ことを見出して本発明を完成した。
ことを見出して本発明を完成した。
本発明における有効成分であるH鎖は人由来のIgGか
ら、 IgGのジスルフィド結合を切断して得られる
分子量50.000±1..500のポリペプチド鎖で
あり、その回収法は、たとえば前記フライシマンらの報
告等によって確立されている。
ら、 IgGのジスルフィド結合を切断して得られる
分子量50.000±1..500のポリペプチド鎖で
あり、その回収法は、たとえば前記フライシマンらの報
告等によって確立されている。
なお、ジスルフィド結合の切断箇所は、分子間結合だけ
でなく、分子内結合であってもよい。
でなく、分子内結合であってもよい。
既ち、H鎖の代表的回収法の概要は次のとおりである。
IgGを0.55Mのトリス−塩酸緩衝液、p )18
.2に約2〜3チの濃度に溶かす。静かに窒素カスを通
じてから2−メルカプトエタノ−Iしを終濃度0.75
〜5.25 Mになるように加え、室温/C1時間放置
して還元を行う。ついで、氷水浴で冷却し、これに2−
メルカプトエタノールと同量の0.75〜5.25 M
モノヨードアセトアミドを加え、溶液のpH’iトリメ
チ?レアミンなどの添加により8.0KIl?ちりっ1
時間程度反応さぜ几のち、冷食塩水に透析して余剰の試
薬を除く。この反応でH鎖中の遊離のSH基が−CH2
C0NH2によりグロックされる。
.2に約2〜3チの濃度に溶かす。静かに窒素カスを通
じてから2−メルカプトエタノ−Iしを終濃度0.75
〜5.25 Mになるように加え、室温/C1時間放置
して還元を行う。ついで、氷水浴で冷却し、これに2−
メルカプトエタノールと同量の0.75〜5.25 M
モノヨードアセトアミドを加え、溶液のpH’iトリメ
チ?レアミンなどの添加により8.0KIl?ちりっ1
時間程度反応さぜ几のち、冷食塩水に透析して余剰の試
薬を除く。この反応でH鎖中の遊離のSH基が−CH2
C0NH2によりグロックされる。
次に冷却し次IMプロピオン酸に透析してH鎖とL鎖を
解離さぞ、1Mプロピオン酸で平衡化したセファデック
ス(5ephadex ) G −750カラムを通過
させるとH鎖とL鎖が分離した二つのピークとして溶出
されるのでこれを回収する。勿aH鎖の回収は上記の方
法に限定されるものではない。
解離さぞ、1Mプロピオン酸で平衡化したセファデック
ス(5ephadex ) G −750カラムを通過
させるとH鎖とL鎖が分離した二つのピークとして溶出
されるのでこれを回収する。勿aH鎖の回収は上記の方
法に限定されるものではない。
なお、分子間及び分子内ジスルフィド結合を切断するた
めの試薬としては、2−メルカプトエタノー−レ以外に
、たとえばジチオスレイトール、ジチオエリスリトール
等が用いられ、その使用量は反応液中の当該試薬濃度が
終濃度0001〜0.068Mとなるに相当する量であ
る。
めの試薬としては、2−メルカプトエタノー−レ以外に
、たとえばジチオスレイトール、ジチオエリスリトール
等が用いられ、その使用量は反応液中の当該試薬濃度が
終濃度0001〜0.068Mとなるに相当する量であ
る。
H録画分を回収後、医薬としての使用に供すべく透析、
除菌ろ過、加熱処理、凍結乾燥等の所望の処理を施す。
除菌ろ過、加熱処理、凍結乾燥等の所望の処理を施す。
本発明で用いら九るH鎖中のSH基は、グロックされて
いることが好ましく CBiochemistry 。
いることが好ましく CBiochemistry 。
1(5)、1950−1958(19681、Meth
od inEnzymology xxv 、 l 8
53 、このブロックは容易に分解されることのない基
、たとえばS−C結合が形成されるような基であること
が好ましい。
od inEnzymology xxv 、 l 8
53 、このブロックは容易に分解されることのない基
、たとえばS−C結合が形成されるような基であること
が好ましい。
かかる基としては、前記した基の外に、さらに、たとえ
ば次の様なものが例示される。
ば次の様なものが例示される。
■ 低級アルキル:メチル、エチIし、n−プロピルな
ど ■ N、N−ジ低級アルキルカルバミド−低級アIレキ
ル基、N、N−ジエチlレー力!レバミドメチlし ■ 低級アルコキシカーレボニル基;エトキシ力!レボ
ニルメチル ■ カルボキシ−低級アルキ1し基:カルボキシメチル
、カーレボキシエチルなど ■ シアノ−低級アルキル基ニジアンメチルなど ■ β−アミノ−低級ア!レキル基: −CH2CH2
NH2など ■ ベンゾイル−低級アルキル: −CH2COC6H
5など これらブロックされ次も−のは、自体既知の手段、又は
これに準する手段にて製造することができる。
ど ■ N、N−ジ低級アルキルカルバミド−低級アIレキ
ル基、N、N−ジエチlレー力!レバミドメチlし ■ 低級アルコキシカーレボニル基;エトキシ力!レボ
ニルメチル ■ カルボキシ−低級アルキ1し基:カルボキシメチル
、カーレボキシエチルなど ■ シアノ−低級アルキル基ニジアンメチルなど ■ β−アミノ−低級ア!レキル基: −CH2CH2
NH2など ■ ベンゾイル−低級アルキル: −CH2COC6H
5など これらブロックされ次も−のは、自体既知の手段、又は
これに準する手段にて製造することができる。
本発明の消化器潰瘍予防治療剤の有効成分はH鎖である
が, IgGとしてH鎖を60〜100%モル比率の
割合で含有しておれはよく、残余の40チモル比率とし
てL@ケ含含有ていてもよい。
が, IgGとしてH鎖を60〜100%モル比率の
割合で含有しておれはよく、残余の40チモル比率とし
てL@ケ含含有ていてもよい。
次に0鎖の薬理作用と効果、臨床試験、急性毒性試験、
投与量及び投与方法等を確認するために行つ^笑峠の方
法ならびにその結果を示す。
投与量及び投与方法等を確認するために行つ^笑峠の方
法ならびにその結果を示す。
(1)抗炎症作用
カラゲニン浮腫、カラゲニン肉芽腫をおこし、H鎖の抗
炎症作用とその強きをNべた。
炎症作用とその強きをNべた。
■ カラゲニン浮腫に対するH@の抑制作用、体重l・
5−0〒2+009のS.D.糸雄性ラット各群12匹
を用いた。1.5′チラムダ力ラケ二ノ溶准( Sig
ma type ■lambda−Carrageen
an Lot48C−0.094)0.1ゴを後肢足皮
下に注射し、注射直後及び1時間目より一定間隔で7時
間目・までの定容積をUGO−BASIL5!Volu
me I)if −ferential Meterに
て経時的に測定した。検体(生理食塩水、米処理天然1
gG,参考例1で得たH鎖、各100■/に9)は、カ
ラゲニン注射30分前に腹腔内投与した。注射直後に対
する定容積増加を浮腫率として氷め、その結果を第1図
に示した。第1図における各点は平均上標準偏差を示す
ものである。その結果から明らかなように■鎖10In
g/Kp投与では、nativeな未処理IgGおよび
生食投与群に比し有意に浮腫増加率の抑制作用が認めら
れた。
5−0〒2+009のS.D.糸雄性ラット各群12匹
を用いた。1.5′チラムダ力ラケ二ノ溶准( Sig
ma type ■lambda−Carrageen
an Lot48C−0.094)0.1ゴを後肢足皮
下に注射し、注射直後及び1時間目より一定間隔で7時
間目・までの定容積をUGO−BASIL5!Volu
me I)if −ferential Meterに
て経時的に測定した。検体(生理食塩水、米処理天然1
gG,参考例1で得たH鎖、各100■/に9)は、カ
ラゲニン注射30分前に腹腔内投与した。注射直後に対
する定容積増加を浮腫率として氷め、その結果を第1図
に示した。第1図における各点は平均上標準偏差を示す
ものである。その結果から明らかなように■鎖10In
g/Kp投与では、nativeな未処理IgGおよび
生食投与群に比し有意に浮腫増加率の抑制作用が認めら
れた。
■ カラゲニン肉芽膣抑制試験
体重150±202のWistar糸ラットを1群10
匹として用いた。ラットの背部の毛を刈り取った後、背
部皮下に6−の空気を注入し、空気包を形成した。約2
4時間後、同部位に起炎剤として2%ラムダカラゲニン
溶液を4−注入した。カラゲニン投与後5日目に同程度
の肉芽腫を形成したラットをスクリーニングし、被検薬
物(表IK示す)を7日目までに連続7日間投与した。
匹として用いた。ラットの背部の毛を刈り取った後、背
部皮下に6−の空気を注入し、空気包を形成した。約2
4時間後、同部位に起炎剤として2%ラムダカラゲニン
溶液を4−注入した。カラゲニン投与後5日目に同程度
の肉芽腫を形成したラットをスクリーニングし、被検薬
物(表IK示す)を7日目までに連続7日間投与した。
投与終了翌日にラットを殺し、肉芽腫重量を測定した。
結果は表1に示した。結論として、生理食塩液投与群に
此しl鎖投与群で有意な抑制作用が認められた。即ち、
1 0 0 、 5 0 、 1 0mq/KqT0.
1%以下の危険率で、又!岬/Krでも5qb以下の危
険率で生食投与群との間にカラケニン肉芽腫形成阻止作
用に有意差が認められ次。
此しl鎖投与群で有意な抑制作用が認められた。即ち、
1 0 0 、 5 0 、 1 0mq/KqT0.
1%以下の危険率で、又!岬/Krでも5qb以下の危
険率で生食投与群との間にカラケニン肉芽腫形成阻止作
用に有意差が認められ次。
風下余白
(II) 抗炎症作用機構
H鎖の抗炎症作用機構に関する検討をおこなった。
■ ■鎖の加熱溶血抑制率用の検討をGlennらの方
法(E、 M、 Glenn 、 B、 J 、 Bo
wmanand J、 C。
法(E、 M、 Glenn 、 B、 J 、 Bo
wmanand J、 C。
Koslowske、 Biochem、 Pharm
acol、 Supplement。
acol、 Supplement。
27.1968)。に準じて行つ^。
Wistar系雄性ラットより採血し、ガラス棒にて線
維素を除去した後に0.16MIJン酸緩衝液(pH7
,4)を加えて1500rpm、15分遠心して沈渣と
して赤血球を得た。上清【ヘモグロビンが認められなく
なるまで同緩衝液で洗浄し友。この赤血球懸濁液(er
ythrocyte 5uspension 1B、8
TalK400ff1Mドデシル硫酸ナトリウム(SD
S)0.2−を加えて全溶血時の上清の吸光度540
nmが0.4−0.5になるように濃度を調整した。赤
血球懸濁液の8.8dVC検体(第2図に示すように参
考例1で得たH鎖の添加量をlθ〜200μか定とし皮
)を0.21Rt添加し、53℃で20分間インキュベ
ートした。その後急冷・遠沈(8,000rpmX15
分)して懸濁液を吸光度540 nmで測定した。溶血
量を計算し、第2図に加熱溶血抑制率として示し度。
維素を除去した後に0.16MIJン酸緩衝液(pH7
,4)を加えて1500rpm、15分遠心して沈渣と
して赤血球を得た。上清【ヘモグロビンが認められなく
なるまで同緩衝液で洗浄し友。この赤血球懸濁液(er
ythrocyte 5uspension 1B、8
TalK400ff1Mドデシル硫酸ナトリウム(SD
S)0.2−を加えて全溶血時の上清の吸光度540
nmが0.4−0.5になるように濃度を調整した。赤
血球懸濁液の8.8dVC検体(第2図に示すように参
考例1で得たH鎖の添加量をlθ〜200μか定とし皮
)を0.21Rt添加し、53℃で20分間インキュベ
ートした。その後急冷・遠沈(8,000rpmX15
分)して懸濁液を吸光度540 nmで測定した。溶血
量を計算し、第2図に加熱溶血抑制率として示し度。
結論としてH鎖75M9以上の添加で60%以上の溶血
阻止効果が認められた。これiH鎖が赤血球膜の安定性
をまずためと考えられる。従ってH鎖による一連の抗炎
症効果の原因がこのもののもつ生体膜安定性によるもの
と推察される。
阻止効果が認められた。これiH鎖が赤血球膜の安定性
をまずためと考えられる。従ってH鎖による一連の抗炎
症効果の原因がこのもののもつ生体膜安定性によるもの
と推察される。
(1)毒性
本発明に係るH鎖を含有する製剤は、人IgGを原料と
するものであるから、その毒性の点においても人IgG
と同様の安全性が呆障される。ちなみにIgGと参考例
1で得たH鎖についてLD5.値を求め、その結果を表
2に示し友。
するものであるから、その毒性の点においても人IgG
と同様の安全性が呆障される。ちなみにIgGと参考例
1で得たH鎖についてLD5.値を求め、その結果を表
2に示し友。
双下奈白
■ 投与対象、投与量及び投与方法
H鎖は哺乳動物(たとえばヒト、イヌ、マウス、ラット
、ウマ、ウシ)に対する抗炎症の予防、治療剤として用
いられ、その投与量は通常、ヒト成人1日当り100〜
500■/匂である。
、ウマ、ウシ)に対する抗炎症の予防、治療剤として用
いられ、その投与量は通常、ヒト成人1日当り100〜
500■/匂である。
Hgに、通常注射剤、経口剤等の形態で投与される。注
射剤としてに、例えば片時に於いて注射用蒸留水等に溶
解して使用する形態などがあげられる。その投与の方法
は、静脈内、筋肉内投与である。経口剤としてにカプセ
ル剤、錠剤、散剤、リボンーム製剤あるいは経口用液体
製剤等が列挙される。これら製剤は足とえば日本薬局方
等に記載され北方法等の公知方法に従って作られる。
射剤としてに、例えば片時に於いて注射用蒸留水等に溶
解して使用する形態などがあげられる。その投与の方法
は、静脈内、筋肉内投与である。経口剤としてにカプセ
ル剤、錠剤、散剤、リボンーム製剤あるいは経口用液体
製剤等が列挙される。これら製剤は足とえば日本薬局方
等に記載され北方法等の公知方法に従って作られる。
本発明のHgを主成分とする抗炎症治療予防剤に、毒性
がきわめて低く又その薬珪効果汀著効を示すもので、炎
症の治療予防用医薬品として極めて有用である。
がきわめて低く又その薬珪効果汀著効を示すもので、炎
症の治療予防用医薬品として極めて有用である。
次r本発(7)の参考例、製剤例を説明する。
参考例1
IgGを0.05Mのトリス−塩酸緩衝液、pH8,2
に約2%の#度に溶かし、2−メIレカプトエタノーr
しを終濃度9.75Mにまで添加し、ジスtレフイド結
合を切断した。次いで0.75Mヨード酢酸を加え。
に約2%の#度に溶かし、2−メIレカプトエタノーr
しを終濃度9.75Mにまで添加し、ジスtレフイド結
合を切断した。次いで0.75Mヨード酢酸を加え。
pHをs、oK呆も1時間反応させた後、5ephad
exG−25カラムで余剰の試薬を除去した。5DS(
ンデイウム ドデシIレスIレフェー) )存在下セフ
ァデックス(5ephadex ) G 200カラム
(4,。
exG−25カラムで余剰の試薬を除去した。5DS(
ンデイウム ドデシIレスIレフェー) )存在下セフ
ァデックス(5ephadex ) G 200カラム
(4,。
×120m)〔溶媒: 0.04MS DS −0,0
5M リンfjlp緩衝液(p)J8.0)]にかけて
吸光度280 nmで測定しH鎖画分を回収した。H鎖
画什がらSDSを除去し、生理食塩水に対して透析し、
さらに除菌ろ過をおこなつL後、凍結乾燥品とした。
5M リンfjlp緩衝液(p)J8.0)]にかけて
吸光度280 nmで測定しH鎖画分を回収した。H鎖
画什がらSDSを除去し、生理食塩水に対して透析し、
さらに除菌ろ過をおこなつL後、凍結乾燥品とした。
実施例2
IgG(z、2 mM E D T A’z含む0.5
M トIJ スーHCl緩衝液(pH8,21に約2
%の濃度に溶かす。窒素ガスを約20分間通じてから、
ジチオスレイトルを終濃度0.01〜0.068Mまで
添加し、室温で2時間反応させた。次いでヨードアセト
アミドを終濃度0.04〜0.272Mまで、水冷下、
1時間反応させた後、0.1M酢酸緩衝g(pH5,5
)、および蒸留水の順で4°Cで透析を行った。なお、
これまでの操作はすべて遮光下で行った。
M トIJ スーHCl緩衝液(pH8,21に約2
%の濃度に溶かす。窒素ガスを約20分間通じてから、
ジチオスレイトルを終濃度0.01〜0.068Mまで
添加し、室温で2時間反応させた。次いでヨードアセト
アミドを終濃度0.04〜0.272Mまで、水冷下、
1時間反応させた後、0.1M酢酸緩衝g(pH5,5
)、および蒸留水の順で4°Cで透析を行った。なお、
これまでの操作はすべて遮光下で行った。
次に、液にプロピオン酸を終濃度でLMとなる様に加え
、直ちKIMプロピオン酸で平衝化したセファデックス
G−100カラムでゲIし濾過を行った。0. D、
280 nmで測定し、H鎖両分を回収し、限外濾過で
a縮した後、蒸留水に対して透析し、更に除菌濾過を行
った後、凍結乾燥を行った。
、直ちKIMプロピオン酸で平衝化したセファデックス
G−100カラムでゲIし濾過を行った。0. D、
280 nmで測定し、H鎖両分を回収し、限外濾過で
a縮した後、蒸留水に対して透析し、更に除菌濾過を行
った後、凍結乾燥を行った。
以上の操作を行つ^ときの収率は表3の通りであった。
表 3
米用いたIgG分子中H鎖が占める割合は、約273で
あるので完全に回収されたとしても66.7チである。
あるので完全に回収されたとしても66.7チである。
この66.7%’t−100条に換算したときの相対値
を〔〕内に示した。
を〔〕内に示した。
実施例1(経口用製剤)
(リ H鎖
5.0〜(2)直打用微粒屓209(層上化学製)
46.6〜(8)結晶セルロース 2
4.0■(4) 力!レボキシlレメチーレセルロー
ス・力Iレシウム 4.0 !(5) ステアリ
ン酸マグネシウム 0.4■(1)、(3
)および(4)はいずれも予め100メツシユのふるい
に通す。この(1)、(3)、(4)と(2)をそれぞ
れ乾燥して一定含水率に捷で下げた後、上記の重量割合
で混合機を用いて混合する。全質均等にし几混合末F(
5)を添加して短時聞(80秒間)混合し、混合米を打
錠(杵:6.3aaφ、6.OmR)して、1錠80〜
の錠剤とした。
5.0〜(2)直打用微粒屓209(層上化学製)
46.6〜(8)結晶セルロース 2
4.0■(4) 力!レボキシlレメチーレセルロー
ス・力Iレシウム 4.0 !(5) ステアリ
ン酸マグネシウム 0.4■(1)、(3
)および(4)はいずれも予め100メツシユのふるい
に通す。この(1)、(3)、(4)と(2)をそれぞ
れ乾燥して一定含水率に捷で下げた後、上記の重量割合
で混合機を用いて混合する。全質均等にし几混合末F(
5)を添加して短時聞(80秒間)混合し、混合米を打
錠(杵:6.3aaφ、6.OmR)して、1錠80〜
の錠剤とした。
この錠剤は必要に応じて曲材用いられる冑溶性フィルム
コーティングjiilllJ、 ボリヒニ?レアセター
ルジエチルアミノア七t−ト)や集用性着色剤でコーデ
ィングしてもよい。
コーティングjiilllJ、 ボリヒニ?レアセター
ルジエチルアミノア七t−ト)や集用性着色剤でコーデ
ィングしてもよい。
実施例2(静脈内注射剤)
(1)H鎖 50η
(2) ブドウ糖 100η(3
)生理食塩水 10.I7!(3)に
(+)と(2)を上記の重量割合で加えて攪拌し、完全
に溶解させ乙。この溶解g、を孔径0,45μのメンブ
ラノフイ+1/クーを用いてろ過し之後、再び孔i0.
20μのメンブランフィルタ−を用いて除菌ろ過を行う
。ろ過液をlomlfつ無菌的にノぐイアlしに分注し
、窒累ガスを充填し友後密封して静脈内注射剤とする〇 実施例3(カプセル剤) (1)H鎖 501 (2)乳糖 935v (3) ステアリン酸マグネシウム 15
f上記成分をそれぞれ秤量して合計100(lを均一に
混合し、混合粉体?・−ドゼラチンカプセルに200a
iずつ充填する。
)生理食塩水 10.I7!(3)に
(+)と(2)を上記の重量割合で加えて攪拌し、完全
に溶解させ乙。この溶解g、を孔径0,45μのメンブ
ラノフイ+1/クーを用いてろ過し之後、再び孔i0.
20μのメンブランフィルタ−を用いて除菌ろ過を行う
。ろ過液をlomlfつ無菌的にノぐイアlしに分注し
、窒累ガスを充填し友後密封して静脈内注射剤とする〇 実施例3(カプセル剤) (1)H鎖 501 (2)乳糖 935v (3) ステアリン酸マグネシウム 15
f上記成分をそれぞれ秤量して合計100(lを均一に
混合し、混合粉体?・−ドゼラチンカプセルに200a
iずつ充填する。
実施例4(リボンーム裂剤)
人IgG由米H鎖を0.125MNaCl’e含む0.
01 リン酸緩衝1(pH7,2)に約0.5%のa
度に溶かす。
01 リン酸緩衝1(pH7,2)に約0.5%のa
度に溶かす。
ロロホルムにそれぞれ溶解、圓申入エバボレークーを用
いて、リンB¥1質のフィルムを形成させ足。これに上
記のH鎖溶液lゴを加え、振盪することによって閉鎖脂
肪小体を形成し、H鎖を取り込寸せた。この脂肪小体を
遠心性11.(10000rpm 。
いて、リンB¥1質のフィルムを形成させ足。これに上
記のH鎖溶液lゴを加え、振盪することによって閉鎖脂
肪小体を形成し、H鎖を取り込寸せた。この脂肪小体を
遠心性11.(10000rpm 。
30分)によって分別し、その中に収り込まれたタンパ
ク量を測定した。その結果を表4に示す。
ク量を測定した。その結果を表4に示す。
表 仝
第1図及び第2図はそれぞれ本発明製剤の作用効果を示
すグラフであ乙。 黒丸・・・・・・生理食塩水投与 白丸・・・・・・未処理天然IgG (100〜/Kg
)投与*米・・・・・・P<0.001 手続補正書、・(自発) 昭和58年6月と日 特許庁 長 官 殿 昭和58年 特許願第064927号 2・発qo名称 炎症治療予防剤 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 氏 名(名称)株式会社 ミ トリ十字6 補正により
増加する発明の数 7゜補正の対象 「(lOη/U)」に訂正子ゐ。 (1)明細書第9頁、第7行の「す。に」會rノに」に
訂正する〇 (2)同曹第13頁、第16行の「スレイトル」葡「ス
レイトール」に訂正子ゐ。 (3)同曹第14頁、表3中の [ に訂正子る〇 (4)回書第17頁、第8行のrlooooJ 葡rl
O,00o」 に訂正子ゐ〇 (5) 同$第17頁の表4中の「ホスファリビツド
」t「ホスファチジン酸」に訂正子ゐ。 (6) 回書第18頁、第7行の[(各PJ、1k)
Jケ(2)
すグラフであ乙。 黒丸・・・・・・生理食塩水投与 白丸・・・・・・未処理天然IgG (100〜/Kg
)投与*米・・・・・・P<0.001 手続補正書、・(自発) 昭和58年6月と日 特許庁 長 官 殿 昭和58年 特許願第064927号 2・発qo名称 炎症治療予防剤 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 氏 名(名称)株式会社 ミ トリ十字6 補正により
増加する発明の数 7゜補正の対象 「(lOη/U)」に訂正子ゐ。 (1)明細書第9頁、第7行の「す。に」會rノに」に
訂正する〇 (2)同曹第13頁、第16行の「スレイトル」葡「ス
レイトール」に訂正子ゐ。 (3)同曹第14頁、表3中の [ に訂正子る〇 (4)回書第17頁、第8行のrlooooJ 葡rl
O,00o」 に訂正子ゐ〇 (5) 同$第17頁の表4中の「ホスファリビツド
」t「ホスファチジン酸」に訂正子ゐ。 (6) 回書第18頁、第7行の[(各PJ、1k)
Jケ(2)
Claims (3)
- (1) 人1gGのH鎖を有効成分とする炎症治療予防
剤。 - (2)固形製剤形態にある特許請求の範囲第(1)項記
載の炎症治療予防剤。 - (3)液状製剤形態にある特許請求の範囲第(1)項記
載の炎症治療予防剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58064927A JPS59190922A (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 炎症治療予防剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58064927A JPS59190922A (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 炎症治療予防剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59190922A true JPS59190922A (ja) | 1984-10-29 |
JPH0585530B2 JPH0585530B2 (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=13272157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58064927A Granted JPS59190922A (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 炎症治療予防剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59190922A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0570370A (ja) * | 1991-03-25 | 1993-03-23 | Immuno Ag | 血漿タンパク質に基づく医薬調製物 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5821623A (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-08 | Tetsuzo Sugizaki | 抗原抗体複合体沈着疾患治療剤 |
-
1983
- 1983-04-12 JP JP58064927A patent/JPS59190922A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5821623A (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-08 | Tetsuzo Sugizaki | 抗原抗体複合体沈着疾患治療剤 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0570370A (ja) * | 1991-03-25 | 1993-03-23 | Immuno Ag | 血漿タンパク質に基づく医薬調製物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0585530B2 (ja) | 1993-12-07 |
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