JPS59189911A - 異常判別装置を備えた膜分離装置及び異常度検出装置を備えた膜分離装置 - Google Patents

異常判別装置を備えた膜分離装置及び異常度検出装置を備えた膜分離装置

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JPS59189911A
JPS59189911A JP6438683A JP6438683A JPS59189911A JP S59189911 A JPS59189911 A JP S59189911A JP 6438683 A JP6438683 A JP 6438683A JP 6438683 A JP6438683 A JP 6438683A JP S59189911 A JPS59189911 A JP S59189911A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は膜分離装置に於ける種々の異常を各要因毎に判
別しその程度を計算する異常検出装置に関するものであ
る。 従来、膜分離装置では所要の希薄もしくは濃縮溶液流量
を監視しこれの経時的変化で装置の異常を判断していた
。しかし乍ら、流量の減少からは各要因毎の判別は不可
能であり、希薄もしくは濃縮溶液流量は膜への供給圧力
、流量、濃度、温度の関数である為異なる操作条件に於
ける比較は極めて困難であった。 本発明は膜分離装置の異常検出に関するこの欠点を除去
し、種々の異常を各要因毎に判別しその程度を計算する
異常検出装置を提供することを目的とする。 本発明はポンプの性能曲線、溶質の濃度と浸透圧の関係
、圧力保持手段の流量特性を用いて算出した膜前後の入
口側及び出口側(濃縮側)理論圧力(もしくは理論圧力
に見合った流量)値P0. p2とこれらの圧力の計器
の指示値plo、p+2を比較することに依り、次表の
左列の膜入口側の圧力状態と中動の脱出口側の圧力状態
より右列の如く判断して異常であることを検出し、且つ
その程度を算出するものである。 Po < P’OP2 < P’2     膜の性能
低下Po < P’OP2 > P’2    流路の
閉塞PO) P’oP2:> PI3     ポンプ
の性能低下以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。第7図は制御ブロック図を含むフローシートである
。 図示されない海水の取水ポンプにて取水された海水は前
処理工程を径で遠心ポンプ(以下単にポンプと称す)/
に吸込まれる。ポンプ/にて昇圧し吐出された海水は圧
力検出器コで検出される圧力P。、流量QO1濃度C0
であり、温度検出器3で検出される温度T。である。こ
の状態の海水は半透膜りに浸透圧以上の逆浸透圧を加え
て圧力P1、流量計Sにより計測される流量Q1、濃度
C1の淡水を出力し、圧力検出器乙により検出される圧
力P2、流量Q2、濃度C2の濃縮化された海水はペル
トン水車りに供給されエネルギーを回収し、モータgを
助勢する。 制御装置デはその出力端が弁駆動装置lθ1と弁駆動装
置101によりストロークを調節されるタービン入口ノ
ズル7+よりなる流量制御弁〆Oの制御入力端に結ばれ
ている。 制御装置りの内容をのべる0 半透膜の希薄側の流量Q1は Ql 二 AMK △F              
            −−−@(1)ただし AM
  半透膜の面積 ΔP+=P47−πM               
   ”  −争(2)K  膜の種類と温度による定
まる係数PM   半透膜近傍の供給海水圧力 πM  半透膜近傍の供給海水の浸透圧である。制御装
置9では次の演算が行われる。 (1)  希薄液流量Q1が設定のため入力される。 (2)  ポンプlの吐出圧力P。が熱定される。この
仮定吐出圧力P0は計算上のものであるから装    
 □置起動時は予め一定としておいてよい。又装置運転
中は希薄側流量Q1の設定変更前のポンブ吐出圧力Po
を仮定値としてもよい。 制御装置9のブロック/lは縦軸に水頭を横軸に流量を
表わしである。図において曲線−27はポンプ/の性能
曲線(Q−H曲線)を示し、曲線a2はタービン入口ノ
ズル7Iにおける水車7への入力特性曲線を示し、曲線
、23は半透膜りの希薄液流量Q1を示している。 ポンプ吐出圧力P。を仮定するとポンプ吐出量QOが求
まる。 (3ン  濃縮液流量Q2= Qo −(hであるから
項目(2)において求めたQoから設定値のQlを減す
ると求まる。 (4)  ブロック/、2は縦軸に浸透圧πを横軸に溶
液の濃度CMを示しである。曲線、2グは溶質濃度と浸
透圧の関係を示す。半透膜ダの供給側の液濃度C1シは
近似的にcu中(Co + 02) /2で定まる。濃
度co、C2は回収率QVQ0が著しく変化しない限り
、上記近似式でよい。この関係から浸透圧πMが求まる
。 (5)供給海水が温度変化の著しいときには供給側配管
中の供給液温度を検出する温度検出器3を設け、 K= Ko (”/T ) ただし K。膜の種類により定まる定数Dw膜内の水の
拡散係数 T 給液の温度 により係数Kを算出する。給液の温度変化が小さい場合
には定数としてよい。TとDw/Tの関係はブロック/
3に曲線2gで示される。 (6)  ブロック//、/、lは縦軸が同スケールで
示してあり、半透膜グの供給側の膜面圧力PMは項目(
2)で仮定したポンプ/の吐出圧力P。から半透膜りま
での供給側配管の流体の管路lこよる圧力損失PL1を
減じたものである。半透膜りの希薄液圧力P1はほぼ一
定であり、又希薄液濃度は一定とみてよいから希薄液の
浸透圧π1は一定としてよい。そこで逆浸透圧ΔP:(
PM−Pd)−(πM−π1)+1・Φ・(3)を算木
する。この関係はブロックll、7.2間に取り出して
示されている。 (7)  ブロックisはブロック//、/2と縦軸の
スケールを等しくして縦軸に浸透圧πを越える圧力△P
(l!:横軸に希薄液流tQhを示している。 線コSは Ql:AMKΔP      ―・−−−(1)を表わ
し、浸透圧を越える圧力ΔPにより変化する希薄液流量
Q1が直線比例で示される。 式(1)により計算したQlをQIcALaとする0(
8)項目fl)で設定したQlとQlcAI、Cを比較
する0そしてこの誤差が太きいときは項目(2)に戻り
ポンプ吐出圧Poを再仮定して上記項目(2)〜(8)
をループにしてくりかえし% QsとQlchr、aの
誤差が小になるまでくり返す。 こ\でブロックl/で示すように最大の希薄液流量01
maxに対応するポンプ/の吐出圧力Po1よりも先に
項目(2)で仮定した圧力Poが小さい範囲でQ= c
u、c −Ql> 0 なるときは再仮定のPoを最初
に仮定したPoよりも小さくし、Ch aAr、c −
Qs < 0 なるときは再仮定したPOは最初に仮定
したPoよりも大きくする0 最初に項目(2)で仮定したポンプ/の吐出圧力P0が
希薄液流量Q+maxに対応するポンプ/の吐出圧力P
o1よりも大きい範囲でQjCAI、C+ −Ql〉0
なるときは再仮定のPoを最初に仮定したP。よりも大
きくし、Qs cALc −Ql< 0 なるときは再
仮定のPoを最初に仮定したPoよりも小さくする。 (9)  設定した希薄液流量Q1と項目(21〜(8
)までにおいて計算したQ + cu、aとの差である
計算誤差が許容値以内であれは濃縮液の圧力P2をP2
:’: POPLi −P+2で求める。ただし”+2
は半透84’からペルトン水車7のノズル71までの流
路の抵抗による損失圧力である。このことは制御装置t
のブロックllと同スケールの縦軸で濃縮液圧力P2を
表わし、横軸にノズルク1からの噴出速度Vを表わした
ノズル7Iの特性曲線2乙を示すブロック/A間に示さ
れている。特性曲線、2乙は V−αJxg−P2 ただしαは常数、gは重力の加速度でおる。 ブロック/乙によりVが求まる。 以上の制御装置ヲは希薄液流量Q1を設定するとポンプ
/の性能曲線が定才っており、かつ溶液の種類により濃
度と浸透圧の関係も定っているのでポンプ/の吐出圧力
P0と希薄液流量Q1の関係は一駿的に決定される。従
って上述した項目(2)〜(8)の手順は数値表として
脚めることにより省略できる。 又同−の希薄液流量Q1に於いてブロック/Aで示した
ように二種類のポンプ/の吐出圧Poが求まるが ■ 半透膜グの性状から定まる許容回収率Q1/Qo以
下であるべきこと ■ 所要動力の小さい方で選ぶ を判定条件として決定すればよい。 αQ ブロック17はノズル7!の弁開度AVを横軸に
とり、縦軸には流量制御弁/θのストロークSをとって
、弁開度−升ストロークの特性曲線27を示している。 ブロック/lにより■が求まると流量制御弁10の弁開
度はA■−Q2/vで求められる。弁開度AVが求まる
と流量制御弁10のス)o−りSが求められる。 このス)・ローフSは制御装置ゾより信号として出され
るのでドライバ/gにより増幅して流量制御弁10を動
作させる。 以上により所要希薄液流量Q1を得るように流量制御弁
IOが調節される。実施例は系内圧力保持手段としてポ
ンプ吐出側下流端に開度調節可能なノズルと該ノズルよ
りの噴出液により動作するペルトン水車を用いているが
、これに限られるものではなく単に流量制御弁あるいは
流Ji制御弁と逆転ポンプ等信のエネルギ回収手段を配
してもよい。 本発明の装置では上述の如くして半透膜りの淡水出力の
流量Q1は定まる。今このような運転状態において半透
ipの性能の低下した場合を第一図のフローシートによ
り説明する。 (1)  既にのべたように半透膜の淡水化の能力はQ
l = AM K△工″で表わされ、x=x。・(Dw
/T)テ示され、半透膜の性能が低下すると係数KOは
小さくなり、同一圧力差△Pで得られるML量Q1が減
少する。従ってブロック15において線ス3の勾配は実
線で示されているものが点線のように大きくなる。給液
の温度が一定とすれば希薄液流量Q1は減少し、濃縮液
流量Q2は増加する。変化後の希薄液流量Q11、濃縮
液流量Q’2とすれば ’Q1> Q’+ 、  Q2 < Q’2である。 (2)  ノズル71の開度Avは一定としてめるので
濃縮液流量Q2の増加はノズル7+の噴出速度■の増加
となりブロック/6で示すよう(こ濃縮液圧力P2はp
+2に増加する。即ち P2 (P’2 、  v (vl である。 (3)  配管系の圧力種火PL ” p、、、 + 
PI、2の変動は@縮流圧力P2の増加に比べ小さいた
め、ポンプ/の吐出圧力P。−PL −1−P2は高く
なるので変動後のポンプ/の吐出圧力戸。は Po〈PI。 となる。従ってブロック/lで示すようにポンプlの吐
出圧力POはPIOとなり濃縮液のQ −H曲線ココが
点線側に移ることで示される0(4)  そこでP2 
< P’2 、 Po < ”’oの時半透膜グの性能
低下と判断する。従って圧力検出器コ、乙により変化前
後の圧力を検出すれば膜性能の低下したことを知ること
ができる。そして新たな膜の種類による定まる係数KI
Oを算出すれば性能低下の程度が判明する0 次にK10の算出についてのべる。 ■ 圧力検出器乙の検出値p+2よりブロック/6の■
1−αJ2 iij; P”Q  又は曲線2乙により
変化後の入口ノズル?Xにおける流速■1を求める。 ■ 開度AVは一定であるから変化後の濃縮液流:寸Q
’2を Q12= AVV’ により求める。 ■ ブロック//のポンプ性能曲線2/を用い変化後の
ポンプ/の吐出圧力plOから吐出量Ql。を求める。 ■ 希薄液流量はQ’+ ”” Q’OQ’2である。 ■ 管路の圧力損失P’L1は流量の関数として求めて
もよいがポンプ/の吐出圧力に比べて’/so程度の値
でその中での変動であるからこの場合は定数としてもよ
い。 ■ 半透膜の供給側膜面圧力p+、は PIM=Pl。−P’L1 に変化する。 ■ 濃縮溶液の濃度Q lxは 0’2”” Co X Q’O/ Q’2で求まる。 [有] そこで半透膜供給側における平均的な溶液の濃
度CIMは近似的に 0’M =+ (co 十〇’2) Aで求まる。 ■ 濃度0’mi判明するのでブロック/2の曲線、2
4’により変化後の浸透圧πIMを求める。 ■ 逆浸透圧ΔP1を式 %式%) ただし希薄液圧力及びその浸透圧P1.π1は常数によ
り算出する。 oK”” Q’+ / A+aΔP+ により半透膜の透過能力を表わす係数2+が求まるので
XとKlを比較してKlが小さくなっている程度により
半透Mllの劣下の程度が判明する。 (リ 温度変化が大きいときは温度検出器3の検知した
温度Tより(Dw/T)を求めに+o=VCりi!/T
)を求めKO,Kloを比較する。 第3図は模似下度検出装置を示す制御ブロック図である
。 出力端がポンプ性能曲線の関数発生器/ / a。 膜面圧力演算器J?の入力端に結ばれた膜入口圧力検出
器λと、出方端が濃縮液流量演算器Abの入力端に結ば
れた膜出ロ圧カ検出器6と、一つの入力端が関数発生器
1/jlの出力端に結ばれ、他の一つの入力端が濃縮液
流量演算器6bの出力端に結ばれた希薄液流量演算器3
゜と、一つの入力端が濃縮液流量演算器Abの出力端に
結合され、他の一つの入力端がポンプ性能曲線の関数発
生器l/aの出力端に結ばれ、出力端が浸透圧の関数発
生器/、2aの入力端に結合された膜面濃度演算器AC
と、その入力端が夫々希薄液流量演算器30.膜面圧力
演算器コ9、浸透圧の関数発生器/、2aの出力端に結
合され出力端が膜性能低下度表示器3.2、膜性能低下
度記憶部33の入力端に結合された膜性能低下度演算器
3/と、性能低下度表示器3.2と、膜性能低下度記憶
部33から間隔をおいて経時変化表示器33に圧力する
時間を制御するタイマー、?り、性能低下度記憶部33
、経時変化表示器3汐、前述したポンプ性能曲線を表わ
す関数発生器//a、浸透圧の関数発生器/!a1濃縮
液流量演算器Ab等から膜性能低下度役員装置はなって
いる。 第3図及び第3図以降の制御ブロック図において入出力
の圧力、流量、濃度、係数等物理量は電圧として人力し
電圧として出力されるが或はディジタル制御されるもの
であるが作用の説明においては電気信号又はディジタル
信号名を用いないで単に物理貴名のみを示しである0膜
出ロ圧力検出器tが検出した濃縮液圧力p+2が入力さ
れると濃縮液流量演算器Abは第2図のブロック/ 7
 、’/ 、4 、 / /に従ってQ’2= Al/
 (LJ x−g P’2を算出しQ’2の信号を出力
する。 膜入口の圧力検出器λからポンプ吐出圧力p+Oが入力
されるとポンプ性能曲線の関数発生器//ELは第一図
のブロック//を内容として算出しポンプ吐出量Q’O
を出力する。 希薄液流量演算器3θは加算器となっており人力Q’o
 、 Q’2を受けてQ’1= Q’o −Q’2を出
力する。 /7 71、/′ □ 7/′ 膜面濃度演算器ACはポンプ性能関数発生器//aの出
力信号のポンプ吐出−k Q lO及びa給液流量演算
器xbからの出力信号のd給液流量Q12を入力してC
I2二〇X Q +。/Q12 から CIM−(Co
 + O12)7.2を演算して膜面濃度0’Mを出力
し、それを受けて浸透圧の関数発生器/aaは第2図の
ブロック7.2に示すようにπ’rz=f(C’y)か
ら浸透圧π1Mを発生して膜性能低下度演算器3/に向
って出力する。 膜面圧力演算器λワはポンプ性能関数発生器1/”5.
からの入力Q′oを受けて P’ L 1”” al(Q’ o /QR)まただし
a、は流量QRにおけるポンプ/の吐出口から半透膜グ
までの管路抵抗係数を算出し、膜面圧力検出器スからの
信号PIOを受けて p1M==p“o ””L+を算
出して膜面圧力p 1.を出力する。 性能低下度演算器31は入力の膜面圧力p+、、浸透圧
π1Mから △P’=(P’+a P+) (π1M−π1)を算出
し、その結果と入力の希薄液流tQ’、から K l−
q、°、/AM・△P“ を求め、温度検出器3からの
入力変化が太きいときは ”o −に’/(Dw/T)
を算出し、Kloもしくは性能低下度KIO/KOを求
めて出力する。 性能低下度表示器、?λは膜の透過能力を表わす係数に
′Qもしくは低下度に’o/Koを入力して光示し、性
能低下度記憶部33は順次タイマー3グにより間隔をお
いて係数K。もしくは低下度に′o/Koを記憶し、タ
イマー37の制御により記憶している過去のKOもしく
はKlO/に0を取り出し出力し、経時変化表示器3S
にて表示する。 以上のようにして膜分離装置の出力が変化した場合に膜
性能の低下の程度が判明する。次に流路の閉塞に基く装
置の性能低下についてのべる。 第V図は流路に起因する装置の性能低下の程度の判断を
下す制御装置の内容を示すフローシートである。系内の
流路の閉塞が生ずるとポンプ/の吐出圧力POは増加し
、吐出量Q0は減少する。流路の閉塞後のポンプ/の吐
出圧をPI。、吐出量をQloとするとブロック/lの
ポンプ性能曲線2/より Po < P’o 、Qo >Q’。 である。 希薄液の流量Q1はポンプ吐出量Q。の減少により半透
膜近傍の供給液の膜面濃度CM=OO/λ” (’uQ
o  Q、1)/ (Qo−Ql)であるのでay、は
増加しC’Mきなる。従ってブロック12の曲線2弘に
沿って浸透圧πMは増加し、逆浸透圧ΔPは下り、ブロ
ックtSに示すように希薄液流量Q1と逆浸透圧△Pの
関係を示す線2.5′は点線側に移り希薄液流量Q1は
減少しQ“1となる。一方ポンプ吐出圧P0の増加は一
般に希薄液流量Q1を増加させる。そのため、半透膜グ
の途中の流路のつまる場所により異なるが上記二つの流
量Q1を変動させる要因は相殺され流量Q1は若干の減
少に留るか若干の増加をし変動幅は小さい。即ちQ1竺
Q“1でありQ’2 = Q’o −Q’ +であるか
らQ2〉O12となり濃縮液流量Q2は大幅に減少する
。そこでノズル開度AVは一定で流量Q12となるため
、ブロック/乙で示すように濃縮液流量v1、圧力p+
2となりP2)P’2 、v)v’となる。 そこで、Po(P’0. P2 )P’2 の時流路の
閉塞と判断する。 流路閉塞後の管路の圧力損失P’L+はP’L+ =a
’+ (Q’O/QR)まただし抵抗係数at1は流量
QRにおける流路が閉塞したときの圧力損失である。こ
の式からal1を求めa、(既述)と比較すれば流路の
閉塞の程度が判明する。 次に抵抗係数a+、の求め方をのべる。先ず既にのべた
ようにしてP+2より■1を求め、AV一定であるから
Ql2が求まる。ブロック/lのポンプ性能曲線2/を
用いてP+0よりQ’oを求めてQ’+ −Q’OQ’
2 +こより希薄液流t Q’+を得る。 逆浸透圧を△Pl=Q+1/AM−Kにより求める。 次に既にのべたように 012−00×Q0/Q′2 
により流路閉塞後の濃縮液濃度CI2を求め、膜面濃度
0’M=(Qo+C’2 )7.2を計算する。ブロッ
ク12から流路閉塞後の浸透圧π′Mを求める。これよ
り膜面圧力 p+M−△P1+(πl、−π+)+P+
  を求める。そしてP’Lj=P’o  P’Mを求
め、”+ =P’L+/(Q’o/ QR)2によりa
+1が求まる。 第S図は流路閉塞度検出装置を示す制御ブロック図であ
る。 膜入口圧力検出器λ、膜出力圧力検出器乙、ポンプ性能
曲線の関数発生器//a、濃縮液流量演算器xb、希薄
液流量演算器30、膜面濃度演算器Ac、浸透圧の関数
発生器lユaの関連構成は第3図の膜性能低下度検出装
置の制御ブロック図と同じである。閉塞度演算器3りは
入力端が膜入ロ圧力検出器ス、ポンプ性能曲線の関数発
生器//PL、希薄液流量演算器3θ、濃度と浸透圧の
関数発生器/、2aの出力端に結ばれている。閉塞度表
示器3gの入力端は閉塞度演算器37の出力端に結ばれ
、閉塞度記憶部39は入力端が閉塞度演算器3りの出力
端に結ばれ、タイマーtIlにより制御されて出力端よ
り出力を経時変化表示器グユの入力端に加えるようにな
っている。 閉塞度演算器37への入力の吐出圧力P“。、吐出量Q
1o、希薄液流量Q′1、浸透圧π1Mは第3図におい
て説明した処と同様である。閉塞度演算器3りは入力し
た希薄液流量Q“1から逆浸透圧△P’ ==Q’ 、
 /AM拳K を求め、濃度と浸透圧の関数発生器/Jaより浸透圧π
′Mを入力して半透膜グ近傍の供給液体の膜面圧力P′
Mを PIM−△P1+(π1M−π+)+P+から求め、変
化後の流路の圧力損失P’l++を膜入ロ圧力検出器コ
から吐出圧力P1゜を入力してPILl−P′。−PI
M により求める。そしてポンプ性能曲線の関数発生器//
aからの入力Q10を用いて a’+ =P’L+/(Q’O/QR)2が求まる。そ
こで a、−a“1 とか a“1/a、とかの変化前
後の係数の差、もしくは比を閉塞度演算器3りから出力
して閉塞度表示器3gにより表示し、一方タイマーによ
り一定間隔で閉塞度記憶部3ヲに記憶させ経時変化表示
器リコに出力して期間をおいて流路閉塞の状態を知るこ
とができる。 次にポンプの性能低下についてのべる。第4図はポンプ
性能低下についてのフローシートである。ポンプlの性
能が低下するとブロック/lのポンプ性能曲線2/は点
線のように低下する。そしてポンプlの吐出圧PO1吐
出量Qoは曲線グ3に従って変化し、性能低下後P゛。 、Ql。 となり Po〉PIo、Qo〉Ql。 そして希薄液流量Q1は供給液の圧力Po1流量QOか
ら圧力P′o1流量Q10への減少tこよりQl〉Ql
ま ただしQllはポンプ性能低下後の8薄液流量となり、
濃縮液流fQ2は主に供給液の減少によりQ2>Q’ま ただしQ12はポンプ性能低下後の濃縮液流量となる。 ノズル開度Avは一定であるから v = Q2 / AV により変化後のノズル出口流速v’は減少してV) y
lとなりブロック/りで示すようにポンプ性能低下後の
濃縮液圧力p12は P2)P’2 となる。以上より P。>P′。、P2>P’2の時ポ
ンプlの性能低下と判断する。 ポンプ性能低下の判断を指標の一例としてQ“。/QO
を算出する場合を考えてみる。ポンプ性能低下の表現は
定まったものがないので上記は例示である。ポンプ性能
が低下するとQ−H曲線自身が変るので正常な性能のと
きのQ−H曲線からは求められない。従ってポンプ性能
低下後の流MQ’oを仮定して圧力p loに対応する
かどうかを求めチェックするものである。次にその方法
をのべる。 譲縮液圧力p+2より流速v1を式 %式% もしくはブロック/7の曲線2乙を用いて求める。ノズ
ル開度は一定であるから Ql、、;Aヤ■□ により変化後の濃縮液流量Q12が求まる。ポンプ/の
性能低下後の吐出量Q”0を仮定する。 ポンプ性能低下後の流路の圧力損失は流量Q0の関数も
しくは定数として求める。この圧力損失P’L1は例え
ばポンプ吐出圧力5oKy/cn?に対し/に9/cm
2位の大きさであり、その中での変化であるから定数と
しても実用上差支えがない。 膜面圧力はP’M−=−P’o  I”Ll に変化す
る。ポンプ性能低下後の濃縮液の濃度CI2は C’2 = COX Q’o / Q’2で求め、供給
側の膜近傍の供給液の膜面濃度はC“λ(=(C”o+
012)/Fで求める。ブロック/ユの濃度〜浸透圧の
関係を表わす曲線2グからポンプ性能低下後の浸透圧π
IMを求める。かくして逆浸透圧△P′を △”””CPlM−P+)  (π1M−π1)から算
出する。 供給液の温度変化が犬ぎいときは温度検出器3より供給
液温度Tを知り Dw/′Tを求め、膜の種類により定
まる係数に1oを に’o = K/ (Dw/ T ) により求める。 Q’0OALO= Q’ 1+ Q’2 = AMKΔ
F’+Q’2を算出しQIoとQ’ OC!ALOを比
較して誤差が大きいとQloを再仮定し再びくり返しQ
lOとQ’ O0ALOの誤差が許容値以内であれば Q ’ o / Q。 を算出してポンプ性能低下の程度を判別する。 第7図はポンプ性能低下度検出装置を示す制御ブロック
図である。展出ロ圧力検出器6、濃縮液流量演算器xb
、膜面濃度演算器乙C,浸透圧の関数発生器/、2aが
順次に出力端と入力端が連結されている部分は第3図、
第S図に示した制御ブロック図と同構成であり、構成の
説明は省略される。 一つの入力端が膜入ロ圧力検出器コの出力端に結ばれ、
他の一つの入力端が給液流量設定器tlAの一つの出力
端に結ばれた膜面圧力演算器ppと、入力端の一つが浸
透圧の関数発生器/Jaの出力端に結合され、他の一つ
の入力端が膜面圧力演算器ppの出力端に結合された希
薄液流量演算器ysと、入力端が濃縮液流量演算器4b
、希薄液流量演算器II5.給液流量設定器グ乙の出力
端に夫々結合された給液流量比較器vgと、入力端が給
液流量比較器tigの出力端に連結された給液流量演算
器グアと、仮定的に給液流量Q゛。を設定され、給液流
量演算器f?の出力端にその入力端が結合され、給液流
量比較器グg1膜面圧力演算器ググ、膜面濃度演算器4
cの入力端に夫々出力端が結合された給液流量設定器グ
6と、給液流量比較器<tgの出力端に入力端が夫々結
合されたポンプ性能低下度表示器グ9、タイマータ/に
より経時的に動作するポンプ性能低下度記憶部SOと性
能低下度記憶部左0の出力端にその入力端が結合された
ポンプ性能経時変化表示器S2と、膜入ロ圧力検出器コ
、膜用ロ圧力検出器乙、濃縮液流量演算器4b、膜面濃
度演算器AC1浸透圧の関数発生器/、2aとからポン
プ性能低下度検出装置は構成されている。 膜用ロ圧力検出器A、濃縮液流量演算器4b。 膜面濃度演算器AC,関数発生器/、2aとつづく制御
動作は第3図、第S図に示した処と同じであり説明は省
略される。 ポンプ/の性能低下であると判断されるき次に給液流量
比較器ttgは濃縮液流量比較器xbより出力された濃
縮液流量Q12を入力され、給液流量設定器11.61
こ仮定した吐出量Q1゜が設定されてその設定値を入力
されている。 膜面圧力演算器グアは膜入ロ圧力検出器コから入力され
た吐出量Pl。及び仮定した吐出量Q’oから流路の圧
力損失P’L+ = a+ (Q’o / Q、R) 
2を求め、膜面圧力PIMを出力する。希薄液流量演算
器グ5は膜面圧力演算器グアからの膜面圧力P’M及び
浸透圧の関数発生器、/2aからの浸透圧π’Mを入力
されて △”=(”’iz  P+)  (π1λ(−π1)を
算出する。そして Q ’ 1== Ay K△plから希薄液流量Q+1
を算出して給液流量比較器11g1こ出力する。 給液流量比較器agはか\る仮定した吐出量Q1oに基
づいて計算された希薄液流量Q’1と濃縮液流量演算器
4bで演算された濃縮液流量Q′2との和 Q’ochLc−=Q’1+Q’2  を計算し、△Q
o = I Q’o −Q’oaALc l  を求め
る。 △QOが予め定められた許容値βと比較し、△QO>β なるときは△Qo 、 Q’ocALcを給液流量演算
器F’7に送り、給液流量演算器’j?では再設定値Q
゛。 を求め、Q10の仮定がQ“。>Q’00ALOであれ
ば。“0を小さく再設定し、Ql。の仮定がQlo<Q
locALcであればQ“0を大きく再設定する。 給液流量設定器グ乙に送り、同様にして打設定値のQ 
IOに対するQocAI、cを求めて△Q0をβと比較
する。 ΔQo≦β になると、8°o / Qoの演算が行われてその値は
出力され、ポンプ性能低下度表示器F9に入力して表示
され、又ポンプ性能低下度記憶部りθtこてタイマー5
7により周期的に記憶され、ポンプ性能経時変化表示器
!−にはポンプ/の性能の経時的な変化が示される。 第g図は膜分離装置の異常要因判別装置の制御ブロック
図である。以上において夫々説明したように膜入ロ圧カ
検出器コの検出圧力P“。、脱出ロ圧力検出器乙の検出
圧力p+2と、装置の正常時に設定したポンプ/の吐出
圧Pa、濃縮液の圧力P2との比較において夫々異常要
因が判別できることをのべた。ここで異常要因別判別装
置についてのべる。膜入ロ圧カ検出器ス並びに膜出入ロ
圧力演算部9グの出方端夫々にその入力端が結合され、
入力されたポンプlの吐出圧力P′Oと膜入口圧力の正
常値P。かP。>P’、のときに〔/〕を出力し、Po
≦P“。のときに〔o〕を出方する一つの出力端&、?
Aを備え、Po〈Ploのときに〔l〕を出方し、P1
0≧p loのときに〔’o )を出力する他の−っの
出力端5.?Bを備えた例えばオペアンプを用いたコン
パレータ又は差動増幅回路を有する膜入口圧力比較器5
3と、脱出ロ圧力検出器6並びに膜出入ロ圧力演算部5
ヶの出力端夫々にその入力端が結合され、入力された濃
縮液の圧力PI2と膜田口圧力の正常値P2がP2)P
’2のとき〔/〕を出力し、P2≦P°2のとき〔θ〕
を出力する一つの出刃端55Aを備え、P2〈P12の
とき[/]を出力し、P2≧P I 2 のときに〔O
〕を出力する他の一つの出力端!;SBを備えた例えば
オペアンプを用いたコンパレータもしくは差動増幅回路
等を有する展出ロ圧力比較器9Sと、希薄溶液流量設定
器5Aと、該希薄溶液流量設定器l6の出力端lこその
入力端が結合された膜出入ロ圧力演算部5&と、膜入ロ
圧力検出器コ、脱出ロ圧力検出器乙と、その一つの入力
端が膜入ロ圧力比較器左3の一つの出力端S3Aに結合
され、他の一つの入力端が展出ロ圧力比較器A−5の一
つの出力端rsAに結合されたアンドゲートタフと、そ
の一つの入力端が膜入ロ圧力在較器S3の他の一つの出
力端!3Bに結合され、他の一つの入力端が脱出ロ圧力
検出器の一つの出力端SSAに結合されたアンドゲート
!rgと、その一つの入力端が膜入口圧力比較器の他の
一つの出力端33Bに結合され、他の一つの入力端が展
出ロ圧力比較器の他の一つの出力端j−,5−Bに結合
されたアンドゲートタ9と、アンドゲートSり、 sg
 、 !iqの夫々の出力端に結合され、夫々内部に信
号電圧増幅回路と電力制御回路及び出力ドライバを備え
て表示手段を動作させるポンプ性能低下警報器4/、流
路閉塞轡報器42、膜性能低下警報器乙3(夫々を併せ
てのべるときは以下単に警報器4/、J、2.A、?と
称す)とから膜分離装置の異常要因判別装置は構成され
ている。 膜出入ロ圧力演算部tpは例示すると第9図の如き内容
を有する。第9図は縦座標に希薄液流量Q1を横座標に
圧力を示し、曲線6弘はQl−Po曲線を曲線乙夕はQ
l−22曲線を示している。 これらは何れも膜分離装置が正常である場合を示すもの
である。図に示すように水平に希薄液流量Q1を設定す
るとそのQlに対応して膜入口圧力PO1膜出ロ圧力P
2が求まる。以上の曲線A’l、A!;は関数発生器を
用いて実現すればよい。 希薄溶液流量設定器5Aで流量Q1に設定して運転して
いると膜出入ロ圧力演算部5tl−は装置の正常時に対
応するポンプ/の吐出圧力PO1濃縮液の圧力P2を出
力して夫々膜入口圧力比較器S3、脱出ロ圧力比較器S
Sに夫々入力する。 膜入ロ圧力検出器コにより検出した圧力PI0は膜入ロ
圧力比較器汐3に入力され、圧力P0とPIOが比較さ
れる。そしてP。=Pl。であれば膜入口圧力比較器S
3の出力端!3A、33Bは夫々CO)を出力するので
アントゲ−1−,1−7,左g 、 39は何れも〔O
〕を出力するので各警報器A / 、 A 2゜63は
動作しない。 膜量ロ圧力検出器乙により検出した圧力P12は脱出ロ
圧力比較器S5に入力され、圧力P2とp+2が比較さ
れる。そしてP2==P’2 であれば脱出ロ圧力比較
器s!rの出力端j5A 、 、t、!tBは
〔0〕を
出力するのでアンドゲートA゛t、3g、!9は倒れも
〔O〕を出力するので各警報器!;9,40.A/は動
作しない。 膜入ロ圧力比較器夕3でpO> p“0である場合にそ
の一つの出力端5.7Aは〔/〕を出力し、脱出ロ圧力
比較器53はP2>P’2である場合にその一つの出力
端sshに〔/〕を出力するからアンドゲート57は〔
/〕を出力しポンプ性能低下警報器乙/を動作してポン
プ性能低下であることを知らせる。尚この場合アンドゲ
ートs g。 sqは夫々膜入力圧力比較器の他の一つの出力端33B
から〔θ〕が入っているのでアンドゲートSg、、1−
9は出力CO’3で流路閉塞警報器Aツ、膜性能低下警
報器乙3は動作しない。 膜入口圧力比較器53でP。<P’oである場合にそれ
の他の−っの出力端5.?Bは[/]を出力し、脱出ロ
圧力比較器SSでP2)P’、、である場合lこその一
つの出力端55Aは〔/〕を出方するからアントゲ−)
 、5− gは〔/〕を出方し、流路閉塞警報器Aiを
動作させて流路閉塞を知らせる。 尚この場合アントゲ−1−sqは膜入口圧力比較器の一
つの出力端5JAから〔θ〕を入力しており、アンドゲ
ートタラは脱出ロ圧力比較器の他の一つの出力端5.t
Bから〔O〕を入力しているのでアンドゲートsq、s
qは〔b〕を出力しており、ポンプ性能低下警報器AI
、膜性能低下警報器A3は動作しない。 膜入口圧力比較器S3でPo(P’。である場合□にそ
れの他の一つの出力端jr3Bは〔/〕を出力し、脱出
ロ圧力比較器SSでP2<P’2である場合にそれの他
の一つの出力端55Bは〔/〕を出力するからアンドゲ
ートS9は〔/〕を出力し膜性能低下筈報器乙3を動作
させ膜性能低下を知らせる。尚この場合にアンドゲート
Sり、sgには脱出ロ圧力比較器の一つの出力端!; 
A−Aの出力信号〔O〕が入力されているからアンドゲ
ートSり、sgは夫々
〔0〕を出力しポンプ性能低下警
報器AI、流路閉塞警報器A、2は動作しない。 ポンプ吐出圧力Po1濃縮液圧力P2それらの変化値p
’0. p’2はばらつきなく定まるものとして説明し
であるが実際には正常時に宴いても例えばポンプ吐出圧
力PQの膜入力圧力検出器コが検出する数値は小範囲で
変化する。濃縮液圧力P2についても同じである。以上
の説明のポンプ吐出圧力PoとPIO1濃縮液圧力P2
とPI3間の等号、不等号は本発明の要点をのべるため
に用いであるのであり、実際の装置では例えばPo−P
IO−△Foeで定まる装置が正常なときの変動幅ΔP
OOをmとし△Poc:>mを越えたときに始めてPo
−m〉P”0により信号を出力するように構成する必要
がある。 かくして膜の性能低下、流路の閉塞、ポンプの性能低下
等の異常原因及び程度が判明する。 これらの結果希薄液流量Q1は一般に減少する。 そこで希薄液流量Q1は第1図において説明したように
してノズル開度Avを求めて補正する。ただし膜の種類
により定まる係数Ko1抵抗係数a1、ポンプ/の吐出
量Q0は膜分離装置の異常時には補正値を使用する。 本発明は遠心ポンプを加圧手段として半透膜に液体を供
給し、羨縮流の排出側に供給液側の圧力保持手段を備え
たものにおいて、ポンプ吐出側圧力及び儂縮流の圧力の
検出手段を備え、これらの圧力の検出手段の検出した信
号を比較する制御回路を備えたから、膜分離装置の異常
と異常の要因を併せて判別できる。本発明は更に前記の
異常要因が判別した場合、半透膜グの性能低下の場合は
半透膜の種類により定まる係数KOの膜能力低下後の値
に′oを逆算し、KOとに′。 を比較する制御回路を備え、流路の閉塞の場合は流路の
抵抗係数a1の流路の閉塞の場合のa“1を逆算し、a
lとa゛を比較する回路を備え、ポンプの性能低下の場
合ポンプ吐出−JtQoに対応するポンプ性能低下時の
ポンプ吐出量Q′○を逆算する制御回路を備えたから、
異常要因毎に異常の程度を知ることができる。従って保
守修理の時期、規模が装置を分解することなく判明する
。 ぞして異常を検出した後に係数に’o、 all、膜面
圧力p’)Aを求めることlこより圧力保持手段への信
号を補正して希薄液流量を維持することができる。 なお、以上の説明ではすべて圧力を用いて判  4゜断
しているが、これにかえて流量を用いてもよい。ポンプ
吐出圧の上昇は流量の減少に、タービン入口圧の上昇は
流量の増加に対応するからである。流量を用いた場合に
膜劣化はQo)Q’。 かつQ2<Q’2であり、管路の閉塞あるいはポンプの
性能の低下はQO〉QloかつQ2>Q’2で判断され
る 以上のとおり、本発明は簡便な装置で (1)異なる操作条件に於いても膜の性能低下、流路の
閉塞、ポンプの性能低下を検出でき装置の信頼性を向上
させた。 (2)  上記異常の程度を検出でき異常の定量的把握
が可能となった。 (3)上記異常の程度を経時変化さして検出でき装置交
換時期の設定等運転管理上きわめて有効である。 (4)異常発生後も圧力保持手段は補正された出力で制
御される為運転操作性の良い装置を提供することが出来
た。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の実施例を示すもので第1図は膜分
離装置のフローシート、第2図は半   ゛透膜の性能
低下をした場合を示すフローシート、  !第3図は膜
性能低下度検出装置の制御ブロック図、第1図は流路の
性能低下の程度の判断を示すフローシート、第3図は流
路閉塞度検出装置の制御ブロック図、第6図はポンプ性
能低下についてのフローシート、第7図はポンプ性能低
下度検出装置の制御ブロック図、第3図は膜分離装置の
異常要因別判別装置の制御ブロック図、第9図は膜入口
圧力演算部のブロック図である。 l・・ポンプ コ・・圧力検出器 3・・温度検出器 
ψ・・半透膜 S・・流量計 6・・圧力検出器 り・
・水車 7“・・入口ノズルg・・モータ ?・・制御
装置 10・・流量制御弁 //、/コ、/3./3.
/A、/’/ j−ブロック 7g・・ドライバ 、)
、/、22,23,2グ。 、26.2g−・曲線 、25・・線 コク・・特性曲
線 、29・・膜面圧力演算器 30・・希薄液流量演
算器 3/・・膜性能低下度演算器3コ・・膜性能低下
度表示器 33・・膜性能低下度記憶部 3弘・・タイ
マー 35・・経時変化表示器 37・・閉塞度演算器
 3g・・閉塞度表示器 39・・閉塞度記憶部 F/
・・タイマー Z、2・・経時変化表示器 グ3・・曲
線 グq・・膜面圧力演算器 リタ・・希薄液流量演算
器 FA・・給液流量設定器グア・・給液流量演算器 
ttg・・給液流量比較器 tI9・・性能低下度表示
器 夕0・・性能低下度記憶部 左/・・タイマー 5
.2・・経時変化表示器 !r3・・膜入口圧力比較器
5、FA 、 5.?B・・出力端 5Z・・膜出入ロ
圧力演算部 6−5・・膜量ロ圧力比較器 5 !; 
A。 左りB・・出力端 、5′乙・・希薄溶液流量設定器 
 左り、りg、、5q−−アン ドゲート  乙l、乙
ユ。 乙3・・警報器 乙q、乙S・・曲線。 特許出願人  株式会社荏原製作所 代理人 新 井 −部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 i 供給溶液の加圧動作をする遠心ポンプと、半透膜と
    、半透膜より濃縮溶液側下流に配した系内圧力保持手段
    、及び系内圧力保持手段の制御装置を備えた溶液中の溶
    質を分離し希薄溶液と濃縮溶液を得る膜分離装置におい
    て、ポンプ吐出圧側の溶液の圧力Poを検出する手段と
    濃縮溶液の圧力P2を検出する手段を備え、該圧力Po
    、 P、の膜分離装置の正常時の値と検出値Pl、、、
    PI2を夫々比較するととにより膜分離装置の異常を要
    因別に判断する制御回路を備えたことを特徴とする膜分
    離装置。 ユ 正常時の圧力P。、P2と検出された圧力P1゜。 PI2が Po(P’。 で且つ P2<P’2 の場合に膜の性能低下を示す信号を出力し、Po < 
    P’。 で且つ P2’)P’2 の場合iこ流路の閉塞を示す信号を出力し、Po>PI
    。 で且つ P2) PI2 の場合にポンプの性能低下を示す信号を出力する特許請
    求の範囲第1項記載の異常判別装置を備えた膜分離装置
    。 a 供給溶液の加圧動作をする遠心力ポンプと、半透膜
    と、半透膜より濃縮溶液側下流に配した系内圧力保持手
    段、及び系内圧力保持手段の制御装置を備えた溶液中の
    溶質を分離し希薄溶液と濃縮溶液を得る膜分離装置にお
    いて、ギンプ吐出圧側の溶液の圧力POを検出する手段
    と濃縮溶液の圧力P2を検出する手段を備え、該圧力P
    o、 P2の正常時の値と検出値plo、p+2を夫々
    比較することにより、夫々ポンプ吐出側圧力p+o及び
    濃縮液圧力p+2を入力して膜の性能低下した場合は膜
    の種類により定まる膜の能力を表わす係数K。もしくは
    Kの変化後の係数Kloもしくはに1を逆算し、流路の
    閉塞をした場合は抵抗係数a1の変化後の係数al 1
    を逆算し、ポンプの性能低下の場合はポンプ吐出量QO
    の変化後の吐出量Q’oを算出し、夫々の場合において
    変化前後の値KOもしくはに、Kl。もしくは” + 
    aj、a’1.Qo 、 Q’oを夫々比較することに
    より膜分離装置の要因別異常の程度を計算する装置のう
    ち少くとも何れかを備えた膜分離装置の異常度検出装置
    。 久 特許請求の範囲第3項記載の異常度検出装置が夫々
    要因別の異常度を検出した場合に夫々膜の種類により定
    まる係数KIO1抵抗係数鴫、髪透膜供給側圧力PIM
    を夫々用いて圧力保持手段開度を指示する信号を補正す
    る制御回路を備えた膜分離装置の異常度検出装置。
JP6438683A 1983-04-11 1983-04-11 異常判別装置を備えた膜分離装置及び異常度検出装置を備えた膜分離装置 Granted JPS59189911A (ja)

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EP84901424A EP0142567B1 (en) 1983-04-11 1984-04-10 Control apparatus for reverse osmosis process system
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62110703A (ja) * 1985-10-10 1987-05-21 ブリティッシュ ニュークリア フュエルス ピーエルシー 放射性水性スラッジの処理方法
JP2018161608A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 栗田工業株式会社 膜分離装置の膜汚染検知方法及び装置

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